JPH09261646A - 画像の動き検出装置 - Google Patents

画像の動き検出装置

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JPH09261646A
JPH09261646A JP6153796A JP6153796A JPH09261646A JP H09261646 A JPH09261646 A JP H09261646A JP 6153796 A JP6153796 A JP 6153796A JP 6153796 A JP6153796 A JP 6153796A JP H09261646 A JPH09261646 A JP H09261646A
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/50Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
    • H04N19/503Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving temporal prediction
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 動きベクトル探索で必要とされる演算量を削
減し、予測誤差が小さい動きベクトルを求める画像の動
き検出装置を提供する。 【解決手段】 第1の動き検出部11−1は画像の特定
のブロックに対して動き検出を実施して第1の動きベク
トル22−1を求める。求めた第1の動きベクトル22
−1は探索情報計算部12の内部のメモリ14に格納さ
れる。探索情報計算部12はメモリ14に格納された第
1の動きベクトル22−1に基づき探索情報23を求め
る。第2の動き検出部11−2は画像の他のブロックに
対して探索情報23を参照して動き検出を実施して第2
の動きベクトル22−2を求める。動きベクトル選択部
13は第1の動きベクトル22−1と第2の動きベクト
ル22−2のうちのいずれかを選択して動きベクトル2
4として出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は動画像圧縮技術に関
し、特に画像の各ブロックに対して動きベクトルを求め
る画像の動き検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】動画像圧縮技術においては、画像をN×
N画素単位のブロックに分割し、各ブロックごとに動き
ベクトルを求めるブロックマッチング法が広く用いられ
ている。
【0003】図14は、ブロックマッチング法の概念を
示す図であり、現画像1をブロック3に分割し、各ブロ
ックごとに参照画像2の中から似た領域を探す様子を示
している。各ブロックの動きベクトルは、現画像の画素
値Cx,yと参照画像の画素値Rx,yとを用いて、動きベク
トルの候補(p,q)に対して(数1)に示す予測誤差
E(p,q)を求め、予測誤差E(p,q)を最小とす
る動きベクトル(p,q)を動きベクトル4として選択
することにより得られる。以下、本明細書では、この操
作を「動きベクトル探索」と呼ぶことにする。ただし、
動きベクトル探索は|p|,|q|≦Lの範囲で行われ
るものとする。
【0004】
【数1】
【0005】一般に、動画像圧縮では求めた動きベクト
ルの予測誤差が小さいほど、圧縮画像を伸長した際の画
質が良いという性質がある。このため、範囲内にあるす
べての動きベクトルの候補を探索する全数探索法が再生
画像の画質の点では最も優れている。
【0006】図15は、L=7の時の全数探索法におけ
る動きベクトル探索を示す図であり、範囲内のすべての
(p,q)を探索対象すなわち動きベクトルの候補とす
る様子を表している。この例ではブロックあたりの動き
ベクトルの候補の数は225個となり、予測誤差の計算
に膨大な演算量が必要となる。
【0007】このため、動きベクトルの候補の数を制限
することにより動き検出の演算量を削減する種々の動き
ベクトル探索アルゴリズムが考案されており、中でも段
階探索法が広く知られている。
【0008】図16は、L=7のときの3段階探索法に
おける動きベクトル探索を示す。この3段階探索法では
以下の手順により動きベクトルを求める。
【0009】ステップ1:(p,q)の原点と原点から
p方向、q方向にそれぞれ±4離れた8個の点を動きベ
クトルの候補として予測誤差を求め、その9個の候補の
うち予測誤差が最小となる点を選択する。
【0010】ステップ2:選択した点からそれぞれp方
向、q方向に±2離れた8個の点を動きベクトルの候補
として予測誤差を求め、合わせた9個の候補のうち予測
誤差が最小となる点を選択する。
【0011】ステップ3:選択した点からそれぞれp方
向、q方向に±1離れた8個の点を動きベクトルの候補
として予測誤差を求め、合わせた9個の候補から予測誤
差が最小となる点を動きベクトルとする。
【0012】この例では、ブロックあたりの動きベクト
ルの候補の数は25個となり、全数探索法に比べて演算
量を1/9に削減することができる。
【0013】従来技術として知られる多くの画像の動き
検出装置では、各ブロックに対して同じ動き検出アルゴ
リズムを適用する。特開平7−177519号公報で
は、一部のブロックに対して動き検出を適用し、残りの
ブロックに対しては動き検出を適用せず内挿補間を行
う。
【0014】図17は、特開平7−177519号公報
に示されるブロック間引き処理の例である。画像は複数
のブロックに分割される。その複数のブロックは、特定
のブロック(図17において斜線で示される)とその特
定のブロック以外のブロックとに分類される。特定のブ
ロックに対しては動き検出が行なわれる。特定のブロッ
ク以外のブロックに対しては動き検出は行われない。そ
の代わりに、そのブロックの周辺のブロックに対応する
動きベクトルを内挿補間することにより、動きベクトル
が求められる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の動きベクト
ル探索アルゴリズムのうち、全数探索法は再生画像の画
質の点では最も優れている。しかし、膨大な演算量が必
要とされるという問題点がある。
【0016】段階探索法によれば、全数探索法に比べて
演算量は少なくてすむ。しかし、動きベクトルの候補の
数が十分でないため予測誤差の大きい動きベクトルが選
択され再生画像の画質が悪くなるという問題点がある。
【0017】特開平7−177519号公報に示される
方法では、間引かれたブロックの周辺ブロックに対応す
る動きベクトルを内挿補間することにより、その間引か
れたブロックに対応する動きベクトルが求められる。従
って、段階探索法と同様に、全数探索法に比べて演算量
は少なくてすむものの、予測誤差の大きい動きベクトル
が選択され再生画像の画質が悪くなるという問題点があ
る。
【0018】本発明の目的は、少ない演算量で予測誤差
の小さい動きベクトルを求め、かつ、再生画像の画質を
向上させる画像の動き検出装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の画像の動き検出
装置は、画像に含まれる第1のブロックに対して第1の
動きベクトル探索を行うことにより、第1の動きベクト
ルを生成する第1の動き検出手段と、該第1の動きベク
トルを用いて探索情報を計算する探索情報計算手段と、
該画像に含まれる該第1のブロックとは異なる第2のブ
ロックに対して、該探索情報に基づいて該第1の動きベ
クトル探索とは異なる第2の動きベクトル探索を行うこ
とにより、第2の動きベクトルを生成する第2の動き検
出手段と、該第1の動きベクトルと該第2の動きベクト
ルのうちの一方を選択的に出力する動きベクトル選択手
段とを備えており、該第2の動きベクトル探索における
該第2の動きベクトルの候補の数は、該第1の動きベク
トル探索における該第1の動きベクトルの候補の数より
少ない。
【0020】前記探索情報計算手段は、1個の動きベク
トルを前記探索情報として出力し、前記第2の動き検出
手段は、該1個の動きベクトルの近傍の点のみを前記第
2の動きベクトルの候補として前記第2の動きベクトル
探索を行ってもよい。
【0021】前記探索情報計算手段は、複数の動きベク
トルを前記探索情報として出力し、前記第2の動き検出
手段は、該複数の動きベクトルの近傍の点のみを前記第
2の動きベクトルの候補として前記第2の動きベクトル
探索を行ってもよい。
【0022】本発明の他の画像の動き検出装置は、画像
に含まれる特定のブロックに対して第1の動きベクトル
探索を行うことにより、第1の動きベクトルを生成する
第1の動き検出手段と、該第1の動きベクトルを用いて
探索情報を計算する探索情報計算手段と、該画像に含ま
れる該特定のブロック以外のブロックに対して、該探索
情報に基づいて該第1の動きベクトル探索とは異なる第
2の動きベクトル探索から第nの動きベクトル探索まで
のうちいずれか1つを行うことにより、第2の動きベク
トルから第nの動きベクトルまでのうちいずれか1つを
生成する第2から第nまでの動き検出手段と、該第1の
動きベクトルから該第nの動きベクトルまでのうちいず
れか1つを選択的に出力する動きベクトル選択手段とを
備えており、該第2の動きベクトル探索から該第nの動
きベクトル探索における該第2の動きベクトルから該第
nの動きベクトルまでのそれぞれの候補の数は、該第1
の動きベクトル探索における該第1の動きベクトルの候
補の数より少ない。
【0023】前記探索情報計算手段は、1個の動きベク
トルを前記探索情報として出力し、前記第2から第nま
での動き検出手段は、該1個の動きベクトルの近傍の点
のみを前記第2から第nまでの動きベクトルの候補とし
て前記第2から第nまでの動きベクトル探索を行っても
よい。
【0024】前記探索情報計算部手段は、複数の動きベ
クトルを前記探索情報として出力し、前記第2から第n
までの動き検出手段は、該複数の動きベクトルの近傍の
点のみを前記第2から第nまでの動きベクトルの候補と
して前記第2から第nまでの動きベクトル探索を行って
もよい。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0026】(実施の形態1)図1は、本発明による画
像の動き検出装置10の構成を示す。画像の動き検出装
置10は、画像データ21を受け取り、その画像データ
21に含まれるブロックごとに動きベクトル探索を行
い、そのブロックに対応する動きベクトル24を出力す
る。画像の動き検出装置10は、画像データ21に含ま
れる一部のブロックに対しては精度の高い動き検出アル
ゴリズムを適用し、画像データ21に含まれる残りのブ
ロックに対しては精度の低い動き検出アルゴリズムを適
用する。
【0027】図1に示されるように、画像の動き検出装
置10は、第1の動き検出部11−1と、第2の動き検
出部11−2と、探索情報計算部12と、動きベクトル
選択部13とを含んでいる。
【0028】図2は、探索情報計算部12の構成を示
す。探索情報計算部12は、メモリ14と探索情報計算
回路15とを含んでいる。
【0029】画像の動き検出装置10には、画像データ
21が入力される。画像データ21は、複数のブロック
に分割される。典型的には、複数のブロックのそれぞれ
はN×N画素である。複数のブロックは、複数のグルー
プに分類される。
【0030】図3は、複数のブロックを2種類のグルー
プに分類する方法を示している。図3において、数字
(1または2)は複数のブロックのそれぞれが有する属
性を表す。図3に示される例では、複数のブロックは、
ブロックの属性に応じて2つのグループに分類される。
1つのグループは、「1」の属性を有するブロック(以
降、「第1のブロック」と呼ぶ)から構成される。もう
1つのグループは、「2」の属性を有するブロック(以
降、「第2のブロック」と呼ぶ)から構成される。
【0031】画像データ21に含まれる複数のブロック
のそれぞれがどのような順序で画像の動き検出装置10
に入力されるかは予め決められている。
【0032】図4は、画像の動き検出装置10に入力さ
れるブロックの順序の例を示す。図4において、番号は
そのブロックが何番目に画像の動き検出装置10に入力
されるかを示す。例えば、番号1のブロックは1番目に
画像の動き検出装置10に入力され、番号30のブロッ
クは30番目に画像の動き検出装置10に入力される。
その結果、図4に示す例では、画像の左上から右下に向
かって第1のブロックが順次入力され、その後、画像の
左上から右下に向かって第2のブロックが順次入力され
る。
【0033】図1を再び参照して、画像の動き検出装置
10の動作を説明する。
【0034】画像データ21に含まれる第1のブロック
と第2のブロックとは、第1の動き検出部11−1と第
2の動き検出部11−2とに入力される。
【0035】第1の動き検出部11−1は、第1のブロ
ックに対して所定の動きベクトル探索を行うことによ
り、第1の動きベクトル22−1を生成する。第1の動
き検出部11−1は、動きベクトルの候補の数が多い動
きベクトル探索を行う。例えば、第1の動き検出部11
−1は、全数探索法(図15)に従って、動きベクトル
探索を行う。これにより、第1のブロックに対しては、
予測誤差の小さい動きベクトルが求められる。
【0036】第1の動きベクトル22−1は、探索情報
計算部12におけるメモリ14(図2)に格納される。
メモリ14に格納された第1の動きベクトル22−1
は、第2の動き検出部11−2から出力される第2の動
きベクトル22−2の候補を生成するために使用され
る。探索情報計算回路15(図2)は、第2のブロック
の周辺に位置する少なくとも1つの第1のブロックに対
応する少なくとも1つの第1の動きベクトル25をメモ
リ14から読み出す。探索情報計算回路15は、メモリ
14から読み出された少なくとも1つの第1の動きベク
トル25に基づいて1つの動きベクトルを計算により求
め、その動きベクトルを探索情報23として出力する。
【0037】図5を参照して、探索情報計算回路15に
おける探索情報23の計算の一例を説明する。図5は、
図3の一部分を拡大したものである。図5において、各
正方形は1つのブロックを表し、各ブロックの左上の数
字はそのブロックの属性を表すものとする。
【0038】探索情報計算部15は、以下に示す(数
2)に従って、第2のブロックであるブロックXに対す
る探索情報23(pX,qX)を計算する。
【0039】
【数2】
【0040】ここで、(pA,qA)、(pB,qB)、
(pC,qC)、(pD,qD)は、ブロックXの周辺に位
置する第1のブロックであるブロックA、B、C、Dに
対応する動きベクトルをそれぞれ表す。
【0041】第2の動き検出部11−2は、第2のブロ
ックに対して探索情報23に基づく所定の動きベクトル
探索を行うことにより、第2の動きベクトル22−2を
生成する。
【0042】図6を参照して、第2の動き検出部11−
2における探索情報23に基づく動きベクトル探索を説
明する。図6において、○は、pq平面において探索情
報23(pX,qX)に対応する点の位置を表している。
第2の動き検出部11−2は、探索情報23(pX
X)に対応する点の近傍に位置する点のみを動きベク
トルの候補として探索する。図6に示す例では、「探索
情報23(pX,qX)に対応する点の近傍」とは、探索
情報23(pX,qX)に対応する点と、その点の周囲に
位置する24個の点とをいう。その24個の点の位置
は、図6では×で表されている。
【0043】このように、第2の動き検出部11−2
は、第2のブロックに対して動きベクトルの候補の数を
絞った動きベクトル探索を行う。第2の動き検出部11
−2によって行われる動きベクトル探索における動きベ
クトルの候補の数は、第1の動き検出部11−1によっ
て行われる動きベクトル探索における動きベクトルの候
補の数より少ない。これにより、第2の動き検出部11
−2における演算量が低減される。
【0044】動きベクトル選択部13は、第1の動き検
出部11−1から出力される第1の動きベクトル22−
1と第2の動き検出部11−2から出力される第2の動
きベクトル22−2とのうちいずれか1つを選択的に出
力する。第1のブロックが第1の動き検出部11−1に
入力された場合には、その第1のブロックに対応する第
1の動きベクトル22−1が動きベクトル選択部13か
ら出力される。第2のブロックが第2の動き検出部11
−2に入力された場合には、その第2のブロックに対応
する第2の動きベクトル22−2が動きベクトル選択部
13から出力される。
【0045】図7は、上述した画像の動き検出装置10
の動作をフローチャートで示したものである。図7に示
される各ステップを実行することにより、画像データ2
1に含まれる各ブロックが処理され、動きベクトル24
が生成される。
【0046】以上、本発明の実施の形態1について説明
した。しかし、本発明による画像の動き検出装置は、こ
の実施の形態に限定されるわけではない。本発明による
画像の動き検出装置は、他の様々な実施の形態をとるこ
とができる。
【0047】画像データ21に含まれる複数のブロック
を分類する方法は、図3に示される方法には限られな
い。図3に示される分類方法に代えて、例えば、図8
(a)または図8(b)に示される分類方法を採用する
ことができる。図8(a)および図8(b)において、
数字(1または2)は複数のブロックのそれぞれが有す
る属性を表す。図8(a)および図8(b)に示される
例では、複数のブロックは、ブロックの属性に応じて2
つのグループに分類される。
【0048】図8(a)に示される分類方法を採用した
場合、探索情報計算回路15は、例えば、第2のブロッ
クの両隣の2つの第1のブロックに対応する動きベクト
ルを平均することにより、探索情報23を求める。
【0049】図8(b)に示される分類方法を採用した
場合、探索情報計算回路15は、例えば、第2のブロッ
クの隣の1つの第1のブロックに対応する動きベクトル
を探索情報23として求める。あるいは、探索情報計算
回路15は、第2のブロックの隣の2つの第1のブロッ
クに対応する動きベクトルを平均することにより、探索
情報23を求めてもよい。あるいは、探索情報計算回路
15は、4つの第1のブロックに対応する動きベクトル
の平均値に基づいて、それらの4つの第1のブロックに
囲まれる第2のブロックのための探索情報23を求めて
もよい。
【0050】第2のブロックの近傍の第1のブロックを
用いてどのように探索情報23を求めるかは、対象とな
る画像の性質などを考慮して決定される。
【0051】また、画像データ21に含まれる複数のブ
ロックのそれぞれが画像の動き検出装置10に入力され
る順序は、図4に示される順序には限られない。図4に
示される順序に代えて、例えば、図9に示される順序を
採用することができる。図9において、番号はそのブロ
ックが何番目に画像の動き検出装置10に入力されるか
を示す。
【0052】さらに、探索情報計算回路15が探索情報
23として出力する動きベクトルの数は1個に限られな
い。探索情報として、複数個の動きベクトルを出力する
ことも可能である。例えば、探索情報計算部15は、以
下に示す(数3)に従って、第2のブロックであるブロ
ックXに対する2個の探索情報23(pX1,qX1)、
(pX2,qX2)を計算する。
【0053】
【数3】
【0054】ここで、(pA,qA)、(pB,qB)、
(pC,qC)、(pD,qD)は、ブロックXの周辺に位
置する第1のブロックであるブロックA、B、C、Dに
対応する動きベクトルをそれぞれ表す。
【0055】さらに、第1の動き検出部11−1におけ
る動きベクトル探索のアルゴリズムは、図15に示され
る全数探索法に限られない。第2の動き検出部11−2
における動きベクトル探索のアルゴリズムは、図6に示
す探索アルゴリズムに限られない。第2の動き検出部1
1−1による動きベクトル探索における動きベクトルの
候補の数が第1の動き検出部11−1による動きベクト
ル探索における動きベクトルの候補の数より少ないとい
う条件を満たす限り、任意の動きベクトル探索のアルゴ
リズムを採用することが可能である。
【0056】例えば、探索情報計算回路15が探索情報
23として2個の動きベクトルを提供する場合には、図
10に示す探索アルゴリスムを採用することができる。
図10において、○は、pq平面において探索情報23
(pX1,qX1)、(pX2,q X2)に対応する点の位置を
表している。第2の動き検出部11−2は、探索情報2
3(pX1,qX1)、(pX2,qX2)に対応する点の近傍
に位置する点のみを動きベクトルの候補として探索す
る。図10に示す例では、「探索情報23(pX1
X1)、(pX2,qX2)に対応する点の近傍」とは、2
個の動きベクトル(pX1,qX1)と(pX2,qX2)とを
対角線の頂点とする長方形の範囲内に位置する24個の
点とをいう。その24個の点のうち、2個の動きベクト
ル(pX1,qX1)と(pX2,qX2)に対応する点以外の
点の位置は、図10では×で表されている。
【0057】このように、第2の動き検出部11−2
は、第2のブロックに対して動きベクトルの候補の数を
絞った動きベクトル探索を行う。第2の動き検出部11
−2によって行われる動きベクトル探索における動きベ
クトルの候補の数は、第1の動き検出部11−1によっ
て行われる動きベクトル探索における動きベクトルの候
補の数より少ない。これにより、第2の動き検出部11
−2における演算量が低減される。
【0058】(実施の形態2)図11は、本発明による
画像の動き検出装置20の構成を示す。画像の動き検出
装置20は、画像データ21を受け取り、その画像デー
タ21に含まれるブロックごとに動きベクトル探索を行
い、そのブロックに対応する動きベクトル24を出力す
る。画像の動き検出装置20は、画像データ21に含ま
れる一部のブロックに対しては精度の高い動き検出アル
ゴリズムを適用し、画像データ21に含まれる残りのブ
ロックに対しては精度の低い動き検出アルゴリズムを適
用する。
【0059】図11に示されるように、画像の動き検出
装置20は、第1の動き検出部11−1、第2の動き検
出部11−2と、・・・、第nの動き検出部11−n
と、探索情報計算部12と、動きベクトル選択部13と
を含んでいる。図11において、図1と同一の構成要素
には同一の番号が与えられる。
【0060】図12は、画像データ21に含まれる複数
のブロックを3種類のグループに分類する方法を示して
いる。図12において、数字(1または2または3)は
複数のブロックのそれぞれが有する属性を表す。図12
に示される例では、複数のブロックは、ブロックの属性
に応じて3種類のグループに分類される。同様にして、
ブロックの属性に応じて、画像データに含まれる複数の
ブロックをn種類のグループに分類することも可能であ
る。以下、「i」の属性を有するブロックを第iのブロ
ックという。ここで、i=1、2、...、nである。
【0061】以下、画像の動き検出装置20の動作を説
明する。
【0062】画像データ21に含まれる複数のブロック
は、第1の動き検出部11−1から第nの動き検出部1
1−nに入力される。
【0063】第1の動き検出部11−1は、第1のブロ
ックに対して所定の動きベクトル探索を行うことによ
り、第1の動きベクトル22−1を生成する。第1の動
き検出部11−1は、動きベクトルの候補の数が多い動
きベクトル探索を行う。例えば、第1の動き検出部11
−1は、全数探索法(図15)に従って、動きベクトル
探索を行う。これにより、第1のブロックに対しては、
予測誤差の小さい動きベクトルが求められる。
【0064】第1の動きベクトル22−1は、探索情報
計算部12におけるメモリ14(図2)に格納される。
メモリ14に格納された第1の動きベクトル22−1
は、第2の動きベクトル22−2から第nの動きベクト
ル22−nの候補を生成するために使用される。探索情
報計算回路15(図2)は、第iのブロック(i=2、
3、・・・、n)の周辺に位置する少なくとも1つの第
1のブロックに対応する少なくとも1つの第1の動きベ
クトル25をメモリ14から読み出す。探索情報計算回
路15は、メモリ14から読み出された少なくとも1つ
の第1の動きベクトル25に基づいて1つの動きベクト
ルを計算により求め、その動きベクトルを探索情報23
として出力する。
【0065】第iの動き検出部11−iは、第iのブロ
ックに対して探索情報23に基づく所定の動きベクトル
探索を行うことにより、第iの動きベクトル22−iを
生成する。第iの動き検出部11−iにおける動きベク
トル探索は、実施の形態1で説明した第2の動き検出部
11−2における動きベクトル探索と同様である。すな
わち、第iの動き検出部11−iは、第iのブロックに
対して動きベクトルの候補の数を絞った動きベクトル探
索を行う。第iの動き検出部11−iによって行われる
動きベクトル探索における動きベクトルの候補の数は、
第1の動き検出部11−1によって行われる動きベクト
ル探索における動きベクトルの候補の数より少ない。こ
れにより、第iの動き検出部11−iにおける演算量が
低減される。ここで、i=2、3、・・・、nである。
【0066】第2から第nまでの動き検出部11−2〜
11−nは、互いに異なる動きベクトル探索を行う。例
えば、図12に示すように複数のブロックが分類される
場合、第2の動き検出部11−2の動きベクトル候補の
数が第3の動き検出部11−3の動きベクトル候補の数
よりも少なくなるように、第2の動き検出部11−2と
第3の動き検出部11−3とが構成される。図12に示
される例では、第3のブロックより第2のブロックの方
が、より第1のブロックに近いので、第2のブロックに
対する動きベクトル探索の範囲を絞ることができる。こ
れにより、第2の動き検出部11−2における演算量を
さらに低減することが可能となる。
【0067】動きベクトル選択部13は、第1の動きベ
クトル22−1から第nの動きベクトル22−nのうち
のいずれか1つを選択的に出力する。
【0068】画像の動き検出装置20についても、画像
の動き検出装置10について述べた様々な実施の形態が
適用され得ることは言うまでもない。
【0069】なお、以上の説明では、説明の簡略化のた
め、第1および第2の動き検出部、あるいは、第1から
第nの動き検出部を独立した機能部分として説明した。
しかし、これらの機能部分の大部分は共通の回路として
構成され得る。従って、第1の動き検出部のみから構成
される従来技術の画像の動き検出装置と比較しても回路
の増加分は少ない。
【0070】
【発明の効果】本発明の画像の動き検出装置によれば、
特定のブロックに対する動きベクトル探索とは異なる動
きベクトル探索が、その特定のブロック以外のブロック
に対して行われる。特定のブロック以外のブロックに対
して行われる動きベクトル探索における動きベクトルの
候補の数は、特定のブロックに対して行われる動きベク
トル探索における動きベクトルの候補の数より少ない。
これにより、従来技術の画像の動き検出装置に比べて少
ない演算量で予測誤差の小さい動きベクトルを求めるこ
とができ、かつ、再生画像の画質を向上させるという効
果がある。
【0071】より詳しく述べると、全数探索法に比べて
演算量を削減でき、段階探索法および特開平7−177
519号公報に示される方法に比べて予測誤差の小さい
動きベクトルが求められ、再生画像の画質を向上させる
効果がある。
【0072】図13は、従来技術の画像の動き検出装置
と本発明の画像の動き検出装置10について各ブロック
に対する動き検出の演算量を比較した模式図である。従
来技術の画像の動き検出装置では各ブロックに対する処
理時間Taが一定であるのに対して、本発明の画像の動
き検出装置10では各ブロックに対する処理時間は第1
のブロックの処理時間Tb1と第2のブロックの処理時間
b2の2種類に分かれる。1枚の画面全体に対して動き
検出を行うために許容される演算量が両者で同一である
とすると、次の(数4)が成立する。
【0073】
【数4】
【0074】このため、第1のブロックに対しては従来
技術の動き検出装置よりも動きベクトルの候補の数が多
い動きベクトル探索が実施できる。一方、第2のブロッ
クに対しては動きベクトルの候補の数が従来技術の動き
検出装置よりも少なくなる。しかし、第1のブロックに
対して精度良く求めた動きベクトルから計算した探索情
報に基づいて第2のブロックに対して動きベクトル探索
を実施するので、得られた動きベクトルを用いた予測誤
差は処理時間の比率ほど大きくなることはない。すなわ
ち、第1のブロックに対する動きベクトルの精度の向上
分と第2のブロックに対する動きベクトルの精度の低下
分を比較すると前者の方が大きいため、全体としての動
きベクトルの精度が向上する。
【0075】本発明の画像の動き検出の効果は、小規模
な回路で動き検出を行う必要がある画像圧縮装置、例え
ばテレビ電話システムなどにおいて特に顕著に現れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像の動き検出装置10の構成を
示す図である。
【図2】探索情報計算部12の内部構成を示す図であ
る。
【図3】画像データ21に含まれる複数のブロックを2
つのグループに分類する方法を説明するための図であ
る。
【図4】画像データ21に含まれる複数のブロックを画
像の動き検出装置10に入力する順序を説明するための
図である。
【図5】図3に示されるブロックの一部を拡大して示す
図である。
【図6】第2の動き検出部11−2における動きベクト
ル探索を説明するための図である。
【図7】画像の動き検出装置10の動作を示すフローチ
ャートである。
【図8】(a)および(b)は、画像データ21に含ま
れる複数のブロックを2つのグループに分類する他の方
法を説明するための図である。
【図9】画像データ21に含まれる複数のブロックを画
像の動き検出装置10に入力する他の順序を説明するた
めの図である。
【図10】第2の動き検出部11−2における他の動き
ベクトル探索を説明するための図である。
【図11】本発明による画像の動き検出装置20の構成
を示す図である。
【図12】画像データ21に含まれる複数のブロックを
3つのグループに分類する他の方法を説明するための図
である。
【図13】従来の装置における演算量と本発明の装置に
おける演算量とを比較した模式図である。
【図14】ブロックマッチング法の概念を示す図であ
る。
【図15】全数探索法における動きベクトル探索を示す
図である。
【図16】3段階探索法における動きベクトル探索を示
す図である。
【図17】従来技術の画像の動き検出装置におけるブロ
ック間引き処理を示す図である。
【符号の説明】
1 現画像 2 参照画像 3 ブロック 4 動きベクトル 10 画像の動き検出装置 11−1 第1の動き検出部 11−2 第2の動き検出部 11−3 第3の動き検出部 11−n 第nの動き検出部 12 探索情報計算部 13 動きベクトル選択部 14 メモリ 15 探索情報計算回路 20 画像の動き検出装置 21 画像データ 22−1 第1の動きベクトル 22−2 第2の動きベクトル 22−3 第3の動きベクトル 22−n 第nの動きベクトル 23 探索情報 24 動きベクトル 25 周辺ブロックの動きベクトル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像に含まれる第1のブロックに対して
    第1の動きベクトル探索を行うことにより、第1の動き
    ベクトルを生成する第1の動き検出手段と、 該第1の動きベクトルを用いて探索情報を計算する探索
    情報計算手段と、 該画像に含まれる該第1のブロックとは異なる第2のブ
    ロックに対して、該探索情報に基づいて該第1の動きベ
    クトル探索とは異なる第2の動きベクトル探索を行うこ
    とにより、第2の動きベクトルを生成する第2の動き検
    出手段と、 該第1の動きベクトルと該第2の動きベクトルのうちの
    一方を選択的に出力する動きベクトル選択手段とを備え
    た画像の動き検出装置であって、 該第2の動きベクトル探索における該第2の動きベクト
    ルの候補の数は、該第1の動きベクトル探索における該
    第1の動きベクトルの候補の数より少ない、画像の動き
    検出装置。
  2. 【請求項2】 前記探索情報計算手段は、1個の動きベ
    クトルを前記探索情報として出力し、前記第2の動き検
    出手段は、該1個の動きベクトルの近傍の点のみを前記
    第2の動きベクトルの候補として前記第2の動きベクト
    ル探索を行う、請求項1に記載の画像の動き検出装置。
  3. 【請求項3】 前記探索情報計算手段は、複数の動きベ
    クトルを前記探索情報として出力し、前記第2の動き検
    出手段は、該複数の動きベクトルの近傍の点のみを前記
    第2の動きベクトルの候補として前記第2の動きベクト
    ル探索を行う、請求項1に記載の画像の動き検出装置。
  4. 【請求項4】 画像に含まれる特定のブロックに対して
    第1の動きベクトル探索を行うことにより、第1の動き
    ベクトルを生成する第1の動き検出手段と、 該第1の動きベクトルを用いて探索情報を計算する探索
    情報計算手段と、 該画像に含まれる該特定のブロック以外のブロックに対
    して、該探索情報に基づいて該第1の動きベクトル探索
    とは異なる第2の動きベクトル探索から第nの動きベク
    トル探索までのうちいずれか1つを行うことにより、第
    2の動きベクトルから第nの動きベクトルまでのうちい
    ずれか1つを生成する第2から第nまでの動き検出手段
    と、 該第1の動きベクトルから該第nの動きベクトルまでの
    うちいずれか1つを選択的に出力する動きベクトル選択
    手段とを備えた画像の動き検出装置であって、 該第2の動きベクトル探索から該第nの動きベクトル探
    索における該第2の動きベクトルから該第nの動きベク
    トルまでのそれぞれの候補の数は、該第1の動きベクト
    ル探索における該第1の動きベクトルの候補の数より少
    ない、画像の動き検出装置。
  5. 【請求項5】 前記探索情報計算手段は、1個の動きベ
    クトルを前記探索情報として出力し、前記第2から第n
    までの動き検出手段は、該1個の動きベクトルの近傍の
    点のみを前記第2から第nまでの動きベクトルの候補と
    して前記第2から第nまでの動きベクトル探索を行う、
    請求項4に記載の画像の動き検出装置。
  6. 【請求項6】 前記探索情報計算部手段は、複数の動き
    ベクトルを前記探索情報として出力し、前記第2から第
    nまでの動き検出手段は、該複数の動きベクトルの近傍
    の点のみを前記第2から第nまでの動きベクトルの候補
    として前記第2から第nまでの動きベクトル探索を行
    う、請求項4に記載の画像の動き検出装置。
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