JP2008199522A - 撮像装置及び撮像方法 - Google Patents

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幸治 市川
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Abstract

【課題】瞬きがない画像をフレーム枠内に収まるように簡単に撮影する。
【解決手段】光学ユニットの変倍レンズがワイド端に移動する。シャッタボタンの押下操作によりCCDから得られた画像データに基づいて、顔・目検出処理部により顔画像が検出される。顔画像の中から両目画像の位置座標が求められ、両目間の画素数Eが算出される。デジタルカメラが横位置の場合、CPUは、フィールド画の水平方向の全画素数HとからH/Eを算出し、目標値αと比較する。H/E≧αの場合、両目間の距離がフレーム枠に対して丁度よいかそれより小さいから、H/E=αとなる焦点距離を算出し、これを撮影時焦点距離fとする。H/E<αの場合、光学ユニットがワイド端となる最小値を撮影時焦点距離fとする。撮影時焦点距離fに基づいて光学ユニットの変倍レンズが移動され、両目が開いている時に撮影が行なわれ、得られた画像データがメモリカードに記録される。
【選択図】図4

Description

本発明は、撮像装置及び撮像方法に関し、更に詳しくは、撮影者が自分自身を被写体として撮影する撮像装置及び撮像方法に関する。
撮影者が自分自身を被写体として撮影する自分撮り撮影を行なう場合、撮影画面であるフレーム枠の範囲内から撮影画像がはみ出したり、瞬きした瞬間に撮影して失敗することが多い。前者の失敗を防止するデジタルカメラ等の撮像装置としては、例えば特許文献1,2記載のものが知られている。
特許文献1記載のデジタルカメラは、撮像素子から出力される撮像信号に基づいて被写体の顔の輪郭を検出するとともに、フレーム枠の範囲内に顔の輪郭が収まっているか否かを判定する。ユーザは、撮影レンズを自分の方に向けてデジタルカメラを把持する。デジタルカメラが、ユーザの顔がフレーム枠の範囲内に収まっていないと判定した場合、撮影レンズ側の前面に設けられた上下左右の4方向を指し示す4個のLEDのうちの1個を点灯し、デジタルカメラを移動させるべき方向をユーザに示す。ユーザは、デジタルカメラを把持した手を動かしてデジタルカメラを移動させ、4個のLEDの全部が一斉に点灯する位置でシャッタレリーズ操作を行なう。
特許文献2記載のズームレンズ内蔵型カメラは、被写体である撮影者自身がリモートコントローラを所持し、リモートコントローラから光線を投光する。カメラは、この光線に基づいて測距するとともに、この測距情報に基づいて、被写体が撮影範囲内に収まるようにズームレンズの焦点距離を調節する。
後者の失敗を防止する撮像装置としては、例えば特許文献3記載の撮影画像記録装置が知られている。この撮影画像記録装置は、撮影者の腕に装着して使用するとともに瞬きのない画像を記録する時計型カメラである。この時計型カメラの液晶表示パネルに表示された被写体の両目に所定のマークを合わせ、シャッタスイッチを操作すると、今取り込んだ撮影画像(現在画像)と過去に複数取り込んだ撮影画像(過去画像)とがマークの領域において比較され、過去画像から現在画像までのうち、所定時間以上変化しない画像を選択し、これを瞬きをしていない被写体画像としてRAMに記録して表示する。
特開2005−217768号公報 特開平05−093844号公報 特開2001−103350号公報
上記特許文献1,2記載のカメラでは、自分自身の画像がフレーム枠の範囲内に収まるような画角で撮影することはできるが、瞬きしていないタイミングで撮影することは考慮されていない。一方、上記特許文献3記載のカメラでは、瞬きのない画像を記録することは可能であるが、液晶表示パネルに表示された自分自身の撮影画像の両目に所定のマークを合わせるという面倒な操作が必要である。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、瞬きがない画像をフレーム枠内に収まるように簡単に撮影できる撮像装置及び撮像方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の撮像装置は、撮影光学系と、この撮影光学系によって結像された被写体像を光電変換して画像データを得る撮像素子と、前記画像データに基づいて被写体の両目を検出するとともに前記両目の開閉状態を検出する目検出部と、シャッタレリーズ操作を検知してレリーズ信号を生成するシャッタスイッチと、前記レリーズ信号を受け取ってから前記目検出部によって被写体の両目が開いている状態が検出された時に前記画像データを記憶部に記憶する制御部とを備えたことを特徴とする。
また、被写体までの距離を計測する測距部を設け、前記制御部は、前記測距部が測距する範囲を予め設定された所定の測距範囲に限定することを特徴とする。
また、前記撮影光学系は、焦点距離が変更自在なズームレンズであるとともに、前記制御部は、前記目検出部によって検出された被写体の両目の位置情報に基づいて両目間距離情報を求め、この両目間距離情報と、前記画像データに基づいてフレーム枠の前記両目を結ぶ線分と略平行な辺の長さ情報との比が予め設定された所定値となるように、前記撮影光学系の焦点距離を決定することを特徴とする。
また、前記画像データに基づいて被写体の顔を検出する顔検出部を設け、前記撮影光学系は、焦点距離が変更自在なズームレンズであるとともに、前記制御部は、前記測距部から得られる測距情報に基づいて求められる撮影光学系の第1焦点距離と、前記顔検出部によって検出された顔とフレーム枠との面積比が予め設定された第1所定値となるように求められる撮影光学系の第2焦点距離と、前記目検出部によって検出された被写体の両目の位置情報に基づいて両目間距離情報を求め、この両目間距離情報とフレーム枠の前記両目を結ぶ線分と略平行な辺の長さ情報との比が予め設定された所定値となるように求められる撮影光学系の第3焦点距離とに基づいて、前記記憶部に記憶するための画像データを得る撮影時に使用される撮影時焦点距離を設定することを特徴とする。
また、前記制御部は、前記撮影時焦点距離が設定される前に、前記レリーズ信号を受け取ってからの経過時間が所定時間を超えた場合、前記撮影時焦点距離を撮影光学系の最も広角側の焦点距離に設定することを特徴とする。
また、前記制御部は、前記目検出部によって被写体の両目が開いている状態が検出される前に、前記レリーズ信号を受け取ってからの経過時間が所定時間を超えた場合、前記画像データを記憶部に記憶することを特徴とする。
本発明の撮像方法は、シャッタスイッチがシャッタレリーズ操作を検知してレリーズ信号を生成する第1ステップと、前記レリーズ信号に応答して撮影光学系によって結像された被写体像を撮像素子が光電変換して画像データを得る第2ステップと、前記画像データに基づいて目検出部が被写体の両目を検出するとともに前記両目の開閉状態を検出する第3ステップと、前記目検出部によって被写体の両目が開いている状態が検出された時に、前記画像データを記憶部に記憶する第4ステップとを備えたことを特徴とする。
また、被写体までの距離を計測する測距部を設け、この測距部による測距範囲を予め設定された所定の測距範囲に限定することを特徴とする。
また、前記第3ステップにて検出された被写体の両目の位置情報に基づいて両目間距離情報を求め、この両目間距離情報と、前記画像データに基づいてフレーム枠の前記両目を結ぶ線分と略平行な辺の長さ情報との比が予め設定された所定値となるように、前記撮影光学系の焦点距離を決定した後、前記第4ステップに移行することを特徴とする。
また、前記測距部によって得られる測距情報に基づいて求められる撮影光学系の第1焦点距離と、前記第2ステップにて得られる画像データに基づいて被写体の顔を検出し、この顔とフレーム枠との面積比が予め設定された第1所定値となるように求められる撮影光学系の第2焦点距離と、前記第3ステップにて検出された両目から両目間距離情報を算出し、この両目間距離情報とフレーム枠の前記両目を結ぶ線分と略平行な辺の長さ情報との比が予め設定された第2所定値となるように求められた撮影光学系の第3焦点距離とに基づいて、前記記憶部に記憶するための画像データを得る撮影時に使用される撮影時焦点距離を設定することを特徴とする。
また、前記撮影時焦点距離が設定される前に、前記レリーズ信号を受け取ってからの経過時間が所定時間を超えた場合、前記撮影時焦点距離を撮影光学系の最も広角側の焦点距離に設定することを特徴とする。
また、前記第4ステップにおいて、前記目検出部によって被写体の両目が開いている状態が検出される前に、前記レリーズ信号を受け取ってからの経過時間が所定時間を超えた場合、前記画像データを記憶部に記憶することを特徴とする。
本発明の撮像装置及び撮像方法によれば、撮像素子から出力された画像データに基づいて被写体の両目を検出するとともに両目の開閉状態を検出し、両目が開いている状態が検出された時に撮像素子から出力された画像データを記憶部に記憶するので、瞬きがない画像を簡単に撮影できる。
また、測距部による測距範囲を予め設定された所定の測距範囲に限定するので、測距にかかる時間を短縮することができる。
また、被写体の両目間距離情報とフレーム枠の前記両目を結ぶ線分と略平行な辺の長さ情報との比が予め設定された所定値となるように撮影光学系の焦点距離を決定するので、被写体の顔がフレーム枠に対して丁度よい大きさとなるように撮影できる。
また、測距情報に基づいて求められた第1焦点距離と、フレーム枠に占める顔画像の面積比が第1所定値となるように求められた第2焦点距離と、両目間距離情報とフレーム枠の前記両目を結ぶ線分と略平行な辺の長さ情報との比が第2所定値となるように求められた第3焦点距離とに基づいて撮影時焦点距離を設定するので、失敗がより少ない撮影を行なうことができる。
また、撮影時焦点距離が設定される前にレリーズ信号を受け取ってからの経過時間が所定時間を超えた場合、撮影時焦点距離を撮影光学系の最も広角側の焦点距離に設定するので、シャッタレリーズ操作を行なってから実際に撮影が行なわれるまでのタイムラグを徒に長くすることなく、失敗がより少ない撮影を行なうことができる。
また、被写体の両目が開いている状態が検出される前にレリーズ信号を受け取ってからの経過時間が所定時間を超えた場合、撮像素子から得られる画像データを記憶部に記憶するので、装置が故障しているのではないかという疑念をユーザに起こさせたり、時間を無駄にすることを防止できる。
図1に示すように、本発明を実施した自分撮りモードを有するデジタルカメラ10は、CPU12、光学ユニット13、CCD14、アナログ信号処理回路15、A/D変換器17、モータ駆動部18、CCDドライバ19、デジタル信号処理回路20、圧縮回路21、画像メモリ22、顔・目検出処理回路23、LCDドライバ24、LCD25、AE/AF/AWB処理回路26、メディアコントローラ27、メモリカード28、データバス29、ROM30、RAM31、電源スイッチ32、シャッタボタン33、モード切換ダイヤル34、フラッシュ発光部35、フラッシュ制御回路36、横縦検出器37、及びタイマ38からなる。
ROM30には、カメラ本体内の各部を制御するための制御プログラムや、各種制御用データ等が製造時に記憶されている。また、RAM31には、作業用データが一時的に記憶される。CPU12は、これらの制御プログラムや各種制御用データ等に基づいて各部を制御する。
光学ユニット13は、変倍レンズやフォーカスレンズ等で構成されるズームレンズである撮影レンズと、光量を調節する絞りと、変倍レンズ及びフォーカスレンズを光軸方向に移動させるモータと、絞りを駆動するモータとから構成されている。また、モータ駆動部18は、CPU12によって制御され、光学ユニット13内のモータを駆動する駆動信号を生成する。
CCD14は、光学ユニット13の背後に配置されており、このCCD14の受光面には、多数の画素(フォトダイオード)が二次元的に配列されている。光学ユニット13の撮影レンズを透過した被写体光は、絞りによって光量が調節されて入射し、CCD14は、撮影レンズによって受光面に結像される光学的な画像を電気的な撮像信号に変換して出力する。なお、CCD14に代えて、CMOSタイプの撮像素子を用いてもよい。
CCD14の各画素には、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)のいずれかの微小なカラーフィルタが設けられており、各画素で蓄積される信号電荷が順次垂直方向及び水平方向に転送することによって撮像信号を出力する。
また、CCD14には、CCDドライバ19が接続されている。CPU12は、CCDドライバ19を制御することによって、CCD14を駆動するための駆動信号を生成させる。CCD14は、この駆動信号によって駆動され、スルー画表示の際にはCCD14からフィールド画(偶数フィールド又は奇数フィールド)の撮像信号が読み出され、アナログ信号処理回路15に入力される。また、撮影時にはCCD12からフレーム画の撮像信号が読み出され、アナログ信号処理回路15に入力される。
アナログ信号処理回路15は、相関二重サンプリング回路(CDS)と、増幅器(AMP)とからなる。撮像信号は、CDSによってノイズが除去され、さらに、AMPによって、予め設定されたISO感度に基づいてゲイン調整される。その後、撮像信号は、アナログ信号処理部15からA/D変換器17に出力される。A/D変換器17は、アナログ信号である撮像信号をデジタル信号の画像データ(CCDRAWデータ)に変換して、デジタル信号処理回路20に入力する。
デジタル信号処理回路20は、ホワイトバランス調整回路(WB)40、リニアマトリクス回路41、γ変換回路42、YC変換回路43、及び色差マトリクス回路44からなる。ホワイトバランス調整回路40は、RGB各色の画像データをゲイン補正することによって、被写体の白色が正確に再現されるように画像データのホワイトバランスを調整する。
ホワイトバランス調整回路40によって色補正された画像データは、リニアマトリクス回路41に送られる。このリニアマトリクス回路41は、色再現性を改善するために、各画素の画素データに対して、周辺画素の画素データを所定量加算して色補正を行なう回路であり、CCD14のカラーフィルタの分光特性等に応じた色補正を画像データに対して行なう。
リニアマトリクス回路41に入力される画像データは、各画素について1色の画素データであり、マトリクス演算の前処理として、リニアマトリクス回路41内の補間処理部によってRGB補間処理が行われる。補間処理部は、各画素及びその周辺画素の画素データに基づいて、各画素に対して、RGB各色の水平成分Rh,Gh,Bhと、垂直成分Rv,Gv,Bvとを算出する。
リニアマトリクス回路41は、下記数式1〜3によって、補正後のR´(赤),G´(緑),B´(青)の画素データを算出して、リニアマトリクス処理を行なうことにより、各画素の画素データに対して色補正処理を行なう。なお、下記数式1〜3において、r1〜r6,g1〜g6,b1〜b6は、リニアマトリクス係数(色補正係数)である。
R´=r1・Rh+r2・Gh+r3・Bh+r4・Rv+r5・Gv+r6・Bv・・・(1)
G´=g1・Rh+g2・Gh+g3・Bh+g4・Rv+g5・Gv+g6・Bv・・・(2)
B´=b1・Rh+b2・Gh+b3・Bh+b4・Rv+b5・Gv+b6・Bv・・・(3)
γ変換回路42は、リニアマトリクス回路41から入力された画像データに対して、所定のγ変換パラメータに従って階調変換処理を施し、この画像データをYC変換回路43に出力する。
YC変換回路43は、RGB3色で表される画像データを輝度(Y)及び色差(Cr,Cb)で表される画像データに変換して、色差マトリクス回路44に出力する。色差マトリクス回路44は、輝度及び各色差で色再現を行なうYC系において適切な色再現となるように色補正を行なう。
色差マトリクス回路44から出力されたフィールド画の画像データは、画像メモリ22に一時的に格納された後、画像メモリ22から読み出されてLCDドライバ24でアナログのコンポジット信号に変換され、LCD25にスルー画として表示される。撮影者は、LCD25に表示されるスルー画を観察することにより被写体のフレーミングを行なうことができる。
色差マトリクス回路44から出力されたフレーム画の画像データは、画像メモリ22に一時的に格納された後、画像メモリ22から読み出され、圧縮回路21によって、所定の圧縮形式(例えばJPEG形式)で圧縮処理が施される。メディアコントローラ27は、メモリカード28を制御し、圧縮回路21によって圧縮された画像データをメモリカード28に記録する。
フラッシュ発光部35は、キセノン管を使用するエレクトロニックフラッシュであり、フラッシュ制御回路36によって発光制御される。フラッシュ制御回路36は、キセノン管に高電圧の電流を供給して発光させる発光回路を含み、撮影時の発光である本発光や、この本発光の前のAE動作時に微小発光させる調光発光等の発光制御を行なう。
AE/AF/AWB検出回路26は、画像データに基づいて露出演算、焦点位置検出、及びホワイトバランス量演算を行なう。露出演算では、輝度信号Yから被写体輝度を検出し、この被写体輝度に基づいて適性露出を算出する。また、算出した適性露出から、この適性露出に適合するシャッタスピード、絞り値、撮影感度、フラッシュ発光の有無等を決定し、これらをCPU12に入力する。CPU12は、入力されたデータに基づいて、CCDドライバ19、モータ駆動部18、フラッシュ制御回路36等を制御する。
また、AE/AF/AWB検出回路26が焦点位置検出を行なう際には、画像メモリ22に記録された画像データの空間周波数の高周波成分を積算し、この積算値を焦点評価値として、CPU12に出力する。CPU12は、AF動作時にAE/AF/AWB検出回路26によって得られる高周波成分の積算値が最大となるようにモータ駆動部18を制御して光学ユニット13のフォーカスレンズを光軸方向に進退させ、焦点調整を行う。さらにまたAE/AF/AWB検出回路26は、画像データからホワイトバランス量を検出してCPU12に出力する。
モード切換ダイヤル34は、これを操作することにより、一般的な撮影に適した通常撮影モードと、近接撮影を行なうマクロ撮影モードと、撮影者が自分自身を撮影するのに適した自分撮りモードとを切り換える。通常撮影モードでは、CCD14の結像面から被写体までの被写体距離の範囲が例えば80cm〜∞であるものとして、CPU12はモータ駆動部18を制御し、光学ユニット13のフォーカスレンズを移動させる範囲を制限する。
マクロ撮影モードでは、被写体距離の範囲が例えば10cm〜80cmであるものとして、また、自分撮りモードでは、被写体距離の範囲が例えば10cm〜2mであるものとして、CPU12はモータ駆動部18を制御し、光学ユニット13のフォーカスレンズを移動させる範囲を制限する。
モード切換ダイヤル34が自分撮りモードにセットされている場合、YC変換回路43は、輝度(Y)及び色差(Cr,Cb)で表されるフィールド画の画像データを色差マトリクス回路44に出力すると同時に、データバス29を介して画像メモリ22に出力する。
画像メモリ22に入力された画像データは、顔・目検出処理部23に取り込まれる。顔・目検出処理部23は、図2(A)に示すように、フレーム枠49に表示されるフィールド画50の全体を格子状に分割し(例えば16×16)、各分割領域51に含まれる輝度(Y)及び色差(Cr,Cb)に基づいて、皮膚と推定される肌色の画素を多く含む分割領域51を選び出して撮影者自身を被写体とした撮影者画像52のうちの顔画像54を検出する。
顔・目検出処理部23は、検出した顔画像54の中から、白目と推定される白色の画素を有する領域と、瞳と推定される黒色の画素を有する領域を選び出し、その領域から両目画像54a,54bの位置座標を求める。また、両目画像54a,54bとして検出した領域の画素が、白色及び黒色から肌色に変化したときに目が閉じられていると検出する。
顔・目検出処理部23は、同図(B)に示すように、両目画像54a,54bの位置座標から、両目画像54a,54b間の距離情報である画素数Eを算出し、これをCPU12に入力する。横位置撮影におけるフレーム枠49の両目画像54a,54bを結ぶ線分と略平行な辺の長さ情報であるフィールド画50の水平方向の全幅の画素数Hは、CCD14の仕様によって一定であり、予めROM30に収納されている。
また、縦位置撮影におけるフレーム枠49の両目画像54a,54bを結ぶ線分と略平行な辺の長さ情報であるフィールド画50の水平方向の全幅の画素数V(図3参照)は、CCD14の仕様によって一定であり、予めROM30に収納されている。なお、画素数Vは、横位置撮影におけるフィールド画50の垂直方向の全幅の画素数と同じである。
横縦検出器37は、例えば水銀が封入された容器内部の上下左右の4箇所にそれぞれ一対ずつの端子が設けられ、いずれの端子が短絡しているかによって、デジタルカメラ10の横位置/縦位置を検出する。
デジタルカメラ10が横位置である場合、CPU12は、画素数Eが得られると、ROM30から画素数Hを読み出してH/Eを算出し、H/Eの目標値αと比較する。目標値αは、両目間の画素数(距離)Eがフレーム枠49上でほぼ丁度よい画素数(距離)となるように、例えば目標値α=8と決められており、予めROM30に収納されている。
CPU12は、算出したH/Eの値が目標値α以上である場合、H/E=αとなる光学ユニット13の焦点距離fEを算出してRAM31に記憶する。H/E=αを満たす画素数Eの値と、AE/AF/AWB検出回路26から得られる被写体距離とから、ROM30に予め格納されている焦点距離fE(横位置)用LUT(ルックアップテーブル)を参照して焦点距離fEを求める。算出したH/Eの値が目標値α未満の場合には、変倍レンズが最も広角側の端(ワイド端)にセットされるように、焦点距離fEを光学ユニット13の最小値とする。なお、焦点距離fE(横位置)用LUTは、フレーム枠49に対する被写体画像の大きさが適正となるような画素数Eの値と被写体距離と焦点距離との関係を表わすテーブルである。
また、デジタルカメラ10が縦位置である場合、CPU12は、画素数Eが得られると、ROM30から画素数Vを読み出してV/Eを算出し、V/Eの目標値βと比較する。目標値βは、両目間の画素数(距離)Eがフレーム枠49上でほぼ丁度よい画素数(距離)となるように、例えば目標値β=5と決められており、予めROM30に収納されている。
CPU12は、算出したV/Eが目標値β以上である場合、V/E=βとなる光学ユニット13の焦点距離fEを算出してRAM31に記憶する。V/E=βを満たす画素数Eの値と、AE/AF/AWB検出回路26から得られる被写体距離とから、ROM30に予め格納されている焦点距離fE(縦位置)用LUTを参照して焦点距離fEを求める。算出したV/Eが目標値β未満の場合には、変倍レンズが最も広角側の端(ワイド端)にセットされるように、焦点距離fEを光学ユニット13の最小値とする。なお、焦点距離fE(縦位置)用LUTは、フレーム枠49に対する被写体画像の大きさが適正となるような画素数Eの値と被写体距離と焦点距離との関係を表わすテーブルである。
タイマ38は、自分撮りモード時にシャッタボタン33が全押しされると、リセットされ、シャッタボタン33が全押しされてからの経過時間を計測する。
次に、図4及び図5のフローチャートを参照して、上記実施形態の自分撮りモードについて説明する。電源スイッチ32を操作してデジタルカメラ10の電源をオンにし、モード切換ダイヤル34を操作して自分撮りモードにセットすると、光学ユニット13の変倍レンズがワイド端に移動される(st1)。
撮影者がデジタルカメラ10を把持して、光学ユニット13の撮影レンズを自分の顔の方に向けて、シャッタボタン33を押し下げる(st2)。CPU12は、シャッタボタン33で生成されたレリーズ信号を受け取ってからタイマ38をリセットし、シャッタボタン33の押下げ操作からの経過時間の計測を開始する(st3)。
CCDドライバ19によりCCD14からフィールド画の撮像信号が読み出され(st4)、アナログ信号処理回路15に入力される。ここで、撮像信号はノイズの除去とゲイン調整が施された後、A/D変換器17でデジタル信号の画像データに変換される。画像データは、デジタル信号処理回路20に入力されるとともに、データバス29を介してAE/AF/AWB検出回路26に読み込まれる。
AE/AF/AWB検出回路26は、画像データに基づいて露出演算、焦点位置検出、及びホワイトバランス量演算を行なう。CPU12は、AE/AF/AWB検出回路26によって検出された焦点位置に基づいてモータ駆動部18を駆動し、光学ユニット13のフォーカスレンズを移動させるが、被写体距離の範囲が例えば10cm〜2mであるものとして、フォーカスレンズの移動範囲を制限する(st5)。
一方、デジタル信号処理回路20に入力された画像データは、WB40,リニアマトリクス回路41,γ変換回路42を経てYC変換回路43に入力され、輝度(Y)及び色差(Cr,Cb)に変換されてから、色差マトリクス回路44に入力されると同時に、データバス29を介して画像メモリ22に入力される。
画像メモリ22に入力された画像データは、顔・目検出処理部23に取り込まれ、撮影者自身の顔画像54が検出される。顔・目検出処理部23は、顔画像54の中から両目画像54a,54bの位置座標を求め(st21)、これらに基づいて両目画像54a,54b間の画素数Eを算出し、これをCPU12に入力する。
横縦検出器37は、デジタルカメラ10の横位置/縦位置を検出し、この位置情報をCPU12に入力する(st22)。デジタルカメラ10が横位置の場合、CPU12は、フィールド画50の水平方向の全幅の画素数HをROM30から読み出し、H/Eを算出して、この値を目標値αと比較する(st23)。
H/E≧αの場合、両目画像54a,54b間の距離がフレーム枠49に対して丁度よいかそれより小さいので、CPU12は、丁度よいH/E=αとなる焦点距離fEを算出し(st24)、これを撮影で用いる撮影時焦点距離fに決定する(st25)。
H/E<αの場合、両目画像54a,54b間の距離がフレーム枠49に対して大きいので、顔画像54がフレーム枠49からはみ出すおそれがあるから、CPU12は、変倍レンズがワイド端となるように焦点距離fEを最小値とし(st26)、この値を撮影時焦点距離fに決定する(st25)。
デジタルカメラ10が縦位置の場合(st22)、CPU12は、フィールド画50の垂直方向の全幅の画素数VをROM30から読み出し、V/Eを算出して、この値を目標値βと比較する(st27)。
V/E≧βの場合、両目画像54a,54b間の距離がフレーム枠49に対して丁度よいかそれより小さいので、CPU12は、丁度よいV/E=βとなる焦点距離fEを算出し(st28)、これを撮影時焦点距離fに決定する(st25)。
V/E<βの場合、両目画像54a,54b間の距離がフレーム枠49に対して大きいので、顔画像54がフレーム枠49からはみ出すおそれがあるから、CPU12は、変倍レンズがワイド端となるように焦点距離fEを最小値とし(st29)、この値を撮影時焦点距離fに決定する(st25)。
また、ステップ21(st21)において、目が開いていないなどの理由で、顔・目検出処理部23が両目画像54a,54bの位置座標を求めることができない場合、CPU12は、変倍レンズがワイド端となるように焦点距離fEを最小値とし(st29)、この値を撮影時焦点距離fに決定する(st25)。
撮影時焦点距離fが決定されると(st6)、CPU12は撮影時焦点距離fに基づいてモータ駆動部18を駆動し、光学ユニット13の変倍レンズを移動する(st7)。CPU12は、両目画像54a,54bとして検出した各領域の画素が、それぞれ白色及び黒色から肌色に変化したときにそれぞれの目が閉じられていると判定する(st8)。
両目が開いている状態であれば、CPU12は、CCDドライバ19を駆動してCCD14からフレーム画の撮像信号を読み出し(st10)、アナログ信号処理回路15に入力する。フレーム画の撮像信号は、アナログ信号処理回路15でノイズ除去・増幅されてから、A/D変換器17でデジタルの画像データに変換されてデジタル信号処理回路20に入力される。デジタル信号処理回路20で各種の処理を施された画像データは、画像メモリ22に一時的に格納された後、圧縮回路21で圧縮処理され、メモリカード28に記録される(st11)。
両目が開いていない状態(少なくともいずれか一方の目が閉じている状態)の場合、CPU12は、タイマ38による計測時間が所定時間(本実施形態では2秒)を超えるまで、CCD14からフィールド画の読み出しを継続して、両目が開くのを待つ。計測時間が2秒を超えても両目が開かない場合(st9)、CPU12は、フィールド画の読み出しを止めて、CCD14からフレーム画の撮像信号を読み出し(st10)、アナログ信号処理回路15に入力する。以下、撮像信号は、上述した両目が開いている状態のときと同様に、デジタルの画像データに変換され、種々の処理を経てメモリカード28に記録される(st11)。
このように、本実施形態のデジタルカメラ10は、自分撮りモード下で撮影者自身が画面に丁度よく収まるように、かつ両目を開いている状態で撮影することができる。また、所定時間(2秒間)が経過しても、両目が開いた状態が検出されない場合には、強制的に撮影を行なうから、故障ではないかというような疑念を撮影者に起こさせたり、徒に時間を無駄にすることがない。
以上説明した実施形態では、両目間の距離がフレーム枠49に占める割合が丁度よくなるような光学ユニット13の焦点距離fEを求め、これを撮影時焦点距離fとしたが、本発明はこれに限定されることなく、例えば、両目間の距離の他に、顔画像54がフレーム枠に占める面積比や、被写体距離から、それぞれ焦点距離を求め、これらを総合して撮影時焦点距離fを決定するようにしてもよい。以下のこの実施形態について説明する。
予め、顔画像54がフレーム枠49に占める面積比が適正となる目標値を設定しておき、これをROM30に記憶しておく。CPU12は、顔・目検出処理部23で検出された顔画像54の画像データに基づいて、顔画像54の面積を算出する。そして、CPU12は、顔画像54がフレーム枠49に占める面積比と、AE/AF/AWB検出回路26から得られる被写体距離とから、ROM30に記憶された所定の目標値となるような焦点距離fFを求める。
また、CPU12は、AE/AF/AWB検出回路26によって得られる高周波成分の積算値が最大となる光学ユニット13のフォーカスレンズの位置から被写体距離を求め、ROM30に予め格納されている自分撮りモード用LUT(ルックアップテーブル)を参照して、被写体距離に対応する光学ユニット13の焦点距離fAを求める。なお、自分撮りモード用LUTは、フレーム枠49に対する被写体画像の大きさが適正となるような被写体距離と焦点距離との関係を表わすテーブルである。
CPU12は、AE/AF/AWB検出回路26による焦点距離fAと、両目画像54a,54b間の画素数Eから得られる焦点距離fEと、顔画像54の大きさに基づく焦点距離fFにより、下記の数式4を用いて、撮影時焦点距離fを算出する。
f=(a・fA+b・fE+c・fF)/3 ・・・(4)
a,b,cは重み係数で、a+b+c=3となるように設定される。なお、焦点距離fA,fE,fFのうち、極端に異なる値のものは使用しない。例えば、焦点距離fA,fE,fFを比較し、焦点距離fAが他の焦点距離fE,fFよりも所定の閾値よりも大きい値の場合、CPU12は、係数a=0とし、数式4の分母を3→2に変更して、撮影時焦点距離fを算出する。
また、CPU12は、シャッタボタン33からのレリーズ信号を受けてからの経過時間を計測し、この経過時間が予め設定された所定の処理時間(例えば2秒間)を超えても撮影時焦点距離fが算出できない場合、撮影時焦点距離fの算出を止めて、撮影時焦点距離fを最も広角側の焦点距離とする。
また、数式4を用いることなく、焦点距離fA,fE,fFのうち最も小さい値(最も広角寄りの値)を撮影時焦点距離fとするようにしてもよい。
上記実施形態では、両目が開いているか否かを判定したが、これに加えて、よそ見をしているか否かを判定し、よそ見をしている場合には、撮影を行なわないようにしてもよい。よそ見の判定は、撮影者の両目が開き、かつ左右の目の間隔が予め設定されている所定の間隔より短くなったときによそ見をしていると判定するのがよい。
上記実施形態では、ズームレンズを用いて光学的に撮影画角を変化させるようにしたが、撮影画像を画像処理して電子的に撮影画角を変化させるデジタルズームを用いてもよい。また、上記実施形態では、静止画撮影を行なうデジタルカメラを例に説明したが、カメラ付き携帯電話やPDAやビデオカメラ等にも適用することができる。
本発明を実施したデジタルカメラの電気的な構成を示すブロック図である。 横位置撮影での撮影画像から両目間の画素数を求める方法を示す説明図である。 縦位置撮影での撮影画像から両目間の画素数を求める方法を示す説明図である。 自分撮りモードでの主なシーケンスを示すフローチャートである。 撮影時焦点距離を決定するためのシーケンスを示すフローチャートである。
符号の説明
10 デジタルカメラ
12 CPU
13 光学ユニット
23 顔・目検出処理回路
37 横縦検出器
38 タイマ
49 フレーム枠
50 フィールド画
52 撮影者画像
54 顔画像
54a,54b 目画像

Claims (12)

  1. 撮影光学系と、
    この撮影光学系によって結像された被写体像を光電変換して画像データを得る撮像素子と、
    前記画像データに基づいて被写体の両目を検出するとともに前記両目の開閉状態を検出する目検出部と、
    シャッタレリーズ操作を検知してレリーズ信号を生成するシャッタスイッチと、
    前記レリーズ信号を受け取ってから前記目検出部によって被写体の両目が開いている状態が検出された時に前記画像データを記憶部に記憶する制御部と
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 被写体までの距離を計測する測距部を設け、
    前記制御部は、前記測距部が測距する範囲を予め設定された所定の測距範囲に限定することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記撮影光学系は、焦点距離が変更自在なズームレンズであるとともに、前記制御部は、前記目検出部によって検出された両目の位置情報に基づいて両目間距離情報を求め、この両目間距離情報と、前記画像データに基づいてフレーム枠の前記両目を結ぶ線分と略平行な辺の長さ情報との比が予め設定された所定値となるように、前記撮影光学系の焦点距離を決定することを特徴とする請求項1または2記載の撮像装置。
  4. 前記画像データに基づいて被写体の顔を検出する顔検出部を設け、
    前記撮影光学系は、焦点距離が変更自在なズームレンズであるとともに、
    前記制御部は、前記測距部から得られる測距情報に基づいて求められる撮影光学系の第1焦点距離と、前記顔検出部によって検出された顔とフレーム枠との面積比が予め設定された第1所定値となるように求められる撮影光学系の第2焦点距離と、前記目検出部によって検出された両目の位置情報に基づいて両目間距離情報を求め、この両目間距離情報とフレーム枠の前記両目を結ぶ線分と略平行な辺の長さ情報との比が予め設定された所定値となるように求められる撮影光学系の第3焦点距離とに基づいて、前記記憶部に記憶するための画像データを得る撮影時に使用される撮影時焦点距離を設定することを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  5. 前記制御部は、前記撮影時焦点距離が設定される前に、前記レリーズ信号を受け取ってからの経過時間が所定時間を超えた場合、前記撮影時焦点距離を撮影光学系の最も広角側の焦点距離に設定することを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
  6. 前記制御部は、前記目検出部によって被写体の両目が開いている状態が検出される前に、前記レリーズ信号を受け取ってからの経過時間が所定時間を超えた場合、前記画像データを記憶部に記憶することを特徴とする請求項1ないし5いずれか記載のことを特徴とする撮像装置。
  7. シャッタスイッチがシャッタレリーズ操作を検知してレリーズ信号を生成する第1ステップと、
    前記レリーズ信号に応答して撮影光学系によって結像された被写体像を撮像素子が光電変換して画像データを得る第2ステップと、
    前記画像データに基づいて目検出部が被写体の両目を検出するとともに前記両目の開閉状態を検出する第3ステップと、
    前記目検出部によって被写体の両目が開いている状態が検出された時に、前記画像データを記憶部に記憶する第4ステップと
    を備えたことを特徴とする撮像方法。
  8. 被写体までの距離を計測する測距部を設け、この測距部による測距範囲を予め設定された所定の測距範囲に限定することを特徴とする請求項7記載の撮像方法。
  9. 前記第3ステップにて検出された被写体の両目の位置情報に基づいて両目間距離情報を求め、この両目間距離情報と、前記画像データに基づいてフレーム枠の前記両目を結ぶ線分と略平行な辺の長さ情報との比が予め設定された所定値となるように、前記撮影光学系の焦点距離を決定した後、前記第4ステップに移行することを特徴とする請求項7または8記載の撮像方法。
  10. 前記測距部によって得られる測距情報に基づいて求められる撮影光学系の第1焦点距離と、
    前記第2ステップにて得られる画像データに基づいて被写体の顔を検出し、この顔とフレーム枠との面積比が予め設定された第1所定値となるように求められる撮影光学系の第2焦点距離と、
    前記第3ステップにて検出された両目から両目間距離情報を算出し、この両目間距離情報とフレーム枠の前記両目を結ぶ線分と略平行な辺の長さ情報との比が予め設定された第2所定値となるように求められた撮影光学系の第3焦点距離と
    に基づいて、前記記憶部に記憶するための画像データを得る撮影時に使用される撮影時焦点距離を設定することを特徴とする請求項8記載の撮像方法。
  11. 前記撮影時焦点距離が設定される前に、前記レリーズ信号を受け取ってからの経過時間が所定時間を超えた場合、前記撮影時焦点距離を撮影光学系の最も広角側の焦点距離に設定することを特徴とする請求項10記載の撮像方法。
  12. 前記第4ステップにおいて、前記目検出部によって被写体の両目が開いている状態が検出される前に、前記レリーズ信号を受け取ってからの経過時間が所定時間を超えた場合、前記画像データを記憶部に記憶することを特徴とする請求項7ないし11いずれか記載の撮像方法。
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