JP5232078B2 - 撮像装置、焦点距離算出方法および焦点距離算出プログラム - Google Patents

撮像装置、焦点距離算出方法および焦点距離算出プログラム Download PDF

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本発明は、着脱可能なレンズユニットの装着された撮像装置のレンズ情報の設定に関する。
特許文献1では、撮影レンズ回路は装着したレンズの焦点距離情報をメインCPUに出力する。メインCPUは撮影レンズ回路から出力された焦点距離情報に基づいてブレ検出及び補正の周期を決定する。手ブレ検出補正手段はCCDの撮像データからブレデータを演算し、コントロールCPUによって補正用光学系を制御しブレ補正を行なう。この後メインCPUによって決定された周期をもってブレ検出・補正を繰り返す。レンズの焦点距離が長い場合は周期を短くして補正誤差を減少させる。逆に短い場合は周期を長くして低輝度被写体でもブレ検出を可能にする。
特許文献2では、手振れ補正可能な防振部を有するレンズと、レンズを装着可能であって、手振れ警告を発する振れ量の限界値に達したときに警告を発する振れ警告部を有するカメラボディとを含む手振れ補正カメラにおいて、レンズとカメラボディとの間に、撮影倍率を変更する倍率変更装置を装着したときに、その倍率変更装置の倍率情報に基づいて、振れ量の限界値を演算する振れ制御部を備えた。
特開平5−107619号公報 特開平7−295004号公報
レンズ交換型カメラにおいて、レンズ側メモリに焦点距離情報がないと、ユーザが入力する必要があった。本発明は、レンズ側メモリやユーザ入力によらずに撮像装置本体が交換型レンズユニットの焦点距離情報を取得可能にする。
本発明に係る撮像装置は、撮像装置本体に対して着脱可能な光学ユニットの撮像光学系を介して結像した被写体像を撮像素子により光電変換して画像を出力する撮像部と、撮像部に撮像タイミングの異なる1対の画像の撮像を指示する撮像指示部と、撮像部から出力された1対の画像の撮像の間に生じた所定方向に沿った光軸の傾きのずれ量を算出する光軸ずれ量算出部と、撮像部から出力された1対の画像に基づいて、所定方向に沿った画像のずれ量を算出する画像ずれ量算出部と、光軸ずれ量算出部の算出した光軸の傾きのずれ量と画像ずれ量算出部の算出した画像のずれ量とに基づき、焦点距離を算出する焦点距離算出部と、を備える。
撮像部から出力された画像データの付帯情報として焦点距離算出部の算出した焦点距離を記録する記録部を備える。
焦点距離算出部は、所定のスイッチ操作に応じて焦点距離を算出する。
光学ユニットから焦点距離を受信可能な通信部を備え、通信部が光学ユニットから焦点距離を受信しなかったことに応じて所定のスイッチ操作を行うよう通知する操作通知部と、を備える。
焦点距離を所定の記憶媒体に記憶する記憶制御部を備える。
記憶制御部は、光学ユニットが撮像装置本体から離脱したことに応じて焦点距離を所定の記憶媒体から消去する。
焦点距離算出部は、所定の記憶媒体に記憶された焦点距離のうち、最多数回装着された光学ユニットに対応する焦点距離を現在の焦点距離とする。
焦点距離算出部の算出した焦点距離に基づいてぶれ補正係数を算出する補正係数算出部と、補正係数算出部の算出したぶれ補正係数に基づいて撮像素子のぶれ量を算出し、算出されたぶれ量に応じて撮像素子のぶれを補正する補正部と、を備える。
焦点距離の入力を受け付ける焦点距離入力部と、焦点距離入力部が入力を受け付けた焦点距離と焦点距離算出部の算出した焦点距離とを比較し、両者の差が所定の許容範囲を超えた場合、所定の通知を実施する確認通知部と、を備える。
焦点距離算出部は、シャッタボタンが押下されたことに応じて焦点距離を算出する。
本発明に係る焦点距離算出方法は、撮像装置本体に対して着脱可能な光学ユニットの撮像光学系を介して結像した被写体像を撮像素子により光電変換して画像を出力する撮像部を備えた撮像装置が、撮像部に撮像タイミングの異なる1対の画像の撮像を指示するステップと、撮像部から出力された1対の画像の撮像の間に生じた所定方向に沿った光軸の傾きのずれ量を算出するステップと、撮像部から出力された1対の画像に基づいて、所定方向に沿った画像のずれ量を算出するステップと、光軸ずれ量算出部の算出した光軸の傾きのずれ量と画像ずれ量算出部の算出した画像のずれ量とに基づき、焦点距離を算出するステップと、を実行する。
この焦点距離算出方法を撮像装置に実行させるための焦点距離算出プログラムも本発明に含まれる。
この発明によると、光軸の傾きのずれ量と画像のずれ量に基づいて焦点距離を算出でき、その焦点距離に基づいて主点やぶれ補正係数の算出を行うこともできる。
第1実施形態に係るデジタルカメラのブロック図 第1実施形態に係る焦点距離算出処理のフローチャート レンズユニットの光軸の角度のずれ量および画像のずれ量の一例を示す図 補正処理のフローチャート 補正テーブルを例示した図 撮影処理のフローチャート 主点算出処理のフローチャート レンズ情報記憶処理のフローチャート レンズ情報テーブルの一例を示す図 第2実施形態に係る撮影処理のフローチャート レンズ情報消去処理のフローチャート 第3実施形態に係るデジタルカメラのブロック図 レンズ種類識別端子の一例を示す図 レンズ情報登録処理のフローチャート 焦点距離算出処理時に画像認識できない場合の処理のフローチャート S79でスイッチSW4がオンされなかった場合のフローチャート 第5実施形態に係るデジタルカメラ100のブロック図 手振れ補正係数決定処理のフローチャート CCD手振れ補正係数テーブルの一例を示す図 レンズ情報確認処理のフローチャート
<第1実施形態>
図1は第1実施形態に係るデジタルカメラ100の構成を示すブロック図である。デジタルカメラ100は、交換式のレンズユニット50とカメラ本体51から構成される。
レンズユニット50は、カメラ本体51に直接あるいはマウントコンバータを介して装着可能であるが、電子化されたレンズ情報を記録した媒体をそもそも有していないもの(いわゆるオールドレンズ)か、レンズ情報の入った記録媒体を有していても、規格の相違や故障などでレンズ情報をカメラ本体51に送ることができず、従来では撮影前にユーザが操作スイッチSWnを介してレンズユニット50のレンズ情報を入力する必要があるようなものとする。
このデジタルカメラ100の動作は統括的にCPU105により制御される。このCPU105内にはROMが内蔵されており、その内蔵されたROM内にプログラムが格納されている。このプログラムの手順にしたがってデジタルカメラ100全体の動作がCPU105により制御される。電源スイッチ102、撮影・再生モード切替レバー103、そのほかのスイッチ107がこのCPU105にすべて接続されており、それらのスイッチのうちいずれかが操作されるとCPU105に対応する操作信号が入力される。
レンズ着脱検出スイッチ101がカメラ本体51へのレンズユニット50の装着または離脱を検出すると、その検出信号がCPU105に入力される。レンズユニット50の装着はスイッチ101の接点のオンで、離脱は接点のオフで検出できる。また、CPU105には、手ブレ検出部としての角速度センサ29から手ブレ検出信号が入力される。
まず、電源スイッチ102が投入されると、CPU105により電源スイッチ102が投入されたことが検知され、電源60から各ブロックに電源が供給される。レンズユニット50の装着をCPU105で検出したら、撮影処理又は再生処理がCPU105により開始される。CPU105は、電源が投入されたときに撮影・再生モード切替レバー103の切替位置を検知して、その検知した切替位置が撮影モード103aであったら、画像再生処理回路117は画像表示処理を開始してスルー画像をLCDモニタ109a上に表示するようLCDドライブ回路120を制御し、切替位置が再生モード103bであったら記録メディア140に記録されている画像データに基づく画像をLCDモニタ109aに表示させる。
ここで、撮影処理を簡単に説明する。
CPU105は、モード切替レバー103が撮影モード103aに切り替えられていることを検知して撮影処理を開始し、CCD110に結像されている被写体を表わす画像データを所定の間隔ごとにCDSAMP111に出力させる。この所定の間隔ごとに出力される画像データを、A/D変換部112以降の信号処理段で処理してスルー画像を得て、そのスルー画像をLCDモニタ109aに表示させている。そうすると、レンズユニット50が捉えた範囲の被写体があたかも動画像のようになってLCDモニタ109a上に表示される。
スイッチ群107に含まれるレリーズスイッチSW3の半押し操作によって、AF/AEが作動し(ただしレンズユニット50がAFに対応している場合)は、露出時間、絞り値、フォーカスレンズのセットが実行され、また、被写体輝度が所定値より低い場合はフラッシュ発光回路42が放電用コンデンサを充電する。レリーズスイッチSW3の全押し操作によって、フラッシュ発光回路42がコンデンサの放電を開始してフラッシュ43を発光させ、被写体の撮影が実行される。
LCDモニタ109a上に表示されているスルー画像に基づいてユーザによって任意にフレーミングが行なわれ撮影が行なわれるため、このデジタルカメラ100を向けた方向の被写体がすぐにスルー画像として表示されるように、AF検出回路130で常に合焦点位置を検出してレンズユニット50の中のフォーカスレンズをピント調整機構により合焦点位置に移動させている。図示は省略するが、このピント調整機構は、フォーカスレンズと、AF検出回路の合焦点位置の検出結果に基づいてそのフォーカスレンズを駆動するモータと、そのモータによりフォーカスレンズを移動させるリードスクリュー、そのリードスクリューの回転により移動したフォーカスレンズの位置を検出するセンサなどからなる。
また、このピント調整機構でのピント調整のほか、図示しないAE&AWB検出部によって被写界輝度を検出して、小絞、あるいは開放絞りを切り替えて設定したり、ホワイトバランス調整のため、R、G、Bの各色信号のゲインを調整したりして、鮮明なスルー画像をLCDモニタ109a上に表示させるようにもしている。ユーザはこのスルー画像を見ながらフレーミングを行い、シャッタチャンスにレリーズ操作を行なう。
レリーズスイッチSW3が全押しされレリーズ操作が行なわれたら、CPU105は、CCD110にレリーズ操作時の画像を結像させるため、タイミングジェネレータ(図示せず)からCCD110にタイミング信号を供給させる。このタイミング信号はCCD110に露光開始および露光終了を告げるものでありいわゆるシャッタスピードに相当する。CPU105はこの露光終了時にCCD110から画像データ(RGBの光の3原色R,G、Bからなる)を出力させ、その出力させた画像データが後段のCDSAMP111に供給される。CDSAMP111では、CCD110から出力された画像データの雑音の低減を行なってその雑音を低減した画像データをA/D変換部112に供給する。このA/D変換部112でデジタル信号に変換されたRGBからなる画像データが画像信号処理回路113に供給され、この画像信号処理回路113でRGB信号からYC信号への変換が行なわれる。さらにこのYC信号が圧縮・伸張処理回路114に供給され圧縮されてメディアコントロール回路115を介してその圧縮された画像データが記録メディア140に画像ファイルとして記録される。
次に再生処理に係る操作を簡単に説明する。
CPU105は、撮影・再生モード切替レバー103が再生モード103b側に切り替えられたことを検知したら、記録メディア140内に記録されている画像データをメディアコントロール回路115により読み出させ、圧縮・伸張処理回路114で伸張処理を行なった画像データを画像再生処理回路117に供給させる。この画像再生処理回路117では、伸張された画像データにLCDモニタにあった処理を施してからその処理を施した画像データをLCDドライブ回路120に出力する。LCDドライブ回路120ではその画像データを受けてLCDモニタ109aを駆動し、画像データに基づく画像をLCDモニタ109a上に表示させる。この再生では、特に指定のない限り、一番新しく記録された画像データに基づく画像が再生表示される。
CPU105は、動きベクトル検出回路46による全体画像のブレ量から手振れの発生を検出することができる。
レンズ情報メモリ141には、レンズユニット50が有する、ズーム、フォーカス、絞り、シャッタ、画像安定化装置その他の機能をカメラ本体51側にて有効に機能させる駆動制御の処理に関するファームウェアと、その駆動制御に関する数値情報(設定パラメータ)とが記録される。レンズ情報メモリ141はEEPROMやハードディスクなどの書き換え可能な不揮発性記録媒体を用いるとよい。
音声入力回路(マイク)1002で収録された音声は、動画像とともに記録メディア140に記録される。この音声は、音声処理回路116に供給され、音声再生回路131でスピーカ1003に適した音声データに変換される。
このデジタルカメラ100にはTVモニタ端子1004を用いて再生画像をTVモニタ上で楽しむことができるようにするため、記録メディア140から読み出された画像データをTVモニタ上に表示することができる画像データにビデオエンコード回路118で変換してから動画像データを外部に出力している。
図2はCPU105が実行する焦点距離算出処理のフローチャートである。
S1では、レンズ着脱検出スイッチ101がオンしたことに応じて処理を開始しS2に進む。後述するが、レンズ着脱検出スイッチ101がオンし、かつ焦点距離認識スイッチSW4がオンしたことに応じてS2に進んでもよい(図2(b))。
S2では、角速度センサ29をオンにする。
S3では、1枚目の画像データ(スルー画でも可)の撮影を開始する。A/D変換部112でデジタル信号に変換された1枚目の画像データはRAM142に記憶される。
S4では、2枚目の画像データ(スルー画でも可)の撮影を開始する。A/D変換部112でデジタル信号に変換された2枚目の画像データはRAM142に記憶される。そして、角度データθを算出してRAM142に記憶する。図3に示すように、角度データθとは、角速度センサ29がこれらの2枚の画像の撮影時の間に検出した、レンズユニット50の光軸の角度の変化量(ずれ)である。すなわち、図3に示すように、1枚目の画像撮影時の光軸中心l1と2枚目の画像撮影時の光軸中心l2とがなす角が、角度データθとなる。角速度センサ29の検出信号に基づいた光軸のずれを算出する手法は公知である(例えば特開2008−46374号公報)。これらの2枚の画像の撮影タイミングはCPU105が指示するが、角度データθが長時間・多数に渡るぶれの変化量を含まないよう、2枚の画像の撮影間隔は短ければ短いほどよい。よって、高速シャッタで2枚の画像を連写するとよい。また、2枚以上の画像を用いる事も有効である。例えば連続して5枚の画像を取得し、撮影時刻の隣接する画像から被写体の変化量(5画像の場合は4つ)を検出し、これらの変化量を平均化して用いる事も有効である。この際、隣接する画像間の被写体の位置データを比較し、双方の値が所定の閾値以上に大きく異なるものを除いて平均化するとなおよい。
S5では、2枚の画像の変化量y(ずれ)を算出するよう動きベクトル検出回路46に指示する。角度データの算出方向と画像の変化量yの算出方向は同一にする必要がある。例えば、水平方向(X)あるいは鉛直方向(Y)など同一の方向に沿って角度データθ・画像の変化量yを算出する。図3では、θ・yは鉛直方向(Y)に沿ったずれ量であるが、水平方向(X)でもよい。
S6では、RAM142の角度データθと変化量yとに基づいて、焦点距離fを算出する。すなわち、f=y/tanθとする。焦点距離fはレンズ情報メモリ141に記憶される。なお、yの単位は画素であるため、yにCCD110の画素ピッチを乗じることでyをCCD110の撮像面での長さの単位に変換し、上記等式に当てはめる。なお、CCD以外の撮像素子、例えばCMOSを採用してもよい。
レンズユニット50の中には、レンズにバーコード情報などを添付しないとレンズのスペックに関する情報を付加できないし、既にユーザが所有しているレンズにバーコード情報を添付するのは有料となるため、不便である。また、1眼レフでAiニッコールのようなAF非対応のレンズを使用する場合、ユーザがレンズ交換をするごとにカメラ本体に直接焦点距離を入力する必要があり、撮影機会を逃す原因にもなっていた。
本実施形態では、レンズユニット50の装着されたカメラ本体51側でレンズユニット50の焦点距離を算出するから、ユーザがレンズユニット50を頻繁に交換しても、焦点距離の入力の手間が省け、これによって撮影機会を逃すことがなくなる。
上記の焦点距離算出処理で算出した焦点距離は、レンズの実測値のため、レンズユニット50で想定されている焦点距離データと異なる可能性がある。そこで、補正テーブルを予めレンズ情報メモリ141に用意しておき、補正テーブルに従って焦点距離算出処理で算出した焦点距離を補正する。
図4はCPU105が実行する補正処理のフローチャートである。
S11では、上記の焦点距離算出処理が完了したことに応じてS12に進む。
S12では、レンズ情報メモリ141に記憶された補正テーブルに基づいて、焦点距離算出処理で算出された算出焦点距離を補正する。例えば、図5に示す補正テーブルは、補正前の算出焦点距離と、それに対応する補正後の焦点距離を対応づけている。CPU105は、S6で算出された焦点距離に対応する補正後の焦点距離を補正テーブルから特定し、その特定した値を補正焦点距離としてレンズ情報メモリ141に格納する。例えば、算出焦点距離が50.5mmならば、補正焦点距離は50mmとし、切りのよい値にする。この補正焦点距離を35mm判フィルム換算に変換し、当該換算値を補正焦点距離と対応づけてレンズ情報メモリ141に格納してもよい。換算率はCCD110の対角サイズによって決まる。あるいは、35mm判フィルム換算をスルー画像に重畳してLCDモニタ109aに表示してもよい。
Exifタグなどで画像に付帯させる撮影情報には、補正した焦点距離を記録するとよい。
図6はCPU105が実行を制御する撮影処理のフローチャートである。
S21では、撮影・再生モード切替レバー103の切替位置を検知して、その検知した切替位置が撮影モード103aであればS22に進む。
S22では、レリーズスイッチSW3が半押しされたことに応じて、AF(S23)、AE(S24)を行う。
S25では、レリーズスイッチSW3が全押しされたことに応じて、S26に進む。
S26では、図示しないメカシャッタを開いてCCD110を露光する。
S27では、AEの結果と所定のプログラム線図に基づいて決定された露光時間が経過すると、メカシャッタを閉じてCCD110の露光を終了する。
S28では、露光の結果CCD110の蓄積した電荷読み出しを開始し、画像データを生成する。画像データは所定のファイル形式、例えばExifファイルに圧縮変換記録される。ファイルのタグには、補正した焦点距離を記録する。
前述のS1において、レンズ着脱検出スイッチ101がオンしただけでなく、焦点距離認識スイッチSW4がオンしたことに応じてS2に進んでもよい(図2(b)参照)。
焦点距離算出処理を利用して、主点を算出してもよい。
図7はCPU105が実行を制御する主点算出処理のフローチャートを示す。この処理は新たなレンズユニット50の装着ごとに繰り返される。
S42では、ユーザにフォーカスを指定距離より無限遠側(∞)に離れた被写体に合わせるよう促すメッセージをLCDモニタ109aに表示する。例えば、LCDモニタ109aには『10m以上離れた被写体にピントを合わせて下さい。』というメッセージが表示される。
S43では、焦点距離算出処理を実行し、∞に焦点が合った状態での焦点距離を算出する。
S44では、算出された焦点距離情報を∞の主点としてレンズ情報メモリ141に記録する。
記録された∞の主点、至近の主点は、手振れ補正の係数算出に用いることができる。主点と結像面の距離をrとし、手振れ角をΘとすると、結像面上での手振れ量x=r×tanΘで表すことができる。被写体が無限位置の場合は、rとfは等しくなり、結像面上での手振れ量は、x=f×tanΘとなる。ここでCCD110を手振れ量xだけシフトすることで、手振れを補正できる。主点の位置は光学系に固有の値であるが、ズームによってもフォーカスによっても変化するので、ユーザにフォーカス位置あるいはズーム位置の変更をメッセージ表示で促し、その変更したフォーカス位置あるいはズーム位置における主点を求めて、この主点に応じたぶれ量xを算出し、ぶれ量xの補正を行う。なお、手振れ補正の機構は公知のものが採用できる。例えば、ぶれ量xだけ補正レンズを駆動する駆動手段(ボイスコイルモータVCMおよびそのドライバ)を備えた補正装置が挙げられる(特開2008−224723号公報に記載のようなもの)。あるいは、電子式手振れ補正を採用してもよい。
レンズ情報メモリ141に記憶される情報は、装着されたレンズユニット50の焦点距離、主点などであるが、レンズユニット50の識別情報ごとにレンズ情報を分類したテーブルを記憶してもよい。
図8はCPU105の実行するレンズ情報記憶処理のフローチャートを示す。
S51では、レンズ着脱検出スイッチ101のオンによってレンズユニット50の装着を検知する。
S52では、操作ボタンなどで構成された操作スイッチSWnを介してレンズ名の入力を受け付け、入力されたレンズ名をRAM142に格納する。レンズ名は一意的な情報であるものとする。
S53では、上述の主点算出処理を行う。
S54では、主点算出処理で算出された無限遠主点をRAM142に格納する。
S55では、操作スイッチSWnを介してFNo.の入力を受け付け、入力されたFNo.をRAM142に格納する。
S56では、RAM142のレンズ名、無限遠主点およびFNo.を対応づけたレンズ情報テーブルをメモリ141に記憶する。図9はレンズ情報テーブルの一例を示す。レンズ情報テーブルには、装着したレンズユニット50、A,B・・ごとに別々のレコードが記憶される。
<第2実施形態>
図10はCPU105の実行する第2実施形態に係る撮影処理のフローチャートを示す。この処理は、撮影・再生モード切替レバー103の切替位置を検知して、その検知した切替位置が撮影モード103aにオンされたことに応じて開始する。
S62では、レリーズスイッチSW3が半押しされたことに応じて、S63に進む。
S63では、AFを行う。ただし、レンズユニット50がAFに対応していないマニュアルフォーカスレンズの場合はAFを行わない。
S64では、AEを行う。
S65では、上述の焦点距離算出処理を行う。
S66では、レリーズスイッチSW3が全押しされたことに応じて、S67に進む。
S67では、図示しないメカシャッタを開いてCCD110を露光する。
S68では、AEの結果と所定のプログラム線図に基づいて決定された露光時間が経過すると、メカシャッタを閉じてCCD110の露光を終了する。
S69では、露光の結果CCD110の蓄積した電荷読み出しを開始し、画像データを生成する。画像データは所定のファイル形式、例えばExifファイルに圧縮変換記録される。ファイルのタグには、補正した焦点距離を記録する。
このようにオートフォーカスあるいはマニュアルフォーカス後に焦点距離算出処理を行うことで、単焦点レンズのみならずズームレンズでズーミングされた場合やコンバージョンレンズが装着された場合も正しい焦点距離を算出できる。
レンズ情報メモリ141のレンズ情報は、レンズユニット50が装着あるいは離脱されるごとにクリアするとよい。すなわち、図11に示すように、CPU105は、レンズ着脱検出スイッチ101がカメラ本体51への装着あるいは離脱を検出すると(S15)、レンズ交換の際の各種初期動作を開始し(S16)、レンズ情報メモリ141のレンズ情報をクリアする(S17)。クリアする対象はレンズ情報の全てでもよいが、操作スイッチSWnからクリアがロックされる指示が入力されていれば、離脱されたレンズユニット50のレンズ情報をクリアしないでそのまま保持してもよい。
このように、レンズ交換の際にレンズ情報を削除し、新しいレンズが装着されたにも関わらず以前のレンズ情報が使用されるのを防げる。
<第3実施形態>
図12は第3実施形態に係るデジタルカメラ100のブロック図である。このデジタルカメラ100は第1実施形態と同様の構成を有しており、同一のブロックには同一の符号を付している。
レンズユニット50は、EEPROMなどの不揮発性記録媒体で構成されたメモリ50aおよびCPU50bを有しており、CPU50bはメモリ50aに記憶されたレンズ情報(レンズ名、焦点距離、主点、FNo.などを含む)を、レンズデータ通信線Pを介して本体51のCPU105に送信することができる。また、CPU105がレンズデータ通信線Pを介して各種情報をCPU50bに送信することも可能である。
図13に示すように、カメラ本体51はレンズ種類識別端子51aを備えており、この端子51aにレンズユニット50側の1対の端子50cがはめ込まれてレンズ種類識別端子51aのプラス端子からレンズユニット50側の端子50cを経由してレンズ種類識別端子51aのマイナス端子電流が導通すると、CPU105はレンズデータの送受信可能なレンズユニット50が装着されたと判別する。
図14はCPU105の実行するレンズ情報登録処理のフローチャートを示す。この処理は、レンズ着脱検出スイッチ101がオンになったことに応じて開始する。
S72では、CPU105は、レンズデータ通信線Pを介してレンズユニット50のCPU50bからのレンズ情報送信を要求する。CPU50bは、要求に応じてメモリ50aからレンズ情報を取得し、CPU105に送信する。
S73では、レンズ情報を受信できたか否かを判断する。受信できた場合はS74、できなかった場合はS76に進む。レンズ情報を受信できない原因は、メモリ50aの情報の破壊やCPU50bの故障、そもそもメモリ50aにレンズ情報が記憶されていないなどが考えられる。
S74では、受信したレンズ情報をレンズ情報メモリ141に記憶する。
S76では、端子51aがレンズユニット50側の端子50cと導通しているか否かを判断する。導通している場合はS77、導通していない場合はS78に進む。つまり、端子51aと端子50cの導通の有無でレンズユニット50がマニュアルフォーカスレンズであるかを判断する。
S77では、例えば「AFレンズ通信NG」といったレンズとの通信に失敗した旨のメッセージとともに、焦点距離算出スイッチSW4のオンを促すメッセージをLCDモニタ109aに表示する。
S78では、「MFレンズ」など装着されたレンズの種類がマニュアルフォーカスレンズである旨のメッセージとともに、焦点距離算出スイッチSW4のオンを促すメッセージをLCDモニタ109aに表示する。
S79では、焦点距離算出スイッチSW4のオンの検出に応じてS80に進む。
S81では、S77またはS78でLCDモニタ109aに表示したメッセージを消去し、「焦点距離モード起動中」という表示を行う。
S81では、上述の焦点距離算出処理を行う。
図15は、図2あるいは図14の焦点距離算出処理(S81)時に画像認識できない場合にCPU105が実行する処理を加えたフローチャートを示す。なお、画像認識できない原因としては、画像コントラストが低いことなどが挙げられる。
S91では、角速度センサ29をオンにする。
S92では、1枚目の画像データ記録を開始する。その後角速度センサ29を初期化する。
S93では、2枚目の画像データ記録を開始する。その後角速度センサ29の検知内容から角度データθを算出してRAM142に記憶する。角度データθは、レンズユニット50の光軸のずれである。
S94では、動きベクトル検出回路46が1枚目の画像・2枚目の画像から動きベクトルを認識できたか否かを判断する。動きベクトルを認識できた場合はS95、認識できない場合はS97に進む。
S95・S96はそれぞれS5・S6と同様である。
S97では、レンズ情報メモリ141から、最も使用頻度の高いレンズ情報に含まれる焦点距離情報を選択し、これを現在装着されているレンズユニット50の焦点距離情報とする。後は、上記と同様、この焦点距離情報をExifのタグ情報として記録したり、主点の算出やぶれ補正係数の算出に用いることができる。使用頻度は上述のレンズ情報テーブルにレンズ名と対応づけて記憶されているものとする。使用頻度はレンズユニット50が本体51に装着されるごとにCPU105が更新する。
S98では、S97で選択された焦点距離情報を装着されたレンズユニット50の焦点距離とする。ただし、その焦点距離情報は仮の値である旨のメッセージをLCDモニタ109aに表示する。
図16はS79でスイッチSW4がオンされなかった場合のフローチャートを示す。
S102〜S104はそれぞれS72〜74と同様である。またS106は焦点距離算出スイッチSW4のオンを促すメッセージをLCDモニタ109aに表示する。S107では、スイッチSW4がオンされたか否かを判断する。オンにされた場合はS108に進みS81と同様の処理を行う。オンにされなかった場合はS109に進む。
S109〜S110は、それぞれS97〜S98と同様である。このように、スイッチSW4がオンされない場合は、最も使用頻度の高いレンズ情報に含まれる焦点距離情報を用いる。
<第5実施形態>
図17は第5実施形態に係るデジタルカメラ100のブロック図である。このデジタルカメラ100は第1・3実施形態と同様の構成を有しており、上記と同一のブロックには同一の符号を付している。
CPU105の指示に応じてモータドライバ144がCCD駆動XYモータ145を駆動させることで、CCD110をXY方向に所望量だけ移動させることができる。CCD駆動XYモータ145は上述したVCMなどで構成される。
レンズ情報入力手段143は、ボタンやキーなどで構成され、ユーザの手動操作によるレンズ情報の入力を受け付ける。
このレンズユニット50はレンズ情報を本体51に出力できるが、そのレンズ情報に含まれる焦点距離にあるいは焦点距離算出処理によって算出された焦点距離によって、CPU105がモータ145に指示する補正量を決定するための手振れ補正係数を決定してもよい。
図18は手振れ補正係数決定処理のフローチャートを示す。
S112〜S114はそれぞれS102〜S104と同様である。また、S116はS106と同様である。S117・S119はそれぞれS79・S81と同様である。
S120では、レンズ情報メモリに予め記憶されたCCD手振れ補正係数テーブル(図19)を参照し、算出された焦点距離に対応する補正係数を選択する。
<第6実施形態>
図17の構成を有するカメラ100において、ユーザはレンズ情報入力手段143から任意にレンズ情報を入力してこれをCPU105がレンズ情報としてレンズ情報メモリ141に記憶するが、この入力されたレンズ情報が誤っているか否かを、CPU105が確認してその結果を通知してもよい。
図20はCPU105が実行するレンズ情報確認処理のフローチャートを示す。
S132、S133、S144はそれぞれS72、S73、S74と同様である。
S135では、レンズ情報入力手段143から焦点距離その他のレンズ情報の入力があったか否かを判断する。入力があった場合はS140、ない場合はS136に進む。
S136では、レンズ情報がない旨のメッセージをLCDモニタ109aに表示する。
S137では、レンズ情報入力手段143から焦点距離その他のレンズ情報の入力を受け付ける。レンズ情報が入力されたらレンズ情報がない旨のメッセージを消去する。
S138、S139は、それぞれS79、S81と同様である。
S140では、撮影・再生モード切替レバー103の切替位置が撮影モード103aになったことに応じて、焦点距離算出処理(図2参照)を開始する。
S141では、S137で入力された焦点距離f1とS140で算出された焦点距離f2とを比較し、両者の差が所定の許容範囲内にあるか否かを判断する。例えば0.1≦f1-f2≦10であるか否かを判断する。両者の差が所定の許容範囲内にある場合はS142、許容範囲にない場合はS143に進む。
S142では、入力されたレンズ情報が問題ない旨のメッセージをLCDモニタ109aに表示する。
S143では、入力されたレンズ情報の確認の必要がある旨のメッセージをLCDモニタ109aに表示する。
こうすることで、誤って入力されたレンズ情報を用いた撮影の失敗を防げる。
29:角速度センサ、50:レンズユニット、51:カメラ本体、101:レンズ着脱検出スイッチ、105:CPU、110:CCD、SW4:焦点距離認識スイッチ、141:レンズ情報メモリ、145:CCD駆動XYモータ

Claims (11)

  1. 撮像装置本体に対して着脱可能な光学ユニットの撮像光学系を介して結像した被写体像を撮像素子により光電変換して画像を出力する撮像部と、
    前記撮像部に撮像タイミングの異なる1対の画像の撮像を指示する撮像指示部と、
    前記撮像部から出力された1対の画像の撮像の間に生じた所定方向に沿った光軸の傾きのずれ量を算出する光軸ずれ量算出部と、
    前記撮像部から出力された1対の画像に基づいて、前記所定方向に沿った画像のずれ量を算出する画像ずれ量算出部と、
    所定のスイッチ操作に応じて、前記光軸ずれ量算出部の算出した光軸の傾きのずれ量と前記画像ずれ量算出部の算出した画像のずれ量とに基づき、焦点距離を算出する焦点距離算出部と、
    前記光学ユニットから焦点距離を受信可能な通信部と、
    前記通信部が前記光学ユニットから焦点距離を受信しなかったことに応じて前記所定のスイッチ操作を行うよう通知する操作通知部と、
    を備える撮像装置。
  2. 撮像装置本体に対して着脱可能な光学ユニットの撮像光学系を介して結像した被写体像を撮像素子により光電変換して画像を出力する撮像部と、
    前記撮像部に撮像タイミングの異なる1対の画像の撮像を指示する撮像指示部と、
    前記撮像部から出力された1対の画像の撮像の間に生じた所定方向に沿った光軸の傾きのずれ量を算出する光軸ずれ量算出部と、
    前記撮像部から出力された1対の画像に基づいて、前記所定方向に沿った画像のずれ量を算出する画像ずれ量算出部と、
    前記光軸ずれ量算出部の算出した光軸の傾きのずれ量と前記画像ずれ量算出部の算出した画像のずれ量とに基づき、焦点距離を算出する焦点距離算出部と、
    前記焦点距離を所定の記憶媒体に記憶する記憶制御部と、
    を備え、
    前記焦点距離算出部は、前記所定の記憶媒体に記憶された焦点距離のうち、最多数回装着された光学ユニットに対応する焦点距離を現在の焦点距離とする撮像装置。
  3. 前記撮像部から出力された画像データの付帯情報として前記焦点距離算出部の算出した焦点距離を記録する記録部を備える請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記焦点距離を所定の記憶媒体に記憶する記憶制御部を備える請求項に記載の撮像装置。
  5. 前記記憶制御部は、前記光学ユニットが撮像装置本体から離脱したことに応じて前記焦点距離を前記所定の記憶媒体から消去する請求項2または4に記載の撮像装置。
  6. 前記焦点距離算出部の算出した焦点距離に基づいてぶれ補正係数を算出する補正係数算出部と、
    前記補正係数算出部の算出したぶれ補正係数に基づいて前記撮像素子のぶれ量を算出し、前記算出されたぶれ量に応じて前記撮像素子のぶれを補正する補正部と、
    を備える請求項1〜のいずれかに記載の撮像装置。
  7. 焦点距離の入力を受け付ける焦点距離入力部と、
    前記焦点距離入力部が入力を受け付けた焦点距離と前記焦点距離算出部の算出した焦点距離とを比較し、両者の差が所定の許容範囲を超えた場合、所定の通知を実施する確認通知部と、
    を備える請求項1〜のいずれかに記載の撮像装置。
  8. 前記焦点距離算出部は、シャッタボタンが押下されたことに応じて前記焦点距離を算出する請求項1〜のいずれかに記載の撮像装置。
  9. 撮像装置本体に対して着脱可能な光学ユニットの撮像光学系を介して結像した被写体像を撮像素子により光電変換して画像を出力する撮像部を備えた撮像装置が、
    前記撮像部に撮像タイミングの異なる1対の画像の撮像を指示するステップと、
    前記撮像部から出力された1対の画像の撮像の間に生じた所定方向に沿った光軸の傾きのずれ量を算出するステップと、
    前記撮像部から出力された1対の画像に基づいて、前記所定方向に沿った前記画像のずれ量を算出するステップと、
    所定のスイッチ操作に応じて、記算出した光軸の傾きのずれ量と前記算出した画像のずれ量とに基づき、焦点距離を算出するステップと、
    前記光学ユニットから焦点距離を受信するステップと、
    前記光学ユニットから焦点距離を受信しなかったことに応じて前記所定のスイッチ操作を行うよう通知するするステップと、
    を実行する焦点距離算出方法。
  10. 撮像装置本体に対して着脱可能な光学ユニットの撮像光学系を介して結像した被写体像を撮像素子により光電変換して画像を出力する撮像部を備えた撮像装置が、
    前記撮像部に撮像タイミングの異なる1対の画像の撮像を指示するステップと、
    前記撮像部から出力された1対の画像の撮像の間に生じた所定方向に沿った光軸の傾きのずれ量を算出するステップと、
    前記撮像部から出力された1対の画像に基づいて、前記所定方向に沿った前記画像のずれ量を算出するステップと、
    前記算出した光軸の傾きのずれ量と前記算出した画像のずれ量とに基づき、焦点距離を算出するステップと、
    前記焦点距離を所定の記憶媒体に記憶するステップと、
    前記所定の記憶媒体に記憶された焦点距離のうち、最多数回装着された光学ユニットに対応する焦点距離を現在の焦点距離とするステップと、
    を実行する焦点距離算出方法。
  11. 請求項9または10に記載の焦点距離算出方法を撮像装置に実行させるための焦点距離算出プログラム。
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