JPH0654730A - 事務用椅子 - Google Patents

事務用椅子

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Publication number
JPH0654730A
JPH0654730A JP23644392A JP23644392A JPH0654730A JP H0654730 A JPH0654730 A JP H0654730A JP 23644392 A JP23644392 A JP 23644392A JP 23644392 A JP23644392 A JP 23644392A JP H0654730 A JPH0654730 A JP H0654730A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring box
spring
underframe
box
coil spring
Prior art date
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Pending
Application number
JP23644392A
Other languages
English (en)
Inventor
Erutsuenbetsuku Manfuretsudo
マンフレッド・エルツェンベック
Fuokutoheru Burukuhaato
ブルクハート・フオクトヘル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MEEKOO KOGYO KK
Original Assignee
MEEKOO KOGYO KK
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Publication date
Application filed by MEEKOO KOGYO KK filed Critical MEEKOO KOGYO KK
Priority to JP23644392A priority Critical patent/JPH0654730A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Chairs Characterized By Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 背凭及び座板がバネによって弾性的に後傾す
るように設けられた事務用椅子に関し、さらに詳しくは
その弾性を使用者の望みどおり自由に調整し得るように
すると共に構造を簡略化した事務用椅子を提供する。 【構成】 脚部2に立設された支柱1の上端に前方に張
出すバネ箱3を固定し、該バネ箱3の前縁上部に台枠1
4の前部を水平に軸支することにより該台枠14上に載
置された座板15を前後に傾動自在なるように支持し、
該台枠14の前部に該バネ箱3の前側に垂下する顎部1
7を一体的に形成し、前記バネ箱3内に収納された圧縮
状のコイルバネ10の一端を該バネ箱3の前壁7内面に
係止する一方、該コイルバネ10の他端を係止する螺子
軸23を該コイルバネ10の中心に貫挿すると共に該螺
子軸23をさらに該バネ箱3の前面開口25および前記
顎部17に開設された透孔26に貫通させその突出端に
調節摘子27を螺合してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、背凭及び座板がバネに
よって弾性的に後傾するように設けられた事務用椅子に
関し、更に詳しくはその弾性を使用者の望みどおり自由
に調整し得るようにすると共に構造を簡略化した事務用
椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】背凭が所望角度に傾動でき、しかもその
背凭の傾動につれて座板も同時に前後に傾斜し得るよう
に構成することによって人間工学に基づき常に作業に適
した姿勢が採れることから長時間座っていても疲労が少
ない特長のある事務用椅子は、既に本出願人の特許出願
に係る特公平1−51243号公報,特公平2−245
27号公報等によって知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の上記事
務用椅子は概して構造が複雑であるために構成部品点数
が多く製作コストも高いものにならざるを得ないという
問題がある。
【0004】また、一般にこの種の事務用椅子はバネの
弾性を調節する操作摘子が後方に設けられているため、
一旦椅子から降りなければその操作摘子に手がとどかず
椅子に座ったままで強度を試しながらの調節ができない
ため使い勝手が良くないものであった。
【0005】本発明の事務用椅子は上記問題点を克服す
るもので、構成部品点数が少なく、製作コストを軽減さ
せると共に、椅子に座りながらのバネ調節を可能にする
など使い勝手のよい事務用椅子を提供することを第1の
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するため手段】上記目的を達成するため本
発明の事務用椅子は、脚部に立設された支柱の上端に前
方に張出すバネ箱を固定し、該バネ箱の前縁上部に台枠
の前部を水平に軸支することにより該台枠上に載置され
た座板を前後に傾動自在なるように支持し、該台枠の前
部に該バネ箱の前側に垂下する顎部を一体的に形成し、
前記バネ箱内に収納された圧縮状のコイルバネの一端を
該バネ箱の前壁内面に係止する一方、該コイルバネの他
端を係止する螺子軸を該コイルバネの中心に貫挿すると
共に該螺子軸をさらに該バネ箱の前面開口および前記顎
部に開設された透孔に貫通させその突出端に調節摘子を
螺合したことを特徴とする。また、本発明は、背凭を支
持する背凭枠を台枠の後縁部分とバネ箱の上縁部分とに
設けられた支軸に軸着して、該台枠の傾斜に連動して背
凭を傾斜させることを特徴とする。さらに本発明は、前
記バネ箱の前面開口に係合溝を形成すると共に、台枠に
ハンドル操作で可動するロック片を設け、該ロック片を
前記係合溝に係脱自在なるように構成することもでき
る。
【0007】
【作用】コイルバネが収納されるバネ箱と、顎部が一体
に形成された台枠を主要部品として構成され、少ない部
品点数によりシンプルに構成される。しかも該コイルバ
ネの弾性調節用の操作摘子を椅子前縁の座板下に設ける
ことができ、調節操作が容易となる。また、背凭枠を台
枠の後縁部分とバネ箱の上縁部分とに設けられた支軸に
軸着することで背凭を同時に傾動させることができる。
更に、バネ箱の前面開口縁に係合溝を形成すると共に、
台枠にハンドル操作で可動するロック片を設けること
で、このロック片を前記係合溝に係止させれば座板を傾
動不能に固定することもできる。
【0008】
【実施例】以下、図面と共に本発明の一実施例を説明す
る。図において、1は脚部2上に垂直に支持された支
柱、3は該支柱1上に固設されたダイカスト製のバネ箱
である。該バネ箱3は一端に支柱1の上端部を嵌挿支持
する軸支部4が形成され、該軸支部4を頂点とし底壁5
および両側壁6,6が上下および両側に前方へ向いテー
パ状に張出し、該底壁5の前縁寄りには前壁7が一体に
形成された箱形に形成されている。そして該バネ箱3の
前面開口縁(底壁5の前壁7より前方部分内面)に突条
8を形成することにより係合溝9を形成せしめている。
【0009】10は前壁7の内壁面に一端が係止され該
バネ箱3内に圧縮状態で収納されたコイルバネである。
バネ箱3の前縁上部(両側壁6,6の上縁前方)には水
平に軸受11,11が一体的に設けられ、該軸受11,
11に主軸12を貫挿することにより該主軸12を水平
に支持している。また、13,13はバネ箱3の上縁部
分(両側壁6,6の上縁中程)に設けられた遊嵌孔で、
該遊嵌孔13,13は前後方向に少し長い長孔形状に開
設されたものである。
【0010】14は上面に座板15がビス16,16…
により載置固定される平面コ字形のダイカスト製台枠
で、該台枠14の前部にはバネ箱3の前側に垂下する顎
部17が一体に形成されている。そして該台枠14の前
部に形成された軸受部18,18に前記主軸12を貫挿
することにより該台枠14,即ち座板15を前後に傾動
自在なるように支持している。
【0011】コイルバネ10の他端にはバネ座19が設
けられ、該バネ座19に貫挿したボルト20を該コイル
バネ10中に進入させ該ボルト20の先端に二股状金具
21を螺合固着している。該二股状金具21にはピン2
2が横架され、該ピン22を螺子軸23の一端に形成さ
れたリング24に貫挿することにより該螺子軸23をボ
ルト20に対して折曲自在に連結している。
【0012】バネ箱3の前壁7には前面開口25が開設
され、台枠14の顎部17には透孔26が開設されてい
る。そして前記螺子軸23を該開口25および透孔26
に貫通させその突出端に調節摘子27を螺合している。
なお調節摘子27は螺子軸23に螺合する雌螺子体28
が埋設されてなり、螺子軸23の先端にはストッパ44
が固着している。
【0013】前記主軸12の一端には座板15の下部に
位置するようにハンドル29が固着されている。また該
主軸12の中間部には半径方向にボルト30が固植され
ている。31は台枠14の顎部17の内側に開設された
スリット孔32より垂下した板状のロック片で、該ロツ
ク片31の上部に形成された長孔33に前記ボルト30
が遊挿され、該ロツク片31の下半部に開設された透孔
34中を前記螺子軸23が貫通し、該ロツク片31の下
端縁35が前記係合溝9に係合し得るようにしている。
【0014】台枠14の後縁部に形成された軸受36,
36には支軸37が貫挿されている。38は側面L形の
アーム39に基板40をビス41,41によって固着し
てなる背凭枠で、該背凭枠38の上端には背凭42が固
着されている。そして該基板40の中程に前記支軸37
を水平に貫挿すると共に、該基板40前端部に支軸4
3,43を一直線状に固着し、該支軸43,43を前記
遊嵌孔13,13に遊嵌させている。
【0015】このように構成した事務用椅子では、いま
図1に示したようにロツク片31の下端縁35が係合溝
9に係合しているとき座板15は略々水平、背凭42は
略々垂直に起立し、机上事務作業に適した形態となる。
そこでハンドル29を下動させ主軸12を回転させボル
ト30を図1に破断線で示したように上向回転させれば
ロツク片31は上方に引張られ係合溝9から離脱する。
このためロツク片31は顎部17と共に前壁7から離間
できるようになり台枠14は主軸12を支点として後傾
可能となる。この状態で使用者が座板15の後方により
多くの体重が掛かるようにすれば座板15は主軸12を
支点として後傾する。また、台枠14が後傾すると支軸
37が下がるため基板40も後傾し、背凭42が同時に
後方へ傾斜する。なおコイルバネ10は弾性により螺子
軸23を牽引しているので顎部17が該コイルバネ10
により引張られ台枠14を元の水平状態、背凭42を起
立状態に戻そうとするので、使用者の体重とのバランス
により台枠14の後方および背凭42に体重がより大き
く掛かるとさらに大きく台枠14および背凭42を後傾
させることができる。その際、背凭42は図5に破断線
で示したように台枠14の後縁か下降するよりも大きく
下降する。即ち、背凭42は支軸43を支点とし支軸3
7が下降するに従い下降するためにその梃子作用によっ
てより大きく背凭42が下降するようになる。このため
使用者がこの背凭42に背中の荷重を掛けて後傾させた
際に、その使用者の背中のワイシャツ等の上衣に下に引
張られるように力が掛かるだけで上衣がズボンからめく
れ上るような不体裁が生ずるようなことがない。
【0016】また支軸37は座板15の前方下部に位置
するので、座ったままでも手がとどきこれを回転操作す
ることによりコイルバネ10の圧縮量を調節できるため
使用者は体重とバランスするように使用感をたしかめな
がら自由に適格に調節することができる。
【0017】また座板15を後傾させた状態にてハンド
ル29を元に戻しロツク片31を下げればその下端縁3
5は図2に示したように突条8の前側に係合するのでこ
の傾斜状態を保持できる。このため下端縁35を突条8
の前側に係合させたときは体重を掛けていなくとも図2
のように傾斜状態が保持される。そしてハンドル29を
再操作しロツク片31を上昇させればコイルバネ10の
弾性により元の状態に戻る。このようにロツク片31の
係合溝9に対する係合離脱操作により座板15,背凭4
2を所望傾斜角度にて不動に固定することも可能であ
る。
【0018】
【発明の効果】このように本発明の事務用椅子は、バネ
箱,台枠を主要部品とする簡単な構成であるので、部品
点数が少なく製作が容易であると共に、座りながらのバ
ネ調節が可能であるので使用者の望みどおりの調節が容
易にできる。また、座板が後傾するに従いその後縁より
も背凭がさらに大きく下降するので使い勝手がよく、さ
らには、ロック片を係合させることにより所望の傾斜角
度で座板等を固定することもできるなど使用上も幾多の
利便性を備えている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の事務用椅子の一実施例を示す要部の縦
断面図。
【図2】図1の作動状態図。
【図3】図1の平面図。
【図4】図1のAーA線断面図。
【図5】椅子全体の側面図。
【符号の説明】
1 支柱 2 脚部 3 バネ箱 5 底壁 7 前壁 8 突条 9 係合溝 10 コイルバネ 11,11 軸受 12 主軸 13,13 遊嵌孔 14 台枠 15 座板 17 顎部 18,18 軸受部 19 バネ座 23 螺子軸 25 開口 26 透孔 27 調節摘子 29 ハンドル 31 ロック片 37 支軸 38 背凭枠 42 背凭 43,43 支軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脚部に立設された支柱の上端に前方に張
    出すバネ箱を固定し、該バネ箱の前縁上部に台枠の前部
    を水平に軸支することにより該台枠上に載置された座板
    を前後に傾動自在なるように支持し、該台枠の前部に該
    バネ箱の前側に垂下する顎部を一体的に形成し、前記バ
    ネ箱内に収納された圧縮状のコイルバネの一端を該バネ
    箱の前壁内面に係止する一方、該コイルバネの他端を係
    止する螺子軸を該コイルバネの中心に貫挿すると共に該
    螺子軸をさらに該バネ箱の前面開口および前記顎部に開
    設された透孔に貫通させその突出端に調節摘子を螺合し
    てなることを特徴とする事務用椅子。
  2. 【請求項2】 背凭を支持する背凭枠を台枠の後縁部分
    とバネ箱の上縁部分とに設けられた支軸に軸着して、該
    台枠の傾斜に連動して背凭が傾斜するようにした請求項
    1記載の事務用椅子。
  3. 【請求項3】 前記バネ箱の前面開口に係合溝を形成す
    ると共に、台枠にハンドル操作で可動するロック片を設
    け、該ロック片を前記係合溝に係脱自在なるように構成
    した請求項1又は2記載の事務用椅子。
JP23644392A 1992-08-11 1992-08-11 事務用椅子 Pending JPH0654730A (ja)

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JP23644392A JPH0654730A (ja) 1992-08-11 1992-08-11 事務用椅子

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JP23644392A JPH0654730A (ja) 1992-08-11 1992-08-11 事務用椅子

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ID=17000832

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JP23644392A Pending JPH0654730A (ja) 1992-08-11 1992-08-11 事務用椅子

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JP (1) JPH0654730A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6055717A (en) * 1997-03-25 2000-05-02 Ngk Insulators, Ltd. Securing method of polymer insulator and die used for this method
DE19706766B4 (de) * 1996-02-21 2005-11-17 Ngk Insulators, Ltd., Nagoya Befestigungsverfahren

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19706766B4 (de) * 1996-02-21 2005-11-17 Ngk Insulators, Ltd., Nagoya Befestigungsverfahren
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