JP5030022B2 - 撮像装置及びそのプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置及びそのプログラムに係り、詳しくは、自動撮影を行う撮像装置及びそのプログラムに関する。
近年、電子カメラ等の撮像装置においては、撮像された画像データ内に顔があるか否かを検出する技術が登場し、それに伴い、顔が検出されると自動的にAF動作を行なって被写体を撮影するという技術が開発された(特許文献1)。
公開特許公報 特開2006−237961
しかしながら、上記特許文献1では、顔認識をトリガーとして、撮影処理を実行するのみならず、その検出した顔に対してAF処理を行うため、撮影トリガーとなる顔以外の被写体に対してピントを合わせたいと思っても合わせることができないといった問題があった。
そこで本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、撮影トリガーとなる被写体以外の被写体にピントを合わせることができる撮像装置及びそのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、請求項1記載の発明による撮像装置は、撮像手段と、フォーカス手段と、前記撮像手段により撮像された画像に基づいて、前記フォーカス手段によるフォーカスの基準となる第1の被写体を認識する第1の認識手段と、前記第1の認識手段により第1の被写体が認識されると、前記第1の被写体にフォーカスするフォーカス制御手段と、前記撮像手段により撮像された画像の記録の契機となる第2の被写体を認識する第2の認識手段と、前記第2の認識手段により第2の被写体を認識されると、前記フォーカス制御手段により前記第1の被写体にフォーカスされたときのフォーカスレンズのフォーカス位置で前記撮像手段により撮像された画像を記録させる第1の記録制御手段と、前記第1の記録制御手段による画像の記録後、前記第2の認識手段に前記第2の被写体を再度認識させるよう制御する認識制御手段と、前記認識制御手段により前記第2の被写体が認識されると、前記フォーカス位置で前記撮像手段により新たに撮像された画像を記録させる第2の記録制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1記載の撮像装置において、前記フォーカス制御手段の制御により前記第1の被写体にフォーカスされたときのフォーカスレンズのフォーカス位置の情報を記憶させる位置記憶制御手段を更に備え、前記第2の認識手段は、前記位置記憶制御手段によりフォーカス位置が記憶された後に、前記フォーカス位置を移動させて前記第2の被写体を認識し、前記第1の記録制御手段は、前記第2の認識手段により前記第2の被写体が認識されると、前記位置記憶制御手段により記憶されたフォーカス位置で前記撮像手段により撮像された画像を記録させることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の撮像装置において、前記第1の記録制御手段は、前記第2の認識手段により前記第2の被写体が認識されると、認識されてから一定時間経過後に、前記撮像手段により撮像された画像を記録させることを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1又は2記載の撮像装置において、前記第1の記録制御手段は、前記第の認識手段により前記第2の被写体が認識されると、直ちに前記撮像手段により撮像された画像を記録させることを特徴とする。
また、求項5の発明は請求項1乃至4の何れかに記載の撮像装置において、前記第2の認識手段は、所定の形状、所定の動き、所定の色のうち、少なくとも1つ以上を認識することにより前記第2の被写体を認識することを特徴とする
また、請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れかに記載の撮像装置において、時間を計時する計時手段を更に備え、前記第2の記録制御手段は、前記計時手段により一定時間が経過すると、前記第1の被写体にフォーカスが合った状態で前記撮像手段により撮像された画像を記録させることを特徴とする。
また、求項7の発明は請求項1乃至6の何れかに記載の撮像装置において、前記第1の認識手段、及び/又は前記第2の認識手段は、前記撮像手段により撮像された画像データの中央領域又は所定領域の画像データに基づいて行うことを特徴とする
また、求項8の発明は請求項1乃至7の何れかに記載の撮像装置において、前記第1の認識手段は、顔を認識することを特徴とする
上記目的達成のため、請求項9記載の発明によるプログラムは、コンピュータを、撮像された画像に基づいて、フォーカスの基準となる第1の被写体を認識する第1の認識手段、前記第1の認識手段により第1の被写体が認識されると、所定のフォーカス手段により前記第1の被写体にフォーカスさせるフォーカス制御手段、前記撮像手段により撮像された画像の記録の契機となる第2の被写体を認識する第2の認識手段、前記第2の認識手段により第2の被写体を認識されると、前記フォーカス制御手段により前記第1の被写体にフォーカスされたときのフォーカスレンズのフォーカス位置で前記撮像手段により撮像された画像を記録させる記録制御手段、前記第1の記録制御手段による画像の記録後、前記第2の認識手段に前記第2の被写体を再度認識させるよう制御する認識制御手段、
前記認識制御手段により前記第2の被写体が認識されると、前記フォーカス位置で前記撮像手段により新たに撮像された画像を記録させる第2の記録制御手段として機能させることを特徴とする。
本願発明によれば、オートフォーカスによって、撮影トリガーとなる被写体以外の被写体にピントを合わせることができる。
以下、本実施の形態について、本発明の撮像装置をデジタルカメラに適用した一例として図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
A.デジタルカメラの構成
図1は、本発明の撮像装置を実現するデジタルカメラ1の電気的な概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、撮影レンズ2、レンズ駆動ブロック3、絞り4、CCD5、ドライバ6、TG(timing generator)7、ユニット回路8、画像生成部9、CPU10、キー入力部11、メモリ12、DRAM13、フラッシュメモリ14、画像表示部15、バス16を備えている。
撮影レンズ2は、図示しない複数のレンズ群から構成され、フォーカスレンズ2Aを少なくとも有する。そして、フォーカスレンズ2Aにはレンズ駆動ブロック3が接続されている。レンズ駆動ブロック3は、フォーカスレンズ2Aを光軸方向に沿って駆動させるフォーカスモータ、CPU10のAF制御部102から送られてくる制御信号にしたがって、フォーカスモータを駆動させるフォーカスモータドライバから構成されている(図示略)。
絞り4は、図示しない駆動回路を含み、駆動回路はCPU10から送られてくる制御信号にしたがって絞り4を動作させる。
絞り4とは、撮影レンズ2から入ってくる光の量を制御する機構のことをいう。
CCD5(撮像素子)は、ドライバ6によって駆動され、一定周期毎に被写体像のRGB値の各色の光の強さを光電変換して撮像信号としてユニット回路8に出力する。このドライバ6、ユニット回路8の動作タイミングはTG7を介してCPU10により制御される。なお、CCD5はベイヤー配列の色フィルターを有しており、電子シャッタとしての機能も有する。この電子シャッタのシャッタ速度は、ドライバ6、TG7を介してCPU10によって制御される。
ユニット回路8には、TG7が接続されており、CCD5から出力される撮像信号を相関二重サンプリングして保持するCDS(Correlated Double Sampling)回路、そのサンプリング後の撮像信号の自動利得調整を行なうAGC(Automatic Gain Control)回路、その自動利得調整後のアナログの撮像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器から構成されており、CCD5から出力された撮像信号はユニット回路8を経てデジタル信号として画像生成部9に送られる。
画像生成部9は、ユニット回路8から送られてきた画像データに対してγ補正処理、ホワイトバランス処理などの処理を施すとともに、輝度色差信号(YUVデータ)を生成し、該生成された輝度色差信号の画像データはDRAM13(バッファメモリ)に記憶される。つまり、画像生成部9は、CCD5から出力された画像データに対して画像処理を施す。
CPU10は、CCD5への撮像制御、バッファメモリに記憶された画像データを圧縮してフラッシュメモリ14に記録する記録処理、バッファメモリに記憶された画像データの表示処理を行う機能を有するとともに、デジタルカメラ1の各部を制御するワンチップマイコンである。また、CPU10はクロック回路を含む。
特に、CPU10は、画像データ内にある人の顔を認識する顔認識部101、被写体に対してAF(オートフォーカス)処理を行うAF制御部102、画像データに基づいて所定のパターンを認識するパターン認識部103を有する。このAF制御部102は、レンズ駆動ブロック3に制御信号を送ることによりフォーカスレンズ2Aを駆動可能範囲内でレンズ端からレンズ端まで駆動させ、そのときのCCD出力である撮像信号からコントラスト成分を検出し、その波形を解釈して、つまり、高周波成分が最も大きくなるレンズの位置に、レンズを合わせてピントを合わせる。
キー入力部11は、半押し全押し可能なシャッタボタン、モード切替キー、十字キー、SETキー、キャンセルキー等の複数の操作キーを含み、撮影者のキー操作に応じた操作信号をCPU10に出力する。
メモリ12には、CPU10が各部を制御するのに必要な制御プログラム、及び必要なデータが記録されており、CPU10は、該プログラムに従い動作する。
DRAM13は、CCD5によって撮像された後、CPU10に送られてきた画像データを一時記憶するバッファメモリとして使用されるとともに、CPU10のワーキングメモリとして使用される。
フラッシュメモリ14は、圧縮された画像データを保存する記録媒体である。
画像表示部15は、カラーLCDとその駆動回路を含み、撮影待機状態にあるときには、CCD5によって撮像された被写体をスルー画像として表示し、記録画像の再生時には、フラッシュメモリ14から読み出され、伸張された記録画像を表示させる。
B.デジタルカメラ1の動作
第1の実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を図2のフローチャートに従って説明する。
ユーザ(撮影者)のモード切替キーの操作によりセルフ撮影モードに設定されると、ステップS1で、CPU10は、CCD5に所定のフレームレートで被写体を撮像させる処理を開始させ(動画撮像)、CCD5により順次撮像され画像生成部9によって生成された輝度色差信号のフレーム画像データ(YUVデータ)をバッファメモリ(DRAM13)に記憶させていき、該記憶されたフレーム画像データに基づく画像を画像表示部15に表示させていくという、いわゆるスルー画像表示を開始する。
次いで、ステップS2で、CPU10は、撮影者によってシャッタボタンが半押しされたか否かを判断する。この判断は、シャッタボタンの半押し操作に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS2で、シャッタボタンが半押しされていないと判断すると、半押しされるまでステップS2に留まり、シャッタボタンが半押しされたと判断すると、ステップS3に進み、CPU10の顔認識部101は、CCD5により順次撮像され、バッファメモリに記憶されていくそれぞれの画像データ内に人の顔があるか否かを認識していく顔認識処理を開始する。このとき、顔認識部101は、撮像された画像データの全領域(画角の全範囲)内に人の顔があるか否かを認識する。つまり、顔認識処理の対象となる範囲は画像データの全領域ということになる。
また、この顔認識処理は、周知技術なので詳しく説明しないが、例えば、予め記憶されている一般的な人の顔の特徴データ(目、眉毛、鼻、口、耳等の特徴データ)と撮像された画像データとを比較照合することにより、撮像された該画像データの中に人の顔の画像データがあるか否かを認識する方法であってもよいし、他の方法であってもよい。要は、人の顔を認識する方法であればよく、撮像された人が「誰であるか?」を具体的に認識する必要は全くない。
次いで、ステップS4で、CPU10は、該顔認識により人の顔が認識されたか否かを判断する。なお、撮影者は、通常、撮影したい被写体(人物)を画角内におさめてからシャッタボタンの半押操作を行なうので、シャッタボタンの半押し直後に顔認識処理により人の顔が認識されたと判断されることになる。
ステップS4で、顔が認識されていないと判断すると顔が認識されるまでステップS4に留まり、顔が認識されたと判断すると、顔認識処理を終了させて、ステップS5に進み、CPU10のAF制御部102は、該認識された顔に対してAF処理を行う。
つまり、フォーカスレンズ2Aを移動させていき、フォーカスレンズ2Aの各レンズ位置で撮像された画像データのうち、該認識された顔領域の画像データのコントラスト成分が最も高くなるレンズ位置を検出する。そして、該検出したレンズ位置にフォーカスレンズ2Aを移動させることによりAF処理を行う。このとき、CPU10は、該AF処理された顔領域(認識された顔領域)に、顔認識枠を表示させることにより、該AF処理された顔領域を識別表示させる。
ここで、図3は、時間の経過とともに画像表示部15に表示される画像の様子の一例を示したタイムチャートであり、図3(A)→図3(B)という順番で時間が経過する。
図3(A)は、AF処理が行われ顔認識枠が表示されたときの画像表示部15の様子の一例を示すものである。
図3(A)を見ると、人物21が撮像されているので、該人物21の顔領域に顔認識枠22が表示されているのがわかる。この顔認識枠22が表示されている領域に対してAF処理が行なわれていることになる。
ステップS5で、AF処理を行うと、ステップS6に進み、CPU10は、撮影者によってシャッタボタンが全押しされたか否かを判断する。この判断は、シャッタボタンの全押し操作に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS6で、シャッタボタンが全押しされていないと判断すると、全押しされるまでステップS6に留まり、シャッタボタンが全押しされたと判断すると、ステップS7に進み、CPU10のパターン認識部103は、CCD5により順次撮像され、バッファメモリに記憶されていくそれぞれの画像データに基づいて所定のパターンを認識するパターン認識処理を開始する。ここで所定のパターンとは、所定の形状が認識され、且つ、該所定の形状が所定の色であると認識された場合に所定のパターンが認識されたとする。ここでは、所定の形状をVサインとし、所定の色を肌色とする。つまり、Vサインの形状と、該Vサインの形状の色が肌色の場合に所定のパターンが認識されたと判断する。
この所定の形状、且つ、所定の色が認識された場合に所定のパターンが認識されるとすることにより、誤認識を軽減させることができる。たとえば、Vサインのみの形状を認識した場合に所定のパターンが認識されたとすると、被写体がVネックセーターを着ていたり等、V型の形状が撮像されてしまうと、Vサインと誤認識されてしまう可能性があるが、Vサイン且つ肌色とすることにより、Vサインの誤認識を軽減させることができる。
次いで、ステップS8で、CPU10は、所定のパターンが認識されたか否かを判断する。つまり、Vサインが認識され、且つ、該Vサインの色が肌色であると認識されたか否かを判断する。
ステップS8で、所定のパターンが認識されていないと判断すると、ステップS9に進み、CPU10は、セルフ撮影モードの設定が解除されたか、つまり、ユーザのモード切替キーの操作により他のモード(通常の撮影モードや再生モード等)に設定されたか否かを判断する。
ステップS9で、セルフ撮影モードの設定が解除されていないと判断すると、ステップS8に戻る。
一方、ステップS8で、所定のパターンが認識されたと判断すると、ステップS10に進み、CPU10は、パターン認識処理を終了させて、静止画撮影処理を行う。つまり、所定のパターンの認識が撮影トリガーとなる。
ここで、図3(B)は、所定のパターンが認識されと判断されたときに表示される画像表示部15の様子の一例を示すものである。
図3(B)を見ると、被写体21がVサインをしているのがわかる。このとき、被写体21の顔のピントが合うように既にAF処理が行われているので、撮影トリガーとなる被写体(ここでは、手のVサイン)以外の被写体(ここでは、被写体21の顔)にピントが合わさっていることになる。
また、図3(B)を見ると、被写体23が一緒に写っているのがわかる。つまり、ユーザ(撮影者)である被写体23が、シャッタボタン全押し後に、画角内に入ってきた後に、被写体21がVサインを行えばセルフ撮影を行うことができる。つまり、被写体の意思に反してセルフ撮影が行われることはない。
次いで、ステップS11で、CPU10は、該静止画撮影処理により得られた静止画像データを圧縮してフラッシュメモリ14に記録して、ステップS7に戻る。
一方、ステップS9で、セルフ撮影モードの設定が解除されたと判断すると、セルフ撮影モードを終了させる。
以上のように、第1の実施の形態においては、顔認識により顔が認識されるとAF処理のみを行い、その後、所定のパターンが認識されたときに初めて静止画撮影を行うので、撮影トリガーとなる被写体以外の被写体にピントを合わせることができる。
また、認識された顔に対してAF処理を行うので、顔にピントが合った画像を得ることができる。
また、従来においては、顔が認識されるとAF処理を行って、静止画撮影を実行してしまうので、被写体が未だ撮影してほしくない状況でも勝手に撮影が行われるという不具合、つまり、被写体がセルフ撮影のタイミングを決めることができなかったとう不具合を是正することができ、被写体が撮影してほしいタイミングでセルフ撮影を行うことができる。
[第2の実施の形態]
次に第2の実施の形態について説明する。
C.デジタルカメラ1の動作
第2の実施の形態も、図1に示したものと同様の構成を有するデジタルカメラ1を用いることにより本発明の撮像装置を実現する。
以下、第2の実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を図4のフローチャートに従って説明する。
ユーザ(撮影者)のモード切替キーの操作によりセルフ撮影モードに設定されると、ステップS31で、CPU10は、CCD5に所定のフレームレートで被写体を撮像させる処理を開始させ(動画撮像)、CCD5により順次撮像され画像生成部9によって生成された輝度色差信号のフレーム画像データ(YUVデータ)をバッファメモリ(DRAM13)に記憶させていき、該記憶されたフレーム画像データに基づく画像を画像表示部15に表示させていくという、いわゆるスルー画像表示を開始する。
次いで、ステップS32で、CPU10は、撮影者によってシャッタボタンが半押しされたか否かを判断する。この判断は、シャッタボタンの半押し操作に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS32で、シャッタボタンが半押しされていないと判断すると、半押しされるまでステップS32に留まり、シャッタボタンが半押しされたと判断すると、ステップS33に進み、CPU10のAF制御部102は、所定のAFエリア、若しくはユーザによって指定された任意のAFエリアに対してAF処理を行う。
つまり、フォーカスレンズ2Aを移動させていき、フォーカスレンズ2Aの各レンズ位置で撮像された画像データのうち、AFエリアの画像データのコントラスト成分が最も高くなるレンズ位置を検出する。そして、該検出したレンズ位置にフォーカスレンズ2Aを移動させることによりAF処理を行う。
次いで、ステップS34で、撮影者によってシャッタボタンが全押しされたか否かを判断する。この判断は、シャッタボタンの全押し操作に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS34で、シャッタボタンが全押しされていないと判断すると、全押しされるまでステップS34に留まり、シャッタボタンが全押しされたと判断すると、ステップS35に進み、CPU10は、現在のフォーカスレンズ2Aのレンズ位置(フォーカス位置)をバッファメモリに記憶する。つまり、ステップS33で、AF処理により移動されたフォーカスレンズ2Aのフォーカス位置を記憶する。
次いで、ステップS36で、CPU10は、タイマーをスタートさせる。
次いで、ステップS37で、CPU10は、タイマーをスタートさせてから一定時間(たとえば、10秒)が経過したか否か判断する。この一定時間は、ユーザが任意に変更することも可能である。
ステップS37で、一定時間が経過していないと判断すると、一定時間が経過したと判断されるまでステップS37に留まり、一定時間が経過したと判断すると、ステップS38に進み、CPU10は、静止画撮影記録処理を行う。つまり、静止画撮影処理を行い、該得られた静止画像データを圧縮してフラッシュメモリ14に記録させる。
次いで、ステップS39で、CPU10は、フォーカスレンズ2Aを移動させる。このフォーカスレンズ2Aを移動させる理由は、所定のパターン認識の精度を上げるためにピントが合う領域を変えるためである。ここでは、パンフォーカス位置、つまり、広範囲にピントが合う被写界深度の深いレンズ位置にフォーカスレンズ2Aを移動させる。
なお、パンフォーカス位置にフォーカスレンズ2Aを移動させるのではなく、AF処理を行うようにしてもよい。つまり、所定のパターン認識の対象となる領域にピントが合うようにAF処理を行うようにしてもよい。なお、この場合は、所定のパターン認識の対象となる領域が予めわかっている必要がある。
次いで、ステップS40で、CPU10のパターン認識部103は、CCD5により順次撮像され、バッファメモリに記憶されていくそれぞれの画像データに基づいて所定のパターンを認識するパターン認識処理を開始する。このパターン認識は、上記第1の実施の形態と同様なので説明を省略する。
次いで、ステップS41で、CPU10は、所定のパターンが認識されたか否かを判断する。
ステップS41で、所定のパターンが認識されていないと判断すると、ステップS42に進み、CPU10は、ステップS40の所定のパターンの認識処理を開始してから所定時間(たとえば、1分)が経過したか否かを判断する。
ステップS42で、所定のパターンの認識処理を開始してから所定時間経過していないと判断するとステップS41に戻る。
一方、ステップS42で所定のパターンの認識処理を開始してから所定時間経過したと判断される前に、ステップS41で所定のパターンが認識されたと判断すると、パターン認識処理を終了させて、ステップS43に進み、CPU10のAF制御部102は、ステップS35で記憶したフォーカス位置にフォーカスレンズ2Aを移動させて、ステップS36に戻る。これにより、2回目以降の静止画撮影は、所定のパターンの認識が撮影トリガーとなる。また、2回目以降の静止画撮影は、既にAF処理されたフォーカス位置で静止画撮影を行うので、撮影トリガーとなる被写体以外の被写体にピントが合っている状態となる。
一方、ステップS41で所定のパターンが認識された判断されないまま、ステップS42で所定のパターンの認識処理を開始してから所定時間経過したと判断されると、自動的に通常の撮影モードを設定することにより、セルフ撮影モードを終了させる。セルフ撮影を行う意思がないと考えられるからである。
以上のように、第2の実施の形態においては、AF処理後の1回目の静止画撮影は、ユーザのシャッタボタンの全押し操作に応じて行われるが、2回目以降の静止画撮影は、所定のパターンが認識されると、該AF処理によるフォーカス位置で静止画撮影を行うので、撮影トリガーとなる被写体以外の被写体にピントを合わせることができる。
また、所定のパターンの認識のために、フォーカスレンズ2Aのレンズ位置を移動させるので、精度良くパターン認識処理を行うことができる。
また、1回目の撮影はシャッタボタン全押し後、2回目以降の撮影は所定のパターン認識後、一定時間が経過してから静止画撮影を行うので、被写体の所定のパターンの合図後、いきなり撮影されるという不意打ちを防止することができ、意外なタイミングで撮影されることがない。
また、被写体がセルフタイミングを任意に決めることができる。
[変形例]
C.上記実施の形態は以下のような変形例も可能である。
(01)上記第1の実施の形態においては、顔認識処理は、画像データの全領域内にある顔を認識するようにしたが、画角の中央領域若しくはユーザによって任意に指定された領域内にある顔を認識するようにしてもよい。つまり、画像データの一部の領域に対して顔認識処理を行うようにしてもよい。これにより、顔認識処理の処理負担を軽減させることができる。
(02)上記第1の実施の形態においては、顔認識処理により認識される顔を1つの場合について説明したが、複数の人が撮像されている場合はもちろん複数の顔が認識されることになる。
この場合、複数の顔が認識された場合は、ステップS3で該認識された複数の顔すべてに対してピントが合うようにAF処理を行い、該AF処理が行なわれた(該認識された)複数の顔領域に顔認識枠22を表示させる(ステップS5)。
(03)上記第1の実施の形態においては、顔認識処理により認識される顔を1つの場合について説明したが、複数の顔が認識された場合は、ユーザによって手動選択された1つの顔、若しくは自動選択された1つの顔に対してAF処理を行うようにしてもよい。このときは、AF処理がされた顔領域に顔認識枠22を表示させるようにしてもよいし、認識された全ての顔領域に顔認識枠22を表示させるようにしてもよい。
ここで、自動選択は、認識された各顔の優先順位に基づいて、優先順位が一番高い顔を選択する。
この優先順位とは、認識された各顔の大きさ、画角の中央から顔までの距離、認識された各顔の顔が予め登録された顔であるか、を総合的に判断することにより、優先順位が決められる。
通常、撮影者が真に撮影したい被写体(メイン被写体)ほど、画角の中央よりになったり、顔を大きくして撮像したりするからであり、画角の中央に近い顔ほど、顔の大きさが大きいほどメイン被写体であると考えられるからであり、画角の中央に近い顔ほど、大きい顔ほど優先順位を高くする。
これにより、優先順位が一番高い顔、若しくはユーザによって指定された1つの顔に対してピントを合わせることができる。
また、認識された各顔の顔が予め登録された顔であるかとは、認識された複数の顔の中に、ユーザによって予め登録された顔があるかを個人認識し、登録された顔であると個人認識された顔は優先順位を高くする。
この認識された複数の顔の中に登録された顔があるか否かの顔認識は、上記説明した顔認識処理のように単に人の顔が画像内にあるかどうかを認識するだけでなく、被写体の顔が誰の顔であるかを具体的に認識する処理を行い、例えば、撮像された画像データに基づいて、認識された顔の目の位置、口の位置、鼻の位置等の認識、及びそれらの位置関係なども認識し、それらを数値化した数値データ(顔特徴データ)を算出し、登録されている人物の顔の顔特徴データと比較照合することにより顔認識を行なう。
ここで、ユーザは、顔登録モード等において、人物の顔を登録することができる。この顔登録モード等においては、ユーザが登録したい人物の顔画像を指定すると、CPU10は、該人物の顔画像から顔認識により算出された数値データ(顔特徴データ)を登録する。この登録された顔特徴データはメモリ12に記録される。ユーザは顔登録の際に、登録する顔に優先順位も設定し、これらを考慮して認識された各顔の優先順位を決めるようにしてもよい。
なお、認識された各顔の優先順位は、認識された各顔の大きさ、画角の中央から顔までの距離、認識された各顔の顔が予め登録された顔であるか、を総合的に判断することにより決められたが、認識された各顔の大きさ、画角の中央から顔までの距離、認識された各顔の顔が予め登録された顔であるか、各要件のうち、1つ以上の要件に基づいて、各顔の優先順位を決めるようにしてもよい。
これにより、撮影者が真に撮影したい被写体に対してピントを合わせることができる。
また、本変形例では、手動選択、又は、自動選択により1つの顔を選択するようにしたが、複数の顔を選択するようにしてもよい。この場合の動作は、上記変形例(02)で説明したように、ステップS5で手動選択、又は自動選択された複数の顔すべてに対してピントが合うようにAF処理を行い、該AF処理が行なわれた複数の顔領域に顔認識枠22を表示させる。これにより、優先順位が高い顔、若しくはユーザによって指定された顔に対してピントを合わせることができる。
(04)上記第1の実施の形態においては、所定のパターンが認識されると直ちに静止画撮影を行うようにしたが(ステップS8でY、ステップS10)、上記第2の実施の形態のように、所定のパターンが認識されてから一定時間が経過するまでは静止画撮影の実行を待つようにしてもよい。
(05)上記第1の実施の形態においては、ステップS2でシャッタボタンが半押し操作されると顔認識処理を開始するようにしたが、ステップ2の処理を無くしてもよい。つまり、セルフ撮影モードに設定されると、ステップS1でスルー画像表示を開始して、ステップS3に進むようにしてもよい。
また、ステップS6でシャッタボタンが全押し操作されると、所定のパターンを認識するパターン認識処理を開始するようにしたが、ステップS5でAF処理を行うと、ステップS7に進み、パターン認識処理を開始するようにしてもよい。
(06)上記第1の実施の形態においては、ステップS2でシャッタボタンが半押し操作されると顔認識処理を開始するようにしたが、ステップS1でスルー画像表示を開始すると、顔認識処理を開始してステップS2に進み、シャッタボタンが半押しされたと判断すると、ステップS4に進み、直近に撮像された画像データ内に顔があると認識されたか否かを判断するようにしてもよい。
(07)上記第1の実施の形態においては、ステップS8で、所定のパターンが認識されたと判断すると、静止画撮影処理を行うようにしたが、ステップS8で、所定のパターンが認識されたと判断し、且つ、被写体の動きが止まったと判断したときに、ステップS10に進み、静止画撮影処理を行うようにしてもよい。
また、複数の顔が認識された場合は、全ての被写体の顔領域に対して動きが止まったか否かの判断を行い、全ての顔領域で被写体の動きが止まったと判断したときに、ステップS10に進み、静止画撮影処理を行うようにしてもよい。
これにより、被写体にとって意外なタイミングで撮影をすることがない。
この被写体の動きを認識する方法は種々あり周知技術であるが、例えば、CCD5により撮像された2枚の画像データに基づいて、該画像データ間の動きベクトルを検出することにより行なわれる。このとき、検出された動きベクトルが完全に0にならなくても所定値以下になった場合は、被写体の動きが止まったと判断するようにしてもよい。被写体が止まっている状態であっても、被写体の微妙なブレ、撮影者の微妙な手振れなどによっても動きベクトルが検出されてしまうので、所定値以下になった場合は被写体の動きが止まったと判断する。
(08)上記第1の実施の形態においては、ステップS9で、セルフ撮影モードの設定が解除されたか否かを判断するようにしたが、上記第2の実施の形態のように、パターン認識処理を開始してから所定時間が経過した否かを判断し、所定時間が経過した場合のみ、通常の撮影モードに自動的に設定することにより、セルフ撮影モードを終了するようにしてもよい。
(09)上記第1の実施の形態においては、パターン認識処理を行うにあたって、特にフォーカスレンズ2Aを移動させなかったが、上記第2の実施の形態のように、パターン認識処理を行うにあたってフォーカスレンズ2Aを移動させるようにしてもよい。この場合は、AF処理により移動されたフォーカスレンズ2Aのフォーカス位置を記憶し、ステップS8で、所定のパターンが認識されたと判断すると、該記憶したフォーカス位置にフォーカスレンズ2Aを移動させて、静止画撮影を実行する。
(10)上記第1の実施の形態においては、顔認識枠22を表示させるようにしたが、顔認識枠22を表示させないようにしてもよい。
(11)上記第1の実施の形態においては、図2のステップS6で、シャッタボタンが全押しされたと判断するまでステップS6に留まるようにしたが、図2のステップS6で、シャッタボタンが全押しされていないと判断するとステップS3に戻るようにしてもよい。つまり、シャッタボタンが全押しされるまで顔追従によるコンティニュアスAF処理を行うようにしてもよい。
(12)上記第2の実施の形態においては、1回目の静止画撮影は、所定のエリア、若しくは、ユーザによって任意に指定されたAFエリアに対してAF処理後が行われた後、シャッタボタンの全押しによって実行するようにしたが、シャッタボタン半押し後、又は、セルフ撮影モード設定後、顔認識処理を行い、顔が認識されると、該認識された顔に対して、AF処理を行い、一定時間経過後又は直ちに静止画撮影を実行するようにしてもよい。
つまり、1回目の静止画撮影は、顔が認識されるとAF処理を行うとともに、
顔の認識が撮影トリガーということになる。
また、シャッタボタン半押し後、又は、セルフ撮影モード設定後、顔認識処理を行い、顔が認識されると、該認識された顔に対して、AF処理を行い、シャッタボタン全押し後、直ちに又は一定時間経過後に静止画撮影を実行するようにしてもよい。
これによっても、2回目以降の撮影は、撮影トリガーとなる被写体以外の被写体にピントを合わせることができる。
また、顔認識処理の対象となる領域は、画像データの全領域であってもよいし、所定の領域でもよいし、ユーザによって任意に指定された領域であってもよい。
また、顔認識処理により複数の顔が認識された場合のAF処理は、上記変形例(02)又は変形例(03)のようにしてもよい。
また、1回目の静止画撮影は、上記変形例(07)と同様に、顔が認識され、且つ、被写体の動きが止まったと判断したときに、行うようにしてもよい。
また、顔認識により認識された顔領域に顔認識枠を表示させるようにしてもよいし、顔認識枠を表示させないようにしてもよい。このとき、顔認識枠はAF処理の対象となった顔領域のみ表示させるようにしてもよいし、認識された全ての顔領域に表示させるようにしてもよい。
(13)上記第2の実施の形態においては、所定のパターンの認識後、一定時間が経過するまで静止画撮影の実行を待つようにしたが、所定のパターンを認識すると、直ちに静止画撮影を実行するようにしてもよい。
また、所定のパターンの認識後、一定時間が経過するまで静止画撮影の実行を待つようにしたが、所定のパターンが認識され、且つ、被写体の動きが止まったと判断したときに、静止画撮影を実行するようにしてもよい。
(14)上記第2の実施の形態においては、ステップS42でパターン認識処理を開始してから所定時間が経過したか否かを判断するようにしたが、上記第1の実施の形態のように、セルフ撮影モードの設定が解除されたか否かを判断し、セルフ撮影モードの設定が解除された場合は、セルフ撮影モードを終了するようにしてもよい。
(15)上記第2の実施の形態においては、パターン認識処理を行うにあたって、フォーカスレンズ2Aを移動させるようにしたが(ステップS39)、上記第1の実施の形態ように、フォーカスレンズ2Aを移動させないようにしてもよい。
(16)上記第2の実施の形態においては、図4のステップS34で、シャッタボタンが全押しされたと判断されるまでステップS34に留まるようにしたが、ステップS34で、シャッタボタンが全押しされていないと判断するとステップS33に戻るようにしてもよい。つまり、シャッタボタンが全押しされるまでコンティニュアスAF処理を行うようにしてもよい。
(17)上記各実施の形態においては、所定のパターンを、所定の形状と、所定の色とするようにしたが、所定のパターンを、所定の動きとするようにしてもよい。つまり、所定の動きが認識された場合は、所定のパターンが認識されたと判断する。
図5は、本変形例における所定の動きの例を示す図であり、図5に示すように、所定の動きを、被写体が「1」を描くような手の動きとし、被写体が数字の「1」を描くように手を動かした場合は所定のパターンが認識されたと判断されることになる。この所定の動きは、たとえば、撮像された画像データ間の動きベクトルを検出することにより動きを認識することができる。
また、上記各実施の形態においては、所定のパターンを、所定の形状及び所定の色とするようにしたが、所定の形状、所定の色、所定の動きのうち、1つ以上に基づいて所定のパターンを形成するようにしてもよい。
(18)上記各実施の形態、及び上記変形例において、パターン認識処理は、画像データの全領域に対して行なうようにしてもよいし、画像データの1部の領域(例えば、画角の中央領域若しくはユーザによって任意に指定された領域)に対して行なうようにしてもよい。なお、画像データの1部の領域に対してパターン認識処理を行うことにより、パターン認識処理の処理負担を軽減させることができる。
(19)上記各実施の形態、及び、上記変形例においては、顔認識処理と、パターン認識処理を行うようにしたが、これらに限られず、要は、所定の被写体を認識することができるものであればよい。つまり、顔認識処理、パターン認識処理は、被写体を認識することができる処理に置き換えることが可能である。
(20)上記変形例(01)〜(19)を任意に組み合わせた態様であってもよい。
(21)また、本発明の上記実施形態は、何れも最良の実施形態としての単なる例に過ぎず、本発明の原理や構造等をより良く理解することができるようにするために述べられたものであって、添付の特許請求の範囲を限定する趣旨のものでない。
したがって、本発明の上記実施形態に対してなされ得る多種多様な変形ないし修正はすべて本発明の範囲内に含まれるものであり、添付の特許請求の範囲によって保護されるものと解さなければならない。
最後に、上記各実施の形態においては、本発明の撮像装置をデジタルカメラ1に適用した場合について説明したが、上記の実施の形態に限定されるものではなく、要は、被写体を撮像することができる機器であれば適用可能である。
本発明の実施の形態のデジタルカメラのブロック図である。 第1の実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を示すフローチャートである。 時間の経過とともに画像表示部15に表示される画像の様子の一例を示したタイムチャートである。 第2の実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を示すフローチャートである。 変形例における所定の動きの例を示す図である。
符号の説明
1 デジタルカメラ
2 撮影レンズ
3 レンズ駆動ブロック
4 絞り
5 CCD
6 ドライバ
7 TG
8 ユニット回路
9 画像生成部
10 CPU
11 キー入力部
12 メモリ
13 DRAM
14 フラッシュメモリ
15 画像表示部
16 バス

Claims (9)

  1. 撮像手段と、
    フォーカス手段と、
    前記撮像手段により撮像された画像に基づいて、前記フォーカス手段によるフォーカスの基準となる第1の被写体を認識する第1の認識手段と、
    前記第1の認識手段により第1の被写体が認識されると、前記第1の被写体にフォーカスするフォーカス制御手段と、
    前記撮像手段により撮像された画像の記録の契機となる第2の被写体を認識する第2の認識手段と、
    前記第2の認識手段により第2の被写体を認識されると、前記フォーカス制御手段により前記第1の被写体にフォーカスされたときのフォーカスレンズのフォーカス位置で前記撮像手段により撮像された画像を記録させる第1の記録制御手段と、
    前記第1の記録制御手段による画像の記録後、前記第2の認識手段に前記第2の被写体を再度認識させるよう制御する認識制御手段と、
    前記認識制御手段により前記第2の被写体が認識されると、前記フォーカス位置で前記撮像手段により新たに撮像された画像を記録させる第2の記録制御手段と
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記フォーカス制御手段の制御により前記第1の被写体にフォーカスされたときのフォーカスレンズのフォーカス位置の情報を記憶させる位置記憶制御手段を更に備え、
    前記第2の認識手段は、前記位置記憶制御手段によりフォーカス位置が記憶された後に、前記フォーカス位置を移動させて前記第2の被写体を認識し、
    前記第1の記録制御手段は、前記第2の認識手段により前記第2の被写体が認識されると、前記位置記憶制御手段により記憶されたフォーカス位置で前記撮像手段により撮像された画像を記録させることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記第1の記録制御手段は、
    前記第2の認識手段により前記第2の被写体が認識されると、認識されてから一定時間経過後に、前記撮像手段により撮像された画像を記録させることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記第1の記録制御手段は、
    前記第の認識手段により前記第2の被写体が認識されると、直ちに前記撮像手段により撮像された画像を記録させることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  5. 前記第2の認識手段は、
    所定の形状、所定の動き、所定の色のうち、少なくとも1つ以上を認識することにより前記第2の被写体を認識することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の撮像装置。
  6. 時間を計時する計時手段を更に備え、
    前記第2の記録制御手段は、前記計時手段により一定時間が経過すると、前記第1の被写体にフォーカスが合った状態で前記撮像手段により撮像された画像を記録させることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の撮像装置。
  7. 前記第1の認識手段、及び/又は前記第2の認識手段は、
    前記撮像手段により撮像された画像データの中央領域又は所定領域の画像データに基づいて行うことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の撮像装置。
  8. 前記第1の認識手段は、
    顔を認識することを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の撮像装置。
  9. コンピュータを、
    撮像された画像に基づいて、フォーカスの基準となる第1の被写体を認識する第1の認識手段、
    前記第1の認識手段により第1の被写体が認識されると、所定のフォーカス手段により前記第1の被写体にフォーカスさせるフォーカス制御手段、
    前記撮像手段により撮像された画像の記録の契機となる第2の被写体を認識する第2の認識手段、
    前記第2の認識手段により第2の被写体を認識されると、前記フォーカス制御手段により前記第1の被写体にフォーカスされたときのフォーカスレンズのフォーカス位置で前記撮像手段により撮像された画像を記録させる記録制御手段、
    前記第1の記録制御手段による画像の記録後、前記第2の認識手段に前記第2の被写体を再度認識させるよう制御する認識制御手段、
    前記認識制御手段により前記第2の被写体が認識されると、前記フォーカス位置で前記撮像手段により新たに撮像された画像を記録させる第2の記録制御手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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