JP2005134976A - 外観検査装置用画像処理装置 - Google Patents

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Shigeya Tanaka
成弥 田中
Kazuya Hayashi
和也 林
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道夫 中野
Masaru Fujii
大 藤井
Takako Fujisawa
貴子 藤沢
Atsushi Ichige
敦 市毛
Ichiro Kawashima
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Abstract

【課題】複数のプロセッサエレメントを用い並列処理を行うマルチプロセッサ方式の画像処理装置にて、リアルタイム処理に適した構成と双方向検査における折り返し時間の短縮により高速な外観検査用画像処理装置を提供できる。
【解決手段】連続画像データを用いた外観検査装置において、機能別にグループ分けした複数のプロセッサエレメントからなる複数のマルチプロセッサユニットと、複数チップ分の画像を記憶し各マルチプロセッサユニット毎に所要の連続或いは切り出し画像を供給する機能を有するメモリと、各プロセッサ毎に画像を分配する手段と、マルチプロセッサユニットで処理した結果を集計する手段を有し、位置合わせと比較処理、特徴抽出処理の2つのマルチプロセッサユニット構成とすることでリアルタイム処理による高速な画像処理が出来る。
【選択図】 図1

Description

本発明は連続画像を分割し複数のプロセッサで並列処理する画像処理装置に係り、特に外観検査装置における欠陥検出処理を高速に行う技術に関する。
一般的な半導体ウエハの外観検査装置においては製造プロセスの微細化に対応するため検査感度の向上、高速化が要求されている。さらに検出した欠陥の種類を自動的に分類するADC(Auto Defect Classification)機能へのニーズが高くなってきており、画像処理装置に組み込みリアルタイム性を持たせる例も増えている。
また、近年ではプロセッサの処理性能向上により、複数のプロセッサエレメント(PE)を備え並列処理させるマルチプロセッサ方式の画像処理装置が提案されている。マルチプロセッサ方式の画像処理装置では画像を小さな単位に分割し、各プロセッサに分割処理させることで高速な画像処理を実現する。このようなプロセッサ方式のシステムでは、画像処理による位置合わせ、比較、特徴抽出処理などをソフトウエアで実現できるため柔軟性のあるシステムを構築できるが、反面、処理速度を高速化するためにはリアルタイム処理に適した構成をとる必要がある。
図39は代表的な半導体ウエハの外観検査装置を示すもので、ウエハ3903上の画像を検出するセンサ101、画像処理装置3901、全体制御コンピュータ3902などで構成される。検査対象となるウエハ上にはチップ3904(切り離した時LSIになる単位、ダイとも呼ぶ)が格子状に並んで形成されており、XYステージ上に搭載された状態で検査が行われる。ウエハ上のパターンは光学的に拡大された後、センサ101によって検出され、A/D変換回路102でデジタル画像に変換した後、画像処理装置3901に入力される。センサ101にはラインセンサ等が用いられ、XYステージが移動することでセンサ101の幅を持った2次元の連続画像として検出される。
図に示す画像処理装置3901は隣接したチップ3904同士を比較し、検査するチップ比較(ダイ比較)方式の画像処理装置例を示す。隣接チップ同士を比較するため、比較用のチップ画像を一時的に記憶するメモリ3905、画像同士を比較し欠陥を検出するための位置補正+比較部3906、求まった欠陥の特徴量を演算する特徴抽出部3907等で構成される。
メモリ3905は1チップ分の画像を記憶出来るメモリ容量を持ち、検査中、各チップ毎に画像の読み出しと書き込みを繰り返し、読み出した隣接チップの画像を位置補正+比較部3906に出力する。
位置補正+比較部3906では各チップ形成時に生じるアライメント誤差、画像検出時のアライメント誤差、画像サンプリング誤差などによる両画像間の位置ずれを補正すると共に、位置補正後の両画像間を比較し、不一致となる個所を欠陥として検出する。その後検出された欠陥毎に、特徴抽出部3907にて欠陥位置、欠陥サイズ、欠陥面積などの特徴量を求める。全体制御コンピュータ3902は画像処理部の検査パラメータ設定、検出された欠陥の特徴量などを格納すると共に検査結果の表示、外部機器とのデータ交換などの他、ステージ等の機構制御部に対する命令発行などを行う。
ウエハの外観検査では図40に示すような検査方向があり、UP検査4000、DOWN検査4001のように1方向への検査の他、双方向への検査を繰り返すUP/DOWN双方向検査がある。検査方向の切り換えは折り返し部で行われるが、検査速度の高速化には折り返し時間の短縮も重要である。
さらにADC等の機能を組み込む場合には画像解析に用いる欠陥部の画像を取得する手段とADC処理部とが必要となる。特にリアルタイム性を重視したADCの場合には、検査と平行して処理しなければならないが、欠陥部の画像は比較処理により欠陥が検出された後でなければ取得出来ないため、欠陥検出が終了までの間画像を記憶しておくためのメモリが必要になること、ADCの処理時間は欠陥数により大きく変動するため比較処理とは処理を分離する等の対応が必要である。
その一例が、特開2000−172843号公報(特許文献1)に開示されている。
図41はすでに公開されている独立したADC処理ユニットを持つ画像処理装置を示すブロック図であって、センサ101、A/D変換回路(信号処理回路)102、比較用メモリ4105、解析用メモリ4101、画像比較回路4102、画像切出4103、ADC 4104からなり、チップ比較を対象とした構成となっている。特徴としては前記した比較用メモリ4105と画像比較回路4102から成るチップ比較処理回路と、ADC処理のための解析用メモリ4101、画像切出(サンプリング処理)4103、ADC4104とが並行動作する構成にある。
センサ101によって検出された画像信号はA/D変換回路102(信号処理回路)でデジタル画像に変換された後、隣接チップの比較を行う画像比較回路4102と画像を一時的に記憶しておく比較用メモリ4105、及びADC処理のための解析用メモリ4101に送られる。最初に比較処理について見てみると、比較用メモリ4105は1チップ領域の画像を記憶できる記憶容量を持ち、記憶しておいた画像を読み出し出力すると共に新たに検出され入力した画像を記憶する機能を持ち、各チップ毎に入出力動作を繰り返す。画像比較処理部4102は各チップ領域毎に検出した画像と比較用メモリ4105に格納されていた画像とを比較し、不一致となった部分を欠陥として検出すると共に、求まった欠陥情報を画像切り出し部4103に対し出力する。
一方、ADC処理側は、画像比較回路4102において欠陥が検出されるまでの間、検出された画像を解析用メモリ4101で記憶しておき、欠陥が検出された時点で画像切出4103が欠陥部の画像と隣接チップの対応する部分の画像を読み出しADC4104に転送する。ADC4104では転送された欠陥画像と、隣接チップの両画像を用いた解析処理、分類処理などを行う。解析メモリは最低でも数チップ分の画像が記憶できる記憶容量を持ち、画像の入出力は同時に行うことが出来る構成となっている。
この例に示すように、従来の画像処理装置では処理速度を高速化するためハードウエアパイプライン処理を用いた構成を採用することが多く、画像比較回路の前段には専用の比較用メモリ4105を配置し、検出画像と比較用メモリに記憶しておいた記憶画像とのタイミングを合わせ同時に入力していた。同発明においては解析用メモリ4101を用いることで比較用メモリ4105を省略することも可能と有るが、画像比較回路4102に対して検出画像と記憶画像を同時に入力する必要がある点では同じである。
欠陥数により処理時間が大きく変動するADC処理を比較判定処理から独立させることで画像比較回路における処理時間の変動は少ないものの、特徴抽出は比較判定処理側に残っており変動要因となる。また解析メモリからの画像切り出し処理においては、欠陥サイズにより切り出し画像サイズを変化させていることから、欠陥数、欠陥サイズによる切り出し時間、画像転送時間が変動することになる。画像データサイズを最小限に抑える点では効果があるものの、マルチプロセッサ方式のADC処理には向かない構成となっている。実施例によればADC処理はプロセッサによる処理を想定しているが、並列処理は想定されていない。
特開2000−172843号公報
従来の外観検査装置はハードウエアパイプライン方式を対象とした構成となっている場合が多く、画像比較部に対して検出画像と比較用メモリに記憶されていた記憶画像の2画像を同時に入力する構成であったためインターフェイスの帯域幅を広げる必要があった点、画像比較部に特徴抽出が含まれているため検出欠陥数により処理時間が大きく変動しリアルタイム処理には不都合な点、等から複数のプロセッサエレメントを用いたマルチプロセッサ方式の画像処理への適用が難しかった。
また比較検査と平行してADC等の処理を行うためには、欠陥が検出されるまでの期間画像を記憶しておくためのメモリと欠陥部画像を切り出す機能が必要となるが、ADCを複数のプロセッサエレメントを用いたマルチプロセッサ方式の画像処理で効率よく処理するためには、各プロセッサに分配する欠陥数、画像サイズを均等化し出来るだけ処理時間が均一になるよう制御する必要がある。
このように複数のプロセッサエレメントを用い並列処理を行うマルチプロセッサ方式の画像処理装置で同様の検査装置を実現する場合、ハードウエアパイプライン方式の画像処理装置とは異なり、プロセッサエレメントへの画像分配方法、プロセッサエレメントの内部構造と内部処理等を考慮した構成に変更する必要がある。
またここでは触れられていないが、双方向検査においては折り返し時間を短縮し検査時間の高速化と共に、複数のプロセッサエレメントを用いたマルチプロセッサ方式の画像処理における折り返し処理部の最適化を図る必要がある。
本発明は今後主流に成って行くであろう複数のプロセッサエレメントを用い並列処理を行うマルチプロセッサ方式の画像処理装置において、装置構成を最適化し効率よく画像分配することでリアルタイム処理に適した高速の外観検査用画像処理装置を提供することである。
本発明は、複数のチップが形成されている半導体ウエハを検査光線等で走査して各チップの画像データを順次取得する画像データ取得手段と、取得された前記画像データを他の対応する部分の画像データとを位置補正や比較をして欠陥情報を検出する欠陥情報検出手段と、前記欠陥情報をもとに該当欠陥部分の特徴抽出を行う欠陥特徴抽出手段とを有する外観検査装置用画像処理装置にあって、前記画像データ取得手段で順次取得される前記画像データを記憶する画像データメモリを設け、前記画像データを読み込んで前記欠陥特徴抽出手段の欠陥情報検出処理ないし前記欠陥特徴抽出手段の欠陥特徴抽出処理を行う複数のマルチプロセッサユニットを設け、前記マルチプロセッサユニットは、欠陥情報検出処理ないし欠陥特徴抽出処理のプログラムが記憶される内部メモリとCPUとをセットにした複数のプロセッサエレメントと、前記画像データを各プロセッサエレメントに分配する分配部とを有することを特徴とする。
さらに具体的には、各チップの画像データを順次取得する画像データ取得手段と、取得された前記画像データを他の対応する部分の画像データとを位置補正や比較をして欠陥情報を検出する欠陥情報検出手段と、前記欠陥情報をもとに該当欠陥部分の特徴抽出を行う欠陥特徴抽出手段とを有する外観検査装置用画像処理装置にあって、前記画像データ取得手段で順次取得される前記画像データを格納し、かつ格納する前記画像データを前記欠陥情報検出手段および欠陥特徴抽出手段に提供する画像データメモリを有し、前記欠陥情報検出手段は、CPUと内部メモリをセットにした複数のプロセッサエレメントと、前記画像データメモリから提供される前記画像データを各プロセッサエレメントに分配する分配部とを有するマルチプロセッサユニットで構成し、前記欠陥特徴抽出手段は、CPUと内部メモリをセットにした複数のプロセッサエレメントと、前記画像データメモリから提供される前記該当欠陥部分に関する前記画像データを各プロセッサエレメントに分配する分配部とを有するマルチプロセッサユニットで構成し、前記欠陥情報検出手段の分配部が前記各チップの画像データを複数に分割して前記各内部メモリに配る区分単位の分割ブロック画像データは、同じ区分のものが各内部メモリ毎にまとまって置かれることを特徴とする。
本発明は、欠陥の特徴抽出処理を分離し独立したマルチプロセッサユニットで、欠陥情報(比較処理)の検出処理と並行した処理を行わせることで、欠陥数の増減による比較処理時間の変動を最小限に抑えることが出来、結果としてリアルタイム性を確保しながら、かつより多くの欠陥を処理することが出来る高速な外観検査装置用画像処理装置を提供できる。
またマルチプロセッサユニットは、内部メモリに格納する比較処理に関する画像処理プログラムを替えることで、画像処理内容を変更できる。画像処理内容が固定化されてしまう画像処理専用LSIと違って、画像処理プログラムの入れ替えることで、種々の欠陥情報検出に柔軟に応ずることができる使い勝ってが良い。
しかも、マルチプロセッサユニットのプロセッサエレメント数を増やすことで、画像処理専用LSIと変わらない高速の画像処理を提供できる。
またマルチプロセッサユニットで構成される欠陥情報検出手段の分配部が、各チップの画像データを複数に分割して各内部メモリに配る区分単位の分割ブロック画像データは、同じ区分のものが各内部メモリ毎にまとまって置かれる。このため、隣接チップの分割ブロック画像データの比較処理は、内部メモリとCPUがセットになっているプロセッサエレメントのクローズ内で行われるので、欠陥情報検出の演算処理が迅速に行われる。しかも、分配部で同じ区分のものを各内部メモリ毎にまとまるように置くことにより、同じ区分以外の分割ブロック画像データが置かれるものと違い、プロセッサエレメント相互間のインターフェースや特殊なLSI回路が不要になる。
さらに本発明の主なる特徴を以下に列挙する。
本発明は、欠陥画像の切り出しを欠陥特徴抽出手段の分配部で行わせることで、専用の画像切り出し処理を省略できる。
本発明は、欠陥特徴抽出手段でADCを行うことで、リアルタイムADC処理が出来る。
本発明は、画像データメモリの記憶容量を増やし、記憶可能なチップ数を増やすことで、比較後の欠陥画像切り出し処理の自由度向上と、繰り返し検査、検査時の条件出し、画像解析、デバック効率等を上げることが出来る。
本発明は、プロセッサエレメントの内部メモリ内で各チップ毎に割り当てるメモリ領域をチップサイズに応じて可変とすることで、同一メモリ上に効率よく画像を記憶することができる。
本発明は、マルチプロセッサユニットユニットを1式追加し、位置ずれ検出処理を独立させることで位置ずれ検出範囲の拡大、高性能化等が容易に図れる。
本発明は、画像データメモリとマルチプロセッサユニットを複数個並列に並べて並列処理させることで高性能化が図れる。
本発明は、マルチプロセッサユニット内のプロセッサエレメント数を変更(増減)することで処理性能を変更できる。
本発明は、画像データメモリはデータバッファを含み、画像データメモリは、データ書き込み時にはデータの並び順序によってポインタ操作方向を切り替え、データ読み出し時には常に1方向でポインタ操作することで常に同一並びのデータを読み出せる。
本発明は、画像データ取得手段が順次取得する連続画像データを扱う画像処理装置に適用することで、双方向検査のような反転画像の比較を高速で行うことができる。
以下、本発明の実施形態を図を用いて説明する。
図1に本発明によるウエハ外観検査用画像処理装置の1実施形態を示すブロック図を示す。101はセンサ(画像データ取得手段)、102はA/D変換回路、100は画像処理装置である。同図においてセンサ101は検査画像を得るためのラインセンサで、検出した画像データはA/D変換回路102によってデジタル画像に変換され、連続的な2次元画像として画像処理装置100に入力される。すなわち、センサ101が、半導体のウエハのチップを検査光線等で走査して連続した画像データを取得し、画像処理装置100に提供するのである。
画像処理装置100は複数のプロセッサを並べたマルチプロセッサ構成となっており、画像データメモリであるメモリ103、画像処理の機能によって2つのグループにグループ分けしたマルチプロセッサユニットA104(欠陥情報検出手段)とマルチプロセッサユニットB106(欠陥特徴抽出手段)、全体制御コンピュータ105で構成する。メモリ103は複数のチップ画像を記憶できるメモリ空間を持ち、入力画像を一旦格納した後、マルチプロセッサユニットA104に任意のタイミングで連続画像を出力する機能、マルチプロセッサユニットB106に指定した矩形領域の画像を切り出す画像切り出し機能107を併せ持つ。
マルチプロセッサユニットA104、マルチプロセッサユニットB106はメモリ103からの画像を各プロセッサエレメント(PE)に割り当てる分配処理部と、4ヶのプロセッサエレメント(PE)で構成する。分配処理部は連続的な2次元画像を矩形のブロック単位に分割する機能、及びブロック単位の画像を各プロセッサエレメントに分配する機能を持ち、各プロセッサエレメントで分配された画像を用いた像処理を繰り返すことでリアルタイムに検査を行う。マルチプロセッサユニットA104で位置補正と比較処理を行い、マルチプロセッサユニットB106では特徴抽出処理を行う。
全体制御コンピュータ105は各マルチプロセッサユニットとのデータ交換、メモリ103の制御の他、検査前のパラメータ設定、検査結果の収集と格納、表示、他の装置とのデータ交換等を行う。
図2〜16を使用して検査時の動作を説明する。
図2はウエハ外観検査での検査タイミング例を示す。図は4チップ分の検査としてチップ〔1〕201、〔2〕202、〔3〕203、〔4〕204の順に検査した場合の例を示し、ラインセンサ101にて図の左側から右側に連続的に画像を検出し、同時にチップ〔1〕201〜〔4〕204の順で各チップの比較領域となる画像をメモリ103に書き込む205。この時、連続画像を二次元画像として扱うため、ラインセンサの画素No.と1ライン毎に制御するライン座標で管理する。最初のチップ〔1〕201の画像書き込みが終了した時点から記憶したチップ〔1〕画像を読み出し、マルチプロセッサユニットA104に転送206する。マルチプロセッサユニットAはまず最初のチップ〔1〕画像が転送されて来ると、マルチプロセッサユニット104内の内部メモリに一旦格納する。そして第二チップ〔2〕202画像が転送されるとその画像を記憶するとともに、記憶しておいたチップ〔1〕画像とチップ〔2〕画像との位置補正、比較207をマルチプロセッサユニット104で行い、欠陥候補の大まかな位置情報を全体制御コンピュータ105に出力する。全体制御コンピュータは求まった欠陥の位置情報から画像切り出し位置を求めメモリ103内の画像切出部107に設定すると、メモリ103から切り出された欠陥部画像がマルチプロセッサユニットB106に転送される。マルチプロセッサユニットB106は転送された欠陥部画像を基に特徴抽出208を行い、欠陥個々の欠陥座標、欠陥サイズ、欠陥面積等の詳細な特徴量を求め、その結果を全体制御コンピュータ105に出力する。以降、これらの処理を全チップに対し繰り返す。また全体制御コンピュータはこれらの処理結果を表示、あるいは外部に出力することで検査が実行される。実際の検査ではさらにリアルゴースト処理(或いはダブルディテクション処理とも呼ぶ)により前後チップとの比較結果から共通欠陥だけを欠陥とする処理を行うが、ここでは省略して説明する。
次にマルチプロセッサユニットA・Bの内部構造と各プロセッサへの画像分配方法を説明する。
図3はマルチプロセッサユニット内部のプロセッサエレメント構成を示し、画像分配回路301に接続された4ヶのプロセッサエレメントPA0 302、PA1 303、PA2 304、PA3 305から成る。プロセッサエレメントPA0 302、PA1 303、PA2 304、PA3 305は、図1に示す各プロセッサエレメント(PE)に該当する。
各プロセッサエレメントの内部はCPU、内部メモリで構成する。CPUは分配回路から転送された画像を内部メモリに格納しながら、1チップ手前で事前に記憶しておいた隣接チップとの比較演算処理を行う。なお、メモリへの画像格納はDMA転送としても良い。内部メモリは画像処理プログラム、検査パラメータの格納、演算用ワーク等に用いる他、画像記憶メモリとしても用い、1PEが担当する1チップ領域内の画像全てを記憶できるだけのメモリ容量を持つ。処理した結果と検査パラメータは全体制御コンピュータとの間でデータ交換される。
図4に各プロセッサエレメントへの画像分配動作を示す。検出された画像を分配するため、各チップ毎に検査チップ領域の先頭から一定サイズの画像ブロックに分割し、最初の画像ブロック401をPA0 302に、次の画像ブロック402をPA1 303に、次の画像ブロック403をPA2 304に、次の画像ブロック404をPA3 305のように順次分配してゆき、画像ブロック405は再度PA0に戻り、以降4ブロック毎に順次繰り返すことで連続画像を処理することが出来る。また画像分配時、各ブロック間を少しづつオーバーラップさせることでブロック境界での非検査領域の発生を防止する。なお、ブロックサイズ、オーバーラップ量は検査前に事前に設定しておく。
図5に画像分配回路301のブロック図を示す。分配回路301はチップ内座標カウンタ501、プロセッサエレメントPA0用画像切り出し部502、プロセッサエレメントPA1用画像切り出し部503、プロセッサエレメントPA2用画像切り出し部504、プロセッサエレメントPA3用画像切り出し部505で構成する。チップ内座標カウンタはチップ開始座標で初期化され、画像検出に同期したライン単位の同期信号によって画像取り込みと同時にカウント動作する。プロセッサエレメント用画像切り出し部502〜505では内部に設けた開始座標コンパレータ506で各画像ブロックの開始座標を判定し、チップ内座標が開始座標と一致した座標からライン数カウンタ508で画像ブロックサイズ分のカウントが終了するまでの期間画像切出509で切り出した画像を各プロセッサエレメントに出力する。各ブロックの開始座標とブロックサイズはプロセッサエレメント用画像切り出し部502〜505内部に設けた開始座標テーブル507と、ライン数カウンタ部508にそれぞれ事前に設定しておく。例えばブロックサイズをBS、ブロックNo.をnとすると、オーバーラップなしの場合の座標指定はブロックNo.をnと仮定するとブロック開始点:・・・、(n−1)×BS、(n)×BS、(n+1)×BS、・・・、ブロックサイズ:BSとなり、オーバーラップ(OV)を含める場合の座標指定はブロック開始点:・・・、(n−1)×BS−OV、(n)×BS−OV、(n+1)×BS−OV、・・・、ブロックサイズ:BS+OV×2となる。なお、開始座標テーブルはカウンタ等での代用も可能である。
図6は各プロセッサエレメント内での比較処理方法を示す。図は3チップ分の検査例を表したもので、チップ1 601、チップ2 602、チップ3 603の順で検査を行う。また各プロセッサエレメントPA0〜PA3のメモリ空間(画像領域)を604〜607に示す。各チップ内は画像ブロック0〜11の12ブロックに分割され、ブロック0をPA0に、ブロック1をPA1に、・・・のように順番に分配してゆくことにより、各プロセッサエレメントのメモリ空間604〜607には図のようにチップ内の同一ロケーション画像(同じ区分の分割画像データ)が格納される。各プロセッサエレメントでこの分配画像を用いて隣接チップの同一ブロック(同一ロケーション)同士を比較することで欠陥を検出できる。
すなわち、マルチプロセッサユニットAの分配部が各チップの画像データを複数に分割して各内部メモリの空間に配る区分単位の分割ブロック画像データは、同じ区分のものが各内部メモリ毎にまとまって置かれる。
なお、メモリ空間604には、分割画像データが0・4・8と、メモリ空間605には、分割画像データが1・5・9と番号を飛ばして離れた順番に置いたが、プロセッサエレメントの処理速度が速ければ、連続する順番の分割画像データをメモリ空間に分配しても良い。
次に、メモリ103の動作について説明を行う。
図7はメモリ103の構成を示し、画像を格納するメモリ701、メモリのR/W(読み出し/書き込み)制御を行うメモリ制御702、検出画像を書き込むためのW制御部703、マルチプロセッサユニットA104への画像を読み出し転送するためのR1制御部704、マルチプロセッサユニット106への画像を読み出し転送するためのR2制御部705、及び、ウエハ座標を管理するためのウエハ座標制御706、検出された欠陥部の画像切り出し位置を設定するための欠陥座標メモリ707、全体制御コンピュータ105から欠陥切り出し位置を設定するための制御バスIF708からなり、W制御部703、R1制御部704、R2制御部705を独立に制御することで検査画像を取り込みながら、任意のタイミングで任意の検査画像を各マルチプロセッサユニットに転送する。
図8にメモリ701のメモリマップを示す。メモリのデータ幅は64bitとし、全メモリ空間を4等分する。各分割領域には1チップ分の検出画像を記憶することが出来、1チップ検査する毎に順次分割領域を切り替えることで最大4チップ分の検出画像を記憶することが出来る。メモリアドレスは各領域毎にチップ内座標によってライン単位で管理し、各分割領域を区別するためメモリアドレスの若い方から順にメモリ領域No.(〔1〕〜〔4〕)を割り当てる。また全メモリ空間をリングメモリとして構成し、5チップ目以降の検査では領域No.〔4〕から再度領域No.〔1〕に戻るループ動作を行うことで分割領域の数を超えた検査にも対応することが出来る。メモリ内に格納されている検査画像の中から特定領域の画像を参照したい場合は、メモリ領域No.とチップ内座標を用いて指定する。
図9に検出画像の構成を示す。画像はセンサ101の持つn画素幅のラスタースキャン画像901として検出される。このとき各ラインの間隔は1画素サイズとなり、検査方向に1ライン移動する毎にセンサの画素並び順で連続的に読み出され、連続画像902として転送される。また各ライン間の帰線時間に相当する期間は画像転送を一時中断し、ブランク期間903を設けると同時にライン座標を更新しウエハ上の座標を管理する。
図10を用いメモリの入出力動作について説明する。同図はUP検査においてチップサイズLの4チップを検査した場合のメモリ動作を示す。図中、「検出画像」はW制御部703に入力される連続画像、「ウエハ座標」はウエハ座標制御部706管理されるウエハ座標カウンタのカウント値、「Wstart」は各チップのチップ開始座標を示す書き込み開始信号、「Wアドレス」はW制御部内のアドレス制御部で管理するチップ内座標カウンタのカウント値、「R1start」は各チップのチップ開始座標を示す読み出し開始信号、「R1アドレス」はR1制御部704内のアドレス制御部で管理するチップ内座標カウンタのカウント値、「R1」はマルチプロセッサユニットA104に転送する読み出し画像を示す。検査が開始されるとウエハ座標がカウントアップし、4チップの検査が終了した時点でウエハ座標WLに達し検査が終了する。このとき、ウエハ座標が事前に設定された各チップのチップ開始座標と一致したタイミングでW StartをW制御部に出力する。W制御部ではW startが入力されるとWアドレスのカウント動作を開始し、指定されたチップサイズに達するまでの間、入力された検出画像データの指定領域への書き込みをメモリ制御部702に対し指示する。
一方、W動作が開始したタイミングから時間DLだけ遅延したタイミングでR1 StartをR1制御部704に出力すると、R1制御部はR1アドレスのカウント動作を開始し、指定されたチップサイズに達するまでの間、メモリ制御部対し指定した画像データの読み出しを指示し、読み出された画像データをR1画像として出力する。W制御、R1制御共にメモリ空間上のチップ領域指定は任意であるが、通常はW Startで書き込みを開始し、1チップ分の画像書き込みが終了した時点でR1 Startにより読み出しを開始させる。W StartとR1 StartのタイミングはDLにて任意に設定する。なお、W制御部ではW Start、R1制御部ではR1 Startが入力される毎にメモリ領域No.を更新する。
R2画像読み出しについても基本動作は同様であるが、R2では欠陥部に特定した任意の位置から矩形画像を切り出す必要があり、読み出しアドレスの指定方法、チップサイズの指定方法等を変更する。R2画像読み出し特有の処理については別途説明する。
次にメモリ制御部について説明する。メモリ制御部702はW制御部、R1制御部、R2制御部との間に入り、図11に示すように8b→64b並び替え回路1102、2式の64b→8b並び替え回路1103、1104とメモリIF 1100、及びメモリ1101で構成する。各制御部との入出力画像は8bit幅のデータとして扱い、メモリとの入出力は64bit幅データで扱う。またメモリIF 1100にはこれら入出力データのアービトレーション機能を内蔵する。
図12にメモリR/W制御タイミングを示す。「画像W」はW制御部703からの書き込み画像(8bit画像)、「メモリデータDT」はメモリとの入出力を行うためのデータバス(64bitデータ)、「画像R1」はR1制御部704からの読み出し画像(8bit画像)、「画像R2」はR2制御部705からの読み出し画像(8bit画像)を表す。画像データの入出力は常に1ライン単位で扱い、図中のp−1、p、p+1等は各ラインのラインNo.を示す。
8b→64b並び替え1102は例えば1ラインが64画素幅(1画素は8bit)と仮定すると、最初に画素番号0〜7の8画素を64bitのデータに並べ替え、同様に画素番号8以降も8画素単位で並び替えて行き、最終的に8bit×64画素を64bit×8ヶのメモリ書き込み用データブロックに変換する処理、一方、64b→8b並び替え1103、1104は8b→64bの逆で、メモリから読み出したデータブロック(64bit×8ヶ構成)を元の1ライン8bit×64画素の画像に戻して出力する処理を行う。
画像Wは入力されると8b→64b並び替えで8bit画像から64bitデータブロックに並び替えられ、メモリIFに送られ1ブロック分バースト書き込みする。バースト書き込みは画像Wの入力周期で行われる(1ラインに1回だけ実施される)。読み出し処理はバースト書き込みの合間を利用し、R1画像、R2画像のバースト読み出しを行った後、64b→8b並び替え回路1103、1104にて各々8bit画像に戻して出力される。
このようにデータの並び替え処理とバースト読み出し×2回、バースト書き込み×1回のメモリアクセスを1ライン毎に繰り返すことで自由にメモリをR/Wすることが出来る。
次に欠陥部の矩形画像を切り出し転送する処理について説明する。
図13は比較処理後の欠陥検出例を示し、4チップ分の検査により、チップ2、チップ3でa 1301、b 1302、c 1303、d 1304の計4欠陥が検出された状態となっている。欠陥部の矩形画像を切り出す場合、切り出し画像による再検査、濃淡差演算等が実施できるよう比較対照となった隣接チップの比較領域も同時に切り出し転送する。例えば欠陥a 1301の場合は比較対照の画像a’ 1305、欠陥c 1303の場合比較対照の画像c’ 1306についても切り出しを行う。なお、比較対照画像についてはa 1305欠陥の場合チップ3側から切り出すことも可能である。
図14に欠陥部画像の切り出し位置指定方法を示す。図の各欠陥は図13での2欠陥分を示しており、欠陥a 1401を例に取ると、チップ開始点(0,0)を基準にライン方向切り出し開始点La、ライン方向のブロックサイズLs、及びライン内の画素方向開始点Pa、画素方向のブロックサイズPsとして設定する。またメモリ内の切り出しチップを指定するため、メモリ領域No.でチップ2の領域、及び比較対照のチップ1の領域を指定し、La、Ls、Pa、Psは共通に用いる。他の欠陥についても同様に設定することで欠陥部の画像切り出しを行うが、ブロックサイズLs、Psは全欠陥共通サイズとし初期パラメータで設定する。
図15に欠陥画像切り出し例、及びマルチプロセッサユニットBへの転送方法を示す。チップ1 1501には〔1〕〜〔4〕の4欠陥が検出され、チップ2 1502を比較チップとし両チップから画像を切り出す例を示す。各欠陥の切り出し位置をチップ原点(0,0)基準で指定し切り出しを実行すると、欠陥〔1〕〜〔4〕に対してブロックサイズLs×Psの画像が各2面分(2チップ分)切り出される。この画像を転送する場合、欠陥〔1〕のチップ1画像、チップ2画像、欠陥〔2〕のチップ1画像、チップ2画像、・・・欠陥〔4〕のチップ1画像、チップ2画像の順で連続的に転送する。但し、検出された全ての欠陥画像転送が終了した場合、一時的に欠陥数が減少し転送しきってしまった場合、欠陥数が少ない場合などはこの限りではなく、各欠陥毎に細切れに転送されることもある。切り出し位置は全体制御コンピュータより制御バスIF 708経由で、図7の欠陥座標メモリ707上に設定すると、1欠陥毎に順次R2制御部に切り出し指示が発行される。切り出し転送された欠陥画像はマルチプロセッサユニットB 106に出力され、同マルチプロセッサユニットB 106内の分配部にて常に欠陥画像と比較画像を1組の画像ブロックとして扱うことで連続画像の場合と同様各マルチプロセッサユニットに欠陥画像を分配出来る。
以上の処理を組み合わせることでリアルタイム処理に適した画像処理を実現する。
図16にリアルタイム処理例を示す。1601はマルチプロセッサの機能別分割を実施しない場合で且つ欠陥数が少ない場合、1602は同一構成(機能別分割を実施しない場合)で欠陥数が多い場合を示す。
位置補正および比較処理の欠陥情報検出と、欠陥特徴抽出検出との機能を分割しない場合には、図のように欠陥数が大きく変動することで欠陥の特徴抽出処理にかかる時間も変動する。
すなわち、機能分割しないで、欠陥情報検出と欠陥特徴抽出検出を順番に行うようにすると、欠陥特徴抽出検出が終わるまで、次の欠陥情報検出をすることができなく、検査開始タイミングが後ろにずれこむ等の問題が生じてしまう。このため、連続的に処理を行わなければならないリアルタイム処理には適さなかった。欠陥数に制限を設けることも可能であるが、近年の傾向としてより多くの欠陥検出が望まれることも多く適切ではない。
これに対し、1603は欠陥の特徴抽出処理を分離し、独立したマルチプロセッサユニットで、欠陥情報(比較処理)の検出処理と並行した処理を行わせることで、欠陥数の増減による比較処理時間の変動を最小限に抑えることが出来、結果としてリアルタイム性を確保しながら、かつより多くの欠陥を処理することが出来る高速な外観検査装置用画像処理装置を提供できる。
またマルチプロセッサユニットは、内部メモリに格納する欠陥情報検出の比較処理に関する画像処理プログラムを替えることで、画像処理内容を変更できる。つまり、マルチプロセッサユニットは、画像処理プログラムの入れ替えだけで、画像処理内容が変更されるので、欠陥情報検出を種々の観点から調べたい多くの要求に容易に応ずることができる。
マルチプロセッサユニットは、画像処理内容が固定化されてしまう画像処理専用LSIと違って、画像処理プログラムの入れ替えることで、種々の欠陥情報検出に柔軟に応ずることができる使い勝っての良いものである。
しかも、マルチプロセッサユニットのプロセッサエレメント数を増やすことで、画像処理専用LSIと変わらない高速の画像処理を提供できる。
またマルチプロセッサユニットで構成される欠陥情報検出手段の分配部が、各チップの画像データを複数に分割して各内部メモリに配る区分単位の分割ブロック画像データは、同じ区分のものが各内部メモリ毎にまとまって置かれる。このため、隣接チップの分割ブロック画像データの比較処理は、内部メモリとCPUがセットになっているプロセッサエレメントのクローズ内で行われるので、欠陥情報検出の演算処理が迅速に行われる。しかも、分配部で同じ区分のものを各内部メモリ毎にまとまるように置くことにより、同じ区分以外の分割ブロック画像データが置かれるものと違い、プロセッサエレメント相互間のインターフェースや特殊なLSI回路が不要になる。
図17に本発明の第2の実施例を示す。
同図は図1において画像切出107を省略し、マルチプロセッサユニットB 106内の画像分配部で直接画像を切り出してしまうことを特徴とする画像処理装置の構成を示す。図1の場合、メモリ103からマルチプロセッサユニットB 106に出力する画像は欠陥部の切り出し画像であったが、同図ではマルチプロセッサユニットA 104に対する画像出力同様に連続画像を出力する。
図18に画像切り出し処理の例を示す。図は検出画像の検査チップ領域内に4ヶの欠陥が検出された場合を示し、各欠陥毎に画像を切り出し、順次各プロセッサエレメントに分配処理することで特徴抽出処理を行う。画像切り出し処理を行うため、欠陥部の切り出し開始点、ブロックサイズを画像分配部に設定する。設定は画像の切り出し順とし、まず欠陥1801の切り出し開始点とブロックサイズをPA0用画像切り出し部に設定、欠陥1802の切り出し開始点とブロックサイズをPA1用画像切り出し部に設定、・・・・のように行い、1803、1804についても同様に設定する。但し、比較対照画像も必要となるため、隣のチップ画像についても同一座標の画像を切り出す。この方法により、メモリ103部等に専用の画像切り出し機能を持たない構成でも特徴抽出処理部をすることが可能な外観検査装置用画像処理装置を提供出来る。
図19に本発明の第3の実施例を示す。
同図は図1においてマルチプロセッサユニットB 106にて実施する特徴抽出処理に加え、ADC(AutoDefect Classification:自動欠陥分類)処理も同時に実施させることを特徴とする。ADCは検出された欠陥がどのような欠陥であったかを自動的に分類する機能で、不良解析などに有効な機能となっている。また欠陥画像とその比較画像の両画像を用いることで効率良く実施出来るため、図1の発明においては特徴抽出用に切り出した画像をそのまま流用する。処理能力が不足する場合はマルチプロセッサユニットB内のプロセッサ数を追加することで対応可能である。ADCの実施方法には2通りあり、検査終了後に実施するタイプものと、検査中に実施するタイプがある。しかし、検査終了と同時に結果が出力できる後者の要望が高い。本発明においては特徴抽出と同時に実施できるため、リアルタイム処理によるADC機能を持った外観検査装置用画像処理装置を提供出来る。
図20〜図22に本発明の第4の実施例を示す。
図1におけるメモリ103の容量を増やすことで処理の自由度を増やすことを特徴とする。図20はメモリ103のメモリマップの1例を示し、2001は4チップ分の記憶容量を持たせた場合、2002は倍の8チップ分の記憶容量を持たせた場合を示す。
図21は5チップ検査を行った例で、図2の場合とは異り、リアルゴースト処理の終了を待って特徴抽出用の欠陥画像を切り出した場合を示している。同図の場合、欠陥画像の切り出し開始点がチップ〔4〕の検査中と重なり、チップ〔5〕の検査途中まで継続している。また欠陥数が増えるほどチップ〔5〕の検査との重なる時間が増えてしまうことになる。リアルゴースト処理を実行した場合、前後の隣接チップ同士の比較で共通に検出された欠陥のみを真の欠陥とするため、図の例においては例えばチップ〔1〕とチップ〔2〕の比較、チップ〔2〕とチップ〔3〕の比較で共通に検出された欠陥をチップ〔2〕の欠陥とする。従って、最初に切り出される欠陥は前後チップの比較が最初に行えるチップ〔2〕画像となり、比較画像としてはチップ〔1〕、又はチップ〔3〕となる。チップ〔1〕画像の切り出しが必要となった場合にはメモリ上にチップ〔1〕画像が残っている間に行う必要がある。
メモリ103のメモリ容量が図20の2001のように4チップだったとすると、図21の例ではチップ〔5〕の検査開始によりチップ〔1〕画像がチップ〔5〕画像に上書きされてしまい、チップ〔1〕画像の切り出しに支障が出ることになる。これを図20の2002のように8チップ分記憶可能なメモリ容量とすることで、チップ〔1〕画像を長い間保存しておくことができ、欠陥画像の切り出し処理に余裕を持たせることが出来る。また、複数チップの画像を格納できるメモリ容量を持たせることで、メモリ上に格納された画像同士で繰り返して検査出来るようになる。これにより検査パラメータの最適化を図る場合や画像の解析等が容易になると共に、デバッグ作業の効率向上にも有効である。また検査画像の保存、保存画像による検査も出来るため、オフライン作業も可能である。
図22に繰り返し検査の1例を示す。タイプ1は4チップ分の格納画像を用い〔1〕〔2〕〔3〕〔4〕〔1〕〔2〕〔3〕〔4〕〔1〕〔2〕〔3〕〔4〕・・・・の順で繰り返し検査した場合、タイプ2は4チップ分の格納画像を用いて双方向検査を伴い〔1〕〔2〕〔3〕〔4〕〔4〕〔3〕〔2〕〔1〕〔1〕〔2〕〔3〕〔4〕・・・・の順で繰り返し検査を行った場合、タイプ3は2チップ分の格納画像を用いて〔1〕〔2〕〔1〕〔2〕〔1〕〔2〕・・・・の順で繰り返し検査を行った場合、タイプ4は2チップ分の格納画像を用いて〔2〕〔3〕〔2〕〔3〕〔2〕〔3〕・・・・の順で繰り返し検査を行った場合を示し、このように任意のチップ間で検査することができる。
このように大容量メモリにより記憶可能なチップ数を増やすことで、画像切り出し処理の自由度向上、検査パラメータの最適化、画像解析、デバッグ効率の向上などが出来る外観検査装置用画像処理装置を提供出来る。
図23に本発明の第5の実施例を示す。
図1のメモリ103において検査対象のチップサイズに応じメモリ領域の分割数を可変とすることを特徴とする。図はチップサイズによって分割数を変更した3通りのメモリ領域設定例を示す。2301はメモリ空間内に4チップ分のメモリ領域を設定した場合のメモリマップで図中n=4の場合を示す。2302は2301に対してnを2倍、2303はnを4倍とした例を示す。2301における最大チップサイズをSと仮定すると、S>検査チップサイズ≧S/2の場合2301の設定、S/2>検査チップサイズ≧S/4の場合2302の設定、S/4>検査チップサイズの場合2303の設定を用いることでメモリ103を効率よく使用することが出来る。図24に適用例を示す。同一記憶容量のメモリを使用し、分割数を変えた時に記憶できるチップ数の違いを表し、図ではチップサイズが各S、S/2、S/4の場合を示している。図中のチップ画像はどの例においても全チップ記憶可能であり、チップサイズにより格納可能なチップ数を変えることが出来る。このようにチップサイズに応じて記憶領域を可変とすることで、メモリを効率的に使用することが可能な外観検査装置用画像処理装置を提供出来る。
図25に本発明の第6の実施例を示す。
マルチプロセッサユニットC 2501を1式追加し、マルチプロセッサユニットA
104で行っていた位置ずれ検出処理を分離してマルチプロセッサユニットC 2501で実施させることを特徴とする。追加したマルチプロセッサユニットC 2501に画像を転送するため、メモリ2501には専用の画像出力を1ヶ追加し、追加ユニットでの処理結果は全体制御コンピュータとの間でデータ交換される。
図26に処理タイミングを示す。位置ずれ検出と比較を分離したことで、図のように専用マルチプロセッサユニットで並列処理させることができ、一般的に演算量の多くなる位置ずれ検出処理内容を最適化することが可能になる。また演算時間の割り当てを増やすことも可能となるため、位置ずれ検出のように検出範囲を拡大するほど演算量が増大してしまう処理にも柔軟に対応することが可能である。
図27は検査タイミングの例を示す。図2で示した検査タイミングと比べると位置ずれ検出処理が独立している点が異なり、検査が始まるとまず最初にマルチプロセッサユニットC 2501で位置ずれ検出を行う。次に、求まった位置ずれ量を全体制御コンピュータ105経由でマルチプロセッサユニットA 104に出力する。マルチプロセッサユニットAでは与えられた位置ずれ量に基づき位置補正と比較処理を行い欠陥を検出する。この図では1チップ分全ての領域で位置ずれ量を演算し、その後比較処理する例を示してあるが、もう少し細かくし各画像ブロック単位で位置ずれ量をプロセッサCからプロセッサAに送って比較する構成を取っても良い。
次にメモリ103側の変更ポイントについて説明する。
図28にメモリ制御部の構成を示す。基本的構成は図11と変わらず、マルチプロセッサユニットC 2501に画像を出力するためのR3制御部2801を追加する。R3制御部の動作については図7のR1制御部704と共通であり、やはりR3制御部用にR3
Startを追加し起動をかける。R3 StartのタイミングはR2 Start同様任意設定可能な仕様とする。
図29にメモリのR/W制御タイミングを示す。基本的な制御タイミングについても図12の時と変わらず、R3の画像読み出し2901と読み出し後の画像出力2902を追加することで対応できる。1ライン毎に8b→64b変換と64b→8b変換を行いながらメモリのバースト読み出し×3回、バースト書き込み×1回を繰り返すことで実現出来る。
これらの変更により、3グループのマルチプロセッサユニットを用い各グループに位置ずれ検出、比較、特徴抽出を独立処理させることで、高性能な位置ずれ検出機能を持つ外観検査装置用画像処理装置を提供出来る。
図30に本発明の第7の実施例を示す。
同図は図1を基に各処理部を複数並列に並べ、並列処理させることで高性能化できることを特徴とする。センサ3001で検出した画像をA/D 102によりデジタル画像として画像処理装置100に入力する。画像処理装置100はメモリ103、マルチプロセッサユニットA 104、マルチプロセッサユニットB 106を各4式並べた並列画像処理装置として構成する。ここでは並列数をチャンネルと表現し、同図においてはCH0〜CH3の4チャンネル並列画像処理装置として説明を行う。メモリは103がCH0用、3002がCH1用、3003がCH2用、3004がCH3用、マルチプロセッサユニットAは104がCH0用、3005がCH1用、3006がCH2用、3007がCH3用、マルチプロセッサユニットBは106がCH0用、3008がCH1用、3009がCH2用、3010がCH3用に用いる。またセンサ3001については例として640画素幅のラインセンサを用いることとする。
画像処理装置に入力された画像をチャンネル分割し、各チャンネル毎に異なった領域の画像をメモリ103及び、3002〜3004に書き込む。
図31に画像分割の方法を示す。センサ3001の640画素を128画素毎に5等分し、第1画素〜128画素をAブロック、第129画素〜256画素をBブロック、第257画素〜384画素をCブロック、第385画素〜512画素をDブロック、第513画素〜640画素をEブロックとする。画像処理側のCH0〜CH3への割付は図のように、AブロックとBブロックをCH0に、BブロックとCブロックをCH1に、CブロックとDブロックをCH2に、DブロックとEブロックをCH3に対応させ、各チャンネルのメモリ103及び、3002〜3004に書き込む。各チャンネルでは各チャンネル毎にメモリに書き込まれた256画素幅の画像を用いて処理を行う。各チャンネル間で画像をラップさせてあるのはチャンネル間で非検査領域が出ないようオーバーラップ処理させるためである。図4でもオーバーラップ処理について少し触れたが、図4の場合には連続画像をライン方向にブロック分割したときのブロック間処理を示し、ここでの説明はチャンネル間の処理を示している。従って両者を組み合わせることでブロック画像の周囲全てをオーバーラップ処理することが出来る。
メモリへの画像書き込み時にチャンネル分割を行うため、各チャンネルでは個別に今まで説明してきた位置補正、比較、特徴抽出といった一連の画像処理を実施することで高速な並列画像処理を実現できる。またチャンネル数を増やすほど高速化が可能である。なお、検査装置の検査速度を高速化するには画像処理装置の処理能力を向上させるだけではなく画像の検出速度も合わせて高速化することが重要なポイントになっている。特に画像検出速度の向上には、センサ部分の検出速度向上が必要があり、ラインセンサの場合は1ライン分の画像を1出力(1タップ)から読み出すのではなく、1ライン分の画像を分割し複数の出力から同時に読み出せるマルチタップ構造のセンサを用い、読み出し時間を短縮することで画像検出時間の高速化を図ることが多い。本発明においてもこのようなマルチタップ構成のセンサを用いても良い。このようにメモリとマルチプロセッサユニットを複数個並列に並べて並列処理させることでさらに高性能な外観検査装置用画像処理装置を提供出来る。
図32に本発明の第8の実施例を示す。
図は図3のマルチプロセッサユニットをベースにプロセッサエレメントPA4 3201を1式追加した例を示す。マルチプロセッサユニットは複数のプロセッサエレメントで構成し、これらを並列処理させることで高速に画像処理を行う。従って、プロセッサの並列数を増やすことで処理能力を向上でき、またプロセッサ数を減らすことで処理能力を下げることが出来る。このようにプロセッサ数を変更することで処理性能を自由に設定出来ることを特徴とする。
図33でプロセッサ数を変えた場合の動作タイミングについて説明する。図左側はPA0〜PA3の4プロセッサエレメント構成、図右側はPA0〜PA4の5プロセッサエレメント構成の例を示す。
4プロセッサエレメント構成の場合、画像ブロックの4周期毎に各プロセッサエレメントに分配し処理させるが、5プロセッサエレメント構成の場合は画像ブロックの5周期毎に各プロセッサエレメントに分配し処理させる。この場合のブロックサイズはどちらも共通とする。図の場合、画像ブロック毎の検出時間が4プロセッサエレメント構成ではt1、5プロセッサエレメント構成ではt2となっており、5プロセッサエレメント構成では画像検出速度が高速化され、t1>t2の関係にある。各プロセッサには最低限確保しなければならない演算時間があり、4プロセッサエレメント構成を例に取ると画像ブロックの検出時間が高速化されt2になってしまうと各プロセッサに割り当てられる演算時間が不足し、欠陥検出に支障が出てしまう。このようなとき、プロセッサエレメントを1ヶ追加し5プロセッサエレメント構成に変更すると、各プロセッサエレメントに割り当てられる処理時間を延ばすことが可能となり、高速化に対応できる。4プロセッサ構成から5プロセッサ構成への1プロセッサ追加による高速化はt1>t2×4/5までとなる。
このようにプロセッサ数を変更することで処理性能の変更が可能な外観検査装置用画像処理装置を提供出来る。
図34に本発明の第9の実施例を示す。
図34は本発明によるメモリ制御方式を示す。3401はメモリマップ、3402はWriteアドレスポインタの制御、3403はReadアドレスポインタの制御を示す。メモリにはアドレス範囲として00(Hex)〜FF(Hex)のメモリ空間を持つマルチポートタイプのメモリを使用し、書き込みと読み出しを同時に行うことが出来る。Writeアドレスポインタ3402の制御はモード切替が可能で、メモリの00(Hex)番地側からFF(Hex)番地側への書き込みを行うモード〔1〕、逆にメモリのFF(Hex)番地側から00(Hex)番地側への書き込みを行うモード〔2〕が選択できること、Readアドレスポインタ3403の制御は常にメモリの00(Hex)番地側からFF(Hex)番地側に読み出すことを特徴とするメモリ制御方式。
図35にメモリ制御回路の構成例を示す。3501はメモリ、3502はWriteアドレスポインタ制御回路、3503はReadアドレスポインタ制御回路で、メモリ3501は512アドレス分のメモリ空間を持つ2ポートメモリを256アドレスの2バンク構成で使用する。Writeアドレスポインタ制御回路3502及びReadアドレスポインタ制御回路は8bitのUP/DOWNカウンタで構成し、WriteアドレスはMODE選択でUP/DOWNカウントを切り替えることが出来る。ReadアドレスポインタはUPカウントのみで使用する。またメモリのバンク制御はメモリのアドレス線最上位bitで行い、Write側とRead側で論理を反転して使用する。
図36にメモリの制御例を示す。図はWriteアドレスポインタの動作モードによりMODE〔1〕、MODE〔2〕で動作させた2つの例を示す。データの入出力は256データを1ブロックとし、ブロック単位でバンクを切り換えながらWrite動作とRead動作を繰り返す。またRead動作は1ブロック分のWrite動作が終了した時点で開始する。図ではMODE〔1〕、MODE〔2〕ともに連続的に3ブロックのデータを扱った場合を示しており、MODE〔1〕適用時側は常にWrite動作、Read動作が同じ動作を繰り返すことでReadデータはWriteデータに対し単に1ブロック遅延したデータとなる。一方、MODE〔2〕適用時側はデータ1の Write後、データ2のWrite時にモード切替を行っており、データ2以降の読み出しデータはWriteデータとは並び順が逆転したデータとして読み出される。
このようなメモリの制御方法を取ることで、入力データの並び順が逆転したデータを扱う場合においても常に同一並びのデータを読み出すことが可能なメモリ制御方式を提供できる。なお、メモリはバンク式ではなくリングバッファ方式でも良く、メモリアドレスにも特に制限を設ける必要はないが、WriteデータがReadされる前に上書きされることを避けられる構成を取っておく(本実施例においてはバンク化で対応)。
図37に本発明の第10の実施例を示す。
図37は図1で説明した実施例1のメモリ103に対し、第9番目の実施例を適用した場合を示し、UP/DOWN切り換え通知3701を追加し、メモリ103のWriteアドレスポインタ、Readアドレスポインタ制御をUP/DOWNの双方向検査に適用したことを特徴とする。
UP/DOWNの双方向検査を実施したとき、UP検査をMODE〔1〕、DOWN検査をMODE〔2〕に対応させ、折り返し部でメモリWriteポインタのUP/DOWNカウント方向を切り替える。一方、メモリReadポインタは常にUPカウントする。UP/DOWNカウントの切り換えは、全体制御コンピュータ105からメモリ103に対して指示される。
図38にUP/DOWN双方向検査における動作タイミングを示す。UP検査が終了した後、折り返してDOWN検査に入った状態を示しており、UP検査でチップD−1、チップDと検査した後、折り返してDOWN検査でチップD+1を検査する。一方、プロセッサエレメントPA0の内部メモリには図のように検査チップ順にブロック単位で画像が分配される。チップD−1、チップDまではメモリはMODE〔1〕で動作するため、検出画像はチップ開始点側からUPカウントで書き込まれ、1チップ分の書き込み完了後UPカウントで読み出しプロセッサエレメントに分配する。次に、折り返し後のチップD+1では検査方向が切り替わり逆方向となるため、MODE〔2〕にてチップ終了点側から検出された画像をチップサイズ分進めたメモリポインタ部からDOWNカウントにて書き込む。1チップ分の書き込み完了後、チップ先頭部側からUPカウントで読み出しプロセッサエレメントに分配する。
このようにメモリ側に画像を反転させる機能を持たせることにより、UP/DOWN検査に関わらずプロセッサエレメント側は常にチップ開始点側からの比較処理とすることが可能になる。また、双方向検査の折り返し部においてはプロセッサエレメント内での画像反転処理が省略できるため、折り返し時間短縮による高速な双方向検査が可能な外観検査装置用画像処理装置を提供出来る。
以上に述べたように本発明によれば、複数のプロセッサエレメントを用い並列処理を行うマルチプロセッサ方式の画像処理装置にて、リアルタイム処理に適した構成と双方向検査における折り返し時間の短縮により高速な外観検査用画像処理装置を提供できる。
本発明の実施形態に関するもので、第1の一実施例に係わる画像処理装置を示す図。 本発明の実施形態に関するもので、検査タイミング例を示す図。 本発明の実施形態に関するもので、マルチプロセッサユニットの内部構成を示す図。 本発明の実施形態に関するもので、プロセッサエレメントへの画像分配を示す図。 本発明の実施形態に関するもので、画像分配回路のブロック図。 本発明の実施形態に関するもので、プロセッサエレメント内部での比較処理を示す図。 本発明の実施形態に関するもので、メモリ構成を示す図。 本発明の実施形態に関するもので、メモリマップを示す図。 本発明の実施形態に関するもので、検出画像の構成を示す図。 本発明の実施形態に関するもので、メモリの画像入出力動作を示す図。 本発明の実施形態に関するもので、メモリ制御部の構成を示す図。 本発明の実施形態に関するもので、メモリR/W動作タイミングを示す図。 本発明の実施形態に関するもので、欠陥検出例を示す図。 本発明の実施形態に関するもので、欠陥切り出し位置指定方法を示す図。 本発明の実施形態に関するもので、画像切り出し実施例を示す図。 本発明の実施形態に関するもので、リアルタイム処理例を示す図。 本発明の実施形態に関するもので、第2の実施例に係わる画像処理装置を示す図。 本発明の実施形態に関するもので、欠陥画像切り出し処理の例を示す図。 本発明の実施形態に関するもので、第3の実施例に係わる処理タイミングを示す図。 本発明の実施形態に関するもので、第4の実施例に係わるメモリ容量を示す図。 本発明の実施形態に関するもので、5チップの検査タイミング例を示す図。 本発明の実施形態に関するもので、繰り返し検査の例を示す図。 本発明の実施形態に関するもので、第5の実施例に係わるメモリ分割数変更例を示す図。 本発明の実施形態に関するもので、メモリ分割数変更時の適用例を示す図。 本発明の実施形態に関するもので、第6の実施例による画像処理装置を示す図。 本発明の実施形態に関するもので、処理タイミング例を示す図。 本発明の実施形態に関するもので、検査タイミング例を示す図。 本発明の実施形態に関するもので、メモリ制御部の構成(3R1W)を示す図。 本発明の実施形態に関するもので、メモリR/W動作タイミング(3R1W)を示す図。 本発明の実施形態に関するもので、第7の実施例による画像処理装置を示す図。 本発明の実施形態に関するもので、画像分割方法を示す例。 本発明の実施形態に関するもので、第8の実施例によるマルチプロセッサユニットを示す図。 本発明の実施形態に関するもので、プロセッサ数変更時の動作タイミングを示す図。 本発明の実施形態に関するもので、第9の実施例によるメモリアクセス方式を示す図。 本発明の実施形態に関するもので、メモリ制御回路構成例を示す図。 本発明の実施形態に関するもので、メモリ制御例を示す図。 本発明の実施形態に関するもので、第10の実施例による画像処理装置を示す図。 本発明の実施形態に関するもので、UP/DOWN双方向検査による動作タイミング例を示す図。 既知(従来例)の代表的な検査装置を示す図。 既知(従来例)の検査方法を示す図。 既知(従来例)の処理分割を実施している画像処理装置を示す図。
符号の説明
100…画像処理装置、101…センサ、102…A/D変換回路、103…メモリ、104…マルチプロセッサユニットA、105…全体制御コンピュータ、106…マルチプロセッサユニットB、107…画像切り出し部、201〜204…チップ〔1〕〜チップ〔4〕、205…画像検出→メモリ書込、206…メモリ読出し→プロセッサエレメント転送、207…位置補正+比較、208…特徴抽出、301…分配部、302〜305…プロセッサエレメントPA0〜PA3、401〜405…画像ブロック(No.1〜5)、501…チップ内座標カウンタ、502〜505…プロセッサエレメントPA0〜3用画像切り出し部、506…開始座標コンパレータ、507…開始座標テーブル、508…ライン数カウンタ、509…画像切り出し、601〜603…チップ1〜3、604〜607…PA0〜PA3内部メモリ空間、701…メモリ、702…メモリ制御、703…W制御部、704…R1制御部、705…R2制御部、706…ウエハ座標制御、707…欠陥座標メモリ、708…制御バスIF、901…ラスタスキャン画像、902…連続画像、903…ブランク期間、1101…64bit幅メモリ、1102…8b→64b並び替え、1103〜1104…64b→8b並び替え、1301〜1304…欠陥a〜d、1305〜1306…比較対象画像a’〜b’、1401…切り出しチップ、1501…チップ1、1502…チップ2、1601…検査タイミング(機能分割無し、欠陥数小)、1602…検査タイミング(機能分割無し、欠陥数大)、1603…検査タイミング(機能分割有り、欠陥数大)、1801〜1804…欠陥(1〜4)、2001…メモリマップ(4チップ構成)、2002…メモリマップ(8チップ構成)、2301…メモリマップ nチップ分割、2302…メモリマップ 2nチップ分割、2303…メモリマップ 4nチップ分割、2501…マルチプロセッサユニットC、2801…R3制御部、2901…R3 Readデータ、2902…R3 画像出力、3001…センサ、3002〜3004…追加メモリ(CH1〜CH3)、3005〜3007…追加マルチプロセッサユニットA(CH1〜CH3)、3008〜3010…追加マルチプロセッサユニットB(CH1〜CH3)、3201…追加プロセッサエレメントPA4、3401…メモリマップ、3402…Writeアドレスポインタ制御、3403…Readアドレスポインタ制御、3501…メモリ、3502…Writeアドレスポインタ制御回路、3503…Readアドレスポインタ制御回路、3701…UP/DOWN切り換え通知、3901…画像処理装置、3902…全体制御コンピュータ、3903…ウエハ、3904…チップ、3905…メモリ、3906…位置補正+比較部、3907…特徴抽出部、4000…UP検査、4001…DOWN検査、4100…画像処理装置、4101…解析メモリ、4102…画像比較回路、4103…画像切出、4104…ADC、4105…比較用メモリ。

Claims (12)

  1. 複数のチップが形成されている半導体ウエハを検査光線等で走査して各チップの画像データを順次取得する画像データ取得手段と、取得された前記画像データを他の対応する部分の画像データとを位置補正や比較をして欠陥情報を検出する欠陥情報検出手段と、前記欠陥情報をもとに該当欠陥部分の特徴抽出を行う欠陥特徴抽出手段とを有する外観検査装置用画像処理装置にあって、
    前記画像データ取得手段で順次取得される前記画像データを記憶する画像データメモリを設け、
    前記画像データを読み込んで前記欠陥特徴抽出手段の欠陥情報検出処理ないし前記欠陥特徴抽出手段の欠陥特徴抽出処理を行う複数のマルチプロセッサユニットを設け、
    前記マルチプロセッサユニットは、欠陥情報検出処理ないし欠陥特徴抽出処理のプログラムが記憶される内部メモリとCPUとをセットにした複数のプロセッサエレメントと、前記画像データを各プロセッサエレメントに分配する分配部とを有することを特徴とする外観検査装置用画像処理装置。
  2. 複数のチップが形成されている半導体ウエハを検査光線等で走査して各チップの画像データを順次取得する画像データ取得手段と、取得された前記画像データを他の対応する部分の画像データとを位置補正や比較をして欠陥情報を検出する欠陥情報検出手段と、前記欠陥情報をもとに該当欠陥部分の特徴抽出を行う欠陥特徴抽出手段とを有する外観検査装置用画像処理装置にあって、
    前記画像データ取得手段で順次取得される前記画像データを格納し、かつ格納する前記画像データを前記欠陥情報検出手段および欠陥特徴抽出手段に提供する画像データメモリを有し、
    前記欠陥情報検出手段は、CPUと内部メモリをセットにした複数のプロセッサエレメントと、前記画像データメモリから提供される前記画像データを各プロセッサエレメントに分配する分配部とを有するマルチプロセッサユニットで構成し、
    前記欠陥特徴抽出手段は、CPUと内部メモリをセットにした複数のプロセッサエレメントと、前記画像データメモリから提供される前記該当欠陥部分に関する前記画像データを各プロセッサエレメントに分配する分配部とを有するマルチプロセッサユニットで構成し、
    前記欠陥情報検出手段の分配部が前記各チップの画像データを複数に分割して前記各内部メモリに配る区分単位の分割ブロック画像データは、同じ区分のものが各内部メモリ毎にまとまって置かれることを特徴とする外観検査装置用画像処理装置。
  3. 請求項2記載の外観検査装置用画像処理装置にあって、
    該当欠陥部分の特徴抽出を自動的に分類整理するADC機能を有することを特徴とする外観検査装置用画像処理装置。
  4. 請求項2記載の外観検査装置用画像処理装置にあって、
    前記該当欠陥部分は、前記欠陥情報をもとに前記欠陥特徴抽出手段の分配部が前記画像データメモリから切り出すことを特徴とする外観検査装置用画像処理装置。
  5. 請求項3記載の外観検査装置用画像処理装置にあって、
    前記ADC機能が前記欠陥特徴抽出手段に備わることを特徴とする外観検査装置用画像処理装置。
  6. 請求項2記載の外観検査装置用画像処理装置にあって、
    前記画像データメモリの増設が可能な構成を有することを特徴とする外観検査装置用画像処理装置。
  7. 請求項2記載の外観検査装置用画像処理装置にあって、
    前記画像データは、各チップ毎に割り当てるメモリ領域をチップサイズに応じて可変とすることを特徴とする外観検査装置用画像処理装置。
  8. 請求項2記載の外観検査装置用画像処理装置にあって、
    位置補正を独立して行うマルチプロセッサユニットを追加したことを特徴とする外観検査装置用画像処理装置。
  9. 請求項2記載の外観検査装置用画像処理装置にあって、
    前記画像データメモリ、前記欠陥情報検出手段のマルチプロセッサユニットおよび欠陥特徴抽出手段のマルチプロセッサユニットを複数個並列に並べて並列処理が行われるようにしたことを特徴とする外観検査装置用画像処理装置。
  10. 請求項2記載の外観検査装置用画像処理装置にあって、
    前記マルチプロセッサユニットは、備わるプロセッサエレメント数が増減可能な構成であることを特徴とする外観検査装置用画像処理装置。
  11. 請求項2記載の外観検査装置用画像処理装置にあって、
    前記画像データメモリはデータバッファを含み、
    前記画像データメモリは、データ書き込み時にはデータの並び順序によってポインタ操作方向を切り替え、データ読み出し時には常に1方向でポインタ操作することで常に同一並びのデータを読み出せることを特徴とする外観検査装置用画像処理装置。
  12. 請求項11記載の外観検査装置用画像処理装置にあって、
    前記画像データ取得手段が順次取得する連続画像データを扱う画像処理装置に適用することで、双方向検査のような反転画像の比較を行うことを特徴とする外観検査装置用画像処理装置。
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