JPH0111106Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0111106Y2 JPH0111106Y2 JP1984178235U JP17823584U JPH0111106Y2 JP H0111106 Y2 JPH0111106 Y2 JP H0111106Y2 JP 1984178235 U JP1984178235 U JP 1984178235U JP 17823584 U JP17823584 U JP 17823584U JP H0111106 Y2 JPH0111106 Y2 JP H0111106Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- footrest
- chair
- support member
- auxiliary
- seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
- Special Chairs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
《考案の技術分野》
この考案は、子供のために座高を調整しうるよ
うにした椅子に関する。
うにした椅子に関する。
《従来技術とその問題点》
大人用の椅子に子供を座らせる場合、食堂での
テーブルや理髪店での鏡などのように他に基準に
なるものがある場合には、子供は座高が低いので
その位置まで達せず低過ぎてしまう。このため、
子供用の椅子を別に備えるか、または理髪店のよ
うに椅子を移動させることができない場合には、
第８図に示すように椅子１のアームレスト２に子
供用の補助椅子３を乗せてその座高を高くしてい
る。いずれの場合にも、別の椅子や補助椅子を備
える必要があるので、その保管が面倒である。
テーブルや理髪店での鏡などのように他に基準に
なるものがある場合には、子供は座高が低いので
その位置まで達せず低過ぎてしまう。このため、
子供用の椅子を別に備えるか、または理髪店のよ
うに椅子を移動させることができない場合には、
第８図に示すように椅子１のアームレスト２に子
供用の補助椅子３を乗せてその座高を高くしてい
る。いずれの場合にも、別の椅子や補助椅子を備
える必要があるので、その保管が面倒である。
《考案の目的》
この考案は、したがつて特別な補助椅子を用意
することなく、大人用と子供用とを兼用にするこ
とのできる改良された椅子を提供することにあ
る。
することなく、大人用と子供用とを兼用にするこ
とのできる改良された椅子を提供することにあ
る。
《考案の構成》
この考案による椅子は、座部の前端部に上端部
がヒンジ結合されて垂下するフツトレスト支持部
材と、この支持部材の下端部に前方に向けてほぼ
水平に固定されたフツトレストと、フツトレスト
支持部材を上方にほぼ180度回動させたときに、
フツトレストの裏面が前記座部の上方において補
助椅子として機能するようにその位置を規制する
部材とを備えている。
がヒンジ結合されて垂下するフツトレスト支持部
材と、この支持部材の下端部に前方に向けてほぼ
水平に固定されたフツトレストと、フツトレスト
支持部材を上方にほぼ180度回動させたときに、
フツトレストの裏面が前記座部の上方において補
助椅子として機能するようにその位置を規制する
部材とを備えている。
《実施例の説明》
第１図に示すこの考案の一実施例においては、
椅子の座部１１の前端部に、フツトレスト支持部
材１２の上端部がヒンジ１３により回動可能に結
合され、フツトレスト支持部材１２の下端部に
は、フツトレスト１４が前方に向けてほぼ水平に
固定されている。座部１１とフツトレスト支持部
材１２とのヒンジ結合は、第２図に示すような一
般的な蝶番１３を使用してもよく、第３図に示す
ように座部１１′の前端部に溝を設けて、この溝
の部分にロツド状のフツトレスト支持部材１２′
の先端部を丸めてピン１３′に係止させるように
してもよい。フツトレスト１４は、中央部が台状
に盛り上がり、両端部が羽根状に広がつた形状を
有し、その羽根の付け根の後端部にフツトレスト
支持部材１２の下端部が固着されている。
椅子の座部１１の前端部に、フツトレスト支持部
材１２の上端部がヒンジ１３により回動可能に結
合され、フツトレスト支持部材１２の下端部に
は、フツトレスト１４が前方に向けてほぼ水平に
固定されている。座部１１とフツトレスト支持部
材１２とのヒンジ結合は、第２図に示すような一
般的な蝶番１３を使用してもよく、第３図に示す
ように座部１１′の前端部に溝を設けて、この溝
の部分にロツド状のフツトレスト支持部材１２′
の先端部を丸めてピン１３′に係止させるように
してもよい。フツトレスト１４は、中央部が台状
に盛り上がり、両端部が羽根状に広がつた形状を
有し、その羽根の付け根の後端部にフツトレスト
支持部材１２の下端部が固着されている。
通常は、フツトレスト支持部材１２を自然に垂
下した状態で、フツトレスト１４をフツトレスト
として使用する。子供用の椅子として使用する場
合は、フツトレスト支持部材１２をほぼ180度上
方に回動させて、フツトレスト１４の両端部を椅
子のアームレスト１５に乗せる。これにより、フ
ツトレスト１４の裏面中央部の凹んだ部分を座部
とする補助椅子ができ上がる。したがつて、この
実施例では、アームレスト１５が、フツトレスト
１４を補助椅子として使用する場合の位置規制部
材となる。
下した状態で、フツトレスト１４をフツトレスト
として使用する。子供用の椅子として使用する場
合は、フツトレスト支持部材１２をほぼ180度上
方に回動させて、フツトレスト１４の両端部を椅
子のアームレスト１５に乗せる。これにより、フ
ツトレスト１４の裏面中央部の凹んだ部分を座部
とする補助椅子ができ上がる。したがつて、この
実施例では、アームレスト１５が、フツトレスト
１４を補助椅子として使用する場合の位置規制部
材となる。
第４図に示すこの考案の別の実施例において
は、上記実施例と同様なフツトレスト１４が単一
のフツトレスト支持部材１２の下端部に前方に向
けてほぼ水平に固着され、支持部材１２の上端部
は、ヒンジ１３により椅子の前端部に回動可能に
結合されている。この実施例においても、子供用
椅子として使用する場合は、支持部材１２を上方
にほぼ180度回動させて、フツトレスト１４の両
端部を椅子のアームレスト１５に乗せる。この
際、この実施例においては、支持部材１２の上部
背面に補助フツトレスト１６が固着されているの
で、支持部材１２をほぼ180度上方に回動させた
ときには、この補助フツトレスト１６が椅子の座
部１１の前方に位置して、補助椅子となつたフツ
トレスト１４のためのフツトレストとなる。
は、上記実施例と同様なフツトレスト１４が単一
のフツトレスト支持部材１２の下端部に前方に向
けてほぼ水平に固着され、支持部材１２の上端部
は、ヒンジ１３により椅子の前端部に回動可能に
結合されている。この実施例においても、子供用
椅子として使用する場合は、支持部材１２を上方
にほぼ180度回動させて、フツトレスト１４の両
端部を椅子のアームレスト１５に乗せる。この
際、この実施例においては、支持部材１２の上部
背面に補助フツトレスト１６が固着されているの
で、支持部材１２をほぼ180度上方に回動させた
ときには、この補助フツトレスト１６が椅子の座
部１１の前方に位置して、補助椅子となつたフツ
トレスト１４のためのフツトレストとなる。
第５図に示すこの考案のさらに別の実施例にお
いては、椅子の座部１１の前端部にヒンジ１３を
介して結合されるフツトレスト支持部材１２が、
その下端部に前方に向けてほぼ水平に固定される
フツトレスト１４と一体成形されている。このフ
ツトレスト１４は、その裏面が後端部側から凹状
に浚われて、補助椅子として使用する場合の座部
を形成している。また、支持部材１２の背面上部
に補助フツトレスト１６がヒンジ１７により折り
畳み可能に結合されている。
いては、椅子の座部１１の前端部にヒンジ１３を
介して結合されるフツトレスト支持部材１２が、
その下端部に前方に向けてほぼ水平に固定される
フツトレスト１４と一体成形されている。このフ
ツトレスト１４は、その裏面が後端部側から凹状
に浚われて、補助椅子として使用する場合の座部
を形成している。また、支持部材１２の背面上部
に補助フツトレスト１６がヒンジ１７により折り
畳み可能に結合されている。
支持部材１２を上方にほぼ180度回転させると、
第６図に示すような子供用椅子になる。すなわ
ち、フツトレスト１４の自重により、フツトレス
ト１４はヒンジ１３を中心に時計回り方向に回動
しようとし、その動きは、支持部材１２の後面
（第５図に示す通常使用状態では前面）が座部１
１の前端部に当ることにより規制される。しがつ
て、この実施例では、フツトレスト１４が補助椅
子として機能する場合のその位置規制部材は、座
部１１となる。
第６図に示すような子供用椅子になる。すなわ
ち、フツトレスト１４の自重により、フツトレス
ト１４はヒンジ１３を中心に時計回り方向に回動
しようとし、その動きは、支持部材１２の後面
（第５図に示す通常使用状態では前面）が座部１
１の前端部に当ることにより規制される。しがつ
て、この実施例では、フツトレスト１４が補助椅
子として機能する場合のその位置規制部材は、座
部１１となる。
この実施例においては、補助フツトレスト１６
が支持部材１２に折り畳み可能にヒンジ結合され
ているので、第６図に示すようにフツトレスト１
４を補助椅子として使用する場合には、これを適
宜回動させて補助椅子のための補助フツトレスト
として使用することができる。同様にして、通常
使用状態における位置でのフツトレスト１４の下
面の両端部に補助アームレストを、その下面の前
端部に補助シートバツクをそれぞれヒンジを介し
て折り畳み可能に設け、第６図に示すように子供
用椅子として使用する場合にこれらを適宜開いて
使用することができる。また専用の位置規制部材
として、第７図に示すように子供用椅子として使
用する場合に座部１１に当接するようなストツパ
１８をフツトレスト１４の先端部に折り畳み可能
または引き出し可能に設けてもよい。
が支持部材１２に折り畳み可能にヒンジ結合され
ているので、第６図に示すようにフツトレスト１
４を補助椅子として使用する場合には、これを適
宜回動させて補助椅子のための補助フツトレスト
として使用することができる。同様にして、通常
使用状態における位置でのフツトレスト１４の下
面の両端部に補助アームレストを、その下面の前
端部に補助シートバツクをそれぞれヒンジを介し
て折り畳み可能に設け、第６図に示すように子供
用椅子として使用する場合にこれらを適宜開いて
使用することができる。また専用の位置規制部材
として、第７図に示すように子供用椅子として使
用する場合に座部１１に当接するようなストツパ
１８をフツトレスト１４の先端部に折り畳み可能
または引き出し可能に設けてもよい。
《考案の効果》
以上のように、この考案による椅子は、座部の
前端部に上端部がヒンジ結合されて垂下するフツ
トレスト支持部材と、この支持部材の下端部前方
に向けてほぼ水平に固定されたフツトレストと、
フツトレスト支持部材を上方にほぼ180度回動さ
せたときに、フツトレストの裏面が座部の上方に
おいて補助椅子として機能するようにその位置を
規制する部材とを備えているので、大人用と子供
用とを兼用することができ、子供専用の椅子や補
助椅子等を別に用意する必要がないので管理が容
易になり、そのための場所をとる必要もない。
前端部に上端部がヒンジ結合されて垂下するフツ
トレスト支持部材と、この支持部材の下端部前方
に向けてほぼ水平に固定されたフツトレストと、
フツトレスト支持部材を上方にほぼ180度回動さ
せたときに、フツトレストの裏面が座部の上方に
おいて補助椅子として機能するようにその位置を
規制する部材とを備えているので、大人用と子供
用とを兼用することができ、子供専用の椅子や補
助椅子等を別に用意する必要がないので管理が容
易になり、そのための場所をとる必要もない。
第１図はこの考案の一実施例を示す椅子の斜視
図、第２図および第３図はこの考案におけるヒン
ジ部の異なる例を示す図、第４図および第５図は
この考案のそれぞれ別の実施例を示す椅子の斜視
図、第６図は第５図に示す椅子の子供用椅子とし
て使用した場合の側面図、第７図はこの考案のさ
らに別の実施例における第６図と同様な図、第８
図は、従来の子供用椅子として使用する場合の椅
子の斜視図である。 １１……座部、１２……フツトレスト支持部材
１２、１３……ヒンジ、１４……フツトレスト、
１５……アームレスト、１６……補助フツトレス
ト、１７……ヒンジ、１８……ストツパ。
図、第２図および第３図はこの考案におけるヒン
ジ部の異なる例を示す図、第４図および第５図は
この考案のそれぞれ別の実施例を示す椅子の斜視
図、第６図は第５図に示す椅子の子供用椅子とし
て使用した場合の側面図、第７図はこの考案のさ
らに別の実施例における第６図と同様な図、第８
図は、従来の子供用椅子として使用する場合の椅
子の斜視図である。 １１……座部、１２……フツトレスト支持部材
１２、１３……ヒンジ、１４……フツトレスト、
１５……アームレスト、１６……補助フツトレス
ト、１７……ヒンジ、１８……ストツパ。
Claims (1)
- 座部の前端部に上端部がヒンジ結合されて垂下
するフツトレスト支持部材と、前記支持部材の下
端部に前方に向けてほぼ水平に固定されたフツト
レストと、前記フツトレスト支持部材を上方にほ
ぼ180度回転させたときに、前記フツトレストの
裏面が前記座部の上方において補助椅子として機
能するようにその位置を規制する部材とを備えた
椅子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984178235U JPH0111106Y2 (ja) | 1984-11-26 | 1984-11-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984178235U JPH0111106Y2 (ja) | 1984-11-26 | 1984-11-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6193162U JPS6193162U (ja) | 1986-06-16 |
| JPH0111106Y2 true JPH0111106Y2 (ja) | 1989-03-30 |
Family
ID=30735802
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984178235U Expired JPH0111106Y2 (ja) | 1984-11-26 | 1984-11-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0111106Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5045881B2 (ja) * | 2006-07-05 | 2012-10-10 | 公益財団法人北九州産業学術推進機構 | 大人・子供兼用椅子 |
| KR100826960B1 (ko) | 2007-02-21 | 2008-05-06 | 김길완 | 요람형 좌대 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS438794Y1 (ja) * | 1965-09-09 | 1968-04-17 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4893695U (ja) * | 1972-02-08 | 1973-11-09 |
-
1984
- 1984-11-26 JP JP1984178235U patent/JPH0111106Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS438794Y1 (ja) * | 1965-09-09 | 1968-04-17 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6193162U (ja) | 1986-06-16 |
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