JPH0656196U - 推進体 - Google Patents

推進体

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JPH0656196U
JPH0656196U JP8910092U JP8910092U JPH0656196U JP H0656196 U JPH0656196 U JP H0656196U JP 8910092 U JP8910092 U JP 8910092U JP 8910092 U JP8910092 U JP 8910092U JP H0656196 U JPH0656196 U JP H0656196U
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輝夫 壁内
勝彦 向野
充彦 鎌田
和則 辻本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内装された各配管・各配線が損傷・破損し難
く、且つ、スムースな推進管接続作業が可能な推進体を
提供する。 【構成】 推進駆動ヘッドの後続に連設される複数の推
進管の内部に収容されて推進駆動ヘッドの駆動に係わる
複数の各配管18と、同様に推進管の内部に収容されて
推進駆動ヘッドの計測制御に係わる複数の配線19との
間に繊維材22を介在させ、それらを一体的に束ねてあ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、先端部に推進駆動ヘッドを設け、その推進駆動ヘッドの後続に、そ れぞれの端部どうしを着脱自在な複数の推進管を連設し、前記推進管内部に、前 記推進駆動ヘッドの駆動に係わる複数の配管(例えば油圧ホース)と、前記推進 駆動ヘッドの計測制御に係わる複数の配線(例えば信号ケーブル)とを内装して ある推進体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の推進体としては、上述の各配管や各配線を、ばらばらの状態か 、又は、テープ等で所々を縛った状態で前記推進管に内装されてあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来、この種の推進体は、推進管内部に前記各配管・各配線を内装したままで 推進管端部どうしを切り離した状態にして、その切り離し箇所で屈曲させて巻取 ドラムに巻取られており、推進作業の実施に当たっては、これらの推進体を推進 装置側へ繰り出して、前記切り離し箇所を接続した状態で、前記推進装置で挟持 して地中へ押し込まれる。
【0004】 前記推進管どうしの接続や切り離し時には、各配管や各配線に引張力が作用す ることがあるが、その際、上述した従来の推進体によれば、それぞれの配管や配 線は、単体で前記引張力に対抗するために、特に強度の低い配線系が損傷を受け たり切断されたりすることが多いという問題点がある。
【0005】 また、前記切り離し箇所における各配管・各配線の屈曲に伴って、特に配管系 が折れ曲がって損傷を受ける問題点もある。
【0006】 更には、推進管どうしの接続に当たっては、前記切り離し箇所に露出した前記 各配管・各配線を推進管の中に納めながら実施するわけであるが、その際に、各 配管・各配線どうしが縺れて抵抗となり、スムースに推進体の中に納まり難く、 推進管接続作業の効率が低下する危険性もある。
【0007】 従って、本考案の目的は、上記問題点を解消し、内装された各配管・各配線が 損傷・破損し難く、且つ、スムースな推進管接続作業が可能な推進体を提供する ところにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するための本考案における推進体の特徴構成は、推進駆動ヘッ ドの後続に連設される複数の推進管の内部に収容されて前記推進駆動ヘッドの駆 動に係わる複数の各配管と、同様に前記推進管の内部に収容されて前記推進駆動 ヘッドの計測制御に係わる複数の配線との間に繊維材を介在させ、それらを一体 的に束ねてあるところにある。
【0009】
【作用】
本考案における推進体の特徴構成によれば、前記各配管と各配線との間に繊維 材を介在させ、それらを一体的に束ねてあるから、各配管・配線に対して引張力 が作用した場合には、その引張力に対して従来のように単体で対抗するのではな く、全体として対抗することが可能となり、全体的な引張強度が増加することか ら、部分的に損傷を受けたり切断されたりし難くすることが可能となる。
【0010】 また、曲げ力に対しても同様に、束ねられた各配管・配線が一体的に曲げ力に 対抗することができるから、前記切り離し箇所における各配管・各配線の屈曲に 伴っても、配管系が折れ曲がったり、それに伴って損傷したりし難くなる。
【0011】 更には、一体的に束ねてあることで、各配管・配線が従来のように縺れること もなく、推進管どうしの接続に当たっては、スムースに推進管の中に納まり易く 、推進管接続作業を効率よく行うことが可能となる。
【0012】 一方、各配管・配線間に繊維材を介在させてあることによって、各配管・配線 相互の緩衝作用を期待することができ、各配管・配線どうしが直接に擦れ合うこ とによる摩耗を減少させることが可能となる。
【0013】
【考案の効果】
従って、本考案の推進体によれば、内装された各配管・各配線の取扱性・耐久 性が向上すると共に、推進管接続作業の効率も向上し、低コストにおける推進工 の実施が可能となる。
【0014】
【実施例】
以下に本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0015】 図3・図4には本考案に係わる一実施例の推進体1を用いた推進工法用推進設 備Sを示している。この推進工法用推進設備Sは、連結部Jを介して屈曲自在に 連設された複数の推進管2を巻取り収納してある水平型巻取ドラム3と、その巻 取ドラム3から繰り出される前記推進管2を保持しつつ押圧して土中に推進させ る推進装置4とを備えて構成してある。また、前記推進体1は、前記推進管2群 の先端部に、推進駆動ヘッド5を連設させて構成してある。
【0016】 前記巻取ドラム3、及び、前記推進装置4には、各別にクローラ6を付設して ある。
【0017】 前記巻取ドラム3のクローラ6には、前記推進駆動ヘッド5の先端部を回転や 出退駆動させるための第一油圧ユニット7と、推進体1の推進に伴う土との摩擦 を低減させるための滑材を撹拌送液可能な滑材ユニット8とを搭載してある。
【0018】 前記推進装置4のクローラ6には、推進装置4によって推進体1を握持・出退 駆動するための第二油圧ユニット9を搭載し、且つ、前記巻取ドラム3を繰り出 し又は巻取り操作するための巻取操作装置10と、前記推進装置4を駆動操作す るための推進操作装置11とを備えて構成した集中操作盤12を搭載してある。
【0019】 また、前記両クローラ6間には、前記巻取ドラム3の駆動部分と前記集中操作 盤12を電気的に連絡するケーブル13、及び、前記巻取ドラム3から繰り出さ れた推進体1を、張り渡した状態に配置してある。
【0020】 推進装置4について説明すると、前記推進体1を挟持可能な挟持部14を設け 、その挟持部14で挟持した状態の前記推進管2の長手方向に沿って前記挟持部 14を前後移動自在な推進機本体15を設け、その推進機本体15の向きを調整 可能な油圧駆動の方向調整機構16を設け、挟持部14で挟持した状態の推進管 2に対してその軸芯Pに合わせて後続の推進管2を支持した状態で近接方向に誘 導自在な管支持誘導機構17を推進機本体15の後方側に一体的に取り付け、推 進機本体15と管支持誘導機構17との間に、両推進管2,2どうしの接合作業 可能な作業空間Xを設けて構成してある。従って、前記挟持部14で推進管2を 挟持すると共に、推進機本体15を前方に移動させることによって、前記推進体 1を、地中に設けたガイド管18を通して地中推進させることができる。
【0021】 前記推進体1について説明すると、図1・図2に示すように、連結部Jを介し て長手方向に屈曲自在に連設した複数の推進管2の先端に、地中穴穿孔用の推進 駆動ヘッド5を設けて構成してあり、内空部には、推進駆動ヘッド5の駆動に係 わる複数の配管の一例であるホース群18と、推進駆動ヘッド5の計測制御に係 わる複数の配線の一例である計測用ケーブル群19とを一体的に束ねて形成した 長尺体Tを内装してある。
【0022】 また、推進管2は、一端部には接合用雄ネジ部Mを備え、他端部には隣接する 他の推進管2の雄ネジ部Mと螺合自在な接合用雌ネジ部材Wを抜け止め状態で外 嵌させて設けてあり、隣接する推進管2どうしの前記雄ネジ部Mと雌ネジ部Wと を螺合させることによって、互いを連結することが可能となる。尚、前記巻取ド ラム3に巻回してある推進体1は、巻取ドラム3の巻取面頂点部分に位置する連 結部Jにおいて、前記雄ネジ部Mと雌ネジ部材Wとの螺合を解除し、内装された 長尺体Tが露出する状態に屈曲させてあり(図2参照)、推進に伴って、巻取ド ラム3から繰り出して、前記推進装置4の作業空間Xにおいて螺合解除してある 連結部Jの雄ネジ部Mと雌ネジ部材Wとを接続して推進されるものである。(図 3・図4参照)
【0023】 前記長尺体Tは、図1に示すように、四本の油圧駆動用ホース18aと、一本 の滑材送液用ホース18bとで構成するホース群18、及び、三系統の計測用ケ ーブル19aからなるケーブル群19を、芯材となるロープ20の周りに緩やか な螺旋状を描くように、且つ、断面がほぼ円形になるように配置して、それらの 外周を樹脂製のチューブ21によって一体的に束ねて被覆してある。また、前記 ロープ20・前記各ホース18a,18b・前記各ケーブル19aと、前記チュ ーブ21との間には、繊維材の一例である木綿繊維22を介装してある。
【0024】 前記各ホース18a,18b・前記各ケーブル19aの螺旋状配置に関しては 、長尺体Tに対する軸心方向に作用する力に対して、前記各ホース18a,18 b・前記各ケーブル19aが前記軸心周りに姿勢変更をして応力を緩和できるた めのものであり、また、断面がほぼ円形になるように配置することに関しては、 円筒形の推進管2内に前記長尺体Tが収納し易くなるためのものである。
【0025】 本実施例の推進体1によれば、推進管2の連結部Jにおいて露出した状態なっ た長尺体Tに曲げや引張りの力が作用しても、折れ曲がり難く、且つ、損傷を受 け難く、更に、隣接する推進管2どうしの接続に際しても、長尺体Tの露出した 部分がスムースに推進管2内に納まり、推進管2内周面への引掛りによる長尺体 Tの損傷が少なくなり、配管や配線の耐用年数が増加すると共に効率のよい推進 を実施することが可能となる。
【0026】 〔別実施例〕 以下に別実施例を説明する。
【0027】 〈1〉 前記複数の配管18及び前記複数の配線19は、先の実施例で説明した 四本の油圧駆動用ホース18aと、一本の滑材送液用ホース18bとで構成する ホース群や、三系統の計測用ケーブル19aからなるケーブル群に限るものでは なく、他の配管や配線であってもよい。
【0028】 〈2〉 また、それらの束ね方に関しても、前記チューブ21による被覆以外の 実施も可能で、例えば、各配管・配線を繊維材を介してテープ巻きによって束ね たものであってもよい。
【0029】 〈3〉 更には、前記被覆なり前記テープは、各配管・配線の全長にわたって設 ける他、推進管2の連結部Jに露出する部分を含めた前後範囲のみに設けるもの であってもよい。
【0030】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に、図面との対照を便利にするために符号を 記すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の長尺体を表す横断面図
【図2】実施例の推進体の連結部を表す縦断面図
【図3】実施例の推進設備を表す上面図
【図4】実施例の推進設備を表す側面図
【符号の説明】
2 推進管 5 推進駆動ヘッド 18 配管 19 配線 22 繊維材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 辻本 和則 兵庫県尼崎市浜1丁目1番1号 株式会社 クボタ技術開発研究所内 (72)考案者 山田 幸重 兵庫県尼崎市浜1丁目1番1号 株式会社 クボタ技術開発研究所内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部に推進駆動ヘッド(5)を設け、
    その推進駆動ヘッド(5)の後続に、それぞれの端部ど
    うしを着脱自在な複数の推進管(2)を連設し、前記推
    進管(2)内部に、前記推進駆動ヘッド(5)の駆動に
    係わる複数の配管(18)と、前記推進駆動ヘッド
    (5)の計測制御に係わる複数の配線(19)とを内装
    してある推進体であって、 前記各配管(18)と前記各配線(19)との間に繊維
    材(22)を介在させ、それらを一体的に束ねてある推
    進体。
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