JP4810348B2 - 撮像装置、撮像装置の制御方法及び制御プログラム - Google Patents

撮像装置、撮像装置の制御方法及び制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、撮像素子の前方であって撮影光軸上に配設された光学部材に付着した異物を除去する機能を有する撮像装置、撮像装置の制御方法及び制御プログラムに関する。
レンズ交換式のデジタルカメラでは、レンズ等のアクセサリ装置をカメラ本体から取り外した際にカメラ本体の内部に空気中に浮遊する埃などが侵入する可能性がある。またカメラ内部には、例えばシャッタ機構等の機械的に動作する各種の機構部が配設されており、これらの機構部が動作することによってカメラ本体内で金属片などのゴミ等が発生する場合もある。
このようなゴミや埃などの異物がデジタルカメラの撮像部を構成する光学部材の表面に付着すると、その異物は撮影された画像に影となって写り込んでしまう。その結果、撮影画像の品位の低下が招く。一方、銀塩フィルムを使用したカメラでは画像を撮影する度にフィルムが送られるため、同じ異物が連続して画像の同じ位置に映りこむことは有り得ない。しかし、デジタルカメラでは撮影毎にそのような動きが発生しないため、撮影画像の同じ位置に連続して同じ異物が写り込んでしまうという問題がある。
そこで、従来のレンズ交換式のデジタルカメラ等においては、撮像光学系と撮像素子との間に配されるガラス(防塵ガラス)を振動させることで、そのガラスに付着した塵を払い落とすデジタルカメラが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、アクセサリ装置の着脱時にカメラ本体に侵入して撮像部を構成する光学部材の表面に付着する塵を除去する手段として、アクセサリ装置の装着に応じて塵除去動作を行うカメラが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−204379号公報 特開2003−330082号公報
アクセサリ装置はカメラ電源のオン又はオフの状態如何に関わらず交換される可能性があり、カメラ本体の内部に空気中に浮遊する埃などが侵入する可能性が高いのは、このアクセサリ装置の交換時である。しかし、上記特許文献1,2に開示の技術では、カメラの電源がオフの状態又は電源電池が抜かれた状態においてアクセサリ装置が交換される際に侵入し得る埃への対処技術の開示はない。
本発明の目的は、撮像装置の電源がオフの状態でアクセサリ装置が交換された場合であっても、撮像素子の前方に配設された光学部材に付着した埃などの異物を除去することができる撮像装置、撮像装置の制御方法及び制御プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、アクセサリ装置を着脱可能な撮像装置において、学部材に付着した異物を除去する異物除去手段と、
回の電源オフ時における前記アクセサリ装置の状態と、今回の電源オン時における前記アクセサリ装置の状態との異同を判別する判別手段と、前記判別手段により今回の電源オン時における前記アクセサリ装置の状態が前回の電源オフ時おける前記アクセサリ装置の状態と異なると判別された場合に、前記異物除去手段を動作させる制御手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の撮像装置の制御方法は、撮像素子の前方であって撮影光軸上に配設された光学部材と、前記光学部材に付着した異物を除去する異物除去手段とを備え、アクセサリ装置を着脱可能な撮像装置の制御方法において、前記光学部材に付着した異物を前記異物除去手段で除去する異物除去工程と、前回の電源オフ時における前記アクセサリ装置の状態と、今回の電源オン時における前記アクセサリ装置の状態との異同を判別する判別工程と、前記判別工程で今回の電源オン時における前記アクセサリ装置の状態が前回の電源オフ時における前記アクセサリ装置の状態と異なると判別された場合に、前記異物除去手段を動作させる制御工程とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、撮像装置の電源がオフの状態でアクセサリ装置が交換された場合であっても、撮像素子の前方に配設された光学部材に付着した埃などの異物を除去することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るデジタル一眼レフタイプの撮像装置(以下、単にカメラという)100の機能構成を説明するブロック図である。なお、本発明の撮像装置はデジタル一眼レフタイプのカメラに限定されるものではない。例えば、撮影レンズ等のアクセサリが交換されることにより、撮像素子近傍の光学素子に異物が付着する可能性のあるデジタルビデオカメラや携帯電話に搭載されるカメラなどの撮像装置を含む。
図1において、13は光学像を電気信号に変換する撮像素子であり、12は撮像素子13への露光量を制御するためのシャッタである。14は撮像素子13の光電変換面の前面側の撮影光軸上に配設され、光電変換面への異物の付着を防止する等の機能を有する光学素子である。この光学素子14は撮像素子13の防塵フィルタとして機能する(その詳細は後述する)。15はこの光学素子14に隣接して配設され、光学素子14に対して所定の振動を与えるための加振用部材であり、例えば圧電素子で構成される。21は、この圧電素子を駆動するための駆動回路であり、システム制御部50の指令により作動する。
撮影レンズ310に入射した光線は、一眼レフ方式によって、絞り312、レンズマウント306、カメラマウント106、ミラー130、シャッタ12を介して導かれ、光学像として撮像素子13上に結像される。16は撮像素子13から出力されて、光電変換されたアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器である。タイミング発生回路18は、撮像素子13、A/D変換器16、D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給する。このタイミング発生回路18は、メモリ制御回路22およびシステム制御部50によって制御される。
画像処理回路20は、A/D変換器16からのデータもしくはメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。またこの画像処理回路20は、必要に応じて撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行う。かかる演算処理にて得られた演算結果に基づいて、システム制御部50はシャッタ制御部40、測距部42に対してTTL(Through The Lens)方式のAF(オートフォーカス)処理やAE(自動露出)処理、EF(フラッシュ調光)処理を行う。さらに、画像処理回路20は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行う、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行う。
なお、本実施の形態では、カメラ100が測距部42及び測光部46を備える。かかる構成によれば、画像処理回路20を用いたAF処理やAE処理、EF処理を行わずに、測距部42および測光部46を用いてAF処理やAE処理、EF処理を行うこともできる。また上記構成により、測距部42および測光部46を用いてAF処理、AE処理、EF処理を行い、さらに、画像処理回路20を用いたAF処理、AE処理、EF処理を行うこともできる。
メモリ制御回路22では、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32が制御される。A/D変換器16から出力されるデジタルデータが画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、あるいは直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24あるいはメモリ30に書き込まれる。
28はTFTやLCDなどを具備する画像表示部であり、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器26を介して画像表示部28に表示される。メモリ30は、撮影した静止画像データを格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像データを格納するのに十分なメモリ容量を備えている。これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連写撮影の場合にも、メモリ30に対して高速かつ大量の画像書き込みを行うことができる。また、メモリ30はシステム制御部50の作業領域としても使用することができる。
圧縮・伸長回路32では、適応離散コサイン変換(ADCT)などによって画像データが圧縮/伸長される。この圧縮・伸長回路32では、メモリ30に格納された画像が読み込まれて圧縮処理あるいは伸長処理が行われ、処理を終えたデータはメモリ30に書き込まれる。シャッタ制御部40では、測光部46からの測光情報に基づいて、絞り312を制御する絞り制御部340と連携しながら、シャッタ12の動作が制御される。測距部42ではAF(オートフォーカス)処理が行われる。
撮影レンズ310から入射した光線がこの測距部42に入射することにより、光学像として結像された画像の合焦状態が測定される。測光部46ではAE処理が行われ、撮影レンズ310に入射した光線が入射することによって光学像として結像された画像の露出状態が測定される。また、測光部46がフラッシュ48と連携することによってEF処理機能をも発揮し得る。フラッシュ48は、AF補助光の投光機能やフラッシュ調光機能を備えている。さらに、測距部42による測定結果と、撮像素子13によって撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果とを用いてAF制御を行うこともできる。そして、この測光部46による測定結果と、撮像素子13によって撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果とを用いて、露出制御を行うこともできる。
システム制御部50は、マイクロコンピュータなどのCPU50a、CPU50aの指示に従って時間を計時するタイマ50bなどを備えており、このシステム制御部50によってカメラ100全体の動作が制御される。メモリ52において、このシステム制御部50の動作用の定数、変数、CPU50aによって実行されるプログラムなどが記憶される。
表示部54は、システム制御部50でのプログラムの実行に応じて文字、画像、音声などを用いて動作状態やメッセージなどを表示する液晶表示装置やスピーカなどを含んでいる。これらは、カメラ100の操作部近辺の視認し易い位置の単数ないしは複数個所に設置され、例えばLCDやLED、発音素子などの組み合わせによって構成される。
また表示部54は、その一部の機能が光学ファインダ104に設置される。この表示部54に表示される表示内容のうち、LCDなどに表示される内容としては、例えば以下の項目を挙げることができる。即ち、単写/連写撮影表示、セルフタイマ表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタスピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示及びブザー設定表示などがLCDなどに表示される。さらに、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、記録媒体200及び210の着脱状態表示などがLCDなどに表示される。加えて、撮影レンズユニット300の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付・時刻表示、外部コンピュータとの接続状態を示す表示などがLCDなどに表示される。
また、表示部54の表示内容のうち、光学ファインダ104に表示される内容としては、例えば以下の項目を挙げることができる。即ち、合焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、フラッシュ充電完了表示、シャッタスピード表示、絞り値表示、露出補正表示、記録媒体書き込み動作表示などが光学ファインダ104に表示される。
さらに、表示部54の表示内容のうち、LEDなどに表示される内容としては、例えば記録媒体書き込み動作表示などがある。そして表示部54の表示内容のうち、ランプなどに表示される内容としては、例えばセルフタイマ通知ランプなどがある。このセルフタイマ通知ランプは、AF補助光と共用して用いることもできる。
不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能なメモリで、電源オフ状態でも記憶情報の保持が可能であり、例えばEEPROMなどを用いることができる。60,62,64,66,68および70は、システム制御部50の各種の動作指示を入力するための操作部であり、スイッチやダイヤルなどの単数もしくは複数の組み合わせで構成される。
次に、これらの操作部について具体的に説明する。
モードダイヤルスイッチ60において、自動撮影モード、プログラム撮影モード、シャッタ速度優先撮影モード、絞り優先撮影モード、マニュアル撮影モード、焦点深度優先(デプス)撮影モード、各機能撮影モードの切り替えを設定することができる。さらに、モードダイヤルスイッチ60において、ポートレート撮影モード、風景撮影モード、接写撮影モード、スポーツ撮影モード、夜景撮影モード、パノラマ撮影モードなどの各機能撮影モードの切り替えを設定することができる。
シャッタスイッチ(SW1)62はシャッタボタンの操作途中でオンとなり、AF処理、AE処理などの動作開始が指示される。シャッタスイッチ(SW2)64はシャッタボタンの操作完了でオンとなり、露光動作が実行される。
さらに、撮像素子13から読み出された信号は、A/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データとして書き込まれる。また、露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32での画像データの圧縮、記録媒体200、210に画像データを書き込むという一連の処理の動作開始が指示される。撮影モード状態においては、再生スイッチ66により、撮影した画像がメモリ30、又は記録媒体200、210から読み出されて画像表示部28に表示する再生動作の開始が指示される。異物除去スイッチ68は異物検出動作の開始を指示するスイッチである。
操作部70は、各種ボタンやダイヤル、タッチパネルなどを備えており、例えば以下の操作を行うことができる。
即ち、操作部70では、メニュー操作、画像再生、フラッシュ設定、単写/連写/セルフタイマ切り替え、再生画像選択、記録画像サイズ選択、露出補正、日付/時間設定、画像表示部28のオン/オフの設定等の操作を行うことができる。さらに、操作部70では、撮影直後に撮影した画像データを自動再生するクイックレビュー機能の設定、JPEG圧縮の圧縮率又は撮像素子の信号をそのままデジタル化して記録媒体に記録するRAWモードを選択する圧縮モードの設定を行うことができる。さらに、操作部70では、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モードなどの各機能モードの設定を行うことができる。
また、操作部70では、ワンショットAFモードとサーボAFモードのいずれか一方を選択するAFモードの設定も行うことができる。ワンショットAFモードは、シャッタスイッチ(SW1)62が押されるとオートフォーカス動作を開始し、一旦合焦したならばその合焦状態を保ち続けるモードである。サーボAFモードは、シャッタスイッチ(SW1)62が押されている間は連続してオートフォーカス動作を続けるモードである。
電源スイッチ72は、カメラ100の電源オン、電源オフの各モードを切り替え設定することができる。また、カメラ100に接続された撮影レンズユニット300、外部ストロボ、記録媒体200,210などの各種付属装置の電源オン、電源オフの設定も合わせて切り替え設定することができる。電源制御部80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路などを備えている。ここでは電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出が行われ、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータが制御され、所要電圧が所要時間に亘って記録媒体を含む各部へ供給される。
82は電源の供給および電源制御の信号を接続するコネクタであり、86はアルカリ電池やリチウム電池などの一次電池やNiCd電池、Li電池などの二次電池、ACアダプタなどからなる電源装置である。
90及び94はメモリカードやハードディスクなどの記録媒体とのインターフェースであり、92及び96はメモリカードやハードディスクなどの記録媒体と接続するコネクタである。記録媒体着脱検知部98により、コネクタ92,96においてそれぞれ対応する記録媒体200,210が装着されているか否かが検知される。なお、本実施の形態では、記録媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタを2系統備えた形態として説明されている。記録媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタは、単数あるいは複数のいずれの系統数を備える構成であってもよいことは勿論のことである。また異なる規格のインターフェースおよびコネクタが組み合わされた構成であってもよい。
このインターフェース及びコネクタとしては、PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カードなどの規格に準拠したものを用いて構成することができる。さらに、インターフェース90および94、コネクタ92および96をPCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カードなどの規格に準拠したものを用いて構成した場合には、以下の各種通信カードを接続することができる。すなわち、LANカードやモデムカード、USBカード、IEEE1394カード、SCSIカード、PHSなどの通信カードである。かかる構成により、他のコンピュータやプリンタなどの周辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理情報を転送し合うことができる。
撮影レンズ310に入射した光線は、光学ファインダ104によって絞り312、レンズマウント306およびカメラマウント106、ミラー130および132を介して導かれ、光学像として結像表示される。これによって画像表示部28の電子ファインダ機能を使用せずに光学ファインダ104のみを用いて撮影を行うことができる。また、光学ファインダ104には、表示部54の一部の機能、例えば合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタスピード表示、絞り値表示、露出補正表示などが設置されている。
通信部110は、RS232CやUSB,IEEE1394,SCSI、モデム、LAN、無線通信などの各種通信機能を備えている。この通信機能により、他のコンピュータやプリンタなどの周辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理情報をやり取りすることができる。112は通信部110によってカメラ100を他の機器と接続するためのコネクタであり、無線通信の場合はアンテナである。
カメラ100と撮影レンズユニット300はインターフェース120を介して接続され、コネクタ122はカメラ100をレンズユニット300と電気的に接続している。不図示のレンズ着脱検知部により、レンズマウント106および(あるいは)コネクタ122に撮影レンズユニット300が装着されているか否かが検知される。コネクタ122は、カメラ100と撮影レンズユニット300との間で制御信号や状態信号、データ信号などを伝え合うとともに、各種電圧の電流を供給する機能も備えている。また、このコネクタ122は電気通信のほかにも、光通信、音声通信などを伝達する形態であってもよい。
200はメモリカードやハードディスクなどの記録媒体である。記録媒体200は、半導体メモリや磁気ディスクなどから構成される記録部202、カメラ100とのインターフェース204、及びカメラ100と接続するためのコネクタ206を備えている。また210はメモリカードやハードディスクなどの記録媒体である。記録媒体210は、半導体メモリや磁気ディスクなどから構成される記録部212、カメラ100とのインターフェース214、及びカメラ100と接続するためのコネクタ216を備えている。
交換レンズタイプの撮影レンズユニット300において、インターフェース320を介して該撮影レンズユニット300とカメラ100が接続される。コネクタ322を介して、撮影レンズユニット300がカメラ100と電気的に接続される。コネクタ322は、カメラ100と撮影レンズユニット300との間で制御信号、状態信号、データ信号などを伝送するとともに、各種電圧の電流が供給される機能あるいは該電流を供給する機能も備えている。また、コネクタ322は電気通信のみならず、光通信、音声通信などを伝達する形態であってもよい。絞り制御部340は、測光部46からの測光情報に基づいてシャッタ12を制御するシャッタ制御部40と連携しながら絞り312を制御する。測距制御部342によって撮影レンズ310のフォーカシングが制御され、ズーム制御部344によって撮影レンズ310のズーミングが制御される。
また、レンズシステム制御部350によってレンズユニット300の全体が制御される。レンズシステム制御部350は、動作用の定数、変数、プログラムなどを記憶するメモリやレンズユニット300に固有な番号などの識別情報、管理情報、開放絞り値や最小絞り値、焦点距離などの機能情報を備えている。さらに、現在や過去の各設定値などを保持する不揮発メモリも備えている。
異物除去動作の実行中において、光学素子14が加振用部材15によって振動され、この振動によって光学素子14の表面の塵や埃がふるい落とされる。本実施の形態では、この異物除去の方法として光学素子14を振動させる態様を採っているが、加振用部材(圧電素子)15に印加する電圧の周期や光学素子14の振動方向などに関して特に限定するものではない。また、発生させる振動は1次振動であっても高次振動であってもよい。
また、本発明に係る異物除去方法はかかる実施の形態に限定するものではなく、他の方法であってもよい。
図2は、本発明の実施の形態に係るカメラ100における異物除去動作を説明するフローチャートであり、この処理はシステム制御部50によって実行される。
まず、ステップS1でカメラ100の電源がオンされるとステップS2に進む。
ステップS2では、装着されているアクセサリが前回電源オフ時に装着されていたものと異なるものか否かの判別を行うアクセサリ種類判別処理が実行される。この処理によって装着されているアクセサリが前回電源オフ時に装着されていたものと異なるものであると判定されると、制御フラグF_ACC_IDに“0”以外の値がセットされる。一方、前回電源オフ時に装着されていたものと同じものであると判定されると“0”がセットされる。判別対象となるアクセサリや一連の判別処理の詳細については後述する。ステップS2の処理が終了するとステップS3へ進む。
ステップS3では、ステップS2での処理結果に基づき、制御フラグF_ACC_IDの値が“0”以外、即ち装着されているアクセサリが前回電源オフ時に装着されていたものと異なるものであると判断されていればステップS6へ進む。一方、前回電源オフ時に装着されていたものと同じものであると判定されていればステップS4へ進む。
ステップS4では、装着されているアクセサリの状態が前回電源オフ時の状態から変更されているか否かのアクセサリ状態判別処理が行われる。
ここで、アクセサリの状態が変更されていないと判断されると制御フラグF_ACC_STに値“0”がセットされ、状態が変更されていると判断されると制御フラグF_ACC_STに“0”以外の値がセットされる。判別対象のアクセサリ、このアクセサリ状態判別処理の詳細については後述する。ステップS4の処理が終了するとステップS5に進む。
ステップS5ではステップS4での処理結果に基づき、制御フラグF_ACC_STの値が“0”、すなわち、アクセサリの状態が変更されていなければステップS7へ進む。一方、制御フラグF_ACC_STの値が“0”以外、すなわち、アクセサリの種類が変更されていればステップS6へ進む。
ステップS6では上述した異物除去処理がおこなわれ、ステップS7へ進む。
ステップS7において、撮影者が任意のタイミングで異物除去を行いたいと考え、異物除去スイッチ68がオンされている場合にはステップS6に戻って異物除去処理が繰り返して実行される。そしてステップS7で異物除去スイッチ68がオフされるとステップS8へ進み、カメラとしての通常の動作の実行に移行する。
次いでステップS9へ進み、電源スイッチがオフされたか否かが判定され、オフされていない場合はステップS7に戻って前述の処理を実行する。ステップS9にて電源スイッチがオフされるとステップS10へ進む。
ステップS10において、カメラ100に装着されているアクセサリの種類を記憶するアクセサリ種類記憶処理が実行される。この処理の詳細については後述する。ステップS10の処理が終了するとステップS11へ進む。
ステップS11において、カメラ100に装着されているアクセサリの状態を記憶するアクセサリ状態記憶処理が実行される。この処理の詳細についても後述する。ステップS11の処理が終了するとステップS12へ進んで、ステップS6と同様の異物除去処理が実行され、一連の処理が終了する。
次に、図3に基づいて、図2のステップS10のアクセサリ種類記憶処理について説明する。図3は、本発明の実施の形態にかかるカメラ100において、アクセサリ種類記憶処理を説明したフローチャートである。
図2のフローチャートにおけるステップS10において本処理を実行するプログラムが呼び出され、実行される。この処理を実行するプログラムはメモリ52に記憶されており、CPU50aの制御によって実行される。
本処理が開始されると、まず図3に示すステップS101において、カメラ100に撮影レンズユニット300が装着されているか否かが判別され、カメラ100に撮影レンズユニット300が装着されていればステップS102へ進む。一方、カメラ100に撮影レンズユニット300が装着されていなければステップS103へ進む。
カメラ100に撮影レンズユニット300が装着されているか否かの判別は、インターフェース120を介してCPU50aが撮影レンズユニット300と通信することによって行われる。このCPU50aと撮影レンズユニット300との間の通信が確立すれば、カメラ100に撮影レンズユニット300が装着されていると判断され、その通信が確立できなければ、カメラ100に撮影レンズユニット300が装着されていないと判断される。カメラ100に撮影レンズユニット300が装着されていない場合は、カメラマウント106にマウントキャップを装着してカメラ100内部に異物が侵入するのを防ぐのが一般的である。この場合も、CPU50aと撮影レンズユニット300との間の通信が確立できないので、カメラ100に撮影レンズユニット300が装着されていないと判断する。
ステップS102では、レンズシステム制御部350に記憶されている撮影レンズユニット300の識別情報が制御フラグID_LENS_OFFにセットされ、ステップS104に進む。この識別情報としては、レンズの型式毎に割り振られている型式番号や、個体毎に割り振られたシリアル番号などを用いることができる。
ステップS103では、制御フラグID_LENS_OFFに“0”をセットし、ステップS104へ進む。
ステップS104では、記録媒体200がカメラ100に装着されているか否かが判別される。記録媒体200が装着されていればステップS106へ進み、装着されていなければステップS105へ進む。
ステップS105では、制御フラグID_MED1_OFFに“0”をセットし、ステップS108へ進む。
ステップ106では、CPU50aにより、記録媒体200のID番号、型番、容量などの記録媒体200の種類、型式に関わる情報が取得され、かかる情報に基づいて記録媒体種類識別情報が生成される。この記録媒体種類識別情報の生成においては、上記ステップにて取得した情報をそのまま使用してもよい。一方、記録媒体の種類、型式によって例えばID番号が設定されていないなど、得られる情報の種類、情報量に違いがある場合もある。このような場合には、処理の簡略化とメモリ容量の節約のために、これをハッシュ関数などの既知のアルゴリズムによって演算し、固定ビット長の記録媒体種類識別情報を生成してもよい。本ステップの処理が終了するとステップS107へ進む。
ステップS107では、制御フラグID_MED1_OFFにステップS106で生成した記録媒体種類識別情報をセットしてステップS108に進む。
ステップS108からステップS111では、記録媒体210について上記と同様の処理を行い、制御フラグID_MED2_OFFに記録媒体210の記録媒体種類識別情報をセットしてステップS112へ進む。
ステップS112では、電源装置86の種別、ID番号などの電源装置86の種類、型式に関わる情報が取得され、ステップS113へ進む。ここで電源装置86の種別とは、アルカリ電池やリチウム電池などの一次電池やNiCd電池、Li電池などの二次電池、ACアダプタなどの電源の種別のことである。
ステップS113では、ステップS112で取得された電源装置86の情報に基づいてCPU50aにより電源種類識別情報が生成される。この電源種類識別情報の生成においては、ステップS112で取得された情報をそのまま使用してもよい。また、電源装置86の種類、型式によって例えばID番号が設定されていないなど、得られる情報の種類、情報量に違いがある場合もある。このような場合には、処理の簡略化とメモリ容量の節約のために、上記と同様にこれをハッシュ関数などの既知のアルゴリズムによって演算し、固定ビット長の電源媒体種類識別情報を生成してもよい。本ステップの処理が終了するとステップS114へ進む。
ステップS114では、ステップS113で生成された電源種類識別情報を制御フラグID_BAT_OFFにセットしてステップS115へ進む。
ステップS115では、制御フラグID_LENS_OFF、ID_MED1_OFF、ID_MED2_OFF、ID_BAT_OFFの値を不揮発性メモリ56に保存し、本サブルーチンの処理が終了する。
次に、図4に基づいて、図2のステップS11のアクセサリ状態記憶処理について説明する。図4は本発明の実施の形態にかかるカメラ100において、アクセサリ状態記憶処理を説明したフローチャートである。
図2のフローチャートにおけるステップS11において本処理を実行するプログラムが呼び出され、実行される。この処理を実行するプログラムはメモリ52に記憶されており、CPU50aの制御によって実行される。
本処理が開始されると、図4に示すステップS201で記録媒体200がカメラ100に装着されているか否かが判別される。記録媒体200がカメラ100に装着されていればステップS203へ進み、装着されていなければステップS202へ進む。
ステップS202では、制御フラグST_MED1_OFFに“0”をセットし、ステップS205へ進む。
ステップS203では、CPU50aにより、記録媒体200のボリュームラベル、フォルダ構成、使用容量、残容量などの記録媒体200の状態に関わる情報が取得され、かかる情報に基づいて記録媒体状態識別情報が生成される。この記録媒体状態識別情報の生成においては、上記ステップにて取得された情報をそのまま使用してもよい。また、記録媒体の種類、状態によって得られる情報の種類、情報量に違いがある場合には、上記と同様にこれをハッシュ関数などの既知のアルゴリズムによって演算し、固定ビット長の記録媒体状態識別情報を生成してもよい。本ステップの処理が終了するとステップS204へ進む。
ステップS204では、ステップS203で生成された記録媒体状態識別情報を制御フラグST_MED1_OFFにセットしてステップS205へ進む。
ステップS205からステップS208では、記録媒体210について、上記と同様の処理(ステップS201〜S204)が行われ、制御フラグST_MED2_OFFに記録媒体210の記録媒体状態識別情報がセットされる。
ステップS209では電源装置86の充電回数、電圧レベルなどの電源装置86の状態に関わる情報が取得されてステップS210へ進む。
ステップS210ではステップS209で取得された電源装置86の情報に基づいて電源状態識別情報が生成される。この電源状態識別情報の生成においては、ステップS209で取得された情報をそのまま使用してもよい。一方、電源装置86の種類、型式によって例えば充電回数の情報が無いなど、得られる情報の種類、情報量に違いがある場合には、上記と同様にこれをハッシュ関数などの既知のアルゴリズムによって演算し、固定ビット長の電源媒体状態識別情報を生成してもよい。本ステップの処理が終了するとステップS211へ進む。
ステップS211では、ステップS210で生成された電源状態識別情報が制御フラグST_BAT_OFFにセットされてステップS212へ進む。
ステップS212では、制御フラグST_MED1_OFF、ST_MED2_OFF、ST_BAT_OFFの値を不揮発性メモリ56に保存し、本サブルーチンの処理が終了する。
次に、図5に基づいて、図2のステップS2のアクセサリ種類判別処理について説明する。図5は本発明の実施の形態にかかるカメラ100において、アクセサリ種類判別処理を説明したフローチャートである。
図2のステップS2において本処理を実行するプログラムが呼び出され、実行される。この処理を実行するプログラムはメモリ52に記憶されており、CPU50aの制御によって実行される。
本処理が開始されると、図5に示すステップS301において制御フラグF_ACC_IDの値が0にリセットされ、ステップS302へ進む。
ステップS302からステップS304では、ステップS101からステップS103と同様の処理が行われ、制御フラグID_LENSに撮影レンズユニット300の識別情報がセットされてステップS305へ進む。
ステップS305では、制御フラグID_LENSと前回電源オフ時に記憶したID_LENS_OFFの値が判別され、双方が等しければステップS308へ進み、双方が異なっていればステップS307へ進む。
ステップS307では、制御フラグF_ACC_IDに4を加えてステップS308へ進む。
ステップS308からステップS311では、ステップS104からステップS107と同様の処理が行われ、記録媒体200の記録媒体種類識別情報が制御フラグID_MED1にセットされてステップS312へ進む。
ステップS312からステップS315では、ステップS108からステップS111と同様の処理が行われ、記録媒体210の記録媒体種類識別情報が制御フラグID_MED2にセットされてステップS316へ進む。
ステップS316では、制御フラグID_MED1と前回電源オフ時に記憶したID_MED1_OFFの値、および制御フラグID_MED2と前回電源オフ時に記憶したID_MED2_OFFの値の双方が一致するか判別される。ここで双方が等しければステップS318へ進み、いずれか一方又は双方ともに異なる場合にはステップS317へ進む。
ステップS317では、制御フラグF_ACC_IDに1を加えてステップS318へ進む。
ステップS318からステップS320では、ステップS112からステップS114と同様の処理が行われ、電源装置86の電源種類識別情報が制御フラグID_BATにセットされてステップS321へ進む。
ステップS321では、制御フラグID_BATと前回電源オフ時に記憶したID_BAT_OFFの値が一致するか判別される。ここで双方が等しければ本サブルーチンは終了し、双方が異なればステップS322へ進む。
ステップS322では、制御フラグF_ACC_IDに2を加えて本サブルーチンは終了する。
上記本サブルーチンの一連の処理により、撮影レンズユニット300、記録媒体200、210、電源装置86がすべて前回電源オフと同じ種類のものであると判別された場合には制御フラグF_ACC_IDの値が0となる。一方、いずれかが異なる種類のものであると判別された場合には制御フラグF_ACC_IDの値が1以上の値となる。すなわち、制御フラグF_ACC_IDの値が1以上の値であった場合には、撮影レンズユニット300、記録媒体200,210、電源装置86のうち少なくとも1つが前回電源オフ以降に交換されているということになる。
次に、図6に基づいて、図2のステップS4のアクセサリ状態判別処理について説明する。図6は本発明の実施の形態にかかるカメラ100において、アクセサリ状態判別処理を説明したフローチャートである。
図2に示すステップS4において本処理を実行するプログラムが呼び出され、実行される。この処理を実行するプログラムはメモリ52に記憶されており、CPU50aの制御によって実行される。
本処理が開始されると、図6に示すステップS401において制御フラグF_ACC_STの値が0にリセットされてステップS402へ進む。
ステップS402からステップS405では、ステップS201からステップS204と同様の処理が行われ、記録媒体200の記録媒体状態識別情報が制御フラグST_MED1にセットされてステップS406へ進む。
ステップS406からステップS409では、ステップS205からステップS208と同様の処理が行われ、記録媒体210の記録媒体状態識別情報が制御フラグST_MED2にセットされてステップS410へ進む。
ステップS410では、制御フラグST_MED1と前回電源オフ時に記憶したST_MED1_OFFの値、および制御フラグST_MED2と前回電源オフ時に記憶したST_MED2_OFFの値の双方が一致するか判別される。ここで双方が等しければステップS412へ進み、いずれか一方又は双方ともに異なる場合にはステップS411へ進む。
ステップS411では、制御フラグF_ACC_STに1を加えステップS412へ進む。
ステップS412からステップS414では、ステップS209からステップS211と同様の処理が行われ、電源装置86の電源状態識別情報が制御フラグST_BATにセットされてステップS415へ進む。
ステップS415では、制御フラグST_BATと前回電源オフ時に記憶したST_BAT_OFFの値が一致するか判別され、双方が等しければ本サブルーチンは終了し、双方が異なればステップS416へ進む。
ステップS416では、制御フラグF_ACC_STに2を加え、本サブルーチンは終了する。
以上、本サブルーチンの一連の処理により、記録媒体200,210、電源装置86がすべて前回電源オフと同じ状態であると判別された場合は制御フラグF_ACC_STの値が0となる。一方、いずれかが異なる状態であると判別された場合には制御フラグF_ACC_STの値が1以上の値となる。すなわち、制御フラグF_ACC_STの値が1以上の値であった場合は、記録媒体200,210、電源装置86の少なくともひとつが前回電源オフの時以降にカメラから取り出されてフォーマットや充電などの処理がされているということになる。
以上説明したように、本発明の実施の形態によれば、カメラの電源オン時に、電源装置86、レンズユニット300、記録媒体200,210の種類を前回電源オフ時と比較し、少なくともひとつが異なるときにのみ異物除去動作を行うことができる。また、カメラの電源オン時に、電源装置86、記録媒体200、210の状態を前回電源オフ時と比較し、少なくとも1つが異なるときにのみ異物除去動作を行うことができる。
従って、撮像装置の電源がオフの状態でアクセサリ装置が交換された場合であっても、撮像素子の前方に配設された光学部材に付着した埃などの異物を除去することができる。
また、上記アクセサリ種類判別処理及びアクセサリ種類記憶処理と、アクセサリ状態判別処理及びアクセサリ状態記憶処理との処理フローは、いずれか一方のみが実行される形態であってもよく、双方が連続して実行される形態であってもよい。かかる処理フローにより、電源をオンした際の異物除去処理の実行の要否に応じて必要な場合にのみ異物除去処理を実行することができるため、電源オン時の起動時間の短縮や電池の消耗防止を図ることが可能となる。
また、本発明の目的は、前述した各実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(又はCPUやMPUなど)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した各実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードおよび該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW等の光ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。又は、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の実施の形態にかかるデジタル一眼レフタイプの撮像装置の機能構成を説明するブロック図である。 異物除去動作の起動を説明するフローチャートである。 アクセサリ種類記憶処理を説明するフローチャートである。 アクセサリ状態記憶処理を説明するフローチャートである。 アクセサリ種類判別処理を説明するフローチャートである。 アクセサリ状態判別処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
12 シャッタ
13 撮像素子
14 光学素子
15 加振用部材(異物除去手段)
16 A/D変換器
18 タイミング発生回路
20 画像処理回路
22 メモリ制御回路
24 画像表示メモリ
26 D/A変換器
28 画像表示部
30 メモリ
32 圧縮・伸長回路
40 シャッタ制御部
42 測距部
46 測光部
48 フラッシュ
50 システム制御部(アクセサリ種類検出手段、アクセサリ状態検出手段、判別手段、制御手段)
50a CPU
50b タイマ
68 異物除去スイッチ
98 記録媒体着脱検知部
100 カメラ
300 撮影レンズユニット
350 レンズシステム制御部

Claims (5)

  1. アクセサリ装置を着脱可能な撮像装置において、
    学部材に付着した異物を除去する異物除去手段と、
    回の電源オフ時における前記アクセサリ装置の状態と、今回の電源オン時における前記アクセサリ装置の状態との異同を判別する判別手段と、
    前記判別手段により今回の電源オン時における前記アクセサリ装置の状態が前回の電源オフ時おける前記アクセサリ装置の状態と異なると判別された場合に、前記異物除去手段を動作させる制御手段と
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前回の電源オフ時における前記アクセサリ装置の状態を記憶する記憶手段をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記アクセサリ装置は、撮像された電子画像を記録する画像記憶媒体、及び電源装置の少なくとも1を含むことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 撮像素子の前方であって撮影光軸上に配設された光学部材と、前記光学部材に付着した異物を除去する異物除去手段とを備え、アクセサリ装置を着脱可能な撮像装置の制御方法において、
    前記学部材に付着した異物を前記異物除去手段で除去する異物除去工程と、
    回の電源オフ時における前記アクセサリ装置の状態と、今回の電源オン時における前記アクセサリ装置の状態との異同を判別する判別工程と、
    前記判別工程で今回の電源オン時おける前記アクセサリ装置の状態が前回の電源オフ時おける前記アクセサリ装置の状態と異なると判別された場合に、前記異物除去手段を動作させる制御工程
    を備えることを特徴とする撮像装置の制御方法。
  5. 撮像素子又はその近傍に付着した異物を除去する異物除去手段を備え、アクセサリ装置を着脱可能な撮像装置に請求項4に記載の制御方法を実行させるための制御プログラム。
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