JP2540587Y2 - 足載せ付き安楽座椅子 - Google Patents

足載せ付き安楽座椅子

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JP2540587Y2
JP2540587Y2 JP9101592U JP9101592U JP2540587Y2 JP 2540587 Y2 JP2540587 Y2 JP 2540587Y2 JP 9101592 U JP9101592 U JP 9101592U JP 9101592 U JP9101592 U JP 9101592U JP 2540587 Y2 JP2540587 Y2 JP 2540587Y2
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backrest
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Inventor
晴也 片田
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株式会社喜久丸商会
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  • Chairs Characterized By Structure (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、折り畳み自在な足載せ
を備えた安楽椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の安楽椅子としては図7に
示すようなものが知られている。この安楽椅子は、座部
30、背もたれ31、肘掛け32を備えるとともに、座
部30の前端部に平板状の足載せ(フットレスト)33
が上下に回動可能に取り付けられている。
【0003】この足載せ33は、使用時に図8に実線で
示すように前側に起こし、使用しないときは破線で示す
ように下側に折り畳んでおくことができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の安楽椅子では、足載せ33を座部30の下側に折り
畳めるようにしていることで、座部30の先端部の高さ
Hが高くなり、座部30が前上がりとなる。このため、
着座時に座部30の先端部が太ももに当たり、太ももに
異圧感を感じるという問題点があった。
【0005】そこで、足載せ33の長さlを短くし、座
面の高さHを低くすることが考えられるが、このように
すると足載せとしての必要寸法を確保できなくなり、足
載せ33を使用したときに快適な座り心地が得られなく
なる。
【0006】本考案は、このような従来の技術が有する
課題を解決するために提案されたものであり、座面の高
さに影響を与えない折り畳み自在な足載せを備える安楽
椅子を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本考案は、背もたれと、座部と、座部を支える座台
と、この座部の先端部に取り付けられた足載せとを有す
る安楽椅子において、座部の先端両側部に、前後方向に
回動可能であるとともに、左右方向に回動可能とした一
対の足載せを取り付け、これら足載せを後方いっぱい回
動させたときに背もたれに当接して、左右の足載せを肘
掛けとして使用できるように構成してある。
【0008】
【実施例】以下、本考案の具体的な実施例を図面に基づ
いて詳細に説明する。図1の外観斜視図に、本考案によ
る足載せ付き安楽椅子の一実施例を示す。この図で、こ
の安楽椅子は、座部1と、リクライニング自在な背もた
れ2と、座部1の前端両側部に折り畳み自在に設けら
れ、後方に折り畳んだときに肘掛けとして使用できる一
対の足載せ3、3と、座部1を回転自在に支持する座台
4とから大略構成されており、椅子本体の骨組みとなる
各部の枠体5、6、7および座台4は金属製のパイプ材
によって構成されている。
【0009】座部1は、図2および図3に示すように背
もたれ2との接続部を解放した略矩形状をなす枠体5と
この枠体5を覆う柔軟なクッション材1aとからなり、
枠体5は着地部を円形とした座台4の支持柱8の上端部
に組み付けられた回転部材9に固着されている。
【0010】また、背もたれ2は座部1との接続部が解
放された略矩形状をなす枠体6とこの枠体6を覆う柔軟
なクッション材2aとからなり、枠体6は座部側の枠体
5の後端部にリクライニング部材10を介して取り付け
られている。
【0011】足載せ3の骨組みとなる枠体7は、基部1
1が座部1への取付け部となり、この基部11を前方内
側に延長し、さらに後方に折り返して、後端部を基部1
1側に折り返すことで、足載せ面部12を構成してお
り、この足載せ面部12には複数本のフラットバー13
が横方向に掛け渡されている。この足載せ面部12は、
柔軟なクッション材3aによって覆われている。なお、
左右の足載せ3、3はそれぞれ左右対称形に構成されて
いる。
【0012】つぎに、足載せ3の枠体基部11を座部1
に折り畳み自在に取り付けるにあたっての取付け機構を
説明する。枠体基部11の後端開口部には、図4に示す
ように円柱状をなす支持ブロック14の先端嵌合部14
aが回転可能に嵌め込まれている。なお、この先端嵌合
部14aは基部11の内周に嵌め込めるように切削され
ており、嵌合部14aの後端の段部14bによって枠体
基部11が後方に移動するのを阻止している。
【0013】また、支持ブロック14の後部には、外側
から水平に支軸15が圧入されており、この支持ブロッ
ク14を貫通した支軸15の先端側が、座部1の枠体5
の先端両側部に左右方向に穿設された軸孔16に座金1
7を介して回転可能に挿通されている。座部1の枠体6
を貫通した支軸15の先端部には、止めリング18が嵌
め込まれている。これにより、足載せ3は支軸15を支
点にして前後方向(図6中、P1方向)に回転可能とさ
れる。また、座部1の枠体5の前端下部には、左右の足
載せ3、3の基部8、8側にそれぞれ突出するようにス
トッパ19、19が取り付けられており、足載せ3、3
を前方に回動させたときに基部8、8がこのストッパ1
9、19に当接された状態で支持される。
【0014】一方、嵌合部14aの上部位置には、図5
に示すように前後方向略中心部にピン20が植設されて
おり、枠体基部8側にはこのピン20が遊嵌されるガイ
ドスロット21が上端部から内側に向けて周方向に穿設
されている。これにより、足載せ3は図6に示すように
支持ブロック14に対してガイドスロット21の範囲左
右方向(図中、P2方向)に回動可能とされ、ピン20
がガイドスロット21の上端部21aに当接した状態で
は足載せ面部12が水平位置に設定される。また、ピン
20がガイドスロット21の下端部21bに当接するま
で足載せ3を外側に回動すると、足載せ3の内側縁22
が内側上方を向くようになり、この状態で足載せ3を支
軸15を支点に後方に回動すると、足載せ3の先端部が
背もたれ2の枠体6の下部に当接する。
【0015】つぎに、このように構成される安楽椅子の
使用方法を説明する。まず、足載せを使用する場合は、
左右の足載せ3、3を前方に一杯に回動してストッパ1
9、19に当接させるとともに、足載せ面部12、12
が水平となるように内側に回動する。この使用形態で
は、座部1に座り、背もたれ2にもたれかかった使用者
は、左右の足載せ3、3に両足を載せた状態で安楽に着
座できる。
【0016】一方、足載せを使用しないときは、左右の
足載せ3、3をガイドスロット21に沿って外側に回動
するとともに、支軸15を支点にして後方に折り畳むよ
うにする。この状態では、足載せ3、3の先端部23、
23が背もたれ2に当接し、左右の足載せ3、3を肘掛
けとして使用することができる。
【0017】このように、この安楽椅子では足載せ3、
3を使用しないときは後方に折り畳めるように構成した
ので、座部1の下側に折り畳むようにする場合と異な
り、足載せ3の長さLを長くできるとともに、座部1の
高さを低く設計できる。
【0018】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、足
載せを使用しないときは後方に折り畳んで肘掛けとして
使用できるようにしたので、従来のように足載せを座部
の下側に折り畳めるようにしたものに比べて、座部先端
部の高さを高くする必要がなく、快適に着座できる。
【0019】また、足載せの長さを十分に長くできるの
で、足載せにゆったりと足を載せて座ることができ、く
つろいだ着座感が得られるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による足載せ付き安楽椅子の一実施例を
示す斜視図。
【図2】この安楽椅子の枠体を示す平面図。
【図3】上記安楽椅子の枠体を示す側面図。
【図4】足載せの基部の取付け機構を示す横断面図。
【図5】図4のA−A線断面図。
【図6】足載せ部分を示す要部斜視図。
【図7】従来の安楽椅子を示す斜視図。
【図8】従来の安楽椅子の側面図。
【符号の説明】 1 座部 2 背もたれ 3 足載せ 4 座台 5、6、7 枠体 8 支持柱 9 回転部材 10 リクライニング部材 11 基部 12 足載せ面部 13 フラットバー 14 支持ブロック 14a 嵌合部 14b 段部 15 支軸 16 軸孔 17 座金 18 止めリング 19 ストッパ 20 ピン 21 ガイドスロット

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】背もたれと、座部と、座部を支える座台
    と、この座部の先端部に取り付けられた足載せとを有す
    る安楽椅子において、座部の先端両側部に、前後方向に
    回動可能であるとともに、左右方向に回動可能とした一
    対の足載せを取り付け、これら足載せを後方いっぱい回
    動させたときに背もたれに当接して、左右の足載せを肘
    掛けとして使用できるように構成したことを特徴とする
    足載せ付き安楽椅子。
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JPH0650541U JPH0650541U (ja) 1994-07-12
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