JPS62269282A - 画像輪郭線抽出法 - Google Patents
画像輪郭線抽出法Info
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- JPS62269282A JPS62269282A JP61113048A JP11304886A JPS62269282A JP S62269282 A JPS62269282 A JP S62269282A JP 61113048 A JP61113048 A JP 61113048A JP 11304886 A JP11304886 A JP 11304886A JP S62269282 A JPS62269282 A JP S62269282A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
発明の利用分野
本発明はスキャナ、テレビカメラ等により得られた濃淡
画像の着目領域の輪郭線を人間とコノピユータとの簡単
な対話により、速く正確に抽出する方法に関する。 発明の背景 濃淡画像の領域切り抜き方法には従来、印画紙の着目領
域をその輪郭に沿ってなぞり、ナイフによってマスク版
を切り取る方法がある。0れには、多大の熟練を必要と
し、処理に多くの人手と時間を要する欠点がある。 上記の他にはディジタル電子技術を利用して、画像の着
目領域の輪郭を抽出するものがある。その第一の方法は
、コンピュータとテレビモニタ、画像メモリ等を利用し
て、画像メモリ上に取り込んだ画像をテレビモニタに表
示して、トラックボール、マウス等を利用して、テレビ
モニタ上の画像の着目領域の輪郭をなぞり、又は、輪郭
上の離れた点を順次指定して、直線補間法、円弧補間法
等により、着目領域の輪郭線を形成する方法である。こ
の方法も多くの熟練を要し、それでもなおかつ、正確な
輪郭線が得にくい欠点がある。第二の方法は着目領域と
その背景の画像濃淡レベル差、又は、色彩差を利用して
、該着目領域の輪郭を取り出す方法である。この方法は
着目領域の画像濃淡レベル又は色彩がその背景のそれら
と明確に違う場合以外は着目領域の輪郭を抽出すること
が難しい。第三の方法は、第一と第二の方法を組み合わ
せた方法である。テレビモニタ上に表示した画像の着目
領域の輪郭付近を、マウス等を使用して、輪郭に沿って
なぞり、その近傍での画像濃淡レベル差又は色彩差を利
用して、該着目領域の輪郭を取り出す方法である。この
方法にも、第二の方法と同じ欠点がある。 発明の目的 本発明は、上記従来法の欠点を解消するもので、画像の
着目領域の輪郭線抽出において、作業者の熟練を必要と
しない、また、迅速かつ正確な方法を提供することを目
的とする。 発明の要点 本発明の要点は、画像配列上の着目領域の大まかな輪郭
を、コンピュータとの対話により一点一点指定し、その
指定点を順次繰り返し連結して、該領域の正確な輪郭線
を抽出するにあたり、それぞれの連結すべき2指定点を
始点と終点とし、始点を起点として隣接点く隣の画素又
は辺)へ順次接続し、同時に複数の経路を追跡し、それ
ぞれの途中点への接続において、複数の隣接低接続点の
うちどの点を該途中点へ接続するのが最も適当かを、接
続経路上の画像濃度変化率の和、その平均値、接続線の
曲率等のうち、1つ又は2つ以上を評価して決め、結果
として、上記2指定点間の輪郭線を抽出する点にある。 発明の実施例 本発明の原理について、第1図から第12図を参照しな
がら説明する。特許請求の範囲のところで、点とは画素
又は辺であると定義したが、本実施例の説明では、画素
の場合を例として説明する。対象とする原画像を第1図
に示す。画@1は各々の画素がレベルのある濃度を持つ
2次元の濃淡画像配列であり、画像2(着目領域)と背
景画像3からなっている。画像1において、画像2の正
確な輪郭線を抽出することを考える。第2図は所望の輪
郭線4である。第3図は人間とコンピュータとの対話に
より画像2の輪郭上と考えられるところに点列(P+、
P2、・・・、P3、・・)を一つ一つ順次与えながら
、本発明の方法を繰り返し適用して、輪郭線5(Pl〜
P2、P2〜P8、・・、Pw−+”Pk)を抽出した
ことを示す図である。抽出された輪郭線は鎖線で示され
ている。点P k+1は次ぎに与えるべき点である。こ
れらの点の指定方法は、マウス等で指定した点そのもの
で、又は、その点の近傍で局所画像濃度変化率の計算を
行い、最も該変化率が大きい点を輪郭上の点とする等の
修正処理をして、指定してもよい。 次ぎに、画像配列(例えば画像1)上の2点の連結方法
を、第3図を例に、始点をPk終点をPk+1として説
明する。 第4図で示されるように、始点Pkと終点Pk+1の相
対的位置関係により角度Oを定め、θの角度0°〜36
0°を第5図の(a)の(1)〜(8)で示すように4
5°ずつ8つに分けて、処理することにする。−万、画
像配列上にある1点(着目点)から直接連結できろ単位
連結方向は第6図に示すように、O〜7の8方向がある
が、該角度Oに従って、第5図の(b)の(1)〜(8
)で示すような単位連結方向だけを使用することにする
。 一方、画像配列上の2点PkとP k++を、本発明の
方法により連結するためには、第3図で示すような画像
配列全体が必要ではなく、点Pkと点Pk+1を含む一
定の小領域、例えば、第7図に示すような長方形ABC
Dの内部のデータがあれば十分である。該小領域は必ず
しも長方形である必要はなく、他の形でもよい。 第8図は画像配列上の2点PkとP k++を連結する
方法を流れ図で示したものである。第8図の各ボックス
801〜810について、それぞれ、以下の[801]
〜[810]で説明する。 [801] 点Pkに続けて点Pk+1を入力し・点
Pkを始点、点P k+1を終点として、その相対的位
置関係を表す角度θ(第4図参照)に従って、第5図の
(1)〜(8)の場合分けをする。 [802] 点Pkと点P k+1を含んだ輪郭線抽
出処理範囲を示す小領域を決定する。
画像の着目領域の輪郭線を人間とコノピユータとの簡単
な対話により、速く正確に抽出する方法に関する。 発明の背景 濃淡画像の領域切り抜き方法には従来、印画紙の着目領
域をその輪郭に沿ってなぞり、ナイフによってマスク版
を切り取る方法がある。0れには、多大の熟練を必要と
し、処理に多くの人手と時間を要する欠点がある。 上記の他にはディジタル電子技術を利用して、画像の着
目領域の輪郭を抽出するものがある。その第一の方法は
、コンピュータとテレビモニタ、画像メモリ等を利用し
て、画像メモリ上に取り込んだ画像をテレビモニタに表
示して、トラックボール、マウス等を利用して、テレビ
モニタ上の画像の着目領域の輪郭をなぞり、又は、輪郭
上の離れた点を順次指定して、直線補間法、円弧補間法
等により、着目領域の輪郭線を形成する方法である。こ
の方法も多くの熟練を要し、それでもなおかつ、正確な
輪郭線が得にくい欠点がある。第二の方法は着目領域と
その背景の画像濃淡レベル差、又は、色彩差を利用して
、該着目領域の輪郭を取り出す方法である。この方法は
着目領域の画像濃淡レベル又は色彩がその背景のそれら
と明確に違う場合以外は着目領域の輪郭を抽出すること
が難しい。第三の方法は、第一と第二の方法を組み合わ
せた方法である。テレビモニタ上に表示した画像の着目
領域の輪郭付近を、マウス等を使用して、輪郭に沿って
なぞり、その近傍での画像濃淡レベル差又は色彩差を利
用して、該着目領域の輪郭を取り出す方法である。この
方法にも、第二の方法と同じ欠点がある。 発明の目的 本発明は、上記従来法の欠点を解消するもので、画像の
着目領域の輪郭線抽出において、作業者の熟練を必要と
しない、また、迅速かつ正確な方法を提供することを目
的とする。 発明の要点 本発明の要点は、画像配列上の着目領域の大まかな輪郭
を、コンピュータとの対話により一点一点指定し、その
指定点を順次繰り返し連結して、該領域の正確な輪郭線
を抽出するにあたり、それぞれの連結すべき2指定点を
始点と終点とし、始点を起点として隣接点く隣の画素又
は辺)へ順次接続し、同時に複数の経路を追跡し、それ
ぞれの途中点への接続において、複数の隣接低接続点の
うちどの点を該途中点へ接続するのが最も適当かを、接
続経路上の画像濃度変化率の和、その平均値、接続線の
曲率等のうち、1つ又は2つ以上を評価して決め、結果
として、上記2指定点間の輪郭線を抽出する点にある。 発明の実施例 本発明の原理について、第1図から第12図を参照しな
がら説明する。特許請求の範囲のところで、点とは画素
又は辺であると定義したが、本実施例の説明では、画素
の場合を例として説明する。対象とする原画像を第1図
に示す。画@1は各々の画素がレベルのある濃度を持つ
2次元の濃淡画像配列であり、画像2(着目領域)と背
景画像3からなっている。画像1において、画像2の正
確な輪郭線を抽出することを考える。第2図は所望の輪
郭線4である。第3図は人間とコンピュータとの対話に
より画像2の輪郭上と考えられるところに点列(P+、
P2、・・・、P3、・・)を一つ一つ順次与えながら
、本発明の方法を繰り返し適用して、輪郭線5(Pl〜
P2、P2〜P8、・・、Pw−+”Pk)を抽出した
ことを示す図である。抽出された輪郭線は鎖線で示され
ている。点P k+1は次ぎに与えるべき点である。こ
れらの点の指定方法は、マウス等で指定した点そのもの
で、又は、その点の近傍で局所画像濃度変化率の計算を
行い、最も該変化率が大きい点を輪郭上の点とする等の
修正処理をして、指定してもよい。 次ぎに、画像配列(例えば画像1)上の2点の連結方法
を、第3図を例に、始点をPk終点をPk+1として説
明する。 第4図で示されるように、始点Pkと終点Pk+1の相
対的位置関係により角度Oを定め、θの角度0°〜36
0°を第5図の(a)の(1)〜(8)で示すように4
5°ずつ8つに分けて、処理することにする。−万、画
像配列上にある1点(着目点)から直接連結できろ単位
連結方向は第6図に示すように、O〜7の8方向がある
が、該角度Oに従って、第5図の(b)の(1)〜(8
)で示すような単位連結方向だけを使用することにする
。 一方、画像配列上の2点PkとP k++を、本発明の
方法により連結するためには、第3図で示すような画像
配列全体が必要ではなく、点Pkと点Pk+1を含む一
定の小領域、例えば、第7図に示すような長方形ABC
Dの内部のデータがあれば十分である。該小領域は必ず
しも長方形である必要はなく、他の形でもよい。 第8図は画像配列上の2点PkとP k++を連結する
方法を流れ図で示したものである。第8図の各ボックス
801〜810について、それぞれ、以下の[801]
〜[810]で説明する。 [801] 点Pkに続けて点Pk+1を入力し・点
Pkを始点、点P k+1を終点として、その相対的位
置関係を表す角度θ(第4図参照)に従って、第5図の
(1)〜(8)の場合分けをする。 [802] 点Pkと点P k+1を含んだ輪郭線抽
出処理範囲を示す小領域を決定する。
【803】 該小領域を含む長方形ABQI)を任意に
定め、その長方形の内部を配列[αIJコ(i=1.2
、・・・、mS j=1.2、・・・、n)とし、始点
Pkと終点Pk+1の座標を定め、それぞれ座標(m、
、n、)及び(m e、ne)とする。 [804] 前記(1)〜(8)の場合を全て共通に
扱うために、それぞれの場合によって、第5図の(d)
の(1)〜(8)に記しであるように該長方形内のデー
タを反転させて、前記(1)〜(8)の場合全てが(1
)の場合と同じに扱えるようにする。結果として得られ
た配列を[βij](I=1.2、・・・、m’、j=
l、2、・・・、n’ )とする。始点を(n′8、
n′、)、終点を(m’ 6. r1’ 、 )とする
。配列[βij]に対応させて配列[b++]、[C+
j]、[dz]を設定し、それらをクリアする。 [805] 始点(m’ 8% n’ s )を既到
達点としてマークする。 [806] i −=+n’ s トス7+。 [g o 7] 配列〔β1.]のカラムlに対して
局所輪郭を強調する処理(例えば、式(1)で示される
処理)を施し、その結果を配列UaIJ]のカラムiに
入れる。 a; 3=max(lxl、Iyl)
(1)たtごし、 X :β、+、+j−’ +2βi十l、j+βi+l
、j−1−(β il、jl+2βi−1,j+β+−
1,1++)y=βi−1、j+1 + 2βi、j+
1+βi + 1 + 4 + 1−(β i−1,j
−1+2βi、j l+β幕+1111)[808]
j=1.2.=、n’について以下の(1)〜(3
)の処理を行う。 (1) 点(i、j)へ連結可能な4つの観点(第9図
参照) : (i、 j−1)、 (i−1,j
−1)、(i 1.j)、(i 1.j+1)のど
れを連結するのが式(2)の値を最も大きくするかを調
べる。ただし、該観点のうち、既到達点tごげについて
調べろ。その結果、最大値を与える観点を(io、jo
)とする。点(i、j)を既到達点としてマークする。 (bp= q+a;、4)/(Cp、q+1)
(2)ただしく p、 q )は(i、 j−1)、
(i−1゜j−1)、 (i−1,j)、又は、
(i−1,j+1)である。 (2) 以下の式(3)〜(5)の演算を行う。 b 、、 j wb :o、 3a+ a
、 j (s )C
i、 」−Q +0.4o+1 (
4)dl、j ←d +o、3oICODE(θ、
(5)(io、jo)、(i、j)) jこだし、「=」は右辺の値を左辺の変数に入れると言
うことである。又、C0DE(θ+(io。 jo)、(i、j ))は、点(io、jo)から点(
1、J)への単位連結方向が第5図の(1)の(b)即
ち第10図の(C)で示される0〜3のコードを、θに
従って、第5図の(e)の(1)〜(8)の変換表を使
って変換して得たO〜7のコードである。rffJは「
■」の右側にあるコードをrllJの左側のコード列の
最後に付加するということである。従って、式(5)は
1li(1,jOで表されるコード列にC0DE(θ、
(io、jo)、(i、j))で表されろコードを付加
して、変数di、jの中に入れるということである。 (3) 点(i、j)が終点(m’。+n’e)であれ
ば、[8101へ行く。
定め、その長方形の内部を配列[αIJコ(i=1.2
、・・・、mS j=1.2、・・・、n)とし、始点
Pkと終点Pk+1の座標を定め、それぞれ座標(m、
、n、)及び(m e、ne)とする。 [804] 前記(1)〜(8)の場合を全て共通に
扱うために、それぞれの場合によって、第5図の(d)
の(1)〜(8)に記しであるように該長方形内のデー
タを反転させて、前記(1)〜(8)の場合全てが(1
)の場合と同じに扱えるようにする。結果として得られ
た配列を[βij](I=1.2、・・・、m’、j=
l、2、・・・、n’ )とする。始点を(n′8、
n′、)、終点を(m’ 6. r1’ 、 )とする
。配列[βij]に対応させて配列[b++]、[C+
j]、[dz]を設定し、それらをクリアする。 [805] 始点(m’ 8% n’ s )を既到
達点としてマークする。 [806] i −=+n’ s トス7+。 [g o 7] 配列〔β1.]のカラムlに対して
局所輪郭を強調する処理(例えば、式(1)で示される
処理)を施し、その結果を配列UaIJ]のカラムiに
入れる。 a; 3=max(lxl、Iyl)
(1)たtごし、 X :β、+、+j−’ +2βi十l、j+βi+l
、j−1−(β il、jl+2βi−1,j+β+−
1,1++)y=βi−1、j+1 + 2βi、j+
1+βi + 1 + 4 + 1−(β i−1,j
−1+2βi、j l+β幕+1111)[808]
j=1.2.=、n’について以下の(1)〜(3
)の処理を行う。 (1) 点(i、j)へ連結可能な4つの観点(第9図
参照) : (i、 j−1)、 (i−1,j
−1)、(i 1.j)、(i 1.j+1)のど
れを連結するのが式(2)の値を最も大きくするかを調
べる。ただし、該観点のうち、既到達点tごげについて
調べろ。その結果、最大値を与える観点を(io、jo
)とする。点(i、j)を既到達点としてマークする。 (bp= q+a;、4)/(Cp、q+1)
(2)ただしく p、 q )は(i、 j−1)、
(i−1゜j−1)、 (i−1,j)、又は、
(i−1,j+1)である。 (2) 以下の式(3)〜(5)の演算を行う。 b 、、 j wb :o、 3a+ a
、 j (s )C
i、 」−Q +0.4o+1 (
4)dl、j ←d +o、3oICODE(θ、
(5)(io、jo)、(i、j)) jこだし、「=」は右辺の値を左辺の変数に入れると言
うことである。又、C0DE(θ+(io。 jo)、(i、j ))は、点(io、jo)から点(
1、J)への単位連結方向が第5図の(1)の(b)即
ち第10図の(C)で示される0〜3のコードを、θに
従って、第5図の(e)の(1)〜(8)の変換表を使
って変換して得たO〜7のコードである。rffJは「
■」の右側にあるコードをrllJの左側のコード列の
最後に付加するということである。従って、式(5)は
1li(1,jOで表されるコード列にC0DE(θ、
(io、jo)、(i、j))で表されろコードを付加
して、変数di、jの中に入れるということである。 (3) 点(i、j)が終点(m’。+n’e)であれ
ば、[8101へ行く。
【809] I←1+1を行って、【8o7】へ行く
。 [8101d□e+n’eが求めるコード列である。 点Pkを起点としてd m’e、n’。のコード列に従
って線を描くと、その線が求める輪郭線Pk〜P k+
tである。第8図の説明終わり。 上記第8図の説明中、bt、、は始点から点(i。 J)までの抽出経路上の画像濃度変化率の和であり、c
i、jはその経路の長さであり、dl+Jはその経路を
始点を起点として描くための方向コード列である。 第8図の処理方法は、線順序処理であるので、配列口b
i、]、[Ci、]、Ctl ; 3 ]のメモリが全
て一度に必要であるわけではない。それらの配列で、一
度に必要なのは、カラム1−1とカラムiのデータだけ
である。 画像によっては処理を簡単(処理速度が高まる)にして
も、所望の輪郭線を得ることができる場合とか、処理を
少し複雑(処理速度が低くなる)にしても、より複雑な
画像輪郭を扱う必要がある場合がある。第5図の(b)
の(1)〜(8)で示したものは、4つの単位連結方向
のものであるが、第1O図で示したように単位連結方向
の数を2〜5に変えることができる。第10図の(a)
または(b)を使用する場合は処理速度を高める効果が
あり、(d)を使用する場合はより複雑な画像輪郭を扱
える利点がある。 その理由は以下の通りである。 単位連結方向の数が2の場合、第10図の(a)を使用
するが、式(2)の(c、、q+1)での除算が不要に
なる。又、第10図の(b)を使用する場合、それを4
5°ずつ回転したものは第11図の(1)〜(8)にな
るが、(2)、(4)、(6)と(8)の場合は式(2
)の(cp、q+1)の除算が不要になる。以上の場合
での除算が不要になる理由は、処理途中での全ての輪郭
線候補(Pk〜1)l1点1》lは処理範囲内の任意の
点)の経路の長さは同じになるからである。つまり、始
点Pkから途中Plまでの連結線の長さはどの経路を通
っても同じであるからである。上記除算が不要になると
処理速度が増す。又、視点の候補数が少なくなれば、当
然処理速度は高まる。 第10図の(d)を使用する場合は、処理が少し複雑に
なる。つまり、方向Oと方向4は全く逆方向であるので
、第8図のボックス808の処理において、式(2)に
類する処理が2度必要になる。しかし、より複雑な画゛
像輪郭を扱うことができる。 画像輪郭線抽出では、多くの場合滑らかな輪郭線が必要
である。第8図のボックス808において、式(2)に
よる視点(io、jo)を決定するとき、輪郭線の曲率
に制限をもたせると、より滑らかな輪郭線を得ることが
できろ。例えば、輪郭線上の1点における輪郭線方向の
変化は、450以内とする等である。 第12図は本発明の実施例の構成を示すものである。写
真等の対象画像121は、カメラ122及び入力装置1
23を経て、中央処理装置124にディジタル化された
2次元濃淡画像として記憶される。該画像は出力装置1
25を通ってディスプレーモニタ126により表示され
る。操作者はマウス等の座標入力装置129を使用して
、ディスプレーモニタ126に表示された画像の着目領
域の輪郭上にあるとみなされる点を、第3図に示すよう
に一点一点(PINPk+1)指定する。最初は、2点
を指定する。そのようにして指定された点は順次、中央
処理装置124に入力され、そこで正確な輪郭上の点に
修正される。中央処理装置124は、その最後に指定、
修正された2点(第3図では点Pi+と点Pk++)に
従って、第8図の処理を行い、該2点間の正確な輪郭線
を抽出し、中央処理装置124に蓄え、それをディスプ
レーモニタ126に表示する。上記輪郭上の点の指定と
、それぞれの2指定点間の輪郭線の抽出、その記憶と表
示を繰り返して、最終的に着目領域全体の輪郭線を得る
。原画像及び上記の方法で得られた輪郭線の画像等は、
ディスプレーモニタ124に表示できると共に補助記憶
装置128に保存できる。127はキーボード等の操作
装置である。 発明の効果 本発明によれば、写真画像等の着目領域の輪郭線の抽出
が、未熟練者でも容易に、正確に、6第1図は輪郭線抽
出を行う対象画像である。 第2図は所望の輪郭線である。第3図は輪郭上の点の指
定の方法と輪郭線の抽出過程を示した図である。第4図
は指定された輪郭線上の2点間の相対的位置関係を角度
によって示した図である。第5図は該角度による処理を
場合分けした図である。 第6図は8単位連結方向を示した図である。第7図は2
点間の連結における輪郭線の抽出処理範囲を例示した図
である。第8図は輪郭線抽出処理の流れ図である。第9
図は着目点とその視点の関係を示した図である。第10
図は処理に使用する単位連結方向の数を示した図である
。第11図は3単位連結方向を使用する場合の8種類の
連結処理可能方向を示した図である。第12図は本発明
の実施例の構成を示した図である。
。 [8101d□e+n’eが求めるコード列である。 点Pkを起点としてd m’e、n’。のコード列に従
って線を描くと、その線が求める輪郭線Pk〜P k+
tである。第8図の説明終わり。 上記第8図の説明中、bt、、は始点から点(i。 J)までの抽出経路上の画像濃度変化率の和であり、c
i、jはその経路の長さであり、dl+Jはその経路を
始点を起点として描くための方向コード列である。 第8図の処理方法は、線順序処理であるので、配列口b
i、]、[Ci、]、Ctl ; 3 ]のメモリが全
て一度に必要であるわけではない。それらの配列で、一
度に必要なのは、カラム1−1とカラムiのデータだけ
である。 画像によっては処理を簡単(処理速度が高まる)にして
も、所望の輪郭線を得ることができる場合とか、処理を
少し複雑(処理速度が低くなる)にしても、より複雑な
画像輪郭を扱う必要がある場合がある。第5図の(b)
の(1)〜(8)で示したものは、4つの単位連結方向
のものであるが、第1O図で示したように単位連結方向
の数を2〜5に変えることができる。第10図の(a)
または(b)を使用する場合は処理速度を高める効果が
あり、(d)を使用する場合はより複雑な画像輪郭を扱
える利点がある。 その理由は以下の通りである。 単位連結方向の数が2の場合、第10図の(a)を使用
するが、式(2)の(c、、q+1)での除算が不要に
なる。又、第10図の(b)を使用する場合、それを4
5°ずつ回転したものは第11図の(1)〜(8)にな
るが、(2)、(4)、(6)と(8)の場合は式(2
)の(cp、q+1)の除算が不要になる。以上の場合
での除算が不要になる理由は、処理途中での全ての輪郭
線候補(Pk〜1)l1点1》lは処理範囲内の任意の
点)の経路の長さは同じになるからである。つまり、始
点Pkから途中Plまでの連結線の長さはどの経路を通
っても同じであるからである。上記除算が不要になると
処理速度が増す。又、視点の候補数が少なくなれば、当
然処理速度は高まる。 第10図の(d)を使用する場合は、処理が少し複雑に
なる。つまり、方向Oと方向4は全く逆方向であるので
、第8図のボックス808の処理において、式(2)に
類する処理が2度必要になる。しかし、より複雑な画゛
像輪郭を扱うことができる。 画像輪郭線抽出では、多くの場合滑らかな輪郭線が必要
である。第8図のボックス808において、式(2)に
よる視点(io、jo)を決定するとき、輪郭線の曲率
に制限をもたせると、より滑らかな輪郭線を得ることが
できろ。例えば、輪郭線上の1点における輪郭線方向の
変化は、450以内とする等である。 第12図は本発明の実施例の構成を示すものである。写
真等の対象画像121は、カメラ122及び入力装置1
23を経て、中央処理装置124にディジタル化された
2次元濃淡画像として記憶される。該画像は出力装置1
25を通ってディスプレーモニタ126により表示され
る。操作者はマウス等の座標入力装置129を使用して
、ディスプレーモニタ126に表示された画像の着目領
域の輪郭上にあるとみなされる点を、第3図に示すよう
に一点一点(PINPk+1)指定する。最初は、2点
を指定する。そのようにして指定された点は順次、中央
処理装置124に入力され、そこで正確な輪郭上の点に
修正される。中央処理装置124は、その最後に指定、
修正された2点(第3図では点Pi+と点Pk++)に
従って、第8図の処理を行い、該2点間の正確な輪郭線
を抽出し、中央処理装置124に蓄え、それをディスプ
レーモニタ126に表示する。上記輪郭上の点の指定と
、それぞれの2指定点間の輪郭線の抽出、その記憶と表
示を繰り返して、最終的に着目領域全体の輪郭線を得る
。原画像及び上記の方法で得られた輪郭線の画像等は、
ディスプレーモニタ124に表示できると共に補助記憶
装置128に保存できる。127はキーボード等の操作
装置である。 発明の効果 本発明によれば、写真画像等の着目領域の輪郭線の抽出
が、未熟練者でも容易に、正確に、6第1図は輪郭線抽
出を行う対象画像である。 第2図は所望の輪郭線である。第3図は輪郭上の点の指
定の方法と輪郭線の抽出過程を示した図である。第4図
は指定された輪郭線上の2点間の相対的位置関係を角度
によって示した図である。第5図は該角度による処理を
場合分けした図である。 第6図は8単位連結方向を示した図である。第7図は2
点間の連結における輪郭線の抽出処理範囲を例示した図
である。第8図は輪郭線抽出処理の流れ図である。第9
図は着目点とその視点の関係を示した図である。第10
図は処理に使用する単位連結方向の数を示した図である
。第11図は3単位連結方向を使用する場合の8種類の
連結処理可能方向を示した図である。第12図は本発明
の実施例の構成を示した図である。
Claims (1)
- 濃淡画像配列上の着目領域の輪郭上又は輪郭付近に指定
された離れた2点(点とは画素追跡の場合は画素、辺追
跡の場合は画素と画素の間の辺である)を該輪郭に沿っ
て連結することにより該領域の上記2指定点間の正確な
輪郭線を抽出するにあたり、該2点を始点と終点とし、
始点を起点として隣接点へ順次接続し、同時に複数の経
路を追跡し、それぞれの途中点への接続において、複数
の隣接既接続点のうちどの点を該途中点へ接続するのが
最も適当かを、接続経路上の画像濃度変化率の和、その
平均値、接続線の曲率等のうち、1つ又は2つ以上を評
価して決め、結果として、上記2指定点間の輪郭線を抽
出することを特徴とする画像輪郭線抽出法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61113048A JPS62269282A (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 | 画像輪郭線抽出法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61113048A JPS62269282A (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 | 画像輪郭線抽出法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62269282A true JPS62269282A (ja) | 1987-11-21 |
Family
ID=14602170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61113048A Pending JPS62269282A (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 | 画像輪郭線抽出法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62269282A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2012057279A1 (ja) * | 2010-10-27 | 2012-05-03 | 株式会社牧野フライス製作所 | 工具寸法の測定方法及び測定装置 |
-
1986
- 1986-05-16 JP JP61113048A patent/JPS62269282A/ja active Pending
Cited By (10)
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