JPH0654501B2 - ずらし類似度演算装置 - Google Patents
ずらし類似度演算装置Info
- Publication number
- JPH0654501B2 JPH0654501B2 JP62084642A JP8464287A JPH0654501B2 JP H0654501 B2 JPH0654501 B2 JP H0654501B2 JP 62084642 A JP62084642 A JP 62084642A JP 8464287 A JP8464287 A JP 8464287A JP H0654501 B2 JPH0654501 B2 JP H0654501B2
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- Japan
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、2種類の画像データを互いにずらしてその
類似度を演算するためのずらし類似度演算装置に関す
る。かゝる演算は例えば文字,図形等の認識装置におい
て、辞書パターンデータと未知パターンデータとの間の
類似度(相関値)を調べる場合等で必要とされる。
類似度を演算するためのずらし類似度演算装置に関す
る。かゝる演算は例えば文字,図形等の認識装置におい
て、辞書パターンデータと未知パターンデータとの間の
類似度(相関値)を調べる場合等で必要とされる。
この種の認識装置として、例えば第2図の如きアルゴリ
ズムをコンピュータによって処理するものが知られてい
る。これは、認識の対象となる文書を入力した後、二次
元ラインセンサの如き光電変換素子により光電変換を行
なってその画像データをメモリに取り込み(参照)、
この画像データに対してコンピュータにより線素の方向
付け(ベクトル化)および正規化等を行ない(,参
照)、さらにベクトルを所定方向に伝播させ所定位置で
停止させる停止・伝播操作を施してベクトル化特徴量を
抽出した後(参照)、予め格納されている各種辞書パ
ターンとの積を加算した積和で表わされる類似度(相関
値)計算を行ない(参照)、その最大値を検出し(
参照)、これによって未知パターンの同定を行ない、認
識結果として出力するものである。
ズムをコンピュータによって処理するものが知られてい
る。これは、認識の対象となる文書を入力した後、二次
元ラインセンサの如き光電変換素子により光電変換を行
なってその画像データをメモリに取り込み(参照)、
この画像データに対してコンピュータにより線素の方向
付け(ベクトル化)および正規化等を行ない(,参
照)、さらにベクトルを所定方向に伝播させ所定位置で
停止させる停止・伝播操作を施してベクトル化特徴量を
抽出した後(参照)、予め格納されている各種辞書パ
ターンとの積を加算した積和で表わされる類似度(相関
値)計算を行ない(参照)、その最大値を検出し(
参照)、これによって未知パターンの同定を行ない、認
識結果として出力するものである。
しかしながら、このような積和による類似度演算は、認
識率を向上させるために未知の画像データと辞書の画像
データとを互いに上下、左右、斜めの8方向にずらして
行なわれるため(以下、かゝる演算をずらし類似度演算
とも云う。なお、このずらし類似度演算は正確にはずら
し無しを含む9種類の演算を含む。)、処理時間が掛か
りすぎるばかりでなく、処理能力の大きなコンピュータ
が必要になると云う問題がある。そこで、出願人は以下
の如き装置を提案した(特願昭61−76604号:以
下、提案済み装置とも云う。)。
識率を向上させるために未知の画像データと辞書の画像
データとを互いに上下、左右、斜めの8方向にずらして
行なわれるため(以下、かゝる演算をずらし類似度演算
とも云う。なお、このずらし類似度演算は正確にはずら
し無しを含む9種類の演算を含む。)、処理時間が掛か
りすぎるばかりでなく、処理能力の大きなコンピュータ
が必要になると云う問題がある。そこで、出願人は以下
の如き装置を提案した(特願昭61−76604号:以
下、提案済み装置とも云う。)。
第3図はかゝる提案済み装置を示す構成図、第4図は入
力画像データメモリおよび辞書パターンデータメモリの
構成例を示す概要図、第5図はずらしの態様を説明する
ための説明図である。
力画像データメモリおよび辞書パターンデータメモリの
構成例を示す概要図、第5図はずらしの態様を説明する
ための説明図である。
第3図において、1a、1bはアドレス発生回路、2a
は入力画像(未知パターン)データを格納するメモリ、
2bは辞書パターンデータを格納するメモリ、3a,3
b,3cはラッチ回路、4a,4b,4cは積和演算器
である。なお、積和演算器としては市販の集積回路(I
C)を用いることができる。
は入力画像(未知パターン)データを格納するメモリ、
2bは辞書パターンデータを格納するメモリ、3a,3
b,3cはラッチ回路、4a,4b,4cは積和演算器
である。なお、積和演算器としては市販の集積回路(I
C)を用いることができる。
メモリ2aには未知パターンの画像データが、またメモ
リ2bには辞書パターンの画像データがそれぞれ格納さ
れる。一般に、これらの画像データはパターンの有,無
に応じて2値化され、さらに適宜な大きさのメッシュ
(画素)に分割されて例えば第4図(イ),(ロ)の如
く記憶される。これは有効画面を6×6の画素で表わし
た場合の例であり、a11〜a66,a11〜a66……が画像
データ(1または0)である。こゝで、データa11,a
12,a13……、b11,b12,b13……の順にアドレス
1,2,3……を与えるものとすると、メモリ2a,2
bには1〜36までのアドレスが付されることになる。
各メモリ2a,2bの内容はアドレス発生回路1a,1
bによってそれぞれ読み出され、後者の内容は直接、ま
たは前者の内容はラッチ回路3a,3bおよび3cを介
してそれぞれ積和演算器4a,4bおよび4cに与えら
れる。
リ2bには辞書パターンの画像データがそれぞれ格納さ
れる。一般に、これらの画像データはパターンの有,無
に応じて2値化され、さらに適宜な大きさのメッシュ
(画素)に分割されて例えば第4図(イ),(ロ)の如
く記憶される。これは有効画面を6×6の画素で表わし
た場合の例であり、a11〜a66,a11〜a66……が画像
データ(1または0)である。こゝで、データa11,a
12,a13……、b11,b12,b13……の順にアドレス
1,2,3……を与えるものとすると、メモリ2a,2
bには1〜36までのアドレスが付されることになる。
各メモリ2a,2bの内容はアドレス発生回路1a,1
bによってそれぞれ読み出され、後者の内容は直接、ま
たは前者の内容はラッチ回路3a,3bおよび3cを介
してそれぞれ積和演算器4a,4bおよび4cに与えら
れる。
ところで、ずらしの態様としては第5図に示す如く、9
種類のものが考えられる。同図(ホ)はずらしの無い状
態、また(ニ),(ヘ)は左右に、(ロ),(チ)は上
下に、そして(イ),(ハ),(ト),(リ)は斜めに
ずらした状態をそれぞれ示しており、したがって9種類
のずらし類似度演算が必要であることがわかる。なお、
同図において、Aは未知パターンデータまたはそのメモ
リを、またBは辞書パターンデータまたはそのメモリを
それぞれ示している。
種類のものが考えられる。同図(ホ)はずらしの無い状
態、また(ニ),(ヘ)は左右に、(ロ),(チ)は上
下に、そして(イ),(ハ),(ト),(リ)は斜めに
ずらした状態をそれぞれ示しており、したがって9種類
のずらし類似度演算が必要であることがわかる。なお、
同図において、Aは未知パターンデータまたはそのメモ
リを、またBは辞書パターンデータまたはそのメモリを
それぞれ示している。
前述した如く9種類の演算を行なうためには9個の積和
演算器を設ければ良いが、このようにすると装置が大型
化しコスト高になるばかりでなく、演算速度も低下する
ので、第3図の例では1度に3種類の演算を行ない、こ
れを3回繰り返して9種類の演算を実現するようにして
いる。そのためには、アドレス指定に工夫が必要となる
が、こゝでは次のようにしている。
演算器を設ければ良いが、このようにすると装置が大型
化しコスト高になるばかりでなく、演算速度も低下する
ので、第3図の例では1度に3種類の演算を行ない、こ
れを3回繰り返して9種類の演算を実現するようにして
いる。そのためには、アドレス指定に工夫が必要となる
が、こゝでは次のようにしている。
まず、第5図の(ニ),(ホ),(ヘ)の演算を行なう
場合について考える。このとき、第5図(ホ)の演算を
第3図の積和演算器4bにて行ない、(ニ)の演算を積
和演算器4aにて、また(ヘ)の演算を積和演算器4c
にてそれぞれ行なうようにするが、そのためにはラッチ
回路3bにメモリ2aのアドレス1のデータがラッチさ
れた時点で、メモリ2bのアドレス1のデータが読み出
されるようにしておくことが必要である。つまり、アド
レス発生回路1bからのアドレスをアドレス発生回路1
bからのアドレスよりも1アドレス分だけ先行させてお
くことにより、積和演算器4bでは常に未知パターンの
n番目のデータと、辞書パターンのn番目のデータとを
一致させて積和演算を行なうようにする。なお、これは
第5図(ホ)の演算に相当する。一方、メモリ2bから
n番目のデータが読み出されているときは、積和演算器
4aにはメモリ2aの(n+1)番目のデータが、また
積和演算器4cにはメモリ2aの(n−1)番目のデー
タがラッチ回路3a,3cを介してそれぞれ導入されて
いることから、積和演算器4aでは第5図(ニ)の演
算、積和演算器4cでは第5図(ヘ)の演算がそれぞれ
行なわれることになる。なお、第5図(ニ)は未知パタ
ーンデータが辞書パターンデータに対して1列分だけ先
行している場合(図の左側にずれている場合)であり、
同(ヘ)はその逆の場合である。
場合について考える。このとき、第5図(ホ)の演算を
第3図の積和演算器4bにて行ない、(ニ)の演算を積
和演算器4aにて、また(ヘ)の演算を積和演算器4c
にてそれぞれ行なうようにするが、そのためにはラッチ
回路3bにメモリ2aのアドレス1のデータがラッチさ
れた時点で、メモリ2bのアドレス1のデータが読み出
されるようにしておくことが必要である。つまり、アド
レス発生回路1bからのアドレスをアドレス発生回路1
bからのアドレスよりも1アドレス分だけ先行させてお
くことにより、積和演算器4bでは常に未知パターンの
n番目のデータと、辞書パターンのn番目のデータとを
一致させて積和演算を行なうようにする。なお、これは
第5図(ホ)の演算に相当する。一方、メモリ2bから
n番目のデータが読み出されているときは、積和演算器
4aにはメモリ2aの(n+1)番目のデータが、また
積和演算器4cにはメモリ2aの(n−1)番目のデー
タがラッチ回路3a,3cを介してそれぞれ導入されて
いることから、積和演算器4aでは第5図(ニ)の演
算、積和演算器4cでは第5図(ヘ)の演算がそれぞれ
行なわれることになる。なお、第5図(ニ)は未知パタ
ーンデータが辞書パターンデータに対して1列分だけ先
行している場合(図の左側にずれている場合)であり、
同(ヘ)はその逆の場合である。
このような関係は第5図(イ),(ロ)および(ハ)の
演算についても同様である。たゞし、この場合は未知と
辞書のデータに1行分の差があるので1行分のアドレ
ス、例えば第4図の例では“6”を考慮し、ラッチ回路
3bにメモリ2aのアドレス7のデータがラッチされた
時点で、メモリ2bのアドレス1のデータが読み出され
るようにする。つまり、アドレス発生回路1aからのア
ドレスを、アドレス発生回路1bからのアドレスよりも
7アドレス分だけ先行させることが必要である。さら
に、第5図(ト),(チ)および(リ)の場合は、アド
レス発生回路1bからのアドレスの方を、アドレス発生
回路1aからのアドレスよりも7アドレス分だけ先行さ
せるこにより、同様にして行なうことができる。
演算についても同様である。たゞし、この場合は未知と
辞書のデータに1行分の差があるので1行分のアドレ
ス、例えば第4図の例では“6”を考慮し、ラッチ回路
3bにメモリ2aのアドレス7のデータがラッチされた
時点で、メモリ2bのアドレス1のデータが読み出され
るようにする。つまり、アドレス発生回路1aからのア
ドレスを、アドレス発生回路1bからのアドレスよりも
7アドレス分だけ先行させることが必要である。さら
に、第5図(ト),(チ)および(リ)の場合は、アド
レス発生回路1bからのアドレスの方を、アドレス発生
回路1aからのアドレスよりも7アドレス分だけ先行さ
せるこにより、同様にして行なうことができる。
こうして、1回に3種類の演算を行ない、これを3回実
行することにより、第5図に示す如き9種類のずらし類
似度演算を行なうことが可能になる。
行することにより、第5図に示す如き9種類のずらし類
似度演算を行なうことが可能になる。
しかしながら、以上の如き装置では演算対象からはずれ
る外周部分も演算してしまうため、予め外周の外枠に
「0」画素を付与する回路を設けるか、または外周部の
み特別に演算した後これを減算する等の回路が必要とな
り、結果的に回路構成が複雑になるだけでなく、処理時
間も増大すると云う問題がある。
る外周部分も演算してしまうため、予め外周の外枠に
「0」画素を付与する回路を設けるか、または外周部の
み特別に演算した後これを減算する等の回路が必要とな
り、結果的に回路構成が複雑になるだけでなく、処理時
間も増大すると云う問題がある。
したがって、この発明はずらし類似度演算を効率良く行
ない、回路の簡略化と処理時間の短縮化を図ることを目
的とする。
ない、回路の簡略化と処理時間の短縮化を図ることを目
的とする。
2種類の画像データをそれぞれ記憶する第1,第2の記
憶手段と、この第1,第2記憶手段から画像データをそ
れぞれ読み出す第1,第2の読出し手段と、第1読出し
手段から順次読み出される一方の画像データをそれぞれ
ラッチする複数のラッチ手段と、各ラッチ手段からの一
方の画像データと第2読出し手段を介して読み出される
他方の画像データとの積和をそれぞれ演算する複数の演
算手段と、「この演算手段の各々に対しその積和演算を
許可または不許可として演算対象から外れる外周部分の
演算を行わせないための信号列を、前記画像データの一
方が演算対象から外れる、両画像データの異なる両端の
部分のデータでないか、あるか、に依存して与える制御
手段を設ける。
憶手段と、この第1,第2記憶手段から画像データをそ
れぞれ読み出す第1,第2の読出し手段と、第1読出し
手段から順次読み出される一方の画像データをそれぞれ
ラッチする複数のラッチ手段と、各ラッチ手段からの一
方の画像データと第2読出し手段を介して読み出される
他方の画像データとの積和をそれぞれ演算する複数の演
算手段と、「この演算手段の各々に対しその積和演算を
許可または不許可として演算対象から外れる外周部分の
演算を行わせないための信号列を、前記画像データの一
方が演算対象から外れる、両画像データの異なる両端の
部分のデータでないか、あるか、に依存して与える制御
手段を設ける。
上記制御手段にて演算対象からはずれる部分の処理を効
率良く行なうことにより、ずらし類似度演算を簡単な回
路で高速に行ない得るようにする。
率良く行なうことにより、ずらし類似度演算を簡単な回
路で高速に行ない得るようにする。
第1図はこの発明の実施例を示す構成図である。
同図からも明らかなように、これは第3図に示す提案済
み装置に対し、制御信号テーブル5および制御信号発生
部6を設けた点が特徴である。制御信号テーブル5は次
表の如き「1」,「0」の信号列を記憶し、制御信号発
生部6はこの信号列を入力画像データおよび辞書パター
ンデータと同期をとって順次読み出し、これを積和演算
器4a,4b,4cに与えて積和演算を行なうべきか否
か(「1」で演算、「0」で演算せず)を制御する。こ
のとき、第1図の例では積和演算器が3つあり1度に3
種類の演算結果を得ることができるので、積和演算は3
回に分けて行ない、例えば1回目は第5図の(イ),
(ロ),(ハ)の演算を、2回目は同図(ニ),
(ホ),(ヘ)の演算を、また3回目は(ト),
(チ),(リ)の演算をそれぞれ行なうようにする。ま
た、各回毎に入力画像データと辞書パターンデータの読
出し開始アドレスを変えるようにし、それぞれのずらし
演算に対応できるようにする。
み装置に対し、制御信号テーブル5および制御信号発生
部6を設けた点が特徴である。制御信号テーブル5は次
表の如き「1」,「0」の信号列を記憶し、制御信号発
生部6はこの信号列を入力画像データおよび辞書パター
ンデータと同期をとって順次読み出し、これを積和演算
器4a,4b,4cに与えて積和演算を行なうべきか否
か(「1」で演算、「0」で演算せず)を制御する。こ
のとき、第1図の例では積和演算器が3つあり1度に3
種類の演算結果を得ることができるので、積和演算は3
回に分けて行ない、例えば1回目は第5図の(イ),
(ロ),(ハ)の演算を、2回目は同図(ニ),
(ホ),(ヘ)の演算を、また3回目は(ト),
(チ),(リ)の演算をそれぞれ行なうようにする。ま
た、各回毎に入力画像データと辞書パターンデータの読
出し開始アドレスを変えるようにし、それぞれのずらし
演算に対応できるようにする。
例えば、第1回目は入力画像データの初期アドレスをa
21に設定してスタートさせる。このときの入力データ、
辞書パターンデータおよび制御信号発生部6から読出さ
れる信号列の関係を詳しく示すのが表である。すなわ
ち、アドレスをa21に設定してスタートさせた時点では
辞書パターンデータは未だ読み出さないようにするとゝ
もに(「×」印参照)、制御信号発生部6からは演算せ
ずの信号「0」を積和演算器4a,4b,4cに送り、
演算しないようにする。次に、積和演算器4aにデータ
a22が入り、かつ積和演算器4bにデータa21が入った
とき、辞書パターンデータb11を読み出し、積和演算を
行なう。このため、表の如く積和演算器4a,4bには
演算する信号(演算許可信号)「1」を、また積和演算
器4cには演算せず信号(演算不許可信号)「0」を、
それぞれ制御信号発生部6から送る。こうして、アドレ
スを順次カウントアップしながら画像データを転送する
とゝもに、アドレスに従って積和演算器4a,4b,4
cに制御信号発生部6から信号列を送ることにより、積
和演算を行なう。なお、a31×b16のように、画像の右
端と左端の積を演算するような部分には、制御信号発生
部6から演算せず信号「0」を送り、演算しないように
する。
21に設定してスタートさせる。このときの入力データ、
辞書パターンデータおよび制御信号発生部6から読出さ
れる信号列の関係を詳しく示すのが表である。すなわ
ち、アドレスをa21に設定してスタートさせた時点では
辞書パターンデータは未だ読み出さないようにするとゝ
もに(「×」印参照)、制御信号発生部6からは演算せ
ずの信号「0」を積和演算器4a,4b,4cに送り、
演算しないようにする。次に、積和演算器4aにデータ
a22が入り、かつ積和演算器4bにデータa21が入った
とき、辞書パターンデータb11を読み出し、積和演算を
行なう。このため、表の如く積和演算器4a,4bには
演算する信号(演算許可信号)「1」を、また積和演算
器4cには演算せず信号(演算不許可信号)「0」を、
それぞれ制御信号発生部6から送る。こうして、アドレ
スを順次カウントアップしながら画像データを転送する
とゝもに、アドレスに従って積和演算器4a,4b,4
cに制御信号発生部6から信号列を送ることにより、積
和演算を行なう。なお、a31×b16のように、画像の右
端と左端の積を演算するような部分には、制御信号発生
部6から演算せず信号「0」を送り、演算しないように
する。
第2回目は、入力画像データのアドレスをa11、辞書パ
ターンのアドレスをb11にそれぞれ設定してスタートさ
せることにより、第5図(ニ),(ホ),(ヘ)の演算
を行なう。
ターンのアドレスをb11にそれぞれ設定してスタートさ
せることにより、第5図(ニ),(ホ),(ヘ)の演算
を行なう。
第3回目も同様に、入力画像データのアドレスをa11、
辞書パターンのそれをb21にそれぞれ設定してスタート
させることにより、第5図(ト),(チ),(リ)の演
算を行なう。
辞書パターンのそれをb21にそれぞれ設定してスタート
させることにより、第5図(ト),(チ),(リ)の演
算を行なう。
こうして、3種類ずつ3回行なうことにより、9種類の
ずらし演算を行なう。
ずらし演算を行なう。
この発明によれば、制御信号テーブルおよび制御信号発
生部を設けて積和演算をすべきか否かを決めるようにし
たので、比較的簡単かつ小形なハードウエアで高速にず
らし演算を行なうことができる利点がもたらされる。
生部を設けて積和演算をすべきか否かを決めるようにし
たので、比較的簡単かつ小形なハードウエアで高速にず
らし演算を行なうことができる利点がもたらされる。
第1図はこの発明の実施例を示す構成図、第2図は文字
認識装置における処理フローの一般的な例を示すフロー
チャート、第3図は提案済み装置を示す構成図、第4図
は入力画像データメモリおよび辞書パターンデータメモ
リの構成例を示す概要図、第5図はずらしの態様を説明
するための説明図である。 符号説明 1a,1b…アドレス発生回路、2a…入力画像(未知
パターンデータメモリ)、2b…辞書パターンデータメ
モリ、3a,3b、3c…ラッチ回路、4a,4b、4
c…積和演算器、5…制御信号テーブル、6…制御信号
発生部、a11〜a66…入力画像データ、b11〜b66…辞
書パターンデータ。
認識装置における処理フローの一般的な例を示すフロー
チャート、第3図は提案済み装置を示す構成図、第4図
は入力画像データメモリおよび辞書パターンデータメモ
リの構成例を示す概要図、第5図はずらしの態様を説明
するための説明図である。 符号説明 1a,1b…アドレス発生回路、2a…入力画像(未知
パターンデータメモリ)、2b…辞書パターンデータメ
モリ、3a,3b、3c…ラッチ回路、4a,4b、4
c…積和演算器、5…制御信号テーブル、6…制御信号
発生部、a11〜a66…入力画像データ、b11〜b66…辞
書パターンデータ。
Claims (1)
- 【請求項1】2種類の画像データを互いにずらしてその
類似度を演算するためのずらし類似度演算装置であっ
て、 2種類の画像データの一方を記憶する第1の記憶手段及
び他方を記憶する第2の記憶手段と、 前記第1の記憶手段から一方の画像データを読み出す第
1の読出し手段及び前記第2の記憶手段から他方の画像
データを読み出す第2の読出し手段と、 前記第1の読出し手段を介して第1の記憶手段から順次
読み出される一方の画像データを順次にそれぞれラッチ
する複数のラッチ手段と、 前記各ラッチ手段からの一方の画像データと前記第2の
読出し手段を介して第2の記憶手段から読み出される他
方の画像データとの積和をそれぞれ演算する複数の演算
手段と、 前記複数の演算手段の各々における各タイミング毎の積
和演算を許可するか、しないかを表す制御信号を予め記
憶する制御信号テーブルと、 前記第1,第2の記憶手段から、前記第1,第2の読出
し手段により、画像データを読み出すのに同期して、前
記制御信号テーブルから制御信号を読み出しその内容に
依存して、前記複数の演算手段の各々における積和演算
を許可し又は許可しないようにする制御手段と、 を備え、一度に複数種類のずらし類似度演算を行うこと
を特徴とするずらし類似度演算装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62084642A JPH0654501B2 (ja) | 1987-04-08 | 1987-04-08 | ずらし類似度演算装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62084642A JPH0654501B2 (ja) | 1987-04-08 | 1987-04-08 | ずらし類似度演算装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63250784A JPS63250784A (ja) | 1988-10-18 |
JPH0654501B2 true JPH0654501B2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=13836346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62084642A Expired - Lifetime JPH0654501B2 (ja) | 1987-04-08 | 1987-04-08 | ずらし類似度演算装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0654501B2 (ja) |
-
1987
- 1987-04-08 JP JP62084642A patent/JPH0654501B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63250784A (ja) | 1988-10-18 |
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