JP3160826B2 - 体格適合型回転椅子 - Google Patents

体格適合型回転椅子

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JP3160826B2
JP3160826B2 JP11259393A JP11259393A JP3160826B2 JP 3160826 B2 JP3160826 B2 JP 3160826B2 JP 11259393 A JP11259393 A JP 11259393A JP 11259393 A JP11259393 A JP 11259393A JP 3160826 B2 JP3160826 B2 JP 3160826B2
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博嗣 久保
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、体格適合型回転椅子に
係わり、更に詳しくは脚部に対して回転可能且つ昇降可
能に座部及び背凭れ部を取付けてなる回転椅子であっ
て、座部の上昇及び下降に伴って背凭れ部がそれぞれ前
方移動及び後方移動する体格適合型回転椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、非回転椅子においては、脚部に対
して座部を前後移動調節し得る構造、又は脚部に対して
座部を前後移動調節且つ昇降調節し得る構造の学童用、
児童用椅子は既に提供されている。
【0003】後者の例としては、例えば実公昭63−4
8212号公報にて開示される如く、左右の脚枠の上方
枠杆を前下方へ傾斜させ、該上方枠杆の内側面に沿って
形成した案内溝に、座板に下設した支持板の外側面に突
設した突条をスライド係合させるとともに、前記案内溝
の長さ方向に適数の調節孔を内外貫設し且つ突条の中央
部には支持板に貫設した螺孔を形成し、前記調節孔と螺
孔を一致させた状態でビスにて固定する構造の児童用椅
子が提供されている。この公報記載のものは、座板を傾
斜案内溝に沿って移動させることによって、座板の高さ
を調節できるとともに、座板の奥行幅をも調節できるの
である。
【0004】しかし、脚部に対して回転可能且つ昇降可
能に座部及び背凭れ部を取付けてなる回転椅子におい
て、座部の昇降調節に伴って背凭れ部を前後移動調節し
得る構造のものは存在しないのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が前述の状況に
鑑み、解決しようとするところは、脚部に対して回転可
能且つ昇降可能に座部及び背凭れ部を取付けてなる回転
椅子であって、座部の上昇及び下降に伴って背凭れ部が
それぞれ前方移動及び後方移動して座部の奥行幅を着座
者の体格に応じて実質的に調節し得る体格適合型回転椅
子を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の課題解決のため
に、第1発明として、脚部に対して昇降可能に座部及び
背凭れ部を取付けてなる回転椅子であって、前記座部の
後部に背凭れ部の背凭れ支持杆を略水平軌跡を有するよ
うに前後移動可能に取付けるとともに、座部の上昇及び
下降に伴って背凭れ部がそれぞれ前方移動及び後方移動
すべく、脚部の非昇降部としての支軸に定位置水平回動
可能に取付けた支持部材と、該支持部材より後部の前記
背凭れ支持杆の適所とを傾斜杆にてリンク連結してなる
体格適合型回転椅子を構成した。
【0007】また、前述の課題解決のために、第2発明
として、脚部に対して昇降可能に座部及び背凭れ部を取
付けてなる回転椅子であって、前記座部の後部に背凭れ
部の背凭れ支持杆を前下方傾斜軌跡を有するように前後
移動可能に取付けるとともに、座部の上昇及び下降に伴
って背凭れ部がそれぞれ前方移動及び後方移動すべく、
脚部の非昇降部としての支軸に定位置水平回動可能に取
付けた支持部材と、該支持部材より後部の前記背凭れ支
持杆の適所とを傾斜杆にてリンク連結してなる体格適合
型回転椅子を構成した。
【0008】
【作用】以上の如き内容からなる本発明の体格適合型回
転椅子は、脚部に対して座部を上昇又は下降させて高さ
調節すると、その昇降動作に伴って背凭れ部と前記脚部
の非昇降部とを連係させる連動機構を介して座部に対し
背凭れ部がそれぞれ前方移動又は後方移動し、座部の奥
行幅を実質的に調節するものである。
【0009】ここで、机天板の高さは一定であり、人の
体格は略相似形で変化し、座高及び腰から膝までの長さ
も同様に略相似形で変化することを前提とし、着座者の
体格に応じて机天板の高さを基準として座部の高さを昇
降調節すると、自動的に背凭れ部が前後移動して最適な
着座姿勢を実現できるものである。即ち、体格の小さい
着座者の場合、座部を上昇させるとその動作に伴って背
凭れ部が前方へ移動して座部の奥行幅が着座者の腰から
膝までの長さに適合するように狭まり、一方、体格の大
きい着座者の場合、座部を下降させるとその動作に伴っ
て背凭れ部が後方へ移動して座部の奥行幅が着座者の腰
から膝までの長さに適合するように拡がるのである。
【0010】そして、第1発明では、座部の後部に背凭
れ部の背凭れ支持杆を略水平軌跡を有するように前後移
動可能に取付けるとともに、座部の上昇及び下降に伴っ
て背凭れ部がそれぞれ前方移動及び後方移動すべく、
部の非昇降部としての支軸に定位置水平回動可能に取付
けた支持部材と、該支持部材より後部の前記背凭れ支持
杆の適所とを傾斜杆にてリンク連結した構成としたこと
により、座部を上昇させることによって、傾斜杆と支持
部材との枢着点と座部との距離が長くなるが、傾斜杆と
支持部材との枢着点と、傾斜杆と背凭れ支持杆との枢着
点間の距離は、傾斜杆の長さで規定され一定であるの
で、傾斜杆と背凭れ支持杆との枢着点が前方へ移動する
ことになり、もって背凭れ部が略水平軌跡にて前方へ移
動するのである。逆に、座部を下降させることによっ
て、背凭れ部が略水平軌跡にて後方へ移動するのであ
る。また、前記支持部材は脚部の支軸に定位置水平回動
可能に取付けてあるので、脚部に対して座部を回転させ
ても前述の動作には全く影響を及ぼさないのである。
【0011】また、第2発明では、座部の後部に背凭れ
部の背凭れ支持杆を前下方傾斜軌跡を有するように前後
移動可能に取付けるとともに、座部の上昇及び下降に伴
って背凭れ部がそれぞれ前方移動及び後方移動すべく、
脚部の非昇降部としての支軸に定位置水平回動可能に取
付けた支持部材と、該支持部材より後部の前記背凭れ支
持杆の適所とを傾斜杆にてリンク連結した構成としたこ
とにより、座部の上昇に伴って背凭れ部が、座部を基準
として前方且つ下方へ移動し、一方、座部の下降に伴っ
て背凭れ部が、座部を基準として後方且つ上方へ移動す
るのである。従って、座部を昇降調節する動作に伴っ
て、背凭れ部が座部に対して前後移動して該座部の奥行
幅が自動的に調節されるとともに、背凭れ部が座部に対
して上下移動して該座部に対する高さが自動的に調節さ
れ、着座者の体格に応じてその背中に当たる背凭れ部の
高さも調節されるのである。
【0012】
【実施例】次に添付図面に示した実施例に基づき更に本
発明の詳細を説明する。図1は第1発明の体格適合型回
転椅子の代表的実施例を示し、脚部1に対して座部2を
回転可能且つ昇降可能に取付けるとともに、該座部2の
後部にその昇降動作に伴って背凭れ部3が連動機構4を
介して前後移動するように設けたものである。
【0013】前記脚部1は、放射状に伸びた複数の支脚
5,…の先端部にそれぞれキャスター6,…を設けると
ともに、支脚5,…の中心部に支軸7を立設し、該支軸
7には伸縮自在且つ回転可能なガスシリンダー8が一部
上方へ突出状態で内装された通常の構造を有するもので
ある。尚、前記支軸7から突出したガスシリンダー8を
伸縮可能な蛇腹で覆ってもよい。
【0014】前記座部2は、前記ガスシリンダー8の上
端部に、クッション体からなる座板9の下面を受ける取
付体10を回転不能又は回転可能に取付け、該取付体1
0の後部に背凭れ部3を取付けている。
【0015】前記背凭れ部3は、側面視略L字形の背凭
れ支持杆11の基部12を前記取付体10に前後移動可
能に取付けるとともに、該基部12から立起した上端部
に背凭れ板13を取付けた構造を有するものである。こ
こで、前記背凭れ板13は、背凭れ支持杆11に対して
固定的であっても、弾性付勢力に抗して後傾可能であっ
ても良い。また、背凭れ板13が後傾する場合、背凭れ
支持杆11と背凭れ板13との連結部において回動する
ものであっても、背凭れ支持杆11の適所で屈曲するも
のであっても良い。
【0016】ここで、前記座部2の取付体10に対して
前記背凭れ支持杆11の基部12を前後移動可能に取付
ける構造としては公知の各種構造を採用可能できる。例
えば、前記取付体10に後方且つ下方へ開放した図示し
ない凹所を形成し、該凹所内に背凭れ支持杆11の基部
12を位置させ、取付体10の凹所内に形成したスライ
ドレールで該基部12を前後スライド案内させる構造が
ある。本実施例では、スライドレールとして前記取付体
10の適所に略水平に延びた左右一対の長孔14を形成
し、前記背凭れ支持杆11の基部12の前後両側に突設
した突軸15,15を前記長孔14にスライド係合させ
ている。他の例としては、前記取付体10内の前後方向
にスライド筒を配し、該スライド筒に前記背凭れ支持杆
11の基部12をスライド可能に内挿若しくは外挿して
案内する構造も可能である。
【0017】前記連動機構4として本実施例で採用した
ものは、前記脚部1の非昇降部としての支軸7に定位置
水平回動可能に取付けた支持部材16と、該支持部材1
6より後部の前記背凭れ支持杆11の基部12適所とを
傾斜杆17の両端部にてリンク連結した機構である。こ
こで、前記傾斜杆17は、前記ガスシリンダー8を操作
して座部2を最も上昇させた際にも、該ガスシリンダー
8の軸線に対して後方へ所定角度傾斜していることが要
求される。
【0018】また、前記支持部材16を水平回転自在に
支軸7に取付ける構造としては、適宜な回転機構が採用
されるが、図3に示したものは支軸7の上部外周に環状
溝18を形成し、前記支持部材16に設けた円孔19を
該支軸7に外挿した状態で、該円孔19の内面に突設し
た突部20を前記環状溝18にスライド係合させたもの
である。ここで、前記突部20は円孔19の内周に沿っ
て環状に形成してもよく、また支持部材16の外部から
螺入したネジの先端部で代用することも可能である。
【0019】しかして、体格の小さい着座者の場合、図
2及び図3に示すように前記ガスシリンダー8を操作し
て座部2を上昇させると、その動作に伴って傾斜杆17
と支持部材16との枢着点と座部2との距離が長くな
り、傾斜杆17の長さは一定であるので、傾斜杆17と
背凭れ支持杆11の基部12との枢着点が前方へ移動す
ることになり、もって背凭れ部3が略水平軌跡にて前方
へ移動し、座部2の奥行幅が着座者の腰から膝までの長
さに適合するように狭まるのである。一方、体格の大き
い着座者の場合、前記ガスシリンダー8を操作して座部
2を下降させると、その動作に伴って背凭れ部3が略水
平軌跡にて後方へ移動して座部の奥行幅が着座者の腰か
ら膝までの長さに適合するように拡がるのである。
【0020】また、図4に示したものは第2発明の実施
例を示し、前記座部2の後部に背凭れ部3の背凭れ支持
杆11を前下方傾斜軌跡を有するように前後移動可能に
取付けるとともに、前記同様に脚部1の非昇降部として
の支軸7に定位置水平回動可能に取付けた支持部材16
と、該支持部材16より後部の前記背凭れ支持杆11の
適所とを傾斜杆17にてリンク連結してなるものであ
る。ここで、前記座部2の取付体10に対して前記背凭
れ支持杆11の基部12を前下方傾斜軌跡を有するよう
に前後移動可能に取付ける構造としては、前記同様公知
の各種構造を採用可能できるが、本実施例では前記取付
体10の適所に前下方に傾斜して延びた左右一対の長孔
14を形成し、前記背凭れ支持杆11の基部12の前後
両側に突設した突軸15,15を前記長孔14にスライ
ド係合させたものを例示した。
【0021】この場合、前記座部2を上昇させると、そ
の動作に伴って背凭れ部3が、長孔14と突軸15とで
案内されて座部2を基準として前方且つ下方へ移動し、
一方、座部2を下降させると、その動作に伴って背凭れ
部3が、座部2を基準として後方且つ上方へ移動するの
である。つまり、座部2を昇降調節する動作に伴って、
背凭れ部3が座部2に対して前後移動して該座部2の奥
行幅を自動的に調節することが可能であるとともに、背
凭れ部3が座部2に対して上下移動して該座部2に対す
る高さを自動的に調節することが可能である。図4には
座部2が低位置にある場合の座板9の上面に対する背凭
れ板13の下端の高さh1が、座部2が高位置になった
場合に高さh2に減少する様子を示し、着座者の体格に
応じてその背中に当たる背凭れ部3の背凭れ板13の高
さも調節できる。
【0022】図5は、前記背凭れ支持杆11を座部2の
取付体10に対して前後移動可能に取付けるためのより
具体的な例を示している。図例のものは、前記ガスシリ
ンダー8の上端に固定した断面略コ字形の案内部材21
の両立壁22,22に前記長孔14をそれぞれ形成し、
該案内部材21の凹溝23内に配した背凭れ支持杆11
の基部12の両側に突設した突軸15,15を前記長孔
14にスライド係合させ、突軸15の突出部にEリング
等のストッパー24を嵌着して抜け止め装着している。
また、前記背凭れ支持杆11の基部12の下面には突片
25,25を固定し、該突片25,25に挿通した連結
ピン26で前記傾斜杆17の上端を枢着している。そし
て、前記背凭れ支持杆11が案内部材21の長さ方向に
沿って移動する際に、前記傾斜杆17又は突片25を通
過させるためその移動軌跡に沿った底壁27に開口28
を形成している。また、図示しないが前記取付体10は
この案内部材21に固定されているか若しくはガスシリ
ンダー8に固定された取付体10に案内部材21が固定
されているものとする。
【0023】以上のように本発明は、座部2の昇降動作
に伴って背凭れ部3を連動させて前後移動調節するもの
であるが、図6に示すように更に座部2の昇降動作に伴
って足載せ台29を連動させて前記支軸7に高さ調節可
能に設けるとより好ましい。例えば、前記足載せ台29
を、前記支軸7に回転自在且つ昇降自在に外挿した筒体
30の外周部から放射状に伸びた複数の支杆で円形のリ
ング杆31を固定して構成し、前記座部2の高さ調節操
作に連動させて該足載せ台29の高さ調節を行うための
昇降機構32を設けている。即ち、当該昇降機構32
は、前記支軸7の上部外周に水平回転自在に取付けた前
記支持部材16より下方位置に、前記支軸7に外挿した
足載せ台29の筒体30を配し、それから長尺の連結杆
33の一端を、支軸7から十分に側方に突出した前記支
持部材16の突出部34の端部に上下回転可能に枢支す
るとともに、該連結杆33の他端部にその長さ方向に沿
って形成した長孔35に、前記足載せ台29の中央部、
例えば筒体30の側面から固定状態で立設した支承片3
6の上端に突設したピン37を孔内遊動可能に係着して
枢支し、更に前記座部2の取付体10と連結杆33の中
央部とを略垂直に配した連動杆38でリンク連結して構
成した。
【0024】尚、本実施例では、前記連結杆33、支承
片36及び連動杆38は前記支持部材16の両側にそれ
ぞれ設け、前記傾斜杆17は両連動杆38,38の間に
交叉状に設けている。また、前記筒体30を支軸7に対
して水平回転自在且つ昇降自在となす構造としては、筒
体30の内周面にスライダーを設けた構造やベアリング
を介在させる構造が採用される。
【0025】そして、前記座部2の高さをガスシリンダ
ー8を操作して調節すると、その昇降に伴って前記連動
杆38がガスシリンダー8の軸線と略平行に上下変移し
て連結杆33を上下回転させ、それにより支承片36が
ガスシリンダー8の軸線と平行に上下変移し、もって足
載せ台29を座部2に連動させ、しかも座部2の昇降変
化量よりも大きな変化量を持たせて昇降させるのであ
る。それにより、着座者の体格が異なっても、床面から
の座部2の高さを調節して、高さが規格化された机、例
えば高さ70cmの机の天板上での執務が楽に行えるよ
うに座部2の高さを設定することにより、その状態で常
に座部2に着座した着座者の膝が約90度に折れた座り
心地のよい姿勢でその足が足載せ台29に載置されるよ
うに設定することが可能である。
【0026】一般的に、着座者の体格が異なるとそれに
応じて座高が変化するので、座部2の最適な高さは座高
に基づいて調節される。従って、体格が小さくなると最
適な座部2の高さは高くなり、また腰から膝までの長さ
も短くなるので最適な座部2の奥行幅即ち座部2の前端
から背凭れ板13の前面までの距離は小さくなる。本発
明は正にこのように着座者の体格が異なっても常に良好
な座り心地を実現するものである。更に、着座者の体格
が小さくなると膝下長さも短くなるが、座部2の昇降動
作に伴って足載せ台29を高さ調節することで、膝下長
さに略対応するように座部2の上面と足載せ台29の間
隔を自動的に設定することが可能になり、最適な座り心
地を実現できる。
【0027】
【発明の効果】以上にしてなる第1発明の体格適合型回
転椅子は、脚部に対して昇降可能に座部及び背凭れ部を
取付けてなる回転椅子であって、前記座部の後部に背凭
れ部の背凭れ支持杆を略水平軌跡を有するように前後移
動可能に取付けるとともに、座部の上昇及び下降に伴っ
て背凭れ部がそれぞれ前方移動及び後方移動すべく、脚
部の非昇降部としての支軸に定位置水平回動可能に取付
けた支持部材と、該支持部材より後部の前記背凭れ支持
杆の適所とを傾斜杆にてリンク連結してなるので、脚部
に対して座部を上昇又は下降させて着座者の体格に応じ
た最適な高さに調節すると、その座部の昇降動作に伴っ
て連動機構を介して座部に対し背凭れ部がそれぞれ前方
移動又は後方移動し、自動的に座部の奥行幅を着座者の
体格に応じて最適になるように調節することができ、も
って体格の異なる着座者が座っても座部の高さを調節す
るだけで常にその背中が背凭れ部に当たった座り心地の
よい状態が実現できる。
【0028】また、第2発明では、座部の後部に背凭れ
部の背凭れ支持杆を前下方傾斜軌跡を有するように前後
移動可能に取付けるとともに、座部の上昇及び下降に伴
って背凭れ部がそれぞれ前方移動及び後方移動すべく、
脚部の非昇降部としての支軸に定位置水平回動可能に取
付けた支持部材と、該支持部材より後部の前記背凭れ支
持杆の適所とを傾斜杆にてリンク連結してなるので、座
部を昇降調節するだけで、背凭れ部が座部に対して前後
移動して該座部の奥行幅を自動的に調節できるばかりで
なく、背凭れ部が座部に対して上下移動して該座部に対
する高さも自動的に調節することができ、もって着座者
の体格に応じてその背中に当たる背凭れ部の高さも調節
でき、更に良好な座り心地を実現できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の体格適合型回転椅子の代表的実施例を
示す簡略側面図である。
【図2】図1の状態から座部を上昇させた状態を示す簡
略側面図である。
【図3】座部の昇降動作に伴って背凭れ部を前後移動さ
せる連動機構を部分断面で示した要部拡大側面図であ
る。
【図4】本発明の他の実施例を示す簡略側面図である。
【図5】背凭れ支持杆を座部に前後移動可能に取付ける
構造の一例を示す要部の斜視図である。
【図6】座部の昇降動作に伴って背凭れ部が前後移動し
且つ足載せ台が昇降移動する実施例を示す簡略側面図で
ある。
【符号の説明】
1 脚部 2 座部 3 背凭れ部 4 連動機構 5 支脚 6 キャスター 7 支軸 8 ガスシリンダー 9 座板 10 取付体 11 背凭れ支持杆 12 基部 13 背凭れ板 14 長孔 15 突軸 16 支持部材 17 傾斜杆 18 環状溝 19 円孔 20 突部 21 案内部材 22 立壁 23 凹溝 24 ストッパー 25 突片 26 連結ピン 27 底壁 28 開口 29 足載せ台 30 筒体 31 リング杆 32 昇降機構 33 連結杆 34 突出部 35 長孔 36 支承片 37 ピン 38 連動杆

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脚部に対して昇降可能に座部及び背凭れ
    部を取付けてなる回転椅子であって、前記座部の後部に
    背凭れ部の背凭れ支持杆を略水平軌跡を有するように
    後移動可能に取付けるとともに、座部の上昇及び下降に
    伴って背凭れ部がそれぞれ前方移動及び後方移動すべ
    、脚部の非昇降部としての支軸に定位置水平回動可能
    に取付けた支持部材と、該支持部材より後部の前記背凭
    れ支持杆の適所とを傾斜杆にてリンク連結してなること
    を特徴とする体格適合型回転椅子。
  2. 【請求項2】 脚部に対して昇降可能に座部及び背凭れ
    部を取付けてなる回転椅子であって、前記座部の後部に
    背凭れ部の背凭れ支持杆を前下方傾斜軌跡を有するよう
    に前後移動可能に取付けるとともに、座部の上昇及び下
    降に伴って背凭れ部がそれぞれ前方移動及び後方移動す
    べく、脚部の非昇降部としての支軸に定位置水平回動可
    能に取付けた支持部材と、該支持部材より後部の前記背
    凭れ支持杆の適所とを傾斜杆にてリンク連結してなるこ
    とを特徴とする体格適合型回転椅子。
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