JP5009880B2 - 撮像装置及び撮像方法 - Google Patents

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Description

本発明はデジタルカメラ等の撮像装置に関し、特に独立に駆動制御可能な2種類の受光素子を有する撮像素子を備えてなる撮像装置及び撮像方法に関するものである。
デジタルカメラに用いられる撮像素子であるCCDは、銀塩フイルムと比較してダイナミックレンジが狭いため、撮像した画像中に白とびや黒つぶれが生じやすい。そこで近年、広ダイナミックレンジの画像データを取得するために、様々な撮像技術が提案されている。例えば、異なる露光条件で撮像した複数枚の画像データを合成する技術や、高感度の主画素(第1の受光素子)と、該主画素よりも面積が小さく感度は低いが飽和し難い副画素(第2の受光素子)とを所定の配列形態で多数配置したCCDを使用し、主画素で得られる高感度画像データと副画素で得られる低感度画像データとを合成することにより、広いダイナミックレンジを確保して、高輝度の部分を含む広い範囲で良好な再現性を実現した合成画像データを取得する技術等がある。
後者の技術を使用した撮像装置としては、ユーザによって選択、又はシーンに応じて選択されたダイナミックレンジ優先、解像度優先、感度優先、色再現優先等の駆動モードに基づいて、画像信号の処理方法を切り替えるものや(特許文献1)、被写界シーンに応じて2種類のCCDの駆動方法を切り替えるもの(特許文献2)等がある。
一方、受光素子に感度差を持たせる方法としては、上記のように受光面積を異ならせる方法の他に、受光素子の露光時間を異ならせる方法等もある。
特開2007−259344号公報 特開2006−148591号公報
上記のような撮像装置では、シーン毎に駆動モードが決定されるため、シーンが認識されると同時に画像信号処理方法やCCD駆動方法が決定してしまう。
シーンの認識には、一般的に被写体の明るさや色温度等の被写界シーン(被写界情報)と、風景、人物、夜景等の被写体シーンの2つがあり、上記被写界シーンの認識結果のみで上記画像信号処理や上記CCD駆動方法の決定を行うと、被写体の明るさや色温度等が同じ値であれば、すなわち被写界シーンの認識結果が同じであれば、被写体シーンが例えば人物であっても風景であっても同じ上記画像信号処理や上記CCD駆動方法になってしまい、取得した撮像画像が被写体にとって最適な画像ではない場合がある。同様に、被写体シーンの認識結果のみで上記決定を行っても、取得した撮像画像が被写体にとって最適な画像ではない場合がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、被写体に対してより最適な撮像画像を取得することができる撮像装置及び撮像方法を提供することを目的とするものである。
本発明の撮像装置は、被写体からの光を光電変換する、互いに独立に駆動制御可能な第1の受光素子と第2の受光素子とが所定の配列形態によって多数配置され、前記第1の受光素子及び/又は前記第2の受光素子の出力に基づいて画像信号を取得する撮像手段と、
該撮像手段により取得された前記画像信号から画像データを生成する画像信号処理手段と、
前記画像信号に基づいて被写体のシーンを認識する被写体認識手段と、
前記画像信号に基づいて被写界情報を取得する被写界情報取得手段と、
前記被写体認識手段により認識された前記被写体のシーン及び前記被写界情報取得手段により取得された前記被写界情報に基づいて駆動モードを選択して前記撮像手段および前記画像信号処理手段を駆動する制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
なお本発明において「所定の配列形態」は、例えば第1の受光素子と第2の受光素子とを交互に行方向及び列方向にそれぞれ一定のピッチで配列したものや、第1の受光素子を奇数行、第2の受光素子を偶数行に配列し、奇数行の第1の受光素子と偶数行の第2の受光素子とを1/2ピッチずつずらして配列した、いわゆるハニカム配列等がある。「被写体のシーン」は風景、夜景、人物等の被写体の種類を意味する。「被写界情報」は被写体の明るさや色温度等の値を意味する。「駆動モード」は解像度優先駆動モード、感度優先駆動モード、ダイナミックレンジ優先駆動モード等の撮像手段の駆動方法及び画像信号処理手段の信号処理方法の種類を意味する。
また本発明の撮像装置においては、予め前記撮像手段の設定可能な1つ以上の撮像条件の範囲が各々設定された1種類以上の駆動モードを含む2種類以上の駆動パターンから、前記被写体認識手段により認識された前記被写体のシーンに基づいて、1つの駆動パターンを決定する駆動パターン決定手段と、
前記被写界情報取得手段により取得された前記被写界情報に基づいて、前記駆動パターン決定手段により決定された駆動パターンの前記1種類以上の駆動モードから1つの駆動モードを決定する駆動モード決定手段とを備え、
前記制御手段が、該駆動モード決定手段により決定された駆動モードで前記撮像手段および前記画像信号処理手段を駆動してもよい。
この場合、前記駆動パターンが、前記被写体のシーン毎に設定されたものであることが好ましい。
なお本発明において「撮像条件」は、感度やダイナミックレンジの値を含むものとする。
また本発明の撮像装置においては、前記被写体認識手段により認識された前記被写体のシーンに基づいて前記撮像手段の前記感度及び/又はダイナミックレンジの値の設定可能な範囲を設定する設定手段と、
前記被写界情報取得手段により取得された前記被写界情報に基づいて、前記設定手段により設定された前記感度及び/又はダイナミックレンジの値の範囲の中で前記感度及び前記ダイナミックレンジの値を決定する撮像条件決定手段と、
該撮像条件決定手段により決定された前記感度及び前記ダイナミックレンジの値に基づいて前記駆動モードを決定する駆動モード決定手段とを備え、
前記撮像制御手段が、該駆動モード決定手段により決定された駆動モードで前記撮像手段及び前記画像信号処理手段を駆動してもよい。
また本発明の撮像装置においては、前記駆動モードが、解像度優先駆動モード、感度優先駆動モード、ダイナミックレンジ優先駆動モードのうちのいずれかであることが好ましい。
また本発明の撮像装置においては、前記制御手段が、前記ダイナミックレンジ優先駆動モードで記撮像手段および前記画像信号処理手段を駆動するときに、前記撮像手段が前記第1の受光素子と前記第2の受光素子とが異なる露光で撮像を行い、前記画像処理手段が前記異なる露光で撮像された前記第1の受光素子及び前記第2の受光素子からの出力に基づいて形成された画像信号を処理して画像データを取得する第1の撮像方法と前記撮像手段が前記第1の受光素子と前記第2の受光素子とが同じ露光で、かつアンダー露光で撮像を行い、前記画像処理手段が前記アンダー露光で撮像された前記第1の受光素子及び前記第2の受光素子からの出力に基づいて形成された画像信号に対して階調補正を施す処理をして画像データを取得するダイナミックレンジ優先駆動の第2の撮像方法とを任意に切り替えて使用可能であることが好ましい。
また本発明の撮像装置においては、前記被写体のシーンが、風景、人物、夜景のうちのいずれかであることが好ましい。
また本発明の撮像装置においては、前記被写体のシーンが、人物、風景、夜景のうちのいずれかであり、
前記被写体のシーンが人物のときの前記駆動パターンが、ダイナミックレンジ優先駆動モードのみを含むものであり、該ダイナミックレンジ優先駆動モードの前記ダイナミックレンジの値の範囲がD2からD3に設定されると共に前記感度の値の範囲がA1からA3に設定されるものであって、
前記被写体のシーンが風景のときの前記駆動パターンが、解像度優先駆動モード及びダイナミックレンジ優先駆動モードを含むものであり、前記解像度優先駆動モードの前記ダイナミックレンジの値の範囲がD1からD2に設定されると共に前記感度の値の範囲がA1からA2に設定され、前記ダイナミックレンジ優先駆動モードの前記ダイナミックレンジの値の範囲がD2からD4に設定されると共に前記感度の値の範囲がA1からA2に設定されるものであって、
前記被写体のシーンが夜景のときの前記駆動パターンが、解像度優先駆動モード、感度優先駆動モード、及びダイナミックレンジ優先駆動モードを含むものであり、前記解像度優先駆動モードの前記ダイナミックレンジの値の範囲がD1からD2に設定されると共に前記感度の値の範囲がA1からA2に設定され、前記感度優先駆動モードの前記ダイナミックレンジの値の範囲がD1からD2に設定されると共に前記感度の値の範囲がA2からA4に設定され、前記ダイナミックレンジ優先駆動モードの前記ダイナミックレンジの値の範囲がD2からD4に設定されると共に前記感度の値の範囲がA1からA4に設定されるものであって、
さらにD1、D2、D3、D4及びA1、A2、A3、A4が、
D1<D2<D3<D4かつA1<A2<A3<A4
の条件を満たすものあることが好ましい。
また本発明の撮像方法は、被写体からの光を光電変換する、互いに独立に駆動制御可能な第1の受光素子と第2の受光素子とが所定の配列形態によって多数配置された撮像素子を備えてなる撮像装置を使用する撮像方法において、
前記第1の受光素子及び/又は前記第2の受光素子の出力に基づいて画像信号を取得し、
該取得した画像信号に基づいて被写体のシーンを認識すると共に被写界情報を取得し、
該取得した前記被写体のシーン及び前記被写界情報基づいて駆動モードを選択し、
該選択した駆動モードで、前記撮像素子を駆動して画像信号を取得すると共に該画像信号から画像データを生成することを特徴とするものである。
なお本発明の撮像方法においては、予め駆動モード毎に前記撮像素子の設定可能な1つ以上の撮像条件の範囲を設定すると共に該設定された1種類以上の駆動モードを含む2種類以上の駆動パターンを設定し、
前記認識した被写体のシーンに基づいて、前記2種類以上の駆動パターンから1つの駆動パターンを決定し、
前記取得した前記被写界情報に基づいて、前記決定した駆動パターンの前記1種類以上の駆動モードから1つの駆動モードを決定し、
該設定した駆動モードで、前記撮像素子を駆動して画像信号を取得すると共に該画像信号から画像データを生成してもよい。
また本発明の撮像方法においては、前記認識した前記被写体のシーンに基づいて、前記撮像素子の感度及び/又はダイナミックレンジの値の設定可能な範囲を設定し、
前記取得した前記被写界情報に基づいて、前記設定した感度及び/又はダイナミックレンジの値の範囲の中で前記感度及び前記ダイナミックレンジの値を決定し、
該決定した前記感度及び前記ダイナミックレンジの値に基づいて前記駆動モードを決し、
該決定した駆動モードで、前記撮像素子を駆動して画像信号を取得すると共に該画像信号から画像データを生成してもよい。
本発明の撮像装置及び撮像方法によれば、第1の受光素子及び/又は第2の受光素子の出力に基づいて画像信号を取得し、取得した画像信号に基づいて被写体のシーンを認識すると共に被写界情報を取得し、取得した被写体のシーン及び被写界情報基づいて駆動モードを選択し、選択した駆動モードで、撮像素子を駆動して画像信号を取得すると共に画像信号から画像データを生成するので、被写体のシーンと被写界情報の両方の情報に基づいて選択した駆動モードで撮像手段(撮像素子を含む)の駆動制御と画像処理が行われることにより、被写体に対してより最適な撮像画像を取得することができる。
以下、本発明にかかる撮像装置の一実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。尚、以下の実施の形態では、本発明における撮像装置としてデジタルカメラを例に説明するが、本発明の適用範囲はこれに限定されず、例えば、カメラ付き携帯電話、カメラ付きPDA等、電子撮像機能を備えた他の電子機器に対しても適用可能である。
ここで図1にデジタルカメラ1の機能構成を示すブロック図を示す。本実施形態のデジタルカメラ1は、図1に示す如く、デジタルカメラ1の操作系として、レリーズボタン27や、図示しないメニュー/OKボタン、ズーム/上下矢印ボタン等の操作内容をCPU30に伝える操作部26が設けられている。
撮影レンズ10は被写体像を所定の結像面上(カメラ本体内部にあるCCD)に結像させるためのものであり、撮影レンズ10を構成するものとして、フォーカスレンズ10a及びズームレンズ10bが設けられている。これらの各レンズは、モータとモータドライバからなるフォーカスレンズ駆動部20a、ズームレンズ駆動部20bによってステップ駆動され、光軸方向に移動可能な構成となっている。フォーカスレンズ駆動部20aは、後述するAF処理部32から出力されるフォーカス駆動量データに基づいてフォーカスレンズ10aをステップ駆動する。ズームレンズ駆動部20bは、ズーム/上下矢印ボタン(操作部26)の操作量データに基づいてズームレンズ10bのステップ駆動を制御する。
絞り11は、モータとモータドライバとからなる絞り駆動部21によって駆動される。この絞り駆動部21は、後述するAE処理部33から出力される絞り値データに基づいて絞り11の絞り径の調整を行う。
シャッタ12は、メカニカルシャッタであり、モータとモータドライバとからなるシャッタ駆動部22によって駆動される。シャッタ駆動部22は、レリーズボタン27の押下により発生する信号と、AE処理部33から出力されるシャッタ速度データとに応じてシャッタ12の開閉の制御を行う。
上記光学系の後方には、撮影素子であるCCD(撮像手段)13を有している。CCD13は、互いに独立に駆動制御可能で、かつ受光面積の等しい複数の第1の受光素子と複数の第2の受光素子とを、第1の受光素子を奇数行、第2の受光素子を偶数行に配列し、奇数行の第1の受光素子と偶数行の第2の受光素子とを1/2ピッチずつずらして配列した、いわゆるハニカム配列の光電面を有しており、光学系を通過した被写体光が光電面に結像され、光電変換される。光電面の前方には、各画素に光を集光させるためのマイクロレンズアレイ(不図示)と、RGB各色のフィルタが規則的に配列されてなるカラーフィルタアレイ(不図示)とが配置されている。
CCD13は、CCD駆動部23から供給される垂直転送クロック信号及び水平転送クロック信号に同期して、画素毎に蓄積された電荷を1ラインずつ読み出してシリアルなアナログ画像信号として出力する。第1の受光素子と第2の受光素子にそれぞれ対応する画素における電荷の蓄積時間、即ち露光時間は、第1の受光素子と第2の受光素子とで別々にCCD駆動部23から与えられる電子シャッタ駆動信号によって決定される。
CCD13が出力するアナログ画像信号は、アナログ信号処理部14に入力される。このアナログ信号処理部14は、アナログ画像信号のノイズ除去を行う相関2重サンプリング回路(CDS)と、アナログ画像信号のゲイン調整を行うオートゲインコントローラ(AGC)と、アナログ画像信号をデジタル画像データに変換するA/Dコンバータ(ADC)とからなる。そしてこのデジタル信号に変換されたデジタル画像データは、画素毎にRGBの濃度値を持つCCD−RAWデータである。
タイミングジェネレータ24は、タイミング信号を発生させるものであり、このタイミング信号がシャッタ駆動部22、CCD駆動部23、アナログ信号処理部14に入力されて、レリーズボタン27の操作と、シャッタ12の開閉、CCD13の電荷取り込み、アナログ信号処理部14の処理の同期が取られる。
フラッシュ15は、レリーズボタン27が押下され、シャッタ12が開いている間に、撮影に必要な光を被写体に対して瞬間的に照射するためのものである。フラッシュ制御部25は、このフラッシュ24の発光動作を制御する。
画像入力コントローラ31は、上記アナログ信号処理部14から入力されたCCD−RAWデータをフレームメモリ36に書き込む。このフレームメモリ36は、画像データに対して後述の各種デジタル画像処理(信号処理)を行う際に使用する作業用メモリであり、例えば、一定周期のバスクロック信号に同期してデータ転送を行うSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)が使用される。
表示制御部39は、フレームメモリ36に格納された画像データをスルー画像として液晶モニタ40に表示させるためのものであり、例えば、輝度(Y)信号と色(C)信号を一緒にして1つの信号としたコンポジット信号に変換して、液晶モニタ40に出力する。スルー画像は、撮影モードが選択されている間、所定時間間隔で取得されて液晶モニタ40に表示される。また、表示制御部39は、外部記録メディア38に記憶され、メディア制御部37によって読み出された画像ファイルに含まれる画像データに基づいた画像を液晶モニタ40に表示させる。
AF処理部32は、画像データに基づいて焦点位置を検出して合焦設定値(フォーカス駆動量)を決定し、フォーカス駆動量データを出力する(AF処理)。焦点位置の検出方式としては、例えば、ピントが合った状態では画像の合焦評価値(コントラスト値)が高くなるという特徴を利用して合焦位置を検出するパッシブ方式や測距センサによって被写体距離を検出し、この測距結果を使用するアクティブ方式等を適用することができる。
AE処理部33は、画像データに基づいて被写体輝度(測光値)を測定し、測定した被写体輝度に基づいて絞り値及び露光時間(シャッタスピード)等の露光設定値を決定し、絞り値データ及び露光時間データを出力する(AE処理)。一般的に露光時間を長く設定したときにはシャッタスピードが遅くなって手ぶれが発生し易くなり、露光時間を短く設定したときにはシャッタスピードが速くなって手ぶれが発生し難くなる。また露出時間が長すぎると露出オーバーで写真が白っぽくなり、逆に短すぎると露出アンダーで写真は暗くなってしまう。
AWB処理部34は、画像データに基づいて色温度 を算出し、算出した色温度 に応じて本撮像時のホワイトバランスを自動調整する(AWB処理)。なお、AWB処理部34は、撮像前でも、本撮像後でもホワイトバランスの調整を行うことができる。なおこのAE処理部33とAWB処理部34とが被写体の明るさや色温度等の被写界情報を取得する被写界情報取得手段として機能する。
画像信号処理部(画像信号処理手段)41は、画像入力コントローラから入力された画像信号を、後述する駆動モード毎に異なる処理方法で信号処理を行う。なおこの処理方法については後で詳細に説明する。また画像信号処理部41は、本画像の画像データに対してガンマ補正処理、輪郭強調(シャープネス)処理、コントラスト処理、ノイズ低減処理等の画質補正処理を施すと共に、CCD−RAWデータを輝度信号であるYデータと、青色色差信号であるCbデータ及び赤色色差信号であるCrデータとからなるYCデータに変換するYC処理を行う。
なお本画像とは、撮影者によって撮影指示がなされた時、例えばレリーズボタン27が全押し操作された時にCCD13から取り込まれ、アナログ信号処理部14、画像入力コントローラ31経由でフレームメモリ36に格納された画像データによる画像であり、この本画像を取得することを本撮像という。本画像の画素数の上限はCCD13の画素数によって決定されるが、例えば、撮影者が設定可能な画質設定(フル画素、ハーフ画素、自動画素等の設定)により、記録画素数を変更することができる。一方、スルー画像等の画素数は本画像より少なくてもよく、例えば、本画像の1/16程度の画素数で取り込まれてもよい。
圧縮/伸長処理部35は、画像信号処理部41によって画質補正等の処理が行われた本画像の画像データに対して、例えばJPEG等の圧縮形式で圧縮処理を行って、画像ファイルを生成する。この画像ファイルには、Exif形式等に基づいて、撮影日時や、肖像権保護モードで撮影された画像であるか等の付帯情報が格納されたタグが付加される。またこの圧縮/伸長処理部35は、再生モードにおいては外部記録メディア38から圧縮された画像ファイルを読み出し、伸長処理を行う。伸長後の画像データは表示制御部39に出力され、表示制御部39は画像データに基づいた画像を液晶モニタ40に表示する。
メディア制御部37は、メモリカード等の外部記録メディア38が充填されるための充填口であり外部記録メディア38が充填されるとデータの読み取り/書き込みが行われるメディアスロットに相当し、外部記録メディア38に記憶された画像ファイル等の読み出し、又は画像ファイルの書き込みを行う。
内部メモリ42は、デジタルカメラ1において設定される各種定数、及び、CPU30が実行するプログラム等を格納する。
顔検出部43は、フレームメモリ36に格納された画像データつまりスルー画像から定期的に人物の顔を検出する。具体的には、顔に含まれる顔の特徴を有する領域(例えば肌色を有する、目を有する、顔の形状を有する等)を顔領域として検出するものであり、両目画像データのマッチングにより顔を検出してもよいし、目及び口の位置関係などから顔を検出してもよいし、顔の輪郭の検出、顔の肌に相当する色情報の検出等によって顔領域を特定するようにしてもよいし、公知の技術を使用することができる。なお顔検出部43は、シーン自動認識モードがONされているときに自動的にONに設定される。
シーン認識部(被写体認識手段)44は、AF処理部32、AE処理部33、AWB処理部34によって検出された被写体距離データ、測光値データ、色温度データ及び顔検出部43による顔検出結果等に基づいて画像データ中の被写体のシーンを認識するものであり、本実施形態においては、被写体シーンとして風景、人物、夜景を認識する。
シーン認識部44は、例えば顔検出部43により顔が検出されたときには被写体シーンを人物として認識し、被写体距離が遠く、かつ被写体輝度が所定の閾値よりも明るいときには風景、被写体距離が遠く、かつ被写体輝度が所定の閾値よりも暗いときには夜景としてそれぞれ被写体シーンを認識する。なお被写体シーンの認識方法は、これに限られるものではなく、別の公知の認識方法を使用することができる。
撮像条件決定部45は、AE処理部33による測光データや絞り値及び露光時間(シャッタスピード)等の露光設定値等に基づいて撮影感度及びダイナミックレンジの値を決定する。
駆動パターン決定部46は、CCD13の設定可能な感度とダイナミックレンジの値の範囲が設定された2種類以上(本実施形態では3種類)の駆動パターンから、シーン認識部44によって認識された被写体シーンに基づいて1つの駆動パターンを決定する。ここで図2に各種駆動パターンの一例を示す。駆動パターンは予めカメラ本体に設定されて例えば内部メモリに記録され、図2に示す如く、1種類以上の駆動モードを含んでいる。例えば被写体シーンが風景のときに決定される駆動パターン1では感度AがA1からA2(A1<A≦A2)、ダイナミックレンジDがD1からD4(D1<D≦D4)の範囲にCCD13の設定可能な範囲が制限され、その範囲の中で、ダイナミックレンジDがD1からD2(D1<D≦D2)の範囲では解像度優先駆動モード、D2からD4(D2<D≦D4)の範囲ではダイナミックレンジ優先駆動モードが設定されている。
同様にして被写体シーンが人物のときに決定される駆動パターン2では感度AがA1からA3(A1<A≦A3)、ダイナミックレンジDがD2からD3(D2<D≦D3)の範囲にCCD13の設定可能な範囲が制限され、その範囲の中でダイナミックレンジ優先駆動モードのみが設定されていて、被写体シーンが主に夜景のときに決定される駆動パターン3では感度AがA1からA4(A1<A≦A4)、ダイナミックレンジDがD1からD4(D1<D≦D4)の範囲にCCD13の設定可能な範囲が制限され、その範囲の中で、ダイナミックレンジDがD1からD2(D1<D≦D2)の範囲でかつ感度AがA1からA2(A1<A≦A2)の範囲では解像度優先駆動モード、ダイナミックレンジDがD1からD2(D1<D≦D2)の範囲でかつ感度AがA2からA4(A2<A≦A4)の範囲では感度優先駆動モード、ダイナミックレンジDがD2からD4(D2<D≦D4)の範囲でかつ感度AがA1からA4(A1<A≦A4)の範囲ではダイナミックレンジ優先駆動モードがそれぞれ設定されている。
被写体シーンが人物のときには、人物の肌等が白くとんでしまうことがあるため、明るい部分の白とびを防ぐダイナミックレンジ優先駆動モードのみが設定されていて、被写体シーンが夜景のときには被写体が暗い場合であっても、手ブレによる失敗を抑えるため、できるだけ早いシャッタ速度で撮像したいので駆動パターン3には感度優先駆動モードが含まれている。被写体シーンが風景のときには、感度アップによるノイズを抑えるため、必要以上に感度が上がらないようにしている。なお本実施形態において感度は、いわゆるISO感度のSV値を示す。
駆動モード決定部47は、被写界情報取得手段としてのAE処理部33やAWB処理部34によって取得された被写界情報から撮像条件決定部45によって最終的に決定された感度及びダイナミックレンジの値に基づいて、駆動パターン決定部46によって決定された駆動パターンに含まれる駆動モードから1つの駆動モードを決定する。
本実施形態ではCCD13及び画像信号処理部41を駆動する駆動モードとして高解像度で撮影を行う解像度優先駆動モード、高感度時に高S/Nの撮影を行う感度優先駆動モード、広ダイナミックレンジで撮影を行うダイナミックレンジ優先駆動モードの3つの駆動モードがある。
解像度優先駆動モードでは、CCD駆動部23が、第1の受光素子と第2の受光素子とで露光時間が同じになるようにCCD13を駆動し、かつ画像信号処理部41が第1の受光素子に対応する主画素の出力と、第2の受光素子に対応する副画素の出力とを混合せずに各々を1つの画素の出力とし、全ての画素すなわちフル画素で出力された信号を使用することにより画素数を確保して1つの画像データを生成する。
感度優先駆動モードでは、CCD駆動部23が、第1の受光素子と第2の受光素子とで露光時間が同じになるようにCCD13を駆動し、かつ画像信号処理部41が第1の受光素子に対応する主画素の出力と、第2の受光素子に対応する副画素の出力とを加算して1つの出力信号を生成し、この加算された信号を使用することにより半分の画素すなわちハーフ画素の画像データを生成する。加算された出力信号は主画素や副画素のみでの出力の2倍の出力となることにより、フル画素に対して感度が2倍になる。
なお本実施形態では主画素と副画素を混合せずに出力させた後で画像信号処理部41が出力信号の合成処理を行っているが、CCD13からの読み出しにおいて、主画素と副画素とを混合して1つの信号として読み出してもよい。
ダイナミックレンジ優先駆動モードでは、CCD駆動部23が、第1の受光素子と第2の受光素子とで露光時間が異なるようにCCD13を駆動し、かつ画像信号処理部41が第1の受光素子に対応する主画素の出力と、第2の受光素子に対応する副画素の出力とを混合せずに各々を1つの画素の出力とし、このようにして得られた、出力の異なる2つの画像信号を合成する処理を行い、ダイナミックレンジを拡大した画像データを生成する。
ここで図3Aに第1の方式のダイナミックレンジ優先駆動モードでの画像信号処理方法を説明する図を示す。例えばダイナミックレンジを4倍に拡大する場合には、図3Aに示す如く、通常の露光量で撮像される主画素の露光量に対して、副画素の露光量は1/4、つまりアンダー露光で撮像する。すると主画素の出力は露光量が100%で飽和するのに対して副画素の出力は露光量が400%で飽和する出力特性を得るので、主画素(A面)にて主に低輝度側の情報を取得するための画像データを取得し、副画素(B面)にて主に高輝度側の情報を取得するための画像データを取得すべく、主画素の出力と副画素の出力を合成する。
主画素の出力と副画素の出力を合成するためには、まず図3Aの(A)に示す如く、主画素の出力のデータ量を1/4にして、主画素と副画素の出力の傾き特性を一致させる。そして図3Aの(B)に示す如く、副画素の出力((B)左図)から図3Aの(A)のデータ量が1/4に相当する出力分を減算し、減算された副画素の出力((B)右図)をデータ量が1/4となった主画素の出力((A)右図)に加えることにより、図3Aの(C)に示す如く、1つの合成画像データを生成する。そして合成された画像データに対してガンマ補正処理を行うときにガンマで明るくして適正の明るさに戻すことによりダイナミックレンジを4倍に拡大させた画像データを生成する。
またダイナミックレンジ優先駆動モードの、第2の方式としては、CCD駆動部23が、第1の受光素子と第2の受光素子とで露光時間が同じで、かつこの露光条件をダイナミックレンジに応じた段数でアンダー露光してCCD13を駆動し、かつ画像信号処理部41が取得した画像データに対してガンマ補正処理を行うときにガンマで明るくして適正の明るさに戻すことによりダイナミックレンジを拡大した画像データを生成する。
ここで図3Bに第2の方式のダイナミックレンジ優先駆動モードでの画像信号処理方法を説明する図を示す。例えばダイナミックレンジを4倍に拡大する場合には、通常の露光量で撮像される主画素及び副画素の露光量に対して1/4の露光量、つまりアンダー露光で撮像する。すると通常の露光では主画素及び副画素の出力は露光量が100%で飽和するのに対してアンダー露光では、図3Bに示す如く、主画素及び副画素の出力は露光量が400%で飽和する出力特性を得るので、このアンダー露光にて取得した画像データに対してガンマ補正処理を行うときにガンマで明るくして適正の明るさに戻すことによりダイナミックレンジを4倍に拡大させた画像データを生成する。
なおこのとき2画素を混合して読み出したり、2画素の出力を合成したりしてハーフ画素の画像データを生成してもよい。
この第2の方法では、ガンマ補正を行うことで、ゲインアップと同じ影響(ノイズ大)があるため、ガンマ補正時には見かけ上、ゲインが上がる。そのため、低感度でのダイナミックレンジの拡大ができない。
なお本実施形態ではダイナミックレンジ優先駆動モードが決定されたときには、前者の第1の方式と後者の第2の方式のいずれを使用してよい。例えば感度Aが所定の閾値よりも小さいときには第1の方式を使用するようにしてもよい。こうすることにより低感度でのダイナミックレンジの拡大が可能になる。但し、第1の方式では、露光時間の差を作ることから、ロングシャッタ時にブレなどで合成が正しくできないこと、第2の方式では、低感度側でダイナミックレンジ拡大ができないなどのデメリットがあることから、シャッタ速度やフラッシュ発光の有無により切り替えて使用することもできる。
CPU30は、操作部の26による操作や各機能ブロックからの信号に応じて、デジタルカメラ1の本体各部を制御する。また駆動モード決定部47によって決定(選択)された駆動モードでCCD駆動部23を介してCCD13を駆動させると共に画像信号処理部41を駆動させる制御手段としても機能する。
データバス50は、画像入力コントローラ31、各種処理部14、32〜35、41、フレームメモリ36、各種制御部25、37、39、顔検出部43、内部メモリ42、シーン認識部44、各種決定部45〜47及びCPU30に接続されており、このデータバス50を介して各種信号、データの送受信が行われる。
次に、以上の構成のデジタルカメラ1における撮像方法について説明する。図4はデジタルカメラ1の撮像処理のフローチャート、図5は感度・ダイナミックレンジ決定処理1のフローチャート、図6は感度・ダイナミックレンジ決定処理2のフローチャート、図7は駆動モード決定処理1のフローチャートである。
デジタルカメラ1は、電源が入れられると図4に示す如く、被写体の撮像を開始して(ステップS1)、表示制御部39がスルー画像の表示制御を行う。スルー画像の表示とはフレームメモリ36に格納された画像データを液晶モニタ40に表示する処理であり、このスルー画像にて顔検出部43が定期的に顔の検出を行う。
次にCPU30は、レリーズボタン27が半押しされたか否かを判別する(ステップS2)。レリーズボタン27が半押しされていない場合(ステップS2;NO)には、CPU30はレリーズボタン27が半押しされるまでステップS2の処理を繰り返し行い、レリーズボタン27が半押しされている場合には(ステップS2;YES)、AE処理部33がAE処理を行い(ステップS3)、AF処理部32がAF処理を行う(ステップS4)。このときAWB処理部34がAWB処理を行ってもよい。
次にシーン認識部44が上述したように被写体シーンの認識の自動認識を行い(ステップS5)、続いて撮像条件決定部45が撮像条件として感度とダイナミックレンジの値を決定する処理を行う(ステップS6)。
感度とダイナミックレンジの値の決定処理は、図5に示す如く、駆動パターン決定部46がステップS5でシーン認識部44が認識した被写体シーンを判別し(ステップS21)、被写体シーンが風景のときには(ステップS21;風景)、駆動パターンとして図2に示す駆動パターン1を決定する(ステップS22)。また被写体シーンが人物のときには(ステップS21;人物)、駆動パターンとして図2に示す駆動パターン2を決定し(ステップS23)、被写体シーンが夜景(その他も含む)のときには(ステップS21;夜景・その他)、駆動パターンとして図2に示す駆動パターン3を決定する(ステップS24)。
そして駆動パターンが決定すると撮像条件決定部45は、駆動パターン決定部46が決定した駆動パターンで制限された、すなわち設定可能な範囲の中で、AE処理部33による測光データや絞り値及び露光時間(シャッタスピード)等の露光設定値等に基づいて、例えば被写体の全体的な明るさや、中心と周辺の明るさの差等から最終的に撮影の感度及びダイナミックレンジの値を決定する(ステップS25)。
なお本実施形態では、上記のように駆動パターン決定部46が2種類以上の駆動パターンから1つの駆動パターンを決定することにより感度とダイナミックレンジの設定可能な範囲を設定したが、本発明はこれに限られるものではない。ここで感度とダイナミックレンジの値の別の決定処理の方法を説明する。なおこの方法を使用する場合には、図1に示すデジタルカメラ1の構成において、駆動パターン決定部46は備えていなくてもよいが、CCD13の感度とダイナミックレンジの値の設定可能な範囲を設定する設定手段(図示省略)を備えているものとする。なお撮像条件決定部45が設定手段として機能を備えていてもよい。
感度とダイナミックレンジの値の別の決定処理は、図6に示す如く、設定手段がステップS5でシーン認識部44が認識した被写体シーンを判別し(ステップS31)、被写体シーンが風景のときには(ステップS31;風景)、設定可能な感度Aの値の範囲をA1からA2(A1<A≦A2)に設定する(ステップS32)と共に設定可能なダイナミックレンジDの値の範囲をD1からD4(D1<D≦D4)に設定する(ステップS33)。
また被写体シーンが人物のときには(ステップS31;人物)、設定可能な感度Aの値の範囲をA1からA3(A1<A≦A3)に設定する(ステップS34)と共に設定可能なダイナミックレンジDの値の範囲をD2からD3(D2<D≦D3)に設定する(ステップS35)。被写体シーンが夜景(その他も含む)のときには(ステップS31;夜景・その他)、設定可能な感度Aの値の範囲をA1からA4(A1<A≦A4)に設定する(ステップS36)と共に設定可能なダイナミックレンジDの値の範囲をD1からD4(D1<D≦D4)に設定する(ステップS37)。なおこのときD1、D2、D3、D4及びA1、A2、A3、A4は、D1<D2<D3<D4かつA1<A2<A3<A4の条件を満たすものとする。
そして次に撮像条件決定部45は上述のように設定された設定可能な範囲の中で、AE処理部33による測光データや絞り値及び露光時間(シャッタスピード)等の露光設定値等に基づいて、例えば被写体の全体的な明るさや、中心と周辺の明るさの差等から最終的に撮影の感度及びダイナミックレンジの値を決定する(ステップS38)。
このようにして感度とダイナミックレンジの値の決定処理が行われると、次に図4に示す如く、駆動モード決定部47が駆動モードの決定処理を行う(ステップS7)。なお撮像条件決定部45によって決定されたダイナミックレンジ及び感度の値は再度AE処理部33に入力されて、AE処理部33はこの入力されたダイナミックレンジ及び感度の値に基づいて最終的な絞り値及び露光時間(シャッタスピード)等の露光設定値が決定される。
駆動モードの決定処理は、上記のように決定された感度とダイナミックレンジの値をシーン認識部44が認識したシーンに基づいて決定された図2の駆動パターンに適用することにより駆動モードを決定するようにしてもよいし、図7に示す如く、駆動モードの決定処理を行ってもよい。この駆動モード決定処理は、図7に示す如く、駆動モード決定部47が、ダイナミックレンジDが所定値D2よりも大きい値か否かを判別し(ステップS41)、大きい値であると判別した場合(ステップS41;YES)には、駆動モードをダイナミックレンジ優先駆動モードに決定する(ステップS42)。
一方、ステップS41にてダイナミックレンジDが所定値D2以下であると判別した場合(ステップS41;NO)には、駆動モード決定部47は感度AがA2よりも大きい値か否かを判別し(ステップS43)、大きい値であると判別した場合(ステップS43;YES)には、駆動モードを感度優先駆動モードに決定する(ステップS44)。またステップS43にて感度Aの値が所定値A2以下であると判別した場合(ステップS43;NO)には、駆動モードを解像度優先駆動モードに決定する(ステップS45)。
このように被写体シーン毎に、各被写体シーンに適した1つ以上の駆動モードを設定可能にすると共に、各被写体シーンに適した感度とダイナミックレンジの値の設定可能な範囲を制限することにより、被写体シーンの認識結果に基づいて設定可能な駆動モード及び設定可能な感度とダイナミックレンジの値が制限され、この制限された範囲の中で被写体情報に基づいて感度とダイナミックレンジの値が最終的に決定されて、決定された感度とダイナミックレンジの値に基づいて駆動モードが決定されるので、決定された駆動モードは被写体シーンの認識結果と取得した被写体情報の両方に基づいたものとなる。また被写体シーン毎に1種類以上の駆動モードから感度とダイナミックレンジの値つまり被写体情報によって1つの駆動モードを決定することができるので、同じ被写体シーンが認識されていても被写体情報が異なっている場合には別の駆動モードが決定される場合もあり、被写体により最適な駆動モードを決定することが可能となる。
このようにして駆動モードの決定処理が行われると、図4に示す如く、CPU30はレリーズボタン27が全押しされたか否かを判別し(ステップS8)、レリーズボタン27が全押しされていない場合(ステップS8;NO)には、CPU30はレリーズボタン27の半押しが解除されたか否かを判別し(ステップS9)、半押しが解除されている場合(ステップS9;YES)には、ステップS2へ処理を移行する。レリーズボタン27が、半押しが解除されていない場合(ステップS9;NO)には、ステップS8へ処理を移行して、ステップS8以降の処理を繰り返し行う。
一方、ステップS8にてレリーズボタン27が全押しされた場合(ステップS5;YES)には、AF処理部32で決定されたフォーカス駆動量データ及びAE処理部で最終的に決定された露光設定値でCPU30がフォーカスレンズ駆動部20a、絞り駆動部21、シャッタ駆動部22にフォーカスレンズ10a、絞り11、シャッタ12を駆動させると共に駆動モード決定部47にて決定された駆動モードでCPU30がCCD駆動部23にCCD13を駆動させることにより被写体の本撮像を行い(ステップS10)、このとき本撮像により取得された本画像に対して、駆動モード決定部47にて決定された駆動モードでCPU30が画像信号処理部41に画像処理を行わせる(ステップS11)。
次に画像信号処理部41によって画像処理が施された本画像を、表示制御部39を介してモニタ40に表示する処理を行うともにメディア制御部37を介して外部記録メディア38に記録する(ステップS12)。なおこのとき画像処理が施された本画像データに対してさらに圧縮/伸長処理部35によって圧縮処理が施されて画像ファイルが生成されてもよい。
そしてCPU30は電源がオフ操作されたか否かを判別し(ステップS13)、オフ操作がされていなかったら(ステップS13;NO)、図4に示す如く、ステップS1へ処理を移行し、ステップS1以降の処理を繰り返す。オフ操作されていたら(ステップS13;YES)、デジタルカメラ1の電源をオフにし、処理を終了する。このようにしてデジタルカメラ1の撮像処理を行う。
以上より、本実施形態の撮像装置1及び撮像方法によれば、第1の受光素子及び第2の受光素子の出力に基づいて画像信号を取得し、取得した画像信号に基づいて被写体のシーンを認識すると共に被写界情報を取得し、取得した被写体のシーン及び被写界情報基づいて駆動モードを選択し、選択した駆動モードで、CCD13を駆動して画像信号を取得すると共に画像信号から画像データを生成するので、被写体のシーンと被写界情報の両方の情報に基づいて選択した駆動モードでCCDの駆動制御と画像処理が行われることにより、被写体に対してより最適な撮像画像を取得することができる。
次にデジタルカメラ1における他の撮像方法について以下説明する。図8はデジタルカメラ1の他の撮像処理のフローチャート、図9は各種駆動パターンの別の一例を示す図、図10は駆動モード決定処理2のフローチャートである。なお図8は、便宜上図4のフローチャートと同様の処理は同じステップ番号で示して説明は省略する。
本実施形態の撮像方法は、図8に示す如く、ステップS6にて撮像条件決定部45が感度とダイナミックレンジの値の決定処理を行ったら、CPU30が記録する画素数の設定を判別する(ステップS51)。ここで記録する画素数の設定は、ユーザが操作部26を操作することにより任意に設定可能である。ただしシーン自動認識モードが設定されているときには、駆動モードにより、CCD−RAWデータ画素数が切り替わるため、フル画素の設定はできないようになっている。
そしてCPU30が、画素数が自動に設定されていると判別した場合(ステップS51;自動)には、駆動モード決定部47が駆動モード決定処理1の処理を行う(ステップS52)。この駆動モード決定処理1は、図7と同様の処理であるため詳細な説明は省略する。なお駆動モード決定処理1はステップS6にて決定された感度とダイナミックレンジの値をシーン認識部44が認識したシーンに基づいて決定された図9の駆動パターン4に適用することにより駆動モードを決定するようにしてもよい
図9の駆動パターンは予めカメラ本体に設定されて例えば内部メモリに記録され、記録画素数が自動(AUTO)に設定されたときには駆動パターンとして駆動パターン4を決定する。駆動パターン4は、ダイナミックレンジDがD1からD2(D1<D≦D2)の範囲でかつ感度AがA1からA2(A1<A≦A2)の範囲では解像度優先駆動モード、ダイナミックレンジDがD1からD2(D1<D≦D2)の範囲でかつ感度AがA2からA4(A2<A≦A4)の範囲では感度優先駆動モード、ダイナミックレンジDがD2からD4(D2<D≦D4)の範囲でかつ感度AがA1からA4(A1<A≦A4)の範囲ではダイナミックレンジ優先駆動モードがそれぞれ設定されている。
一方、ステップS51にてCPU30が、画素数がハーフ画素に設定されていると判別した場合(ステップS51;ハーフ画素)には、駆動モード決定部47が駆動モード決定処理2を行う(ステップS53)。
駆動モードの決定処理2は、上記のように決定された感度とダイナミックレンジの値をシーン認識部44が認識したシーンに基づいて決定された図9の駆動パターン5に適用することにより駆動モードを決定するようにしてもよい。
図9の駆動パターンは予めカメラ本体に設定されて例えば内部メモリに記録され、記録画素数がハーフ画素に設定されたときには駆動パターンとして駆動パターン5を決定する。駆動パターン5は、ダイナミックレンジDがD1からD2(D1<D≦D2)の範囲でかつ感度AがA1からA2(A1<A≦A2)の範囲では解像度優先駆動モードが選択される。
なおハーフ画素が設定されたときには解像度優先駆動モードでCCD駆動部23がCCD13を駆動し、画像信号処理部41が画素数を確保して1つの画像データを生成した後で、さらに画素数を半分にリサイズする信号処理を行う。このときリサイズする方法としては、例えば画素数が半分になるように一定の間隔で画素を間引いてもよいし、2つの画素の出力信号を合成処理して1つの出力データを生成することにより画素数を半分にしてもよいし、適宜変更することができる。
また駆動パターン5は、ダイナミックレンジDがD1からD2(D1<D≦D2)の範囲でかつ感度AがA2からA4(A2<A≦A4)の範囲では感度優先駆動モード、ダイナミックレンジDがD2からD4(D2<D≦D4)の範囲でかつ感度AがA1からA4(A1<A≦A4)の範囲ではダイナミックレンジ優先駆動モードがそれぞれ設定されている。
また駆動モードの決定処理2は、図10に示す如く、駆動モードの決定処理を行ってもよい。なお図10において、図7のフローチャートと同様の処理は同じステップ番号で示して説明を省略し、異なる箇所についてのみ詳細に説明する。
駆動モード決定処理2は、図10に示す如く、駆動モード決定部47が感度Aの値が所定値A2以下であると判別した場合(ステップS43;NO)には、駆動モードを解像度優先駆動モードに決定し、このとき決定された解像度優先駆動モードではCCD駆動部23がCCD13を駆動し、画像信号処理部41が画素数を確保して1つの画像データを生成した後で、さらに画素数を半分にリサイズする信号処理を行うようにする。このときリサイズする方法は、上述した方法と同じである(ステップS45’)。
このようにして駆動モードの決定処理が行われると、図8に示す如く、図3と同様にステップ8からステップ13の処理を行ってデジタルカメラ1による撮像処理を終了する。
以上のように、ユーザによって記録画素数が設定されていても、記録画素数を確保しつつ被写体のシーンと被写界情報の両方の情報に基づいて選択した駆動モードでCCD駆動部23によるCCD13の駆動及び画像信号処理部41による信号処理を行うことができるので、設定された記録画素数で、かつ被写体に対してより最適な撮像画像を取得することができる。
次にさらに他の撮像方法について以下説明する。図11は感度決定処理1のフローチャート、図12は各種駆動パターンのさらに別の一例を示す図、図13は感度決定処理2のフローチャート、図14は駆動モード決定処理3のフローチャートである。
上述した実施形態の撮像方法では、感度とダイナミックレンジの両方の値に基づいて、駆動モードを決定していたが、図1の撮像条件決定部45がAE処理部33による測光データや絞り値及び露光時間(シャッタスピード)等の露光設定値等に基づいて撮影感度のみの値を決定するものであって、ダイナミックレンジを拡大しない、若しくは拡大できないデジタルカメラの場合には、図4のステップS6の感度とダイナミックレンジの値を決定する処理に替えて、ダイナミックレンジの値を固定にして、感度の値のみを決定する感度決定処理を行う。
感度決定処理は、図11に示す如く、駆動パターン決定部46がステップS5でシーン認識部44が認識した被写体シーンを判別し(ステップS61)、被写体シーンが風景のときには(ステップS61;風景)、駆動パターンとして図12に示す駆動パターン6を決定する(ステップS62)。また被写体シーンが人物のときには(ステップS61;人物)、駆動パターンとして図12に示す駆動パターン7を決定し(ステップS63)、被写体シーンが夜景(その他も含む)のときには(ステップS61;夜景・その他)、駆動パターンとして図12に示す駆動パターン8を決定する(ステップS64)。
なお図12に示す駆動パターンは、予めカメラ本体に設定されて例えば内部メモリに記録され、ダイナミックレンジの値が固定されており、被写体シーンが風景のときに決定される駆動パターン6はCCD13の設定可能な感度AがA1からA2(A1<A≦A2)の範囲に制限され、この範囲では解像度優先駆動モードが設定されている。
また被写体シーンが人物のときに決定される駆動パターン7は、CCD13の設定可能な感度AがA1からA3(A1<A≦A3)の範囲に制限され、この範囲の中で、感度AがA1からA2(A1<A≦A2)の範囲では解像度優先駆動モードが設定され、感度AがA2からA3(A2<A≦A3)の範囲では感度優先駆動モードが設定されている。
また被写体シーンが夜景のときに決定される駆動パターン8は、CCD13の設定可能な感度AがA1からA4(A1<A≦A4)の範囲に制限され、この範囲の中で、感度AがA1からA2(A1<A≦A2)の範囲では解像度優先駆動モードが設定され、感度AがA2からA4(A2<A≦A4)の範囲では感度優先駆動モードが設定されている。
そして駆動パターンが決定すると撮像条件決定部45は、駆動パターン決定部46が決定した駆動パターンで制限された、すなわち設定可能な範囲の中で、AE処理部33による測光データや絞り値及び露光時間(シャッタスピード)等の露光設定値等に基づいて、例えば被写体の全体的な明るさ等から最終的に撮影の感度の値を決定する(ステップS65)。
なお本実施形態では、上記のように駆動パターン決定部46が2種類以上の駆動パターンから1つの駆動パターンを決定することにより感度の設定可能な範囲を設定したが、本発明はこれに限られるものではない。ここで感度の値の別の決定処理の方法を説明する。なおこの方法を使用する場合には、図1に示すデジタルカメラ1の構成において、駆動パターン決定部46は備えていなくてもよいが、CCD13の感度の値の設定可能な範囲を設定する設定手段(図示省略)を備えているものとする。
感度の値の別の決定処理(感度決定処理2)は、図13に示す如く、図示しない設定手段がステップS5でシーン認識部44が認識した被写体シーンを判別し(ステップS71)、被写体シーンが風景のときには(ステップS71;風景)、設定可能な感度Aの値の範囲をA1からA2(A1<A≦A2)に設定する(ステップS72)。
また被写体シーンが人物のときには(ステップS71;人物)、設定可能な感度Aの値の範囲をA1からA3(A1<A≦A3)に設定し(ステップS73)、被写体シーンが夜景のときには(ステップS71;夜景)、設定可能な感度Aの値の範囲をA1からA4(A1<A≦A4)に設定する(ステップS74)。なおこのときA1、A2、A3、A4は、A1<A2<A3<A4の条件を満たすものとする。
そして次に撮像条件決定部45は上述のように設定された設定可能な範囲の中で、AE処理部33による測光データや絞り値及び露光時間(シャッタスピード)等の露光設定値等に基づいて、例えば被写体の全体的な明るさ等から最終的に撮影の感度の値を決定する(ステップS75)。
このようにして感度の値の決定処理が行われると、次に駆動モード決定部47が駆動モードの決定処理を行う(ステップS7)。なお撮像条件決定部45によって決定された感度の値と固定されているダイナミックレンジの値は再度AE処理部33に入力されて、AE処理部33はこの入力されたダイナミックレンジ及び感度の値に基づいて最終的な絞り値及び露光時間(シャッタスピード)等の露光設定値が決定される。
本実施形態での駆動モードの決定処理は、上記のように決定された感度の値をシーン認識部44が認識したシーンに基づいて決定された図12の駆動パターンに適用することにより駆動モードを決定するようにしてもよいし、図14に示す如く、駆動モードの決定処理を行ってもよい。この駆動モード決定処理3は、図14に示す如く、駆動モード決定部47が、感度A2が所定値A2よりも大きい値か否かを判別し(ステップS81)、大きい値であると判別した場合(ステップS81;YES)には、駆動モードを感度優先駆動モードに決定して(ステップS82)、感度A2が所定値A2以下であると判別した場合(ステップS81;NO)には、駆動モードを解像度優先駆動モードに決定する(ステップS83)。
このように被写体シーン毎に、各被写体シーンに適した1つ以上の駆動モードを設定可能にすると共に、各被写体シーンに適した感度の値の設定可能な範囲を制限することにより、被写体シーンの認識結果に基づいて設定可能な駆動モード及び設定可能な感度の値が制限され、この制限された範囲の中で被写体情報に基づいて感度の値が最終的に決定されて、決定された感度の値に基づいて駆動モードが決定されるので、決定された駆動モードは被写体シーンの認識結果と取得した被写体情報の両方に基づいたものとなる。また被写体シーン毎に1種類以上の駆動モードから感度の値つまり被写体情報によって1つの駆動モードを決定することができるので、同じ被写体シーンが認識されていても被写体情報が異なっている場合には別の駆動モードが決定される場合もあり、被写体により最適な駆動モードを決定することが可能となる。
本実施形態のようにダイナミックレンジが固定されている場合であっても、上記実施形態と同様に、被写体のシーンと被写界情報の両方の情報に基づいて選択した駆動モードでCCD13の駆動制御と画像処理が行われることにより、被写体に対してより最適な撮像画像を取得することができる。
なお上述した実施形態のCCD13では、第1の受光素子と第2の受光素子の受光面積は等しいものとしたが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば第1の受光素子が第2の受光素子よりも受光面積が広い、すなわち感度が高いものとしてもよい。
例えば第2の受光素子に対応する副画素が、第1の受光素子に対応する主画素と同じ飽和点が同じレベルで、かつ感度が1/4である場合には、解像度優先駆動モードでは、副画素の出力が主画素の出力の1/4の信号しか出力できないため、信号を4倍にする。
また感度優先モードでは、加算された出力信号は主画素のみでの出力の1.25倍の出力となることにより、フル画素に対して感度が1.25倍になる。
またダイナミックレンジ優先駆動モードでは、第1の方式を用いる。主画素の出力及び副画素の出力の異なる2つの画像信号を合成する処理を行い、ダイナミックレンジを拡大した画像データを生成する。また第2の方式のときには、副画素の出力が主画素の出力の1/4の信号しか出力できないため、信号を4倍にする。
なお各駆動モードにおけるCCD駆動方法及び画像処理方法は、特開2007−259344に記載されている方法を使用することもできる。
なお本発明の撮像装置は、上述した実施形態のデジタルカメラ1に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
デジタルカメラの機能構成を示すブロック図 各種駆動パターンの一例を示す図 第1の方式のダイナミックレンジ優先駆動モードでの画像処理方法を説明する図 第2の方式のダイナミックレンジ優先駆動モードでの画像処理方法を説明する図 デジタルカメラの撮像処理のフローチャート 感度・ダイナミックレンジ決定処理のフローチャート 他の感度・ダイナミックレンジ決定処理のフローチャート 駆動モード決定処理のフローチャート デジタルカメラの他の撮像処理のフローチャート 各種駆動パターンの別の一例を示す図 他の駆動モード決定処理のフローチャート 感度決定処理のフローチャート 各種駆動パターンのさらに別の一例を示す図 他の感度決定処理のフローチャート さらに他の駆動モード決定処理のフローチャート
符号の説明
1 デジタルカメラ(撮像装置)
13 CCD(撮像手段、撮像素子)
30 CPU(制御手段)
33 AE処理部
34 AWB処理部
33、34 被写界情報取得手段
41 画像信号処理部(画像信号処理手段)
44 シーン認識部(被写体認識手段)
45 撮像条件決定部(撮像条件決定手段、設定手段)
46 駆動パターン決定部
47 駆動モード決定部

Claims (16)

  1. 被写体からの光を光電変換する、互いに独立に駆動制御可能な第1の受光素子と第2の受光素子とが所定の配列形態によって多数配置され、前記第1の受光素子及び/又は前記第2の受光素子の出力に基づいて画像信号を取得する撮像手段と、
    該撮像手段により取得された前記画像信号から画像データを生成する画像信号処理手段と、
    前記画像信号に基づいて被写体のシーンを認識する被写体認識手段と、
    前記画像信号に基づいて被写界情報を取得する被写界情報取得手段と、
    前記被写体認識手段により認識された前記被写体のシーン及び前記被写界情報取得手段により取得された前記被写界情報に基づいて、前記第1の受光素子と前記第2の受光素子とを同一の条件で駆動するかあるいは異なる条件で駆動するかを含む前記撮像手段の駆動方法の種類及び前記画像信号処理手段による画像データの生成方法の種類を表す複数の駆動モードの中から所定の駆動モードを選択し、該選択した駆動モードで、前記撮像手段及び前記画像信号処理手段を駆動する制御手段とを備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 予め前記撮像手段の設定可能な1つ以上の撮像条件の範囲が各々設定された1種類以上の駆動モードを含む2種類以上の駆動パターンから、前記被写体認識手段により認識された前記被写体のシーンに基づいて、1つの駆動パターンを決定する駆動パターン決定手段と、
    前記被写界情報取得手段により取得された前記被写界情報に基づいて、前記駆動パターン決定手段により決定された駆動パターンの前記1種類以上の駆動モードから1つの駆動モードを決定する駆動モード決定手段とを備え、
    前記制御手段が、該駆動モード決定手段により決定された駆動モードで前記撮像手段及び前記画像信号処理手段を駆動することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記被写体認識手段により認識された前記被写体のシーンに基づいて前記撮像手段の感度及び/又はダイナミックレンジの値の設定可能な範囲を設定する設定手段と、
    前記被写界情報取得手段により取得された前記被写界情報に基づいて、前記設定手段により設定された前記感度及び/又はダイナミックレンジの値の範囲の中で前記感度及び前記ダイナミックレンジの値を決定する撮像条件決定手段と、
    該撮像条件決定手段により決定された前記感度及び前記ダイナミックレンジの値に基づいて前記駆動モードを決定する駆動モード決定手段とを備え、
    前記撮像制御手段が、該駆動モード決定手段により決定された駆動モードで前記撮像手段及び前記画像信号処理手段を駆動することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記駆動パターンが、前記被写体のシーン毎に設定されたものであることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  5. 前記駆動モードが、解像度優先駆動モード、感度優先駆動モード、ダイナミックレンジ優先駆動モードのうちのいずれかであることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記制御手段が、前記ダイナミックレンジ優先駆動モードで記撮像手段及び前記画像信号処理手段を駆動するときに、前記撮像手段が前記第1の受光素子と前記第2の受光素子とが異なる露光で撮像を行い、前記画像処理手段が前記異なる露光で撮像された前記第1の受光素子及び前記第2の受光素子からの出力に基づいて形成された画像信号を処理して画像データを取得する第1の撮像方法と前記撮像手段が前記第1の受光素子と前記第2の受光素子とが同じ露光で、かつアンダー露光で撮像を行い、前記画像処理手段が前記アンダー露光で撮像された前記第1の受光素子及び前記第2の受光素子からの出力に基づいて形成された画像信号に対して階調補正を施す処理をして画像データを取得するダイナミックレンジ優先駆動の第2の撮像方法とを任意に切り替えて使用可能であることを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記被写体のシーンが、風景、人物、夜景のうちのいずれかであることを特徴とする請求項1〜6いずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記被写体のシーンが、人物、風景、夜景のうちのいずれかであり、
    前記被写体のシーンが人物のときの前記駆動パターンが、ダイナミックレンジ優先駆動モードのみを含むものであり、該ダイナミックレンジ優先駆動モードの前記ダイナミックレンジの値の範囲がD2からD3に設定されると共に前記感度の値の範囲がA1からA3に設定されるものであって、
    前記被写体のシーンが風景のときの前記駆動パターンが、解像度優先駆動モード及びダイナミックレンジ優先駆動モードを含むものであり、前記解像度優先駆動モードの前記ダイナミックレンジの値の範囲がD1からD2に設定されると共に前記感度の値の範囲がA1からA2に設定され、前記ダイナミックレンジ優先駆動モードの前記ダイナミックレンジの値の範囲がD2からD4に設定されると共に前記感度の値の範囲がA1からA2に設定されるものであって、
    前記被写体のシーンが夜景のときの前記駆動パターンが、解像度優先駆動モード、感度優先駆動モード、及びダイナミックレンジ優先駆動モードを含むものであり、前記解像度優先駆動モードの前記ダイナミックレンジの値の範囲がD1からD2に設定されると共に前記感度の値の範囲がA1からA2に設定され、前記感度優先駆動モードの前記ダイナミックレンジの値の範囲がD1からD2に設定されると共に前記感度の値の範囲がA2からA4に設定され、前記ダイナミックレンジ優先駆動モードの前記ダイナミックレンジの値の範囲がD2からD4に設定されると共に前記感度の値の範囲がA1からA4に設定されるものであって、
    さらにD1、D2、D3、D4及びA1、A2、A3、A4が、
    D1<D2<D3<D4かつA1<A2<A3<A4
    の条件を満たすものあることを特徴とする請求項2又は4に記載の撮像装置。
  9. 被写体からの光を光電変換する、互いに独立に駆動制御可能な第1の受光素子と第2の受光素子とが所定の配列形態によって多数配置され、前記第1の受光素子及び/又は前記第2の受光素子の出力に基づいて画像信号を取得する撮像手段と、
    該撮像手段により取得された前記画像信号から画像データを生成する画像信号処理手段とを備えてなる撮像装置を使用する撮像方法において、
    前記第1の受光素子及び/又は前記第2の受光素子の出力に基づいて画像信号を取得し、
    該取得した画像信号に基づいて被写体のシーンを認識すると共に被写界情報を取得し、
    該取得した前記被写体のシーン及び前記被写界情報基づいて、前記第1の受光素子と前記第2の受光素子とを同一の条件で駆動するかあるいは異なる条件で駆動するかを含む前記撮像手段の駆動方法の種類及び前記画像信号処理手段による画像データの生成方法の種類を表す複数の駆動モードの中から所定の駆動モードを選択し、
    該選択した駆動モードで、前記撮像手段及び前記画像信号処理手段を駆動することを特徴とする撮像方法。
  10. 予め駆動モード毎に前記撮像手段の設定可能な1つ以上の撮像条件の範囲を設定すると共に該設定された1種類以上の駆動モードを含む2種類以上の駆動パターンを設定し、
    前記認識した被写体のシーンに基づいて、前記2種類以上の駆動パターンから1つの駆動パターンを決定し、
    前記取得した前記被写界情報に基づいて、前記決定した駆動パターンの前記1種類以上の駆動モードから1つの駆動モードを決定し、
    該設定した駆動モードで、前記撮像手段及び前記画像信号処理手段を駆動することを特徴とする請求項9に記載の撮像方法。
  11. 前記認識した前記被写体のシーンに基づいて、前記撮像手段の感度及び/又はダイナミックレンジの値の設定可能な範囲を設定し、
    前記取得した前記被写界情報に基づいて、前記設定した感度及び/又はダイナミックレンジの値の範囲の中で前記感度及び前記ダイナミックレンジの値を決定し、
    該決定した前記感度及び前記ダイナミックレンジの値に基づいて前記駆動モードを決し、
    該決定した駆動モードで、前記撮像手段及び前記画像信号処理手段を駆動することを特徴とする請求項9に記載の撮像方法。
  12. 前記駆動パターンが、前記被写体のシーン毎に設定されたものであることを特徴とする請求項10に記載の撮像方法。
  13. 前記駆動モードが、解像度優先駆動モード、感度優先駆動モード、ダイナミックレンジ優先駆動モードのうちのいずれかであることを特徴とする請求項9〜12いずれか1項に記載の撮像方法。
  14. 前記ダイナミックレンジ優先駆動モードで記撮像手段及び前記画像信号処理手段を駆動するときに、前記撮像手段が前記第1の受光素子と前記第2の受光素子とが異なる露光で撮像を行い、前記画像処理手段が前記異なる露光で撮像された前記第1の受光素子及び前記第2の受光素子からの出力に基づいて形成された画像信号を処理して画像データを取得する第1の撮像方法と前記撮像手段が前記第1の受光素子と前記第2の受光素子とが同じ露光で、かつアンダー露光で撮像を行い、前記画像処理手段が前記アンダー露光で撮像された前記第1の受光素子及び前記第2の受光素子からの出力に基づいて形成された画像信号に対して階調補正を施す処理をして画像データを取得するダイナミックレンジ優先駆動の第2の撮像方法とを任意に切り替えて使用することを特徴とする請求項13に記載の撮像方法。
  15. 前記被写体のシーンが、風景、人物、夜景のうちのいずれかであることを特徴とする請求項9〜14いずれか1項に記載の撮像方法。
  16. 前記被写体のシーンが、人物、風景、夜景のうちのいずれかであり、
    前記被写体のシーンが人物のときの前記駆動パターンが、ダイナミックレンジ優先駆動モードのみを含むものであり、該ダイナミックレンジ優先駆動モードの前記ダイナミックレンジの値の範囲がD2からD3に設定されると共に前記感度の値の範囲がA1からA3に設定されるものであって、
    前記被写体のシーンが風景のときの前記駆動パターンが、解像度優先駆動モード及びダイナミックレンジ優先駆動モードを含むものであり、前記解像度優先駆動モードの前記ダイナミックレンジの値の範囲がD1からD2に設定されると共に前記感度の値の範囲がA1からA2に設定され、前記ダイナミックレンジ優先駆動モードの前記ダイナミックレンジの値の範囲がD2からD4に設定されると共に前記感度の値の範囲がA1からA2に設定されるものであって、
    前記被写体のシーンが夜景のときの前記駆動パターンが、解像度優先駆動モード、感度優先駆動モード、及びダイナミックレンジ優先駆動モードを含むものであり、前記解像度優先駆動モードの前記ダイナミックレンジの値の範囲がD1からD2に設定されると共に前記感度の値の範囲がA1からA2に設定され、前記感度優先駆動モードの前記ダイナミックレンジの値の範囲がD1からD2に設定されると共に前記感度の値の範囲がA2からA4に設定され、前記ダイナミックレンジ優先駆動モードの前記ダイナミックレンジの値の範囲がD2からD4に設定されると共に前記感度の値の範囲がA1からA4に設定されるものであって、
    さらにD1、D2、D3、D4及びA1、A2、A3、A4が、
    D1<D2<D3<D4かつA1<A2<A3<A4
    の条件を満たすものあることを特徴とする請求項10又は12に記載の撮像方法。
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