JPH0655279U - 配線基板の保持構造 - Google Patents

配線基板の保持構造

Info

Publication number
JPH0655279U
JPH0655279U JP14393U JP14393U JPH0655279U JP H0655279 U JPH0655279 U JP H0655279U JP 14393 U JP14393 U JP 14393U JP 14393 U JP14393 U JP 14393U JP H0655279 U JPH0655279 U JP H0655279U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
board
printed wiring
wiring board
connection
holding member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP14393U
Other languages
English (en)
Inventor
孝夫 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP14393U priority Critical patent/JPH0655279U/ja
Publication of JPH0655279U publication Critical patent/JPH0655279U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Combinations Of Printed Boards (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 接続基板とプリント配線基板との接合を確実
に行う。 【構成】 保持部材3の対向する側端面部に、鉤状の係
止片8,9をそれぞれ設ける。また接続基板10,11
に、透孔10a,11aをそれぞれ設ける。係止片8の
係止部8b内方側表面と接続基板10の透孔10a上方
側周縁部の外方側表面とが当接し、これによって接続基
板10が係止される。係止片9の係止部9bの内方側表
面と接続基板11の透孔11a上方側周縁部の外方側表
面とが当接し、これによって接続基板11が係止され
る。 【効果】 接続基板10,11の倒れ込みが防止され、
上方側プリント配線基板2と接続基板10,11との接
合を容易にかつ確実に行うことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、携帯用無線機などの比較的小型の電子機器に好適に実施される配線 基板の保持構造に関し、特に電子機器の筐体内で立体的に配置される配線基板の 保持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯用無線機などのような電子機器に対する小型化および多機能化への 要望は、増々高まっている。このような小型化および多機能化の要望を満たすた めに、前述した電子機器の筐体内には、複数枚の配線基板を上下方向に重ねるな どして、立体的に配置する構造が取られている。プリント配線基板を立体的に配 置することにより、プリント配線基板の占有面積が減少し、電子機器の小型化が 図られる。
【0003】 このように立体的に配置されたプリント配線基板を、間隔をあけて保持するた めに、配線基板間には保持部材が介在される。保持部材は、矩形状の基板と、基 板の表裏両面にそれぞれ立設される複数の支持片とから成る。すなわち上下方向 に対向して配置される一対のプリント配線基板間に、前記保持部材を介在させ、 前記保持部材の表裏両面にそれぞれ立設されている支持片を、前記一対のプリン ト配線基板各々に嵌合させて、プリント配線基板を支持する。
【0004】 また前述した一対のプリント配線基板を電気的に接続し、かつ前記保持部材に よる保持構造を安定化させるために、接続基板が用いられる。接続基板は、通常 2枚用いられ、プリント配線基板間の側縁部近傍に対向して取付けられる。プリ ント配線基板には、前記接続基板の取付位置にコネクタが配設され、接続基板に 配設されたコネクタが接続される。これによって、上下方向に対向して配置され る一対のプリント配線基板の電気的接続および機械的接続が実現される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前述したプリント配線基板の保持構造では、上下方向に対向して配置されるプ リント配線基板のうち、下方側基板に前記保持部材を取付け、続いて接続基板を 取付け、最後に上方側基板を前記保持部材および接続基板に取付ける。このとき 作業者は、倒れるのを防ぐために、かつコネクタの位置合わせをするために、接 続基板を片手で支えながら、上方側基板を取付けなければならない。
【0006】 しかしながら接続基板を2枚用いる場合では、片手で上方側基板を持つため、 1枚の接続基板しか支えることができず、もう1枚の接続基板は、治具を用いて または他の作業者の手によって支えなければならない。また前述の保持部材では 、内側への倒れ込みは防止することはできるが、外側への倒れ込みは防止するこ とはできない。したがって上述した従来の保持構造では、上方側プリント配線基 板を取付ける際に、人手、手間、時間を要することになり、基板組み立て作業の 効率が低下するという問題が生じる。
【0007】 本考案の目的は、接続基板とプリント配線基板との接続を容易にかつ確実に行 うことができる配線基板の保持構造を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上下方向に対向して配置される2枚のプリント配線基板を、板状体 と板状体の表裏両面に立設される支持片とを備える保持部材を介在させて予め定 める間隔で保持し、かつ前記2枚のプリント配線基板間には側縁部近傍に、接続 基板が接続される配線基板の保持構造において、 前記保持部材の板状体には、前記接続基板に対向する側端面部に鉤状の係止片 を設け、前記接続基板には、前記係止片が挿通する透孔を設けたことを特徴とす る配線基板の保持構造である。
【0009】
【作用】
本考案に従えば、上下方向に対向して配置される2枚のプリント配線基板は、 下方側基板に保持部材の支持片を取付け、続いて接続基板を取付け、最後に上方 側基板が前記保持部材の支持片および接続基板に取付けられて、予め定める間隔 で保持される。前記保持部材の板状体には、前記接続基板に対向する側端面部に 鉤状の係止片が設けられており、前記接続基板には、前記係止片が挿通する透孔 が設けられる。
【0010】 前記係止片は、前記保持部材の側端面部に連設される水平部と、前記水平部の 遊端部を屈曲して形成される係止部とから成る。したがって接続基板の透孔に係 止片を挿通してから接続基板を下方側基板に取付けたとき、前記係止部の内方側 表面と、前記接続基板の透孔周縁の外方側表面とが当接し、これによって前記接 続基板が係止される。したがって接続基板がプリント配線基板外方側に倒れるこ とが防止される。また板状体の側端面部が、接続基板の内方側表面に当接または 近接するように保持部材を形成することによって、接続基板のプリント配線基板 内方側に倒れることが防止される。
【0011】
【実施例】
図1は本考案の一実施例であるプリント配線基板の保持構造を示す斜視図であ り、図2はその分解斜視図である。上下方向に対向して配置される下方側プリン ト配線基板1と上方側プリント配線基板2とは、保持部材3によって保持される 。基板1,2は、矩形状にほぼ同一の大きさで形成されている。保持部材3には 、保持部材3表面に対して垂直下方向に立設される支持片4a,5a,6aが設 けられている。
【0012】 支持片4aの先端部には、前記プリント配線基板1に設けられている透孔4c に嵌合する突起4bが突設されている。また支持片5aの先端部には、前記プリ ント配線基板1に設けられている透孔5cに嵌合する突起5bが突設されており 、支持片6aの先端部には、透孔6cに嵌合する突起6bが設けられている。前 記透孔4c,5c,6cに前記突起4b,5b,6bをそれぞれ嵌合させること で、プリント配線基板1に保持部材3が固定される。
【0013】 また保持部材3には、保持部材3表面に対して垂直上方向に立設される支持片 7aが設けられている。前記支持片7aの先端部には、前記プリント配線基板2 に設けられている透孔7cに嵌合する突起7bが突設されている。前記透孔7c に前記突起7bを嵌合させることで、前記プリント配線基板2は、前記保持部材 3で支持される。
【0014】 さらに保持部材3の対向する側端面部には、それぞれ鉤状の係止片8,9が設 けられている。係止片8は、水平部8aと係止部8bとから成り、係止片9は、 水平部9aと係止部9bとから成る。保持部材3の対向する側端面部から、保持 部材3表面に対して水平方向に水平部8a,9aを連設し、水平部8a,9aの 遊端部を、保持部材3表面に対してたとえば垂直上方向に屈曲させて、係止片9 a,9bが形成される。
【0015】 下方側プリント配線基板1と上方側プリント配線基板2とを電気的に接続する とともに、前述した保持部材3による下方側プリント配線基板1と上方側プリン ト配線基板2との立体的な保持構造を安定化させるために、接続基板10,11 が取付けられる。接続基板10には、透孔10aが設けられており、接続基板1 1には、透孔11aが設けられている。
【0016】 図3は、図2図示の矢印A方向から見た分解右側面図である。下方側プリント 配線基板1の基板2に対向する表面の対向する側縁部には、コネクタ21a,2 1bがそれぞれ設けられている。また上方側プリント配線基板2の基板1に対向 する表面の対向する側縁部には、コネクタ22a,22bがそれぞれ設けられて いる。接続基板10の接続基板11に対向する表面の対向する側縁部には、コネ クタ23a,23bがそれぞれ設けられており、接続基板11の接続基板10に 対向する表面の対向する側縁部には、コネクタ24a,24bがそれぞれ設けら れている。
【0017】 コネクタ21aとコネクタ23aとを接合することによって、下方側プリント 配線基板と接続基板10とは、電気的に接続される。またコネクタ21bとコネ クタ24aとを接合させることによって、下方側プリント配線基板1と接続基板 11とは電気的に接続される。
【0018】 コネクタ21aとコネクタ23aとを接合させる際、作業者は接続基板10を 手で持ち上げ、透孔10aに係止片8を挿通させてからコネクタ21aとコネク タ23aとを接合させる。その際、係止部8bの内方側表面8cと透孔10aの 上方側周縁部の外方側表面10bとが当接し、これによって接続基板10が係止 片8によっ係止される。またコネクタ21bとコネクタ24aとを接合する際、 作業者は、接続基板11を手で持ち上げ、透孔11aに係止片9を挿通させてか らコネクタ21bとコネクタ24aとを接合させる。その際、係止部9bの内方 側表面9cと透孔11aの上方周縁部の外方側表面11bとが当接し、これによ って接続基板11が係止片9によって係止される。
【0019】 次にコネクタ22aとコネクタ23bとを接合することによって、接続基板1 0と上方側プリント配線基板2とは、電気的に接続される。またコネクタ22b とコネクタ24bとを接合することによって、上方側プリント配線基板2と接続 基板11とは電気的に接続される。したがって接続基板10,11を介して上方 側プリント配線基板2と下方側プリント配線基板1とは電気的に接続される。
【0020】 コネクタ23b,24bとコネクタ22a,22bとを接合させるとき、作業 者は、コネクタの位置合わせをするために一方の手で接続基板10,11のうち 一方を支え、他方の手で上方側プリント配線基板2を持ちながらコネクタ23b ,24bとコネクタ22a,22bとを接合させる。その際、接続基板10,1 1は、ともに係止片8,9で係止されているため、図3図示の矢符B,C方向に 傾くのが防がれる。また、接続基板10,11の内方への倒れ込みは、保持部材 3の端面部によって防がれる。したがって、接続基板10,11のうち他方を治 具を用いて、または他の作業者の手によって支える必要はなく、接続基板10, 11と上方側プリント配線基板2との接続作業を、1人の作業者で正確かつ容易 に行うことができる。
【0021】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、接続基板および保持部材に上方側基板を取付け る工程において、作業者が一方の手で接続基板を支持し、他方の手で上方側基板 を支持している際、もう一方の接続基板は、保持部材に設けられている係止片に よって係止される。
【0022】 このため上述した作業工程において、他の作業者の手を借りる必要はなく、手 間および時間を軽減することが可能となる。これによりプリント配線基板の組み 立て作業において、作業効率の改善が可能となり、したがって安価で品質の良好 な製品を市場に供給することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例であるプリント配線基板の保
持構造を示す斜視図である。
【図2】図1図示のプリント配線基板の保持構造の分解
斜視図である。
【図3】図1図示のプリント配線基板の保持構造の分解
右側面図である。
【符号の説明】
1 下方側プリント配線基板 2 上方側プリント配線基板 3 保持部材 4a,5a,6a,7a 支持片 8,9 係止片 10,11 接続基板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に対向して配置される2枚のプ
    リント配線基板を、板状体と板状体の表裏両面に立設さ
    れる支持片とを備える保持部材を介在させて予め定める
    間隔で保持し、かつ前記2枚のプリント配線基板間には
    側縁部近傍に、接続基板が接続される配線基板の保持構
    造において、 前記保持部材の板状体には、前記接続基板に対向する側
    端面部に鉤状の係止片を設け、前記接続基板には、前記
    係止片が挿通する透孔を設けたことを特徴とする配線基
    板の保持構造。
JP14393U 1993-01-07 1993-01-07 配線基板の保持構造 Withdrawn JPH0655279U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14393U JPH0655279U (ja) 1993-01-07 1993-01-07 配線基板の保持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14393U JPH0655279U (ja) 1993-01-07 1993-01-07 配線基板の保持構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0655279U true JPH0655279U (ja) 1994-07-26

Family

ID=11465807

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14393U Withdrawn JPH0655279U (ja) 1993-01-07 1993-01-07 配線基板の保持構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0655279U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004513521A (ja) * 2000-11-03 2004-04-30 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 電子機器
JP2008282722A (ja) * 2007-05-11 2008-11-20 Fujitsu Telecom Networks Ltd プリント基板の取付金具
WO2011018825A1 (ja) * 2009-08-13 2011-02-17 三菱電機株式会社 接続コネクタの位置決め接続装置
JP2014096502A (ja) * 2012-11-09 2014-05-22 Hitachi Metals Ltd 信号伝送装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004513521A (ja) * 2000-11-03 2004-04-30 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 電子機器
JP2008282722A (ja) * 2007-05-11 2008-11-20 Fujitsu Telecom Networks Ltd プリント基板の取付金具
WO2011018825A1 (ja) * 2009-08-13 2011-02-17 三菱電機株式会社 接続コネクタの位置決め接続装置
JP2014096502A (ja) * 2012-11-09 2014-05-22 Hitachi Metals Ltd 信号伝送装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08250167A (ja) Pcカード用コネクタ
EP2073614A2 (en) Contact and connecting device
WO2019151414A1 (ja) 電子回路
JPH0655279U (ja) 配線基板の保持構造
JP3609762B2 (ja) シールドボックスの実装方法
US7316571B1 (en) Support structure of circuit module
US5896649A (en) Seating tool for installing electrical connectors to printed circuit boards
US9004959B2 (en) Electrical connecting device
JP3072246U (ja) コネクタ
JPH06244572A (ja) 電子装置
CN210255890U (zh) 电子器件装配夹具
JP2524262Y2 (ja) ライトアングルコネクタ
CN220972072U (zh) 用于mems麦克风单元的辅助检查夹具
JPS629751Y2 (ja)
JPH06244573A (ja) 電子装置
JPS6322556Y2 (ja)
JP3354461B2 (ja) コネクタ組立体及びそれに使用される金具
JPS633193Y2 (ja)
JPH0616428Y2 (ja) プリント基板用雄形コネクタ
JPH0625104Y2 (ja) 光フィルタ保持装置
JP2003124651A (ja) 回路基板の取付構造
TWI417023B (zh) 電子裝置殼體
JPS5814539Y2 (ja) コネクタ
JP2004349297A (ja) ジャック基板位置決め機構
JPH0658564U (ja) プリント基板組み立て体

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19970508