JP4025865B2 - 電子カメラ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、露出制御条件および撮影画像の画像処理条件を複数の撮影シーンに対応して予め設定しておき、撮影時に1の撮影シーンが設定されると、その撮影シーンに対応した露出制御条件と画像処理条件とが自動的に設定可能な電子カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、露出制御条件(絞り値、シャッタースピード、フラッシュ発光の要否等)および撮影画像の画像処理条件(γ補正、色補正、輪郭補正等の条件)を複数の撮影シーン(ポートレート撮影、動体撮影、風景撮影、スナップ撮影等の撮影シーン)に対応して予め設定しておき、撮影時に1の撮影シーンが設定されると、その撮影シーンに対応した露出制御条件と画像処理条件とが自動的に設定可能な電子カメラが知られている(特開平10−161174号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の電子カメラは、撮影シーンを撮影者に手動で設定させるようにしているので、撮影者が選択した撮影シーンと撮影画像の画質との関係を十分に理解していないと、撮影者の意図した画像が得られない場合が生じる。
【0004】
例えば被写体が風景撮影シーンとスナップ撮影シーンのいずれに該当するかよく分からず、撮影者が適当に風景撮影シーンを設定した場合、その被写体の撮影条件(例えば被写体距離、撮影画角、光源色等)がスナップ撮影シーンに適していると、撮影画像は標準的な画質に仕上がり、画面全体に焦点があった明瞭な画質は得られない。また、撮影者がある人物に対してポートレート撮影をしようとして、ポートレート撮影シーンを設定しても、その人物の撮影条件(例えば被写体距離、撮影画角、光源色等)が風景撮影に適していると、撮影画像はその人物がやや硬調に仕上がり、ソフトフォーカスのやや軟調な仕上がりは得られない。
【0005】
このように、被写体を複数の撮影シーンに分類し、撮影シーンを選択することで露出制御条件や画像処理条件を自動的に設定する電子カメラは、撮影時の露出制御条件や画像処理条件を決定する操作が容易になる点では便利な機能であるが、撮影者が撮影シーンと露出制御条件や画像処理条件との関係を十分に理解していないと、却ってその機能は撮影者にとって使い辛いものとなる虞がある。
【0006】
そこで、露出制御条件や画像処理条件を設定する際のパラメータとなる被写体距離、被写体輝度、光源色等のカメラで取得される撮影条件に基づいて被写体の撮影シーンを判定し、その判定結果と撮影者が手動設定した撮影シーンとの相違を撮影者に報知することで上述した不具合を低減することが望ましいが、このような電子カメラは商品化されておらず、提案もなされていない。
【0007】
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、撮影シーンを手動設定することで露出制御条件及び画像処理条件が自動設定可能な電子カメラにおいて、撮影者の設定した撮影シーンの適否を確認することのできる電子カメラを提供するものである。
【0008】
【問題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、撮像手段の露出制御条件および画像処理手段の撮影画像の画像処理条件を複数の撮影シーンに対応して予め設定しておき、撮影時に1の撮影シーンが設定されると、その撮影シーンに対応する前記露出制御条件及び前記画像処理条件を自動的に設定し、その露出制御条件及び画像処理条件に基づいて撮影処理を行う電子カメラにおいて、前記撮影シーンを手動で設定するための撮影シーン設定手段と、被写体の撮影シーンを判定するための所定の撮影情報を取得する撮影情報取得手段と、前記撮影情報取得手段で取得された撮影情報に基づき被写体の撮影シーンを判定する撮影シーン判定手段と、前記撮像手段で撮像された画像を表示すると共に、該画像に重ねて前記撮影シーン設定手段で設定された第1の撮影シーンの名称と前記撮影シーン判定手段で判定された第2の撮影シーンの名称を双方一緒に表示する表示手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0009】
この発明によれば、撮影を行う際に、撮影シーン設定手段により撮影シーンが手動設定されると、撮影情報取得手段により被写体の撮影シーンを判定するための所定の撮影情報が取得され、撮影シーン判定手段によりその撮影情報に基づき被写体の撮影シーンが判定される。そして、撮影画像を表示する表示手段に、撮像手段で撮像された画像を表示すると共に、該画像に重ねて前記撮影シーン設定手段で設定された第1の撮影シーンの名称及び前記撮影シーン判定手段で判定された第2の撮影シーンの名称が双方一緒に表示される。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電子カメラにおいて、前記表示手段における前記第2の撮影シーンの名称の表示形態は、前記第1の撮影シーンの名称の表示形態と異なることを特徴とするものである。
【0011】
この発明によれば、第2の撮影シーンの名称の表示形態を第1の撮影シーンの名称の表示形態と異ならせたので、前記撮影シーン設定手段で設定された第1の撮影シーンの名称と撮影シーン判定手段で判定された第2の撮影シーンの名称との見分けが付きやすくなる。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の電子カメラにおいて、前記表示手段における前記第2の撮影シーンの名称の表示時間は、前記第1の撮影シーンの名称の表示時間よりも短いことを特徴とするものである。
【0013】
この発明によれば、第2の撮影シーンの名称の表示時間を第1の撮影シーンの名称の表示時間よりも短くしたので、第2の撮影シーンを推奨し、第1の撮影シーンが誤っていないか注意が喚起される。
【0014】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の電子カメラにおいて、前記撮像手段で撮像された画像を表示する画像表示手段を備え、この画像表示手段は前記表示手段を兼ねていることを特徴とするものである。
【0015】
この発明によれば、撮影シーンの名称が画像と同時に視認できるので、画像表示手段が上記表示手段を兼用していないものに比して、視線を大きく移動させるなどの必要がなく、シーン設定操作の操作性が向上される。
【0016】
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれかに記載の電子カメラにおいて、前記表示手段に前記第及び第2の撮影シーンが双方一緒に表示されている状態で切替操作が行われると、前記撮影シーン設定手段で設定された前記第1の撮影シーンを前記第2の撮影シーンに切り替えるシーン切替手段を更に備えたことを特徴とするものである。
【0017】
この発明によれば、撮影シーンを第1の撮影シーンから第2の撮影シーンに切替える場合に、撮影シーン設定手段で撮影シーンを上記複数の撮影シーンの中から第2の撮影シーンに設定し直す必要が無く、シーン切替手段の切替操作だけで行うことができ、簡単な操作で上記撮影シーンの切替えが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るデジタルカメラの実施形態について説明する。
【0019】
本発明に係るデジタルカメラは、撮影者が予め分類された複数の撮影シーンの中から1の撮影シーンを選択すると、その撮影シーンに適した露出制御条件(絞り値、シャッタースピード、フラッシュ発光の有無等)や画像処理条件(γ補正、色補正、輪郭補正等の補正処理)が自動的に設定され、その条件で撮影処理が行われるようになっている。なお、本実施形態では、ポートレート撮影、スポーツ撮影、風景撮影、夕景撮影、夜景撮影及びスナップ撮影の6種類の撮影シーンに分類しているが、撮影シーンの分類数は6種類に限定されるものではない。
【0020】
撮影シーンの選択は、撮影者が手動で行えるが、カメラが露出制御条件や画像処理条件を決定するために必要な撮影条件(例えば被写体距離、被写体輝度、撮影倍率、光源色等)を検出し、その検出結果に基づいて撮影シーンを判定し、自動的に撮影シーンを設定することも可能である。
【0021】
このため、本実施形態に係るデジタルカメラは、撮影者が撮影シーンを手動で設定するシーン手動設定モードと、カメラが撮影シーンを判定し、その判定結果に基づいて自動的に撮影シーンを設定するシーン自動設定モードとを切替える切替えボタン(後述のシーン設定モード切替ボタン13に相当)を備えている。また、シーン手動設定モードにおいては、シーン自動設定モードにおける撮影シーンの判定機能を利用して被写体の撮影シーンを判定し、その判定結果を撮影者が手動設定した撮影シーンとともに表示部(後述するLCD表示部7等)に表示するようにしている。これにより撮影者は自己が設定した撮影シーンの適否を容易に判断することができ、必要に応じてカメラが判定した撮影シーン(カメラが推奨する判定シーン)に切り替えることができるようになっている。
【0022】
図1は、デジタルカメラ1の前方からの斜視図、図2は、同デジタルカメラ1の背面図である。
【0023】
図1、図2に示すように、デジタルカメラ1は、カメラ本体部2に、レンズユニット3、シャッターボタン4、光学ファインダ5、フラッシュ6、LCD(Liquid Crystal Display)表示部7、電源ボタン8、カードスロット9、モード設定スイッチ10、ズームスイッチ11、液晶パネル12、シーン選択自動/手動切替えボタン13及びシーン選択キー14を備えている。
【0024】
レンズユニット3は、カメラ本体部2の前面略中央部に配設されており、被写体の光像を取り込むものである。レンズユニット3は、ズームレンズ及びフォーカスレンズからなり、レンズ駆動部20(図7参照)の駆動によりズームやピントの調節を行う。
【0025】
シャッターボタン4は、正面から見てカメラ本体部2の上面左端部に配設されており、撮影モード中に半押しされると、撮影準備処理(主として被写体輝度を検出して露出値を設定するとともに、被写体距離を検出してレンズユニット3の焦点調節を行う処理)が行われ、全押しされると、設定された露出値で撮影処理が行われる。なお、シャッターボタン4の半押しは図略のスイッチS1により検出され、シャッターボタン4の全押しは図略のスイッチS2により検出される。
【0026】
光学ファインダ5は、カメラ本体部2の背面右側上部に配設されており、撮影者が撮影画角を視認するためのものである。
【0027】
フラッシュ6は、カメラ本体部2の正面上部中央に配設されており、被写体が暗い場合に照明光を照射するものである。
【0028】
LCD表示部7は、カメラ本体部2の背面略中央部に配設されており、撮影画像のモニタ表示及び記録画像の再生表示等を行うものである。また、LCD表示部7は、電子ビューファインダとしても機能する。
【0029】
電源ボタン8は、カメラ本体部2の背面であってLCD表示部7の上部に配設されており、押圧する毎に主電源のON/OFFが交互に切り替わるようになっている。
【0030】
カードスロット9は、正面から見てカメラ本体部2の左側面に設けられており、複数の半導体記憶素子からなるメモリカード15が装着される。メモリカード15は、カードスロット9の近傍位置に設けられた図略の取出ボタンにより取出可能となっている。
【0031】
モード設定スイッチ10は、正面から見てカメラ本体部2の上面右側に配設されており、デジタルカメラ1の前後方向に並設された一対のスイッチ10a,10bからなる。一方のモード設定スイッチ10aを押圧すると、デジタルカメラ1は被写体の撮影を行う撮影モードに設定され、他方のモード設定スイッチ10bを押圧すると、メモリカード15に記録された撮影画像をLCD表示部7に再生表示する再生モードに設定される。
【0032】
ズームスイッチ11は、レンズユニット3内の撮影レンズを広角側または望遠側に駆動する指示を行うためのスイッチである。
【0033】
液晶パネル12は、カメラのモード(撮影モードか再生モードか)や撮影可能枚数、撮影条件(絞り値、シャッタースピード、フラッシュ発光の有無等)等のカメラの設定状況を表示するものである。
【0034】
シーン設定モード切替ボタン13は、上述したシーン手動設定モードとシーン自動設定モードとを切替設定するボタンである。シーン自動設定モードが設定されている状態で、シャッターボタン4が半押しされると、デジタルカメラ1は、表1に示す5種類の判定パラメータ(撮影倍率β、レンズユニット3の焦点距離f(mm)、被写体輝度、光源色、被写体の動き)を検出し、その検出結果に基づいて被写体の撮影シーン(ポートレート撮影、スポーツ撮影、風景撮影、夕景撮影、夜景撮影、スナップ撮影の撮影シーン)を判定し、その判定結果に基づいて同表1に示す5種類の撮影制御条件(露出制御条件(絞り値/シャッタースピードの露出制御値,フラッシュの有無)と画像処理条件(γ補正、輪郭補正、色補正))を自動設定する。そして、シャッターボタン4が全押しされると、設定された撮影シーンに対応する露出制御条件で撮像動作が行われ、撮像画像は設定された撮影シーンに対応する画像処理条件で画像処理が行われた後、メモリカード15に記録される。
【0035】
【表1】
Figure 0004025865
【0036】
ここで、撮影シーンと判定パラメータとの関係について簡単に説明する。
【0037】
表1において、「ポートレート撮影」は、人物の顔形や姿を撮影するものである。「スポーツ撮影」は、例えばカーレースの自動車等、移動する物体を主被写体として撮影するものである。また、「風景撮影」は、山や海などの風景を撮影するものであり、「夕景撮影」は、夕焼けを背景として人物や建物などを撮影するものであり、「夜景撮影」は、夜景を背景として人物や建物などを撮影するものである。また、「スナップ撮影」は、人物や物体の自然な表情や動作を瞬間的に撮影するものである。
【0038】
「ポートレート撮影」は、人物の上半身が撮影画面内に入るような標準よりも大き目の画角が設定されるが、「スポーツ撮影」、「風景撮影」、「夕景撮影」及び「夜景撮影」は、主被写体となる人物や物体は背景とのバランスを取って標準よりも小さ目の画角が設定されるため、撮影倍率の判定基準は、「ポートレート撮影」では「1/15〜1/60」とし、「スポーツ撮影」、「風景撮影」、「夕景撮影」及び「夜景撮影」では「1/80〜」としている。
【0039】
「ポートレート撮影」では、比較的近くに位置する人物を引き寄せて比較的大きい画角が設定されるが、「風景撮影」、「夕景撮影」及び「夜景撮影」では、広範囲の背景が撮影画面内に含まれるように画角設定されるから、焦点倍率の判定基準は、「ポートレート撮影」では「50〜100mm」(やや望遠領域)とし、「風景撮影」、「夕景撮影」及び「夜景撮影」では「28〜50mm」(広角領域)としている。一方、「スポーツ撮影」では、高速で移動している主被写体を追いながら撮影画面内に納めるため、主被写体は「ポートレート撮影」よりも遠くに位置していることが通常であるから、その焦点倍率の判定基準は「100〜300mm」(望遠領域)にしている。
【0040】
「夜景撮影」以外の撮影シーンでは、通常、普通の明るさのもとで撮影されるから、被写体輝度の判定基準は、「ポートレート撮影」、「スポーツ撮影」、「風景撮影」及び「夕景撮影」では「普通」とし、「夜景撮影」では「暗い」としている。
【0041】
また、「風景撮影」は主被写体が山等の自然物であるから、通常、屋外撮影であり、「ポートレート撮影」や「スポーツ撮影」は主被写体によって屋外撮影になったり屋内撮影になったりするため、光源色の判定基準は、「風景」では「昼光色」とし、「ポートレート撮影」及び「スポーツ撮影」は「昼光色若しくは室内光(自然光に近い照明光)」としている。一方、「夕景撮影」では夕焼けにより全体に赤みがかっているので、光源色の判定基準は「夕日色」としている。また、「夜景撮影」では、蛍光灯、ネオン管、ナトリウム管などの器具による照明光が多くなるから、光源色の判定基準は「ネオン、ナトリウムなどの特殊光源色」としている。
【0042】
被写体の動きの判定基準は、「スポーツ撮影」以外の撮影シーンでは、主被写体は通常、静止しているから、「静体」とし、「スポーツ撮影」では「動体」としている。
【0043】
そして、上述した判定基準により被写体の撮影シーンを判定した結果、「ポートレート撮影」、「スポーツ撮影」、「風景撮影」、「夕景撮影」及び「夜景撮影」のいずれにも属さない場合、「スナップ撮影」と判定するようにしている。
【0044】
次に、撮影シーンと撮影制御条件の関係について簡単に説明する。
【0045】
「ポートレート撮影」では、人物の顔、形を明るく、ソフトに仕上げることで、好印象の撮影画像とするため、露出制御条件は、「適正露出値よりややオーバー」にし、フラッシュの要否は被写体輝度に応じて「自動」としている。また、γ補正は「コントラストを標準値よりやや弱」にし、輪郭補正は「標準よりややソフト」にし、色補正は「標準」にしている。
【0046】
「スポーツ撮影」では、撮影画面内を高速で移動する動体を明瞭に捕らえるため、露出制御条件は、高速シャッターが切れるように「シャッター速度優先」にし、フラッシュの要否は、被写体輝度に応じて「自動」としている。また、シャッター速度優先で設定された露出制御値で撮影された撮影画像は被写界深度が浅く、主被写体(動体)にのみピントの合った画像となるので、その雰囲気を強調するため、γ補正は「コントラストを標準値よりやや強」にし、輪郭補正は「標準よりややシャープ」にし、色補正は「標準」にしている。
【0047】
「風景撮影」では、撮影画面全体が被写体となるため、撮影時の風景の雰囲気をできるだけ再現できるように、露出制御条件は「標準値(適正露出値)」にし、フラッシュの要否は「発光禁止」としている。また、γ補正は「標準値」にし、輪郭補正は「標準値よりややシャープ」にし、色補正は「彩度を標準値よりやや強」にしている。輪郭補正をややシャープにしているのは、撮影された風景全体が明瞭に把握されるようにするものであり、色補正で彩度をやや強くしているのは、色を鮮やかにすることで風景写真をきれいな画像にするためである。
【0048】
「夕景撮影」は、背景の色が夕焼けとなる点を除いて基本的に「風景撮影」と同じであるから、輪郭補正を「標準値」にする点を除いて露出制御条件及び画像処理条件は「風景撮影」と同じである。「夕景撮影」で輪郭補正を標準値とするのは、画面全体が赤みがかった色になっているため、その色により風景の輪郭が弱められているから、その雰囲気を残すためである。
【0049】
「夜景撮影」は、画面全体が暗く、画面内に点在する電灯などの光源部分が夜景と強いコントラストをなす画像となる、その雰囲気を出すため、露出制御条件は「標準値(適正露出値)よりややアンダー」にし、フラッシュの要否は「発光禁止」としている。また、暗い部分の画像ができるだけ潰れないようにγ補正は「標準値よりコントラストをやや強」にし、輪郭補正は「ノイズ除去レベルアップ」にし、色補正は「標準値」にしている。なお、ノイズ除去レベルアップとは、夜景撮影を行うに際して行うCCD21(図7参照)の出力に対するゲインアップに起因するノイズの除去レベルの調整を行う処理である。
【0050】
従って、シーン自動設定モードでは、例えばデジタルカメラ1で撮影倍率が1/80〜、焦点距離が100〜300mmの範囲で検出され、かつ、被写体の輝度が標準的なもの(普通)、光源色が昼光色又は室内色、主被写体が動体であることが検出されると、撮影シーンは「スポーツ撮影」シーンと判定され、その判定結果が、例えば図3に示すようにLCD表示部7に表示される。
【0051】
なお、図3では、LCD表示部7の画面右上にライブビュー画像に重ねて「スポーツ」の文字を表示しているが、文字「スポーツ」の表示位置は画面右上に限定されるものではない。ライブビュー画像を損なわず、かつ、「スポーツ」の文字が見易い、画面内の適宜の位置を設定することができる。
【0052】
そして、ライブビュー画像の表示状態で、シャッターボタン4が半押しされると、露出制御条件として、スポーツ撮影シーンに対応したシャッター速度優先の露出制御値とフラッシュの自動発光とが設定され、画像処理条件として同撮影シーンに対応したコントラストのやや強いγ補正処理、ややシャープの輪郭補正処理および標準的な色補正処理が設定され、さらにシャッターボタン4が全押しされると、その露出制御条件と画像処理条件とで撮影処理が行われる。
【0053】
一方、シーン手動設定モードでは、撮影者によって撮影シーンが設定されると、その撮影シーンが、例えば図4(A)に示すようにLCD表示部7に表示される。なお、図4(A)は、撮影者により「スナップ撮影」のシーンが手動設定されたもので、LCD表示部7における表示態様は図3に示すシーン自動設定モードにおける表示態様と基本的に同一である。但し、手動設定であることが分かるように、「スナップ」の文字の前に「手動」の文字が表示されている。
【0054】
この表示状態でシャッターボタン4が半押しされると、シーン自動設定モードにおける撮影シーン判定機能を用いて、被写体の撮影シーンが判定され、その判定結果が、例えば図4(B)に示すようにLCD表示部7に表示される。これは、被写体距離、撮影倍率、光源色等の実際の被写体の撮影条件から推定される撮影シーンが撮影者の手動設定した撮影シーンと異なる場合、不適切な露出制御条件や画像処理条件によって撮影が失敗しないようにカメラ推奨の撮影シーンを撮影者に報知するものである。
【0055】
図4(B)の例では、スキーをしている被写体に対して撮影シーンが「スポーツ撮影」シーンと判定され、この判定結果が手動設定された「スナップ撮影」と相違するため、文字「手動 スナップ」の下に撮影シーンの判定結果が文字「スポーツ」で表示されている。その場合に、手動設定された撮影シーンと判定された撮影シーンとを区別するとともに、撮影者にカメラ推奨シーンを注目させるため、判定結果は点滅表示される。
【0056】
このように、自動判定された撮影シーンや手動設定された撮影シーンの名称を画像に重ねて表示することにより、撮影シーンを画像と同時に視認でき、LCD表示部7と異なる表示手段に撮影シーンの名称を表示する構成のものに比して、視線を大きく移動させるなどの必要がなく、撮影シーンの確認作業の作業性を向上することができる。
【0057】
なお、判定結果の表示態様は、点滅表示に限定されるものではなく、上記目的を達成するものであれば、他の表示態様を適宜採用することができる。例えば図5に示すように、「スポーツ」の文字の背景色を「手動 スナップ」の文字の背景色と異ならせるようにしてもよい。あるいは図示はしないが、「スポーツ」の文字の表示色と「手動 スナップ」の文字の表示色とを異ならせてもよく、文字と背景色との組み合わせにより手動設定の撮影シーンと判定結果の撮影シーンとを識別させるようにしてもよい。
【0058】
そして、撮影者がカメラ推奨の撮影シーンを無視して手動設定した撮影シーンを保持すると、その撮影シーンに対応した露出制御条件と画像処理条件とが設定され、さらにシャッターボタン4が全押しされると、その露出制御条件と画像処理条件とで撮影処理が行われる。例えば図4(B)の例において、「スナップ撮影」の撮影シーンが保持されると、露出制御条件として、スナップ撮影シーンに対応した標準の露出制御値とフラッシュの自動発光とが設定され、画像処理条件として同撮影シーンに対応した標準的なγ補正処理、標準的な輪郭補正処理および標準的な色補正処理が設定され、その露出制御条件と画像処理条件とで撮影処理が行われる。
【0059】
一方、手動設定した撮影シーンをカメラ推奨の撮影シーンに切り替えると、切替後の撮影シーンに対応した露出制御条件と画像処理条件とが設定され、その露出制御条件と画像処理条件とで撮影処理が行われる。例えば図4(B)の例において、「スポーツ撮影」の撮影シーンに切り替えられると、露出制御条件は、スポーツ撮影シーンに対応したシャッター速度優先の露出制御値とフラッシュの自動発光とが設定され、画像処理条件は、同撮影シーンに対応したコントラストのやや強いγ補正処理、ややシャープの輪郭補正処理および標準的な色補正処理が設定され、シャッターボタン4が全押しされると、その露出制御条件と画像処理条件とで撮影処理が行われる。手動設定した撮影シーンからカメラ推奨の撮影シーンへの切替えは、シャッターボタン4の半押し状態で、シーン選択自動/手動切替えボタン13の押圧操作により実行可能となっている。
【0060】
なお、図4の例において、撮影者が撮影シーンとして「スポーツ撮影」を設定していると、判定結果と手動設定された撮影シーンとは一致するので、図6に示すようにLCD表示部7の画面右上には「手動 スポーツ」の文字が表示され、その下には判定結果は表示されない。また、判定結果と手動設定された撮影シーンとが一致していることを示すため、「スポーツ」の文字が点滅表示される。この「スポーツ」の文字は、点滅表示に限定されず、上述した背景色や文字色を変化させるようにしてもよい。
【0061】
図2に戻り、シーン選択キー14は、シーン選択自動/手動切替えボタン13により手動設定モードに設定されている場合に、複数の撮影シーン、本実施形態では上記ポートレート撮影等の6種類の撮影シーンの中から所望の撮影シーンを選択するためのキーである。
【0062】
次に、図7を参照して、デジタルカメラ1のブロック構成について説明する。なお、図1、図2と同一の部材等については、同一の符号を付している。
【0063】
レンズユニット3は、ズームレンズ及びフォーカスレンズからなる撮影レンズを有している。
【0064】
レンズ駆動部20は、レンズユニット3のズームレンズを駆動する駆動部やフォーカスレンズを駆動する駆動部を有する。
【0065】
CCD21は、本実施形態では、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色成分を受光する画素がR:G:B=1:2:1の画素数比率で市松模様に配列されたベイヤー方式のCCDカラーエリアセンサからなる撮像素子で、レンズユニット3により結像された被写体の光像を、R(赤)、G(緑)、B(青)の色成分の画像信号に光電変換して出力するものである。
【0066】
信号処理部22は、CCD21から出力される画像信号(アナログ信号)に所定のアナログ信号処理を施すものである。信号処理部22は、CCD21から出力される画像信号(アナログ信号)のノイズの低減を行うと共に、画像信号のレベル調整を行う。
【0067】
A/D変換部23は、信号処理部22から入力された画像データの各画素信号(アナログ信号)を、例えば10ビットのデジタル信号に変換するものである。
【0068】
ホワイトバランス補正部24は、R(赤),G(緑),B(青)の各色成分の画素データのレベル変換を行うものである。
【0069】
γ補正部25は、画素データのγ特性を補正するものである。本実施形態におけるγ補正部25は、γ特性の異なる3種類のγ補正テーブル(表1に示す「標準」、「コントラストやや弱」及び「コントラストやや強」に相当する)を有し、撮影シーンに応じたγ補正テーブルにより画素データのγ補正を行う。
【0070】
色補間部26は、各色成分ごとに、当該色成分の画素データを補間するものである。上述したように、本デジタルカメラ1のCCD21はベイヤー方式のCCDであるので、画質の劣化を防止するため、各色成分について、他の色成分を受光する画素の画素位置における当該色成分の画素データを補間する。
【0071】
色補正部27は、画像データの彩度を補正するものである。色補正部27は、R、G、Bの各色成分の画像信号のレベル比を変換する2種類の変換係数(表1に示す「標準」、「彩度やや強」に相当する)を有し、撮影シーンに応じた変換係数で上記レベル比を変換して画像データの彩度を補正する。
【0072】
画像メモリ28は、撮影モードの選択時には、色補正部27から出力される画素データを一時的に記憶し、再生モードの選択時には、メモリカード15から取り込まれた画像データを一時的に記憶するメモリである。
【0073】
VRAM29は、LCD表示部7に再生表示される画像データのバッファメモリであり、LCD表示部7の画素数に対応する画像データの記録容量を有する。
【0074】
撮影待機状態においては、CCD21により例えば1/30(秒)毎に撮像された画像の各画素データがA/D変換部23〜色補正部27により所定の信号処理が施された後、画像メモリ28に記録されると共に、CPU42を介してVRAM29に転送され、LCD表示部7にライブビュー表示される(電子ビューファインダ機能)。これにより、撮影者は、LCD表示部7に表示された画像により被写体像を視認することができる。また、再生モードにおいては、メモリカード15から取り込んだ画像データが画像メモリ28に記録され、この画像メモリ28に記録された画像データに所定の信号処理が施された後、VRAM29に転送されて、LCD表示部7に再生表示される。
【0075】
輪郭補正部30は、図略のデジタルフィルタにより記録すべき画像の高周波成分を補正して輪郭に関する画質の補正を行うものである。輪郭補正部30は、標準的な輪郭補正を行うデジタルフィルタと、この輪郭補正に対し、輪郭を強めるデジタルフィルタと、輪郭を弱めるデジタルフィルタとの合計3種類(表1に示す「標準」,「ややシャープ」,「ややソフト」に相当)のデジタルフィルタを備えており、撮影シーンに応じたデジタルフィルタにより画像の輪郭補正を行う。
【0076】
圧縮部31は、輪郭補正部30により輪郭補正された画像データを、図略の圧縮率設定スイッチで設定された圧縮率によりJPEG(Joint Photographic Coding Experts Group)方式で圧縮するものである。
【0077】
操作部32は、前述した、シャッターボタン4、ズームスイッチ11、シーン選択自動/手動切替えボタン13及びシーン選択キー14等の操作情報をCPU42に入力するものである。
【0078】
FL制御回路33は、CPU42の発光制御信号に基づいてフラッシュ6の発光の有無、発光量及び発光タイミング等を制御する。
【0079】
色バランス検出部34は、撮影時の光源色を検出するものである。色バランス検出部34は、R、G、Bの各色成分の画像データの輝度から光源色を検出し、その検出結果に基づき、撮影時の光源を、「昼光又は室内光」、「昼光」、「夕日」及び「ネオン、ナトリウムなどの特殊光源」の中から特定する。
【0080】
焦点距離検出部35は、ズームレンズの焦点距離を検出するものである。焦点距離検出部35は、撮影者のズームスイッチ11の操作により駆動されるズームレンズの位置を第1エンコーダ36を用いて検出し、この検出位置に基づいて焦点距離を検出する。
【0081】
被写体距離算出部37は、被写体距離を算出するものである。本実施形態においては、撮影待機状態においてCCD21により取り込まれる画像のコントラストを検出し、このコントラストが最大となるようにフォーカスレンズを駆動してピントを合わせる構成とされている。被写体距離算出部37は、第2エンコーダ38を用いてフォーカスレンズの合焦位置までの移動距離を検出し、その移動距離に基づいて被写体距離を算出する。
【0082】
輝度検出部39は、CCD21により1/30(秒)ごとに取り込まれる画像データを利用して被写体の輝度を検出するとともに、被写体の明るさを判定するものである。輝度検出部39は、図8に示すように、画像メモリ28の記憶エリアを9個のブロックB(1),B(2),・・・,B(9)に分割し、各ブロックB(r)(r=1,2,・・・,9)に含まれるG(緑)の色成分の画素データG(k,h)の平均値を算出することにより、各ブロックB(r)を代表する輝度データBv(r)を算出する。そして、例えば9個の輝度データBv(r)(r=1,2,・・・,9)の加重平均値を算出することにより、被写体の輝度Bvを決定するとともに、明るさを判定する。
【0083】
被写体状況変化検出部40は、色バランス検出部34及び輝度検出部39の各検出結果を利用して動体の有無を検出するものである。すなわち、主被写体が動体であるときには、その主被写体の移動に伴ってその背景が変化することにより、光源及び被写体の輝度の少なくとも一方が変化するので、被写体状況変化検出部40は、このとき主被写体が動体であると判定し、光源及び被写体の輝度に変化がないときは主被写体が静体であると判定する。
【0084】
シーン判定部41は、検出された各判定パラメータ(「撮影倍率」、「焦点距離」、「輝度」、「光源」及び「主被写体の静/動」)の検出値に基づき、表1に示すテーブルから、ポートレート撮影、スポーツ撮影、風景撮影、夕景撮影、夜景撮影、スナップ撮影の6つの撮影シーンの中から被写体の撮影シーンを判定するものである。
【0085】
CPU42は、マイクロコンピュータからなり、上述したカメラ本体部2内の各部材の駆動を有機的に制御してデジタルカメラ1の撮影動作を統括制御するものである。記憶部43は、CPU42のワーク用としてのRAM43aと、デジタルカメラ1に備えられる各種機能のプログラム等を記憶するフラッシュメモリ43bとを有している。
【0086】
CPU42は、シーン選択自動/手動切替えボタン13及びシーン選択キー14の操作により設定されるモードや撮影シーンに対応する撮影制御を行う撮影制御手段としての機能を有している。すなわち、シーン自動設定モードが選択されると、焦点距離検出部35や輝度検出部39等にズームレンズの焦点距離や被写体の輝度等の各判定パラメータについての情報を検出させて、各撮影制御条件をその検出値に対応する制御値に設定する。一方、シーン手動設定モードが選択され撮影シーンが手動設定されると、各撮影制御条件を、この手動設定された撮影シーンに対応する制御値に設定するとともに、焦点距離検出部35等に上記各判定パラメータについての情報を検出させる。
【0087】
CPU42は、LCD表示部7に撮影シーンの名称を表示させるシーン表示制御手段としての機能を有している。すなわち、CPU42は、自動設定モードでは、シーン判定部41により判定された撮影シーンの名称をLCD表示部7の画面右上の表示位置に表示させる。一方、手動設定モードでは、手動設定モードに設定されている旨を表す「手動」の文字及び手動設定された撮影シーンの名称と、自動判定された撮影シーンを推奨し、手動設定した撮影シーンが誤っていないか注意を喚起するべく、シーン判定部41により判定された撮影シーンの名称とをLCD表示部7の上記表示位置に表示させるものである。
【0088】
その場合に、CPU42は、手動設定モードにおいて表示される手動設定された撮影シーンの名称と、シーン判定部41により判定された撮影シーンの名称との表示形態を変えてLCD表示部7に表示させる。すなわち、手動設定された撮影シーンと判定された撮影シーンとを区別するとともに、撮影者にカメラ推奨シーンを注目させるため、シーン判定部41により判定された撮影シーンの名称を点灯表示させるのに対し、手動設定された撮影シーンの名称を点滅表示させる。
【0089】
CPU42は、手動設定モードにおいてLCD表示部7に表示される自動判定された撮影シーンの表示時間をカウントするカウンタ42aを有し、このカウンタ42aにより前述した所定時間がカウントされると、自動判定された撮影シーンの表示をOFFにさせる。このように、自動判定された撮影シーンの表示を所定時間で終了するのは、自動判定された撮影シーンへ切替可能な期間であることを示すためである。
【0090】
CPU42は、手動設定モードにおいて、シャッターボタン4の半押し状態でシーン選択自動/手動切替えボタン13の押圧操作を受けると、手動設定された撮影シーンの撮影制御から自動設定された撮影シーンの撮影制御へ切替える切替手段としての機能を有している。
【0091】
CPU42は、輝度判定部39による被写体の明るさの判定結果に基づき、シャッタースピードと絞り44とを決定する露出制御手段としての機能を有している。フラッシュメモリ43bには、あらかじめシャッタースピードと絞りの組み合わせと露出値との関係を表した2種類のプログラム(標準プログラム及びシャッター速度優先プログラム)が記憶されている。CPU42は、シーン判定部41により被写体の撮影シーンが判定されると、フラッシュメモリ43bからその撮影シーンに対応するプログラムを読み出し、このプログラムからシャッタースピードと絞りとを決定する。
【0092】
すなわち、撮影シーンがスポーツ撮影シーン以外の撮影シーンであるとき、標準プログラムをフラッシュメモリ43bから読み出し、その被写体の明るさから算出される適正露出値に基づいてシャッタースピード及び絞りを設定する露出制御(表1に示す「標準」に相当)と、その適正露出値より大きい露出値に基づいてシャッタースピード等を設定する露出制御(表1に示す「ややオーバー」に相当)と、上記適正露出値より小さい露出値に基づいてシャッタースピード等を設定する露出制御のいずれかを行う。また、撮影シーンがスポーツ撮影シーンであるとき、シャッター速度優先プログラムをフラッシュメモリ43bから読み出し、被写体の明るさから算出される露出値に基づいてシャッタースピード等を設定する。
【0093】
また、CPU42は、FL制御回路33の動作を制御するフラッシュ制御手段としての機能を有している。すなわち、CPU42は、フラッシュ6の発光の有無、発光量及び発光タイミング等についての発光制御信号をFL制御回路33に出力する。フラッシュ6の発光量は、図略の調光回路から入力される発光停止信号に基づいて制御する。
【0094】
図9,図10は、本実施形態に係るデジタルカメラ1の撮影シーンの表示設定処理を含む一連の撮影処理を示すフローチャートである。
【0095】
図9に示すように、主電源がONされる(ステップ#1)と、シーン設定モードがシーン自動設定モードに設定されているか否かが判定され(ステップ#2)、シーン自動設定モードに設定されている(ステップ#2でYES)と、ステップ#3以降のシーン自動設定モード処理が行われる。
【0096】
ステップ#3でシャッターボタン4が半押しされたと判定される(ステップ#3でYES)と、CCD21により1/30(秒)ごとに取り込まれる画像のコントラスト情報を用いてAF(焦点調節)が行われる(ステップ#4)とともに、被写体の明るさに基づきAE(自動露出)が行われる(ステップ#5)。続いて、表1に示す「撮影倍率」や「焦点距離」等の各判定パラメータについての情報がそれぞれ検出され、各検出値に基づき被写体の撮影シーンが判定された(ステップ#6)後、例えば図3に示すように、そのシーン判定結果がLCD表示部7に表示される(ステップ#7)とともに、撮影制御条件がその撮影シーンに対応する制御値に設定される(ステップ#8)。
【0097】
この状態で、シャッターボタン4が全押しされる(ステップ#9でYES)と、ステップ#8で設定された制御値でCCD21により被写体が撮像され(ステップ#10)、この画像データに対し、ステップ#6で判定された撮影シーンに対応するγ補正、輪郭補正及び色補正等の画像処理が行われた(ステップ#11)後、その画像処理後の画像データがメモリカード15に記録される(ステップ#12)。ステップ#9でシャッターボタン4が全押しされていない(ステップ#9でNO)と、ステップ#3の処理に戻り、シャッターボタン4の半押しが解除されるか(ステップ#3でNO)あるいはシャッターボタン4が全押しされる(ステップ#9でYES)まで、ステップ#4〜#8までの処理が繰り返し行われる。
【0098】
一方、ステップ#2においてシーン設定モードがシーン手動設定モードに設定されていると判定される(ステップ#2でNO)と、図10に示すように、初期設定されている撮影シーンから他の撮影シーンへの変更が行われたか否かが判定され(ステップ#13)、撮影シーンの変更が行われる(ステップ#13でYES)と、撮影シーンが確定されたか否かが判定される(ステップ#14)。撮影シーンが確定される(ステップ#14でYES)と、例えば図4(A)に示すように、その確定された撮影シーンの名称及び「手動」の文字がLCD表示部7に表示される(ステップ#15)。一方、ステップ#13で撮影シーンの変更が行われなかった場合(ステップ#13でNO)には、初期設定されている撮影シーンの名称等がLCD表示部7に表示される(ステップ#15)。
【0099】
ステップ#15の処理後、シャッターボタン4が半押しされたか否かが判定される(ステップ#16)。シャッターボタン4が半押しされる(ステップ#16でYES)と、ステップ#4及び#5の処理と同様に、AF及びAEが行われ(ステップ#17、#18)、撮影制御条件がステップ#14で設定された撮影シーンに対応する制御値に設定される(ステップ#19)。
【0100】
また、表1に示す「撮影倍率」や「焦点距離」等の各判定パラメータについての情報がそれぞれ検出され、各検出値に基づき被写体の撮影シーンが判定された(ステップ#20)後、例えば図4(B)に示すように、自動判定された撮影シーンを推奨し、手動設定された撮影シーンが誤っていないか注意を喚起するべく、そのシーン判定結果のLCD表示部7への点滅表示が開始され(ステップ#21)、この表示が所定時間行われたか否かが判定される(ステップ#22)。
【0101】
上記所定時間が経過するまでの間(ステップ#22でNO)、シャッターボタン4が全押しされたか否かが判定され(ステップ#23)、上記所定時間を経過するまでにシャッターボタン4が全押しされる(ステップ#23でYES)と、ステップ#19で設定された制御値でCCD21により被写体が撮像され(ステップ#30)、その画像データに対し、手動設定された撮影シーンまたはカメラ推奨の撮影シーンに対応するγ補正、輪郭補正及び色補正等の画像処理が行われた(ステップ#31)後、その画像処理後の画像データがメモリカード15に記録される(ステップ#32)。
【0102】
一方、シャッターボタン4が全押しされなければ(ステップ#23でNO)、シーン選択自動/手動切替えボタン13の押圧操作が行われた否かが判定される(ステップ#24)。シーン選択自動/手動切替えボタン13の押圧操作が行われる(ステップ#24でYES)と、手動設定された撮影シーンからカメラ推奨の撮影シーン(ステップ#20で判定された撮影シーン)へ切替えられ(ステップ#25)、LCD表示部7における撮影シーンの表示が、例えば図6に示すように切替えられる(ステップ#26)とともに、撮影制御条件がカメラ推奨の撮影シーンに対応する制御値に変更される(ステップ#27)。
【0103】
一方、シーン選択自動/手動切替えボタン13によるカメラ推奨の撮影シーンへの切替えが行われることなく上記所定時間が経過した場合(ステップ#22でYES)には、撮影者には上記撮影シーンの切替えを行う意思がないものとみなしたことを撮影者に報知するべく、カメラ推奨の撮影シーンの表示がOFFにされる(ステップ#33)。
【0104】
ステップ#27または#33の処理後、シャッターボタン4の半押しがOFFにされることなく(ステップ#28でYES)、全押しされる(ステップ#29でYES)と、ステップ#19又はステップ#27で設定された制御値でステップ#30〜#32の処理が行われる。
【0105】
なお、ステップ#28において、シャッターボタン4の半押しがOFFにされる(ステップ#28でNO)と、ステップ#2の処理に戻る。
【0106】
以上のように、撮影シーンが手動設定されても、自動的に被写体の撮影シーンを判定し、そのシーン判定結果を手動設定された撮影シーンの名称とともに表示することにより、シーン判定結果と撮影者が手動設定した撮影シーンとの相違を撮影者に報知し、撮影者に、自己が設定した撮影シーンの適否を確認させるように構成したから、撮影者の意図した画像が得られないという不具合の発生を低減することができる。
【0107】
また、自動判定された撮影シーンや手動設定されたシーンの名称を撮影画像に重ねて表示するようにしたので、撮影シーンが画像と同時に視認でき、LCD表示部7と異なる表示手段に撮影シーンを表示する構成のものに比して、視線を大きく移動させるなどの必要がなく、シーン設定操作の操作性を向上することができる。
【0108】
また、シーン判定結果をLCD表示部7に表示するにあたり、シーン判定結果を手動設定された撮影シーンの表示と異なる表示形態で表示させるようにしたので、シーン判定結果の表示が手動設定された撮影シーンの表示と区別され、見分けが付きやすくなる。
【0109】
また、シーン判定結果の表示を所定時間で終了するようにしたので、自動判定された撮影シーンへ切替可能な期間であることを示すことができる。
【0110】
また、手動設定モードにおいて、シャッターボタン4を半押しし、LCD表示部7の表示画面に手動設定された撮影シーン及び自動判定された撮影シーンの名称が表示されている状態で、シーン選択自動/手動切替えボタン13を押圧操作することにより、自動判定された撮影シーンへ切替えできるようにしたので、手動設定したシーンを自動判定された撮影シーンに切替えたい場合に、シャッターボタン4の半押しを解除し、シーン選択キー14を操作して上記自動判定された撮影シーンを選択する作業が省かれ、自動判定された撮影シーンへの切替えを簡単な操作で行うことができる。
【0111】
なお、本発明は、以下の変形形態(1)〜()が採用可能である。
【0112】
(1)他のシーン表示形態として、例えば図11に示すように、すべての撮影シーンの名称をLCD表示部7の表示枠外に羅列表示しておき、シーン判定結果及び手動設定した撮影シーンを、異なる表示形態の指示部でそれぞれ指示するようにしてもよい。
【0113】
(2)また、同じくその他のシーン表示形態としては、図12に示すように、手動設定されたシーンと自動判定された撮影シーンがそれぞれLCD表示部7の表示画面の固定の位置(図12では右下の位置)に表示されるとともに、その表示画面に表示される名称が、手動設定された撮影シーン及び自動判定された撮影シーンであることを示す(図12では、「Manual:」及び「おすすめ:」の表示)ようにしてもよい。
【0114】
(3)上記実施形態においては、シーン判定結果や手動設定された撮影シーンの名称を、LCD表示部7に表示するように構成されているが、図13〜図15に示すように、光学ファインダ5の表示枠内の所定位置(例えば図13〜図15では表示部分の下部)に、インファインダー表示部5a(例えばセグメントやバックライト等で構成)を設け、この表示部5aに自動判定された撮影シーンや手動設定された撮影シーンの名称を表示するようにしてもよい。なお、撮影者により視認される被写体像と撮影シーンの表示内容の点で、図13は図3に、図14は図4(A)に、図15は図4(B)にそれぞれ相当するものである。
【0115】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、撮影シーン設定手段により撮影シーンが手動設定されると、撮影情報に基づき被写体の撮影シーンが判定され、撮影シーン設定手段で設定された第1の撮影シーンの名称及び撮影シーン判定手段で判定された第2の撮影シーンの名称が双方一緒に表示手段上で画像に重ねて表示されるようにしたので、シーン判定結果と撮影者が手動設定した撮影シーンとの相違が画像と同時に視認できるように撮影者に報知される。その結果、撮影者は、視線を大きく移動させるなどの必要がなく、自己が設定した撮影シーンの適否を確認することができ、撮影者の意図した画像が得られないという不具合の発生を低減することができる。
【0116】
請求項2に記載の発明によれば、第2の撮影シーンの名称の表示形態を第1の撮影シーンの名称の表示形態と異ならせたので、前記撮影シーン設定手段で設定された第1の撮影シーンの名称と撮影シーン判定手段で判定された第2の撮影シーンの名称との見分けを付きやすくすることができる。
【0117】
請求項3に記載の発明によれば、第2の撮影シーンの名称の表示時間を第1の撮影シーンの名称の表示時間よりも短くしたので、第2の撮影シーンを推奨し、第1の撮影シーンが誤っていないか注意を喚起することができる。
【0118】
請求項4に記載の発明によれば、撮影シーンが画像と同時に視認できるので、画像表示手段が上記表示手段を兼用していないものに比して、視線を大きく移動させるなどの必要がなく、シーン設定操作の操作性を向上することができる。
【0119】
請求項5に記載の発明によれば、撮影シーンを第1の撮影シーンから第2の撮影シーンに切替える場合に、撮影シーン設定手段で撮影シーンを上記複数の撮影シーンの中から第2の撮影シーンに設定し直す必要が無く、シーン切替手段の切替操作だけで行うことができ、簡単な操作で上記撮影シーンの切替えを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るデジタルカメラの前方からの斜視図である。
【図2】 デジタルカメラの背面図である。
【図3】 自動設定モードにおいてLCD表示部に表示される表示画面の一例である。
【図4】 手動設定モードにおいてLCD表示部に表示される表示画面の一例である。
【図5】 手動設定されたシーン及び自動判別結果の表示形態についての他の実施形態を示す説明図である。
【図6】 手動設定されたシーンと自動判定された撮影シーンとが一致したときにLCD表示部に表示される表示画面の一例である。
【図7】 デジタルカメラのブロック構成図である。
【図8】 画像メモリの各画素データの記憶位置を示す図である。
【図9】 デジタルカメラの撮影シーン設定処理を含む一連の撮影処理を示すフローチャートである。
【図10】 同じくデジタルカメラの撮影シーン設定処理を含む一連の撮影処理を示すフローチャートである。
【図11】 シーン表示形態についての他の変形形態を示す説明図である。
【図12】 シーン表示形態についての他の変形形態を示す説明図である。
【図13】 光学ファインダの表示枠内にインファインダー表示部を設けた場合の、撮影者により視認される被写体像とシーン表示とを示す説明図である。
【図14】 同じく光学ファインダの表示枠内にインファインダー表示部を設けた場合の、撮影者により視認される被写体像とシーン表示とを示す説明図である。
【図15】 同じく光学ファインダの表示枠内にインファインダー表示部を設けた場合の、撮影者により視認される被写体像とシーン表示とを示す説明図である。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ
3 レンズユニット
4 シャッターボタン
5 光学ファインダ
6 フラッシュ
7 LCD表示部
13 シーン選択自動/手動切替えボタン
14 シーン選択キー
25 γ補正部
26 色補間部
27 色補正部
30 輪郭補正部
33 FL制御回路
34 色バランス検出部
35 焦点距離検出部
36 第1エンコーダ
37 被写体距離算出部
38 第2エンコーダ
39 輝度検出部
40 被写体状況変化検出部
41 シーン判定部
42 CPU
42a カウンタ

Claims (4)

  1. 撮像手段の露出制御条件および画像処理手段の撮影画像の画像処理条件を
    複数の撮影シーンに対応して予め設定しておき、撮影時に1の撮影シーンが設定されると、その撮影シーンに対応する前記露出制御条件及び前記画像処理条件を自動的に設定し、その露出制御条件及び画像処理条件に基づいて撮影処理を行う電子カメラにおいて、 前記撮影シーンを手動で設定するための撮影シーン設定手段と、被写体の撮影シーンを判定するための所定の撮影情報を取得する撮影情報取得手段と、前記撮影情報取得手段で取得された撮影情報に基づき被写体の撮影シーンを判定する撮影シーン判定手段と、前記撮像手段で撮像された画像を表示すると共に、該画像に重ねて前記撮影シーン設定手段で設定された第1の撮影シーンの名称と前記撮影シーン判定手段で判定された第2の撮影シーンの名称を双方一緒に表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする電子カメラ。
  2. 前記表示手段における前記第2の撮影シーンの名称の表示形態は、前記第1の撮影シーンの名称の表示形態と異なることを特徴とする請求項1記載の電子カメラ。
  3. 前記表示手段における前記第2の撮影シーンの名称の表示時間は、前記第1の撮影シーンの名称の表示時間よりも短いことを特徴とする請求項1又は2記載の電子カメラ。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の電子カメラにおいて、前記表示手段に前記第1及び第2の撮影シーンの名称が双方一緒に表示されている状態で切替操作が行われると、前記撮影シーン設定手段で設定された前記第1の撮影シーンを前記第2の撮影シーンに切り替えるシーン切替手段を更に備えたことを特徴とする電子カメラ。
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