JPS6030536Y2 - 更生管押込み補助装置 - Google Patents
更生管押込み補助装置Info
- Publication number
- JPS6030536Y2 JPS6030536Y2 JP6419780U JP6419780U JPS6030536Y2 JP S6030536 Y2 JPS6030536 Y2 JP S6030536Y2 JP 6419780 U JP6419780 U JP 6419780U JP 6419780 U JP6419780 U JP 6419780U JP S6030536 Y2 JPS6030536 Y2 JP S6030536Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- auxiliary device
- rehabilitated
- pushing
- existing pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、既設管内にその一端側から引込まれる更生管
を他端側において押込み補助する装置に関する。
を他端側において押込み補助する装置に関する。
例えば、水道管が老朽化したとき、それの軸芯方向に比
較的長く離れた箇所で管を切断又は分離してその内部に
ポリエチレン等の可撓性合成樹脂管をウィンチとワイヤ
ーとで引込み挿入することにより老朽水道管等を補修更
生する工法においては、工費節減、工期短縮のために一
回の挿入スパンをできるだけ長くすることが好ましいが
、このように挿入スパンを長くするとする程に、水道管
等の内面に付着したサビなどにより挿入摩擦抵抗が大き
くなったり、管路の屈曲部での突つ掛かりが多くなり、
一方向からの引込みだけでは、ウィンチやワイヤーに無
理がかかったり、又無理な引込みで挿入樹脂管自体に損
傷を生じたり、或いは、引込み樹脂管が進退病まって作
業の中断を招いたりするおそれがあった。
較的長く離れた箇所で管を切断又は分離してその内部に
ポリエチレン等の可撓性合成樹脂管をウィンチとワイヤ
ーとで引込み挿入することにより老朽水道管等を補修更
生する工法においては、工費節減、工期短縮のために一
回の挿入スパンをできるだけ長くすることが好ましいが
、このように挿入スパンを長くするとする程に、水道管
等の内面に付着したサビなどにより挿入摩擦抵抗が大き
くなったり、管路の屈曲部での突つ掛かりが多くなり、
一方向からの引込みだけでは、ウィンチやワイヤーに無
理がかかったり、又無理な引込みで挿入樹脂管自体に損
傷を生じたり、或いは、引込み樹脂管が進退病まって作
業の中断を招いたりするおそれがあった。
本考案はかかる問題に鑑みて、一回の挿入スパンを極力
長くして工費節減、工期短縮を図りながら更生管２を強
力に挿入できるよう既設管の引込み端とは反対側端部で
更生管を押込み補助するに当り、構造簡単で安価に実施
でき、しかも取扱いが軽便で、全体として非常に有利な
装置を提供せんとする点にその目的を有する。
長くして工費節減、工期短縮を図りながら更生管２を強
力に挿入できるよう既設管の引込み端とは反対側端部で
更生管を押込み補助するに当り、構造簡単で安価に実施
でき、しかも取扱いが軽便で、全体として非常に有利な
装置を提供せんとする点にその目的を有する。
この目的達成のために本考案が講じた技術的手段は、前
記更生管の外周に対し固定ならびに固定解除可能なりラ
ンプ機構と、既設管の軸芯を通る面内において前記クラ
ンプ機構から延出された牽引用索条、および前記内面に
おいて前記索条の途中部分を巻掛は案内するための滑車
を既設管端部に位置保持可能な機構とで、既設管内にそ
の一端側から引込まれる更生管を他端側において押込み
補助する装置を構成したことであって、次の作用及び効
果が得られる。
記更生管の外周に対し固定ならびに固定解除可能なりラ
ンプ機構と、既設管の軸芯を通る面内において前記クラ
ンプ機構から延出された牽引用索条、および前記内面に
おいて前記索条の途中部分を巻掛は案内するための滑車
を既設管端部に位置保持可能な機構とで、既設管内にそ
の一端側から引込まれる更生管を他端側において押込み
補助する装置を構成したことであって、次の作用及び効
果が得られる。
すなわち、索条の牽引によって更生管を既設管内に引込
みと同調してその後方から押込むことによって、屈曲部
の突っ掛かりなど大なる摩擦抵抗が存在する既設管内で
あっても十分強力、かつ、スムーズに更生管を挿入でき
るため、一回の挿入スパンを延長化して工費節減と工期
短縮とを図ることができるのは勿論、殊に押込み補助の
ための構造がクランプ機構、索条、滑車およびその保持
機構といった極く簡単なもので安価に実施できるととも
に取扱いが非常に軽便で、押込み補助にまつわる付加作
業を要するにも拘わらず、全体としては、挿入スパンの
十分な延長化を図り得ることとも相俟って能率面、経済
面で非常に有利に作業を遂行することができるに至った
。
みと同調してその後方から押込むことによって、屈曲部
の突っ掛かりなど大なる摩擦抵抗が存在する既設管内で
あっても十分強力、かつ、スムーズに更生管を挿入でき
るため、一回の挿入スパンを延長化して工費節減と工期
短縮とを図ることができるのは勿論、殊に押込み補助の
ための構造がクランプ機構、索条、滑車およびその保持
機構といった極く簡単なもので安価に実施できるととも
に取扱いが非常に軽便で、押込み補助にまつわる付加作
業を要するにも拘わらず、全体としては、挿入スパンの
十分な延長化を図り得ることとも相俟って能率面、経済
面で非常に有利に作業を遂行することができるに至った
。
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明すると、既設
管１内にその一端側から引込まれる更生管２を他端側に
おいて押込み補助する装置であって、前記更生管２の外
周に対し固定ならびに固定解除可能なりランプ機構３と
、既設管１の軸芯を通る面内において、前記クランプ機
構３から延出された牽引用索条４、および前記面内にお
いて前記索条４の途中部分を巻掛は案内するための滑車
５を既設管１端部に位置保持可能な機構６を有している
。
管１内にその一端側から引込まれる更生管２を他端側に
おいて押込み補助する装置であって、前記更生管２の外
周に対し固定ならびに固定解除可能なりランプ機構３と
、既設管１の軸芯を通る面内において、前記クランプ機
構３から延出された牽引用索条４、および前記面内にお
いて前記索条４の途中部分を巻掛は案内するための滑車
５を既設管１端部に位置保持可能な機構６を有している
。
前記索条４および滑車５は、前記の面内において左右対
称に一対設けられ、両索条４，４がピットＰ外地面に接
地のウィンチ７に巻回されている。
称に一対設けられ、両索条４，４がピットＰ外地面に接
地のウィンチ７に巻回されている。
前記滑車５，５対の位置保持機構６は、既設管１端部の
外周に対し套嵌した状態でボルト８・・にて固定される
止め輪９と滑車５，５を所定位置に保持する鎖１０．１
０とから戒っている。
外周に対し套嵌した状態でボルト８・・にて固定される
止め輪９と滑車５，５を所定位置に保持する鎖１０．１
０とから戒っている。
クランプ機構３は、揺動開閉自在に枢支連結された半割
挾持体１１，１１をそれらの遊端フランジ部でボルト・
ナツト１２を介して締付は固定するように構成されてい
る。
挾持体１１，１１をそれらの遊端フランジ部でボルト・
ナツト１２を介して締付は固定するように構成されてい
る。
１３は引込み用の索条で更生管２の先端に固定した円錐
状の先導体１４から延出され、滑車１５を通したのちピ
ットＰ′外地面のウィンチ１６に巻回され、ウィンチ１
６駆動による更生管２の引込みと同時にウィンチ７を駆
動して更生管を下手側から押込み補助する。
状の先導体１４から延出され、滑車１５を通したのちピ
ットＰ′外地面のウィンチ１６に巻回され、ウィンチ１
６駆動による更生管２の引込みと同時にウィンチ７を駆
動して更生管を下手側から押込み補助する。
一定量押込むとクランプ機構３を下手側へ移し変え、そ
の動作を繰返す。
の動作を繰返す。
但し、この押込み補助は、更生管２に対する挿入抵抗が
一定以上になったときから始めるのが、省エネルギ一対
策上好ましいと言える。
一定以上になったときから始めるのが、省エネルギ一対
策上好ましいと言える。
尚、索条４，１３はワイヤーが一般であるがロープやチ
ェーンであっても良い。
ェーンであっても良い。
又、滑車５を止め輪９に繋ぐ鎖１０を省き、滑車５を止
め輪９に直接に固定しても良い。
め輪９に直接に固定しても良い。
図面は本考案に係る更生管押込み補助装置の実施例を示
し、第１図は作業状態説明図、第２図は要部の一部切欠
側面図、第３図はその平面図である。 １・・・・・・既設管、２・・・・・・更生管、３・・
・・・・クランプ機構、４・・・・・・索条、５・・・
・・・滑車、６・・・・・・保持機構。
し、第１図は作業状態説明図、第２図は要部の一部切欠
側面図、第３図はその平面図である。 １・・・・・・既設管、２・・・・・・更生管、３・・
・・・・クランプ機構、４・・・・・・索条、５・・・
・・・滑車、６・・・・・・保持機構。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 既設管１内にその一端側から引込まれる更生管２を
他端側において押込み補助する装置であって、前記更生
管２の外周に対し固定ならびに固定解除可能なりランプ
機構３と、既設管１の軸芯を通る面内において前記クラ
ンプ機構３から延出された牽引用索条４、および前記面
内において前記索条４の途中部分を巻掛は案内するため
の滑車５を既設管１端部に位置保持可能な機構６を有し
ていることを特徴とする更生管押込み補助装置。 ■ 前記索条４および滑車５が、前記面内において対称
に一対、設けられている実用新案登録請求の範囲第■項
に記載の更生管押込み補助装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6419780U JPS6030536Y2 (ja) | 1980-05-09 | 1980-05-09 | 更生管押込み補助装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6419780U JPS6030536Y2 (ja) | 1980-05-09 | 1980-05-09 | 更生管押込み補助装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56163871U JPS56163871U (ja) | 1981-12-05 |
| JPS6030536Y2 true JPS6030536Y2 (ja) | 1985-09-12 |
Family
ID=29658394
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6419780U Expired JPS6030536Y2 (ja) | 1980-05-09 | 1980-05-09 | 更生管押込み補助装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6030536Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008075781A (ja) * | 2006-09-22 | 2008-04-03 | Kubota Corp | 管路の敷設方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59100159U (ja) * | 1982-12-23 | 1984-07-06 | 株式会社クボタ | パイプインパイプ工法における管押込装置 |
-
1980
- 1980-05-09 JP JP6419780U patent/JPS6030536Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008075781A (ja) * | 2006-09-22 | 2008-04-03 | Kubota Corp | 管路の敷設方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56163871U (ja) | 1981-12-05 |
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