JPS6236010A - 粒状無水リン酸一水素カルシウムとその製法及び直接圧縮式錠剤調製方法 - Google Patents

粒状無水リン酸一水素カルシウムとその製法及び直接圧縮式錠剤調製方法

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JPS6236010A
JPS6236010A JP61180226A JP18022686A JPS6236010A JP S6236010 A JPS6236010 A JP S6236010A JP 61180226 A JP61180226 A JP 61180226A JP 18022686 A JP18022686 A JP 18022686A JP S6236010 A JPS6236010 A JP S6236010A
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calcium monohydrogen
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dihydrate
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カール ジェフリー グスタフソン
キャロリン アン アーテル
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Stauffer Chemical Co
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    • A61K9/20Pills, tablets, discs, rods
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    • A61K9/2009Inorganic compounds
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    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B25/00Phosphorus; Compounds thereof
    • C01B25/16Oxyacids of phosphorus; Salts thereof
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、直接圧縮式の錠剤化に適当する粒状無水リン
酸一水素カルシウム組成物と、直接圧縮により作られた
錠剤とに関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕乾燥
粒状物質を圧縮して錠剤にするのには、直接圧縮式の技
術が最も望ましい。それは、使用する工程が最少であり
、そして、敏感もしくは不安定な活性物質を含有する医
薬錠剤の場合には、活性成分の安定性に悪影響を与える
傾向のある水、有機溶剤、又はその他の条件にその活性
成分が接するのを最小限にする。
乾式直接圧縮により錠剤化する物質は、錠剤の形状に圧
縮可能でなければならず、また特に自動錠剤化装置の応
力下の下に、良好な錠剤表面及び良好な強度を有する丈
夫な錠剤を生じなければならない。直接圧縮の賦形剤(
vehicle)は、細かい粉末で非常にしばしば起こ
るブリッジングを起こさずに高速錠剤機のダイに流入可
能でなければならない。錠剤に含有される活性物質の量
は錠剤の重量に基づくので、不適当な流れにより引起さ
れる重量のばらつきは、許容できない。また、賦形剤は
、効果的に圧縮できるように通常の周囲条件で安定性が
良くなければならない。
大抵の粉末乾燥物質は、圧縮強さの問題及び/又は流れ
の問題のため特に自動錠剤化装置での直接圧縮式の錠剤
化にとって非実用的である。これらの粉末の一部は、接
着物質を添加しであるいはそれを添加せずに湿式造粒法
を利用して造粒することができる。湿った粉末は、脆い
塊になるが、これは、篩を通されてその塊を穀粒様の構
造の小さな顆粒にされる。その後、それは乾燥し、粉砕
し、そして篩にかけられる。
粉末は、乾燥粉末をスラツジにするかあるいは乾燥粉末
に2つの圧縮ローラー間を通過させるような予備圧縮を
行ない、続いて、その予備圧縮したものを砕いて均一な
大きさの顆粒状粒子にすることにより乾式造粒すること
もできる。
粒状第三リン酸カルシウムとしても知られる粒状リン酸
三カルシウム、及び未粉砕第二リン酸カルシウム二水塩
としても知られる未粉砕リン酸一水素カルシウム二水塩
は、有効な直接圧縮の賦形剤である。
無水リン酸一水素カルシウムは、これもまた錠剤化に使
用されているが、80℃以上に加熱された石灰とリン酸
とのスラリーからそれを沈殿させることにより一般的に
調製されている(米国特許第3095269号参照)。
米国特許第3334979号は、象牙質磨耗(放射性象
牙質摩耗度(RadioactiveDentin A
brasivity))値が約200の硬質研磨剤であ
る沈降無水リン酸一水素カルシウムを開示する(第4頁
の注参照)。沈降無水リン酸一水素カルシウムは、デン
プンのような結合剤で凝集しなければ直接圧縮式の錠剤
化に使用することができない、細かく、密度の高い粉末
である。
無水リン酸一水素カルシウムは、適度の高温もしくは貯
蔵により水和水を追い出すことによって調製することも
できる。遊離水分が存在すると脱水は促進されるが、硬
い塊が得られることがあり傳る(カーク−オスマー(K
irk−Othmer)の化学技術百科全書(Ency
clopedia of Chemical Tech
no−1ogy)第3版第17巻第446頁)。米国特
許第3095269号は、リン酸一水素カルシウム二水
塩(DCPD)のスラリーを5.5未満のpHで沸騰さ
せることによる無水リン酸一水素カルシウムの調製を開
示する。5.5に近いpHでは、それより低いpHで達
成されるダイヤモンドの形状をした結晶よりも寸法が小
さい立方晶系結晶が得られる。米国特許第309526
9号は、乾燥速度を管理して化学的に結合した大量の水
の緩やかな放出を果たすのに問題があることを更に教示
する。過大な乾燥速度は、水を急に放出するため良好な
形状の結晶の劣化を引起しがちである。これは、二水塩
粒子の過度の崩壊又は分割、微粉の形成、及び広い粒度
分布に帰着する。米国特許第3334979号は、脱水
したオルトリン酸一水素カルシウム二水塩の象牙質磨耗
値が約60であることを開示する(第4頁の注参照)。
無水リン酸一水素カルシウムは、第一リン酸アンモニウ
ムと塩化アンモニウム及び塩化カルシウムとの組合せを
含有する母液から沈殿により調製することもできる(米
国特許第3068067号)。無水リン酸一水素カルシ
ウムは、粉砕機中で石コウと組合せてアルカリ金属の第
一リン酸塩溶液から調製することもできる(米国特許第
3353908号)。
これらの無水リン酸一水素カルシウムは、粒子が細か過
ぎて圧縮グイ中に流入しないので乾式直接圧縮に単独で
使用することはできない。これらの化合物は、アンモニ
ウムイオン、塩化物イオン、又は硫酸イオンを含有する
ので別の処理をしなければ米国薬局方(U、S、P、)
の基準を満たすことができない。これらの無水の組成物
は、乾式造粒して乾式直接圧縮造粒用の組成物を作るこ
とができない。
〔問題点を解決するための手段及び作用効果〕本発明に
従って、直接圧縮式の錠剤化ができる粒状無水リン酸一
水素カルシウムが提供され、これの特徴は、直接圧縮式
の錠剤化に使用するのに十分な粒度、約150未満の象
牙質磨耗値、及び5m2/gより大きい表面積である。
生成物は、無水の状態でありながら良好な圧縮性、流動
性、及び白色度を示す直接圧縮の賦形剤である「軟質」
の粒状無水リン酸一水素カルシウムである。
この新しい生成物は、直接圧縮式の錠剤化に用いること
ができる十分な粒度のリン酸一水素カルシウム二水塩の
粒体を、塊あるいは破砕粒子を形成せずに無水リン酸一
水素カルシウムを生ずるのに十分な温度及び条件下で脱
水することによって調製できる。好ましくは、800℃
における強熱減量(L、O,1,)を約11重量%から
約6.6重量%までの範囲の量に低下させるのに十分な
温度及び時間の加熱を行なう。
本発明の無水リン酸一水素カルシウム粒子は、直接圧縮
式の錠剤化に用いるのに十分な大きさを有する。細か過
ぎるか、あるいは有意の量の微粉を含有する組成物は、
錠剤機で均一な重量及び厚さの錠剤を作るのに必要とす
る流動性を欠く。好ましくは、粒子は44μmより大き
く、少くとも80パーセントは74μmより大きい。粒
子は、錠剤機のダイへの流動性を妨げないだけの量の微
粉を含有することができる。好ましくは粒子の10%未
満、より好ましくは粒子の5%未満が、44μm未満で
ある。粒度の上限は、錠剤機で処理することができる大
きさである。好ましくは、粒度は、錠剤機への流動性の
ため約840μm(20メソシユ)未満、より好ましく
は5%未満が420μm(40メツシユ)を超える粒度
である。
本発明の生成物は、その研磨性を「軟質」ということが
できる無水リン酸一水素カルシウムである。「軟質」と
は、「象牙質磨耗値」もしくは放射性象牙質暦耗度(R
D A)値が約150未満、好ましくは約100未満で
あることを意味する。無水リン酸一水素カルシウムの磨
耗性は、歯科研究誌(Journal of Dent
al Re5earch)第55巻第4号(1976年
)第563頁に述べられた手順により測定した。それに
よれば、「象牙質磨耗値」は、抜かれた人間の歯からの
放射性象牙質を機械的にブラシ掛けするのに歯磨き剤組
成物を使用した後に測定する。前もって抜かれた歯の根
を放射性にし、そしてそれに研摩剤を含有するスラリー
を使用して基準圧力で基準回数の行程のブラシ掛けをす
る。
象牙質から取除かれた放射性リン32を磨耗の指数とし
て使用する。ピロリン酸カルシウムを使用する基準の値
を、任意に100とする。現在使われている象牙質磨耗
値は、元の試験のそれの値の5分の1である。基準のピ
ロリン酸カルシウムは、最初は任意磨耗値を500とし
たが、その値を改めて100とした。ここで使用するよ
うに、全ての象牙質磨耗値は、比較材料のそれらでさえ
、後の方の基準に標準化した。
無水の生成物の表面積は、BET窒素吸収法で測定して
約5m2/gより大きく、好ましくは約7M/gより大
きく、より好ましくは約9rd/gより大きい。表面積
の上限は、製品製造の実用的検討により定められる。
本発明の生成物は、必要な粒度、表面積、及び軟度を与
えながらリン酸一水素カルシウム二水塩を脱水させる方
法により調製することができる。
リン酸一水素カルシウム二水塩は、錠剤化のために効果
的に大きい、好ましくは少くとも90パーセントが44
μm (325メソシユ)より大きく、またより好まし
くは少くとも80パーセントが74μm (200メツ
シユ)より大きい粒度の粒体を提供するどの方法によっ
ても調製できる。粒度の上限は、錠剤機で処理すること
のできる大きさである。
好ましくは、約840μm(20メソシユ)未満、より
好ましくは5パ一セント未満が420μm(40メツシ
ユ)より大きい粒度のものを使用する。
前記粒体は、リン酸一水素カルシウム二水塩の製造方法
、すなわち適当な大きさに粉砕及び/又は凝集された結
果として、あるいは圧縮及び粉砕により作ることができ
る。適当な大きさの粒体を生ずることができるあらゆる
方法が有用と考えられるけれども、次に述べる2つの方
法が好ましい。
好ましい方法の1つは、圧縮・粉砕法である。
この方法においては、リン酸一水素カルシウム二水塩の
粒子を本発明に有用な粒体に変えるのを、2つの工程、
すなわち圧縮と粉砕とにより実行する。
前記二水塩は、油圧プレスを用いることによるような、
力を静的にかけることにより圧縮することができる。好
ましくは、前記二水塩は、その二水塩の粉末圧縮塊をロ
ーラー圧縮機の逆転ロールのニップに体積流動を制御し
て供給することにより圧縮する。ローラー圧縮機は、米
国特許第3255285号に記載された、チルソネータ
ー(CHILSONATOR)の商標で市販されている
型式がよい。
圧縮工程は、大きい又は小さい加圧速度で行なうことが
できる。油圧プレスでは、力を加える速度は、約325
kg/5ec(716l b/5ec)から約700k
g/5ec(1543l b/5ec)に及ぶことがで
きる。ローラー圧縮機では、圧縮工程のために使用する
力は、ロールの幅方向の直線長さくcm)につき約71
4kgf(同直線長さくインチ)につき4,0001b
)からロールの幅方向の直線長さくcm)につき約32
14kgf(同直線長さくインチ)につき18.000
 l b)もしくはそれ以上に及ぶことができる。圧縮
のために加えられる力の好ましい範囲は、前述のローラ
ー圧縮機ではロールの幅方向の直線長さくcm)につき
約1428kgf(同直線長さくインチ)につき8,0
00 J b)からロールの幅方向の直線長さくCl1
1)につき約2.500kgf(同直線長さ (インチ
)につき14,000 l b)までである。
油圧プレスの場合の圧縮された材料の厚さは、装填した
粉末の量により決まる。ローラー圧縮機の場合には、作
られたリボンの厚さは、ロール間のニップへの粉末供給
速度はもちろん、ロールの配置及びロールにかける力に
より決まる。
供給材料として使用される微粒子の粒度は、約0.5μ
mから約75μmまで様々であり、粒子の大半は約25
μmから約75μmの範囲内である。
本発明の圧縮処理工程への微粉末の供給材料の嵩密度は
、約0.15 g / ccから約0.5 g / c
c (10〜301 b/ft’)に及ぶ。
機械的力を加えるロール又はプレートの表面には筋をつ
けて、圧縮生成品を波形にした、型押した、又はたどん
形にしたあらゆる所望の形状にすることができる。波形
は、ロールのニップへの微粉供給材料の流れを容易にす
る。
圧縮は、低相対湿度及び周囲温度で行なうことができる
。機械的圧力をロールによってリン酸カルシウムの微粒
子に加える圧縮工程は、温度を約10℃から約30℃上
昇させる。圧力ロールを冷やすことは、圧縮した材料の
変色が始まらない限り不必要である。
次に、圧縮生成物は、本発明に従って効果的に脱水する
ことができる粒度にするのに適当な、微粉砕(グライン
ディング)によるようなあらゆる方法により粉砕される
イリノイ州エルムハースト(Elmhurst)のフィ
ンツバトリック社(Fitzpatrick Comp
any)、ニューシャーシー州すミット(Summi 
t)のパルバライジング0マシナリー社(Pulver
izing Machinery Com−pany)
 、及びコネチカット州スタムフォード(Stamfo
rd)のコンパスチョンエンジニアリング社(Comb
ustion Engineering Compan
y)のレイモンド部(Raymond Divisio
n)により製造されているような細砕機(grindi
ng m1lls)を使用して、圧縮シート、リボン、
フレーク、又はチップから所望の大きさの粒体を調製す
ることができる。
任意に1.微粉砕より前に標準的な切断機によって配合
物の圧縮リボン又はシートを、フレーク、チップ、薄片
、又は小片に予め破砕することができる。連続式ローラ
ー圧縮機の圧縮室の真下に回転する一組の刃物を取付け
て、材料を圧縮したリボンを約5鶴から50m−までの
様々な大きさの小片に直ちに破砕するのが都合よい。予
め破砕する刃物の回転速度は、約4Orpmから約11
00Orpまで変り、そうして小片の大きさを決定する
粉砕後、生成物を分級して直接圧縮の賦形剤として望ま
しい粒度にする。粒子の適当な分級が達成されるならば
、篩、多孔板、布その地回種類のものを含むあらゆる適
当な篩分は装置及びエアーセパレーターその地回種類の
ものを使用できる。
分級に続いて、所望の粒度範囲の粒子を後続の処理のた
めに分離する。細かい粒子及び大きな粒子は、更に処理
するために圧縮機に再循環することができる。
次に、粒状リン酸一水素カルシウム二水塩(標準の強熱
減量は約25パーセント)を、強熱減量を約11パーセ
ント以下に低下させるのに十分な温度に、そのために十
分な時間加熱して脱水する。
強熱減量が6.6バ一セント未満であるなお一層の重M
H少は、全てビロリン酸塩の形成によって起こる。好ま
しくは、強熱減量は、無水リン酸一水素カルシウムにつ
いて米国薬局方に規定された範囲である約6.6バーセ
ントから約8.5パーセントの範囲に低下させる。6.
6パーセントは、無水リン酸一水素カルシウムについて
計算された強熱減量の下限である。
脱水は、約75℃で開始することができる。より大きな
速度で脱水するためには、約90℃以上の温度が好まし
い。300℃を超える温度は、ビロリン酸塩の形成に至
り得るので望ましくない。装置の型式は、利用される温
度範囲に寄与し得る。
粒体は、所望の強熱減量を生ずるのに十分な期間加熱す
る。期間は、使用する装置と温度とに応して変わり得る
。これらの条件は、当該技術の通常の一熟練者により簡
単に決められる。
先に検討した方法により脱水するためのリン酸一水素カ
ルシウム二水塩の粒体は、所望の範囲の粒体を供給する
あらゆる方法によって、それを製造する工程から粉砕せ
ずに直接分離することができる。このような粒体を調製
するために提案される方法は、次の工程を含む。
1、消石灰のスラリーをリン酸と反応させてリン酸二水
素カルシウム溶液を作る。
2、前記溶液に消石灰スラリーの追加量はもちろん安定
化させる量のビロリン酸塩を加え、pl+範囲が約4.
9から約5.5のリン酸一水素カルシウム二水塩のスラ
リーを作る。工程1及び2における温度は、約40℃を
超えない。
3、 スラリーからリン酸一水素カルシウム二水塩を分
離し、分離したリン酸一水素カルシウム二水塩を乾燥す
る。
4、粗粒から微粒子を分離する。
工程1.2及び3は、米国特許第4312843号に更
に詳しく開示され、これの開示は、参照によりここに組
入れられる。工程3における乾燥は、前記二水塩を破壊
することがないあらゆる都合のよい乾燥手段を用いて達
成できる。粒度の分級は、篩、篩網、エアーセパレータ
ー、その地回種類のものによって達成できる。粒子の分
級は、脱水の前あるいはその後に実行することができる
未粉砕のリン酸一水素カルシウム二水塩は、実質的に全
ての粒子が直接圧縮式の錠剤化に有効に使用できる、例
えば好ましくは90%以上が44μm (325メツシ
ユ)より大きく、より好ましくは約80%が74μm、
(200メソシユ)より大きい最終生成物を提供するた
めに、分離される。未粉砕のリン酸一水素カルシウム二
水塩は、好ましくは、840、+1mの粒度(20メツ
シユ)の粒子が1パ一セント未満、及び420μmの粒
度(40メツシユ)のものが5パ一セント未満である。
より大きい粒子は望ましい大きさに粉砕することはでき
るが、粉砕は、密着に寄与する表面特性を粒子から取去
ることにより圧縮性に影響を及ぼしかねない。粉砕が必
要な場合、840μm(20メツシユ)より大きい粒子
を最初に分離し、それから粉砕することが好ましい。
脱水後、破砕により生じた微粉(例えば44μmより小
さい)は、過剰でなければ(10パーセント未満)生成
物中に含ませることができ、あるいは1文で検討したも
ののような粒子分級手段により分離することができる。
広い粒度範囲のリン酸一水素カルシウム二水塩を脱水し
、そして脱水後に粒子を分級することも、本発明の範囲
内である。
pl+調整剤を加えて本来のpl+と異なる最終pHに
することができることも、見いだされた。そのようなp
H調整剤の例には、ピロリン酸四ナトリウム(tet?
asodium pyrophosphate (TS
PP))が含まれる。
pH調整剤は、錠剤化の前にいつでも、すなわち圧縮前
、圧縮中、又は圧縮後にリン酸塩に加えることができる
本発明の生成物は、周知の技術を用いる直接圧縮により
錠剤にすることができる。錠剤化より先に、1又はそれ
以上の有効成分を、結合剤、崩壊剤(disinteg
rants)、着色剤、香味料、希釈剤、及び錠剤に標
準的に使用されるその外のあらゆる物質のような他の成
分と一緒に前記粒体と混合することができる。通常は最
後に滑沢剤を混合して、粒子表面をコーティングしそし
て外面を潤滑性にする。
混合後、混合物は、乾燥、直接圧縮により錠剤に成形す
ることができる。工業界で公知のように、単一油圧装置
あるいは多床高速回転式錠剤化装置のいずれかを使用で
きる0錠剤は、丸い錠剤又は乾燥カプセルのようなあら
ゆる所望の形にでき上がりを等しくして成形することが
できる。本発明の組成物は、単一油圧式錠剤化装置を利
用する低圧縮速度はもちろん、回転式錠剤機の高圧縮速
度で圧縮しても有効な結果が得られる。
本発明の生成物は、カプセルの増量剤(filler)
として、あるいは芳香物質のような油性物質の吸収剤と
して使用することもできる。本発明の生成物は、無水リ
ン酸一水素カルシウムであり、当該技術において公知の
ようにそれ自体で利用することができる。
本発明を次に続く例で説明する。百分率と比率とは、特
に断わらない限り重量に基づく。
〔実施例〕
炎−土 ストウファーケミカルカンパニーによす製造された米国
薬局方/FCC等級のリン酸一水素カルシウム二水塩を
、幅10cm(4インチ)及び直径25cm (10イ
ンチ)のロールを備えたフィソツバトリンク・チルソネ
ーター(商標)設備で圧縮した。ロール表面は正弦波状
であり、またそれらのロールは0.05cm (0,0
20インチ)のロールギャップで隔てられた。チルソネ
ーター圧縮機に垂直スクリーン型コンベヤーにより粉末
混合物を供給し、そしてそれをロールにより圧縮した。
一方のロールは、他方に対して70kg/crA(ゲー
ジ圧) (2200psig)の圧力で油圧により力を
加えた。ロールの力は、直線長さくcm)につき約21
43kg (直線長さくインチ)につき12.000 
J b)であった。ロールの回転速度は16rpmであ
った。
圧縮されたシート状生成品を、回転ナイフブレードを備
えたフィッッミル(商標)(モデルDAS06)粉砕機
に直接入れた。生成品は、O,125cm (0,05
インチ)の丸い開口のある篩を通して粉砕機から取出し
た。
圧縮且つ粉砕した生成品は、振動篩分は装置に直接供給
した。使用した2つの篩は、直径が120am(48イ
ンチ)であった。第1の篩は、367BC(引張篩箱(
tensile bolting cloth))と見
積られた。第2の篩は、787BCと見積られた。これ
らの振動篩は、供給物を3つの部分に分けた。
製品部分は、中間部分、すなわち36TBCの篩は通過
するが78TBCの篩は通過できない粒子から取った。
振動篩から出てくる過大及び過小の両分は、チルソネー
ターの供給ホッパーに排出され、チルソネーター圧縮機
の生の供給原料と混合し、そして再循環した。
製品について行なった篩分は分析は、20メツシユより
粗大な粒子はないこと、及び製品の大半は粒度が20メ
ソシユと60メツシユの間であることを示した(米国規
格の篩系列)。
圧縮したリン酸一水素カルシウム二水塩は、増強棒(i
ntensifier bar)のないV形混合機で2
0分間ピロリン酸塩の安定剤と混合し、そして、一端を
ふさいだ直径約50C!m及び奥行き約55cmの外筒
と、一端をふさいだ直径約40cm及び奥行き約60c
mの内筒とを有する50cmの回転乾燥機で脱水した。
ふさいだ端には動力手段を取付けた。
乾燥機は、水平から15″高くした。直接加熱するため
ガス炎を内筒の中の適当なところに入れた。
温度を測定する熱電対を乾燥機内に入れた。
圧縮及び粉砕したリン酸一水素カルシウム二水塩を加熱
して、脱水を果たした。初期加熱の間、温度は約10分
で約90℃と100℃の間に上昇し、温度をそこに約1
0分間維持し、水分の大部分を失なわせた。試料が約1
50℃に達した後、更におよそ30〜40分間加熱を続
けた。強熱減量が約7.9パーセントと8.2パーセン
トの間である生成物をステンレス鋼製容器内に取出し、
冷却した。
生成物に対し3つの品質管理試験、すなわち、粒度分布
、800℃での強熱減量、及び20パ一セント固形分の
スラリーについてのpl+の試験を行なった。篩分けで
は、痕跡物質だけが40メソシユの篩上に残った。粒子
の表面積は、約9.8m/gであった。第1表に示す結
果が得られた。
第1表 *TSPPは■形混合機にかけず、またゆっくりと乾燥
した。
錠剤は、増強棒を備えた■形混合機(バターソンーケリ
−(Patterson−Kelley))に該無水塩
と0.5パーセントのステアリン酸マグネシウムの滑沢
剤とを入れて調製した。混合物は、増強棒をはずして2
分間混ぜ合わせた。
配合物は、7/16インチのIPT規格カップ成形型(
cup tooling)を備えた回転式錠剤機(マネ
スティ−(Manesty) B 3 B )で乾燥式
直接圧縮により錠剤に成形した。錠剤機には、記録計に
つないだ歪計を備え付けて、それぞれの錠剤化運転に対
し加えられる圧縮力を記録した。錠剤機の16ケ所の錠
剤化可能位置の中の4つの位置を使用した。錠剤は、1
6の位置に基づいて1分間に750錠の速度で作った。
公称の錠剤重量は750mgであった。
錠剤は、シュリーニガー(Schleuniger)錠
剤硬さ試験機モデル2 E/106を使って硬さを試験
した。
硬さは、10錠の硬さの平均として報告する。
百分率は重量パーセントである。全ての錠剤配合物は、
0.5パーセントの滑沢剤を含有する。滑沢剤は、ステ
アリン酸マグネシウムであった。第2表に示す結果が得
られた。
以下余白 流動性を測定するのには、錠剤重量の変動係数又は錠剤
重量の変動パーセントを使用した。一般的に、1%未満
の値は、良好な流動性を示した。
炎−1 この例では、ストウファーケミカルカンパニーにより製
造された米国薬局方/FCC等級のリン酸一水素カルシ
ウム二水塩を、前もってピロリン酸塩の安定剤と混合し
あるいはそれと混合せずに、使用した。ピロリン酸塩を
使用する場合、該二水塩はそのピロリン酸塩と一緒にV
形混合機に入れ、約20分間部合した。
次に、上述の混合粉末、もしくは前もってピロリン酸塩
を混合しない場合には該二水塩そのものを、例1におお
むね記載したフィッッパトリック・チルソネーター設備
のモデル1.5Lx8D(ロール長さ1.5インチ及び
ロール直径8インチ、すなわち3.81CIl X 2
0.32cm)で圧縮した。
圧縮した生成品の形状は、破砕したシート又は小さな棒
状であった。圧縮した生成品を、回転ナイフブレードを
備えたフィッッミル・ホモロイド・マシン(Fitzm
ill Homoloid Machine)(モデル
JT)に直接入れた。この粉砕機は、750〜800r
pmの速度で運転した。生成品は、下記表に明らかにす
る寸法の篩を通して粉砕機から直接取出した。
圧縮及び粉砕した生成物は、次にスウェコ・バイブロエ
ネルギー・セパレーター装置(Sinec。
Vibro−Energy 5eparator Un
it)に供給した。その装置は、直径が450(18イ
ンチ)であり、またその装置には、387BC網目寸法
0.0495cm(0,0198インチ)の上部篩、及
び84TBC網目寸法0.021cm (0,0084
インチ)の下部篩があった。
上部篩は通過するが下部篩には保持される中間画分を、
2番目のスウェコ・バイブロエネルギー・セパレーショ
ン装置に供給した。この2番目の装置には、単一の60
メツシユの篩(目開き0.023Gすなわち0.009
2インチ)を備え付けた。60メツシユの篩に保持され
た生成物の画分を、脱水すケリー(Patterson
−Kelley)の0.15m3(5ft’) V形混
合機で、圧縮した材料と食品用銘柄の無水ピロリン酸塩
粉末とを混合することによりこの段階で行なった。均一
混合物を保証するため、混合は20分間行なった。
脱水は、例1に記載したように行なった。材料の温度が
上昇して急速な脱水反応が起こり、そしておよそ80〜
100℃で水分が蒸気として逃散した。
150℃に至るまで加熱を続けた。乾燥工程は完了する
までおよそ60分かかった。生成物は、ステンレス鋼の
密閉容器中で自然冷却した。
生成物は、白色の、十分に流動すると思われる粒体であ
ることが認められた。これのpHを、20パーセントの
水性スラリーについて測定した。生成物の表面積は、約
13.1m/gであった。これの強熱減量を、800℃
の炉内で20分間その生成物を加熱して測定した。また
生成物は、1110−TAP試験試験篩機動機O−TA
P Testing 5ieve 5haker)モデ
ルBで10分間分級した。錠剤は、例1と同じく調製し
た。下記第3表に結果を報告する。
錠剤は、例1に述べた手順に従って前記生成物から作り
、そして第4表に示す結果を得た。
大部分の粒度が25μm未満の米国薬局方/FCC等級
の粉砕したリン酸一水素カルシウム二水塩を、100部
につき0.75部のピロリン酸塩の安定剤を使用したこ
と、及びある実験においては乾燥前ではあるが圧縮後に
ピロリン酸塩を加えたことを除き、例2の手順に従って
処理した。
初めの粒度が小さいため、これらの実験はうまくいかな
かった。
以下余白 夕り−1 ストウファーケミカルカンパニーにより製造すれ、商標
DI−TABのもとに市販される、100メツシユでは
約64.4パーセントが保持され、31.9パーセント
が100メツシユを通過して200メツシユで保持され
、且つ、1パ一セント未満が325メツシユを通過する
粒度の未粉砕のリン酸一水素カルシウム二水塩を、熱対
流炉内で脱水した。
3.2kg(7ポンド)のリン酸一水素カルシウム二水
塩を入れた2個のアルミニウムトレーを炉内に置き、そ
して加熱して脱水を果した。加熱は、強熱減量を24〜
26パーセントから8〜9パーセントに低下させるのに
十分な時間続けた。
生成物に対し3つの品質管理試験、すなわち、粒度分布
、800℃における強熱減量、及び20%固形分のスラ
リーについてのpi(の試験を行なった。
実験2の生成物の表面積は、約14.4m/gであった
。第5表及び第6表に示す結果が得られた。
以下余白 第  5  表 第6表 錠剤は、先の例に記載した配合物並びに圧縮装置を使用
して調製した。第7表に示す結果が得られた。
以下7余白 第  7  表 DI−TABとして例4に記載した型式のリン酸一水素
カルシウム二水塩を、例2で述べた装置と脱水手順とを
用いて脱水した。
生成物に対して3つの品質管理試験、すなわち、粒度分
布、800℃での強熱減量、及び20パ一セント固形分
のスラリーについてのpHの試験を行なった。実験2の
生成物の表面積は、約11.6m/gであった。第8表
及び第9表に示す結果が得られた。
以下余白 第8表 第9表 錠剤は、先の例で述べた配合物及び圧縮装置を使用して
調製した。第10表に示す結果が得られた。
以下余白 第10表 第9表に示した粒度分布を有するリン酸一水素カルシウ
ム二水塩を、連続式回転ターボトレー乾燥機により、供
給速度68.5kg/h、上部空気温度190℃及び下
部空気温度200℃で、800 ”Cにおける強熱?j
Ii量が8.1パーセントに低下するまで1時間加熱し
た。網目寸法に関する初期及び最終の粒度分布を、次の
第11表に示す。
以下余白 第11表 錠剤は、例1に述べた2殻式■形混合機に無水リン酸一
水素カルシウム(97パーセント)と2パーセントのA
c −Di −3olクロスカルメロースナトリウム(
croscarmellose sodium)崩壊剤
とを入れて調製した。増強棒を使わずに200分間混後
、1パーセントのステアリン酸マグネシウムの滑沢剤を
加え、そして更に5分間混合物を混ぜ合わせた。
例1に示した手順に従って錠剤を調製し、第12表に示
す結果を得た。
第12表 平均の重量変動係数が0.5未満の有効な錠剤が調製さ
れた。これらの試料についての平均の厚さ変動係数は、
その係数について好ましい範囲の1、0未満であった。
DI−TABを使用して比較実験の錠剤を一組調製して
、第13表に示す結果を得た。
以下ぷ白 第13表 これらの試料についての平均の厚さ変動係数は、1未満
(許容基準)であった。
炭−ユ 例6の方法を、供給速度を18.5kg/ h (40
,8N b/h)、滞留時間を2.5時間、上部空気温
度を175℃及び下部空気温度を180℃として反復し
た。生成物の粒度分布は、第14表に示すとおりであっ
た。
以下ぷ白 第14表 例6の手順に従ってこの材料で調製した錠剤は、次の結
果を示した。
経度)、ということが理解できる。無水リン酸一水素カ
ルシウムの摩耗度は、その元となる実験4に示した未粉
砕のリン酸一水素カルシウム二水塩のそれのほぼ2分の
1である。
この中で使用した篩の目開き及び粒度は、米国規格の篩
系列に基づき、メツシュは、下記粒度に等しい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、直接圧縮式の錠剤化をするのに十分な粒度及び5m
    ^2/gより大きい表面積を有する、粒状の無水リン酸
    一水素カルシウム。 2、粒子の少なくとも90パーセントが44μmより大
    きい、特許請求の範囲第1項記載の無水リン酸一水素カ
    ルシウム。 3、粒子が44μmよりも大きい、特許請求の範囲第1
    項記載の無水リン酸一水素カルシウム。 4、粒度が44μmから840μmの範囲内である、特
    許請求の範囲第1項記載の無水リン酸一水素カルシウム
    。 5、表面積が7m^2/gより大きい、特許請求の範囲
    第1項記載の無水リン酸一水素カルシウム。 6、表面積が9m^2/gより大きい、特許請求の範囲
    第1項記載の無水リン酸一水素カルシウム。 7、直接圧縮できる無水リン酸一水素カルシウムを調製
    する方法であって、直接圧縮式の錠剤化をするのに十分
    であり、そして、塊を形成することなく且つ大部分の粒
    体を破砕することなく粒体を脱水させるのに十分大きな
    粒度のリン酸一水素カルシウム二水塩の粒体を脱水する
    こと、且つ、前記粒体が無水リン酸一水素カルシウムを
    生ずるのに十分な量の脱水を行なうことを含む調製方法
    。 8、前記粒体が圧縮により作られる、特許請求の範囲第
    7項記載の調製方法。 9、前記二水塩を乾式圧縮し、続いて該圧縮二水塩を粒
    体の粒度にさせることにより前記粒体を作る、特許請求
    の範囲第7項記載の調製方法。 10、リン酸一水素カルシウム二水塩の前記粒体が、前
    記リン酸一水素カルシウム二水塩を製造する工程から、
    粉砕をせず、粒子を分級して得られたものである、特許
    請求の範囲第7項記載の調製方法。 11、リン酸一水素カルシウム二水塩の前記粒体の少な
    くとも90パーセントが44μmより大きい、特許請求
    の範囲第7項記載の調製方法。 12、リン酸一水素カルシウム二水塩の前記粒体が44
    μmより大きい、特許請求の範囲第7項記載の調製方法
    。 13、リン酸一水素カルシウム二水塩の前記粒体の少な
    くとも80パーセントが74μmより大きい、特許請求
    の範囲第7項記載の調製方法。 14、リン酸一水素カルシウム二水塩の前記粒体の粒度
    が44μmから840μmの範囲である、特許請求の範
    囲第7項記載の調製方法。 15、前記粒体の強熱減量を11重量パーセント未満に
    低下させるのに十分なその粒体の脱水をする、特許請求
    の範囲第7項記載の調製方法。 16、強熱減量を8.5重量パーセントから6.6重量
    パーセントの範囲内の量に低下させるのに十分な前記粒
    体の脱水をする、特許請求の範囲第7項記載の調製方法
    。 17、pH調整剤を加えることを更に含む、特許請求の
    範囲第7項記載の調製方法。 18、前記無水リン酸一水素カルシウムの表面積が5m
    ^2/gより大きい、特許請求の範囲第7項記載の調製
    方法。 19、前記無水リン酸一水素カルシウムの表面積が7m
    ^2/gより大きい、特許請求の範囲第7項記載の調製
    方法。 20、前記無水リン酸一水素カルシウムの表面積が9m
    ^2/gより大きい、特許請求の範囲第7項記載の調製
    方法。 21、前記調整剤がピロリン酸四ナトリウムである、特
    許請求の範囲第17項記載の調製方法。 22、圧縮を行なうより前に前記調整剤をリン酸一水素
    カルシウム二水塩に加える、特許請求の範囲第21項記
    載の調製方法。 23、直接圧縮により錠剤もしくは乾燥カプセルを調製
    する方法であって、直接圧縮式の錠剤化をするのに十分
    な粒度及び5m^2/gより大きい表面積を有する粒状
    の無水リン酸一水素カルシウムを、直接圧縮して錠剤の
    形にすることを含む調製方法。 24、直接圧縮により錠剤もしくは乾燥カプセルを調製
    する方法であって、直接圧縮式の錠剤化をするのに十分
    であり、塊を形成せず且つ大部分の粒体を破砕せずに粒
    体を脱水させるのに十分大きな粒度のリン酸一水素カル
    シウム二水塩の粒体を脱水すること、且つ、前記粒体が
    無水リン酸一水素カルシウムを生ずるのに十分な量の脱
    水を行なうことを含む、直接圧縮可能な無水リン酸一水
    素カルシウムの調製方法によって作られた無水リン酸一
    水素カルシウムを、直接圧縮して錠剤の形にすることを
    含む調製方法。 25、前記二水塩を乾式圧縮し、続いて該圧縮二水塩を
    粒体の粒度にさせることにより前記粒体を作る、特許請
    求の範囲第24項記載の調製方法。 26、リン酸一水素カルシウム二水塩の前記粒体が、前
    記リン酸一水素カルシウム二水塩を製造する工程から、
    粉砕をせず、粒子を分級して得られたものである、特許
    請求の範囲第24項記載の調製方法。
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