JP5413621B2 - 撮像装置及びそのプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置及びそのプログラムに係り、詳しくは、オートフォーカス機能を備えた撮像装置及びそのプログラムに関する。
デジタルカメラにおいては、良好な画像を得るため撮影したい被写体に対してピントを合わせるオートフォーカス機能というものがある。
しかしながら、従来のオートフォーカス機能においては、撮影したい人物にピントが合わず、風景などの他の被写体にピントが合ってしまい、本当に撮影したい被写体にピントが合わないという問題があった。
この問題を解決するために、画像認識処理により被写体の顔を認識し、該認識した顔の位置にピントが合うようにオートフォーカスを行なうAF処理も登場してきている(特許文献)。
公開特許公報 特開2004−317699
しかしながら、従来の画像認識によるAF処理によれば、ピントが合っていない状態、つまり、画像がボケた状態で画像認識処理により顔認識した場合には、顔認識の精度が落ちてしまい、その結果、顔の位置にピントが合うようなオートフォーカスを行なうことができない場合が発生してしまうという問題点があった。
そこで本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、高精度に被写体に対してピントを合わせることができる撮像装置及びそのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、請求項1記載の発明による撮像装置は、被写体を撮像する撮像手段と、
被写体に対して所定のフォーカス動作を行なう第1のフォーカス制御手段と、
前記第1のフォーカス制御手段による所定のフォーカス動作が行なわれた後に、前記撮像手段により得られた画像データに基づいて、被写体位置を認識する画像認識手段と、
前記画像認識手段により認識された被写体位置の画像のピントが合う合焦レンズ位置にフォーカスレンズを移動させる第2のフォーカス制御手段と、
前記所定のフォーカス動作が行なわれる前に、前記撮像手段により得られた画像データに基づいて、撮影シーンを自動的に判定する判定手段と、
を備え、
前記第1のフォーカス制御手段は、
前記第2のフォーカス制御手段よりも簡易又は迅速なフォーカス動作を行なうものであり、前記判定手段により判定された撮影シーンに応じたサーチ距離範囲及び/又はサーチ間隔で、フォーカスレンズのレンズ位置を変えていくことにより前記撮像手段により得られた画像データのAF評価値を検出して、該検出した複数のAF評価値に基づいてフォーカスレンズを合焦レンズ位置に移動させることを特徴とする。
また、請求項2記載の発明による撮像装置は、被写体を撮像する撮像手段と、
被写体に対して所定のフォーカス動作を行なう第1のフォーカス制御手段と、
前記第1のフォーカス制御手段による所定のフォーカス動作が行なわれた後に、前記撮像手段により得られた画像データに基づいて、被写体位置を認識する画像認識手段と、
前記画像認識手段により認識された被写体位置の画像のピントが合う合焦レンズ位置にフォーカスレンズを移動させる第2のフォーカス制御手段と、
前記所定のフォーカス動作が行なわれる前に、前記撮像手段により得られた画像データに基づいて、撮影シーンを自動的に判定する判定手段と、
を備え、
前記第1のフォーカス制御手段は、
前記第2のフォーカス制御手段よりも簡易又は迅速なフォーカス動作を行なうものであり、前記判定手段により判定された撮影シーンに対応する1箇所のレンズ位置にフォーカスレンズを移動させることを特徴とする。
また、請求項3記載の発明によるプログラムは、被写体を撮像する撮像処理と、
被写体に対して所定のフォーカス動作を行なう第1のフォーカス制御処理と、
前記第1のフォーカス制御処理による所定のフォーカス動作が行なわれた後に、前記撮像処理により得られた画像データに基づいて、被写体位置を認識する画像認識処理と、
前記画像認識処理により認識された被写体位置の画像のピントが合う合焦レンズ位置にフォーカスレンズを移動させる第2のフォーカス制御処理と、
前記所定のフォーカス動作が行なわれる前に、前記撮像処理により得られた画像データに基づいて、撮影シーンを自動的に判定する判定処理と、
をコンピュータで実行させるプログラムであり、
前記第1のフォーカス制御処理は、
前記第2のフォーカス制御処理よりも簡易又は迅速なフォーカス動作であって、前記判定処理により判定された撮影シーンに応じたサーチ距離範囲及び/又はサーチ間隔で、フォーカスレンズのレンズ位置を変えていくことにより前記撮像処理により得られた画像データのAF評価値を検出して、該検出した複数のAF評価値に基づいてフォーカスレンズを合焦レンズ位置に移動させることを特徴とする。
また、請求項4記載の発明によるプログラムは、被写体を撮像する撮像処理と、
被写体に対して所定のフォーカス動作を行なう第1のフォーカス制御処理と、
前記第1のフォーカス制御処理による所定のフォーカス動作が行なわれた後に、前記撮像処理により得られた画像データに基づいて、被写体位置を認識する画像認識処理と、
前記画像認識処理により認識された被写体位置の画像のピントが合う合焦レンズ位置にフォーカスレンズを移動させる第2のフォーカス制御処理と、
前記所定のフォーカス動作が行なわれる前に、前記撮像処理により得られた画像データに基づいて、撮影シーンを自動的に判定する判定処理と、
をコンピュータで実行させるプログラムであり、
前記第1のフォーカス制御処理は、
前記第2のフォーカス制御処理よりも簡易又は迅速なフォーカス動作であって、前記判定処理により判定された撮影シーンに対応する1箇所のレンズ位置にフォーカスレンズを移動させることを特徴とする。
発明によれば、迅速、且つ、高精度に被写体を認識してピント合わせることができる。
本発明の実施の形態のデジタルカメラのブロック図である。 実施の形態のデジタルカメラの動作を示すフローチャートである。 第1の画像認識処理後に表示されたスルー画像及びフォーカスフレームの様子を示すものである。
以下、本実施の形態について、デジタルカメラを適用した一例として図面を参照して詳細に説明する。
[実施の形態]
A.デジタルカメラの構成
図1は、本発明の撮像装置を実現するデジタルカメラ1の電気的な概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、撮影レンズ2、レンズ駆動ブロック3、絞り兼用シャッタ4、CCD5、TG(timing generator)6、ユニット回路7、DRAM8、メモリ9、CPU10、フラッシュメモリ11、画像表示部12、キー入力部13、音声処理部14、ストロボ駆動部15、ストロボ発光部16、を備えている。
撮影レンズ2は、図示しないフォーカスレンズ、ズームレンズを含み、レンズ駆動ブロック3が接続されている。レンズ駆動ブロック3は、図示しないフォーカスレンズ、ズームレンズをそれぞれ光軸方向に駆動させるフォーカスモータ、ズームモータと、CPU10からの制御信号にしたがってフォーカスモータ、ズームモータをそれぞれ光軸方向に駆動させるフォーカスモータドライバ、ズームモータドライバから構成されている。
絞り兼用シャッタ4は、図示しない駆動回路を含み、駆動回路はCPU10から送られてくる制御信号にしたがって絞り兼用シャッタを動作させる。この絞り兼用シャッタは、絞りとシャッタとして機能する。
絞りとは、撮影レンズ2から入ってくる光の量を制御する機構のことをいい、シャッタとは、CCD5に光を当てる時間を制御する機構のことをいい、CCD5に光を当てる時間は、シャッタの開閉の速度(シャッタ速度)によって変わってくる。露出は、この絞りとシャッタ速度によって定めることができる。
CCD5は、撮影レンズ2、絞り兼用シャッタ4を介して投影された被写体の光を電気信号に変換し、撮像信号としてユニット回路7に出力する。また、CCD5は、TG6によって生成された所定周波数のタイミング信号にしたがって駆動する。TG6にはユニット回路7が接続されている。
ユニット回路7は、CCD5から出力される撮像信号を相関二重サンプリングして保持するCDS(Correlated Double Sampling)回路、そのサンプリング後の撮像信号の自動利得調整を行うAGC(Automatic Gain Control)回路、その自動利得調整後のアナログの撮像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器から構成されており、CCD5の撮像信号は、ユニット回路7を経てデジタル信号としてCPU10に送られる。
CPU10は、ユニット回路7から送られてきた画像データの画像処理(画素補間処理、γ補正、輝度色差信号の生成、ホワイトバランス処理、露出補正処理等)、画像データの圧縮・伸張(例えば、JPEG形式やMPEG形式の圧縮・伸張)の処理、AF処理(コントラスト検出方式によるAF処理やパンフォーカスによるAF処理)、画像認識処理などを行う機能を有するとともに、デジタルカメラ1の各部を制御するワンチップマイコンである。
メモリ9には、CPU10の各部に必要な制御プログラム、つまり、AEやAF等を含む各種の制御に必要なプログラム、及び必要なデータが記録されており、CPU10は、前記プログラムに従い動作することにより本発明の撮像手段として機能する。
DRAM8は、CCD5によって撮像された後、CPU10に送られてきた画像データを一時記憶するバッファメモリとして使用されるとともに、CPU10のワーキングメモリとして使用される。
フラッシュメモリ11は、CCD5によって撮像された画像データなどを保存しておく記録媒体である。
画像表示部12は、カラーLCDとその駆動回路を含み、撮影待機状態にあるときには、CCD5によって撮像された被写体をスルー画像として表示し、記録画像の再生時には、保存用フラッシュメモリ11から読み出され、伸張された記録画像を表示させる。
キー入力部13は、シャッタボタン、ズーム連写キー、十字キー、SETキー等の複数の操作キーを含み、ユーザのキー操作に応じた操作信号をCPU10に出力する。
音声処理部14は、内蔵マイク、アンプ、A/D変換器、D/A変換器、アンプ、内蔵スピーカ等を含み、音声付画像の撮影時には、内蔵マイクに入力された音声をデジタル信号に変換してCPU10に送る。CPU10は、送られてきた音声データは、バッファメモリ(DRAM8)に順次記憶され、CCD5によって撮像された画像データとともにフラッシュメモリ11に記録される。
また、音声処理部14は、音声付画像の再生時には、各画像データに付属する音声データに基づく音声等を内蔵スピーカから放音する。
ストロボ駆動部15は、CPU10の制御信号にしたがって、ストロボ発光部16を閃光駆動させ、ストロボ発光部16はストロボを閃光させる。CPU10は、図示しない測光回路によって撮影シーンが暗いか否かを判断し、撮影シーンが暗いと判断し、且つ、撮影を行うと判断した場合(シャッタボタン押下時)には、ストロボ駆動部15に制御信号を送る。
B.デジタルカメラ1の動作
実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を図2のフローチャートにしたがって説明する。
ユーザのキー入力部13の操作により画像認識撮影モードが設定されると、CPU10は、CCD5による被写体の撮像を開始させ、CCD5によって撮像された被写体の画像データに対して画像処理を施してバッファメモリ(DRAM8)に記憶し、該記憶した画像データの画像を画像表示部12に表示させるという、いわゆるスルー画像表示を開始させる(ステップS1)。
次いで、CPU10は、ユーザによってシャッタボタンが半押しされたか否かの判断を行う(ステップS2)。この判断は、シャッタボタン半押しに対応する操作信号がキー入力部13から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS2で、シャッタボタンが半押しされたと判断すると、CPU10は、パンフォーカスによるフォーカス処理を行う(ステップS3)。つまり、予め設定されている固定焦点レンズ位置にフォーカスレンズを移動させる。
次いで、CPU10は、第1の画像認識処理を行う(ステップS4)。この第1の画像認識処理は、簡単に説明すると、撮像された画像データの画像のどの位置に人の顔があるかを認識する処理のことをいう。まず、CPU10は、予め記憶されている顔の特徴データと撮像された画像データとを比較照合することにより撮像された画像データの中に人の顔の画像データがあるか否かを認識し、人の顔の画像データがあると判断すると、どの位置にその顔の画像データがあるかを認識する。但し、顔の有無の認識と顔の位置の認識とを同時に行なってもよい。
なお、この第1の画像認識処理では、撮像された画像データの画像のどの位置に人の顔があるかを認識できれば十分なので、人の顔の輪郭、目や口など、大まかに人の顔であると認識する程度の画像認識でよい。つまり、その顔が誰の顔であるかを具体的に認識する必要は全くない。
第1の画像認識処理を行うと、CPU10は、画像認識ができたか否かを判断する(ステップS5)。つまり、撮像された画像データの画像のどの位置に人の顔があると認識できた場合には、画像認識ができたと判断する。
ステップS5で、画像認識ができていないと判断すると、ステップS4に戻る。つまり、画像認識ができたと判断するまで第1の画像認識処理を行う。
一方、ステップS5で、画像認識ができたと判断すると、AFエリアを該認識した被写体の顔の位置に決定して、AF処理を行う(ステップS6)。ここでは、コントラスト検出方式によるAF処理を行うので、該決定したAFエリアのコントラスト値が最も高くなるレンズ位置にフォーカスレンズを移動させる。コントラスト検出方式によるAF処理とは、フォーカスレンズを動かしていき、そのときのCCD5のコントラストを電気信号に変換し、その波形を解釈して、つまり、高周波成分が最も大きくなるレンズ位置にフォーカスレンズを合わせてピントを合わせるというものである。
なお、決定したAFエリアをユーザに対して知らせるために、フォーカスフレームを画像表示部12に表示させる。このフォーカスフレームとは、AFエリアを示すものである。
図3は、第1の画像認識処理後に表示されたスルー画像及びフォーカスフレームの様子を示すものである。画像表示部12に表示されている女の子(ここでは、A子という名前にする)等の画像は、CCD5によって撮像された画像データであり、21はフォーカスフレームを示すものである。
次いで、CPU10は、ユーザによってシャッタボタンが全押しされたか否かの判断を行う(ステップS7)。この判断は、シャッタボタン全押しに対応する操作信号がキー入力部13から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS7で、シャッタボタンが全押しされていないと判断すると、全押しされるまでステップS7に留まり、ステップS7で、シャッタボタンが全押しされたと判断すると、CPU10は、静止画撮影処理を行う(ステップS8)。つまり、CCD2に比較的長い出力タイミングで1画面中の偶数ラインの画素信号と、奇数ラインの画素信号を順に出力させて、全面素分のデータをバッファメモリ(DRAM8)に取り込む。ここでは、図3に示すような状態で、ユーザがシャッタボタンを全押ししたものとする。
次いで、CPU10は、該静止画撮影処理により得られた撮影画像データに対して第2の画像認識処理を行う(ステップS9)。この第2の画像認識処理は、簡単に説明すると、第1の画像認識処理より精度が高く、単に人の顔が画像内にあるかどうかを認識するだけでなく、被写体の顔が誰の顔であるかを具体的に認識する処理を行う。例えば、肌の色、髪の毛の色、目の位置、鼻の位置、口の位置等の認識、及びそれらの位置関係なども認識し、それらを数値化して数値データを算出し、これを予め記憶しておいた特定の人物の顔画像から認識・算出された数値データと比較照合することにより人物を特定する。なお、画像認識方法は、他にも既に著名な方法が複数あるので、ここでは詳細に説明しない。
第2の画像認識処理を行うと、CPU10は、画像認識することができたか否かを判断する(ステップS10)。つまり、誰の顔であるかを具体的に認識することができたか否かを判断する。
ステップS10で、画像認識ができていないと判断すると、ステップS9に戻る。つまり、画像認識ができたと判断するまで第2の画像認識処理を行う。
一方、ステップS10で、画像認識ができたと判断すると、該認識した顔(の人物)に対応するフォルダがあるか否かを判断する(ステップS11)。つまり、一致した顔の数値データと関連付けられているフォルダがフラッシュメモリ11の中にあるか否かを判断する。
ここでは、A子の顔であると認識するので、A子に対応するフォルダがあるか否かを判断することとなる。つまり、A子のフォルダ(A子の顔の数値データと関連付けられているフォルダ)がフラッシュメモリ11に作成されている場合などは、A子のフォルダがあるので、該認識した顔に対応するフォルダがあると判断する。
ステップS11で、該認識した顔に対応するフォルダがあると判断した場合、つまり、A子の顔に対応するフォルダがあると判断した場合には、フラッシュメモリ11にあるA子のフォルダに撮影画像データを記録させる。
一方、ステップS11で、該認識した顔に対応するフォルダがないと判断した場合、つまり、A子の顔に対応するフォルダがないと判断した場合には、A子の顔の数値データと関連付けて新しいフォルダを作成し、そこに撮影画像データを記録させる。
C.以上のように、実施の形態においては、画像認識撮影モードにおいては、ユーザがシャッタボタンを半押しすると、パンフォーカスによるフォーカス処理を行ってから第1の画像認識処理を行うので、高精度に被写体の顔がどこにあるのかを認識することができる。
また、第1の画像認識処理は、人の顔が撮像された画像データの画像の中にあるか、ある場合にはどの位置にあるかどうかを認識する程度の簡易な処理なので、迅速に行なうことができる。
また、画像認識処理により認識された顔の位置にAFエリアを決定し、該決定したAFエリアでコントラスト検出方式によるAF処理を行うので、高精度に被写体の顔にピントを合わせることができる。
また、被写体の顔にピントを合わせた後に撮影された撮影画像データに対して第2の画像認識処理を行うので、高精度に被写体が誰であるのかを認識することができる。
また、第2の画像認識処理後、該認識した人物に対応するフォルダに記録するので、迅速、且つ、簡単に撮影画像データを検索することができる。また、第2の画像認識処理後、該認識した人物に対応するフォルダがない場合であっても、該認識した人物に対応するフォルダを作成して記録するので、迅速、且つ、簡単に撮影画像データを検索することができる。
なお、上記実施の形態においては、パンフォーカスを行う場合に予め設定されている固定焦点レンズ位置にフォーカスレンズを移動させるようにしたが(図2のステップS3)、ユーザにより任意に設定されたレンズ位置にフォーカスレンズを移動させるようにしたり、シャッタボタン半押し前のスルー画像表示中(ステップS1〜ステップS2)にスルー画像に基づき撮影シーン(屋外か屋内か、絞り開放か否か、光学ズーム倍率等)を判断し、シャッタボタン半押しの直前に判断された撮影シーンに対応する固定焦点レンズ位置にフォーカスレンズを動かすようにしてもよい。
また、パンフォーカスに代えて、該判断された撮影シーンに対応するサーチ範囲(フォーカスレンズ移動範囲)、サーチ間隔(サンプリング間隔)などでコントラスト検出方式によるAF処理を行うようにしてもよい。このときは、迅速にAF処理を行うべく、図2のステップS6のコントラスト検出方式によるAF処理よりも、サーチ範囲を狭くしたり、サーチ間隔を広くしたりする。
また、撮影シーンを判断することなく、単純に図2のステップS6のコントラスト検出方式によるAF処理よりも、サーチ範囲を狭くしたり、サーチ間隔を広くした簡易なAF処理を行なうようにしてもよい。
つまり、図2のステップS3におけるAF処理は、第1の画像認識処理に障害のない程度に被写体に対してピントを合わせるフォーカス処理(このフォーカス処理を簡易フォーカス処理と呼ぶ)であればなんでもよい。
また、シャッタボタン半押し後に、簡易なフォーカス動作を行なってから第1の画像認識処理を行うようにしたが、シャッタボタン半押し前のスルー画像表示中や静止画撮影処理後のスルー画像表示への復帰時において、簡易なフォーカス動作を行なうようにしてもよい。これにより、シャッタボタン半押し後の処理を早めることができる。
また、シャッタボタン半押し前のスルー画像表示中に、簡易フォーカスを行なうとともに、第1の画像認識処理を行うようにしてもよい。これにより、シャッタボタン半押し後は、コントラスト検出方式によるAF処理と、第2の画像認識処理とを行なうだけでよいので、シャッタボタン半押し後の処理を更に早めることができる。
また、第2の画像認識処理により認識された人物に対応するフォルダがない場合には、該人物に対応するフォルダを新たに作成し、そのフォルダに撮影画像データを記録するようにしたが、フォルダを作成せずにそのまま撮影画像データを記録するようにしてもよい。該認識した人物に対応するフォルダがない場合には、そこまで頻繁に撮影する人物でないと考えることができるからである。
また、第2の画像認識処理により認識された人物に対応するフォルダが2つ以上ある場合には、全てのフォルダに記録するようにしてもよい。例えば、撮影画像データにパパとママとA子とが写っている場合には、該撮影画像データは、パパに対応するフォルダと、ママに対応するフォルダと、A子に対応するフォルダとに記録されることとなる。ここで注意しなければならないのは、記録する撮影画像データは1つであり、撮影画像データのヘッダーに、パパのフォルダ、ママのフォルダ、A子のフォルダに属する情報を記録しておくようにする。
また、第2の画像認識処理により認識された人物に対応するフォルダに撮影画像データを記録するようにしたが、単に撮影画像データに関連付けて認識された人物を示す情報を記録するようにしてもよい。
また、第1、第2の画像認識処理において、人の顔を認識するようにしたが、これに限定されず、例えば、自動車、動物、植物といったものを認識するようにしてもよく、要は被写体であれば何でもよい。
また、第2の画像認識処理による認識結果に基づいて撮影画像データを分類して記録するようにしたが、第2の画像認識処理による認識結果を他の用途に用いるようにしてもよい。
更に、上記実施の形態におけるデジタルカメラ1は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、カメラ付き携帯電話、カメラ付きPDA、カメラ付きパソコン、カメラ付きICレコーダ、又はデジタルビデオカメラ等でもよく、要は被写体を撮影することができる機器であれば何でもよい。
1 デジタルカメラ
2 撮影レンズ
3 レンズ駆動ブロック
4 絞り兼用シャッタ
5 CCD
6 TG
7 ユニット回路
8 DRAM
9 メモリ
10 CPU
11 フラッシュメモリ
12 画像表示部
13 キー入力部
14 音声処理部
15 ストロボ駆動部
16 ストロボ発光部

Claims (4)

  1. 被写体を撮像する撮像手段と、
    被写体に対して所定のフォーカス動作を行なう第1のフォーカス制御手段と、
    前記第1のフォーカス制御手段による所定のフォーカス動作が行なわれた後に、前記撮像手段により得られた画像データに基づいて、被写体位置を認識する画像認識手段と、
    前記画像認識手段により認識された被写体位置の画像のピントが合う合焦レンズ位置にフォーカスレンズを移動させる第2のフォーカス制御手段と、
    前記所定のフォーカス動作が行なわれる前に、前記撮像手段により得られた画像データに基づいて、撮影シーンを自動的に判定する判定手段と、
    を備え、
    前記第1のフォーカス制御手段は、
    前記第2のフォーカス制御手段よりも簡易又は迅速なフォーカス動作を行なうものであり、前記判定手段により判定された撮影シーンに応じたサーチ距離範囲及び/又はサーチ間隔で、フォーカスレンズのレンズ位置を変えていくことにより前記撮像手段により得られた画像データのAF評価値を検出して、該検出した複数のAF評価値に基づいてフォーカスレンズを合焦レンズ位置に移動させることを特徴とする撮像装置。
  2. 被写体を撮像する撮像手段と、
    被写体に対して所定のフォーカス動作を行なう第1のフォーカス制御手段と、
    前記第1のフォーカス制御手段による所定のフォーカス動作が行なわれた後に、前記撮像手段により得られた画像データに基づいて、被写体位置を認識する画像認識手段と、
    前記画像認識手段により認識された被写体位置の画像のピントが合う合焦レンズ位置にフォーカスレンズを移動させる第2のフォーカス制御手段と、
    前記所定のフォーカス動作が行なわれる前に、前記撮像手段により得られた画像データに基づいて、撮影シーンを自動的に判定する判定手段と、
    を備え、
    前記第1のフォーカス制御手段は、
    前記第2のフォーカス制御手段よりも簡易又は迅速なフォーカス動作を行なうものであり、前記判定手段により判定された撮影シーンに対応する1箇所のレンズ位置にフォーカスレンズを移動させることを特徴とする撮像装置。
  3. 被写体を撮像する撮像処理と、
    被写体に対して所定のフォーカス動作を行なう第1のフォーカス制御処理と、
    前記第1のフォーカス制御処理による所定のフォーカス動作が行なわれた後に、前記撮像処理により得られた画像データに基づいて、被写体位置を認識する画像認識処理と、
    前記画像認識処理により認識された被写体位置の画像のピントが合う合焦レンズ位置にフォーカスレンズを移動させる第2のフォーカス制御処理と、
    前記所定のフォーカス動作が行なわれる前に、前記撮像処理により得られた画像データに基づいて、撮影シーンを自動的に判定する判定処理と、
    をコンピュータで実行させるプログラムであり、
    前記第1のフォーカス制御処理は、
    前記第2のフォーカス制御処理よりも簡易又は迅速なフォーカス動作であって、前記判定処理により判定された撮影シーンに応じたサーチ距離範囲及び/又はサーチ間隔で、フォーカスレンズのレンズ位置を変えていくことにより前記撮像処理により得られた画像データのAF評価値を検出して、該検出した複数のAF評価値に基づいてフォーカスレンズを合焦レンズ位置に移動させることを特徴とするプログラム。
  4. 被写体を撮像する撮像処理と、
    被写体に対して所定のフォーカス動作を行なう第1のフォーカス制御処理と、
    前記第1のフォーカス制御処理による所定のフォーカス動作が行なわれた後に、前記撮像処理により得られた画像データに基づいて、被写体位置を認識する画像認識処理と、
    前記画像認識処理により認識された被写体位置の画像のピントが合う合焦レンズ位置にフォーカスレンズを移動させる第2のフォーカス制御処理と、
    前記所定のフォーカス動作が行なわれる前に、前記撮像処理により得られた画像データに基づいて、撮影シーンを自動的に判定する判定処理と、
    をコンピュータで実行させるプログラムであり、
    前記第1のフォーカス制御処理は、
    前記第2のフォーカス制御処理よりも簡易又は迅速なフォーカス動作であって、前記判定処理により判定された撮影シーンに対応する1箇所のレンズ位置にフォーカスレンズを移動させることを特徴とするプログラム。
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