JPH0332277Y2 - - Google Patents

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JPH0332277Y2
JPH0332277Y2 JP1982153656U JP15365682U JPH0332277Y2 JP H0332277 Y2 JPH0332277 Y2 JP H0332277Y2 JP 1982153656 U JP1982153656 U JP 1982153656U JP 15365682 U JP15365682 U JP 15365682U JP H0332277 Y2 JPH0332277 Y2 JP H0332277Y2
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JP
Japan
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fixed
frame
seat
hole
cylinder
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JP1982153656U
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English (en)
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JPS5957154U (ja
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  • Chairs Characterized By Structure (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主としてオフイスコンピユータやワー
ドプロセツサーのオペレータに使用される椅子に
関するものである。
従来の事務用椅子は、座席が水平または後傾位
置に固定され、その座席に対し背もたれが垂直に
設けられるとともに後方へ傾斜し得るようになつ
たもので、この形式の事務用椅子は事務作業者の
作業姿勢に合わせて設計されている。オフイスコ
ンピユータやワードプロセツサーのオペレータの
作業姿勢は、事務作業者のように背を丸めた作業
姿勢と異なり、背を垂直に伸ばして椅子に着座す
る姿勢であり、従来の事務用椅子のように座席が
水平または後傾位置に固定された椅子では着座し
にくく、また作業疲労が多くなる不都合があつ
た。
本考案の基本的構成は、座席を水平または後傾
位置から前傾位置へ傾動自在に設け、かつ背もた
れの傾斜角度を着座者の着座姿勢に応じて調節可
能に設けたものである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図ないし第7図において、脚台1から垂直
に立設された支筒2内の内部にはアクチユエータ
(ガスシリンダ)3が内蔵され、そのアクチユエ
ータ3のロツド4が上方へ突設されている。ロツ
ド4の先端にはアクチユエータ3の作動を制御す
る作動ピン5が突設され、その作動ピン5を押下
すると後述の座席6が昇降する。
座席部の構成は、前記支筒2へ挿入された案内
筒7へアクチユエータ3のロツド4の先端部が嵌
入し得るようになつており、その案内筒7の上端
に、前後両面が開口された基枠8が水平方向へ向
けて固着されている。基枠8には後側の開口部9
へ一部嵌入した内筒10が水平に固着されてい
る。内筒10は基枠8と反対側中央にほぼ軸心ま
で達する切欠き11が削設され、両端にはトーシ
ヨンバー12の端部を保持するための角孔13が
設けられた回り止め片14が固着されている。内
筒10の中央部を除いた端部には夫々外筒15が
外嵌され、その外筒15の内側端部は基枠8を囲
むように設けられた外枠16に固着されている。
外枠16はコ字形状に折曲された前枠16Aと後
枠16Bとが互いに開口端を向い合わせて外筒1
5に固着されている。前枠16Aには、前壁の一
部が切込まれて内側へ突出し、基枠8の前側にお
ける開口部17に介在するストツパー18が形成
されている。後枠16Bにはその内側に連結板1
9が固着され、その連結板19上に後述の支持レ
バー23の後端下面を支持する支持点20が設け
られている。外筒15の外側端部には断面逆L字
形状のブラケツト21が固着され、そのブラケツ
ト21に前記座席6が固定されるようになつてい
る。断面角形のトーシヨンバー12を挿通するた
めの角孔22を有する支持レバー23が内筒10
の切欠き11へ挿入され、トーシヨンバー12が
左右何れかの回止め片14の角孔13から内筒1
0へ挿入され、そのトーシヨンバー12は支持レ
バー23の角孔22及び反対側の回止め片14の
角孔13へ挿通されている。このトーシヨンバー
12は両端が内筒10に固定されているから、中
央部に取付けられた支持レバー23を回動させれ
ばトーシヨンバー12に捩り力を発生させること
ができる。このトーシヨンバー12の捩り力を座
席6を前傾位置から水平または後傾位置へ復帰さ
せる際の復元力として利用する。支持レバー23
の端は前記外枠16に設けられた支持点20に当
接されている。座席6はその上面が水平または水
平に対し後方へほぼ3度前後傾斜するようにブラ
ケツト21に取付けられている。前枠16Aの側
壁には透孔24が穿設され、座席6が水平または
後傾した位置において前枠16Aの透孔24に対
向してピン孔25が穿設され、さらに座席6が水
平に対し所定角度(ほぼ8゜前後)前傾した位置に
おいて透孔24に対向してピン孔26が穿設され
ている。座席6の前傾位置におけるピン孔26
は、前傾角度に対応させて1個所以上設けられ
る。ブラケツト21には外枠16の透孔24と軸
心を一致させて透孔27が設けられ、その透孔2
7の挿通されたロツクピン49の先端が外枠16
の透孔24へ挿入され、さらに基枠8のピン孔2
5,26へ嵌脱自在に設けられている。ロツクピ
ン49にはブラケツト21の内面に当接する止め
輪28と外枠16の外面に当接する位置に止め輪
29が夫々取付けられている。この止め輪28,
29はロツクピン49の移動を規制するものであ
る。
前記案内筒7には基枠8の下側に支持筒30が
固着され、その支持筒30にアクチユエータ3を
作動させるための操作レバー31が上下方向へ回
動可能に枢着され、その操作レバー31の先端部
は案内筒7内へ挿入されてアクチユエータ3の作
動ピン5に当接されている。
外枠16の後部には所定の間隔で対向した側板
を有する支持腕32が突設され、その支持腕32
の後端に背もたれ支柱33を挾着するための挾着
金具34が回動自在に取付けられている。図中3
5が挾着金具34を枢着するためのボルトまたは
リベツトであつて、そのボルトまたはリベツト3
5は挾着金具34が背もたれ支柱33を締付けな
いように中央部にスリーブ36が嵌装されてい
る。37が挾着金具34を締付けるためのボルト
であつて頭部37a下側に角形の嵌合部37bを
有し、ハンドルを有する固定ナツト38が螺合さ
れるようになつている。支持腕32における下側
のボルト37を挿通するための孔39はボルトま
たはリベツト35を回転半径とする弧状孔でボル
ト37が弧状孔39内で移動し得るようになつて
いる。支持腕32の外面には孔の周囲に所要角度
傾斜させた多数の凹凸条40が平行に設けられて
いる。孔39の前方には長孔状のガイド孔47が
設けられている。挾着金具34は、第5図に示す
ようにU字形状をなすもので、上部にボルトまた
はリベツト35を挿通するための挿孔41が穿設
され、下部にボルト37の頭部37a下側の嵌合
部37bが回転不能に嵌合される挿孔42が少な
くとも一側に穿設されている。ボルト37には支
持腕32の凹凸条40に噛合う凹凸条44を一面
に有する座板43が嵌装されている。その座板4
3は中央に前記ボルト37が挿通される挿孔45
が設けられ、周縁の一部に延長片46が突設さ
れ、その延長片46は凹凸条44と同一側へほぼ
直角に折曲され、先端に支持腕32のガイド孔4
7よりも幅広く突片48が形成されている。
本考案の椅子では、座席6に着座しない状態で
操作レバー31を押下げると、座席昇降用のアク
チユエータ3が作動して座席6を上昇させるから
作業姿勢に合わせて座席6の高さを調節する。ロ
ツクピン49をピン孔25,26から引抜いた状
態で座席6に着座し、その座席6の前部に体重を
掛けると座席6はブラケツト21とともに前傾方
向へ回動し、そのブラケツト21に外筒15を介
して結合された外枠16も同方向へ回動する。外
枠16が前傾方向へ回動すると、連結板19上の
支持点20が支持レバー23の端部下面を押上げ
ることとなり、その結果トーシヨンバー12に捩
り力が発生する。この捩り力は両端の廻り止め片
14を介してブラケツト21を、従つて座席6を
水平または後傾する方向へ復帰させる力となる。
座席6を前傾位置にロツクするには、ロツクピン
49を前傾位置用ピン孔26へ嵌入させればよ
い。次に背もたれ支柱33を挾着している固定ナ
ツト38を緩め、支持腕32の凹凸条40と座板
43の凹凸条44との噛合を解消させて背もたれ
支柱33を任意の角度へ傾動させ、その背もたれ
支柱33上端に取付けられた背もたれ50を着座
者の背に密着させ、固定ナツト38を締付けて支
持腕32の凹凸条40と座板43の凹凸条44と
を噛合わせておく。支持腕32と座板43とが凹
凸条40,44で噛合うことによつてボルト37
の横方向への移動を防止し、挾着金具34をその
位置に固定する。座板43の延長片46はその突
片48がガイド孔47内に位置することによつて
固定ナツト38を緩めたときに座板43がずれて
凹凸条40,44が噛合わなくなるのを防止し、
両方の凹凸条40,44を常に噛合い可能な状態
に保つ。
本考案は上記の構成であるから、以下の利点を
有する。
(1) 座席が前傾するから、オフイスコンピユータ
やワードプロセツサーのオペレータは作業疲労
の少ない姿勢で作業することができる。
(2) 座席はオペレータ作業に適する前傾位置だけ
でなく、一般のデスク作業に適する後傾または
水平位置にも使用できるから、一人の作業者が
2種類の椅子を使用する無駄がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の正面図、第2図は主
要部の拡大平面図、第3図は主要部の拡大正面
図、第4図は主要部の拡大側面図、第5図は挾着
金具の斜視図、第6図はボルトの斜視図、第7図
は座板の斜視図である。 6……座席、7……案内筒、8……基枠、12
……トーシヨンバー、16……外枠、21……ブ
ラケツト、23……支持レバー、24……透孔、
25,26……ピン孔、32……支持腕、34…
…挾着金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 案内筒7の上端に固着された基枠8と反対側中
    央にほぼ軸心まで達する切欠き11が削設され、
    両端にはトーシヨンバー12の端部を保持するた
    めの角孔13が設けられた廻り止め片14が固着
    され、内筒10の中央部を除いた端部には夫々外
    筒15が外嵌され、その外筒15の内側端部は基
    枠8を囲むように設けられた外枠16に固着さ
    れ、この外枠16はコ字形状に折曲された前枠1
    6Aと後枠16Bとが互いに開口端を向かい合わ
    せて外筒15に固着され、前枠16Aには、前壁
    の一部が切込まれて内側へ突出し、基枠8の前側
    における開口部17に介在するストツパー18が
    形成され、後枠16Bにはその内側に連結板19
    が固着され、その連結板19上に支持レバー23
    の後端下面を支持する支持点20が設けられ、外
    筒15の外側端部には断面逆L字形状のブラケツ
    ト21が固着され、そのブラケツト21に座席6
    が固着されてなることを特徴とする椅子。
JP15365682U 1982-10-08 1982-10-08 椅子 Granted JPS5957154U (ja)

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JP15365682U JPS5957154U (ja) 1982-10-08 1982-10-08 椅子

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JP15365682U JPS5957154U (ja) 1982-10-08 1982-10-08 椅子

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Publication Number Publication Date
JPS5957154U JPS5957154U (ja) 1984-04-14
JPH0332277Y2 true JPH0332277Y2 (ja) 1991-07-09

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ID=30339890

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JP15365682U Granted JPS5957154U (ja) 1982-10-08 1982-10-08 椅子

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4837430A (ja) * 1971-09-10 1973-06-02

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57131142U (ja) * 1981-02-09 1982-08-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4837430A (ja) * 1971-09-10 1973-06-02

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JPS5957154U (ja) 1984-04-14

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