JP2008228185A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被写体の顔が所望のコントラスト比となるように支援又は撮像する撮像装置を提供する。
【解決手段】スタジオ撮影モードにセットしてシャッタボタン33を半押しすると、CCD14からフィールド画の撮像信号が読み出され、デジタル信号の画像データに変換されてデジタル信号処理回路19に入力される。画像データは、YC変換回路43で輝度及び色差に変換され、色差マトリクス回路44に入力されると同時に画像メモリ21に入力される。画像データは、顔検出処理回路22に取り込まれ、被写体の顔画像が検出される。顔画像の画像データがコントラスト比算出回路23に読み込まれ、左右の分割領域が選定される。各分割領域の左顔階調値,右顔階調値から顔画像のコントラスト比が算出され、LCD25に表示される。コントラスト比が不満な場合には、被写体へのライティングを変更してから、再びシャッタボタン33を半押しする。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置に関し、更に詳しくは、被写体として主に人物を撮像する撮像装置に関する。
撮像装置としては、撮像素子により光学画像を撮像信号に変換し、この撮像信号をデジタルの画像データに変換してメモリカード等に記憶するデジタルカメラやビデオカメラなどが知られている。
このような撮像装置を用い、スタジオなどでライティングを行なって人物を撮影する場合、立体感のある人物写真を撮影するために、顔の左右両側から顔に当たる光量が異なるように設置された2灯にトップライトやバックライトなどを加えた3〜4灯のストロボ装置を用いて照明を行なうのが一般的である。なお、顔の左右両側から照明光を当てる代わりに、顔の斜め左前方又は斜め右前方に1灯を設け、その反対側にレフ板を設けるようにしてもよい。
このような多灯照明では、ストロボメータを用いて左右の顔に当たるストロボ光の光量を測定し、顔の左右のコントラスト比が1:2や1:3や1:4などになるように、光量の調節を行なっている。なお、顔のコントラスト比とは、顔の左右のうち暗い方を1として、明るい方が何倍になるかを表わす比率である。
しかしながら、このようなストロボ光の光量を調節して所望のコントラスト比を得ることは、撮影に不慣れなアマチュアにとっては極めて困難である。そこで、種々の提案がなされている。
例えば、顔の明るさの分布を改善する画像処理方法が開示されている(例えば特許文献1)。この画像処理方法は、コンピュータを用いて、画像データから得られる明るさ成分と低周波明るさ成分とを用いて画像データの色調整を行ない、暗室における覆い焼き処理のように、顔の明るさの分布を改善する。
また、人物の左右及びバックを照明する複数個の照明器の各発光量を平面チャートを用いて調整し、前記照明器の各発光量の発光比を立体チャートを用いて調整することにより画像品質の高い顔写真を撮影する撮影システムが知られている(例えば特許文献2)。
また、被写体の表情や姿勢等を検出し、検出した表情や姿勢に応じて適正にアドバイスを行うデジタルカメラが知られている(例えば特許文献3)。このデジタルカメラは、被写体の測光値及び測距値を取り込み、測光値に基づいて露光制御値を定め、測距値に基づいてAF制御値を定めてプレ撮影を行う。このプレ撮影した画像に基づいて被写体の目や口の形状を抽出し、抽出した形状に基づいて係数を演算する。この演算した係数が予め定めた所定閾値以下か否かを判断し、所定閾値以下の場合には、例えば「もっと笑って下さい」等の被写体の表情を修正させるためのアドバイスメッセージを生成して音声で出力する。
特開2005−51407号公報 特開2005−227581号公報 特開2003−219218号公報
ところで、上述したように被写体の顔に対して所望のコントラスト比が得られるようにライティングしたとしても、被写体が子供の場合、子供はじっとしていないことが多いため、所望のコントラスト比とならないことが多い。
上記特許文献1記載の画像処理方法は、コンピュータを用いるため、誰でも簡単に実施できるというものではない。また、上記特許文献2記載の撮影システムは、大掛かりなものとなり、やはりアマチュアが簡単に実施できるものではない。また、上記特許文献3記載のデジタルカメラは、被写体の表情を修正させるためのアドバイスメッセージを生成するもので、所望のコントラスト比を得るためのものではない。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、被写体の顔が所望のコントラスト比となるように支援又は撮像する撮像装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の撮像装置は、撮像光学系によって結像された被写体像を光電変換して画像データを得る撮像素子と、前記画像データに基づいて被写体の顔画像を検出する顔検出部と、前記顔画像の左右の所定領域の各輝度情報に基づいて顔画像のコントラスト比を算出するコントラスト比算出部と、前記コントラスト比算出部によって得られた顔画像のコントラスト比を表示するコントラスト比表示部とを備えたことを特徴とする。
前記コントラスト比の所望値を入力するコントラスト比入力部と、前記コントラスト比の所望値に基づいて、前記画像データのトーンカーブを補正するトーンカーブ補正部とを備えたことを特徴とする。
本発明の撮像装置によれば、撮像素子によって被写体像が光電変換された画像データに基づいて被写体の顔画像を検出し、顔画像の左右の所定領域の各輝度情報に基づいて顔画像のコントラスト比を算出するとともにコントラスト比を表示するので、ユーザに被写体の顔のコントラスト比を明確に知らせ、被写体の顔が所望のコントラスト比となるように支援することができる。この結果、被写体の顔のコントラスト比が所望の値でない場合には、被写体の顔に対するライティングを変更するなどの適切な処置を講ずることができる。
所望のコントラスト比を入力すると、このコントラスト比に基づいて画像データのトーンカーブを補正するので、ライティングが不適切であったとしても、所望のコントラスト比の画像を得ることができる。
図1に示すように、本発明を実施したデジタルカメラ10は、CPU12、光学ユニット13、CCD14、アナログ信号処理回路15、A/D変換器16、モータ駆動部17、CCDドライバ18、デジタル信号処理回路19、圧縮回路20、画像メモリ21、顔検出処理回路22、コントラスト検出回路23、LCDドライバ24、LCD25、AE/AF/AWB処理回路26、メディアコントローラ27、メモリカード28、データバス29、ROM30、RAM31、シャッタボタン33、モード切換ダイヤル34、及びトーンカーブ補正回路35からなる。
ROM30には、カメラ本体内の各部を制御するための制御プログラムや、各種制御用データ等が製造時に記憶されている。また、RAM31には、作業用データが一時的に記憶される。CPU12は、これらの制御プログラムや各種制御用データ等に基づいて各部を制御する。
光学ユニット13は、変倍レンズやフォーカスレンズ等で構成されるズームレンズである撮影レンズと、光量を調節する絞りと、変倍レンズ及びフォーカスレンズを光軸方向に移動させるモータと、絞りを駆動するモータとから構成されている。また、モータ駆動部17は、CPU12によって制御され、光学ユニット13内のモータを駆動する駆動信号を生成する。
CCD14は、光学ユニット13の背後に配置されており、このCCD14の受光面には、多数の画素(フォトダイオード)が二次元的に配列されている。光学ユニット13の撮影レンズを透過した被写体光は、絞りによって光量が調節されて入射し、CCD14は、撮影レンズによって受光面に結像される光学的な画像を電気的な撮像信号に変換して出力する。なお、CCD14に代えて、CMOSタイプの撮像素子を用いてもよい。
CCD14の各画素には、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)のいずれかの微小なカラーフィルタが設けられており、各画素で蓄積される信号電荷が順次垂直方向及び水平方向に転送することによって撮像信号を出力する。
また、CCD14には、CCDドライバ18が接続されている。CPU12は、CCDドライバ18を制御することによって、CCD14を駆動するための駆動信号を生成させる。CCD14は、この駆動信号によって駆動され、スルー画表示の際にはCCD14からフィールド画(偶数フィールド又は奇数フィールド)の撮像信号が読み出され、アナログ信号処理回路15に入力される。また、撮影時にはCCD12からフレーム画の撮像信号が読み出され、アナログ信号処理回路15に入力される。
アナログ信号処理回路15は、相関二重サンプリング回路(CDS)と、増幅器(AMP)とからなる。撮像信号は、CDSによってノイズが除去され、さらに、AMPによって、予め設定されたISO感度に基づいてゲイン調整される。その後、撮像信号は、アナログ信号処理部15からA/D変換器16に出力される。A/D変換器16は、アナログ信号である撮像信号をデジタル信号の画像データ(CCDRAWデータ)に変換して、デジタル信号処理回路19に入力する。
デジタル信号処理回路19は、ホワイトバランス調整回路(WB)40、リニアマトリクス回路41、γ変換回路42、YC変換回路43、及び色差マトリクス回路44からなる。ホワイトバランス調整回路40は、RGB各色の画像データをゲイン補正することによって、被写体の白色が正確に再現されるように画像データのホワイトバランスを調整する。
ホワイトバランス調整回路40によって色補正された画像データは、リニアマトリクス回路41に送られる。このリニアマトリクス回路41は、色再現性を改善するために、各画素の画素データに対して、周辺画素の画素データを所定量加算して色補正を行なう回路であり、CCD14のカラーフィルタの分光特性等に応じた色補正を画像データに対して行なう。
γ変換回路42は、リニアマトリクス回路41から入力された画像データに対して、所定のγ変換パラメータに従って階調変換処理を施し、この画像データをYC変換回路43に出力する。
YC変換回路43は、RGB3色で表される画像データを輝度(Y)及び色差(Cr,Cb)で表される画像データに変換して、色差マトリクス回路44に出力する。色差マトリクス回路44は、輝度及び各色差で色再現を行なうYC系において適切な色再現となるように色補正を行なう。
色差マトリクス回路44から出力されたフィールド画の画像データは、画像メモリ21に一時的に格納された後、画像メモリ21から読み出されてLCDドライバ24でアナログのコンポジット信号に変換され、LCD25にスルー画として表示される。LCD25に表示されるスルー画を観察することにより被写体のフレーミングを行なうことができる。
色差マトリクス回路44から出力されたフレーム画の画像データは、画像メモリ21に一時的に格納された後、画像メモリ21から読み出され、圧縮回路20によって、所定の圧縮形式(例えばJPEG形式)で圧縮処理が施される。メディアコントローラ27は、メモリカード28を制御し、圧縮回路20によって圧縮された画像データをメモリカード28に記録する。
AE/AF/AWB検出回路26は、画像データに基づいて露出演算、焦点位置検出、及びホワイトバランス量演算を行なう。露出演算では、輝度信号Yから被写体輝度を検出し、この被写体輝度に基づいて適性露出を算出する。また、算出した適性露出から、この適性露出に適合するシャッタスピード、絞り値、撮影感度等を決定し、これらをCPU12に入力する。CPU12は、入力されたデータに基づいて、CCDドライバ18、モータ駆動部17等を制御する。
また、AE/AF/AWB検出回路26が焦点位置検出を行なう際には、画像メモリ21に記録された画像データの空間周波数の高周波成分を積算し、この積算値を焦点評価値として、CPU12に出力する。CPU12は、AF動作時にAE/AF/AWB検出回路26によって得られる高周波成分の積算値が最大となるようにモータ駆動部17を制御して光学ユニット13のフォーカスレンズを光軸方向に進退させ、焦点調整を行う。さらにまたAE/AF/AWB検出回路26は、画像データからホワイトバランス量を検出してCPU12に出力する。
モード切換ダイヤル34は、これを操作することにより、一般的な撮影に適した通常撮影モードと、スタジオなどの室内で主に人物撮影を行なうスタジオ撮影モードとを切り換える。スタジオ撮影モード下でシャッタボタン33を半押しすると、YC変換回路43は、輝度(Y)及び色差(Cr,Cb)で表されるフィールド画の画像データを色差マトリクス回路44に出力すると同時に、データバス29を介して画像メモリ21に出力する。
画像メモリ21に入力された画像データは、顔検出処理回路22に取り込まれる。顔検出処理回路22は、図2(A)に示すように、フレーム枠49に表示されるフィールド画50の全体を格子状に分割し(例えば16×16)、各分割領域51に含まれる輝度(Y)及び色差(Cr,Cb)に基づいて、皮膚と推定される肌色の画素を多く含む分割領域51を選び出して被写体の顔画像54を検出する。
コントラスト比算出回路23は、顔検出処理回路22からフィールド画50及び顔画像54の各画像データを読み込み、顔画像54に含まれるフィールド画50の分割領域51のうち、顔画像54の左右に位置する分割領域51a,51bを選定する。そして、コントラスト比算出回路23は、分割領域51a,51bの各輝度(Y)の値である左顔階調値X1,右顔階調値X2に基づいて、顔画像54のコントラスト比を算出する。
顔画像54のコントラスト比は、分割領域51a,51bのうち暗い方を1として、明るい方が何倍かを表わす比として定義する。以下、顔画像54のコントラスト比の算出方法について説明する。
階調値Xは、γ変換回路42によるγ変換後の値であるから、下記の数式4,5によって、被写体反射率と相関のあるγ変換前の値XLに換算する。
X=γ(XL) ・・・(4)
∴XL=γ−1(X) ・・(5)
通常、反射率100%を階調値255(8bit)に割り当てるため、反射率Rは、次の数式6で得られる。
R=100*XL/255 ・・・(6)
X1>X2のとき、輝度比P=R1/R2 ・・・(7)
X2>X1のとき、輝度比P=R2/R1 ・・・(8)
と定義する。但し、R1は分割領域51aの反射率、R2は分割領域51bの反射率である。
輝度比Pとコントラスト比との関係は下記の表1で表わされる。この表1のルックアップテーブルは、予めROM30に記憶されている。
Figure 2008228185
コントラスト比算出回路23は、ROM30に記憶されているルックアップテーブルを参照して、輝度比Pから顔画像54のコントラスト比を求め、これをCPU12に入力する。
CPU12は、LCDドライバ24を駆動して、図3に示すように、LCD25に、顔画像54を取り囲むように矩形状の顔検出枠56を表示し、この左右に「左顔階調値=X1」,「右顔階調値=X2」を表示するとともに、画面左下部に、例えば、絞り「F2.8」,シャッタ速度「1/60」,感度「ISO200」,「コントラスト比=1:4」を表示する。
これによって、ユーザは、顔画像54のコントラスト比が自分が望んでいる値であるか否かを簡単・確実に把握することができる。LCD25に表示されたコントラスト比が不満な場合には、被写体へのライティングを変更してから、再びスタジオ撮影モード下でシャッタボタン33を半押しする。
ライティングを変更しても、じっとしていない子供の写真を撮るような場合には、顔画像54が所望のコントラスト比にならないことが多い。このような場合には、モード切換ダイヤル34を操作して、コントラスト比入力モードを選択する。
コントラスト比入力モードを選択すると、図4に示すように、デジタルカメラ10の背面に配設されたLCD25には、コントラスト比「1:1」,「1:2」,「1:3」,「1:4」,「1:5」,「1:6」が選択肢として表示される。十字キー58を操作して所望の値にカーソル59を合わせてから決定キー60を操作すれば、その値が所望のコントラスト比としてCPU12を介してトーンカーブ補正回路35に入力される。
トーンカーブ補正回路35に入力されたコントラスト比が「1:n」(nは自然数)(輝度比Pn)であり、分割領域51a,51bの各階調値がX1,X2でX1>X2の場合、ユーザが所望するコントラスト比(輝度比Pn)に対して、輝度比Pなので、数式7から、シャドー側の反射率R2sは、次の数式9で算出される。
R2s=R1/Pn ・・・(9)
通常、肌色は元々輝度が高いため、明るい方を変更すると、白飛びを起こし易いため、本実施形態では、数式9により、暗い方の明るさを変更し、所望のコントラスト比が得られるようにしている。
数式4,6,9から、シャドー側の階調値X2sは、次の数式10で算出される。
X2s=γ(255*R2s/100) ・・・(10)
シャドー側の階調値X2sがデータバス29を介してγ変換回路42に入力されることによりγ変換回路42のパラメータが変更される。続くシャッタボタン33の全押しによってCCD14から読み出されたフレーム画の撮像信号について、図5に示すようなトーンカーブ62で所望のコントラスト比が再現される。
X2>X1の場合、シャドー側の反射率R1sは、次の数式9で算出される。
R1s=R2/Pn ・・・(11)
したがって、シャドー側の階調値X1sは、次の数式12で算出される。
X1s=γ(255*R1s/100) ・・・(12)
次に、図6のフローチャートを参照して、上記実施形態のスタジオ撮影モードについて説明する。モード切換ダイヤル34を操作してスタジオ撮影モードにセットしてから、光学ユニット13の撮影レンズを被写体に向けて、シャッタボタン33を半押しする(st1)。
CCDドライバ18によりCCD14からフィールド画の撮像信号が読み出され(st2)、アナログ信号処理回路15に入力される。ここで、撮像信号はノイズの除去とゲイン調整が施された後、A/D変換器16でデジタル信号の画像データに変換される。画像データは、デジタル信号処理回路19に入力されるとともに、データバス29を介してAE/AF/AWB検出回路26に読み込まれる。
AE/AF/AWB検出回路26は、画像データに基づいて露出演算、焦点位置検出、及びホワイトバランス量演算を行なう。CPU12は、AE/AF/AWB検出回路26によって検出された焦点位置に基づいてモータ駆動部17を駆動し、光学ユニット13のフォーカスレンズを移動させる。
一方、デジタル信号処理回路19に入力された画像データは、WB40,リニアマトリクス回路41,γ変換回路42を経てYC変換回路43に入力され、輝度(Y)及び色差(Cr,Cb)に変換されてから、色差マトリクス回路44に入力されると同時に、データバス29を介して画像メモリ21に入力される。
画像メモリ21に入力された画像データは、顔検出処理回路22に取り込まれ、被写体の顔画像54が検出される(st3)。顔検出処理回路22からフィールド画50及び顔画像54の各画像データがコントラスト比算出回路23に読み込まれ、分割領域51a,51bが選定される。コントラスト比算出回路23により、分割領域51a,51bの左顔階調値X1,右顔階調値X2から顔画像54のコントラスト比が算出され(st4)、CPU12に入力される。
CPU12によりLCDドライバ24が駆動され、顔検出枠56、「左顔階調値=X1」,「右顔階調値=X2」、絞り「F2.8」,シャッタ速度「1/60」,感度「ISO200」,「コントラスト比=1:4」がそれぞれLCD25に表示される(st5)。
LCD25に表示されたコントラスト比が不満な場合には、被写体へのライティングを変更してから(st6)、スタジオ撮影モード下でシャッタボタン33を半押しする(st1)。LCD25に表示されたコントラスト比でよい場合には、そのままシャッタボタン33を全押しする(st7)。
CCD14からフレーム画の撮像信号を読み出され(st8)、アナログ信号処理回路15でノイズ除去・増幅されてから、A/D変換器16でデジタルの画像データに変換されてデジタル信号処理回路19に入力される。デジタル信号処理回路19で各種の処理を施された画像データは、画像メモリ21に一時的に格納された後、圧縮回路20で圧縮処理され、メモリカード28に記録される(st9)。
次に、コントラスト比入力モードを選択した場合について、図7のフローチャートを参照して説明する。LCD25に表示されたコントラスト比「1:1」,「1:2」,・・・,「1:6」から所望のコントラスト比を選択して決定キー60を操作すると、そのコントラスト比がCPU12を介してトーンカーブ補正回路35に入力される(st11)。
シャッタボタン33を半押しすると(st12)、CCDドライバ18によりCCD14からフィールド画の撮像信号が読み出される(st13)。以下、上述したステップ3(st3)と同様に、顔検出処理回路22により被写体の顔画像54が検出される(st14)。
フィールド画50及び顔画像54の各画像データがコントラスト比算出回路23に読み込まれ、分割領域51a,51bが選定される。分割領域51a,51bの各階調値X1,X2がCPU12を介してトーンカーブ補正回路35に入力される。
トーンカーブ補正回路35により、X1>X2の場合、シャドー側の階調値X2sは、次の数式10で算出される(st15)。
X2s=γ(255*R2s/100) ・・・(10)
これにより、γ変換パラメータが変更される(st16)。
続いてシャッタボタン33を全押しすると(st17)、CCD14からフレーム画の撮像信号が読み出され(st18)、アナログ信号処理回路15でノイズ除去・増幅されてから、A/D変換器16でデジタルの画像データに変換されてデジタル信号処理回路19に入力される。
画像データは、デジタル信号処理回路19のγ変換回路42にて、変更されたγ変換パラメータにより、図5に示すようなトーンカーブ62に補正され、更に各種の処理を施された後、メモリカード28に記録される(st19)。なお、X2>X1の場合も同様であるから説明を省略する。
以上説明した実施形態では、コントラスト比入力モードにおいて、シャドー側を補正したが、これは、撮影された画像が適正露出であることを前提としている。そこで、コントラスト比入力モードでは、シャドー側,ハイライト側のいずれを補正するかの選択項目を設け、アンダー露出になることが予想される場合には、ハイライト側を補正するように設定を変更するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、1台のデジタルカメラがコントラスト比の表示機能(スタジオ撮影モード)とトーンカーブ補正機能(コントラスト比入力モード)の両方を搭載したが、いずれか一方のみを搭載するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、コントラスト比入力モードにて選択されるコントラスト比を「1:1」,「1:2」,・・・,「1:6」としたが、本発明はこの数値に限定されないのは勿論である。また、上記実施形態は、デジタルカメラであったが、本発明はこれに限定されることなく、例えばカメラ付き携帯電話やカメラ付きPDAやビデオ(ムービー)カメラ等にも適用することができる。
本発明を実施したデジタルカメラの電気的な構成を示すブロック図である。 顔画像の選定された左右の分割領域を示す説明図である。 コントラスト比等が表示されたLCDの画面を示す説明図である。 LCDに表示されたコントラスト比入力モードの設定画面を示すデジタルカメラの背面図である。 補正されたトーンカーブの例を示す説明図である。 スタジオ撮影モードの主なシーケンスを示すフローチャートである。 コントラスト比入力モードの主なシーケンスを示すフローチャートである。
符号の説明
10 デジタルカメラ
12 CPU
22 顔検出処理回路
23 コントラスト比算出回路
25 LCD
35 トーンカーブ補正回路
42 γ変換回路
51a,51b 分割領域
54 顔画像
62 トーンカーブ

Claims (2)

  1. 撮像光学系によって結像された被写体像を光電変換して画像データを得る撮像素子と、
    前記画像データに基づいて被写体の顔画像を検出する顔検出部と、
    前記顔画像の左右の所定領域の各輝度情報に基づいて顔画像のコントラスト比を算出するコントラスト比算出部と、
    前記コントラスト比算出部によって得られた顔画像のコントラスト比を表示するコントラスト比表示部と
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記コントラスト比の所望値を入力するコントラスト比入力部と、
    前記コントラスト比の所望値に基づいて、前記画像データのトーンカーブを補正するトーンカーブ補正部と
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
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