JP4560805B2 - 撮像装置及びそのプログラム - Google Patents

撮像装置及びそのプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4560805B2
JP4560805B2 JP2008050221A JP2008050221A JP4560805B2 JP 4560805 B2 JP4560805 B2 JP 4560805B2 JP 2008050221 A JP2008050221 A JP 2008050221A JP 2008050221 A JP2008050221 A JP 2008050221A JP 4560805 B2 JP4560805 B2 JP 4560805B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
subject
result
image data
detection
subject detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008050221A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009207100A5 (ja
JP2009207100A (ja
Inventor
和也 奈良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2008050221A priority Critical patent/JP4560805B2/ja
Priority to US12/392,285 priority patent/US7949189B2/en
Publication of JP2009207100A publication Critical patent/JP2009207100A/ja
Publication of JP2009207100A5 publication Critical patent/JP2009207100A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4560805B2 publication Critical patent/JP4560805B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/61Control of cameras or camera modules based on recognised objects
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/61Control of cameras or camera modules based on recognised objects
    • H04N23/611Control of cameras or camera modules based on recognised objects where the recognised objects include parts of the human body
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/63Control of cameras or camera modules by using electronic viewfinders
    • H04N23/633Control of cameras or camera modules by using electronic viewfinders for displaying additional information relating to control or operation of the camera
    • H04N23/634Warning indications

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Description

本発明は、撮像装置及びそのプログラムに係り、詳しくは、被写体を検出する撮像装置及びそのプログラムに関する。
従来、画像データ内にある顔を検出する顔検出技術というものがある(特許文献1)。
公開特許公報 特開2006−293720
しかしながら、撮影前の状態から実際に静止画撮影されるまでの間に、被写体が振り向いたり、眼を瞬きしたり、フレームアウトしたり等の急激な変化があった場合、スルー画像として表示されていた画像と実際に撮影された撮影画像は大きく異なっており、該静止画像は撮影者にとっては失敗画像となる。従来の技術によれば、このような失敗画像に対応することができず、ユーザはこの失敗画像に気付きにくいという問題がある。
そこで本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、撮影前の状態から実際に静止画撮影されるまでの間に被写体に急激な変化があったか否かをユーザーが簡単に知ることができる撮像装置及びそのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、請求項1記載の発明による撮像装置は、 撮像素子を用いて周期的に被写体を撮像する撮像制御手段と、
前記撮像制御手段により撮像された画像データに対して所定の被写体を検出する被写体検出を行う第1の被写体検出手段と、
前記撮像制御手段による周期的な撮像中に静止画撮影を指示する撮影指示手段と、
前記撮影指示手段により撮影が指示された場合は、前記撮像素子を用いて被写体の静止画撮影を行う静止画撮影制御手段と、
前記静止画撮影制御手段により撮影された静止画像データに対して前記所定の被写体を検出する被写体検出を行う第2の被写体検出手段と、
前記第1の被写体検出手段による被写体検出の結果と、前記第2の被写体検出手段による被写体検出の結果とが一致するか否かを比較する比較手段と、
前記比較手段による比較結果を報知する報知手段と、
を備えたことを特徴とする。
また、例えば、請求項2に記載されているように、前記報知手段は、前記比較手段による比較の結果、一致しなかった場合は、その旨を示す報知をするようにしてもよい。
また、例えば、請求項3に記載されているように、表示手段を更に備え、前記報知手段は、前記比較手段による比較の結果、一致した場合は、前記静止画撮影制御手段によって撮影された静止画像データを前記表示手段に表示させ、一致しなかった場合は、前記静止画撮影制御手段によって撮影された静止画像データを前記表示手段に表示させずに、前記撮像制御手段による撮像を再開することで、その旨を報知するようにしてもよい。
また、例えば、請求項4に記載されているように、表示手段を更に備え、前記報知手段は、前記比較手段による比較の結果、一致しなかった場合は、その旨を示す表示を前記表示手段に表示させることにより報知するようにしてもよい。
また、例えば、請求項5に記載されているように、前記撮像制御手段により撮像された画像データ及び前記静止画撮影制御手段により撮影された静止画像データを前記表示手段に表示させる表示制御手段を更に備え、前記報知手段は、前記比較手段による比較の結果、一致しなかった場合は、前記表示制御手段により前記表示手段に表示される静止画像データにおいて、前記第1の被写体検出手段又は前記第2の被写体検出手段により検出された被写体領域の該一致しなかった被写体領域を前記表示手段に識別表示させることにより報知するようにしてもよい。
また、例えば、請求項6に記載されているように、前記報知手段は、前記比較手段による比較の結果、一致しなかった場合は、前記表示制御手段により前記表示手段に表示される静止画像データにおいて、前記第1の被写体検出手段又は前記第2の被写体検出手段により検出された被写体領域の該一致しなかった被写体領域の画像データを前記表示手段に拡大表示させることにより識別表示するようにしてもよい。
また、例えば、請求項7に記載されているように、前記比較手段は、前記第1の被写体検出手段による被写体検出の結果と、前記第2の被写体検出手段による被写体検出の結果を比較する際、検出された被写体の数が所定の範囲内で一致するか否か、検出された被写体の位置が所定の範囲内で一致するか否か、検出された被写体の大きさが所定の範囲内で一致するか否か、のうち少なくとも1つを比較するようにしてもよい。
また、例えば、請求項8に記載されているように、前記第1の被写体検出手段及び前記第2の被写体検出手段は、被写体の笑顔の度合を示す笑顔評価値を検出する笑顔検出手段を更に備え、前記比較手段は、前記笑顔検出手段によって検出された笑顔評価値を比較するようにしてもよい。
また、例えば、請求項9に記載されているように、前記比較手段は、前記第1の被写体検出手段による被写体検出の結果と、前記第2の被写体検出手段による被写体検出の結果とが一致しているか否かを比較するようにしてもよい。
また、例えば、請求項10に記載されているように、前記撮像制御手段による撮像中に撮影の準備を指示する撮影準備指示手段を備え、前記比較手段は、前記撮影準備指示手段による撮影準備の指示があった時に、前記撮像制御手段により撮像された画像データに対して行われた前記第1の被写体検出手段による被写体検出の結果を前記第2の被写体検出手段による被写体検出の結果と比較するようにしてもよい。
また、例えば、請求項11に記載されているように、前記第1の被写体検出手段は、前記撮影指示手段による撮影の指示直前に前記撮像制御手段によって撮像された画像データに対して所定の被写体を検出し、前記比較手段は、前記撮影指示手段による撮影の指示直前に前記撮像制御手段によって撮像された画像データに対する前記第1の被写体検出手段の検出結果と、前記第2の被写体検出手段の検出結果と比較するようにしてもよい。
また、例えば、請求項12に記載されているように、前記第1の被写体検出手段は前記撮像制御手段によって周期的に撮像される画像データに対して順次、所定の被写体を検出し、前記比較手段は、撮像された各画像データに対してそれぞれ行われた被写体検出の結果のうち、前記撮影指示手段によって撮影が指示された時の前記第1の被写体検出手段による検出結果から所定数前に検出された検出結果、前記撮影指示手段によって撮影が指示された時から所定時間前に検出された検出結果、前記第1の被写体検出手段によって検出された検出結果のうち最も優先度の高い被写体検出の結果から、何れか1つの検出結果を前記第2の被写体検出手段による検出結果と比較するようにしてもよい。
また、例えば、請求項13に記載されているように、前記被写体検出の結果の優先度とは、検出された各被写体の画角中央からの近さ、画像データの検出された各被写体の大きさ、検出された被写体の数のうち、少なくとも1つ以上の条件に基づいて、定められるようにしてもよい。
また、例えば、請求項14に記載されているように、前記第2の被写体検出手段は、前記第1の被写体検出手段の検出結果における被写体の領域と同じ領域となる前記静止画撮影制御手段により撮影された静止画像データ内の領域に対して、前記所定の被写体を検出する被写体検出を行うようにしてもよい。
上記目的達成のため、請求項15記載の発明によるプログラムは、撮像装置が備えるコンピュータを、
撮像素子を用いて周期的に被写体を撮像する撮像制御手段、
前記撮像制御手段により撮像された画像データに対して所定の被写体を検出する被写体検出を行う第1の被写体検出手段、
前記撮像制御手段による周期的な撮像中に静止画撮影を指示する撮影指示手段、
前記撮影指示手段により撮影が指示された場合は、前記撮像素子を用いて被写体の静止画撮影を行う静止画撮影制御手段、
前記静止画撮影制御手段により撮影された静止画像データに対して前記所定の被写体を検出する被写体検出を行う第2の被写体検出手段、
前記第1の被写体検出手段による被写体検出の結果と、前記第2の被写体検出手段による被写体検出の結果とを比較する比較手段、
前記比較手段による比較結果を報知する報知手段
として機能させることを特徴とする
本願発明によれば、撮影前の状態から実際に静止画撮影されるまでの間に被写体に急激な変化があったか否かをユーザーが簡単に知ることができる。
以下、本実施の形態について、本発明の撮像装置をデジタルカメラに適用した一例として図面を参照して詳細に説明する。
[実施の形態]
A.デジタルカメラの構成
図1は、本発明の撮像装置を実現するデジタルカメラ1の電気的な概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、撮影レンズ2、レンズ駆動ブロック3、絞り4、CCD5、ドライバ6、TG(timing generator)7、ユニット回路8、画像生成部9、CPU10、キー入力部11、メモリ12、DRAM13、フラッシュメモリ14、画像表示部15、バス16を備えている。
撮影レンズ2は、図示しない複数のレンズ群から構成され、フォーカスレンズ2Aを少なくとも有する。そして、フォーカスレンズ2Aにはレンズ駆動ブロック3が接続されている。レンズ駆動ブロック3は、フォーカスレンズ2Aを光軸方向に沿って駆動させるフォーカスモータ、CPU10から送られてくる制御信号にしたがって、フォーカスモータを駆動させるフォーカスモータドライバから構成されている(図示略)。
絞り4は、図示しない駆動回路を含み、駆動回路はCPU10から送られてくる制御信号にしたがって絞り4を動作させる。
絞り4とは、撮影レンズ2から入ってくる光の量を制御する機構のことをいう。
CCD5は、ドライバ6によって駆動され、一定周期毎に被写体像のRGB値の各色の光の強さを光電変換して撮像信号としてユニット回路8に出力する。このドライバ6、ユニット回路8の動作タイミングはTG7を介してCPU10により制御される。なお、CCD5はベイヤー配列の色フィルターを有しており、電子シャッタとしての機能も有する。この電子シャッタのシャッタ速度は、ドライバ6、TG7を介してCPU10によって制御される。
ユニット回路8には、TG7が接続されており、CCD5から出力される撮像信号を相関二重サンプリングして保持するCDS(Correlated Double Sampling)回路、そのサンプリング後の撮像信号の自動利得調整を行なうAGC(Automatic Gain Control)回路、その自動利得調整後のアナログの撮像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器から構成されており、CCD5から出力された撮像信号はユニット回路8を経てデジタル信号として画像生成部9に送られる。
画像生成部9は、ユニット回路8から送られてきた画像データに対してγ補正処理、ホワイトバランス処理などの処理を施すとともに、輝度色差信号(YUVデータ)を生成し、該生成された輝度色差信号の画像データはDRAM13(バッファメモリ)に記憶される。つまり、画像生成部9は、CCD5から出力された画像データに対して画像処理を施す。
CPU10は、CCD5への撮像制御、バッファメモリに記憶された画像データを圧縮してフラッシュメモリ14に記録する記録処理、バッファメモリに記憶された画像データの表示処理を行う機能を有するとともに、デジタルカメラ1の各部を制御するワンチップマイコンである。また、CPU10はクロック回路を含む。
特に、CPU10は、周期的に被写体の画像データの撮像を制御する撮像制御部101、被写体の静止画撮影を制御する静止画撮影制御部102、周期的に撮像された画像データ、静止画撮影された静止画データ内にある顔を検出する顔検出部103、撮像制御部101により撮像された画像データに対して行われた顔検出の結果と、静止画撮影制御部102により撮像された画像データに対して行われた顔検出の結果とを比較し、両者が一致するか否かを判断する比較判断部104を有する。
キー入力部11は、半押し全押し可能なシャッタボタン、モード切替キー、十字キー、SETキー、キャンセルキー等の複数の操作キーを含み、撮影者のキー操作に応じた操作信号をCPU10に出力する。
メモリ12には、CPU10が各部を制御するのに必要な制御プログラム、及び必要なデータが記録されており、CPU10は、該プログラムに従い動作する。
DRAM13は、CCD5によって撮像された後、CPU10に送られてきた画像データを一時記憶するバッファメモリとして使用されるとともに、CPU10のワーキングメモリとして使用される。また、CPU10の顔検出部103から送られてきた顔検出の結果を一時記憶する。
フラッシュメモリ14は、圧縮された画像データを保存する記録媒体である。
画像表示部15は、カラーLCDとその駆動回路を含み、撮影待機状態にあるときには、CCD5によって撮像された被写体をスルー画像として表示し、記録画像の再生時には、フラッシュメモリ14から読み出され、伸張された記録画像を表示させる。
B.デジタルカメラ1の動作
実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を図2のフローチャートに従って説明する。
ユーザ(撮影者)のモード切替キーの操作により撮影モードに設定されると、CPU10の撮像制御部101は、CCD5に所定のフレームレートで被写体を撮像させる処理を開始させ、CCD5により順次撮像され画像生成部9によって生成された輝度色差信号のフレーム画像データ(YUVデータ)をバッファメモリ(DRAM13)に記憶させていき、該記憶されたフレーム画像データに基づく画像を画像表示部15に表示させていくという、いわゆるスルー画像表示を開始する(ステップS1)。
次いで、ステップS2で、CPU10は、ユーザによってシャッタボタンが半押しされたか否かを判断する。この判断は、シャッタボタンの半押し操作に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきたか否かにより判断する。
このとき、通常、ユーザは撮影したい被写体の態様がほぼ決まったときにシャッタボタンを半押しする。
ステップS2で、シャッタボタンが半押しされていないと判断すると、半押しされるまでステップS2に留まり、シャッタボタンが半押しされたと判断すると、ステップS3に進み、CPU10の顔検出部103は、CCD5に直近に撮像されたフレーム画像データに対して、顔を検出する顔検出処理を行う。このとき、顔検出部103は、撮像されたフレーム画像データの全領域(画角の全範囲)内に人の顔があるか否かを検出する。つまり、顔検出処理の対象となる範囲は画像データの全領域ということになる。
また、この顔検出処理は、周知技術なので詳しく説明しないが、例えば、予め記憶されている一般的な人の顔の特徴データ(目、眉毛、鼻、口、耳等の特徴データ)と撮像された画像データとを比較照合して、該特徴データとの一致度を求め、該一致度が所定値以上の領域を人の顔として検出する方法であってもよいし、肌色領域を検出し、該検出した肌色領域の輪郭が予め記録されている一般的な人の顔の輪郭である場合に顔と検出する方法であってもよい。
次いで、ステップS4で、CPU10の顔検出部103は、顔検出の結果をバッファメモリの検出結果記憶領域に循環記憶する処理を行う。この顔検出の結果とは、該検出した顔の数、位置、及び、その大きさのことをいう。また、循環記憶とは、バッファメモリの検出結果記憶領域の空き容量がなくなるまで、フレーム画像データの顔検出の結果を順次記憶させていき、検出結果記憶領域の空き容量がなくなると、新たなフレーム画像データに対して行われた顔検出の結果を、検出結果記憶領域に記憶されている複数の顔検出の結果のうち一番古い顔検出の結果の上に上書き記憶していく。これにより、直近に撮像されたフレーム画像データに対する顔検出の結果から所定時間前(所定枚数前)までのフレーム画像データに対する顔検出の結果が記憶されていることになる。
次いで、CPU10は、直近の顔検出の結果に基づいて、顔検出枠をスルー画像表示に重ねて表示させる処理を開始させる(ステップS5)。
ここで、顔検出の結果に基づく顔検出枠の表示とは、検出された各顔の位置、大きさに基づく顔領域に顔検出枠という枠を表示させることをいう。
図3(A)は、表示されたスルー画像及び顔検出枠の様子の一例を示す図である。
図3(A)を見るとわかるように、スルー画像として、被写体(人)21、被写体(人)22、被写体(人)23が撮像されて表示されており、スルー画像に重ねて、検出された顔領域に顔検出枠31が表示されているのがわかる。つまり、被写体21、被写体22、被写体23のそれぞれの顔が検出され、該顔に顔検出枠31が表示されている。
この表示を見ることにより、ユーザは撮影したい被写体の態様通りであるかの確認ができたり、また、意図する被写体の態様とは違う場合は、被写体に指示したりすることにより意図する被写体の態様通りに修正することができる。
次いで、CPU10は、ユーザによってシャッタボタンが全押しされたか否かを判断する。この判断は、シャッタボタンの全押し操作に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきたか否かにより判断する(ステップS6)。
このとき、ユーザは、ユーザが意図する被写体の態様となった場合にシャッタボタンを全押しする。
ステップS6で、シャッタボタンが全押しされていないと判断すると、全押しされるまでステップS3に戻る。これにより、CCD5により順次撮像された各フレーム画像データに対して顔検出処理が行なわれ、該顔検出の結果がバッファメモリの検出結果記憶領域に循環記憶されていくことになる。なお、ステップS3〜ステップS5までの動作は、次のフレーム画像データが撮像されるまでに終了するものとする。
一方、ステップS6で、シャッタボタンが全押しされたと判断すると、CPU10の静止画撮影制御部102は、静止画撮影処理を行う(ステップS7)。
次いで、CPU10の顔検出部103は、該静止画撮影処理により撮影された静止画像データに対して、顔を検出する顔検出処理を行う(ステップS8)。このとき、顔検出部103は、撮像されたフレーム画像データの全領域(画角の全範囲)内に人の顔があるか否かを検出する。
次いで、CPU10の比較判断部104は、シャッタボタン全押し前の顔検出の結果の中から、優先度の高い顔検出の結果を1つ選択する(ステップS9)。つまり、バッファメモリの検出結果記憶領域に記憶されている顔検出の結果、即ち、シャッタボタン全押し直前から所定時間前(所定枚数前)までの各フレーム画像データに対する顔検出の結果のうち、優先度が最も高い顔検出の結果を選択することになる。
この顔検出の結果の優先度とは、検出された顔の数の多さ、検出された各顔の画角中央からの近さ、検出された各顔の大きさ等を総合的に考慮して定まる。つまり、フレーム画像データに対する顔検出処理により検出された顔の数が多くなれば、該顔検出の結果の優先度は高くなり、また、フレーム画像データに対する顔検出処理により検出された各顔が画角中央に近いほど、該顔検出の結果の優先度は高くなり、フレーム画像データに対する顔検出処理により検出された各顔が大きいほど、該顔検出の結果の優先度は高くなる。
ここでは、図3(A)に示すような顔検出の結果を選択したものとする。
次いで、CPU10の比較判断部104は、該選択した検出結果と、ステップS7の顔検出処理による顔検出の結果とを比較し(ステップS10)、両者が一致するか否かを判断する(ステップS11)。
この比較、一致の判断は、選択した顔検出の結果である、顔の数、各顔の位置、各顔の大きさと、ステップS7の顔検出処理による顔検出の結果である、顔の数、各顔の位置、各顔の大きさとを比較して一致するか否かを判断する。
具体的には、選択した顔検出の結果の顔の数と、ステップS7の顔検出処理の結果の顔の数とが一致するか、また、選択した顔検出の結果の各顔の位置と、該各顔に対応するステップS7の顔検出処理による顔検出の結果の各顔の位置とが、所定の距離以内で一致するか、また、選択した顔検出の結果の各顔の大きさと、該各顔に対応するステップS7の顔検出処理による顔検出の結果の各顔の大きさとが、所定の大きさ以内で一致するか否かを比較し、これらの要件をすべて満たした場合は、一致すると判断する。
ステップS11で、該選択した検出結果と、ステップS8の顔検出処理による顔検出の結果が一致すると判断された場合は、該ステップS7で撮影された静止画データを画像表示部15にプレビュー表示させて(ステップS12)、ステップS15に進む。
一方、ステップS11で、該選択した検出結果と、ステップS8で顔検出処理による顔検出の結果が一致しないと判断された場合は、該ステップS7で撮影された静止画データを画像表示部15にプレビュー表示させるとともに、一致していない旨の警告表示を行う(ステップS13)。この警告表示は、ステップS9で選択された顔検出の結果のうち、一致しているものがないと判断された顔の位置、大きさに基づく顔領域を識別表示させることにより行う。
図3(B)は、プレビュー表示された静止画像データの様子を示すとともに識別表示された顔領域の様子の一例を示すものである。
図3(B)を見るとわかるように、静止画像データの被写体22は、目を閉じているため被写体22の顔が顔検出処理により検出されない。したがって、選択された検出結果を示す図3(A)の顔検出枠31(検出された顔領域)のうち、被写体22の顔領域と一致する顔領域が図3(B)にはないので、図3(A)に示す被写体22の顔検出枠31と同じ領域に警告枠32を静止画像データ上に重ねて表示させることにより、シャッタボタンの全押し前と全押し後で急激な変化があった領域をユーザに警告(報知)することができる。
次いで、静止画象データのプレビュー表示とともに警告表示を行うと、CPU10は、ユーザによって記録指示の操作が行われたか否かを判断する(ステップS14)。
このとき、CPU10は、ユーザによってSETキーの操作が行われた場合は記録指示の操作が行われたと判断し、ユーザによってキャンセルキーの操作が行われた場合は、記録を行わない旨の指示がされたと判断する。
ステップS14で、記録の指示操作が行われたと判断するとステップS15に進み、ステップS14で、記録の指示操作が行われていない、つまり、記録を行わない旨の指示が行われた場合はステップS1に戻る。
ステップS15に進むと、CPU10は、撮影された静止画像データを圧縮してフラッシュメモリ14に記録して、ステップS1に戻る。
なお、撮影モード中にモード切替キーの操作により他のモードが設定された場合は、撮影モードを終了する。
以上のように、実施の形態においては、スルー画像に対して行われた顔検出の結果と、静止画象データに対して行われた顔検出の結果とを比較し、両者が所定の範囲内で一致するか否かを判断し、一致しない場合は、静止画像データをプレビュー表示すると共に、一致していない旨の警告表示を行うので、撮影者は撮影前のスルー画像と撮影した静止画像データの間で被写体に急激な変化があったか否かを簡単に認識することができる。
また、警告表示は、スルー画像に対して検出された顔のうち、一致していない顔の顔領域に警告枠32を表示させることにより警告表示を行うので、どの領域が一致していなかったのかを一目瞭然にわかる。
また、警告表示された場合は、ユーザの記録の指示がない限り静止画像データを記録しないので、フラッシュメモリ14の記録容量を無駄にすることがない。
[変形例]
C.上記実施の形態は以下のような変形例も可能である。
(01)上記実施の形態においては、シャッタボタンの全押し直前から所定時間前(所定枚数前)までの各フレーム画像データに対する顔検出の結果のうち、優先度が最も高い顔検出の結果を選択するようにしたが、優先度にかかわらず、シャッタボタンの全押し直前に撮像されたフレーム画像データに対して行なわれた顔検出の結果を選択するようにしてもよいし、シャッタボタンの半押し直後に撮像されたフレーム画像データに対して行なわれた顔検出の結果を選択するようにしてもよい。
これらの場合は、顔検出の結果を循環記憶させる必要はない。また、シャッタボタンの半押し直後に撮像されたフレーム画像データに対して行なわれた顔検出の結果を選択する場合は、シャッタ半押し後に一度だけ顔検出処理を行えばよいことになる。
また、シャッタボタンの全押し直前から所定時間前(所定枚数前)までの各フレーム画像データに対する顔検出の結果のうち、シャッタボタンが全押しされた時から、所定時間前(所定枚数前)の顔検出の結果を選択するようにしてもよい。
これにより、ユーザが意図した被写体の態様だと判断してから、シャッタボタンを全押しするまでに被写体の態様が変化し、シャッタボタンの全押し直前に撮像されたフレーム画像データに対して行なわれた顔検出の結果はユーザの意図と異なるフレーム画像データの顔検出の結果となってしまったり、優先度が低くてもユーザが意図した被写体の態様だと判断した場合に、優先度の高い結果を選択してしまい、ユーザの意図と異なるフレーム画像データによって比較を行なってしまうことを防ぐことができる。
(02) 上記実施の形態においては、顔検出の結果の優先度は、検出された顔の数の多さ、検出された各顔の画角中央からの近さ、検出された各顔の大きさ等を総合的に考慮して定まるようにしたが、検出された顔の数の多さ、検出された各顔の画角中央からの近さ、検出された各顔の大きさのうち、1つ以上の要素を考慮して定めるようにしてもよいし、その他の要素を考慮して定まるようにしてもよい。
その他の要素としては、例えば、予め登録されている顔が検出されたか否か、予め登録されている顔が検出された数、笑顔検出による笑顔評価値、検出された被写体が同一の被写体であるか否かの一致度合い等を考慮して定まるようにしてもよい。
これによっても、撮影者は撮影前のスルー画像と撮影した静止画像データの間で被写体に急激な変化があったか否かを簡単に認識することができる。
(03)上記実施の形態においては、検出された顔の数、顔の位置、顔の大きさを比較して一致するか否かを判断するようにしたが、顔の数のみを比較して一致するか否かを判断するようにしてもよいし、顔の位置のみを比較して一致するか否かを判断するようにしてもよいし、顔の大きさのみを比較して一致するか否かを判断するようにしてもよい。
また、検出された顔の数、検出された顔の位置、検出された顔の大きさのうち、1つ以上の条件に基づいて一致するか否かを判断するようにしてもよい。
これによっても、撮影者は撮影前のスルー画像と撮影した静止画像データの間で被写体に急激な変化があったか否かを簡単に認識することができる。
(04)上記実施の形態においては、スルー画像に対する顔検出処理により検出された顔の数、各顔の位置及び大きさと、静止画像データに対する顔検出処理により検出された顔の数、各顔の位置及び大きさとをそれぞれ比較して一致するか否かを判断するようにしたが、検出された複数の顔のうち最も画角中央にある顔の位置、該顔の大きさのみを比較して一致するか否かを判断するようにしてもよいし、検出された複数の顔のうち最も大きい顔の位置及び大きさのみを比較して一致するか否かを判断するようにしてもよい。一番画角中央にある顔ほど、あるいは一番大きい顔ほど、ユーザが最も撮影したいメイン被写体であると考えられるからであり、該メイン被写体の態様が最も大切だからである。
(05)上記実施の形態においては、静止画像データに対する顔検出処理も静止画像データ全体に対して行なうようにしたが(図2のステップS8)、シャッタボタンが全押しされた場合は、静止画像データのうち、ステップS9で選択した顔検出の結果である、顔の位置及び大きさに基づくそれぞれの領域に対してのみ行なうようにしてもよい。この場合は、ステップS8の動作の前にステップS9の動作を行なう必要がある。ここで、この顔の位置及び大きさに基づくそれぞれの領域とは、検出された顔領域と同じ領域であってもよいし、検出された顔領域より大きい領域であってもよい。
図4(A)は、図3(A)に示すような顔検出の結果が選択されたときの、顔検出対象となる領域の様子の一例を示したものである。ここでは、領域33を、図3(A)に示すような顔検出の結果である、各顔の位置及び大きさに基づく領域を、検出された顔領域より大きい領域としている。
静止画像データのうち、この図4(A)で示された各領域33に対して顔検出処理を行うことにより、顔検出処理の負担が軽減されるとともに、各領域33で顔が検出されれば、選択された顔検出の結果と静止画像データに対する顔検出処理の検出結果とが一致していると判断されることになり、比較判断の処理も軽くてすむ。
(06)上記実施の形態においては、警告表示は、静止画像データをプレビュー表示させるとともに、ステップS9で選択された顔検出の結果のうち、一致しているものがないと判断された顔の位置、大きさに基づく顔領域と同じ領域に警告枠33を重ねて表示させるようにしたが、プレビュー表示させる静止画像データのうち、該一致しているものがないと判断された該顔の位置、大きさに基づく顔領域と同じ領域の画像データを拡大表示させることによって識別表示するようにしてもよい。
図4(B)は、そのときにプレビュー表示される静止画像データ及び警告表示の様子の一例を示すものである。
図4(B)を見るとわかるように、図3(B)で示された警告枠32内の画像データが拡大表示されていることがわかる。これにより、容易に、一致しなかった領域をユーザは認識することができる。
(07)上記実施の形態においては、選択した顔検出の検出結果と静止画像データに対する顔検出処理の顔検出の結果とが一致しなかった場合には、警告表示を行うことにより一致しなかった旨を積極的に報知し、一致した場合には警告表示を行わないことにより一致した旨を消極的に報知するようにしたが、一致した場合は、一致した旨を表示させ、一致しなかった場合は一致しなかった旨を表示させるようにしてもよい。これによっても、撮影者は撮影前のスルー画像と撮影した静止画像データの間で被写体に急激な変化があったか否かを簡単に認識することができる。
この一致した旨の表示、一致しなかった旨の表示は、文章であってもよいし、一致したか否かを示すマーク等を表示させるようにしてもよいし、また、一致した顔に一致枠という枠を表示させるようにしてもよい。この一致枠が静止画像データの全ての顔に対して表示されている場合は一致したとわかり、また、一致枠が静止画像データの一部の顔に対してしか表示されていない場合は一致していないとわかる。
また、逆に、一致しなかった場合は、一致しなかった旨を表示させず(警告表示をさせず)、一致した場合には、一致した旨を表示させるようにしてもよい。
この一致した旨の表示は、一致しましたという文章であってもよいし、一致した旨を示すマーク等を表示させるようにしてもよい。
また、表示ではなく、音声や振動等によって警告してもよいし、一致しなかった場合は、プレビュー表示させずにスルー画像表示を行なうことで、一致しなかった旨を報知させるようにしてもよい。
要は、一致したか否かがわかる態様であればよい。これにより、撮影者は撮影前のスルー画像と撮影した静止画像データの間で被写体に急激な変化があったか否かを簡単に認識することができる。
(08)上記実施の形態においては、ステップS11で一致していないと判断すると静止画像データのプレビュー表示と警告表示を行い、ユーザによって記録の指示がある場合は、該静止画象データを記録するようにしたが、ステップS11で一致していないと判断した場合は、静止画像データのプレビュー表示と警告表示を行って、ステップS1に戻るようにしてもよい。即ち、警告表示が行われた場合は、静止画像データは記録されないことになる。
また、ステップS11で一致していないと判断した場合は、静止画像データのプレビュー表示と警告表示を行って、ステップS15に進み、静止画像データを記録するようにしてもよい。
これによっても、撮影者は撮影前のスルー画像と撮影した静止画像データの間で被写体に急激な変化があったか否かを簡単に認識することができる。
(09)上記実施の形態においては、ステップS11で一致していないと判断すると静止画像データのプレビュー表示と警告表示を行うようにしたが、ステップ11で一致していると判断された場合は静止画像データをプレビュー表示させ、ステップS11で一致しないと判断された場合は、静止画像データのプレビュー表示を行わないことにより警告するようにしてもよい。この場合は(ステップS11で一致していないと判断された場合は)、ステップ11で一致していないと判断された場合はステップS1に戻るようにしてもよいし、ステップS14又はステップS15に進むようにしてもよい。これによっても、撮影者は撮影前のスルー画像と撮影した静止画像データの間で被写体に急激な変化があったか否かを簡単に認識することができる。
(10)上記実施の形態においては、ステップS11で一致したか否かにかかわらず、撮影された静止画像データをプレビュー表示させるようにしたが(ステップS12、ステップS13)、静止画像データをプレビュー表示させないようにしてもよい。
この場合、ステップS11で一致したと判断すると、そのままステップS15に進み、ステップS11で一致していないと判断すると、ステップS13では警告表示のみを行って、ステップS14に進むようにしてもよい。このときの警告表示は、文章や、マーク等により一致していない旨を表示させる。
(11)上記実施の形態においては、ステップS9で選択された顔検出の結果のうち、一致しているものがないと判断された顔の位置、大きさに基づく顔領域を識別表示させることにより警告表示を行うようにしたが(ステップS13)、単に一致していない旨を文章やマーク等によって表示させるようにしてもよい。
(12)上記実施の形態においては、単に顔を検出するようにしたが、笑顔検出処理を備え、スルー画像に対する笑顔検出処理により検出された笑顔の度合いを示す笑顔評価値と、静止画像データに対する笑顔検出処理により検出された笑顔評価値とが所定の範囲以内で一致しない場合に警告表示するようにしてもよい。
このスルー画像に対する笑顔検出処理に検出された笑顔評価値は、上記実施の形態のように、シャッタボタン全押し直前に撮像されたフレーム画像データに対する笑顔検出処理により検出された笑顔評価値であってもよいし、シャッタボタン半押し直後に撮像されたフレーム画像データに対する笑顔検出処理により検出された笑顔評価値であってもよいし、シャッタボタン全押し直前から所定時間前(所定枚数前)までに撮像された各フレーム画像データに対する笑顔検出処理により検出された笑顔評価値のうち、最も高い又は低い笑顔評価値、若しくは、笑顔評価値の平均値であってもよいし、シャッタボタン全押しの時から所定時間前(所定枚数前)のフレーム画像データに対する笑顔検出処理により検出された笑顔評価値であってもよい。
(13)上記実施の形態においては、単に顔を検出するようにしたが、個人認識処理を行い、登録された顔がある場合は、該登録された顔の個人認識の結果のみを比較して一致するか否かを判断するようにしてもよい。つまり、スルー画像時の個人認識の結果(顔の数、顔の位置、大きさ)と、静止画像データの個人認識の結果(顔の数、顔の位置、大きさ)とを比較して一致するか否かを判断する。
(14)上記実施の形態においては、人の顔を検出し、スルー画像の顔検出の結果と、静止画像データの顔検出の結果とを比較して一致するかどうかを判断するようにしたが、顔検出に限らず、笑顔検出、特定の人物を認識する個人認識、動物の顔検出、動物を検出する動物検出等であってもよく、要は、所定の被写体を検出するものであればよい。
(15)上記実施の形態においては、検出結果である、顔の数、顔の位置、大きさと比較して一致するか否かを判断するようにしたが、顔特徴データとの一致度も比較して一致するかどうか判断するようにしてもよい。
例えば、図3(B)に示すように被写体22が目を閉じても顔であると検出される場合や、被写体が横を振り向いた状態でも顔と検出される場合は、警告表示がされないことになる。しかし、被写体が目を閉じた状態や、振り向いた状態等は、撮影者が意図しない被写体の態様であることは言うまでもない。したがって、顔と検出されても、その一致度も考慮し、一致度が所定の範囲内にない場合は、図2のステップS11で一致していると判断されないことになる。
なお、顔特徴データとの一致度のみを比較して一致するかどうかを判断するようにしてもよい。
(16)上記実施の形態は、上記変形例(01)〜(15)を任意に組み合わせた態様であってもよい。
(17)また、本発明の上記実施形態は、何れも最良の実施形態としての単なる例に過ぎず、本発明の原理や構造等をより良く理解することができるようにするために述べられたものであって、添付の特許請求の範囲を限定する趣旨のものでない。
したがって、本発明の上記実施形態に対してなされ得る多種多様な変形ないし修正はすべて本発明の範囲内に含まれるものであり、添付の特許請求の範囲によって保護されるものと解さなければならない。
最後に、上記各実施の形態においては、本発明の撮像装置をデジタルカメラ1に適用した場合について説明したが、上記の実施の形態に限定されるものではなく、要は、被写体を撮像し、所定の被写体を検出することができる機器であれば適用可能である。
本発明の実施の形態のデジタルカメラのブロック図である。 実施の形態のデジタルカメラ1の動作を示すフローチャートである。 表示されたスルー画像及び顔検出枠の様子、プレビュー表示された静止画像データの様子を示すとともに識別表示された顔領域の様子の一例を示す図である。 変形例における顔検出対象となる領域の様子、変形例におけるプレビュー表示される静止画像データ及び警告表示の様子の一例を示す図である。
符号の説明
1 デジタルカメラ
2 撮影レンズ
3 レンズ駆動ブロック
4 絞り
5 CCD
6 ドライバ
7 TG
8 ユニット回路
9 画像生成部
10 CPU
11 キー入力部
12 メモリ
13 DRAM
14 フラッシュメモリ
15 画像表示部
16 バス
101 撮像制御部
102 静止画撮像制御部
103 顔検出部
104 比較判断部

Claims (15)

  1. 撮像素子を用いて周期的に被写体を撮像する撮像制御手段と、
    前記撮像制御手段により撮像された画像データに対して所定の被写体を検出する被写体検出を行う第1の被写体検出手段と、
    前記撮像制御手段による周期的な撮像中に静止画撮影を指示する撮影指示手段と、
    前記撮影指示手段により撮影が指示された場合は、前記撮像素子を用いて被写体の静止画撮影を行う静止画撮影制御手段と、
    前記静止画撮影制御手段により撮影された静止画像データに対して前記所定の被写体を検出する被写体検出を行う第2の被写体検出手段と、
    前記第1の被写体検出手段による被写体検出の結果と、前記第2の被写体検出手段による被写体検出の結果とを比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較結果を報知する報知手段と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記報知手段は、
    前記比較手段による比較の結果、一致しなかった場合は、その旨を示す報知をすることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 表示手段を更に備え、
    前記報知手段は、
    前記比較手段による比較の結果、一致した場合は、前記静止画撮影制御手段によって撮影された静止画像データを前記表示手段に表示させ、一致しなかった場合は、前記静止画撮影制御手段によって撮影された静止画像データを前記表示手段に表示させずに、前記撮像制御手段による撮像を再開することで、その旨を報知することを特徴とする請求項1又は2記載の撮像装置。
  4. 表示手段を更に備え、
    前記報知手段は、
    前記比較手段による比較の結果、一致しなかった場合は、その旨を示す表示を前記表示手段に表示させることにより報知することを特徴とする請求項1又は2記載の撮像装置。
  5. 前記撮像制御手段により撮像された画像データ及び前記静止画撮影制御手段により撮影された静止画像データを前記表示手段に表示させる表示制御手段を更に備え、
    前記報知手段は、
    前記比較手段による比較の結果、一致しなかった場合は、前記表示制御手段により前記表示手段に表示される静止画像データにおいて、前記第1の被写体検出手段又は前記第2の被写体検出手段により検出された被写体領域の該一致しなかった被写体領域を前記表示手段に識別表示させることにより報知することを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
  6. 前記報知手段は、
    前記比較手段による比較の結果、一致しなかった場合は、前記表示制御手段により前記表示手段に表示される静止画像データにおいて、前記第1の被写体検出手段又は前記第2の被写体検出手段により検出された被写体領域の該一致しなかった被写体領域の画像データを前記表示手段に拡大表示させることにより識別表示することを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
  7. 前記比較手段は、
    前記第1の被写体検出手段による被写体検出の結果と、前記第2の被写体検出手段による被写体検出の結果を比較する際、検出された被写体の数が所定の範囲内で一致するか否か、検出された被写体の位置が所定の範囲内で一致するか否か、検出された被写体の大きさが所定の範囲内で一致するか否か、のうち少なくとも1つを比較することを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の撮像装置。
  8. 前記第1の被写体検出手段及び前記第2の被写体検出手段は、
    被写体の笑顔の度合を示す笑顔評価値を検出する笑顔検出手段を更に備え、
    前記比較手段は、
    前記笑顔検出手段によって検出された笑顔評価値を比較することを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の撮像装置。
  9. 前記比較手段は、
    前記第1の被写体検出手段による被写体検出の結果と、前記第2の被写体検出手段による被写体検出の結果とが一致しているか否かを比較することを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の撮像装置。
  10. 前記撮像制御手段による撮像中に撮影の準備を指示する撮影準備指示手段を備え、
    前記比較手段は、
    前記撮影準備指示手段による撮影準備の指示があった時に、前記撮像制御手段により撮像された画像データに対して行われた前記第1の被写体検出手段による被写体検出の結果と、前記第2の被写体検出手段による被写体検出の結果とを比較することを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の撮像装置。
  11. 前記第1の被写体検出手段は、
    前記撮影指示手段による撮影の指示直前に前記撮像制御手段によって撮像された画像データに対して所定の被写体を検出することを特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載の撮像装置。
  12. 前記第1の被写体検出手段は前記撮像制御手段によって周期的に撮像される画像データに対して順次、所定の被写体を検出し、
    前記比較手段は、
    撮像された各画像データに対してそれぞれ行われた被写体検出の結果のうち、前記撮影指示手段によって撮影が指示された時の前記第1の被写体検出手段による検出結果から所定回数前に検出された検出結果、前記撮影指示手段によって撮影が指示された時から所定時間前に検出された検出結果、前記第1の被写体検出手段によって検出された検出結果のうち最も優先度の高い被写体検出の結果から、何れか1つの検出結果を前記第2の被写体検出手段による検出結果と比較することを特徴とする請求項1乃至11の何れかに記載の撮像装置。
  13. 前記被写体検出の結果の優先度とは、
    検出された各被写体の画角中央からの近さ、画像データの検出された各被写体の大きさ、検出された被写体の数のうち、少なくとも1つ以上の条件に基づいて、定められることを特徴とする請求項12記載の撮像装置。
  14. 前記第2の被写体検出手段は、
    前記第1の被写体検出手段の検出結果における被写体の領域と同じ領域となる前記静止画撮影制御手段により撮影された静止画像データ内の領域に対して、前記所定の被写体を検出する被写体検出を行うことを特徴とする請求項1乃至13の何れかに記載の撮像装置。
  15. 撮像装置が備えるコンピュータを、
    撮像素子を用いて周期的に被写体を撮像する撮像制御手段、
    前記撮像制御手段により撮像された画像データに対して所定の被写体を検出する被写体検出を行う第1の被写体検出手段、
    前記撮像制御手段による周期的な撮像中に静止画撮影を指示する撮影指示手段、
    前記撮影指示手段により撮影が指示された場合は、前記撮像素子を用いて被写体の静止画撮影を行う静止画撮影制御手段、
    前記静止画撮影制御手段により撮影された静止画像データに対して前記所定の被写体を検出する被写体検出を行う第2の被写体検出手段、
    前記第1の被写体検出手段による被写体検出の結果と、前記第2の被写体検出手段による被写体検出の結果とを比較する比較手段、
    前記比較手段による比較結果を報知する報知手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
JP2008050221A 2008-02-29 2008-02-29 撮像装置及びそのプログラム Expired - Fee Related JP4560805B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008050221A JP4560805B2 (ja) 2008-02-29 2008-02-29 撮像装置及びそのプログラム
US12/392,285 US7949189B2 (en) 2008-02-29 2009-02-25 Imaging apparatus and recording medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008050221A JP4560805B2 (ja) 2008-02-29 2008-02-29 撮像装置及びそのプログラム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2009207100A JP2009207100A (ja) 2009-09-10
JP2009207100A5 JP2009207100A5 (ja) 2009-12-17
JP4560805B2 true JP4560805B2 (ja) 2010-10-13

Family

ID=41013222

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008050221A Expired - Fee Related JP4560805B2 (ja) 2008-02-29 2008-02-29 撮像装置及びそのプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7949189B2 (ja)
JP (1) JP4560805B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8897602B2 (en) * 2009-07-22 2014-11-25 Aptina Imaging Corporation Imaging system with multiframe scaler
KR101661211B1 (ko) * 2009-08-05 2016-10-10 삼성전자주식회사 얼굴 인식률 개선 장치 및 방법
CN102467088A (zh) * 2010-11-16 2012-05-23 深圳富泰宏精密工业有限公司 人脸识别闹钟及其闹醒用户的方法
US11297244B2 (en) * 2020-02-11 2022-04-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Click-and-lock zoom camera user interface

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10178580A (ja) * 1998-01-22 1998-06-30 Casio Comput Co Ltd 電子スチルカメラ
JP2007213177A (ja) * 2006-02-08 2007-08-23 Omron Corp 情報処理装置および方法、並びにプログラム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4708835B2 (ja) 2005-04-12 2011-06-22 日本電信電話株式会社 顔検出装置、顔検出方法、及び顔検出プログラム
JP4810348B2 (ja) * 2006-08-09 2011-11-09 キヤノン株式会社 撮像装置、撮像装置の制御方法及び制御プログラム
JP4663699B2 (ja) * 2007-09-27 2011-04-06 富士フイルム株式会社 画像表示装置、及び画像表示方法
JP4882956B2 (ja) * 2007-10-22 2012-02-22 ソニー株式会社 画像処理装置および画像処理方法
US20100272365A1 (en) * 2007-11-29 2010-10-28 Koji Yamamoto Picture processing method and picture processing apparatus
US20100259683A1 (en) * 2009-04-08 2010-10-14 Nokia Corporation Method, Apparatus, and Computer Program Product for Vector Video Retargeting

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10178580A (ja) * 1998-01-22 1998-06-30 Casio Comput Co Ltd 電子スチルカメラ
JP2007213177A (ja) * 2006-02-08 2007-08-23 Omron Corp 情報処理装置および方法、並びにプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US7949189B2 (en) 2011-05-24
US20090220160A1 (en) 2009-09-03
JP2009207100A (ja) 2009-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4761146B2 (ja) 撮像装置及びそのプログラム
KR101044033B1 (ko) 촬상 장치, 얼굴 검출 방법 및 기록 매체
JP5424732B2 (ja) 撮像装置、その制御方法及びプログラム
US8077216B2 (en) Image pickup apparatus with a human face detecting function, method and program product for detecting a human face
US20070273769A1 (en) Image processing apparatus, image processing method, and image capturing apparatus
JP2007020105A (ja) 撮像装置、撮像方法及び撮像プログラム
JP5030022B2 (ja) 撮像装置及びそのプログラム
JP2010259088A (ja) 撮像装置
JP4501927B2 (ja) 撮像装置及びそのプログラム
JP4560805B2 (ja) 撮像装置及びそのプログラム
JP4492273B2 (ja) 撮像装置およびプログラム
JP4998122B2 (ja) 撮像装置及びそのプログラム
JP4953971B2 (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、および、これを実行させるためのプログラム
JP2005156967A (ja) デジタルカメラ及び画像処理装置
JP2006163496A (ja) 画像記録装置、画像記録方法及び画像記録プログラム
JP4181974B2 (ja) デジタルカメラ及び画像処理装置
JP4306399B2 (ja) デジタルカメラ
JP2008258960A (ja) ディジタルカメラ
JP2007208732A (ja) プリント指定情報記録方法及びデジタルカメラ
JP4848400B2 (ja) デジタルカメラ
JP2010068297A (ja) デジタルカメラ
JP5257097B2 (ja) 撮像装置
JP2010171841A (ja) 撮像装置
JP4915264B2 (ja) 撮像装置及びそのプログラム
JP2006253761A (ja) 撮像装置およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091029

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091029

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100702

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100715

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4560805

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees