JP4807582B2 - 画像処理装置、撮像装置及びそのプログラム - Google Patents
画像処理装置、撮像装置及びそのプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4807582B2 JP4807582B2 JP2007068849A JP2007068849A JP4807582B2 JP 4807582 B2 JP4807582 B2 JP 4807582B2 JP 2007068849 A JP2007068849 A JP 2007068849A JP 2007068849 A JP2007068849 A JP 2007068849A JP 4807582 B2 JP4807582 B2 JP 4807582B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- search
- block
- image
- frame image
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Image Analysis (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Description
この被写体に追従させる技術(被写体を追跡する技術)として、例えば、下記特許文献1に記載されたようなテンプレートマッチング(ブロックマッチングともいう)を用いて被写体の位置を検出するという技術がある。
前記フレーム画像取得手段により取得された最新のフレーム画像を探索対象フレーム画像として選択するともに、前記選択した探索対象フレーム画像の直前に取得されたフレーム画像を参照フレーム画像として選択する選択手段と、
前記参照フレーム画像内の所定の注目画像領域に対応する画像領域を、前記探索対象フレーム画像から探索条件に基づいて探索するブロックマッチング処理手段と、
撮影情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された撮影情報に応じて、前記画像領域の探索条件を切り換え設定する設定手段と、
前記設定手段により切り換えられた前記探索条件に基づいて、前記ブロックマッチング処理手段による処理の演算量を算出する演算量算出手段と、
前記演算量算出手段により算出された前記演算量に基づいてフレームレートを設定するフレームレート設定手段と、を備え、
前記フレーム画像取得手段は、
前記フレームレート設定手段により設定されたフレームレートでフレーム画像を順次取得することを特徴とする。
また、例えば、請求項2に記載されているように、前記フレームレート設定手段は、
前記演算量算出手段により算出された演算量の多さに比例して遅くするようにしてもよい。
前記取得手段により取得された撮影情報に応じたサイズの探索範囲を、前記探索対象フレーム画像に設定し、
前記ブロックマッチング処理手段は、
前記設定手段によりそのサイズが設定された探索範囲に対して、前記注目画像領域に対応する画像領域を探索するようにしてもよい。
前記取得手段により取得された撮影情報に応じた補正係数マップを設定し、
前記ブロックマッチング処理手段は、
前記注目画像領域との相関度を前記探索対象フレーム画像の各領域毎に導出する相関度導出手段と、前記相関度導出手段により導出した各相関度を前記設定手段により設定された補正係数マップに基づいて補正する相関度補正手段と、を備え、前記相関度補正手段により補正された相関度に基づいて、前記注目画像領域に対応する画像領域を探索するようにしてもよい。
前記取得手段により取得された撮影情報に応じたサイズの注目画像領域を、前記参照フレーム画像に設定し、
前記ブロックマッチング処理手段は、
前記設定手段によりそのサイズが設定された注目画像領域に対応する画像領域を探索するようにしてもよい。
前記取得手段により取得された撮影情報に応じた間引き間隔を設定し、
前記ブロックマッチング処理手段は、
前記設定手段により設定された間引き間隔で、前記参照フレーム画像及び前記探索対象フレーム画像の画素を間引く画素間引き手段を備え、前記画素間引き手段により画素を間引いた前記参照フレーム画像及び前記探索対象フレーム画像に基づいて、注目画像領域に対応する画像領域を探索するようにしてもよい。
前記取得手段は、
前記撮影シーン選択手段により選択された撮影シーンを撮影情報として取得するようにしてもよい。
前記取得手段は、
前記動きベクトル算出手段により算出された動きベクトルを撮影情報として取得するようにしてもよい。
前記撮像素子により光電変換されたフレーム画像を順次取得するフレーム画像取得手段と、
前記フレーム画像取得手段により取得された最新のフレーム画像を探索対象フレーム画像として選択するともに、前記選択した探索対象フレーム画像の直前に取得されたフレーム画像を参照フレーム画像として選択する選択手段と、
前記参照フレーム画像内の所定の注目画像領域に対応する画像領域を、前記探索対象フレーム画像から探索条件に基づいて探索するブロックマッチング処理手段と、
撮影情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された撮影情報に応じて、前記画像領域の探索条件を切り換え設定する設定手段と、
前記設定手段により切り換えられた前記探索条件に基づいて、前記ブロックマッチング処理手段による処理の演算量を算出する演算量算出手段と、
前記演算量算出手段により算出された前記演算量に基づいてフレームレートを設定するフレームレート設定手段と、を備え、
前記フレーム画像取得手段は、
前記フレームレート設定手段により設定されたフレームレートでフレーム画像を順次取得することを特徴とする。
参照フレーム画像内の所定の注目画像領域に対応する画像領域を、探索対象フレーム画像から探索条件に基づいて探索させるブロックマッチング処理と、
撮影情報を取得させる取得処理と、
前記取得処理で取得させた撮影情報に応じて、前記画像領域の探索条件を切り換え設定させる設定処理と、
前記設定処理で切り換えられた前記探索条件に基づいて、前記ブロックマッチング処理による処理の演算量を算出する演算量算出処理と、
前記演算量算出処理で算出された前記演算量に基づいてフレームレートを設定するフレームレート設定処理と、を実行させ、
前記フレーム画像取得処理は、前記フレームレート設定処理により設定されたフレームレートでフレーム画像を順次取得することを特徴とする。
[実施の形態]
A.デジタルカメラの構成
図1は、本発明の画像処理装置または撮像装置を実現するデジタルカメラ1の電気的な概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、撮影レンズ2、レンズ駆動回路3、絞り兼用シャッタ4、CCD5、ドライバ6、TG(timing generator)7、ユニット回路8、メモリ9、CPU10、DRAM11、画像表示部12、フラッシュメモリ13、キー入力部14、バス15を備えている。
レンズ駆動回路3は、フォーカスレンズ及びズームレンズを光軸方向にそれぞれ移動させるモータ(図示略)と、CPU10から送られてくる制御信号にしたがってフォーカスモータ及びズームモータをそれぞれ駆動させるモータドライバ(図示略)とから構成されている。
絞りとは、撮影レンズ2から入ってくる光の量を制御する機構のことをいい、CCD5の露出量は、この絞りとシャッタ速度によって変わる。
特に、本実施の形態では、CPU10は、2枚のフレーム画像(参照フレーム画像、探索対象フレーム画像)を用いて参照フレーム画像内の注目画像領域に対応する画像領域を、探索対象フレーム画像から探索するブロックマッチング機能、撮影情報を取得する機能、該取得した撮影情報に対応するブロックマッチングの探索条件を設定する機能を有し、該設定された探索条件でブロックマッチングを行なわせる。
画像表示部12は、カラーLCDとその駆動回路を含み、撮影待機状態にあるときには、CCD5によって撮像された被写体をスルー画像として表示し、記録画像の再生時には、フラッシュメモリ13から読み出され、伸張された記録画像を表示させる。
キー入力部14は(撮影シーン選択手段)、半押し全押しの2段階操作可能なシャッタボタン、モード切替キー、撮影シーン選択画面移行キー、メニューキー、十字キー、セットキー等の複数の操作キーを含み、ユーザのキー操作に応じた操作信号をCPU10に出力する。
本実施の形態は、撮影状況に応じてブロックマッチングにおける探索条件としての探索範囲の大きさ(広さ)を変えて、ブロックマッチングを行なうというものである。
ステップS2で、撮影シーン設定モードが選択されたと判断すると、ステップS3に進み、CPU10は、撮影シーン選択画面を表示するとともに、撮影シーンの選択が行なわれたか否かを判断する。
そして、ユーザは十字キー及びSETキーを操作することにより、現在の撮影状況に適した撮影シーンを1つ選択することができる。
次いで、ステップS5で、CPU10は、該取得した撮影情報(ここでは撮影シーン)に対応する探索範囲の大きさ(サイズ)をメモリ9の探索範囲テーブルから取得し、該取得した大きさをブロックマッチングの探索範囲の大きさとして設定して(設定手段)、ステップS6に進む。このとき、CPU10は、該設定された探索範囲の大きさを探索範囲記憶領域に記憶させるとともに、スルー画像表示状態に復帰させる。
図2(b)に示すように、各撮影シーン毎に探索範囲の大きさ(・・画素×・・画素)が記録されており、CPU10は、該取得した撮影シーン(撮影情報)に応じて図2(b)に示すような探索範囲テーブルから探索範囲の大きさを取得して設定する。
一方、ステップS2で、撮影シーン設定モードが選択されていないと判断するとそのままステップS6に進む。
ステップS6で、十字キーの操作が行われたと判断すると、ステップS7に進み、CPU10は、該十字キーの操作に従って注目画像指定枠34の表示位置を変更させ、該変更された表示位置に注目画像指定枠34を表示させて、ステップS8に進む。つまり、十字キーの操作に応じて注目画像指定枠34が移動することになる。
一方、ステップS6で、十字キーの操作が行われていないと判断するとそのままステップS8に進む。
このとき、シャッタボタンの半押し操作により注目画像指定枠34に重なっている被写体に対して被写体追従が開始されることになるので、ユーザは追従させたいメイン被写体が注目画像指定枠34と重なった時にシャッタボタンの半押し操作を行なう。
また、ここでは、現フレーム画像データとは最新のフレーム画像データのことを言い、前フレーム画像データとは該最新のフレーム画像データの1つ前のフレーム画像データのことを言う。
つまり、基準ブロック23の基準座標位置(例えば中心座標位置)26に対応する現フレーム画像データでの座標位置が、その基準座標位置(例えば中心座標位置)27となるように、該設定されたサイズで探索範囲24を設定する。
この差分の二乗の総和(差分二乗和とも記す)としての探索ブロック25毎のブロック評価値Sは、以下に示す数1によって求めることができる。
また、Y1は、探索ブロック25の各画素の輝度値を表し、Y2は、基準ブロック23の各画素の輝度値を表している。
図7は、探索ブロック25の基準座標位置28が探索範囲24内となるように現フレーム画像データP(x)から順次抽出される探索ブロック25を説明するための図である。
図を見ると、探索ブロック25の基準座標位置(黒く塗りつぶしている画素の座標位置)28が(x,y)=(0,0)のときに、抽出される探索ブロック25の範囲は、図7のAのような範囲となり、Y1x=0,y=0は、該Aに示すような範囲の探索ブロック25の画素の輝度値を表している。また、探索ブロック25の基準座標位置28が(x,y)=(−12,8)のときに、抽出される探索ブロック25の範囲は図7のBに示すような範囲となり、Y1x=−12,y=8は、該Bに示すような範囲の探索ブロック25の画素の輝度値を表している。
なお、メモリ9には、各探索範囲24のサイズ、又は、撮影シーンに対応する補正係数マップがそれぞれ予め記録されている。
この補正係数マップは、ブロック評価値を補正するための補正係数mが探索ブロック25の基準座標位置28に対応してそれぞれ記録されている。なお、図2のステップS4で設定された探索範囲24のサイズと、補正係数マップのサイズは等しくなるように、つまり、探索範囲24における画素の数と、補正係数マップに記録されている補正係数の数は等しくなるように記録されている。
具体的には、ブロック評価値が算出された探索ブロック25を順次選択する。そして、選択した探索ブロック25毎に、当該探索ブロック25の基準座標位置28に対応して記録されている補正係数を補正係数マップから選択し、この選択した補正係数をブロック評価値Sに乗算することによりブロック評価値Sを補正する。つまり、ブロック評価値Sを補正することで、基準ブロック23と各探索ブロック25との相関度を補正する。
また、各ブロック評価値を、探索範囲24の基準座標位置27に近くなればなるほど補正係数が小さくなる補正係数マップを用いて補正するようにしたので、基準ブロック23の座標位置に近い探索ブロック25を優先的に該基準ブロック23と最も相関度の高い探索ブロック25(一致ブロック29)として検出し易くすることができ、探索範囲24の中央を重点とした一致ブロックの検出を行なうことができる。つまり、座標位置毎に、被写体が移動している可能性としての確率を相関度に反映させることで、より誤判断の発生を低減させて、真に追跡したい被写体を追跡することができる。
D.上記実施の形態は、以下のような変形例も可能である。
(1)上記実施の形態においては、ユーザによって選択された撮影シーン(取得した撮影シーン)に応じて探索範囲24の大きさ(ブロックマッチングの探索条件)を変えるようにしたが、探索範囲24に替えて、基準ブロック23の大きさ(ブロックマッチングの探索条件)を変える(設定する)ようにしてもよい(設定手段)。つまり、選択された撮影シーンに応じて基準ブロック23の大きさを変えるようにしてもよい。この場合は、基準ブロック23の大きさに伴い探索ブロック25の大きさも変わる。
この場合は、図2のステップS5で、該取得された撮影シーンに対応する基準ブロック23のサイズを取得し、該取得したサイズをブロックマッチングの基準ブロック23のサイズとして前フレーム画像データP(x−1)に設定する(設定手段)。その後、ステップS6で、該設定された基準ブロック23のサイズで、ブロックマッチング動作を開始する。
図10(a)は、例えば、追跡したい被写体の画角内サイズが比較的小さくなるような撮影シーンが選択されたことによって設定された基準ブロック23の大きさの様子を示しており、図10(b)は、例えば、追跡したい被写体の画角内サイズが比較的大きくなるような撮影シーンが選択されたことによって設定された基準ブロック23の大きさの様子を示している。
つまり、図10(a)は、基準ブロック23及び探索ブロックが比較的小さな範囲として設定される場合を示し、図10(b)は、基準ブロック23及び探索ブロックが比較的広い範囲として設定される場合を示している。
この場合は、図2のステップS5で、該取得された撮影シーンに対応する間引き間隔を取得し、該取得した間隔を、基準ブロック23のブロックの画素の間引き間隔として設定する(設定手段)。その後、ステップS6で、該設定された間引き間隔で間引かれた後の基準ブロック23の画素を用いて、ブロックマッチング動作を開始する。
図11(a)は、例えば、比較的被写体の濃淡が激しい撮影シーンが選択されたことによって設定された基準ブロック23の画素の間引き間隔の様子を示しており、図11(b)は、例えば、比較的被写体の濃淡が緩やかな撮影シーンが選択されたことによって設定された基準ブロック23の画素の間引き間隔の様子を示している。なお、ここでは、基準ブロック23を12画素×12画素で構成させている。
このように、撮影状況に応じた大きさの間引き間隔で間引いた後でブロックマッチングを行なうことにより、基準ブロック22と最も相関度が高い一致ブロックを効率良く検出することができ、撮影状況に応じたブロックマッチングを行なうことができる。
また、撮影シーンに応じて探索範囲を変えずに、撮影シーンに応じて、補正係数マップと、基準ブロック23の大きさ又は/及び間引き間隔とを変えるようにしてもよい。
前フレーム画像データの基準ブロック23と最も相関度が高くなる現フレーム画像データのブロックの検出を開始すると、ステップS21で、CPU10は、図2のステップS5で設定された探索範囲24のサイズと、基準ブロック23の基準座標位置26とに基づいて現フレーム画像データ上に探索範囲24を設定する。
つまり、基準ブロック23の基準座標位置26に対応する現フレーム画像データでの座標位置が探索範囲24の基準座標位置27となるように、該設定されたサイズで探索範囲24を設定する。
ここでも、図8に示すようなブロック評価値Sが算出されたものとする。
ここでは、図8の太線の四角で囲まれている座標位置を基準座標位置28とする探索ブロック25が、ステップS23で、選択された探索ブロック25とする。
図8の例では、ブロック評価値Sに基づいて選択された各探索ブロック25の基準座標位置28は、それぞれ、(x,y)=(−8,5)、(x,y)=(−3,−3)、(x,y)=(−2,1)、(x,y)=(5,−4),(x,y)=(6,2)なので、その基準座標位置28が探索範囲24の基準座標位置27に最も近くなっている探索ブロック25は、(x,y)=(−2,1)に対応するものであるため、(x,y)=(−2,1)を基準座標位置28とする探索ブロック25を基準ブロック23と最も相関度が高い探索ブロック25(一致ブロック29)として検出する。
これにより、更に探索範囲24の中央を重点とした一致ブロックの検出を行なうことができる。
この演算量の多さに比例したキャプチャレートとは、例えば、算出した演算量が所定値より少ない場合は、フレーム画像データを所定のキャプチャレートで撮像し、算出した演算量が所定値より多い場合には、その比率に応じてキャプチャレートを遅くする。
これにより、フレーム画像の撮像をスムーズに行なうことができる。演算量が多すぎてCPU10の処理が間に合わない場合は、フレーム画像がスムーズに撮像されないからである。
なお、フレームキャプチャレートに対応する表示レートで該撮像されたフレーム画像データを表示させ、フレームキャプチャレートが遅くなった場合は、それに応じて表示レートも遅くする。
現にCCD5によって撮像されているフレーム画像データに基づいてブロックマッチングを行なう場合は、該フレーム画像データが撮像された撮影シーン等に応じてブロックマッチングの探索条件を設定し、既に記録されている動画データに基づいてブロックマッチングを行なう場合は、該動画データが撮像された時の撮影シーン等によってブロックマッチングの探索条件を設定する。
なお、既に記録された動画データに関連付けて、該動画データが撮影された時の撮影シーン等を示す情報を関連付けて記録しておく必要がある。
したがって、本発明の上記実施形態に対してなされ得る多種多様な変形ないし修正はすべて本発明の範囲内に含まれるものであり、添付の特許請求の範囲によって保護されるものと解さなければならない。
2 撮影レンズ
3 レンズ駆動回路
4 絞り兼用シャッタ
5 CCD
6 ドライバ
7 TG
8 ユニット回路
9 メモリ
10 CPU
11 DRAM
12 画像表示部
13 フラッシュメモリ
14 キー入力部
15 バス
Claims (10)
- フレーム画像を順次取得するフレーム画像取得手段と、
前記フレーム画像取得手段により取得された最新のフレーム画像を探索対象フレーム画像として選択するともに、前記選択した探索対象フレーム画像の直前に取得されたフレーム画像を参照フレーム画像として選択する選択手段と、
前記参照フレーム画像内の所定の注目画像領域に対応する画像領域を、前記探索対象フレーム画像から探索条件に基づいて探索するブロックマッチング処理手段と、
撮影情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された撮影情報に応じて、前記画像領域の探索条件を切り換え設定する設定手段と、
前記設定手段により切り換えられた前記探索条件に基づいて、前記ブロックマッチング処理手段による処理の演算量を算出する演算量算出手段と、
前記演算量算出手段により算出された前記演算量に基づいてフレームレートを設定するフレームレート設定手段と、を備え、
前記フレーム画像取得手段は、
前記フレームレート設定手段により設定されたフレームレートでフレーム画像を順次取得することを特徴とする画像処理装置。 - 前記フレームレート設定手段は、
前記演算量算出手段により算出された演算量の多さに比例して遅くすることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 前記設定手段は、
前記取得手段により取得された撮影情報に応じたサイズの探索範囲を、前記探索対象フレーム画像に設定し、
前記ブロックマッチング処理手段は、
前記設定手段によりそのサイズが設定された探索範囲に対して、前記注目画像領域に対応する画像領域を探索することを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。 - 前記設定手段は、
前記取得手段により取得された撮影情報に応じた補正係数マップを設定し、
前記ブロックマッチング処理手段は、
前記注目画像領域との相関度を前記探索対象フレーム画像の各領域毎に導出する相関度導出手段と、前記相関度導出手段により導出した各相関度を前記設定手段により設定された補正係数マップに基づいて補正する相関度補正手段と、を備え、前記相関度補正手段により補正された相関度に基づいて、前記注目画像領域に対応する画像領域を探索することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の画像処理装置。 - 前記設定手段は、
前記取得手段により取得された撮影情報に応じたサイズの注目画像領域を、前記参照フレーム画像に設定し、
前記ブロックマッチング処理手段は、
前記設定手段によりそのサイズが設定された注目画像領域に対応する画像領域を探索することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の画像処理装置。 - 前記設定手段は、
前記取得手段により取得された撮影情報に応じた間引き間隔を設定し、
前記ブロックマッチング処理手段は、
前記設定手段により設定された間引き間隔で、前記参照フレーム画像及び前記探索対象フレーム画像の画素を間引く画素間引き手段を備え、前記画素間引き手段により画素を間引いた前記参照フレーム画像及び前記探索対象フレーム画像に基づいて、注目画像領域に対応する画像領域を探索することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の画像処理装置。 - ユーザが任意の撮影シーンを選択するための撮影シーン選択手段を備え、
前記取得手段は、
前記撮影シーン選択手段により選択された撮影シーンを撮影情報として取得することを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の画像処理装置。 - 前記ブロックマッチング処理手段による探索結果に基づいて前記参照フレーム画像と前記探索対象フレーム画像と間の動きベクトルを算出する動きベクトル算出手段を備え、
前記取得手段は、
前記動きベクトル算出手段により算出された動きベクトルを撮影情報として取得することを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の画像処理装置。 - 被写体像を光電変換する撮像素子と、
前記撮像素子により光電変換されたフレーム画像を順次取得するフレーム画像取得手段と、
前記フレーム画像取得手段により取得された最新のフレーム画像を探索対象フレーム画像として選択するともに、前記選択した探索対象フレーム画像の直前に取得されたフレーム画像を参照フレーム画像として選択する選択手段と、
前記参照フレーム画像内の所定の注目画像領域に対応する画像領域を、前記探索対象フレーム画像から探索条件に基づいて探索するブロックマッチング処理手段と、
撮影情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された撮影情報に応じて、前記画像領域の探索条件を切り換え設定する設定手段と、
前記設定手段により切り換えられた前記探索条件に基づいて、前記ブロックマッチング処理手段による処理の演算量を算出する演算量算出手段と、
前記演算量算出手段により算出された前記演算量に基づいてフレームレートを設定するフレームレート設定手段と、を備え、
前記フレーム画像取得手段は、
前記フレームレート設定手段により設定されたフレームレートでフレーム画像を順次取得することを特徴とする撮像装置。 - コンピュータに、
参照フレーム画像内の所定の注目画像領域に対応する画像領域を、探索対象フレーム画像から探索条件に基づいて探索させるブロックマッチング処理と、
撮影情報を取得させる取得処理と、
前記取得処理で取得させた撮影情報に応じて、前記画像領域の探索条件を切り換え設定させる設定処理と、
前記設定処理で切り換えられた前記探索条件に基づいて、前記ブロックマッチング処理による処理の演算量を算出する演算量算出処理と、
前記演算量算出処理で算出された前記演算量に基づいてフレームレートを設定するフレームレート設定処理と、を実行させ、
前記フレーム画像取得処理は、前記フレームレート設定処理により設定されたフレームレートでフレーム画像を順次取得することを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007068849A JP4807582B2 (ja) | 2007-03-16 | 2007-03-16 | 画像処理装置、撮像装置及びそのプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007068849A JP4807582B2 (ja) | 2007-03-16 | 2007-03-16 | 画像処理装置、撮像装置及びそのプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008236015A JP2008236015A (ja) | 2008-10-02 |
JP4807582B2 true JP4807582B2 (ja) | 2011-11-02 |
Family
ID=39908331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007068849A Expired - Fee Related JP4807582B2 (ja) | 2007-03-16 | 2007-03-16 | 画像処理装置、撮像装置及びそのプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4807582B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011024035A (ja) * | 2009-07-16 | 2011-02-03 | Sharp Corp | 動き検出装置、撮像装置、動き検出方法、プログラム及び設計方法 |
JP5261331B2 (ja) * | 2009-09-11 | 2013-08-14 | 富士フイルム株式会社 | 画像解析装置、画像解析方法およびプログラム |
JP5927837B2 (ja) * | 2011-10-20 | 2016-06-01 | 株式会社リコー | 速度検出装置、移動部材搬送ユニット、及び、画像形成装置 |
JP5770123B2 (ja) * | 2012-02-21 | 2015-08-26 | リズム時計工業株式会社 | 検知システムおよびその信号処理方法、プログラム |
CN105027162B (zh) * | 2013-02-27 | 2018-02-02 | 株式会社日立制作所 | 图像解析装置、图像解析系统、图像解析方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2738325B2 (ja) * | 1995-01-24 | 1998-04-08 | 日本電気株式会社 | 動き補償フレーム間予測装置 |
JP3019787B2 (ja) * | 1996-09-20 | 2000-03-13 | 日本電気株式会社 | 動きベクトル検出装置 |
JP2001057659A (ja) * | 1999-08-17 | 2001-02-27 | Nikon Corp | 電子カメラおよび画像再生用プログラムを記録した記録媒体 |
JP2002027480A (ja) * | 2000-07-10 | 2002-01-25 | Fujitsu Ltd | 動画像処理方法および動画像処理装置 |
JP4025865B2 (ja) * | 2002-03-14 | 2007-12-26 | コニカミノルタオプト株式会社 | 電子カメラ |
JP2005204076A (ja) * | 2004-01-15 | 2005-07-28 | Canon Inc | 符号化装置、符号化方法 |
JP2006115470A (ja) * | 2004-09-16 | 2006-04-27 | Ntt Docomo Inc | 映像評価装置、フレームレート決定装置、映像処理装置、映像評価方法、および映像評価プログラム |
-
2007
- 2007-03-16 JP JP2007068849A patent/JP4807582B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008236015A (ja) | 2008-10-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11012614B2 (en) | Image processing device, image processing method, and program | |
JP4872797B2 (ja) | 撮像装置、撮像方法および撮像プログラム | |
JP4761146B2 (ja) | 撮像装置及びそのプログラム | |
JP5159515B2 (ja) | 画像処理装置およびその制御方法 | |
JP6157242B2 (ja) | 画像処理装置及び画像処理方法 | |
US8724981B2 (en) | Imaging apparatus, focus position detecting method, and computer program product | |
US8988535B2 (en) | Photographing control method and apparatus according to motion of digital photographing apparatus | |
JP5115210B2 (ja) | 撮像装置 | |
KR101728042B1 (ko) | 디지털 촬영 장치 및 이의 제어 방법 | |
JP2007129310A (ja) | 撮像装置 | |
JP4894708B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP4807582B2 (ja) | 画像処理装置、撮像装置及びそのプログラム | |
JP5217451B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP4716266B2 (ja) | 画像処理装置、撮像装置及びそのプログラム | |
JP4807623B2 (ja) | 撮像装置、撮像方法及び撮像プログラム | |
JP2001255451A (ja) | 自動合焦装置、デジタルカメラ、および携帯情報入力装置 | |
JP6018466B2 (ja) | 撮像装置及びその制御方法 | |
JP5278483B2 (ja) | 撮像装置、撮像方法及び撮像プログラム | |
JP4877186B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム | |
JP4888829B2 (ja) | 動画処理装置、動画撮影装置および動画撮影プログラム | |
JP5182395B2 (ja) | 撮像装置、撮像方法および撮像プログラム | |
JP5962974B2 (ja) | 撮像装置、撮像方法、及びプログラム | |
JP2017212698A (ja) | 撮像装置、撮像装置の制御方法およびプログラム | |
JP5332668B2 (ja) | 撮像装置および被写体検出プログラム | |
JP2009159380A (ja) | 撮像装置及び撮像方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100303 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110426 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110623 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110721 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110803 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140826 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4807582 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |