JP2012124652A - 撮像装置及び画像処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】露出アンダーや露出オーバーの場合でも、意図した色味の画像を得ることができる撮像装置を提供する。
【解決手段】被写体画像を構成する各画素の輝度情報を用いて輝度ヒストグラムを作成する輝度ヒストグラム作成手段104と、輝度ヒストグラムを用いて明度に対応する入力信号に対して出力信号を補正するR、B色のガンマ補正カーブのG色のガンマ補正カーブに対する交差点を決定しかつ交差点を基準にしてB色のガンマ補正カーブと前記R色のガンマ補正カーブとのカーブ特性がG色のガンマ補正カーブに対して逆のガンマ補正カーブを描くように、ガンマ補正カーブを設定するガンマ補正カーブ設定手段104と、設定されたガンマ補正カーブを用いて被写体画像にガンマ補正処理を行うガンマ補正処理手段104とを備えている。
【選択図】 図2
【解決手段】被写体画像を構成する各画素の輝度情報を用いて輝度ヒストグラムを作成する輝度ヒストグラム作成手段104と、輝度ヒストグラムを用いて明度に対応する入力信号に対して出力信号を補正するR、B色のガンマ補正カーブのG色のガンマ補正カーブに対する交差点を決定しかつ交差点を基準にしてB色のガンマ補正カーブと前記R色のガンマ補正カーブとのカーブ特性がG色のガンマ補正カーブに対して逆のガンマ補正カーブを描くように、ガンマ補正カーブを設定するガンマ補正カーブ設定手段104と、設定されたガンマ補正カーブを用いて被写体画像にガンマ補正処理を行うガンマ補正処理手段104とを備えている。
【選択図】 図2
Description
本発明は、撮像装置及び画像処理方法の改良に関する。
一般的に、フィルム式のカメラにおいては、ネガフィルムをネガ現像し、ポジフィルムをポジ現像するところ、従来から、ネガフィルムをポジで現像、ポジフィルムをネガで現像するという逆の現像を行うことにより、不思議な雰囲気をもった特殊な色合いの画像を作り出すクロスプロセス処理が知られている。
従来から、このフィルムにおけるクロスプロセス処理と似た処理をデジタル画像で行うデジタルクロスプロセス処理も知られている。このデジタルプロセス処理では、R、G、Bのガンマ補正値(γ補正値)を輝度に応じて変更している。
しかしながら、従来のデジタルクロスプロセス処理では、輝度に応じて色味を変化させることにより、クロスプロセス調のデジタル画像を作ることができるが、輝度に応じて特殊な色味を持たせる場合、輝度によって色味が異なるため、露出アンダーの場合や、露出オーバーの場合には、意図した色味が得られないという問題がある。
その露出アンダーや露出オーバーの画像か否かを判定し、露出状態に応じて適切な画像処理を行う技術も知られている(特許文献1参照)。
その特許文献1に開示の技術は、逆光シーンの判定を行い、逆光シーンに適した画像処理を行うことにより、適正な明るさに補正することを目的としている。その特許文献1に開示の技術と本発明とは、被写体画像の露出状態に応じて、それに応じた画像処理を行なう点で類似している。
しかしながら、この特許文献1に開示のものは、デジタルクロスプロセス処理については、何ら言及されておらず、露出アンダーの場合や、露出オーバーの場合にデジタルクロスプロセス処理を行ったとき、意図した色味の画像が得られないという問題点を解消するものではない。
本発明は、露出オーバーや露出アンダーの被写体画像の場合でも、デジタルクロスプロセス処理により、意図した色味の画像が得られる撮像装置及び撮像方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の撮像装置は、被写体画像を構成する各画素の輝度情報を用いて輝度ヒストグラムを作成する輝度ヒストグラム作成手段と、前記輝度ヒストグラム作成手段により作成された輝度ヒストグラムを用いて輝度に対応する入力信号に対して出力信号を補正するR、B色のガンマ補正カーブのG色のガンマ補正カーブに対する交差点を決定しかつ該交差点を基準にして前記B色のガンマ補正カーブと前記R色のガンマ補正カーブとのカーブ特性が前記G色のガンマ補正カーブに対して逆のガンマ補正カーブを描くように、R、G、B色毎にガンマ補正カーブを設定するガンマ補正カーブ設定手段と、前記ガンマ補正カーブ設定手段により設定されたガンマ補正カーブを用いて前記被写体画像にガンマ補正処理を行うガンマ補正処理手段と、を備えていることを特徴とする。
請求項2に記載の撮像装置は、前記輝度ヒストグラム作成手段は、前記輝度ヒストグラムの解析を行って、ある階調における画素の個数を按分して輝度の低い側の画素の総個数と輝度の高い側の画素の総個数とが等しくなる平均輝度値を演算により求めることを特徴とする。
請求項3に記載の撮像装置は、前記輝度ヒストグラム作成手段は、前記輝度ヒストグラムの解析を行って、荷重平均により平均輝度値を演算により求めることを特徴とする。
請求項4に記載の撮像装置は、前記ガンマ補正カーブ設定手段は、前記輝度ヒストグラム作成手段により得られた平均輝度値により前記交差点を決定することを特徴とする。
請求項5に記載の撮像装置は、前記B色のガンマ補正カーブは、前記交差点よりも低い輝度の側で前記G色のガンマ補正カーブよりも補正量が大きくかつ前記交差点よりも高い輝度の側で前記G色のガンマ補正カーブよりも補正量が小さく、前記R色のガンマ補正カーブは、前記交差点よりも低い輝度の側で前記G色のガンマ補正カーブよりも補正量が小さくかつ前記交差点よりも高い輝度の側で前記G色のガンマ補正カーブよりも補正量が大きいことを特徴とする。
請求項6に記載の撮像装置は、前記ガンマ補正カーブ設定手段は、前記被写体画像の露出状態に応じて前記ガンマ補正カーブの交差点を自動的に設定することを特徴とする。
請求項7に記載の撮像装置は、前記ガンマ補正カーブ設定手段は、ユーザーの操作により前記ガンマ補正カーブの交差点の位置を変更可能なことを特徴とする。
請求項7に記載の撮像装置は、前記ガンマ補正カーブ設定手段は、ユーザーの操作により前記ガンマ補正カーブの交差点の位置を変更可能なことを特徴とする。
請求項8に記載の撮像装置は、前記ガンマ補正カーブ設定手段は、ユーザーの操作により前記R色のガンマ補正カーブと前記B色のガンマ補正カーブとのカーブ特性を入れ替え可能であることを特徴とする。
請求項9に記載の撮像装置は、被写体画像の露出状態が所定置以上露出アンダーの場合又は所定値以上露出オーバーの場合にモニタ画面にエラー表示を行うことを特徴とする。
請求項10に記載の画像処理方法は、被写体画像を構成する各画素の輝度情報に基づいて輝度ヒストグラムを作成する輝度ヒストグラム作成ステップと、前記輝度ヒストグラム作成ステップにおいて作成された輝度ヒストグラムを用いて明度に対応する入力信号に対して出力信号を補正するR、B色のガンマ補正カーブのG色のガンマ補正カーブに対する交差点を決定しかつ該交差点を基準にして前記B色のガンマ補正カーブと前記R色のガンマ補正カーブとのカーブ特性が前記G色のガンマ補正カーブに対して逆のガンマ補正カーブを描くように、R、G、B色毎にガンマ補正カーブを設定するガンマ補正カーブ設定ステップと、前記ガンマ補正カーブ設定ステップにおいて設定されたガンマ補正カーブを用いて前記被写体画像にガンマ補正処理を行うガンマ補正処理ステップとを含むことを特徴とする。
請求項10に記載の画像処理方法は、被写体画像を構成する各画素の輝度情報に基づいて輝度ヒストグラムを作成する輝度ヒストグラム作成ステップと、前記輝度ヒストグラム作成ステップにおいて作成された輝度ヒストグラムを用いて明度に対応する入力信号に対して出力信号を補正するR、B色のガンマ補正カーブのG色のガンマ補正カーブに対する交差点を決定しかつ該交差点を基準にして前記B色のガンマ補正カーブと前記R色のガンマ補正カーブとのカーブ特性が前記G色のガンマ補正カーブに対して逆のガンマ補正カーブを描くように、R、G、B色毎にガンマ補正カーブを設定するガンマ補正カーブ設定ステップと、前記ガンマ補正カーブ設定ステップにおいて設定されたガンマ補正カーブを用いて前記被写体画像にガンマ補正処理を行うガンマ補正処理ステップとを含むことを特徴とする。
請求項11に記載の画像処理方法は、前記輝度ヒストグラム作成ステップにおいて、前記輝度ヒストグラムの解析を行って、ある階調における画素の個数を按分して輝度の低い側の画素の総個数と輝度の高い側の画素の総個数とが等しくなる平均輝度値を演算により求めることを特徴とする。
請求項12に記載の画像処理方法は、前記輝度ヒストグラム作成ステップにおいて、前記輝度ヒストグラムの解析を行って、荷重平均により平均輝度値を演算により求めることを特徴とする。
請求項13に記載の画像処理方法は、前記ガンマ補正カーブ設定ステップにおいて、前記輝度ヒストグラム作成ステップにより得られた平均輝度値により前記交差点が決定されることを特徴とする。
請求項13に記載の画像処理方法は、前記ガンマ補正カーブ設定ステップにおいて、前記輝度ヒストグラム作成ステップにより得られた平均輝度値により前記交差点が決定されることを特徴とする。
請求項14に記載の画像処理方法は、前記B色のガンマ補正カーブは、前記交差点よりも低い輝度の側で前記G色のガンマ補正カーブよりも補正量が大きくかつ前記交差点よりも高い輝度の側で前記G色のガンマ補正カーブよりも補正量が小さく、前記R色のガンマ補正カーブは、前記交差点よりも低い輝度の側で前記G色のガンマ補正カーブよりも補正量が小さくかつ前記交差点よりも高い輝度の側で前記G色のガンマ補正カーブよりも補正量が大きいことを特徴とする。
請求項15に記載の画像処理方法は、前記ガンマ補正カーブ設定ステップにおいて、前記被写体画像の露出状態に応じて前記ガンマ補正カーブの交差点が自動的に設定されることを特徴とする。
請求項16に記載の画像処理方法は、前記ガンマ補正カーブ設定ステップにおいて、ユーザーの操作により前記ガンマ補正カーブの交差点の位置が変更されることを特徴とする。
請求項17に記載の画像処理方法は、前記ガンマ補正カーブ設定ステップにおいて、ユーザーの操作により前記R色のガンマ補正カーブと前記B色のガンマ補正カーブとのカーブ特性が入れ替え可能であることを特徴とする。
請求項16に記載の画像処理方法は、前記ガンマ補正カーブ設定ステップにおいて、ユーザーの操作により前記ガンマ補正カーブの交差点の位置が変更されることを特徴とする。
請求項17に記載の画像処理方法は、前記ガンマ補正カーブ設定ステップにおいて、ユーザーの操作により前記R色のガンマ補正カーブと前記B色のガンマ補正カーブとのカーブ特性が入れ替え可能であることを特徴とする。
本発明によれば、輝度ヒストグラム全体の中間部分を用いて、R、G、Bのガンマ補正カーブに変化をもたせたので、被写体画像の露出状態に応じたガンマ補正カーブを設定することが可能となり、従って、露出アンダーや露出オーバーの場合でも、意図した色味の画像を得ることができるという効果を奏する。
特に、輝度ヒストグラムを用いて得られた平均値近傍を用いてガンマ補正カーブの交差点を設定し、この交差点をユーザーの操作により変更可能とすれば、より一層意図した色味の被写体画像を作成できる。
更には、輝度ヒストグラムを用いて得られた平均値近傍を用いてデフォルト値として設定されているR色のガンマ補正カーブとB色のガンマ補正カーブとを、ユーザー操作により入れ替え可能とすれば、更に意図した色味の被写体画像を作成できる。
図1は本発明に係る撮像装置としてのデジタルカメラの外観図であり、(a)はそのデジタルカメラの正面図、(b)はそのデジタルカメラの上面図、(c)はそのデジタルカメラの背面図である。
その図1において、1はデジタルカメラである。デジタルカメラ1はその正面に、図1(a)に示すように、ストロボ発光部3と、測距ユニット5と、リモートコントロール受光部6と、鏡胴ユニット7と、正面側光学ファインダー11aとを有する。デジタルカメラ1の側面には、図2に示すメモリカード130を挿入するメモリカードスロットル121が設けられている。
デジタルカメラ1は、その上面に、図1(b)に示すように、サブLCD1’と、レリーズボタン2と、撮影・再生切り換えダイヤル4とを有する。サブLCD1’は、例えば、撮影可能枚数等を表示する表示部として用いられる。
デジタルカメラ1の背面には、図1(c)に示すように、AFLED(オートフォーカスLED)8と、ストロボLED9と、LCDモニタ10と、背面側光学ファインダー11bと、ズームボタン12と、電源スイッチ13と、操作部14とが設けられている。
図2は図1に示すデジタルカメラ1の制御回路のブロック図を示し、この図2を参照しつつ、デジタルカメラ1の各部の機能を説明する。
その図2において、114はストロボ回路である。ストロボ回路114は、ストロボ発光部3と共に自然光等の光が不足する場合に光量を補うために用いられる。
その図2において、114はストロボ回路である。ストロボ回路114は、ストロボ発光部3と共に自然光等の光が不足する場合に光量を補うために用いられる。
ストロボ回路114には、カメラプロセッサ104からストロボ発光信号が入力され、暗い場所や被写体が暗い場合の撮影においては、ストロボ回路114により、ストロボ発光部3が発光され、被写体が明るく照明される。
測距ユニット5は、デジタルカメラ1と被写体との間の距離を測る装置である。一般的に、デジタルカメラでは、撮像素子(CCD)101に形成された被写体像のコントラストを検出し、最もコントラストの高い位置にフォーカスレンズ72aを移動させてフォーカスを行うCCD−AF方式が用いられている。
CCD−AF方式は、フォーカスレンズ72aを少しずつ動かしてコントラストの良好なレンズ位置を探していくという動作を行うため、フォーカス動作が遅いという問題がある。
そこで、このデジタルカメラ1では、測距ユニット5を用いて被写体との距離情報を取得し、距離情報に基づきフォーカスレンズ72aを一気に目標位置近傍にまで移動させることによりフォーカス動作の高速化を図っている。
そこで、このデジタルカメラ1では、測距ユニット5を用いて被写体との距離情報を取得し、距離情報に基づきフォーカスレンズ72aを一気に目標位置近傍にまで移動させることによりフォーカス動作の高速化を図っている。
鏡胴ユニット7は、被写体の光学画像を取り込むズームレンズ71a、ズーム駆動モータ71bからなるズーム光学系71、フォーカスレンズ72a、フォーカス駆動モータ72bからなるフォーカス光学系72、絞り73a、絞りモータ73bからなる絞りユニット73、メカニカルシャッタ74a、メカニカルシャッタモータ74bからなるメカニカルシャッタユニット74、各モータを駆動するモータドライバ75を有する。
モータドライバ75は、リモートコントロール受光部6からの入力信号や操作部KeyユニットSW1〜SW13の操作入力に基づき、後述するカメラプロセッサ104内のCPUブロック1043からの駆動指令により駆動制御される。
108はROMである。ROM108には、CPUブロック1043において解読可能なコードにより記述された制御プログラムや制御するためのパラメータが格納されている。
108はROMである。ROM108には、CPUブロック1043において解読可能なコードにより記述された制御プログラムや制御するためのパラメータが格納されている。
このデジタルカメラ1では、その電源スイッチ13がオンされると、制御プログラムがSDRAM103にロードされ、CPUブロック1043はその制御プログラムに従って装置各部の動作を制御するとともに、制御に必要なデータ等を一時的にRAM107及びカメラプロセッサ104内のLocal SRAM1044に保存する。
ROM108に書き換え可能なフラッシュROMを使用することにより、制御プログラムや制御パラメータの変更が可能となり、デジタルカメラ1の機能のバージョンアップを容易に行うことができる。
CCD101は、被写体画像としての光学画像を光電変換するための固体撮像素子である。その光電変換信号はF/E(フロントエンド)−IC102に入力される。
F/E(フロントエンド)−IC102は、画像ノイズ除去用相関二重サンプリングを行うCDS1021、利得調整を行うAGC1022、デジタル信号変換を行うA/D変換器1023、TG1024を有する。
F/E(フロントエンド)−IC102は、画像ノイズ除去用相関二重サンプリングを行うCDS1021、利得調整を行うAGC1022、デジタル信号変換を行うA/D変換器1023、TG1024を有する。
TG1024には、CCD1信号処理ブロック1041から、垂直同期信号(VDと記す。)、水平同期信号(HDと記す。)が供給され、TG1024はCPUブロック1043によって制御されるCCD101及びF/E−IC102の駆動タイミング信号を発生する。
カメラプロセッサ104は、CCD2信号処理ブロック1042、CPUブロック1043、Local SRAM1044、USBブロック1045、シリアルブロック1046、JPEG CODECブロック1047、RESIZEブロック1048、TV信号表示ブロック1049、メモリカードコントローラブロック10410を有する。
CCD2信号処理ブロック1042は、F/E―IC102の出力データにホワイトバランス設定やガンマ設定を行うと共に、TG1024にVD信号、HD信号を供給するCCD1信号処理ブロック1041、フィルタリング処理により輝度データ・色差データへの変換を行う。
このCCD2信号処理ブロック1042の詳細機能は後述する。
このCCD2信号処理ブロック1042の詳細機能は後述する。
CPUブロック1043は、装置各部の動作を制御する。Local SRAM1044は、制御に必要なデータ等を一時的に保存する。USBブロック1045は、パーソナルコンピュータ等の外部機器とUSB通信を行う。シリアルブロック1046は、パーソナルコンピュータ等の外部機器とシリアル通信を行う。JPEG CODECブロック1047は、JPEG圧縮・伸張を行う。
RESIZEブロック1048は、画像データのサイズを補間処理により拡大・縮小する。TV信号表示ブロック1049は、液晶モニタやTV等の外部表示機器に表示するため、ビデオ信号に変換した画像データを記録する。メモリカードコントローラブロック10410は、メモリカードの制御を行う。
SDRAM103は、カメラプロセッサ104で画像データに各種処理を施す際に、画像データを一時的に保存する。保存される画像データは、例えば、CCD101からF/E−IC102を経由して画像データを取りこんで、CCD1信号処理ブロック1041でホワイトバランス設定、ガンマ設定が行われた状態の「RAW−RGB画像データ」やCCD2信号処理ブロック1042で輝度データ・色差データ変換が行われた状態の「YUV画像データ」、JPEG CODECブロック1047で、JPEG圧縮された「JPEG画像データ」等である。
メモリカードスロットル121は、着脱可能なメモリカード130を装着するためのスロットルである。内蔵メモリ120は、メモリカードスロットル121にメモリカードが装着されていない場合でも、撮影した画像データを記憶できるようにするためのメモリである。
117はLCDドライバである。LCDドライバ117は、LCDモニタ10を駆動するドライブ回路である。LCDドライバ117は、TV信号表示ブロック1049から出力されたビデオ信号をLCDモニタ10に表示する信号に変換する機能も有する。
LCDモニタ10は、撮影前に被写体の状態を監視する、撮影済み画像を確認する、メモリカード130や内蔵メモリ120に記録した画像データを表示する等の機能を有するモニタである。
LCDモニタ10は、撮影前に被写体の状態を監視する、撮影済み画像を確認する、メモリカード130や内蔵メモリ120に記録した画像データを表示する等の機能を有するモニタである。
118はビデオAMPである。ビデオAMP118は、TV信号表示ブロック1049から出力されたビデオ信号を75Ωインピーダンス変換するためのアンプである。119はビデオジャックであり、TV等の外部表示機器と接続するためのジャックである。
122はUSBコネクタである。USBコネクタ122は、パーソナルコンピュータ等の外部機器とUSB接続を行う為のコネクタである。
SUB−CPU109は、ROM・RAMをワンチップに内蔵したCPUである。SUB−CPU109は、操作KeyユニットSW1〜SW13やリモートコントロール受光部6からの出力信号をユーザ操作情報として、CPUブロック1043に出力したり、CPUブロック1043より出力されるデジタルカメラ1の状態を、サブLCD1’、AF LED8、ストロボLED9,ブザー(図示を略す)の制御信号に変換して出力する。
SUB−CPU109は、ROM・RAMをワンチップに内蔵したCPUである。SUB−CPU109は、操作KeyユニットSW1〜SW13やリモートコントロール受光部6からの出力信号をユーザ操作情報として、CPUブロック1043に出力したり、CPUブロック1043より出力されるデジタルカメラ1の状態を、サブLCD1’、AF LED8、ストロボLED9,ブザー(図示を略す)の制御信号に変換して出力する。
サブLCD1’は、LCDドライバ111により駆動される。LCDドライバ111にはSUB−CPU109から出力信号が供給される。AF LED8は、撮影時の合焦状態を表示するためのLEDである。ストロボLED9は、ストロボ充電状態を表すためのLEDである。
なお、このAF LED8とストロボLED9とを、メモリカードアクセス中などの別の表示用途に使用しても良い。操作KeyユニットSW1〜SW13は、ユーザが操作するKey回路である。リモートコントロール受光部6は、ユーザが操作したリモコン送信機の信号の受信部である。
音声記録ユニット115は、ユーザが音声信号を入力するマイク1153、入力された音声信号を増幅するマイクAMP1152、増幅された音声信号を記録する音声記録回路1151からなる。音声再生ユニット116は、記録された音声信号をスピーカーから出力可能な信号に変換する音声再生回路1161、変換された音声信号を増幅してスピーカーを駆動するオーディオAMP1162、音声信号を出力するスピーカー1163からなる。
このデジタルカメラ1は、加速度センサ111’を備えている。加速度センサ111’は、加速度を計測し、この加速度センサ111’を用いて撮像装置本体の傾き角度を検出できる。
カメラプロセッサ104は、I2Cブロック10411を介して加速度センサ111’とシリアル通信し、取得したデータからカメラの傾きを演算する。
カメラプロセッサ104は、I2Cブロック10411を介して加速度センサ111’とシリアル通信し、取得したデータからカメラの傾きを演算する。
なお、このデジタルカメラ1は、環境温度を測定する温度センサ(図示を略す)を有し、デジタルカメラ内外の温度を測定し、温度が異常に上昇している場合にはデジタルカメラ1の電源を落としたり、温度センサのデータを参照してデジタルカメラ1の制御内容を変更したりする。
また、このデジタルカメラ1は、シリアルドライバ回路(図示を略す)を有する。シリアルドライバ回路は、パーソナルコンピュータ等の外部機器とシリアル通信を行うために、シリアルブロック1046の出力信号を電圧変換するための回路である。
カメラプロセッサ104は、例えば、F/E(フロントエンド)−IC102を介して入力された被写体画像(画像データ)の各画素の輝度情報を用いて輝度ヒストグラムを作成する輝度ヒストグラム作成手段として機能する。
図3は撮像装置としてのデジタルカメラ1を用いて、ある被写体を撮影することにより得られた被写体画像の輝度ヒストグラムを示している。
図3は撮像装置としてのデジタルカメラ1を用いて、ある被写体を撮影することにより得られた被写体画像の輝度ヒストグラムを示している。
その図3において、横軸は輝度値(階調)であり、縦軸はその輝度値を有する画素の各階調iにおける個数Niである。
ここでは、輝度値はグレースケールを用いて「0」から「255」の256段階の階調で表示されている。
なお、輝度ヒストグラムの解析に用いる画素の総個数Nは、各階調iにおける画素の個数Niの総和である。
ここでは、輝度値はグレースケールを用いて「0」から「255」の256段階の階調で表示されている。
なお、輝度ヒストグラムの解析に用いる画素の総個数Nは、各階調iにおける画素の個数Niの総和である。
また、その図3において、(a)は適正露光条件のもとでの輝度ヒストグラムを模式的に示している。(b)は露出アンダーの条件のもとでの輝度ヒストグラムを模式的に示している。(c)は露出オーバー条件のもとでの被写体画像の輝度ヒストグラムを模式的に示している。
適正露光条件のもとで被写体を撮影した場合、被写体画像の輝度値は、通常、図3(a)に示すように、各階調i毎に度数(画素の個数Ni)の相違はあるもののほぼ一様な輝度分布となる。
これに対して、露出アンダーの条件のもとで被写体を撮影した場合、図3(b)に示すように、暗い部分が多くなるため、被写体画像の輝度ヒストグラムは、輝度(明度)の低い側に偏った輝度分布となる。
その一方、露出オーバー条件のもとで被写体を撮影した場合、図3(c)に示すように、明るい部分が多くなるため、被写体画像の輝度ヒストグラムは、輝度の高い側に偏った輝度分布となる。
カメラプロセッサ104は、ここでは、その輝度ヒストグラムの解析を行って、ある階調iにおける画素の個数Niを按分して輝度の低い側の画素の総個数N’と輝度の高い側の画素の総個数N”とが等しくなる平均輝度値Wを演算により求める。
カメラプロセッサ104は、荷重平均により平均輝度値Wを演算により求めても良い。
ある階調をi、その階調iにおける画素の個数をNiとすると、荷重平均による平均輝度値Wは、(i×Ni)の総和を輝度ヒストグラムの解析に用いる全画素の個数N(N=N’+N”)で割った値により得られる。
ある階調をi、その階調iにおける画素の個数をNiとすると、荷重平均による平均輝度値Wは、(i×Ni)の総和を輝度ヒストグラムの解析に用いる全画素の個数N(N=N’+N”)で割った値により得られる。
従って、平均輝度値Wは、適正露光条件のもとでは、図3(a)に示すように、256階調のほぼ真ん中に位置し、露出アンダーの条件のもとでは、図3(b)に示すように、256階調の左寄りに偏って位置し、露出オーバーの条件のもとでは、図3(c)に示すように、256階調の右寄りに偏って位置する。
カメラプロセッサ104は、クロスプロセス処理の実行時には、一例として図4に示すガンマ補正カーブを用いて、クロスプロセス処理を実行する。その図4において、横軸は入力信号の大きさを示しており、縦軸は出力信号の大きさを示しており、入力信号の大きさ、出力信号の大きさは輝度値の大きさに対応している。
また、その図4において、実線はG(緑)色のガンマ補正カーブを示し、二点鎖線はB(青)色のガンマ補正カーブを示し、破線は(赤)色のガンマ補正カーブを示している。
その図4(a)は、適正露光の場合に用いるガンマ補正カーブであり、平均輝度値Wは、黒に対応する輝度値と白に対応する輝度値のほぼ真ん中にある。
その図4(a)は、適正露光の場合に用いるガンマ補正カーブであり、平均輝度値Wは、黒に対応する輝度値と白に対応する輝度値のほぼ真ん中にある。
この平均輝度値Wに基づきガンマ補正カーブの変曲点、すなわち、入力信号に対して出力信号を補正するR、B色のガンマ補正カーブのG色のガンマ補正カーブに対する交差点WXを決定することにする。
カメラプロセッサ104は、この交差点WXを基準にしてB色のガンマ補正カーブとR色のガンマ補正カーブとのカーブ特性がG色のガンマ補正カーブに対して逆のガンマ補正カーブを描くように、R、G、B色毎にガンマ補正カーブを設定するガンマ補正カーブ設定手段として機能する。
その図4(b)は、露出アンダーの場合に用いるガンマ補正カーブであり、平均輝度値Wは、黒に対応する輝度値の側に偏っているため、この平均輝度値Wに対応する交差点WXは、黒の階調の側に偏っている。
その図4(c)は、露出オーバーの場合に得られるガンマ補正カーブであり、平均輝度値Wは、白に対応する輝度値の側に偏っているため、この平均輝度値Wに対応する交差点WXは、白の階調の側に偏っている。
その実線で示すG(緑)色のガンマ補正カーブを基準にして、二点鎖線で示すB(青)色のガンマ補正カーブと、破線で示す(赤)色のガンマ補正カーブとは、交差点を境にして逆のカーブを描いており、交差点WXを境にして、入力信号の小さい側では、一点鎖線で示すB(青)色のガンマ補正カーブが破線で示す(赤)色のガンマ補正カーブよりも大きく、交差点WXを境にして、入力信号の大きい側では、破線で示す(赤)色のガンマ補正カーブが二点鎖線で示すB(青)色のガンマ補正カーブよりも大きい。
このようなガンマ補正カーブを用いると、入力信号が小さい場合には、すなわち、暗部の場合には、青味を帯びた画像を作成でき、入力信号の大きい場合には、赤味を帯びた画像を作成でき、階調別に特殊な色味を持たせることができる。
また、交差点WXを基準として、ガンマカーブを補間することにより、この3パターン以外のガンマカーブを作成することができる。図5は例えばそのガンマカーブの補間の一例を示すもので、一点鎖線B’は、二点鎖線で示すB(青)色のガンマ補正カーブと実線で示すG(緑)色のガンマ補正カーブとを用いて補間により得られたB(青)色のガンマ補間カーブである。
図6はユーザーが設定可能なガンマカーブの一例を示している。図6は適正露光条件で撮影された被写体画像に用いるガンマ補正カーブを示している。
カメラプロセッサ104は、図6(a)に示すように、デフォルト値では、平均輝度値Wを交差点WXとして、ガンマ補正カーブを設定する。
カメラプロセッサ104は、図6(a)に示すように、デフォルト値では、平均輝度値Wを交差点WXとして、ガンマ補正カーブを設定する。
このガンマー補正カーブは、ユーザーの操作KeyユニットSW1〜SW13のいずれかのキーの操作により交差点を変更可能である。そのキーには、例えば、操作キースイッチSW1を用いる。
図6(b)には平均輝度値Wの25%の位置を交差点WXとした例が示され、図6(c)には平均輝度値Wの75%の位置を交差点WXとした例が示されている。
従って、適正露光条件のもとでは、ユーザーが平均輝度値Wの位置に対して50%の位置を交差点WXとして選択した場合、図6(a)に示すガンマ補正カーブが選択され、25%の位置を交差点WXとして選択した場合、図6(b)に示すガンマ補正カーブが選択され、平均輝度値Wの位置に対して75%の位置を交差点WXとして選択した場合、図6(c)に示すガンマ補正カーブが選択される。
従って、適正露光条件のもとでは、ユーザーが平均輝度値Wの位置に対して50%の位置を交差点WXとして選択した場合、図6(a)に示すガンマ補正カーブが選択され、25%の位置を交差点WXとして選択した場合、図6(b)に示すガンマ補正カーブが選択され、平均輝度値Wの位置に対して75%の位置を交差点WXとして選択した場合、図6(c)に示すガンマ補正カーブが選択される。
一方、露出アンダーの場合には、露出アンダーにより得られた図3(b)に示す平均輝度値Wの位置に対する25%の位置、75%の位置に基づくガンマ補正カーブが選択される。
同様に、露出オーバーの場合には、露出オーバーにより得られた図3(c)に示す平均輝度値Wの位置に対する25%の位置、75%の位置に基づくガンマ補正カーブが選択される。
同様に、露出オーバーの場合には、露出オーバーにより得られた図3(c)に示す平均輝度値Wの位置に対する25%の位置、75%の位置に基づくガンマ補正カーブが選択される。
このように、ユーザーがどの交差点WXの位置、すなわち、どの階調の位置で、青色のガンマ補正カーブと赤色の補正カーブとを交差させるかによって、同一露出条件のもとでも、異なった色味を被写体画像に与えることができる。
図6(b)に示すガンマ補正カーブを選択すると、適正露光の場合、比較的暗い部分からでも、赤味を与えることができる。
図6(c)に示すガンマ補正カーブを選択すると、適正露光の場合、比較的明るい部分まで、青味を与えることができる。
図6(c)に示すガンマ補正カーブを選択すると、適正露光の場合、比較的明るい部分まで、青味を与えることができる。
このデジタルカメラ1では、ユーザーのキー操作により、図7に示すように、交差点WXを境にして、入力信号の小さい側では、破線で示す(赤)色のガンマ補正カーブが二点鎖線で示すB(青)色のガンマ補正カーブよりも大きく、交差点WXを境にして、入力信号の大きい側では、二点鎖線で示すB(青)色のガンマ補正カーブが破線で示す(赤)色のガンマ補正カーブよりも大きくなるように、破線で示す(赤)色のガンマ補正カーブと二点鎖線で示すB(青)色のガンマ補正カーブとを入れ替えることもできる。
その図7(a)には、平均輝度値Wを交差点WXにして、かつ、実線で示すG(緑)色のガンマ補正カーブを基準にして、一点鎖線で示すB(青)色のガンマ補正カーブと、破線で示す(赤)色のガンマ補正カーブとを入れ替えた図が示され、その図7(b)には、平均輝度値Wの25%の位置を交差点WXにして、かつ、実線で示すG(緑)色のガンマ補正カーブを基準にして、一点鎖線で示すB(青)色のガンマ補正カーブと、破線で示す(赤)色のガンマ補正カーブとを入れ替えた図が示され、図7(c)には、平均輝度値Wの75%の位置を交差点にして、かつ、実線で示すG(緑)色のガンマ補正カーブを基準にして、二点鎖線で示すB(青)色のガンマ補正カーブと、破線で示す(赤)色のガンマ補正カーブとを入れ替えた図が示されている。
このように、平均輝度値Wを用いて交差点を決定して、かつ、実線で示すG(緑)色のガンマ補正カーブを基準にして、二点鎖線で示すB(青)色のガンマ補正カーブと、破線で示す(赤)色のガンマ補正カーブとを入れ替えると、被写体画像の明るい側の部分では、青味がかった画像を作成でき、被写体画像の暗い側の部分では、赤味がかった画像を作成できる。
これによって、ユーザーの好みの色調の選択幅が増大する。
これによって、ユーザーの好みの色調の選択幅が増大する。
(デジタルクロスプロセス実行時の動作説明)
以下、図8に示すデジタルクロスプロセス実行時のフローチャートを参照しつつ、本発明に係る撮像装置の動作を説明する。
被写体を撮影すると、設定された条件のもとで露出制御が実行され(S.1)、被写体に基づく被写体画像が得られる。
以下、図8に示すデジタルクロスプロセス実行時のフローチャートを参照しつつ、本発明に係る撮像装置の動作を説明する。
被写体を撮影すると、設定された条件のもとで露出制御が実行され(S.1)、被写体に基づく被写体画像が得られる。
カメラプロセッサ104は、取得された被写体画像に基づき、輝度ヒストグラムを作成する(S.2)。そして、カメラプロセッサ104は、輝度ヒストグラムの累積データを解析し、既述したように平均輝度値Wを求める(S.3)。
カメラプロセッサ104は、ここでは、ある階調iにおける画素の個数Niを按分して輝度の低い側の画素の総個数N’と輝度の高い側の画素の総個数N”とが等しくなる平均輝度値Wを演算により求める。すなわち、平均輝度値Wを基準にして、明度の低い側と明度の高い側の画素の個数が50%となる位置を求める。
ついで、カメラプロセッサ104は、R、Bの交差点WXがユーザーにより指定されているか否かを判断する(S.4)。ユーザー操作により交差点WXが指定されている場合には、YESと判断してS.5に移行する。ユーザー操作により交差点WXが指定されていない場合には、NOと判断してS.6に移行する。
ステップS.6は、輝度ヒストグラムにより、被写体画像が露出アンダー、露出オーバー、適正露出の有無に拘わらず、平均輝度値WによりR、G、B色毎にガンマ補正カーブを自動的に設定するガンマ補正カーブ設定ステップである。
被写体画像が露出適正の場合(図3(a)参照)には、図4(a)に示すガンマ補正カーブが選択される。被写体画像が露出アンダーの場合(図3(b)参照)には、図4(b)に示すガンマ補正カーブが選択される。被写体画像が露出オーバーの場合(図3(c)参照)には、図4(c)に示すガンマ補正カーブが選択される。
ステップS.5は、輝度ヒストグラム作成ステップにおいて求められた平均輝度値Wに、ユーザーが指定した値を乗算して求めた値を交差点WXに設定するガンマ補正カーブ設定ステップである。
被写体画像の露出が適正の場合に、50%の値を設定すると、通常設定、すなわち、図6(a)に示すガンマ補正カーブが設定される。すなわち、ステップS.6で設定された図4(a)と同一のガンマ補正カーブが選択される。
被写体画像の露出が適正の場合に、25%の値を設定すると、交差点WXが通常設定の交差点WXよりも25%小さい位置に設定される。すなわち、図6(b)に示すガンマ補正カーブが設定される。
被写体画像の露出が適正の場合に、75%の値を設定すると、交差点WXが通常設定の交差点WXよりも25%大きい位置に設定される。すなわち、図6(c)に示すガンマ補正カーブが設定される。
被写体画像の露出がアンダーの場合、50%の値を設定すると、通常設定、すなわち、図4(b)に示すガンマ補正カーブが設定される。言い換えると、ステップS.6で設定されたガンマ補正カーブと同一のガンマ補正カーブが設定される。また、25%の値に設定すると、交差点WXが図4(b)に示す交差点WXの位置よりも25%小さい位置に設定され、75%の値に設定すると、交差点WXが図4(b)に示す交差点WXの位置よりも25%大きい位置に設定される。
被写体画像の露出がオーバーの場合、50%の値を設定すると、通常設定、すなわち、図4(c)に示すガンマ補正カーブが設定される。言い換えると、ステップS.6で設定されたガンマ補正カーブと同一のガンマ補正カーブが設定される。また、25%の値に設定すると、交差点WXが図4(c)に示す交差点WXの位置よりも25%小さい位置に設定され、75%の値に設定すると、交差点WXが図4(c)に示す交差点WXの位置よりも25%大きい位置に設定される。
カメラプロセッサ104は、S.5又はS.6の処理を実行後、実線で示すG(緑)色のガンマ補正カーブを基準にして、二点鎖線で示すB(青)色のガンマ補正カーブと、破線で示す(赤)色のガンマ補正カーブとを反転させるか否かを判断する(S.7)。
S.7において、イエスの場合、S.8に移行して、図7に一例として示すガンマ補正カーブが選択される。S.7において、ノーの場合、S.9に移行して、図4、図5、図6に一例として示すガンマ補正カーブが選択される。
これにより、最終的にクロスプロセス処理に用いるガンマ補正カーブが決定される(S.9)。ついで、カメラプロセッサ104は、決定されたガンマ補正カーブを用いてJPEG圧縮処理を実行し(S.10)、画像をLCDモニタ10等に出力する。
従って、S.7、S.8、S.9は、R色のガンマ補正カーブとB色のガンマ補正カーブとのカーブ特性を入れ替えるガンマ補正カーブ設定ステップである。
また、S.10はガンマ補正カーブ設定ステップにおいて設定されたガンマ補正カーブを用いて被写体画像にガンマ補正処理を行うガンマ補正処理ステップである。
また、S.10はガンマ補正カーブ設定ステップにおいて設定されたガンマ補正カーブを用いて被写体画像にガンマ補正処理を行うガンマ補正処理ステップである。
被写体画像の露出が適正の場合、図4(a)に示すガンマ補正カーブを用いてクロスプロセス処理を行った場合、相対的に輝度(明度)の低い側の部分は青味を帯び、相対的に輝度の高い側の部分は赤味を帯びる。
これに対して、露出アンダーの被写体画像に対して、図4(a)に示すガンマ補正カーブを用いてクロスプロセス処理を行った場合、階調の真ん中よりも高い輝度はほとんど存在しないから、図9(b)に示すように、青味を帯びた被写体画像のみとなる。
反対に、露出オーバーの被写体画像に対して、図4(a)に示すガンマ補正カーブを用いてクロスプロセス処理を行った場合、階調の真ん中よりも低い輝度はほとんど存在しないから、図9(c)に示すように、赤味を帯びた被写体画像のみとなる。
従って、このように、図4(a)に示すガンマ補正カーブを用いて露出アンダー、露出オーバーの被写体画像に対してクロスプロセス処理を行ったのでは、階調別に多彩な色味を与えるというクロスプロセス処理の実効は得られない。
一方、露出アンダーの場合、図4(b)に示すガンマ補正カーブを用いると、図3(b)に示す暗い階調の被写体画像であっても、図9(d)に示すように、平均輝度値Wの位置を境にしてより暗い側の輝度の部分では、青味を帯びた被写体画像を作成し、平均輝度値Wの位置を境にしてより明るい側の輝度の部分では、赤味を帯びた画像を作成できる。
同様に、露出オーバーの場合には、図4(c)に示すガンマ補正カーブを用いると、図3(c)に示す明るい階調の被写体画像であっても、図9(e)に示すように、平均輝度値Wの位置を境にしてより暗い側の輝度の部分では、青味を帯びた被写体画像を作成し、平均輝度値Wの位置を境にしてより明るい側の輝度の部分では、赤味を帯びた画像を作成できる。
また、ユーザーが例えば図6(c)に示す平均輝度値Wの75%の位置を交差点WXとしたガンマ補正カーブを設定した場合には、図9(f)に示すように、被写体画像が青味を帯びる輝度領域を明るい側にシフトさせることができ、ユーザーが例えば図6(b)に示す平均輝度値Wの25%の位置を交差点としたガンマ補正カーブを設定した場合には、図9(g)に示すように、被写体画像が赤味を帯びる輝度領域を暗い側にシフトさせることができる。
また、ユーザーが、クロスプロセス処理において、図7に一例として示すガンマ補正カーブを選択した場合には、赤味を帯びている部分を青味を帯びた部分とし、青味を帯びている部分を赤味を帯びた部分とする被写体画像を作成できる。
以上説明したように、本発明に係る撮像装置によれば、デジタルクロスプロセス処理において、意図した色味の画像を多彩且つ容易に設定することができる。
特に、輝度ヒストグラムの平均輝度値を交差点にして、その前後で色味を変更するようにガンマ補正カーブを設定すると、適正露光が得られなかった場合でも、クロスプロセス処理を行って意図した色味の被写体画像を得ることができる。
特に、輝度ヒストグラムの平均輝度値を交差点にして、その前後で色味を変更するようにガンマ補正カーブを設定すると、適正露光が得られなかった場合でも、クロスプロセス処理を行って意図した色味の被写体画像を得ることができる。
また、カメラプロセッサ104は、被写体画像の露出状態が所定値以上露出アンダー又は所定値以上露出オーバーの場合、LCDモニタ10のモニタ画面にエラー表示させる構成としても良い。
以上、この実施例では、デジタルカメラを用いて説明を行ったが、本発明はこれに限定されるものではなく、カメラ機能を有する電子機器、あるいは、画像を処理する画像処理IC、画像処理ソフト等、画像処理全般に適用可能である。
1…撮像装置(デジタルカメラ)
101…撮像素子(CCD)
104…カメラプロセッサ(輝度ヒストグラム作成手段、ガンマ補正カーブ設定手段、ガンマ補正処理手段)
101…撮像素子(CCD)
104…カメラプロセッサ(輝度ヒストグラム作成手段、ガンマ補正カーブ設定手段、ガンマ補正処理手段)
Claims (17)
- 被写体画像を構成する各画素の輝度情報を用いて輝度ヒストグラムを作成する輝度ヒストグラム作成手段と、
前記輝度ヒストグラム作成手段により作成された輝度ヒストグラムを用いて輝度に対応する入力信号に対して出力信号を補正するR、B色のガンマ補正カーブのG色のガンマ補正カーブに対する交差点を決定しかつ該交差点を基準にして前記B色のガンマ補正カーブと前記R色のガンマ補正カーブとのカーブ特性が前記G色のガンマ補正カーブに対して逆のガンマ補正カーブを描くように、R、G、B色毎にガンマ補正カーブを設定するガンマ補正カーブ設定手段と、
前記ガンマ補正カーブ設定手段により設定されたガンマ補正カーブを用いて前記被写体画像にガンマ補正処理を行うガンマ補正処理手段と、を備えていることを特徴とする撮像装置。 - 前記輝度ヒストグラム作成手段は、前記輝度ヒストグラムの解析を行って、ある階調における画素の個数を按分して輝度の低い側の画素の総個数と輝度の高い側の画素の総個数とが等しくなる平均輝度値を演算により求めることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記輝度ヒストグラム作成手段は、前記輝度ヒストグラムの解析を行って、荷重平均により平均輝度値を演算により求めることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記ガンマ補正カーブ設定手段は、前記輝度ヒストグラム作成手段により得られた平均輝度値により前記交差点を決定することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の撮像装置。
- 前記B色のガンマ補正カーブは、前記交差点よりも低い輝度の側で前記G色のガンマ補正カーブよりも補正量が大きくかつ前記交差点よりも高い輝度の側で前記G色のガンマ補正カーブよりも補正量が小さく、前記R色のガンマ補正カーブは、前記交差点よりも低い輝度の側で前記G色のガンマ補正カーブよりも補正量が小さくかつ前記交差点よりも高い輝度の側で前記G色のガンマ補正カーブよりも補正量が大きいことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
- 前記ガンマ補正カーブ設定手段は、前記被写体画像の露出状態に応じて前記ガンマ補正カーブの交差点を自動的に設定することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
- 前記ガンマ補正カーブ設定手段は、ユーザーの操作により前記ガンマ補正カーブの交差点の位置を変更可能なことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
- 前記ガンマ補正カーブ設定手段は、ユーザーの操作により前記R色のガンマ補正カーブと前記B色のガンマ補正カーブとのカーブ特性を入れ替え可能であることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の撮像装置。
- 被写体画像の露出状態が所定置以上露出アンダーの場合又は所定値以上露出オーバーの場合にモニタ画面にエラー表示を行うことを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 被写体画像を構成する各画素の輝度情報に基づいて輝度ヒストグラムを作成する輝度ヒストグラム作成ステップと、
前記輝度ヒストグラム作成ステップにおいて作成された輝度ヒストグラムを用いて明度に対応する入力信号に対して出力信号を補正するR、B色のガンマ補正カーブのG色のガンマ補正カーブに対する交差点を決定しかつ該交差点を基準にして前記B色のガンマ補正カーブと前記R色のガンマ補正カーブとのカーブ特性が前記G色のガンマ補正カーブに対して逆のガンマ補正カーブを描くように、R、G、B色毎にガンマ補正カーブを設定するガンマ補正カーブ設定ステップと、
前記ガンマ補正カーブ設定ステップにおいて設定されたガンマ補正カーブを用いて前記被写体画像にガンマ補正処理を行うガンマ補正処理ステップと、を含むことを特徴とする画像処理方法。 - 前記輝度ヒストグラム作成ステップにおいて、前記輝度ヒストグラムの解析を行って、ある階調における画素の個数を按分して輝度の低い側の画素の総個数と輝度の高い側の画素の総個数とが等しくなる平均輝度値を演算により求めることを特徴とする請求項10に記載の画像処理方法。
- 前記輝度ヒストグラム作成ステップにおいて、前記輝度ヒストグラムの解析を行って、荷重平均により平均輝度値を演算により求めることを特徴とする請求項10に記載の画像処理方法。
- 前記ガンマ補正カーブ設定ステップにおいて、前記輝度ヒストグラム作成ステップにより得られた平均輝度値により前記交差点が決定されることを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の画像処理方法。
- 前記B色のガンマ補正カーブは、前記交差点よりも低い輝度の側で前記G色のガンマ補正カーブよりも補正量が大きくかつ前記交差点よりも高い輝度の側で前記G色のガンマ補正カーブよりも補正量が小さく、前記R色のガンマ補正カーブは、前記交差点よりも低い輝度の側で前記G色のガンマ補正カーブよりも補正量が小さくかつ前記交差点よりも高い輝度の側で前記G色のガンマ補正カーブよりも補正量が大きいことを特徴とする請求項13に記載の画像処理方法。
- 前記ガンマ補正カーブ設定ステップにおいて、前記被写体画像の露出状態に応じて前記ガンマ補正カーブの交差点が自動的に設定されることを特徴とする請求項13に記載の画像処理方法。
- 前記ガンマ補正カーブ設定ステップにおいて、ユーザーの操作により前記ガンマ補正カーブの交差点の位置が変更されることを特徴とする請求項13に記載の画像処理方法。
- 前記ガンマ補正カーブ設定ステップにおいて、ユーザーの操作により前記R色のガンマ補正カーブと前記B色のガンマ補正カーブとのカーブ特性が入れ替え可能であることを特徴とする請求項15又は請求項16に記載の画像処理方法。
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| JP2010272529A JP2012124652A (ja) | 2010-12-07 | 2010-12-07 | 撮像装置及び画像処理方法 |
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Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN109975821A (zh) * | 2019-03-25 | 2019-07-05 | Oppo广东移动通信有限公司 | 控制方法及装置、飞行时间组件、存储介质和计算机设备 |
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-
2010
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