JPS6211458Y2 - - Google Patents

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JPS6211458Y2
JPS6211458Y2 JP19370481U JP19370481U JPS6211458Y2 JP S6211458 Y2 JPS6211458 Y2 JP S6211458Y2 JP 19370481 U JP19370481 U JP 19370481U JP 19370481 U JP19370481 U JP 19370481U JP S6211458 Y2 JPS6211458 Y2 JP S6211458Y2
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locking
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JP19370481U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテレビ受台、陳列台のごとき物品受
台、製図台のごとき作業台、腰掛け用の座部など
における載支面の傾斜装置に関する。
物品受台、腰掛けなどを含め、物を載せたり、
体重を支えたりするものにあつては、その載支面
を具合のよい傾斜状態に調整したいという要求が
あり、このため各種の傾斜装置が提供されてい
る。
このうち、低級なものは台板の下面に設けられ
た取付部と支柱の上端とを関節のごとく折曲可能
に連結してその連結部を蝶ネジ等により締めつけ
おき、そして台板の傾斜状態を調整するに際して
は、上記蝶ネジを一たん緩めて台板を傾動させた
後、再度蝶ネジを締めつけて当該調整状態を保持
している。
しかしこのような構成のものは、蝶ネジを強く
締めつけないかぎり調整後の台板が不本意に動い
てしまうこととなり、一方、蝶ネジを強く締めつ
けてしまうと再調整時にこれを緩めるのが困難に
なり、その上、上記調整時には台板を支えながら
その下面へ手を回して蝶ネジ操作することになる
から難度が伴ない、さらに勘に頼る調整操作でも
あるから望む台板の傾斜状態が得難くなつてい
る。
一方、高級なものとして提供されている電動
式、油圧式などの傾斜装置では、調整操作が行な
いやすいとか、調整状態が安定しているといつた
利点を有しているが、これらの場合、高価部品に
よるコストアツプは避けられず、装置構成も複雑
になつている。
本考案は上記の問題点に鑑み、基体、傾動体、
操作体の三者を主要構成部材とする新規な構成に
より、この種傾斜装置における簡易な操作性、調
整状態の安定性、装置経済性等をはかるようにし
たもので、以下その構成を図示の実施例により説
明する。
本考案の1実施例をテレビ受台、陳列台などの
物品受台に適用した第1図において、1はキヤス
タ付の脚座、2は該脚座1の上面中央に立設され
た管状支柱、3は該管状支柱2内に上下動可能な
るよう嵌装された支柱、4は該支柱3の上端へ後
述する手段を介して傾動自在に支持されている台
板であり、この台板4の上面は載支面5となつて
いる。
上記における台板4は第2図A,B,Cに示す
各構成部材を介して支柱3の上端へ支持されてい
るのであり、まず、これらの部材から説明する。
第2図Aに示す基体6は、その両側に上向きの
側板7a,7bを有する断面形となつており、
その上面にはフラツトな隆起板8が固着されてい
る。
さらに上記各側板7a,7bの上面には、その
前方へ向けて段階状に低くなる複数の前側係止部
9a1,9a2,9a3および9b1,9b2,9b3と、そ
の後方へ向けて段階状に低くなる後側係止部10
a1,10a2,10a3および10b1,10b2,10
b3とがそれぞれ形成されている。
第2図Bに示す傾動体11は、その両側に下向
きの側板12a,12bを有する断面形となつ
ており、該各側板12a,12bの板面には、そ
の前後方向に沿つて長手とした前側長孔13aお
よび13bと後側長孔14aおよび14bとが穿
設されている。
第2図Cに示す操作体15は、前後方向に長手
とした1対の側杆16a,16bと、これら両側
杆16a,16bの長手方向中間において当該両
側杆16a,16bにわたるべく架設された前側
係止杆17および後側係止杆18とよりなる。
さらに上記両側杆16a,16bの下方へ折曲
された前端側には前側把手杆19が架設されてい
るとともにその後端側には後側把手杆20が架設
されており、一方、両側杆16a,16bの長手
方向の所定部間(上記両係止杆17,18の固定
端間)には複数の受孔21a1,21a2,21a3
よび21b1,21b2,21b3がそれぞれ穿設され
ている。
なお上記において、基体6および傾動体11の
幅員は互いに同じであつても、あるいはいずれか
一方がその他方よりも大きくてもよく(図示では
傾動体11の幅員が基体6のそれよりも大き
い。)、一方、操作体15の幅員は上記両者6,1
1よりも大きいものとなつている。
また、操作体15における両係止杆17,18
の前後間隔は前側係止部および後側係止部(例え
ば9a1と10a1)にわたる大きさとなつている。
つぎにこれら各部材による本考案装置の組立構
造を第3図、第4図により説明する。
前述した支柱3の上端側には、これを管状支柱
2内外にわたつて出入させるための操作レバー2
2が装備されており、上記基体6は該支柱3の上
端に水平状態で固着されている。
そして傾動体11は、下向きとしたその両側板
12a,12bが上記基体6の上向き両側板7
a,7bと重なり合うよう、当該基体6の上面へ
被せられているとともにこれら各両側板7a,7
b,12a,12bを貫通する枢軸23を介して
前後方向へ回動可能なるよう枢支されている。
なお、上記枢軸23の外周には、一端が隆起板
8内へ係入され、他端が傾動体11の裏面へ当接
されたコイルスプリング24,24が嵌装されて
おり、このスプリング24,24を介して傾動体
11には後方へ回動する方向の弾発力が付勢され
ている。
一方、操作体15はその前側係止杆17が前側
長孔13a,13bを貫通し、後側係止杆18が
後側長孔14a,14bを貫通する状態において
傾動体11と組み合わされており、この状態にお
いて前後動可能となつている当該操作体15は、
その前後両係止杆17,18が基体6の前後両係
止部9a1〜9a3,9b1〜9b3,10a1〜10a3
10b1〜10b3と相対係止可能なるよう対応して
いる。
なお、第3図に示したごとく前述した枢軸23
の両軸端(図示では一端のみを示す。)には、球
面の一部がその軸端面へ突出するボール25と、
該ボール25にその突出方向の弾発力を付勢する
スプリング26とが内装されており、当該枢軸2
3の両軸端にあるボール25,25は、前記両側
杆16a,16bの受孔21a1〜21a3,21b1
〜21b3と係合可能に対応している。
また、載支面5をもつ前記台板4は傾動体11
の上面へ取りつけられている。
本考案が上記の実施例からなるとき、載支面5
を有する台板4はつぎの操作を介して傾斜調整さ
れることになる。
まず第4図のごとく、前後両係止杆17,18
が互いにレベル(高さ)の等しい1組の前後両係
止部9a1,9b1,10a1,10b1へ係止されてい
るとき、上記載支面5は水平状態を呈するが、こ
の第4図において操作体15を同図矢印X方向へ
引動し、前側係止杆17をその前側係止部9a1
9b1から外すと、枢軸23を支点とする傾動体1
1がスプリング25,25に抗して同図矢印Y方
向へ傾動(回動)できるようになる。
もちろんこの傾動体11はその傾動方向と復帰
方向に関して操作体15と共動するのであり、上
記の操作後は傾動体11を操作体15により先の
矢印Y方向へ回動させて前側係止杆17を前側係
止部9a2,9b2へ掛けるとか、あるいは第5図の
ごとく前側係止部9a3,9b3へ掛けることによ
り、載支面5の所望傾斜状態が得られる。
なお、前側係止杆17を前側係止部9a2,9b2
へ掛けたとき、後側係止杆18は後側係止部10
a2,10b2へ掛かり、さらに該前側係止杆17を
前側係止部9a3,9b3へ掛けたとき、後側係止杆
18は後側係止部10a3,10b3へ掛かることに
なる。
したがつて水平状態、傾斜状態を含め、前後両
係止杆17,18はいずれかの前後両係止部と相
対係止されることとなり、この結果、傾動体11
の不本意な傾動が阻止され、載支面5の調整状態
は安定する。
一方、載支面5を水平状態にもどす際は、一た
ん操作体15を手前(矢印X方向)へ引き(わず
かでよい。)、その後傾動体11を操作体15によ
り反矢印Y方向へ回動させればよい。
なお、本考案の上記実施例では、載支面5をも
つ台板4を物品受台用のものとして説明したが、
これは製図用などの作業台板であつてもよく、さ
らに腰掛けの座部を構成すべき座板であつてもよ
い。
また、傾動体11の上面を載支面8とする場
合、上記のごとき台板4は省略できる。
以上説明した通り、本考案は支柱の上端に取り
つけられた基体と、該基体の上位において前後傾
動可能に支持された載支面をもつ傾動体と、該傾
動体操作用の操作体とを備え、上記基体はその両
側に上向きの側板を有しているとともに該各側板
の上面には、その前方へ向けて段階状に低くなる
複数の前側係止部と、その後方へ向けて段階状に
低くなる複数の後側係止部とが形成されており、
上記傾動体はその両側に下向きの側板を有してい
るとともに該各側板の板面には、その前後方向に
沿つて長手とした前側長孔と後側長孔とが穿設さ
れており、当該傾動体は、下向きとしたその両側
板と上記基体の上向き両側板とが平行する状態で
基体の上部に重ね合わされているとともにこれら
各両側板を貫通する枢軸を介して前後方向へ回動
可能なるよう枢支されており、上記操作体は基体
および傾動体の両側板間隔よりも大きい並列間隔
を有して前後方向に長手とした1対の側杆と、当
該両側杆にわたつて架設された状態において上記
前側係止部および後側係止部の両方へ跨がる前後
間隔を保持した前側係止杆および後側係止杆とよ
りなり、当該操作体は前後動可能なるよう、その
前側係止杆および後側係止杆がそれぞれ前側長孔
および後側長孔を貫通する状態において傾動体と
組み合わされており、この状態において前後両係
止杆が前後係止部と相対係止可能なるよう対応し
ていることを特徴としている。
したがつて本考案の場合、操作体の押引操作に
より、所望載支面を備えた傾動体の傾斜が簡易に
行なえることとなり、しかもその載支面は複数の
前後両係止部により節度をもつて望む傾斜状態に
できる上、当該傾斜状態では、前後両係止杆が前
後両係止部に掛かることになるから、傾動体の不
本意な動きも阻止され、載支面は常に安定するこ
とになる。
さらに基体、傾動体、操作体などによる簡潔な
構成部材を主体にした組立構成であるから、電動
式、油圧式などのタイプと比べてかなりのコスト
ダウンがはかれ、装置が複雑化することも回避で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の1実施例を示した斜視
図、第2図A,B,Cは同上における主要構成部
材の斜視図、第3図は同上における要部の切欠正
面図、第4図は同上要部の側断面図、第5図は載
支面を傾斜状態とした同上要部の側断面図であ
る。 3……支柱、4……台板、5……載支面、6…
…基体、7a,7b……基体の側板、9a1〜9
a3,9b1〜9b3……前側係止部、10a1〜10
a3,10b1〜10b3……後側係止部、11……傾
動体、12a,12b……傾動体の側板、13
a,13b……前側長孔、14a,14b……後
側長孔、15……操作体、16a,16b……側
杆、17……前側係止杆、18……後側係止杆、
23……枢軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支柱の上端に取りつけられた基体と、該基体の
    上位において前後傾動可能に支持された載支面を
    もつ傾動体と、該傾動体操作用の操作体とを備
    え、上記基体はその両側に上向きの側板を有して
    いるとともに該各側板の上面には、その前方へ向
    けて段階状に低くなる複数の前側係止部と、その
    後方へ向けて段階状に低くなる複数の後側係止部
    とが形成されており、上記傾動体はその両側に下
    向きの側板を有しているとともに該各側板の板面
    には、その前後方向に沿つて長手とした前側長孔
    と後側長孔とが穿設されており、当該傾動体は、
    下向きとした両側板と上記基体の上向き両側板と
    が平行する状態で基体の上部に重ね合わされてい
    るとともにこれら各両側板を貫通する枢軸を介し
    て前後方向へ回動可能なるよう枢支されており、
    上記操作体は基体および傾動体の両側板間隔より
    も大きい並列間隔を有して前後方向に長手とした
    1対の側杆と、当該両側杆にわたつて架設された
    状態において上記前側係止部および後側係止部の
    両方へ跨がる前後間隔を保持した前側係止杆およ
    び後側係止杆とよりなり、当該操作体は前後動可
    能なるよう、その前側係止杆および後側係止杆が
    それぞれ前側長孔および後側孔を貫通する状態に
    おいて傾動体と組み合わされており、この状態に
    おいて前後両係止杆が前後両係止部と相対係止可
    能なるよう対応している載支面傾斜装置。
JP19370481U 1981-12-29 1981-12-29 載支面傾斜装置 Granted JPS58100651U (ja)

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JPS58100651U JPS58100651U (ja) 1983-07-08
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