JP2570134Y2 - 足載せ台付き回転椅子 - Google Patents

足載せ台付き回転椅子

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JP2570134Y2
JP2570134Y2 JP1992091909U JP9190992U JP2570134Y2 JP 2570134 Y2 JP2570134 Y2 JP 2570134Y2 JP 1992091909 U JP1992091909 U JP 1992091909U JP 9190992 U JP9190992 U JP 9190992U JP 2570134 Y2 JP2570134 Y2 JP 2570134Y2
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JP
Japan
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footrest
height
seat
support shaft
legs
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JP1992091909U
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English (en)
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JPH0650549U (ja
Inventor
博嗣 久保
Original Assignee
株式会社イトーキクレビオ
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C7/00Parts, details, or accessories of chairs or stools
    • A47C7/50Supports for the feet or the legs coupled to fixed parts of the chair

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  • Chairs Characterized By Structure (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、大人から子供まで体格
の異なる着座者に適用可能な足載せ台付き回転椅子に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の学童用の椅子には、脚部に対して
座部の高さを調節可能となすとともに、脚部に取付けた
足載せ板も高さ調節可能となした構造のものが既に提供
されているが、この種の学童用椅子は、座部が回転しな
いものである。
【0003】一方、通常の回転椅子には、多様な着座者
の体格に適用できるようにガスシリンダー等を用いて脚
部に対して座部の高さを調節可能となした構造のものが
極めて一般的に提供されている。しかし、脚部には足載
せ台を有しないものが普通である。
【0004】ところで、座部を極端に高く設定すること
が必要なドラフター製図用等の特殊な用途の回転椅子で
は、脚部に足載せ台を設けた構造のものが存在する。例
えば、図5に示すように脚部aの支軸bに座部cを回転
可能且つ高さ調節可能に取付けるとともに、該支軸bの
所定高さ位置にリング状の足載せ台dを水平に固定した
構造の設計者用回転椅子である。
【0005】しかし、前述の例で示した足載せ台の目的
は、ドラフターの高さに応じて座部を極端に高くする必
要があり、そのため着座者の足が床面から浮いてしまう
からである。仮に、この構造の足載せ台を通常使用する
回転椅子に適用しても、大人から子供まで体格の異なる
着座者全てに適用できる足載せ台付き回転椅子とはなら
ない。即ち、机天板の高さは略一定に規格化されてお
り、一方、人の体格は略相似形で座高及び膝下長さが異
なるため、机上での執務に適するように座部の高さを座
高に応じて設定する場合、座部と足載せ台の間隔も該座
部の高さ調節分だけ変化するので、膝下長さに適合でき
ないことが多いからである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】本考案が前述の状況に
鑑み、解決しようとするところは、従来は着座者の座高
のみを考慮して座部を高さ調節可能となしていたのに対
し、着座者の体格に応じて膝下長さも相似形で変化する
ことに着目し、脚部に対して座部を高さ調節可能となし
た回転椅子において、着座者の体格に応じて座部の高さ
を調節した際に、該座部の高さに適した足載せ部を選択
して使用できる足載せ台付き回転椅子を提供する点にあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、前述の課題解
決のために、放射状に設けた複数の支脚の中心部に支軸
を立設するとともに、該支軸に伸縮自在且つ回転可能な
ガスシリンダーを内装して脚部を構成し、前記支軸の上
方へ突出した前記ガスシリンダーの上端部に座部を取付
けて、脚部に対して座部を高さ調節可能となした回転椅
子であって、前記支軸の所定高さ位置に床面からの高さ
が異なる複数の足載せ部を有する足載せ台を固定し、前
記支軸の周囲に複数の足載せ部を配すべく、前記支軸か
ら放射状に伸びた複数の支杆で円形のリング杆を傾斜状
態に支持固定して足載せ台を形成し、前記支軸の周囲に
配した前記リング杆を足載せ部としてなる足載せ台付き
回転椅子を構成した。
【0008】また、本考案は、放射状に設けた複数の支
脚の中心部に支軸を立設するとともに、該支軸に伸縮自
在且つ回転可能なガスシリンダーを内装して脚部を構成
し、前記支軸の上方へ突出した前記ガスシリンダーの上
端部に座部を取付けて、脚部に対して座部を高さ調節可
能となした回転椅子であって、前記支軸の所定高さ位置
に床面からの高さが異なる複数の足載せ部を有する足載
せ台を固定し、前記支軸の周囲に複数の足載せ部を配す
べく、円板状の板体の中心孔に前記支軸を嵌挿固定して
足載せ台を形成し、前記板体に設けた高さの異なる上面
を足載せ部としてなる足載せ台付き回転椅子を構成し
た。
【0009】
【作用】以上の如き内容からなる本考案の足載せ台付き
回転椅子は、机上での執務に適するように座部の高さを
座高に応じて設定するとともに、座部を脚部に対して相
対的に回転させて支軸の周囲に配した足載せ台の適当な
高さの足載せ部を選択し、座部と足載せ部の間隔を着座
者の膝下長さに適合させるものである。ここで、前記足
載せ部を選択する際に座部を脚部に対して相対的に回転
させても、座部の高さ調節を脚部の支軸に内装したガス
シリンダーで行う構造であるので、座部の高さは変化し
ないのである。
【0010】
【実施例】次に添付図面に示した実施例に基づき更に本
考案の詳細を説明する。図1及び図2は本考案の足載せ
台付き回転椅子の代表的実施例を示し、脚部1に座部2
を回転可能且つ高さ調節可能に取付けるとともに、該脚
部1の適所に足載せ台3を固定したものである。
【0011】前記脚部1は、放射状に伸びた複数の支脚
4,…の先端部にそれぞれキャスター5,…を設けると
ともに、支脚4,…の中心部に支軸6を立設し、該支軸
6には伸縮自在且つ回転可能なガスシリンダー7が一部
上方へ突出状態で内装された通常の構造を有するもので
ある。尚、本実施例では、前記支軸6の上部及びガスシ
リンダー7を伸縮可能な蛇腹8で覆っている。
【0012】前記座部2は、前記ガスシリンダー7の上
端部に、座板9の下面を受ける取付体10を回転不能又
は回転可能に取付け、該座板9の両側後部から背凭れ杆
11,11を立設し、その上部に背凭れ板12を取付け
た通常の構造を有するものである。尚、本実施例では、
前記座板9は弾性付勢力に抗して前方へ移動可能であ
り、また前記背凭れ杆11は弾性付勢力に抗して後傾可
能である。
【0013】そして、前記足載せ台3は、本実施例では
円形のリング杆13を傾斜状態で前記支軸6の周囲に配
し、該支軸6から放射状に伸びた複数の支杆14,…で
支持固定したものである。即ち、前記リング杆13で形
成される平面と支軸6の軸線とは90度ではない所定傾
斜角度を有している。従って、リング杆13に沿って床
面からの高さが高い部分と低い部分が連続的に形成さ
れ、このリング杆13によって高さの異なる足載せ部1
5が形成される。ここで、特に足載せ部15の低い部分
を低い足載せ部15aと称し、高い部分を高い足載せ部
15bと称することにする。尚、本実施例ではリング杆
13を単純な円形となしたが、少なくとも低い足載せ部
15aと、高い足載せ部15bとを有し、その中間の高
さの足載せ部を有するように多段に形成することも可能
である。
【0014】ここで、通常の体格を有する大人が使用す
る場合には、通常の回転椅子と同様に前記ガスシリンダ
ー7を操作して座板9の高さを調節すると、座板9に着
座した状態で足は床面に載置され、膝は約90度に折れ
た座り心地のよい状態となる。このような着座状態を実
現できることは本考案の主題ではない。
【0015】しかして、本考案の足載せ台付き回転椅子
によれば、体格の小さい大人若しくは小学生高学年程度
の子供が使用する場合には、図2に示すように、床面か
らの座板9の高さを調節して、高さが規格化された机、
例えば高さ70cmの机の天板上での執務が楽に行える
ように座板9の高さHを設定し、そして座部2を脚部
1に対して相対的に回転させて、前記足載せ台3の低い
足載せ部15aを机前面側に位置させると、座板9に着
座した状態で足は宙に浮くことなく前記低い足載せ部1
5aに載置され、膝は約90度に折れた座り心地のよい
状態となる。このときの座板9と低い足載せ部15aと
の間隔をhとする。
【0016】そして、体格の更に小さい小学生低学年程
度以下の子供が使用する場合には、図3に示すように床
面からの座板9の高さを調節して、机の天板上での執務
が楽に行えるように座板9の高さHを設定し、そして
座部2を脚部1に対して相対的に回転させて、前記足載
せ台3の高い足載せ部15bを机前面側に位置させる
と、座板9に着座した状態で足は宙に浮くことなく前記
高い足載せ部15bに載置され、膝は約90度に折れた
座り心地のよい状態となる。このときの座板9と高い足
載せ部15bとの間隔をhとする。
【0017】一般的に、体格が異なるとそれに応じて座
高が変化するので、座板9の最適な高さは座高に基づい
て調節される。従って、体格が小さくなると最適な座板
9の高さはHからHと高くなり、膝下長さに略対応
する座板9と足載せ部15との間隔もhからhと狭
くなる。換言すれば、体格が異なる着座者においても座
り心地よくなるように設定するには、座板9の高さ変化
量よりも足載せ部15の高さ変化量を大きくする必要が
あることを意味し、本考案の足載せ台3は正にこのよう
な設定が可能なものである。
【0018】また、他の実施例として図4に示した足載
せ台3は、円板状の板体16の中心孔17に前記支軸6
を嵌挿して溶接等によって固定し、この板体16の上面
を足載せ部15となしたものであり、該板体16には前
記同様に低い足載せ部15aと高い足載せ部15bが形
成されている。
【0019】
【考案の効果】以上にしてなる本考案の足載せ台付き回
転椅子は、放射状に設けた複数の支脚の中心部に支軸を
立設するとともに、該支軸に伸縮自在且つ回転可能なガ
スシリンダーを内装して脚部を構成し、前記支軸の上方
へ突出した前記ガスシリンダーの上端部に座部を取付け
て、脚部に対して座部を高さ調節可能となした回転椅子
であって、前記支軸の所定高さ位置に床面からの高さが
異なる複数の足載せ部を有する足載せ台を固定し、前記
支軸の周囲に複数の足載せ部を配してなるので、大人か
ら子供まで体格の異なる着座者が使用する場合、机上で
の執務に適するように座部の高さを座高に応じて設定し
た際に、座部を脚部に対して相対的に回転させて足載せ
台の適当な高さの足載せ部を選択し、座部と足載せ部の
間隔を着座者の膝下長さに適合させて、座り心地のよい
着座状態を実現できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の足載せ台付き回転椅子の代表的実施例
を示す全体斜視図である。
【図2】低い足載せ部を利用して着座する状態に設定し
た回転椅子の側面図である。
【図3】同じく高い足載せ部を利用して着座する状態に
設定した回転椅子の側面図である。
【図4】足載せ台の他の実施例を一部断面で示す要部側
面図である。
【図5】従来の回転椅子を示す全体斜視図である。
【符号の説明】
1 脚部 2 座部 3 足載せ台 4 支脚 5 キャスター 6 支軸 7 ガスシリンダー 8 蛇腹 9 座板 10 取付体 11 背凭れ杆 12 背凭れ板 13 リング杆 14 支杆 15 足載せ部 15a 低い足載せ部 15b 高い足載せ部 16 板体 17 中心孔

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射状に設けた複数の支脚の中心部に支
    軸を立設するとともに、該支軸に伸縮自在且つ回転可能
    なガスシリンダーを内装して脚部を構成し、前記支軸の
    上方へ突出した前記ガスシリンダーの上端部に座部を取
    付けて、脚部に対して座部を高さ調節可能となした回転
    椅子であって、前記支軸の所定高さ位置に床面からの高
    さが異なる複数の足載せ部を有する足載せ台を固定し
    前記支軸の周囲に複数の足載せ部を配すべく、前記支軸
    から放射状に伸びた複数の支杆で円形のリング杆を傾斜
    状態に支持固定して足載せ台を形成し、前記支軸の周囲
    に配した前記リング杆を足載せ部としてなることを特徴
    とする足載せ台付き回転椅子。
  2. 【請求項2】 放射状に設けた複数の支脚の中心部に支
    軸を立設するとともに、該支軸に伸縮自在且つ回転可能
    なガスシリンダーを内装して脚部を構成し、前記支軸の
    上方へ突出した前記ガスシリンダーの上端部に座部を取
    付けて、脚部に対して座部を高さ調節可能となした回転
    椅子であって、前記支軸の所定高さ位置に床面からの高
    さが異なる複数の足載せ部を有する足載せ台を固定し
    前記支軸の周囲に複数の足載せ部を配すべく、円板状の
    板体の中心孔に前記支軸を嵌挿固定して足載せ台を形成
    し、前記板体に設けた高さの異なる上面を足載せ部とし
    てなることを特徴とする足載せ台付き回転椅子。
JP1992091909U 1992-12-17 1992-12-17 足載せ台付き回転椅子 Expired - Lifetime JP2570134Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0650549U JPH0650549U (ja) 1994-07-12
JP2570134Y2 true JP2570134Y2 (ja) 1998-05-06

Family

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2540705Y2 (ja) * 1990-10-25 1997-07-09 株式会社ホウトク 高さ調節自在椅子

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JPH0650549U (ja) 1994-07-12

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