JPH047426Y2 - - Google Patents

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JPH047426Y2
JPH047426Y2 JP14864887U JP14864887U JPH047426Y2 JP H047426 Y2 JPH047426 Y2 JP H047426Y2 JP 14864887 U JP14864887 U JP 14864887U JP 14864887 U JP14864887 U JP 14864887U JP H047426 Y2 JPH047426 Y2 JP H047426Y2
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flexible pipe
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、管内に引込むための蛇腹状のフレキ
シブルパイプに対する管内牽引用接続治具に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、第9図に示すように、金属線から成るネ
ツト状チユーブ21を、張力で縮径するように形
成し、蛇腹状のフレキシブルパイプ1にネツト状
チユーブ21を外嵌させ、索具3でネツト状チユ
ーブ21を引張り、ネツト状チユーブ21の縮径
によりフレキシブルパイプ1をネツト状チユーブ
21で保持させるように構成し、フレキシブルパ
イプ1に対する着脱を簡単に行えるようにしてい
た。
〔考案が解決しようとする問題点〕 しかし、管内にフレキシブルパイプ1を引込む
に際し、殊に管に急な曲りが多く存在すると、引
込み抵抗が極めて大きくなつて、ネツト状チユー
ブ21がフレキシブルパイプ1から外れてしまう
危険性が大きかつた。
本考案の目的は、フレキシブルパイプに対する
着脱が簡単である利点を十分に活かしながら、フ
レキシブルパイプとの接続を強固にできるように
する点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の特徴構成は、蛇腹状のフレキシブルパ
イプの凹凸内面に係合させる一対の係合部材、及
び、それら係合部材どうしを前記フレキシブルパ
イプの内部でその径方向に接近離間させると共
に、牽引用索具と前記両係合部材を連結するため
の連結具を、互いに分解自在に組合わせてあり、
前記両係合部材を、それら両者の最大見掛け外径
が互いの最接近状態で前記フレキシブルパイプの
最小内径と内側溝深さの和より小になり、かつ、
互いの最離間状態で前記最小内径より大になるよ
うに形成し、前記連結具において、前記両係合部
材の少なくとも一端側に形成したカム部に押付け
るためのカム部材を、前記索具又は索具用連結部
材に取付けると共に、前記カム部とカム部材の押
付け状態を維持するための固定具を固定及び解除
操作自在に設け、かつ、前記カム部とカム部材
を、互いの押付け状態維持で前記両係合部材の最
大見掛け外径が前記フレキシブルパイプの最小内
径より大になるように形成したことにあり、その
作用効果は次の通りである。
〔作用〕
つまり、接続治具をフレキシブルパイプ内に入
れるに際して、両係合部材の最接近状態での最大
見掛け外径がフレキシブルパイプの最小内径より
大きい場合、カム部材どうしを大きく離間させた
状態で連結具をフレキシブルパイプ内に入れ、次
に係合部材の一方をフレキシブルパイプ内に入れ
てフレキシブルパイプの凹凸内面に係合するよう
にセツトし、次に、他方の係合部材をフレキシブ
ルパイプ内に入れる。また、両係合部材の最接近
状態での最大見掛け外径がフレキシブルパイプの
最小内径よりも小さい場合、両係合部材と連結具
を一緒にフレキシブルパイプ内に入れることもで
きる。
両係合部材と連結具をフレキシブルパイプ内に
入れた後、カム部材をカム部に押圧して、カム部
とカム部材の作用で両係合部材どうしを離間さ
せ、フレキシブルパイプの凹凸内面に両係合部材
を係合させ、固定具でカム部とカム部材の押圧状
態を維持できるようにセツトし、フレキシブルパ
イプと接続治具を連結する。
フレキシブルパイプから接続治具を外す際、連
結時とは逆の手順で両係合部材と連結具をフレキ
シブルパイプ内から取出す。
したがつて、フレキシブルパイプと接続治具の
連結及び解除操作が簡単でありながら、両係合部
材の凹凸内面に対する係合と、その係合状態の固
定具による維持作用によつて極めて強固に連結で
き、フレキシブルパイプを管内に引込むに際して
不測に連結が外れるトラブルを確実に防止でき
る。
また、接続治具をフレキシブルパイプに内嵌さ
せるから、管の内径に近い外径を有するフレキシ
ブルパイプの引込みが可能であり、フレキシブル
パイプによる流体輸送能力を大にする場合などに
有効である。
さらに、2個の係合部材と1個の連結具を分解
自在に組合わせたものであるから、例えば係合部
材と連結具を常時連結させたもの、3個以上の係
合部材を備えさせたもの等に比して、構成が簡単
で小型に形成でき、一般に小径の管内引込み用フ
レキシブルパイプに対して好適である。
〔考案の効果〕
その結果、フレキシブルパイプに対する着脱が
簡単でありながら、管内にフレキシブルパイプを
引込むに際して不測にフレキシブルパイプから接
続治具が外れて、作業を中断し、かつ、やり直さ
ねばならないという不都合な事態を確実に防止で
き、管の内径の割には大径のフレキシブルパイプ
を牽引したり、小径のフレキシブルパイプを牽引
するに便利であり、一段と性能の優れたフレキシ
ブルパイプに対する管内牽引用接続治具を提供で
きるようになつた。
〔実施例〕
次に、第1図ないし第4図により実施例を示
す。
フレキシブルパイプ1の凹凸内面に係合させる
一対の係合部材2、及び、係合部材2どうしをフ
レキシブルパイプ1の内部でその径方向に接近離
間させると共に、牽引用索具3と両係合部材2を
連結するための連結具Aを、互いに分解自在に組
合わせて、管内に引込むための蛇腹状のフレキシ
ブルパイプ1に対する管内牽引用接続治具を形成
してある。
係合部材2の外周面をフレキシブルパイプ1の
凹凸内面に嵌合する凹凸面に形成し、第1図及び
第2図に示すように、両係合部材2の最接近状態
での最大見掛け外径Rがフレキシブルパイプ1の
最小内径rより小になり、かつ、第3図及び第4
図に示すように、両係合部材2の最離間状態での
最大見掛け外径Rが前記最小内径rより大になる
ように係合部材2を形成してある。
つまり、両係合部材2を最接近状態にすればフ
レキシブルパイプ1に対して出し入れ自在にな
り、フレキシブルパイプ1内で離間状態にすれば
凹凸内面と係合で連結できるように構成してあ
る。
連結具Aを形成するに、係合部材2の両端側に
形成したカム部4に格別に押付けるための一対の
カム部材5を、牽引用索具3の一端側に摺動自在
に外嵌させて取付け、カム部材5の抜止めのため
のストツパー6を牽引用索具3の端部に連結し、
一方のカム部材5に、それを牽引用索具3に固定
すべくその索具3に押付け係止させるためのスト
ツプボルト6を、固定及び解除操作自在に取付
け、カム部4とカム部材5の押付け状態をストツ
プボルト6で維持できるように構成してある。ま
た、カム部4とカム部材5を、互の押付け状態維
持で両係合部材2の最大具掛け外径Rがフレキシ
ブルパイプ1の最小内径rより大になるように形
成し、カム部4とカム部材5の押付け状態をスト
ツプボルト6で維持することによつて、フレキシ
ブルパイプ1と管内牽引用接続治具の連結状態を
維持できるように構成してある。
次に、管内牽引用接続治具の使用法を第5図に
より説明する。
第5図イに示すように、既設導管7を補修範囲
に見合つた適当な位置で開口させ、通線8に連結
した砲弾状やパラシユート状などの適当な牽引具
9を既設導管7内に入れ、通線8を通した蓋体1
0を既設導管7に取付け、送風機11を蓋体10
に接続する。
送風機11からの空気圧で牽引具9を移動させ
て、既設導管7に通線8を通し、第5図ロに示す
ように、通線8の一端に牽引用索具3を連結し、
牽引装置13を通線8の他端に連結する。
牽引装置13で通線8を引張つて、既設導管7
を牽引用索具3を通し、第5図ハに示すように、
管内牽引用接続治具Bをフレキシブルパイプ1に
連結し、牽引用索具3を牽引装置14に連結す
る。
第5図ニに示すように、牽引装置14で牽引用
索具3を引張つて、既設導管7にフレキシブルパ
イプ1を通す。
第5図ホに示すように、管内牽引用接続治具B
をフレキシブルパイプ1から外し、フレキシブル
パイプ1を既設導管7の長さに合わせて切断し、
フレキシブルパイプ1の両端を接着剤15などで
既設導管7に固定し、既設導管7を復旧接続す
る。
〔別実施例〕
次に別実施例を説明する。
対象とするフレキシブルパイプ1は材質、形
状、その他において限定されず、凹凸内面を有す
る蛇腹状のものであればよい。
フレキシブルパイプ1の挿通対象は、都市ガス
用、水道用、その他の更生管、あるいは、配管用
コンジツト、その他いかなる管7でもよい。
係合部材2は材質、形状、寸法、その他におい
て適当に変更できる。尚、寸法においては、第6
図に示すように、最接近状態の両係合部材2の最
大見掛け外径Rを、フレキシブルパイプ1の最小
内径rと内側溝深さdの和r+dより小にするこ
とが、フレキシブルパイプ1に対する管内牽引用
接続治具の出し入れを可能にする上で必須であ
る。但し、その最大見掛け外径Rが最小内径rよ
り大きい場合、係合部材2を1個づつ出し入れす
る要がある。また、最離間状態の両係合部材2の
最大見掛け外径Rをフレキシブルパイプ1の最小
内径rより大にすることが、フレキシブルパイプ
1と管内牽引用接続治具の連結を可能にする上で
必須であり、望ましくはフレキシブルパイプ1の
最大内径とほぼ等しくなるようにする。
連結具Aを形成するに適当な構成変更が可能で
あり、例えば下記イないしハ項のように変形でき
る。
(イ) 第7図に示すように、両係合部材2の一端側
にのみ形成したカム部4に作用する1個のカム
部材5を設ける。
(ロ) 第7図及び第8図に示すように、牽引用索具
3に対する連結部材16にカム部材5を取付
け、ワツシヤ17に連結したワイヤー18又は
連結部材16に連結したワイヤー19に牽引用
索具3に連結する。
(ハ) 第7図及び第8図に示すように、索具用連結
部材16にナツト20やカム部材5をネジ止め
して、カム部4とカム部材5の押付け状態をナ
ツト20やカム部材5で維持するように構成す
る。要するに、カム部4とカム部材5の押付け
状態を維持する手段は適当に変更でき、それら
を固定具Cと総称する。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案の実施例を示し、
第1図は両係合部材の接近状態における断面図、
第2図は第1図の−線矢視図、第3図は両係
合部材の離間状態における断面図、第4図は第3
図の−線矢視図、第5図イないしホは使用法
の説明図である。第6図ないし第8図は本考案の
各別の実施例を示す断面図である。第9図は従来
例の概念図である。 1……フレキシブルパイプ、2……係合部材、
3……牽引用索具、4……カム部、5……カム部
材、7……管、16……索具用連結部材、A……
連結具、C……固定具、d……内側溝深さ、R…
…両係合部材の最大見掛け外径、r……フレキシ
ブルパイプの最小内径。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 管7内に引込むための蛇腹状のフレキシブルパ
    イプ1に対する管内牽引用接続治具であつて、前
    記フレキシブルパイプ1の凹凸内面に係合させる
    一対の係合部材2、及び、それら係合部材2どう
    しを前記フレキシブルパイプ1の内部でその径方
    向に接近離間させると共に、牽引用索具3と前記
    両係合部材2を連結するための連結具Aを、互い
    に分解自在に組合わせてあり、前記両係合部材2
    を、それら両者の最大見掛け外径Rが互いの最接
    近状態で前記フレキシブルパイプ1の最小内径r
    と内側溝深さdの和(r+d)より小になり、か
    つ、互いの最離間状態で前記最小内径rより大に
    なるように形成し、前記連結具Aにおいて、前記
    両係合部材2の少なくとも一端側に形成したカム
    部4に押付けるためのカム部材5を、前記索具3
    又は索具用連結部材16に取付けると共に、前記
    カム部4とカム部材5の押付け状態を維持するた
    めの固定具Cを固定及び解除操作自在に設け、か
    つ、前記カム部4とカム部材5を、互いの押付け
    状態維持で前記両係合部材2の最大見掛け外径R
    が前記フレキシブルパイプ1の最小内径rより大
    になるように形成してあるフレキシブルパイプに
    対する管内牽引用接続治具。
JP14864887U 1987-09-29 1987-09-29 Expired JPH047426Y2 (ja)

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