JP2540705Y2 - 高さ調節自在椅子 - Google Patents
高さ調節自在椅子Info
- Publication number
- JP2540705Y2 JP2540705Y2 JP11258290U JP11258290U JP2540705Y2 JP 2540705 Y2 JP2540705 Y2 JP 2540705Y2 JP 11258290 U JP11258290 U JP 11258290U JP 11258290 U JP11258290 U JP 11258290U JP 2540705 Y2 JP2540705 Y2 JP 2540705Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- backrest
- height
- seat
- chair
- support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Chairs Characterized By Structure (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、座る人の体位に応じて高さ調節ができると
共に、これにあわせて背もたれも前後方向に移傾動する
椅子に関する。
共に、これにあわせて背もたれも前後方向に移傾動する
椅子に関する。
従来は、後方に背もたれを装備する座体を回転により
上下動するよう支脚の上方に架設して構成する椅子にお
いて、前記背もたれに対してはこれといつた考案はなさ
れておらず座体部分に固定された侭で座体の昇降のみで
あり背もたれに格別の変化乃至移動がなされるといつた
ものは皆無であつた。
上下動するよう支脚の上方に架設して構成する椅子にお
いて、前記背もたれに対してはこれといつた考案はなさ
れておらず座体部分に固定された侭で座体の昇降のみで
あり背もたれに格別の変化乃至移動がなされるといつた
ものは皆無であつた。
机の高さに合わせて座体を高くした場合、座体に対す
る背もたれの姿勢は変らないので机に向つて学習や事務
をとろうとした場合、人の姿勢としては前寄りとなる
が、背もたれがフイットしないから当然不安定な姿勢と
なつたり座り方となつて椅子として極めて不充分であ
り、特に成長の変化が著るしい児童に於ては勢い姿勢も
悪く且つ成長にも悪影響が出かねないので、特に本考案
に於ては小中学校生の子供達が使用する椅子において個
々の体位体格に合わせて座高を調節することと連動し
て、背もたれの奥行きや傾角が前後方向に移動して適当
にフイットさせ且つ足掛けも体位にあつたものになる椅
子を構成することを解決しようとする課題とした。
る背もたれの姿勢は変らないので机に向つて学習や事務
をとろうとした場合、人の姿勢としては前寄りとなる
が、背もたれがフイットしないから当然不安定な姿勢と
なつたり座り方となつて椅子として極めて不充分であ
り、特に成長の変化が著るしい児童に於ては勢い姿勢も
悪く且つ成長にも悪影響が出かねないので、特に本考案
に於ては小中学校生の子供達が使用する椅子において個
々の体位体格に合わせて座高を調節することと連動し
て、背もたれの奥行きや傾角が前後方向に移動して適当
にフイットさせ且つ足掛けも体位にあつたものになる椅
子を構成することを解決しようとする課題とした。
本考案は、そのような不具合を解決し、個々の体位に
合わせることができるよう工夫したものであり、技術的
構成の大要としては椅子座下面に固着した取付金具の後
縁より後方に延出する二本のアームの先端部分に穿孔を
設けこれとＬ字状に彎曲形成せる背もたれのステーの中
間屈曲部の内側に設けた筒金とを回動自在に軸挿着さ
せ、又前記椅子座下面中央より垂設するねじ杆（11）の
外周に遊嵌させた回転支持体（６）の後部に横孔（５）
を穿設しこれと椅子背もたれステー（12）の下方前端２
叉部に穿てる長孔とにピン（16）を挿通した構成であつ
て、座体の上下動にともなつて前後に移傾動する背もた
れを前記座体の後方に連動式で前後動調節自在に架設し
て構成したものである。
合わせることができるよう工夫したものであり、技術的
構成の大要としては椅子座下面に固着した取付金具の後
縁より後方に延出する二本のアームの先端部分に穿孔を
設けこれとＬ字状に彎曲形成せる背もたれのステーの中
間屈曲部の内側に設けた筒金とを回動自在に軸挿着さ
せ、又前記椅子座下面中央より垂設するねじ杆（11）の
外周に遊嵌させた回転支持体（６）の後部に横孔（５）
を穿設しこれと椅子背もたれステー（12）の下方前端２
叉部に穿てる長孔とにピン（16）を挿通した構成であつ
て、座体の上下動にともなつて前後に移傾動する背もた
れを前記座体の後方に連動式で前後動調節自在に架設し
て構成したものである。
また、複数の隣り合う両支脚間にはそれぞれ高さが異
なる各足掛けを架設して構成したものである。
なる各足掛けを架設して構成したものである。
したがつて、座体が低い場合には、背もたれが後方に
移動し、座体が高くなると背もたれが前方に移動するこ
とになつて自動的に調整されながら座る人に背もたれが
良好にフイットすることになり、また、体位に合つた足
掛けの上方側に座体を振り向けておくと、その足掛けに
足を載せて良好に座ることができることになる。
移動し、座体が高くなると背もたれが前方に移動するこ
とになつて自動的に調整されながら座る人に背もたれが
良好にフイットすることになり、また、体位に合つた足
掛けの上方側に座体を振り向けておくと、その足掛けに
足を載せて良好に座ることができることになる。
次に、図面に示す実施例について説明する。
第１図ないし第５図において、第１図は椅子全体の側
面図を示し、中心部となる上方の支持筒体（３）からは
４本の支脚（１）を等配にして垂設し、前記支持筒体
（３）の上部外周には支持リング（４）を嵌合し、該支
持リング（４）の外周には後部に横孔（５）を有する回
転支持体（６）を遊嵌し、前記支持筒体（３）には、前
記回転支持体（６）の上下動を係止できる雌ねじ体
（７）を上方から嵌挿して固定し、後方に両アーム
（８）（８）を延設して前記座体（Ａ）の下面にボルト
（９）を介し固設する取付金具（10）より垂設したねじ
杆（11）を前記雌ねじ体（７）に螺挿し、彎曲状に形成
した背もたれ（Ａ）の背面にはＬ字状に形成したステー
（12）の上端部をボルト（13）を介して固定し、前記ス
テー（12）の前端部の２叉部（14）に形成した両長孔
（15）（15）には、前記回転支持体（６）の横孔（５）
に嵌挿する連結ピン（16）を嵌合し、前記ステー（12）
の中間屈曲部に固設した筒金（17）には前記両アーム
（８）（８）の後部に嵌挿する支点軸（18）を嵌合して
構成する。
面図を示し、中心部となる上方の支持筒体（３）からは
４本の支脚（１）を等配にして垂設し、前記支持筒体
（３）の上部外周には支持リング（４）を嵌合し、該支
持リング（４）の外周には後部に横孔（５）を有する回
転支持体（６）を遊嵌し、前記支持筒体（３）には、前
記回転支持体（６）の上下動を係止できる雌ねじ体
（７）を上方から嵌挿して固定し、後方に両アーム
（８）（８）を延設して前記座体（Ａ）の下面にボルト
（９）を介し固設する取付金具（10）より垂設したねじ
杆（11）を前記雌ねじ体（７）に螺挿し、彎曲状に形成
した背もたれ（Ａ）の背面にはＬ字状に形成したステー
（12）の上端部をボルト（13）を介して固定し、前記ス
テー（12）の前端部の２叉部（14）に形成した両長孔
（15）（15）には、前記回転支持体（６）の横孔（５）
に嵌挿する連結ピン（16）を嵌合し、前記ステー（12）
の中間屈曲部に固設した筒金（17）には前記両アーム
（８）（８）の後部に嵌挿する支点軸（18）を嵌合して
構成する。
また、隣り合う両支脚（１）（１）の間にはそれぞれ
足掛け（２）を架着するが、該足掛け（２）はそれぞれ
彎曲する３本の足掛け（2a）（2b）（2c）にして、一方
の間隔内には架設しないで、他の３つの間隔内に、高さ
がh1、h2、h3と順次高くなるようにして足掛け（2a）
（2b）（2c）をそれぞれ架着し構成する。
足掛け（２）を架着するが、該足掛け（２）はそれぞれ
彎曲する３本の足掛け（2a）（2b）（2c）にして、一方
の間隔内には架設しないで、他の３つの間隔内に、高さ
がh1、h2、h3と順次高くなるようにして足掛け（2a）
（2b）（2c）をそれぞれ架着し構成する。
すなわち、学校で使用するパソコン用椅子にしたもの
であり、座体（Ａ）を回転させると、ねじ杆（11）の螺
合により、第１図、第３図、第４図および第５図に示す
ように座体（Ａ）がH1、H2、H3、H4と高くなるように高
さ調節を行なうことができることになり、座体（Ａ）の
前方を足掛け（2a）（2b）（2c）の上方に向けると、そ
れぞれh1、h2、h3と高くなる足掛けの上方に足を載せる
ことができることになつて、座る人の下腿高に合う高さ
となる足掛けに合わせて座ることができることになる。
であり、座体（Ａ）を回転させると、ねじ杆（11）の螺
合により、第１図、第３図、第４図および第５図に示す
ように座体（Ａ）がH1、H2、H3、H4と高くなるように高
さ調節を行なうことができることになり、座体（Ａ）の
前方を足掛け（2a）（2b）（2c）の上方に向けると、そ
れぞれh1、h2、h3と高くなる足掛けの上方に足を載せる
ことができることになつて、座る人の下腿高に合う高さ
となる足掛けに合わせて座ることができることになる。
その場合、座体（Ａ）を回転させてH1から順次、H4に
高さを高くすると、座体（Ａ）とともに回転する背もた
れ（Ｂ）は、連結ピン（16）が長孔（15）（15）内を摺
動しながらステー（12）が支点軸（18）中心に回動する
状態となつて、座体（Ａ）の前端と背もたれ（Ｂ）の間
隔がL4、L3、L2、L1と順次、狭くなるように前方へ移動
することになり、机に向つて座る人に背もたれ（Ｂ）が
良好にフイットすることになる。
高さを高くすると、座体（Ａ）とともに回転する背もた
れ（Ｂ）は、連結ピン（16）が長孔（15）（15）内を摺
動しながらステー（12）が支点軸（18）中心に回動する
状態となつて、座体（Ａ）の前端と背もたれ（Ｂ）の間
隔がL4、L3、L2、L1と順次、狭くなるように前方へ移動
することになり、机に向つて座る人に背もたれ（Ｂ）が
良好にフイットすることになる。
第６図は他の実施例を示し、前記実施例とは同一符号
で示すように略同様に構成するが、両アーム（８）
（８）の後端部には直線状のステー（12a）の下端部を
回動可能に枢結し、回転支持体（６）の後部に一端側を
回動可能に枢結した連動杆（19）の他端部を前記ステー
（12a）の下部側に回動可能に枢結して構成したもので
あり、前記実施例同様に作動することになつて、座体
（Ａ）を回動させながら仮想線で示すように上動させる
と、背もたれ（Ｂ）は仮想線で示すように前方へ移動す
ることになる。
で示すように略同様に構成するが、両アーム（８）
（８）の後端部には直線状のステー（12a）の下端部を
回動可能に枢結し、回転支持体（６）の後部に一端側を
回動可能に枢結した連動杆（19）の他端部を前記ステー
（12a）の下部側に回動可能に枢結して構成したもので
あり、前記実施例同様に作動することになつて、座体
（Ａ）を回動させながら仮想線で示すように上動させる
と、背もたれ（Ｂ）は仮想線で示すように前方へ移動す
ることになる。
このように本考案は、座体（Ａ）が低い場合には背も
たれ（Ｂ）は後方に移動し、座体（Ａ）を回動させて高
くすると、連動して背もたれ（Ｂ）は前方に移動するよ
う自動的に調整できることになり、高くして机に向つて
座る人に背もたれ（Ｂ）が良好にフイットすることにな
つて、体位に合わせて姿勢良く安定した座り方ができる
ことになり、また、体位に合つた足掛け（２）の上方側
に座体（Ａ）を振り向けておくと、その場の足掛け
（２）に足を良好に載せて座ることができることにな
り、座る人の体位に合わせて良好に調節できることにな
つて従来のように数種類の椅子を用意することなく好適
に実施できる特長を有する。
たれ（Ｂ）は後方に移動し、座体（Ａ）を回動させて高
くすると、連動して背もたれ（Ｂ）は前方に移動するよ
う自動的に調整できることになり、高くして机に向つて
座る人に背もたれ（Ｂ）が良好にフイットすることにな
つて、体位に合わせて姿勢良く安定した座り方ができる
ことになり、また、体位に合つた足掛け（２）の上方側
に座体（Ａ）を振り向けておくと、その場の足掛け
（２）に足を良好に載せて座ることができることにな
り、座る人の体位に合わせて良好に調節できることにな
つて従来のように数種類の椅子を用意することなく好適
に実施できる特長を有する。
第１図は本考案の実施例である椅子の側面図、第２図は
その分解斜視図、第３図、第４図および第５図は第１図
の作動説明図をそれぞれ示し、第６図は他の実施例を示
す。 （Ａ）……座体、（Ｂ）……背もたれ、（１）……支
脚、（２）……足掛け。
その分解斜視図、第３図、第４図および第５図は第１図
の作動説明図をそれぞれ示し、第６図は他の実施例を示
す。 （Ａ）……座体、（Ｂ）……背もたれ、（１）……支
脚、（２）……足掛け。
Claims (2)
- 【請求項１】後方に背もたれ（Ｂ）を装備する座体
（Ａ）を回転により上下動するよう支脚（１）の上方に
架設して構成する椅子において、前記座体（Ａ）の上下
動にともなつて連動しながら前後動するよう前記背もた
れ（Ｂ）を前記座体（Ａ）の後方に連動式で前後動調節
自在に架設して構成したことを特徴とする高さ調節自在
椅子。 - 【請求項２】複数の隣り合う両支脚（１）（１）間には
それぞれ高さが異なる各足掛け（２）を架設してなる請
求項１記載の高さ調節自在椅子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11258290U JP2540705Y2 (ja) | 1990-10-25 | 1990-10-25 | 高さ調節自在椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11258290U JP2540705Y2 (ja) | 1990-10-25 | 1990-10-25 | 高さ調節自在椅子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0469041U JPH0469041U (ja) | 1992-06-18 |
| JP2540705Y2 true JP2540705Y2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=31860090
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11258290U Expired - Lifetime JP2540705Y2 (ja) | 1990-10-25 | 1990-10-25 | 高さ調節自在椅子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2540705Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2570134Y2 (ja) * | 1992-12-17 | 1998-05-06 | 株式会社イトーキクレビオ | 足載せ台付き回転椅子 |
-
1990
- 1990-10-25 JP JP11258290U patent/JP2540705Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0469041U (ja) | 1992-06-18 |
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