JP3019787B2 - 動きベクトル検出装置 - Google Patents

動きベクトル検出装置

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    • G06T2207/10Image acquisition modality
    • G06T2207/10016Video; Image sequence

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画像の予測符号
化処理において、画像の動き補償のために用いられる動
きベクトルを検出する装置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の動きベクトル検出方法お
よび動きベクトル検出装置においては、予測符号化を行
う、ある画像を、複数のブロック(たとえば、水平方向
16画素垂直方向16画素のデータ)に分割し、各々の
ブロック(基準ブロック)に対して、参照画像のなか
で、前記基準ブロックの画像データ上の水平位置および
垂直位置に相当する位置を中心として、予め定めた探索
範囲(この探察範囲で探索する際に必要な参照画像内の
領域を「参照領域」という)のなかで、ブロックマッチ
ング処理を行い、所定の評価関数の値が最も小さい位置
を特定し、動きベクトルを得る、ようにしたものであ
り、動きベクトルをより正確に求める、ことを目的とし
ている。
【0003】動きベクトル検出装置の従来技術として、
例えば特開昭61−201583号公報には、動きベク
トルの探索範囲を、現フレームから時間的に前のフレー
ムで検出された動きベクトル変化量応じて制限する制限
値を設け、その動きベクトル変化量が制限値を超えた場
合にはこの制限値を出力する、ようにした構成が提案さ
れている。
【0004】また、特開平5−328333号公報に
は、予め動きベクトルの探索範囲あるいは参照領域の位
置が異なったいくつかの参照領域を用意し、現フレーム
から時間的に前のフレームで検出された動きベクトル変
化量に応じて、いくつかの参照領域の1つを選択する動
きベクトル検出装置が提案されている。
【0005】さらに特開平7−203457号公報に
は、ブロックマッチング処理において、差の絶対値累算
処理を並列に実行することで、演算のための信号のバッ
ファを小さくし、処理の高速化を図る動きベクトル検出
装置が提案されている。
【0006】そして特開平7−250328号公報に
は、少ないハードウェア量で複数の予測モードに従って
高速に動き画像予測補償に用いられる動きベクトルを検
出することができる動きベクトル検出装置の構成が提案
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した動きベクトル
検出の従来技術は下記記載の問題点を有している。
【0008】(1)第1の問題点は、動きベクトルの探
索範囲又は参照領域を、現フレームから時間的に前のフ
レームで検出された動きベクトル変化量に応じて、制限
する制限値を設ける、従来の動きベクトル検出装置にお
いては、装置の低消費電力化が図れない、ということで
ある。
【0009】その理由は、例えば上記特開昭61−20
1583号公報に記載の動きベクトル検出装置において
は、参照領域に制限値を設けるのみで、実際に、ブロッ
クマッチング処理を行う演算量と演算時間を削減するこ
とができない。すなわち、演算量と演算時間が削減でき
ないため、装置の消費電力を低下できない。
【0010】また、演算時間を削減できない理由は、ブ
ロックマッチング処理を行う装置が、例えば特開平7−
203457号公報や、特開平7−250328号公報
のように、並列処理を用いて処理時間を削減するのに対
し、制限値を設けると、前記の並列処理の並列度が減少
し、結果として、演算時間を削減できない、ことによ
る。
【0011】(2)第2の問題点は、予め動きベクトル
の探索範囲すなわち参照ブロックの参照領域の位置が異
なったいくつかの参照領域を用意し、現フレームから時
間的に前のフレームで検出された動きベクトル変化量に
応じて、いくつかの参照領域の1つを選択するという従
来の動きベクトル検出装置(特開平5−328333号
公報)においては、正確な動きベクトルが得られない、
ということである。
【0012】その理由は、予め用意された参照領域から
最適な参照領域を選ぶという方法では、例えば、ある1
つ以上の物体が動くというような、複雑な画像データで
ある場合、物体の動く方向が一意に決定できないため、
予め用意されたいくつかの参照領域から最適な参照領域
を選ぶことはできない。
【0013】また、例えば上記特開平5−328333
号公報に記載の装置においては、参照領域の大きさ、又
は形が、すべて予め決まった大きさでなければ、ブロッ
クマッチング処理を行う装置の並列度を低下させてしま
う。したがって、参照領域の形が制限され、適切な参照
領域を用いることができないため、正確な動きベクトル
が得られない。
【0014】(3)第3の問題点は、ブロックマッチン
グ処理において、差の絶対値累算処理を並列に実行する
ことで、演算のための信号のバッファを小さくし、処理
の高速化を図る動きベクトル検出装置(特開平7−20
3457号公報)において、差の絶対値累算処理を並列
に実行するブロックマッチング回路のハードウェア量が
増加し、結果として面積の増加と消費電力が増加する、
ということである。
【0015】その理由は、並列度を向上のため各演算ユ
ニットに常に有効なデータが投入されるように、例えば
上記特開平7−203457号公報や上記特開平7−2
50328号公報に記載の動きベクトル検出装置におい
ては、ブロックマッチング回路を構成する最小単位であ
る演算ユニットに参照領域のデータを入力するために接
続される配線の量が膨大となり、このため配線のための
面積が非常に大きくなる。
【0016】また、例えば上記特開平7−203457
号公報や特開平7−250328号公報に記載の動きベ
クトル検出装置においては、差の絶対値累算の最小値を
判定する最小値判定回路から前記の各演算ユニットへ接
続される配線数が多いため、配線のための面積が非常に
大きくなる、という問題も有している。
【0017】(4)第4の問題点は、ブロックマッチン
グ処理において、差の絶対値累算処理を並列に実行する
ことで、演算のための信号のバッファを小さくし、処理
の高速化を図る動きベクトル検出装置において、参照領
域の大きさ、または形を変えた場合、差の絶対値累算処
理を並列に実行するブロックマッチング回路のハードウ
ェア量が増加し、結果として面積の増加と消費電力が増
加する、ということである。また、この時、並列度が減
少してしまう、という問題点も有している。
【0018】その理由は、ブロックマッチング回路を構
成する最小単位である演算ユニットに、つねに有効なデ
ータを投入するために接続される配線の量が膨大する、
ためである。
【0019】また、前記演算ユニットに投入するデータ
の順序が、参照領域の大きさや形により大きく変化し、
データを参照領域のデータが格納された記憶部から読み
込むための処理が複雑になる。結果として、そのための
面積が増加し、電力も増加してしまう。
【0020】(5)第5の問題点は、複数の予測モード
に従って高速に動き画像予測補償に用いられる動きベク
トルを検出することができるようにした動きベクトル検
出装置において、ブロックマッチング回路の面積が大き
くなる、ということである。
【0021】その理由は、例えば特開平7−25032
8号公報に記載の装置のように、差の絶対値累算の最小
値を判定する最小値判定回路から各演算ユニットへ接続
される配線数が多いため、配線のための面積が非常に大
きくなるためである。
【0022】また、ブロックマッチング回路に必要とさ
れるFIFO(先入れ先出しメモリ)の段数が大きくな
るためでもある。
【0023】ここで、本発明が主題とする動きベクトル
検出方法及び装置の用語を定義しておく。本発明が対象
とする動きベクトル検出方法および動きベクトル検出装
置は、後述するように、予測符号化を行うある画像を、
複数のブロック(例えば水平方向16画素垂直方向16
画素のデータ)に分割し、各々のブロック(「基準ブロ
ック」という)に対して、参照画像のなかで、前記の基
準ブロックの画像データ上の水平位置および垂直位置に
相当する位置からある定めた量だけ移動した位置を中心
として、ある探索範囲(この探索範囲で探索する際に必
要な参照画像内の領域を「参照領域」という)のなか
で、ブロックマッチング処理を行い、予め定めた評価関
数の値が最も小さい位置を特定し、動きベクトルを得る
ものである。そして、参照領域内で、ブロックマッチン
グ処理を行う際、基準ブロックと比較されるブロックを
「参照ブロック」という。
【0024】したがって、本発明は、上記した問題点に
鑑みてなされたものであり、その目的は、低消費電力、
及び省面積を達成すると共に、精度の高い、動きベクト
ルを求めることを可能とした動きベクトル検出装置及び
方法を提供することにある。
【0025】本発明の他の目的は、ブロックマッチング
処理において、並列処理を適用した場合、その並列度が
減少しない動きベクトルを検出する方法、およびその動
きベクトル検出装置を提供することにある。
【0026】また本発明の他の目的は、省面積で複数の
予測モードの動きベクトルを得ることができる方法、お
よびその動きベクトル検出装置を提供することにある。
【0027】さらに本発明の他の目的は、参照領域の大
きさおよび形によらず省面積で実現できる、動きベクト
ルを検出する方法、およびその動きベクトル検出装置を
提供することにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、ある基準ブロックに対して、参照領域内
の参照ブロックとのブロックマッチング処理を行い、動
きベクトルを検出する動きベクトル検出装置において、
動きベクトル検出装置を搭載するシステムの負荷を観測
する観測手段を具備し、前記システムの負荷量に応じ
て、参照領域の形、及び大きさのうちの少なくとも一つ
変える、ことを特徴とする
【0029】また、本発明は、ある基準ブロックに対し
て、参照領域内の参照ブロックとのブロックマッチング
処理を行い、動きベクトルを検出する動きベクトル検出
装置において、第1のデータバスから得られる基準ブロ
ック内のデータと、水平方向に延在する第2のデータバ
ス又は垂直方向に延在する第3のデータバスからセレク
タを通して選択して得られる参照ブロック内のデータ
と、の差分絶対値演算を行う差分絶対値演算手段と
記差分絶対値演算手段の演算結果と、第1のデータポー
トから得られるデータを加算し、第2のデータポートに
出力する加算手段と、を備えてなる演算ユニットと、前
記演算ユニットを水平方向にM個、垂直方向にN個、2
次元アレイ状に接続し、各行の演算ユニットの隣り合っ
た前記第1のデータポートと前記第2のデータポートを
接続し、かつ、M×N本の前記第1のデータバスを接続
してなる1本以上の第4のデータバスと、N本の前記第
2のデータバスと、M本の前記第3のデータバスと、を
具備する演算器アレイと、前記演算器アレイのN本の前
記第2のデータバスを2つのグループに分割し、2種類
のデータを入力できるようにした第1のセレクタ群と、
前記演算器アレイのM本の前記第3のデータバスを2つ
のグループに分割し、2種類のデータを入力できるよう
にした第2のセレクタ群と、を具備することを特徴とす
る。
【0030】さらに、本発明は、ある基準ブロックに対
して、参照領域内の参照ブロックとのブロックマッチン
グ処理を行い、動きベクトルを検出する動きベクトル検
出装置において、第1のデータバスから得られる基準ブ
ロック内のデータと、水平方向に延在する第2のデータ
バス又は垂直方向に延在する第3のデータバスからセレ
クタを通して選択して得られる参照ブロック内のデータ
と、の差分絶対値演算を行う差分絶対値演算手段と、前
記差分絶対値演算手段の演算結果と、第1のデータポー
トから得られるデータを加算し、第2のデータポートに
出力する加算手段と、を備えてなる演算ユニットと、前
記演算ユニットを水平方向にM個、垂直方向にN個、2
次元アレイ状に接続し、M×N本の前記第1のデータバ
スを接続した1本以上の第4のデータバスと、かつN本
の前記第2のデータバスと、M本の前記第3のデータバ
スを備えた演算器アレイを具備し、前記演算ユニットの
第1のデータポートと第2のデータポートの接続に対
し、前記演算器アレイの1行目からN/2行目までにお
ける奇数行の演算ユニット、1行目からN/2行目まで
における偶数行の演算ユニット、N/2+1行目からN
行目までにおける奇数行の演算ユニット、N/2+1行
目からN行目までにおける偶数行の演算ユニットの、4
種類に分類し、1行目からN/2行目までにおける奇数
行の前記演算ユニットにおいて、隣り合った第1のデー
タポートと第2のデータポートをそれぞれ接続し、右端
の第2のポートと2行下の左端の第1のポートをそれぞ
れ接続し、1行目からN/2行目までにおける偶数行の
前記演算ユニットにおいて、隣り合った第1のデータポ
ートと第2のデータポートをそれぞれ接続し、右端の第
2のポートと2行下の左端の第1のポートをそれぞれ接
続し、N/2+1行目からN行目までにおける奇数行の
前記演算ユニットにおいて、隣り合った第1のデータポ
ートと第2のデータポートをそれぞれ接続し、右端の第
2のポートと2行下の左端の第1のポートをそれぞれ接
続し、N/2+1行目からN行目までにおける偶数行の
前記演算ユニットにおいて、隣り合った第1のデータポ
ートと第2のデータポートをそれぞれ接続し、右端の第
2のポートと2行下の左端の第1のポートをそれぞれ接
続してなる、ことを特徴とする。
【0031】そして、本発明は、ある基準ブロックに対
して、参照領域内の参照ブロックとのブロックマッチン
グ処理を行い、動きベクトルを検出する動きベクトル検
出装置において、第1のデータバスから得られる基準ブ
ロック内のデータと、水平方向に延在する第2のデータ
バス又は垂直方向に延在する第3のデータバスからセレ
クタを通して選択して得られる参照ブロック内のデータ
と、の差分絶対値演算を行う差分絶対値演算手段と、前
記差分絶対値演算手段の演算結果と、第1のデータポー
トから得られるデータを加算し、第2のデータポートに
出力する加算手段と、を備えてなる演算ユニットと、前
記演算ユニットを水平方向にM個、垂直方向にN個、2
次元アレイ状に接続し、M×N本の前記第1のデータバ
スを接続した1本以上の第4のデータバスと、かつN本
の前記第2のデータバスと、M本の前記第3のデータバ
スを待つ演算器アレイを具備し、前記演算ユニットの第
1のデータポートと第2のデータポートの接続に対し、
演算器アレイの1行目からN/2行目までにおける奇数
行の演算ユニット、1行目からN/2行目までにおける
偶数行の演算ユニット、N/2+1行目からN行目まで
における奇数行の演算ユニット、N/2+1行目からN
行目までにおける偶数行の演算ユニットの、4種類に分
類し、1行目からN/2行目までにおける奇数行の前記
演算ユニットにおいて、隣り合った第1のデータポート
と第2のデータポートをそれぞれ接続し、右端の第2の
ポートと2行下の左端の第1のポートをそれぞれ接続
し、1行目からN/2行目までにおける偶数行の前記演
算ユニットにおいて、隣り合った第1のデータポートと
第2のデータポートをそれぞれ接続し、右端の第2のポ
ートと2行下の左端の第1のポートをそれぞれ接続し、
N/2+1行目からN行目までにおける奇数行の前記演
算ユニットにおいて、隣り合った第1のデータポートと
第2のデータポートをそれぞれ接続し、右端の第2のポ
ートと2行下の左端の第1のポートをそれぞれ接続し、
N/2+1行目からN行目までにおける偶数行の前記演
算ユニットにおいて、隣り合った第1のデータポートと
第2のデータポートをそれぞれ接続し、右端の第2のポ
ートと2行下の左端の第1のポートをそれぞれ接続し、
前記演算器アレイのN本の第2のデータバスを2つのグ
ループに分割し、2種類のデータを入力できるようにし
たセレクタと、前記演算器アレ イのM本の第3のデータ
バスを2つのグループに分割し、2種類のデータを入力
できるようにしたセレクタと、を具備することを特徴と
する。
【0032】また、本発明に係る動きベクトル検出方法
は、ある基準ブロックに対して、参照領域内の参照ブロ
ックとのブロックマッチング処理を行い、動きベクトル
を検出する、動きベクトル検出方法において、過去の動
きベクトルの履歴に応じて、参照領域の形、大きさ、ま
たは位置を変えるものである。
【0033】さらに本発明に係る動きベクトル検出方法
は、ある基準ブロックに対して、参照領域内の参照ブロ
ックとのブロックマッチング処理を行い、動きベクトル
を検出する動きベクトル検出方法において、動きベクト
ル検出装置を搭載するシステムの負荷を観測し、前記シ
ステムの負荷量に応じて、参照領域の形、大きさ、及び
位置のうち少なくとも一つを変えることを特徴とする。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態につ
いて以下に説明する。
【0035】本発明は、その好ましい実施の形態におい
て、ある基準ブロックに対して、参照領域内の参照ブロ
ックとのブロックマッチング処理を行い、動きベクトル
を検出する動きベクトル検出装置において、過去の動き
ベクトルの履歴に応じて、参照領域の形、大きさ、また
は位置を変える手段(図1の3,4,5、図12、図1
3参照)を有する。
【0036】また、本発明においては、その好ましい実
施の形態において、ある基準ブロックに対して、参照領
域内の参照ブロックとのブロックマッチング処理を行
い、動きベクトルを検出する動きベクトル検出装置にお
いて、過去の動きベクトルの情報を保存する第1の記憶
手段(図1の5)と、参照領域内でブロックマッチング
処理を行う領域を指定する情報を保存する第2の記憶手
段(図1の4、および図12の1203参照)を具備
し、過去の動きベクトルの履歴に応じて、参照領域の
形、または大きさ、または位置を変える手段(図1の
3,4)を有する。
【0037】また、本発明は、その好ましい実施の形態
において、ある基準ブロックに対して、参照領域内の参
照ブロックとのブロックマッチング処理を行い、動きベ
クトルを検出する動きベクトル検出装置において、過去
の動きベクトルの情報を保存する第1の記憶手段(図1
の5)と、参照領域内でブロックマッチング処理を行う
領域を指定する情報を保存する第2の記憶手段(図1の
4、図13の1203参照)と、参照領域内で有効なデ
ータか否かのビットマップ情報を保存する第3の記憶手
段(図1の4、図13の1204参照)を具備し、過去
の動きベクトルの履歴に応じて、参照領域の形、または
大きさ、または位置を変える手段(図1の3,4)を有
する。
【0038】さらに、本発明は、その好ましい実施の形
態において、ある基準ブロックに対して、参照領域内の
参照ブロックとのブロックマッチング処理を行い、動き
ベクトルを検出する動きベクトル検出装置において、動
きベクトル検出装置を搭載するシステムの負荷量を観測
する観測手段を具備し、前記システムの負荷量に応じ
て、参照領域の形、または大きさ、または位置を変える
手段(図1の3,5)を有する。
【0039】そして、本発明は、その好ましい実施の形
態においては、ある基準ブロックに対して、参照領域内
の参照ブロックとのブロックマッチング処理を行い、動
きベクトルを検出する動きベクトル検出装置において、
Cバスから得られる基準ブロック内のデータCと、Rh
バスあるいはRvバスから得られる参照ブロック内のデ
ータRとの差分絶対値演算を行う差分絶対値演算器と、
前記差分絶対値演算の結果と、Diポートから得られる
データとの加算し、Doポートに出力する加算器からな
る演算ユニット(図2参照)と、演算ユニットをM×N
個用意しかつM×Nの2次元状に接続し、M本のRhと
N本のRvバスとを具備する演算器アレイ(図4、図5
参照)と、前記演算器アレイのM本のRhバスを2つの
グループに分割し、2種類のデータを入力できるように
したセレクタと、前記演算器アレイのN本のRvバスを
2つのグループに分割し、2種類のデータを入力できる
ようにしたセレクタを有する。
【0040】また、本発明は、その好ましい実施の形態
において、ある基準ブロックに対して、参照領域内の参
照ブロックとのブロックマッチング処理を行い、動きベ
クトルを検出する動きベクトル検出装置において、Cバ
スから得られる基準ブロック内のデータCと、Rバスか
ら得られる参照ブロック内のデータRとの差分絶対値演
算を行う差分絶対値演算器と、前記差分絶対値演算の結
果と、Diポートから得られるデータとの加算し、Doポ
ートに出力する加算器からなる演算ユニット(図2参
照)と、前記演算ユニットをM×N個用意しかつM×N
の2次元状に接続し、1行目からN/2行目までで奇数
行の演算ユニットにおいて、直線状にDiポートとDoポ
ートをそれぞれ接続し、1行目からN/2行目までで偶
数行の演算ユニットにおいて、直線状にDiポートとDo
ポートをそれぞれ接続し、N/2+1行目からN行目ま
でで奇数行の演算ユニットにおいて、直線状にDiポー
トとDoポートをそれぞれ接続し、N/2+1行目から
N行目までで偶数行の演算ユニットにおいて、直線状に
DiポートとDoポートをそれぞれ接続すること手段(図
4、図5参照)を有する。
【0041】また、本発明は、その好ましい実施の形態
において、ある基準ブロックに対して、参照領域内の参
照ブロックとのブロックマッチング処理を行い、動きベ
クトルを検出する動きベクトル検出装置において、Cバ
スから得られる基準ブロック内のデータCと、Rhバス
あるいはRvバスから得られる参照ブロック内のデータ
Rとの差分絶対値演算を行う差分絶対値演算器と、前記
差分絶対値演算の結果と、Diポートから得られるデー
タとの加算し、Doポートに出力する加算器からなる演
算ユニット(図2参照)と、前記演算ユニットをM×N
個用意しかつM×Nの2次元状に接続し、1行目からN
/2行目までで奇数行の演算ユニットにおいて、直線状
にDiポートとDoポートをそれぞれ接続し、1行目から
N/2行目までで偶数行の演算ユニットにおいて、直線
状にDiポートとDoポートをそれぞれ接続し、N/2+
1行目からN行目までで奇数行の演算ユニットにおい
て、直線状にDiポートとDoポートをそれぞれ接続し、
N/2+1行目からN行目までで偶数行の演算ユニット
において、直線状にDiポートとDoポートをそれぞれ接
続し、M本のRhバスとN本のRvバスとを具備する演算
器アレイ(図4、図5参照)と、前記演算器アレイのM
本のRhバスを2つのグループに分割し、2種類のデー
タを入力できるようにしたセレクタと、前記演算器アレ
イのN本のRvバスを2つのグループに分割し、2種類
のデータを入力できるようにしたセレクタを有する。
【0042】また、本発明の実施の形態においては、前
記の動きベクトル検出装置において、過去の動きベクト
ルの情報を保存する第1の記憶手段(図1の5)と、参
照領域内でブロックマッチング処理を行う領域を指定す
る情報を保存する第2の記憶手段(図1の4および図1
2の1203)を具備し、過去の動きベクトルの履歴に
応じて、参照領域の形、または大きさ、または位置を変
える手段(図1の3,4)を有する。
【0043】さらに、本発明の実施の形態においては、
前記の動きベクトル検出装置において、過去の動きベク
トルの情報を保存する第1の記憶手段(図1の5)と、
参照領域内でブロックマッチング処理を行う領域を指定
する情報を保存する第2の記憶手段(図1の4および図
13の1203)と、参照領域内で有効なデータか否か
のビットマップ情報を保存する第3の記憶手段(図1の
4および図13の1204)を具備し、過去の動きベク
トルの履歴に応じて、参照領域の形、または大きさ、ま
たは位置を変える手段(図1の3,4)を有する。
【0044】また、前記の動きベクトル検出装置におい
て、参照領域を複数のサブ参照領域領域(図11および
図14)に分割し、サブ参照領域内でブロックマッチン
グ処理を行い、過去の動きベクトルの履歴に応じて、サ
ブ参照領域の数と、サブ参照領域の形、または大きさ、
または位置を変える手段(図1の3,4,5および図1
2,図13)を有する。
【0045】本発明の実施の形態においては、参照領域
の大きさ、または形、または位置を、過去の動きベクト
ルにより適応的に決定している。このため、本来探索が
不要な領域での探索を行うことがなくなり、そのための
処理量が減少する。したがって、従来の無駄な処理がな
くなりその分消費電力が削減できる。また、不適切な領
域で探索を行うことで生じる誤った動きベクトルを検出
することがなくなり、精度の高い動きベクトルが検出で
きる。
【0046】また、本発明の実施の形態においては、参
照領域の大きさ、または形、または位置を、動きベクト
ル検出装置の負荷により適応的に決定している。ここ
で、負荷とは、動きベクトル検出装置を含むシステム全
体としての処理能力に対して、動きベクトル処理として
要求している処理がどれだけあるかを示すもので、負荷
が大きいとき、システム全体に対し動きベクトル処理と
して要求している処理が大きいことを意味する。参照領
域の大きさ、または形、または位置を、前記負荷により
適応的に決定するため、システムの処理能力に対して過
度の負担を与えない。すなわち、たとえば、前記負荷と
して、動きベクトル検出装置を搭載したLSIの温度を
観測し、その温度が上昇したら、参照領域を狭くするこ
とを考える。この場合、参照領域が狭くなることで、L
SIの演算量が減少し、LSIの発熱がおさえられる。
また、同様に、前記負荷として、動きベクトル検出装置
を駆動する電池などの電源の残量を観測し、その残量す
るにしたがって、参照領域を狭くすることも考えられ
る。この場合、例えば、電池等を用いる携帯端末ではそ
の動作時間を長くすることができる。
【0047】さらに、本発明の実施の形態においては、
参照領域の大きさ、または形、または位置を、柔軟に決
定するため、参照領域を分割できるように、ブロックマ
ッチング回路のバス配線とデータ投入のスケジュールを
構成している。このため、ブロックマッチング処理を並
列処理しても、その並列度が低下しない。したがって、
短時間で処理可能で、消費電力が低減できる。また、参
照領域を小さくても精度の高い動きベクトルを検出でき
る。
【0048】また、同時に、FIFO(先入れ先出しメ
モリ)の段数が少なくなるように参照領域からのデータ
の投入をスケジュールをしている。このため、省面積と
低消費電力が実現できる。
【0049】また、ブロックマッチング回路を構成する
最小単位である演算ユニットに接続されるバス配線に、
2段階のセレクタをとおして参照領域のデータを供給し
ている。このため、複数の参照領域間でブロックマッチ
ング処理を行っても、ブロックマッチング回路のパイプ
ラインを常に埋めた形で処理を行うことができ、すなわ
ち、処理の並列度を減少させない。したがって、参照領
域を複数に分割しても処理時間の増大や消費電力の増大
をまねかない。
【0050】また、ブロックマッチング回路を構成する
最小単位である演算ユニットに接続される配線に、ロー
カルな配線(図3の203,204)を用いている。こ
のため、差分絶対値総和からその最小値を算出する際
に、すべての演算ユニットから最小値検出回路への配線
数が増加しない。したがって、省面積で実現でき、消費
電力を低減できる。
【0051】また、演算ユニットを偶数行と奇数行およ
び上半分の行および下半分の行にそれぞれ含まれる演算
ユニットとして、4種類に分割している。したがって、
MPEG−2(ISO/IEC13818−2)の複数
の予測モードに対応した動きベクトルを同時に求めるこ
とができる。また、この際、演算ユニットからの配線は
ローカルな配線のみとなり、面積を小さくできる。
【0052】
【実施例】上記した本発明の実施の形態について更に詳
細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照し
て以下に説明する。
【0053】図1は、本発明の一実施例の構成をブロッ
ク図にて示した図である。
【0054】図1を参照すると、本実施例に係る動きベ
クトル検出装置は、Cx×Cyのデータからなる基準ブロ
ックの内容C(・,・)を格納する基準記憶部1と、参
照記憶部2(内容R(・,・))に保存される、Rx×
Ryのデータからなる参照領域内で、Cx×Cyのデータ
からなる参照ブロックの類似度D(k,l)を表す次式
(1)で与えられる演算を行い、得られた類似度の最小
値を検出し、動きベクトルを得るブロックマッチング回
路3と、動きベクトルを観測し、動きベクトル記憶部5
から得られる過去の動きベクトルの履歴により、ブロッ
クマッチング回路3の参照領域の形、大きさ、または位
置を変える動きベクトル観測器4と、を備えて構成され
る。
【0055】
【数1】
【0056】上式(1)において、kは1からRx−Cx
+1、lは1からRy−Cy+1の値をとる。
【0057】図2に、図1に示したブロックマッチング
回路3を構成する最小単位である演算ユニット21の構
成の一例を示す。
【0058】図2を参照すると、演算ユニットは、パイ
プラインレジスタ11a、11b、11cと、Rポート
(接続線)201とCポート(接続線)202から得ら
れるデータの差(すなわち、参照ブロックのデータ値と
基準ブロックのデータ値の差)の絶対値(T)205を
得る演算器12と、Diポート(接続線)203のデー
タと絶対値205との和(Di+T)を求め、Doポート
(接続線)204に出力する演算器13と、を備えて構
成される。
【0059】図3に、演算ユニット21と外部データバ
スとの接続構成の一例を示す。図3を参照すると、1つ
の演算ユニット21には、Cバス208、Rhバス20
6、Rvバス207が接続され、演算ユニット21のC
ポート(接続線202)は、Cバス208に接続され
る。演算ユニット21のRポート(接続線201)に
は、Rhバス206およびRvバス207がセレクタ22
を介して接続される。
【0060】図4に、本発明の一実施例に係るブロック
マッチング回路3の構成を示す。図4は、演算ユニット
21から接続される、202,201等の接続線および
セレクタ22は省略している。
【0061】図4を参照して、横方向にはCx個の演算
ユニット21、縦方向にはCy個の演算ユニット21を
接続する。
【0062】図中、横方向に延在されてなるCy本のC
バス208と、Rhバス206を、縦方向に延在されて
なるCx本のRvバス207が接続され、さらに、各演算
ユニットは、図4に示すように、隣接する接続線(デー
タ入力ポート)203と接続線(データ出力ポート)2
04が縦属接続される。
【0063】また、横方向に伸びるCy本のRhバス20
6は、Cy個のセレクタ22を通して図4に示すよう
に、Rh1バス303とRh2バス304に接続される。
【0064】同様に、縦方向に伸びるCx本のRvバス2
07は、Cx個のセレクタ22を通して図4に示すよう
に、Rv1バス301とRv2バス302に接続される。
【0065】さらに、Cバス208は、すべての演算ユ
ニット21に共通に接続される。
【0066】なお、図4に示した構成例では、Cバス2
08は共通に接続されているが、必ずしも、共通に接続
する必要はない。
【0067】演算ユニット間で、縦属接続された、デー
タ入力接続線203とデータ出力接続線204の最後段
の204は、最小値検出回路25を通して、動きベクト
ル131を出力する。
【0068】図5に、本発明の第2の実施例として、ブ
ロックマッチング回路2の別の構成例を示す。図5にお
いて、演算ユニットから接続される202,201等の
接続線およびセレクタ22は省略している。
【0069】図5を参照すると、横方向にはCx個の演
算ユニット21、縦方向にはCy個の演算ユニット21
を接続する。
【0070】横方向に延在するCy本のCバス208と
Rhバス206を、縦方向に伸びるCx本のRvバス20
7が接続される。
【0071】さらに、横方向に延在するCy本Rhバス2
06は、Cy個のセレクタ22を通して、図5に示すよ
うに、Rh1バス303とRh2バス304に接続され
る。
【0072】同様に、縦方向に延在するCx本のRvバス
207は、Cx個のセレクタ22を通して、図5に示す
ように、Rv1バス301とRv2バス302に接続され
る。
【0073】さらに、Cバス208は、すべての演算ユ
ニット21に共通に接続される。
【0074】なお、図5に示した構成では、Cバス20
8は共通に接続されているが、必ずしも共通に接続する
必要はない。
【0075】各演算ユニット21は、図5に示すよう
に、隣接するDiポート203とDoポート204が、縦
属接続される。
【0076】すなわち、図5に示すように、上半分の演
算ユニットの奇数行の演算ユニット21は、隣接する2
03と204が、FIFO23,25を介して縦属接続
され、上半分の演算ユニットの偶数行の演算ユニット2
1は、隣接する203と204が、FIFO24,26
を介して縦属接続され、下半分の演算ユニットの奇数行
の演算ユニット21は、隣接する203と204が、F
IFO27を介して縦属接続され、下半分の演算ユニッ
トの偶数行の演算ユニット21は、隣接する203と2
04がFIFO28を介して縦属接続される。
【0077】演算ユニット間で縦属接続された接続線
(データ入力ポート)203と接続線(データ出力ポー
ト)204の最後段のデータ出力204は、それぞれ最
小値検出回路25を通して、動きベクトル132,13
3,134,135を出力する。
【0078】なお、図4と、図5において、演算ユニッ
ト21の数は、必ずしも基準ブロックのデータ数Cx×
Cyと同一である必要はない。
【0079】しかしながら、図4において、演算ユニッ
ト21の数を基準ブロックのデータ数Cx×Cyと同一に
することにより、従来方式では必須とされていたFIF
Oを無くすことができ、このため、ブロックマッチング
回路3の面積をより小さくすることができるとともに、
消費電力を削減することができる。
【0080】また、図5において、演算ユニットの数を
基準ブロックのデータ数Cx×Cyと同一にすることによ
り、FIFOの段数を減少させることができ、このた
め、ブロックマッチング回路の面積をより小さくするこ
とができると共に、消費電力を削減することができる。
【0081】また、図5において、FIFO23,2
4,27,28の段数をCxとし、FIFO25の段数
をCx×Cy/2+Cxとし、FIFO26の段数をCx×
Cy/2とすると、FIFO25の出力305から得ら
れるデータと、FIFO26の出力306から得られる
データと、出力307から得られるデータと、出力30
8から得られるデータの総和が、図4の演算ユニット2
1の出力310から得られるデータと同一になる。
【0082】MPEG−2(ISO/IEC13818
−2)に、本発明を適用する場合、図5に示した構成を
用いることにより、フレーム構造での動き補償予測のフ
レーム動き補償予測と、フィールド動き補償予測と、フ
ィールド構造での動き補償予測のフィールド動き補償予
測と、16×8動き補償予測に必要なデータを同時に得
ることができる。
【0083】次に、本実施例の実際の動作を説明するた
めに、図6に示す、(Cx,Cy)=(4,4)のデータ
からなる基準ブロックで、図7に示す、(Rx,Ry)=
(7,7)のデータからなる参照領域内の(4,4)の
データからなる参照ブロックとのブロックマッチング処
理を行うことを考える。また、演算ユニットは、4×4
で構成するものとし、図4に示した構成とする。
【0084】図8は、パイプライン処理を行って、デー
タが、複数の演算ユニット間を流れていく様子を模式的
に示している。
【0085】図8において、横軸は時間(時刻)を示し
ており、C1,1からC4,4は、基準ブロックのデータ値を
示し、またR1,1からR7,7は参照領域のデータ値を示し
ている。さらに、出力として得られるD1,1からD
4,4は、図4の出力310から得られるデータに相当し
ており、次式(2)の値とされる。
【0086】
【数2】
【0087】ここで、kは1から4で、lは1から4を
とる。
【0088】図8を参照して、符号81から84は、演
算ユニットに投入される参照領域の種類を示し、4種類
の異なった参照領域のデータが同じ時刻に使用されるこ
とがわかる。ここでは、1つの基準ブロックで、2つの
参照領域87および88のブロックマッチング処理をす
る様子を示している。
【0089】図8に示すように、時刻1にC1,1とR1,1
を投入し、時刻2にC1,1とC2,1とR2,1を投入し、時
刻3にC1,1とC2,1とC3,1とR3,1を投入し、時刻4に
1,1とC2,1とC3,1とC4,1とR4,1を投入し、時刻5
にC1,1とC2,1とC3,1とC4,1とR1,2とR5,1を投入す
るという形で逐次データが投入される。
【0090】また、時刻17に、D1,1が得られ、時刻
18にD2,1が得られ、時刻19にD3,1が得られ、とい
う形で逐次演算結果が得られる。
【0091】ある時刻には、参照領域内のデータは、同
時には、1つ、2つ、3つ、及び4つのうちのいずれか
の数が投入される。
【0092】また、ある時刻には、基準ブロックのデー
タは、最大16つ同時に使用されるが、ある演算ユニッ
トで使用されるデータがその演算ユニットの1つ前の時
間と同じデータであることを利用することで、ある時刻
に新たに投入する基準ブロックのデータの数を高々1つ
に減らすことができる。
【0093】すなわち、図8に示した動作例では、参照
領域は2種類あるが、同一基準ブロックでのブロックマ
ッチングであるので、基準ブロックのデータの投入は、
最初の時刻1から時刻16までに完了し、かつ、同時刻
に、同時に投入するデータは1つとされる。
【0094】図8を参照して、符号81のデータと符号
82のデータは、同一参照領域87内のデータであり、
また符号83のデータと符号84のデータは、同一参照
領域88内のデータである。なお、この2つの参照領域
87と88は、互いに重なっていても問題はない。
【0095】時刻17に、各演算ユニットに投入される
参照領域のデータを図9に示す。図9では、演算ユニッ
トから接続される201,202,203,204等の
接続線と、バス206,207,208は省略されてい
る。
【0096】図8を参照して、時刻17においては、3
種類の参照領域のデータが必要とされ、図9に示すよう
に、演算ユニットを3つの領域に分けることができる。
【0097】例えば、81のデータを必要とする演算ユ
ニット21のセレクタ22は、Rポートに接続する接続
線201をRhバス206と接続し、82のデータを必
要とする演算ユニット21のセレクタ22は、接続線2
01をRvバス207と接続し、83のデータを必要と
する演算ユニット21のセレクタ22は、接続線201
をRvバス207と接続し、セレクタ22により、図9
の1列目のRvバス207をRv1と接続し、2列目から
4列目のRvバス207をRv2と接続し、1行目のRh
バス206をRh1と接続し、2行目から4行目のRvバ
ス206をRv2と接続し、81のデータをRh2バス3
04、82のデータをRv2バス302、83のデータ
をRv1バス301に投入すると、図9に示すように、
各演算ユニットに必要な参照領域のデータが投入でき
る。
【0098】時刻22に、各演算ユニットに投入される
参照領域のデータを、図10に示す。図10において、
演算ユニットから接続される201,202,203,
204等の接続線と、バス206,207,208は省
略されている。
【0099】図8を参照して、時刻22では、4種類の
参照領域のデータが必要とされ、図10に示すように、
演算ユニットを4つの領域に分けることができる。
【0100】例えば81のデータを必要とする演算ユニ
ット21のセレクタ22は、Rポートに接続する接続線
201をRhバス206と接続し、82のデータを必要
とする演算ユニット21のセレクタ22は、接続線20
1をRvバス207と接続し、83のデータを必要とす
る演算ユニット21のセレクタ22は、接続線201を
Rvバス207と接続し、84のデータを必要とする演
算ユニット21のセレクタ22は、接続線201をRh
バス206と接続し、セレクタ22により図10の1列
目と2列目のRvバス207をRv1と接続し、3列目か
ら4列目のRvバス207をRv2と接続し、1行目と2
行目のRhバス206をRh1と接続し、3行目と4行目
のRhバス206をRh2と接続し、81のデータをRv
2バス302、82のデータをRh2バス304、83
のデータをRh1バス303、84のデータをRv1バス
301で投入すると、図10に示すように、各演算ユニ
ットに必要な参照領域のデータが投入できる。
【0101】すなわち、本発明の実施例に係るブロック
マッチング回路においては、同時に参照領域のデータを
最大4つと、基準ブロックのデータを高々1つ投入する
ことで、演算ユニットの動作率を100%にすることが
できる。
【0102】また、複数の参照領域の異なるブロックマ
ッチング処理を行う場合でも、演算ユニットの動作率を
100%に維持したまま、次々に参照領域を更新しなが
ら処理を行うことができる。
【0103】この結果、本実施例においては、必要なブ
ロックマッチング処理を行う時間が短縮でき、また、ブ
ロックマッチング処理を行う時間を固定とした場合、従
来例とくらべてブロックマッチング回路の動作周波数を
低減することができる。このため、ブロックマッチング
回路の消費電力を低減することができる。
【0104】また、必要なブロックマッチング処理を行
う時間が短縮できることから、より広い参照領域でのブ
ロックマッチング処理を行うことができる。
【0105】図11に、参照領域1100を、複数の参
照領域1101、1102、1103、及び1104に
分割する様子を模式的に示す。
【0106】本発明の実施例に係るブロックマッチング
回路3においては、参照領域が、図11の1100に示
すように、凹凸があっても、これを参照領域1101か
ら1104のように複数領域に分割して処理を行うこと
ができる。
【0107】また、このように処理を行っても、演算ユ
ニットの動作率を100%に維持できることから、処理
時間や消費電力や参照領域の大きさに悪影響をおよぼさ
ない。
【0108】再び図1を参照すると、動きベクトル観測
器4は、動きベクトルを観測し、動きベクトル記憶部5
から得られる過去の動きベクトルの履歴により、ブロッ
クマッチング回路3の参照領域の形、大きさ、または位
置を変える。
【0109】このとき、上記した本発明の実施例に係る
ブロックマッチング回路3を適用すれば、参照領域の形
に凸凹があっても効率が低下しない。
【0110】したがって、過去の動きベクトルの履歴
を、より反映させて、無駄な参照領域でのブロックマッ
チング処理を行う必要がなくなり、その分の処理時間や
消費電力を低下できる。
【0111】また、参照領域の大きさ、すなわち面積
を、過去の動きベクトルの履歴により変えても、分割さ
れた参照領域の数が増減するだけで、ブロックマッチン
グ回路3に投入するデータの順序の規則が変化しない。
【0112】したがって、本実施例においては、ブロッ
クマッチング回路を複雑にすることなしに、参照領域の
大きさすなわち面積を変えることができる。
【0113】図12に、本発明の一実施例に係る動きベ
クトル観測器4の構成例を示す。
【0114】図12を参照すると、動きベクトル観測器
4は、ブロックマッチング回路3から得られた動きベク
トルを絞り込むためのフィルタ1201と、動きベクト
ル記憶部5から得られる過去の動きベクトルの履歴か
ら、参照領域を決定し、そのポインタを記憶する第2の
記憶部1203に格納する参照領域決定回路1202
と、を備えて構成されている。なお、フィルタ1201
は、必要に応じて設けられるもので、無くてもよい。
【0115】上記したポインタは、例えば、図11の分
割された参照領域の各領域の左上のポインタと、領域の
高さと幅等からなる。
【0116】図13に、本発明の別の実施例に係る動き
ベクトル観測器4の構成を示す。
【0117】図13を参照すると、動きベクトル観測器
4は、ブロックマッチング回路3から得られた動きベク
トルを間引くためのフィルタ1201と、参照領域決定
手段1202と、第2の記憶部1203と、第3の記憶
部1204と、を備えて構成されている。
【0118】参照領域決定回路1202は、動きベクト
ル記憶部5から得られる過去の動きベクトルの履歴か
ら、参照領域を決定し、そのポインタを記憶する第2の
記憶部1203に格納する。
【0119】また、参照領域決定回路1202は、動き
ベクトル記憶部5から得られる過去の動きベクトルの履
歴から、参照領域を決定し、図14に、符号1105と
して示すようなビットマップ状の領域を求め、第3の記
憶部1204に格納する。なお、フィルタ1201は、
必要に応じて設けられる。
【0120】上記したポインタは、例えば図11の分割
された参照領域の各領域の左上のポインタと、領域の高
さと幅等からなる。
【0121】図11を参照して、符号1100で示され
る参照領域、及び1101から1104で示される参照
領域は、矩形しか表現できない。
【0122】これに対して、図14に、符号1105に
て示すようなビットマップ状の領域を設定できることか
ら、自由な曲線で参照領域を設定することができる。
【0123】この場合、ブロックマッチング回路3に投
入する参照領域のデータに、そのデータが有効であるか
無効であるかを示す1ビット程度のデータを付加する。
【0124】演算ユニットは、無効な参照領域のデー
タ、すなわち図14に1105として示すようなビット
マップ状の領域に含まれない、参照領域のデータが投入
されれば、演算ユニットのDoポートに接続する接続線
204に最大値を出力する。このため、ビットマップで
示された無効な参照領域を含む参照ブロックのベクトル
は、動きベクトルとして検出されない。
【0125】また、画像データの右端および左端および
上端および下端の近傍においては、参照領域が制限され
る場合があるが、上記参照領域のデータに、該データの
有効/無効を示す1ビット程度のデータを付加すれば、
制限された参照領域があっても、ブロックマッチング回
路3の構成を複雑にすることがない。
【0126】このように、参照領域のデータ幅を1ビッ
ト程度増加させても、ブロックマッチング回路3の構成
に変更の必要がない。
【0127】また、ブロックマッチング回路は、例えば
図4又は図5と同様にして構成され、また、データの投
入は、例えば図8に示すようにして行える。
【0128】本発明の実施例においては、このように参
照領域をより自由に決定できるため、演算ユニット内で
の無駄な演算や、参照記憶部2からの無駄なデータの読
み込みが少なくなる。このため消費電力を低減すること
ができる。
【0129】そして本発明の実施例において、過去の動
きベクトルの履歴とは、ブロックマッチング回路が時間
的に前に出力した動きベクトルを意味し、現在の参照領
域に対して1フレーム以上前の動きベクトルや、現在の
参照領域に対して1フィールド以上前の動きベクトル
や、現在の参照領域と同じフレームの動きベクトルや、
現在の参照領域と同じフィールドの動きベクトルを用い
ることができる。
【0130】さらに、参照領域のデータの特徴を利用し
て、たとえば、スポーツ関連の画像データや映画の画像
データなどを、動きベクトルの履歴として参照すること
ができる。
【0131】従来の動きベクトル検出方法では、フレー
ムあるいはフィールド内で基準ブロックと同じ位置を中
心として、参照領域が決められていた。
【0132】本発明の実施例においては、参照領域の位
置は、前記の過去の動きベクトルの履歴で、適応的に変
化することができる。すなわち、過去の動きベクトルの
履歴を参照し、その動きベクトルの平均値が、ある一定
方向に向いている場合、参照領域の中心の位置をその方
向に動かすことができる。
【0133】この場合、より狭い参照領域でありなが
ら、正確な動きベクトルを検出することができる。
【0134】また、本発明の実施例においては、過去の
動きベクトルの履歴と同様に、動きベクトル検出装置の
負荷を参照して、参照領域の形、または大きさを変える
ことも考えられる。すなわち、例えば動きベクトル検出
装置を搭載したLSIの温度を観測し、その温度が上昇
したら、参照領域を狭くするというように適応的に可変
させる。
【0135】この場合、参照領域が狭くなることで、L
SIの演算量が減少し、LSIの発熱がおさえられる。
【0136】また、同様にして、動きベクトル検出装置
を駆動する電池などの電源の残量を観測し、その残量す
るにしたがって、参照領域を狭くすることも考えられ
る。
【0137】この場合、たとえば、電池等を用いる携帯
端末ではその動作時間を長くすることができる。
【0138】さらに、本発明の実施例において、参照領
域決定回路1202(図12参照)は、マイクロプロセ
ッサ等で実現できる。したがって、別のLSIに搭載す
るように構成してもよい。これは、参照領域の形や大き
さや位置などの変更は、1フレーム時間、あるいは1フ
ィールド時間、あるいはあるまとまった時間で、1回程
度行えばよく、参照領域決定のための処理時間が全体の
動作を律速しないためである。
【0139】この場合、参照領域を決定するアルゴリズ
ムをプログラムできるため、より柔軟に参照領域を決定
できる。
【0140】例えば、ある画像データが途中で、スポー
ツ系から映画等の種類の異なった画像になった場合、そ
れを人間が判断し、参照領域を変化させることもでき
る。
【0141】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば下
記記載の効果を奏する。
【0142】(1)本発明の第1の効果は、低消費電力
で精度の高い動きベクトルが検出できる、ということで
ある。
【0143】その理由は、本発明においては、参照領域
の大きさ、形、または位置を、過去の動きベクトルによ
り適応的に可変させる、ように構成したことによる。ま
た、本発明においては、参照領域の大きさ、形、または
位置を、動きベクトル検出装置の負荷により適応的に決
定する、ように構成したことによる。
【0144】(2)本発明の第2の効果は、ブロックマ
ッチング処理を並列処理しても、その並列度が低下しな
い、ということである。このため、本発明によれば、短
時間で処理可能で、消費電力を低減することができる。
また、本発明によれば、参照領域を小さくしても精度の
高い動きベクトルを検出することができる。
【0145】その理由は、本発明においては、参照領域
の大きさ、形、または位置を、柔軟に決定するため、参
照領域を分割できるように、ブロックマッチング回路の
バス配線と、データ投入のスケジュールと、を構成し
た、ためである。
【0146】(3)本発明の第3の効果は、省面積と低
消費電力が実現できる、ということである。
【0147】その理由は、本発明においては、同時に、
FIFOの段数が少なくなるように、参照領域からのデ
ータの投入をスケジュールするようにした、ことによ
る。
【0148】(4)本発明の第4の効果は、複数の参照
領域間でブロックマッチング処理を行っても、ブロック
マッチング回路のパイプラインを常に埋めた形で処理を
行うことができ、すなわち、処理の並列度を減少させな
い、ということである。このため、本発明によれば、参
照領域を複数に分割しても、処理時間の増大や消費電力
の増大を招くことがない。
【0149】その理由は、本発明においては、ブロック
マッチング回路を構成する最小単位である演算ユニット
に接続されるバス配線に、2段階のセレクタを通して参
照領域のデータを供給する、構成としたことによる。
【0150】(5)本発明の第5の効果は、差分絶対値
総和からその最小値を算出する際に、すべての演算ユニ
ットから最小値検出回路への配線数の増大を抑止低減す
る、ということである。このため、本発明によれば、省
面積で実現でき、消費電力を低減することができる。
【0151】その理由は、本発明においては、ブロック
マッチング回路を構成する最小単位である演算ユニット
に接続される配線に、ローカルな配線を用いている、た
めである。
【0152】(6)本発明の第6の効果は、MPEG−
2(ISO/IEC13818−2)の複数の予測モー
ドに対応した動きベクトルを同時に求めることができ
る、ということである。この際、本発明によれば、演算
ユニットからの配線ローカルな配線のみとなり、面積を
小さくできる。
【0153】その理由は、本発明においては、演算ユニ
ットを偶数行と奇数行および上半分の行および下半分の
行にそれぞれ含まれる演算ユニットとして、4種類に分
割するように構成したことによる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体構成を示すブロック図
である。
【図2】本発明の一実施例を説明するための図であり、
ブロックマッチング回路を構成する最小単位である演算
ユニットの構成を示す図である。
【図3】本発明の一実施例を説明するための図であり、
演算ユニットからバス等に接続される配線およびその構
成を示す図である。
【図4】本発明の一実施例に係るブロックマッチング回
路の構成を示す図である。
【図5】本発明の別の実施例に係るブロックマッチング
回路の構成を示す図である。
【図6】本発明の一実施例を説明するための図であり、
基準ブロックのデータの並びを示す図である。
【図7】本発明の一実施例を説明するための図であり、
参照領域のデータの並びを示す図である。
【図8】本発明の一実施例を説明するための図であり、
ブロックマッチング回路の動作を模式的に示す図であ
る。
【図9】本発明の一実施例を説明するための図であり、
演算ユニットアレイのどの演算ユニットにどの参照領域
のデータを投入するかを示す図である。
【図10】本発明の一実施例を説明するための図であ
り、演算ユニットアレイのどの演算ユニットにどの参照
領域のデータを投入するかを示す図である。
【図11】本発明の一実施例を説明するための図であ
り、参照領域の分割の様子を模式的に示す図である。
【図12】本発明に一実施例に係る動きベクトル観測器
の構成を示す図である。
【図13】本発明に別の実施例に係る動きベクトル観測
器の構成を示す図である。
【図14】本発明の一実施例を説明するための図であ
り、参照領域の分割の様子を表す図である。
【符号の説明】
1 基準記憶部 2 参照記憶部 3 ブロックマッチング回路 4 動きベクトル観測器 5 動きベクトル記憶部 11 パイプラインレジスタ 12 差分絶対値演算器 13 加算器 21 演算ユニット 22 セレクタ 23 FIFO 25 最小値検出回路 81 参照領域のデータ 82 参照領域のデータ 83 参照領域のデータ 84 参照領域のデータ 601 参照記憶部にあるデータ 1100 参照領域 1101 参照領域 1102 参照領域 1103 参照領域 1104 参照領域 1105 参照領域のデータ 1201 フィルタ 1202 参照領域決定回路 1203 第2の記憶部 1204 第3の記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/24 - 7/68

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ある基準ブロックに対して、参照領域内
    の参照ブロックとのブロックマッチング処理を行い、動
    きベクトルを検出する動きベクトル検出装置において、 第1のデータバスから得られる基準ブロック内のデータ
    と、水平方向に延在する第2のデータバス又は垂直方向
    に延在する第3のデータバスからセレクタを通して選択
    して得られる参照ブロック内のデータと、の差分絶対値
    演算を行う差分絶対値演算手段と、 前記差分絶対値演算手段の演算結果と、第1のデータポ
    ートから得られるデータを加算し、第2のデータポート
    に出力する加算手段と、 を備えてなる演算ユニットと、 前記演算ユニットを水平方向にM個、垂直方向にN個、
    2次元アレイ状に接続し、 各行の演算ユニットの隣り合った前記第1のデータポー
    トと前記第2のデータポートを接続し、かつ、 M×N本の前記第1のデータバスを接続してなる1本以
    上の第4のデータバスと、N本の前記第2のデータバス
    と、M本の前記第3のデータバスと、 を具備する演算器アレイと、 前記演算器アレイのN本の前記第2のデータバスを2つ
    のグループに分割し、2種類のデータを入力できるよう
    にした第1のセレクタ群と、 前記演算器アレイのM本の前記第3のデータバスを2つ
    のグループに分割し、2種類のデータを入力できるよう
    にした第2のセレクタ群と、 を具備することを特徴とする動きベクトル検出装置。
  2. 【請求項2】 ある基準ブロックに対して、参照領域内
    の参照ブロックとのブロックマッチング処理を行い、動
    きベクトルを検出する動きベクトル検出装置において、 第1のデータバスから得られる基準ブロック内のデータ
    と、水平方向に延在する第2のデータバス又は垂直方向
    に延在する第3のデータバスからセレクタを通して選択
    して得られる参照ブロック内のデータと、の差分絶対値
    演算を行う差分絶対値演算手段と、 前記差分絶対値演算手段の演算結果と、第1のデータポ
    ートから得られるデータを加算し、第2のデータポート
    に出力する加算手段と、を備えてなる演算ユニットと、 前記演算ユニットを水平方向にM個、垂直方向にN個、
    2次元アレイ状に接続し、 M×N本の前記第1のデータバスを接続した1本以上の
    第4のデータバスと、かつN本の前記第2のデータバス
    と、M本の前記第3のデータバスを備えた演算器アレイ
    を具備し、 前記演算ユニットの第1のデータポートと第2のデータ
    ポートの接続に対し、前記演算器アレイの1行目からN
    /2行目までにおける奇数行の演算ユニット、1行目か
    らN/2行目までにおける偶数行の演算ユニット、N/
    2+1行目からN行目までにおける奇数行の演算ユニッ
    ト、N/2+1行目からN行目までにおける偶数行の演
    算ユニットの、4種類に分類し、 1行目からN/2行目までにおける奇数行の前記演算ユ
    ニットにおいて、隣り合った第1のデータポートと第2
    のデータポートをそれぞれ接続し、右端の第2のポート
    と2行下の左端の第1のポートをそれぞれ接続し、 1行目からN/2行目までにおける偶数行の前記演算ユ
    ニットにおいて、隣り合った第1のデータポートと第2
    のデータポートをそれぞれ接続し、右端の第2のポート
    と2行下の左端の第1のポートをそれぞれ接続し、 N/2+1行目からN行目までにおける奇数行の前記演
    算ユニットにおいて、隣り合った第1のデータポートと
    第2のデータポートをそれぞれ接続し、右端の第2のポ
    ートと2行下の左端の第1のポートをそれぞれ接続し、 N/2+1行目からN行目までにおける偶数行の前記演
    算ユニットにおいて、隣り合った第1のデータポートと
    第2のデータポートをそれぞれ接続し、右端の第2のポ
    ートと2行下の左端の第1のポートをそれぞれ接続して
    なる、 ことを特徴とする動きベクトル検出装置。
  3. 【請求項3】 ある基準ブロックに対して、参照領域内
    の参照ブロックとのブロックマッチング処理を行い、動
    きベクトルを検出する動きベクトル検出装置において、 第1のデータバスから得られる基準ブロック内のデータ
    と、水平方向に延在する第2のデータバス又は垂直方向
    に延在する第3のデータバスからセレクタを通して選択
    して得られる参照ブロック内のデータと、の差分絶対値
    演算を行う差分絶対値演算手段と、 前記差分絶対値演算手段の演算結果と、第1のデータポ
    ートから得られるデータを加算し、第2のデータポート
    に出力する加算手段と、 を備えてなる演算ユニットと、 前記演算ユニットを水平方向にM個、垂直方向にN個、
    2次元アレイ状に接続し、M×N本の前記第1のデータ
    バスを接続した1本以上の第4のデータバスと、かつN
    本の前記第2のデータバスと、M本の前記第3のデータ
    バスを待つ演算器アレイを具備し、 前記演算ユニットの第1のデータポートと第2のデータ
    ポートの接続に対し、演算器アレイの1行目からN/2
    行目までにおける奇数行の演算ユニット、1行目からN
    /2行目までにおける偶数行の演算ユニット、N/2+
    1行目からN行目までにおける奇数行の演算ユニット、
    N/2+1行目からN行目までにおける偶数行の演算ユ
    ニットの、4種類に分類し、 1行目からN/2行目までにおける奇数行の前記演算ユ
    ニットにおいて、隣り合った第1のデータポートと第2
    のデータポートをそれぞれ接続し、右端の第2のポート
    と2行下の左端の第1のポートをそれぞれ接続し、 1行目からN/2行目までにおける偶数行の前記演算ユ
    ニットにおいて、隣り合った第1のデータポートと第2
    のデータポートをそれぞれ接続し、右端の第2のポート
    と2行下の左端の第1のポートをそれぞれ接続し、 N/2+1行目からN行目までにおける奇数行の前記演
    算ユニットにおいて、隣り合った第1のデータポートと
    第2のデータポートをそれぞれ接続し、右端の第2のポ
    ートと2行下の左端の第1のポートをそれぞれ接続し、 N/2+1行目からN行目までにおける偶数行の前記演
    算ユニットにおいて、隣り合った第1のデータポートと
    第2のデータポートをそれぞれ接続し、右端の第2のポ
    ートと2行下の左端の第1のポートをそれぞれ接続し、 前記演算器アレイのN本の第2のデータバスを2つのグ
    ループに分割し、2種類のデータを入力できるようにし
    たセレクタと、 前記演算器アレイのM本の第3のデータバスを2つのグ
    ループに分割し、2種類のデータを入力できるようにし
    たセレクタと、 を具備することを特徴とする動きベクトル検出装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜請求項3のいずれか一に記載の
    動きベクトル検出装置において、 過去の動きベクトルの情報を保存する第1の記憶手段
    と、 参照領域内でブロックマッチング処理を行う領域を指定
    する情報を保存する第2の記憶手段と、 を具備し、過去の動きベクトルの履歴に応じて、参照領
    域の形、大きさ、及び位置のうちの少なくとも一つを変
    えることを特徴とする動きベクトル検出装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜請求項4のいずれか一に記載の
    動きベクトル検出装置において、 過去の動きベクトルの情報を保存する第1の記憶手段
    と、 参照領域を指定する情報を保存する第2の記憶手段と、 参照領域内で有効なデータか否かのビットマップ情報を
    保存する第3の記憶手段と、を具備し、 過去の動きベクトルの履歴に応じて、参照領域の形、大
    きさ、及び位置のうちの少なくとも一つを変えることを
    特徴とする動きベクトル検出装置。
  6. 【請求項6】請求項4、5のいずれか一に記載の動きベ
    クトル検出装置において、 参照領域を複数のサブ参照領域領域に分割し、サブ参照
    領域内でブロックマッチング処理を行い、 過去の動きベクトルの履歴に応じて、サブ参照領域の数
    と、サブ参照領域の形、大きさ、及び位置のうちの少な
    くとも一つを変えることを特徴とする動きベクトル検出
    装置。
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