JPH05189570A - 濃淡画像パターンマッチング方法及びその装置並びに欠陥検出装置と文字認識装置と位置決め装置 - Google Patents

濃淡画像パターンマッチング方法及びその装置並びに欠陥検出装置と文字認識装置と位置決め装置

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JPH05189570A
JPH05189570A JP4001395A JP139592A JPH05189570A JP H05189570 A JPH05189570 A JP H05189570A JP 4001395 A JP4001395 A JP 4001395A JP 139592 A JP139592 A JP 139592A JP H05189570 A JPH05189570 A JP H05189570A
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Kazuya Takahashi
一哉 高橋
Hiroshi Takenaga
寛 武長
Masao Takato
政雄 高藤
Kazuyoshi Asada
和佳 浅田
Yoichi Takagi
陽市 高木
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 濃淡パタ−ンマッチング処理をソフトウェア
で高速に処理するために演算量を減らし、且つ、小規模
ハ−ドウェアでこの演算を実現する。 【構成】 ITVカメラ1と、A/D変換装置2と、y
方向濃度加算装置3と、x方向濃度加算装置4と、x方
向テンプレ−ト記憶装置5と、y方向テンプレ−ト記憶
装置6と、x方向一次元正規化相関演算装置7と、y方
向一次元正規化相関演算装置8と、画像合成装置9によ
って構成する。2次元のテンプレ−トを、独立な2軸で
あるx方向とy方向それぞれに画素の濃度を加算して2
つの1次元テンプレ−トに変換し、入力画像にも同様の
変換を施し、1次元のウィンドウを走査し、1次元の類
似度計算を行う。2つの一次元テンプレ−トで計算され
た類似度を合成することで、x,yの両方向で精度の高
いパターンマッチング精度が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパターンマッチング方法
及びその装置に係り、特に、パターンマッチングを高速
に行い位置決めや画像・文字認識等の高速化を図るのに
好適なパターンマッチング方法及びその装置並びにその
応用装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパターンマッチングにおいては、
判定の基準とするパターンと検査対象のパターンとを同
一の大きさにして一画素づつ比較し、一致するか否かを
判定している。文字認識では、判定の基準とするパター
ンは、辞書としてメモリに格納して使用する。精密な位
置決め、例えば半導体チップ上の集積回路のカッティン
グやボンディングなどにおいては、基準とする集積回路
のパターンを予め撮像しこのパターンをメモリに格納し
ておき、検査対象の集積回路のパターンがこの基準パタ
ーンと一致するように、検査対象の集積回路の位置決め
を行う。
【0003】例えば、特開昭63−98070号公報記
載の従来技術では、基準パターンとしてテンプレートを
用意し、このテンプレートと大きさの等しい2次元ウイ
ンドウにて検査対象上を走査してITVカメラで検査対
象を撮像し、撮像した濃淡画像をA/D変換装置にてデ
ジタル画像に変換し、これを、前記テンプレートと比較
してその類似度を2次元正規化相関演算にて計算してい
る。
【0004】また、「ストリングマッチングを用いた高
速化テンプレ−トマッチング方式」情報処理学会研究報
告vol.89,no.16(CG−37)pp9から
pp16(1989年)に記載されている従来技術で
は、1次元ウィンドウを走査して、マッチングの候補領
域をしぼり込んだ後、2次元ウィンドウ内で類似度計算
を行なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述して従来技術は、
いずれも2次元ウィンドウ内で類似度計算を行なってい
るので、テンプレ−トの一辺の画素数の2乗に比例して
演算量が増大し、迅速なパターンマッチングが行えない
という問題がある。例えば、類似度計算として正規化相
関を用いる場合は次の数式1
【0006】
【数1】
【0007】にて計算される。この数式1でのサンメン
ション記号(Σ)は2重になっており、これが、テンプ
レ−トの一辺の画素数の2乗に比例して演算量が増大す
る理由である。これらの演算をソフトウェアで行う場合
は、処理時間の増大化を引き起こし、ハ−ドウェアで実
現する場合は、回路規模の増大化を引き起こしてしま
う。
【0008】小規模なハ−ドウェアで大きな画像を扱う
ために、大画像を画素を間引いて小画像にしてから、パ
ターンマッチングを行ない、候補領域を絞り込んだ後
に、より精密なパターンマッチングを行う方法も提案さ
れているが、画像が大きくなるにつれて、この手順の繰
返回数が増すという課題がある。
【0009】本発明の目的は、テンプレ−トの大型化に
伴う演算量の増大を抑え、処理の高速化や回路規模の縮
小化を図ることのできるパタ−ンマッチング方法及びそ
の装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、検査対象の
撮像画像を入力する画像入力手段と、前記撮像画像をデ
ジタル画像に変換するA/D変換手段と、前記撮像画像
の一方向(x方向という)に並ぶ画素の濃度を加算する
x方向濃度加算手段と、前記撮像画像の前記x方向とは
別の方向(y方向という)に並ぶ画素の濃度を加算する
y方向濃度加算手段と、テンプレ−トのy方向に並ぶ画
素の濃度を加算したものを記憶しておくx方向テンプレ
−ト記憶手段と、テンプレ−トのx方向に並ぶ画素の濃
度を加算しておくy方向テンプレ−ト記憶手段と、前記
y方向濃度加算手段の出力と前記x方向テンプレ−ト記
憶手段の出力の間で1次元の類似度計算を行なうx方向
一次元類似度計算手段と、前記x方向濃度加算手段と前
記y方向テンプレ−ト記憶手段の出力の間で1次元の類
似度計算を行なうy方向一次元類似度計算手段とを設け
ることで、達成される。
【0011】
【作用】本発明では、本来は2次元のテンプレ−トを、
独立な2軸であるx方向とy方向のそれぞれに画素の濃
度を加算して2つの1次元テンプレ−トに変換し、入力
画像にも同様の変換を施した後、1次元のウィンドウを
走査し、1次元の類似度計算を行う。y方向に並ぶ画素
の濃度を加算して作った一次元テンプレ−トで類似度を
計算した結果は、精度的には、x方向に細かくy方向に
粗くなっている。逆に、x方向に並ぶ画素の濃度を加算
して作った一次元テンプレ−トで類似度を計算した精度
は、x方向に粗くy方向に細かくなっている。この2つ
の一次元テンプレ−トで計算された類似度を合成するこ
とで、x,yの両方向で精度の高いパターンマッチング
精度が得られる。
【0012】従来のパタ−ンマッチングにおける演算量
と、本発明によるパターンマッチングにおける演算量を
比較してみる。一辺がN画素の正方形の画像に一辺がn
の正方形のテンプレ−トを適用し、類似度計算に正規化
相関を用いるとする。この条件の基で、本発明での乗算
数と除算数の合計は
【0013】
【数2】
【0014】で表され、加算数と減算数の合計は
【0015】
【数3】
【0016】で表される。一方、従来のパタ−ンマッチ
ングでの乗算数と除算数の合計は
【0017】
【数4】
【0018】で表され、加算数と減算数の合計は
【0019】
【数5】
【0020】で表される。これらの式から明らかなよう
に、従来はテンプレ−ト一辺の画素数nの2乗に比例し
て演算量が増えるが、本発明ではnに比例して増えるだ
けである。従って、大画像になるほど本発明が有利とな
る。
【0021】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は、本発明の第1実施例に係るパタ−ンマ
ッチング機能を有する位置決め装置の構成図である。こ
の位置決め装置は、ITVカメラ1と、A/D変換装置
2と、y方向濃度加算装置3と、x方向濃度加算装置4
と、x方向テンプレ−ト記憶装置5と、y方向テンプレ
−ト記憶装置6と、x方向一次元正規化相関演算装置7
と、y方向一次元正規化相関演算装置8と、画像合成装
置9と、位置計算装置10と、出力装置11と、制御装
置14と、デ−タバス15と、外部記憶装置16で構成
されている。A/D変換装置2と、y方向濃度加算装置
3と、x方向濃度加算装置4と、x方向テンプレ−ト記
憶装置5と、y方向テンプレ−ト記憶装置6と、外部記
憶装置16は、デ−タバス15を介してデ−タのやりと
りをする。
【0022】図2は、ITVカメラ1で撮像された濃淡
画像をA/D変換装置2で変換した後の、デジタル画像
の一例を示す図である。図2において、水平方向すなわ
ち方向ベクトル21の方向は、ITVカメラ1の走査方
向と一致し、以後、x方向という。垂直方向すなわち方
向ベクトル22の方向は、ITVカメラ1の走査方向に
直交する方向であり、以後、y方向という。更に、図2
において、丸印は画素を表し、以後、丸印の間を画素間
隔という。
【0023】本実施例に係る位置決め装置は、位置決め
動作に先立って、位置決めすべき対象の画像をテンプレ
−トとしてx方向テンプレ−ト記憶装置5とy方向テン
プレ−ト記憶装置6に記憶する。図3はテンプレ−トの
説明図である。図3におけるデジタル画像31はテンプ
レ−トにすべき画像であり、ITVカメラ1とA/D変
換装置2を介して得られるものである。x方向にp個の
画素で、y方向にq個の画素で成る矩形画像である。1
次元配列32はx方向テンプレ−ト記憶装置5に記憶さ
れた1次元テンプレ−トであり、1次元配列33はy方
向テンプレ−ト記憶装置6に記憶された1次元テンプレ
−トである。
【0024】ここで、図3に基づき、1次元配列32と
1次元配列33の作成方法を説明する。デジタル画像3
1において、y方向に並ぶq個の画素の濃度を加算し、
1次元配列32の1画素の濃度とする。例えば、領域3
4に含まれる画素の濃度の総和が1次元配列32の画素
35の濃度となる。また、デジタル画像31において、
x方向に並ぶp個の画素の濃度を加算し、1次元配列3
3の1画素の濃度とする。例えば、領域36に含まれる
画素の濃度の総和が1次元配列33の画素37の濃度と
なる。x方向テンプレ−ト記憶装置5は、デジタル画像
31が入力されると、上述した濃度の加算処理を行って
作成した1次元配列32を記憶し、適時x方向テンプレ
−ト12として出力する。また、y方向テンプレ−ト記
憶装置6は、デジタル画像31が入力されると、上述し
た加算処理を行って作成した1次元配列33を記憶し、
適時y方向テンプレ−ト13として出力する。また、1
次元配列に変換された全体のテンプレ−ト31は外部記
憶装置16に記憶しておき、必要に応じて、x方向テン
プレ−ト記憶装置5とy方向テンプレ−ト記憶装置6に
ロ−ドする。
【0025】次に、位置決め時の動作を説明する。図4
は入力画像の図である。例えば、基準とする集積回路等
の濃淡画像は、ITVカメラ1とA/D変換装置2を介
することで、デジタル画像41として得られる。デジタ
ル画像42は、y方向濃度加算装置3にてデジタル画像
41から作成され記憶された画像であり、適時x方向一
次元正規化相関演算装置7へ出力される。デジタル画像
43は、x方向濃度加算装置4にてデジタル画像41か
ら作成され記憶された画像であり、適時y方向一次元正
規化相関演算装置8へ出力される。
【0026】ここで、テンプレ−トの大きさがp=3,
q=5の場合を例にとって、デジタル画像42,43の
作成方法を説明する。デジタル画像41において、y方
向に並ぶq個の画素の濃度の総和を、デジタル画像42
の1画素の濃度とする。例えば、領域44,45,46
の画素の濃度の各総和は画素47,48,49の各濃度
になる。一方、デジタル画像41においてx方向に並ぶ
p個の画素の濃度の総和をデジタル画像43の1画素の
濃度とする。例えば、領域410,411の画素の濃度
の各総和は画素412,413の各濃度になる。
【0027】次に、x方向一次元正規化相関演算装置7
とy方向一次元正規化相関演算装置8の動作を図5と図
6に基づいて説明する。図5において、デジタル画像5
1はy方向濃度加算装置3の出力である。デジタル画像
51上で長さpの1次元ウィンドウ52をx方向に走査
して、x方向テンプレ−ト12との間で1次元の正規化
相関を計算し、デジタル画像53として出力する。計算
【0028】
【数6】
【0029】に基づいて行なう。この数式6は1次元の
正規化相関の式であって、rxは演算結果を、tはx方
向テンプレ−ト12の画素の濃度を、Iはデジタル画像
51で1次元ウィンドウ52に含まれる画素の濃度をそ
れぞれ表している。Tはテンプレ−ト定数であって、テ
ンプレ−ト登録時に
【0030】
【数7】
【0031】によって計算される定数である。尚、数式
6における左辺のuとvはそれぞれデジタル画像51の
左上コ−ナ−と1次元ウィンドウ52の左端のx方向と
y方向のずれ量に対応している。以後、デジタル画像5
3をrx(u,v)と表す。図5の例ではrx(5,
2)であり、画素54の濃度に対応する。
【0032】図6において、デジタル画像61はx方向
濃度加算装置4の出力である。デジタル画像61上で長
さqの1次元ウィンドウ62をy方向に走査して、y方
向テンプレ−ト13との間で1次元の正規化相関を計算
し、デジタル画像63として出力する。計算は
【0033】
【数8】
【0034】に基づいて行なう。数式8は1次元の正規
化相関の式であって、ryは演算結果を、tはy方向テ
ンプレ−ト13の画素の濃度を、Iはデジタル画像61
で1次元ウィンドウ62に含まれる画素の濃度をそれぞ
れ表している。Tはテンプレ−ト定数であって、テンプ
レ−ト登録時に
【0035】
【数9】
【0036】によって計算される定数である。尚、数式
8における左辺のuとvはそれぞれデジタル画像61の
左上コ−ナ−と1次元ウィンドウ62の上端のx方向と
y方向のずれ量に対応している。以後、デジタル画像6
3をry(u,v)と表す。図6の例ではry(4,
2)であり、画素64の濃度に対応する。
【0037】図1に示す画像合成装置9では、同一のu
とvについてrxとryを掛け算し、結果をr(u,
v)として出力する。位置計算装置10では、r(u,
v)の最大値を含み、vが一定の数点を多項式曲線で結
んで極大値を与えるuをもってx方向の位置決め結果と
する。また、r(u,v)の最大値を含み、uが一定の
数点を多項式曲線で結んで極大値を与えるvをもってy
方向の位置決め結果とする。このように、画素間を多項
式曲線で補間することによって、画素間隔よりも細かい
位置決めが可能となる。尚、多項式による補間法とし
て、八田夏夫:「数値計算法の基礎と応用」:森北出版
1988:pp54に記載されている「ラグランジュの
補間法」がある。
【0038】以上説明した様に、2次元の画像を扱いな
がらも、独立な2軸方向の1次元演算の結果の積を位置
決め計算に使うことによって、精度を落すことなく、演
算量を1次元の信号処理と同程度に減じる事ができると
いう効果を有する。
【0039】尚、上述した実施例では、y方向濃度加算
装置3とx方向濃度加算装置4とを別々に設けたが、1
つの濃度加算装置を設け時分割にてy方向とx方向の濃
度加算処理を行うようにしてもよいことはいうまでもな
い。また、一次元正規化相関装置も1台とし時分割にて
y方向とx方向の演算処理を行う構成とすることもでき
る。
【0040】次に、本発明の第2実施例に係るパタ−ン
マッチング方法を実施する位置決め装置について説明す
る。本実施例に係る位置決め装置は、図7に示すよう
に、ITVカメラ71と、A/D変換装置72と、プロ
セッサ73と、I/Oコントロ−ラ74と、アドレスコ
ントロ−ラ75と、画像メモリ76と、画像メモリ77
と、濃度加算回路78と、一次元正規化相関回路79
と、x方向テンプレ−トメモリ710と、y方向テンプ
レ−トメモリ711と、画像合成回路712と、出力装
置713と、デ−タバス714で構成されている。
【0041】ITVカメラ71から入力される濃淡画像
は、A/D変換装置72でデジタル画像に変換され、2
つの画像メモリ76,77に記憶される。x方向テンプ
レ−トメモリ710は、2次元のテンプレ−ト画像に関
してy方向に並ぶ画素の濃度を加算して得られる1次元
配列を記憶する。y方向テンプレ−トメモリ711は、
2次元のテンプレ−ト画像に関してx方向に並ぶ画素の
濃度を加算して得られる1次元配列を記憶する。この2
つの1次元配列は、濃度加算回路78にて得られる。一
次元正規化相関回路79は、画像メモリ76あるいは画
像メモリ77上のデジタル画像と、x方向テンプレ−ト
メモリ710あるいはy方向テンプレ−トメモリ711
の1次元配列の間で1次元の正規化相関演算を行なう。
画像合成回路712は、x方向テンプレ−トメモリ71
0の1次元配列による1次元の正規化相関演算の結果r
xと、y方向テンプレ−トメモリ711の1次元配列に
よる1次元の正規化相関演算の結果ryを掛け算するこ
とで合成する。
【0042】デ−タバス714は、A/D変換装置72
と、プロセッサ73と、画像メモリ76,77と、濃度
加算回路78と、一次元正規化相関回路79と、x方向
テンプレ−トメモリ710と、y方向テンプレ−トメモ
リ711と、画像合成回路712の間のデ−タの受渡し
をする。プロセッサ73はI/Oコントロ−ラ74を介
してデ−タバス714の入出力を制御し、アドレスコン
トロ−ラ75を介して画像メモリ76,77上の画像を
x方向あるいはy方向に走査する。また、プロセッサ7
3は画像合成回路712の結果を基に位置決め計算を行
ない、出力装置713に出力する。
【0043】次に、濃度加算回路78及び一次元正規化
相関回路79を詳細に説明する。濃度加算回路78は、
図8に示すように、シフトレジスタ81と演算器82と
レジスタ83から成るシフトレジスタ回路811と、I
/O84と、I/O85で構成される。入力86と出力
87は、夫々I/O84とI/O85を介してデ−タバ
ス714に接続されている。シフトレジスタ81の出力
88は最も前に入力されたデ−タであり、レジスタ81
の出力89は最も最後に入力されたデ−タである。演算
器82は、1段階前の出力810からレジスタ出力88
を引き、レジスタ出力89を加えて、出力87とする。
レジスタ83は、演算器83の1段階前の出力810を
記憶している。I/O84,85は、I/Oコントロ−
ラ74で制御される。
【0044】以上の構成によって、濃度加算回路78
に、例えばアルファベット順に濃度を入力すると、
【0045】
【数10】
【0046】
【数11】
【0047】
【数12】
【0048】といった出力が順次得られる。
【0049】一次元正規化相関回路79は、図9に示す
ように、二乗演算器91と、シフトレジスタ回路92
と、フトレジスタ回路93と、乗算器94と、加算器9
5と、テンプレ−ト配列メモリ96と、テンプレ−ト定
数メモリ97と、演算器98と、I/O99と、I/O
910と、I/O911で構成される。シフトレジスタ
回路93はシフトレジスタ912と、演算器913と、
レジスタ914で構成される。一次元正規化相関回路7
9へのデータの入出力はI/O99,910及び911
とデ−タバス714を介して行われる。二乗演算器91
は入力915を2乗する。シフトレジスタ回路92は、
図8のシフトレジスタ回路811と同じ構成であって、
入力915がアルファベット順の値の場合は
【0050】
【数13】
【0051】
【数14】
【0052】
【数15】
【0053】といった値が順次出力916として得られ
る。出力916は数式6と数式8の分母におけるIの2
乗の総和に対応する。シフトレジスタ回路93は、シフ
トレジスタ回路811と同じ動作をし、入力915がア
ルファベット順の値の場合は
【0054】
【数16】
【0055】
【数17】
【0056】
【数18】
【0057】といった値が順次出力917として得られ
る。出力917は数式6と数式8におけるIの総和に対
応する。テンプレ−ト配列メモリ96にはデ−タバス7
14を介して、x方向テンプレ−トメモリ710あるい
はy方向テンプレ−トメモリ711の1次元配列が入力
されている。テンプレ−ト定数メモリ97には数式7あ
るいは数式9で計算されるテンプレ−トの定数が記憶さ
れている。乗算器94は入力915とテンプレ−ト配列
メモリ96の対応する数を掛け算し、これらは加算器9
5で加算され出力918になる。出力918は数式6と
数式8の分子におけるIとtの積の総和に対応する。演
算器98は出力916,917,918及びテンプレ−
ト定数メモリ97の定数を演算することによって、数式
6のrxあるいは数式8のryを出力する。
【0058】最後に、テンプレ−ト登録処理と位置決め
処理の流れを説明する。テンプレ−ト登録処理は登録す
べき画像を2回走査することで完了する。1回目の走査
はITVカメラ71の入力時のものであり、x方向に為
される。この時、画像メモリ76にA/D変換装置72
を介したデジタル画像が記憶されると同時に、濃度加算
回路78を介した1次元配列がy方向テンプレ−トメモ
リ711に記録される。2回目の走査は、画像メモリ7
6にてy方向に行なわれる。この時、濃度加算回路78
を介した1次元配列が、x方向テンプレ−トメモリ71
0に記録される。数式7と数式9のテンプレ−トの定数
は、プロセッサ73で計算されてそれぞれx方向テンプ
レ−トメモリ710とy方向テンプレ−トメモリ711
に記録され、テンプレ−ト登録処理を完了する。
【0059】位置決め処理は、メモリ上の画像を3回走
査する間に完了する。1回目の走査ではITVカメラ1
とA/D変換装置2を介したデジタル画像が画像メモリ
76に記録されると同時に、画像メモリ77には濃度加
算回路78を介して、x方向に並ぶ画素所定数分の濃度
を加えた画像を作成し、記録する。2回目の走査はy方
向に行ない、画像メモリ76の画像において、y方向に
並ぶ画素所定数分の濃度を加えた画像を作成し、画像メ
モリ77に記録すると同時に、画像メモリ77に記憶さ
れていた画像とy方向テンプレ−トの間で1次元の正規
化相関演算を行ない、結果ryを画像メモリ76に記録
する。3回目の走査はx方向に行ない、画像メモリ77
に記録されている画像とx方向テンプレ−トの間で1次
元の正規化相関演算を行ない、画像合成回路712を介
して結果rxと画像メモリ76のryとの積をとり、r
として画像メモリ76に記録する。プロセッサ73は、
画像メモリ76のrについて位置決め計算を行ない、出
力装置713にて結果を出力する。
【0060】以上述べた実施例に係るパタ−ンマッチン
グ位置決め装置は、x方向の加算処理とy方向の加算処
理を1つの濃度加算回路で行ない、x方向の正規化相関
処理とy方向の正規化相関処理を1つの1次元の正規化
相関回路で実現するので、回路規模が小さくなり、しか
もテンプレ−トの大きさに関係なく3回の走査で全処理
が終了し、処理の高速化が図れるという効果を有する。
【0061】上述した実施例では、x方向とy方向の角
度を直角としたが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。つまり、一次元テンプレート作成時に、y方向濃
度加算装置3と、x方向濃度加算装置4における濃度加
算処理は、任意の2方向に並ぶ画素について行っても、
上述した実施例と同様の効果が得られる。図10は、任
意の2方向101,102に並ぶ画素の濃度を加算する
例を示したものである。デジタル画像100はテンプレ
ートにする画像であり、一次元配列103と104は、
それぞれ濃度の加算処理によって得られた一次元テンプ
レートである。一次元配列104は、デジタル画像10
0において方向101に並ぶ画素を加算したものであ
る。前述した実施例におけるx方向,y方向は、画像1
00を構成する画素の配列に沿った方向であるが、本実
施例での方向101は画素の並びに対して斜めになって
いる。このため、方向101の直線上に画素は並ばない
ため、図10に示す様に、方向101に近似した実線の
折れ線109に沿った画素の濃度を加算する。図示の例
では、実線109に沿った画素濃度の総和が画素101
1の濃度となり、実線1010に沿った画素濃度の総和
が画素1012の濃度となる。方向102についても同
様であり、点線105,106に沿った画素濃度の総和
が一次元配列103の画素107,108となる。
【0062】また、上述した実施例では、2方向に濃度
を加算する場合について述べたが、2方向に限定される
ものではなく、3方向以上の多方向に拡張することも可
能である。この場合には、画像合成装置9において掛け
算で合成する演算結果の数も方向数に応じて増える。例
えば3方向の場合には、rxとryと、3方向目に対応
する一次元正規化相関演算の結果であるrzとの3つを
掛け算で合成することができる。このように、方向の異
なる一次元テンプレートの数を増やすことで、細かいパ
ターンでも誤りなくマッチング処理を行うことが可能に
なる。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、2次元の画像を扱いな
がらも独立な複数方向の1次元演算の結果の積を用いる
ことによって、精度を落すことなく、演算量を1次元の
信号処理の程度に減することが可能となる。このため、
処理をソフトウェアで行なう場合にはより高速化が可能
になり、ハ−ドウェアで行なう場合にはより小規模な回
路で実現できるという効果を奏する。また、本発明の位
置決め装置では、x方向の加算処理とy方向の加算処理
を1つの濃度加算回路で行ない、x方向の正規化相関処
理とy方向の正規化相関処理を1つの1次元の正規化相
関回路で実現するので、回路規模が小さくなる。しか
も、3回の走査で全処理を終了するので、処理の高速化
が図れるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るパタ−ンマッチング
による位置決め装置の構成図である。
【図2】デジタル画像を例示する図である。
【図3】テンプレ−トを例示する図である。
【図4】入力画像を例示する図である。
【図5】x方向1次元正規化相関装置の動作説明図であ
る。
【図6】y方向1次元正規化相関装置の動作説明図であ
る。
【図7】本発明の第2実施例に係る位置決め装置の構成
図である。
【図8】図7に示す濃度加算回路の詳細構成図である。
【図9】図7に示す一次元正規化相関回路の詳細構成図
である。
【図10】濃度加算処理を行う方向に任意に選択したと
きのテンプレートの説明図である。
【符号の説明】
1…ITVカメラ、2…A/D変換装置、3…y方向濃
度加算装置、4…x方向濃度加算装置、5…x方向テン
プレ−ト記憶装置、6…y方向テンプレ−ト記憶装置、
7…x方向一次元正規化相関装置、8…y方向一次元正
規化相関装置、9…画像合成装置、10…位置計算装
置、11…出力装置、14…制御装置、15…デ−タバ
ス、71…ITVカメラ、72…A/D変換装置、73
…プロセッサ、74…I/Oコントロ−ラ、75…アド
レスコントロ−ラ、76…画像メモリ、77…画像メモ
リ、78…濃度加算回路、79…一次元正規化相関回
路、710…x方向テンプレ−トメモリ、711…y方
向テンプレ−トメモリ、712…画像合成回路、713
…出力装置、81…シフトレジスタ、82…演算器、8
3…レジスタ、84…I/O、85…I/O、811…
レジスタ回路、91…二乗演算器、92…レジスタ回
路、93…レジスタ回路、94…乗算器、95…加算
器、96…テンプレ−ト配列メモリ、97…テンプレ−
ト定数メモリ、98…演算器、99…I/O、910…
I/O、911…I/O、912…シフトレジスタ、9
13…演算器、914…レジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅田 和佳 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 高木 陽市 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テンプレ−トとして登録されている基準
    画像と、入力された濃淡画像とのマッチング処理を行う
    濃淡画像パターンマッチング方法において、前記濃淡画
    像を画像入力手段から取り込み、該濃淡画像を濃度量子
    化された離散値(以後、画素と称する)の配列であるデ
    ジタル画像に変換し、前記画像入力手段の任意の1方向
    (以後、x方向と称する)に並ぶ画素の濃度をx方向濃
    度加算手段にて加算し、前記画像入力手段のx方向と異
    なる任意の方向(以後、y方向と称する)に並ぶ画素の
    濃度をy方向濃度加算手段にて加算し、前記テンプレ−
    トのy方向に並ぶ画素の濃度を加算したものをx方向テ
    ンプレ−ト記憶手段に記憶しておき、前記テンプレ−ト
    のx方向に並ぶ画素の濃度を加算したものをy方向テン
    プレ−ト記憶手段に記憶しておき、前記y方向濃度加算
    手段の出力と前記x方向テンプレ−ト記憶手段の出力の
    間で1次元の類似度計算を行ない、前記x方向濃度加算
    手段の出力と前記y方向テンプレ−ト記憶手段の出力の
    間で1次元の類似度計算を行ない、両一次元類似度計算
    の結果に基づいてマッチングの判定を行うことを特徴と
    する濃淡画像パターンマッチング方法。
  2. 【請求項2】 テンプレ−トとして登録されている基準
    画像と、入力された濃淡画像とのマッチング処理を行う
    濃淡画像パターンマッチング装置において、前記濃淡画
    像を入力する画像入力手段と、前記濃淡画像を画素の配
    列であるデジタル画像に変換するA/D変換手段と、前
    記画像入力手段のx方向に並ぶ画素の濃度を加算し記憶
    するx方向濃度加算手段と、前記画像入力手段のx方向
    と異なるy方向に並ぶ画素の濃度を加算し記憶するy方
    向濃度加算手段と、前記テンプレ−トのy方向に並ぶ画
    素の濃度を加算したものを記憶しておくx方向テンプレ
    −ト記憶手段と、前記テンプレ−トのx方向に並ぶ画素
    の濃度を加算したものを記憶しておくy方向テンプレ−
    ト記憶手段と、前記y方向濃度加算手段の出力と前記x
    方向テンプレ−ト記憶手段の出力の間で1次元の類似度
    計算を行なうx方向一次元類似度計算手段と、前記x方
    向濃度加算手段の出力と前記y方向テンプレ−ト記憶手
    段の出力の間で1次元の類似度計算を行なうy方向一次
    元類似度計算手段と、前記x方向一次元類似度計算手段
    の出力と前記y方向一次元類似度計算手段の出力にてマ
    ッチングの判定を行う手段とを備えることを特徴とする
    濃淡画像パターンマッチング装置。
  3. 【請求項3】 テンプレ−トとして登録されている基準
    画像と、被検査体の濃淡画像とのマッチング処理を行
    い、濃淡画像中の基準画像と異なる部分を欠陥として検
    出する欠陥検出方法において、前記濃淡画像を画像入力
    手段から取り込み、前記濃淡画像を画素の配列であるデ
    ジタル画像に変換し、前記画像入力手段のx方向に並ぶ
    画素の濃度をx方向濃度加算手段にて加算し、前記画像
    入力手段のx方向と異なるy方向に並ぶ画素の濃度をy
    方向濃度加算手段にて加算し、前記テンプレ−トのy方
    向に並ぶ画素の濃度を加算したものをx方向テンプレ−
    ト記憶手段に記憶しておき、前記テンプレ−トのx方向
    に並ぶ画素の濃度を加算したものをy方向テンプレ−ト
    記憶手段に記憶しておき、前記y方向濃度加算手段の出
    力と前記x方向テンプレ−ト記憶手段の出力の間で1次
    元の類似度計算を行ない、前記x方向濃度加算手段の出
    力と前記y方向テンプレ−ト記憶手段の出力の間で1次
    元の類似度計算を行ない、両一次元類似度計算の結果に
    て欠陥の有無を判定することを特徴とする欠陥検出方
    法。
  4. 【請求項4】 テンプレ−トとして登録されている基準
    画像と、被検査体の濃淡画像とのマッチング処理を行
    い、濃淡画像中の基準画像と異なる部分を欠陥として検
    出する欠陥検出装置において、前記濃淡画像を入力する
    画像入力手段と、前記濃淡画像を画素の配列であるデジ
    タル画像に変換するA/D変換手段と、前記画像入力手
    段のx方向に並ぶ画素の濃度を加算し記憶するx方向濃
    度加算手段と、前記画像入力手段のx方向と異なるy方
    向に並ぶ画素の濃度を加算し記憶するy方向濃度加算手
    段と、前記テンプレ−トのy方向に並ぶ画素の濃度を加
    算したものを記憶しておくx方向テンプレ−ト記憶手段
    と、前記テンプレ−トのx方向に並ぶ画素の濃度を加算
    したものを記憶しておくy方向テンプレ−ト記憶手段
    と、前記y方向濃度加算手段の出力と前記x方向テンプ
    レ−ト記憶手段の出力の間で1次元の類似度計算を行な
    うx方向一次元類似度計算手段と、前記x方向濃度加算
    手段の出力と前記y方向テンプレ−ト記憶手段の出力の
    間で1次元の類似度計算を行なうy方向一次元類似度計
    算手段と、前記x方向一次元類似度計算手段の出力と前
    記y方向一次元類似度計算手段の出力にて欠陥の有無を
    判定する手段とを備えることを特徴とする欠陥検出装
    置。
  5. 【請求項5】 文字の画像をテンプレ−トとして登録し
    た辞書と、認識対象文字の画像とのマッチング処理を行
    い、入力画像の文字を特定する文字認識装置において、
    前記認識対象の文字画像を入力する画像入力手段と、前
    記文字画像を画素の配列であるデジタル画像に変換する
    A/D変換手段と、前記画像入力手段のx方向に並ぶ画
    素の濃度を加算し記憶するx方向濃度加算手段と、前記
    画像入力手段のx方向と異なるy方向に並ぶ画素の濃度
    を加算し記憶するy方向濃度加算手段と、前記テンプレ
    −トのy方向に並ぶ画素の濃度を加算したものを記憶し
    ておくx方向テンプレ−ト記憶手段と、前記テンプレ−
    トのx方向に並ぶ画素の濃度を加算したものを記憶して
    おくy方向テンプレ−ト記憶手段と、前記y方向濃度加
    算手段の出力と前記x方向テンプレ−ト記憶手段の出力
    の間で1次元の類似度計算を行なうx方向一次元類似度
    計算手段と、前記x方向濃度加算手段の出力と前記y方
    向テンプレ−ト記憶手段の出力の間で1次元の類似度計
    算を行なうy方向一次元類似度計算手段と、前記x方向
    一次元類似度計算手段の出力と前記y方向一次元類似度
    計算手段の出力により辞書中の文字のうちで入力文字画
    像に最も類似する文字を特定する手段とを備えることを
    特徴とする文字認識装置。
  6. 【請求項6】 位置決め対象画像をテンプレ−トとして
    登録した後に、位置決め対象物の濃淡画像に対して前記
    テンプレ−トを濃淡パタ−ンマッチング処理し、前記濃
    淡画像におけるテンプレ−トの位置決めを行なう位置決
    め装置において、前記濃淡画像を入力する画像入力手段
    と、前記濃淡画像を画素の配列であるデジタル画像に変
    換するA/D変換手段と、前記画像入力手段のx方向に
    並ぶ画素の濃度を加算し記憶するx方向濃度加算手段
    と、前記画像入力手段のx方向と異なるy方向に並ぶ画
    素の濃度を加算し記憶するy方向濃度加算手段と、前記
    テンプレ−トのy方向に並ぶ画素の濃度を加算したもの
    を記憶しておくx方向テンプレ−ト記憶手段と、前記テ
    ンプレ−トのx方向に並ぶ画素の濃度を加算したものを
    記憶しておくy方向テンプレ−ト記憶手段と、前記y方
    向濃度加算手段の出力と前記x方向テンプレ−ト記憶手
    段の出力の間で1次元の類似度計算を行なうx方向一次
    元類似度計算手段と、前記x方向濃度加算手段の出力と
    前記y方向テンプレ−ト記憶手段の出力の間で1次元の
    類似度計算を行なうy方向一次元類似度計算手段と、前
    記x方向一次元類似度計算手段の出力と前記y方向一次
    元類似度計算手段の出力を合成する画像合成手段と、該
    画像合成手段の出力に基づいてテンプレ−トの位置を計
    算する位置計算手段とを備えることを特徴とする位置決
    め装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記x方向一次元類
    似度計算手段はx方向一次元正規化相関演算手段を有
    し、前記y方向一次元類似度計算手段はy方向一次元正
    規化相関演算手段を有することを特徴とする位置決め装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、x方向に並ぶ画素の
    濃度を加算する処理とy方向に並ぶ画素の濃度を加算す
    る処理を時分割で行なう濃度加算手段と、前記x方向テ
    ンプレ−ト記憶手段の出力に関する1次元正規化相関演
    算と前記y方向テンプレ−ト記憶手段の出力に関する1
    次元正規化相関演算を時分割で行なう一次元正規化相関
    演算手段を有することを特徴とする位置決め装置。
  9. 【請求項9】 請求項6において、前記画像合成手段
    は、前記x方向一次元類似度計算手段の出力と前記y方
    向一次元類似度計算手段の出力を画素毎に掛け算するこ
    とで合成するものであることを特徴とする位置決め装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項6において、前記画像合成手段
    は、前記x方向一次元類似度計算手段の出力と前記y方
    向一次元類似度計算手段の出力を画素毎に足し算するこ
    とで合成するものであることを特徴とする位置決め装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5719954A (en) * 1994-06-07 1998-02-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Stereo matching method and disparity measuring method
WO2001097172A1 (fr) * 2000-06-12 2001-12-20 Advantest Corporation Procede de detection d'image et dispositif de mesure de longueur
US6721462B2 (en) 2000-02-18 2004-04-13 Fujitsu Limited Image processing unit
US7418112B2 (en) 2004-01-08 2008-08-26 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Pedestrian detection apparatus

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US7418112B2 (en) 2004-01-08 2008-08-26 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Pedestrian detection apparatus

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