JP6018466B2 - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

撮像装置及びその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6018466B2
JP6018466B2 JP2012206313A JP2012206313A JP6018466B2 JP 6018466 B2 JP6018466 B2 JP 6018466B2 JP 2012206313 A JP2012206313 A JP 2012206313A JP 2012206313 A JP2012206313 A JP 2012206313A JP 6018466 B2 JP6018466 B2 JP 6018466B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shooting
imaging
scene
modes
mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012206313A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014064061A (ja
JP2014064061A5 (ja
Inventor
稔 坂井田
稔 坂井田
見 寺澤
見 寺澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2012206313A priority Critical patent/JP6018466B2/ja
Priority to US14/019,045 priority patent/US20140078325A1/en
Publication of JP2014064061A publication Critical patent/JP2014064061A/ja
Publication of JP2014064061A5 publication Critical patent/JP2014064061A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6018466B2 publication Critical patent/JP6018466B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/667Camera operation mode switching, e.g. between still and video, sport and normal or high- and low-resolution modes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

本発明は、撮像装置及びその制御方法に関する。
従来、デジタルカメラに代表される撮像装置においては、ポートレイト、風景、夜景など複数の撮影シーンに対応した撮影モードが設けられている。ユーザは撮影シーンに対応する撮影モードを予め選択しておくことで、シャッタースピードや絞り、ホワイトバランス、γ係数、輪郭強調などの撮影パラメータを被写体に適した状態に設定することができる。
また、近年においては、映像信号の特徴を解析することで撮影シーンを認識し、複数の撮影モードの中から最適な撮影モードを自動的に設定する技術が開発されている(例えば特許文献1を参照)。
特開2003−344891号公報
しかしながら、特許文献1の技術を用いた動画撮影においては、撮影シーンの誤判定によって、撮影モードの変化がユーザの意図通りとならず、所望の画質で映像が記録できない場合があった。
また、撮影モードの中には、夕焼けや雪、ビーチといった特定の撮影シーンにのみ効果を発揮するものもある。撮影シーンの誤判定によって、これら特定の撮影シーンに有効な撮影モードが選択されてしまうと、所望の映像とは大きく異なる映像が記録されてしまう場合がある。そのため、特許文献1の技術を用いた動画撮影においては、一部の撮影モードは選択候補とはならず、別途、撮影シーンに応じて、ユーザが直接設定する必要があった。
本発明は、撮影シーンの誤判定を低減し、撮影モードの選択自由度を高め、ユーザの意図を反映した好適なカメラ制御による撮影を実現する。
本発明の一側面によれば、撮像光学系により結像された被写体像を撮像素子により光電変換して画像信号を生成する撮像手段を備え、該撮像手段を複数の撮影モードで動作させることが可能な撮像装置であって、ユーザにより指定された、撮影シーンに関する1つ以上のキーワードを設定する設定手段と、前記設定された1つ以上のキーワードに対応する1つ以上の撮影モードを前記複数の撮影モードから選択する選択手段と、前記撮像手段により生成された画像信号に基づいて撮影シーンを判別する判別手段と、前記選択された1つ以上の撮影モードと前記判別された撮影シーンとに基づいて、撮影パラメータを生成する生成手段と、前記生成された撮影パラメータを用いて前記撮像手段の動作を制御する制御手段と、を有し、前記生成手段は、前記判別された撮影シーンに対応する撮影モードが前記選択された1つ以上の撮影モードに含まれる場合、該対応する撮影モードに基づいた撮影パラメータを生成し、前記判別された撮影シーンに対応する撮影モードが前記選択された1つ以上の撮影モードに含まれない場合、デフォルトの撮影モードに基づいた撮影パラメータを生成することを特徴とする撮像装置が提供される。
本発明によれば、撮影シーンの誤判定を低減し、撮影モードの選択自由度を高め、ユーザの意図を反映した好適なカメラ制御による撮影を実現することができる。
実施形態1における撮像装置の構成図。 実施形態1におけるシナリオ設定時の撮影制御手順を示すフローチャート。 実施形態1における撮像装置でのシナリオ設定画面例を示す図。 実施形態1におけるシナリオ設定に係る制御手順を示すフローチャート。 項目別のキーワードと候補となる撮影モードの対応関係を表す図。 キーワードの選択と、それによる撮影モード候補決定の例を説明する図。 実施形態1における撮影モードの決定手順を示すフローチャート。 実施形態2における撮像装置の構成図。 実施形態2におけるシナリオ設定時の撮影制御手順を示すフローチャート。 項目別のキーワードと撮影アシスト機能の対応関係を表す図。 実施形態2におけるズーム制御手順を示すフローチャート。 実施形態2におけるズーム制御に係る制御線図。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の実施に有利な具体例を示すにすぎない。また、以下の実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の課題解決のために必須のものであるとは限らない。
<実施形態1>
図1は、実施形態1における撮像装置の構成例を示すブロック図である。撮像光学系101は、撮影パラメータ生成部111からの制御情報より、光学系駆動部102によって、絞り・フォーカス・ズームなどを制御して、被写体像を撮像素子103上に結像させる。撮像素子103は、撮像素子駆動部104にて生成される駆動パルスで駆動され、被写体像を光電変換により電気信号に変換して画像信号として出力する。
画像信号は、カメラ信号処理部105に入力される。カメラ信号処理部105は、入力された画像信号に対して、ホワイトバランスや輪郭強調、γ補正などのカメラ信号処理を施して画像データを生成し、これを画像メモリ106に書き込む。
記録制御部107は、画像メモリ106から画像データを読み出して、所定の圧縮方式(例えばMPEG方式)で圧縮して画像圧縮データを生成し、これを記録媒体108に記録する。
また、画像記録を行わずにモニタ110に画像を表示させたい場合は、表示制御部109が画像メモリ106に書き込まれた画像データを読み出してモニタ110用に画像変換を行い、モニタ用画像信号を生成する。モニタ110は、入力されたモニタ用画像信号を表示する。
次に、本実施形態に係る撮像装置の制御について説明する。
ユーザは、ユーザインタフェース部113を介して、本撮像装置の撮影モードの切り替えや、シナリオの作成、モニタ110への表示内容の変更、その他各種設定に関する変更を指示することができる。システム制御部114はユーザインタフェース部113からの情報に応じ、記録制御部107、表示制御部109、撮影パラメータ生成部111の動作制御や、データの流れの制御を行う。ユーザインタフェース部113からシステム制御部114に入力される情報には、後述するシナリオ設定が含まれる。この他、撮影モードの直接指定や、撮影パラメータのマニュアル設定、記録制御部107での記録映像フォーマットの指定、記録媒体108の記録映像の表示なども含まれうる。表示制御部109は、ユーザインタフェース部113の指示に応じて、撮影画面/設定画面/再生画面の切替えを行う。
以下、本実施形態におけるシナリオ設定時の撮影制御手順を、図2のフローチャートを用いて説明する。
ユーザは、ユーザインタフェース部113を介してシナリオの作成(又は更新)を指示することができる。システム制御部114は、シナリオの作成又は更新の指示を監視しており(S101)、シナリオ作成の指示があった場合に、処理はS102に進む。S102において、システム制御部114は、表示制御部109に対し、シナリオデータ設定画面をモニタ110に表示するよう指示する。これにより、モニタ110には図3(a)に示されるような項目選択画面が表示される。
図3(a)で示すように、画面にはシナリオを決定するための複数のシナリオ項目が表示される。複数のシナリオ項目には、撮影時期(「いつ」)、撮影場所(「どこで」)、撮影対象(「何を」)、撮影方法(「どのように」)が含まれる。ユーザはこの中からいずれか1つを選択することができる。ユーザがシナリオ項目を選択すると、その選択したシナリオ項目におけるキーワードを選択する画面が表示される。図3(b)は、シナリオ項目「どこで」を選択した場合のキーワード選択画面である。ユーザは、撮影目的に応じて、各シナリオ項目に応じた複数のキーワード候補からいずれか1つを選択する。このように、ユーザは任意のシナリオ項目について1つのキーワードを選択することができ、全体として1つ以上のキーワードを選択することができる。選択された各シナリオ項目のキーワードの組み合わせ結果は、シナリオデータとしてメモリカードなどの記録媒体に保存することができる。こうして、撮影前にシナリオを作成しておくことができる。
図4に、S102のシナリオ入力の制御フローを示す。
まず、記録媒体にシナリオデータが存在するかを判定する(S201)。シナリオデータが存在すれば、そのシナリオデータを使用するかをユーザからの指示に基づき選択する(S202)。使用する場合は、シナリオデータに沿って各項目のキーワードが設定される(S203)。例えば、ユーザが、「スキーをしている子供を撮影する」のであれば、「いつ」で「冬」、「どこで」で「スキー場」、「何を」で「子供」、「どのように撮る」で「優先的に撮る」を指定する。シナリオデータによる各項目のキーワード設定が完了していないときは(S204・NO)、ユーザが撮影状況に応じて項目の選択(S205)、キーワードの選択(S206)を行う。シナリオが保存されていないとき(S201・NO)、保存したシナリオを用いないとき(S202・NO)も同様である。
そして、各項目のキーワード選択が完了すると、ユーザは作成したシナリオを保存するかどうかを選択する(S207)。シナリオを保存する場合は、記録媒体にシナリオデータを記録し、シナリオ入力処理を終了する。
以上が、シナリオ入力の詳細な流れである。
次に、システム制御部114は、ユーザインタフェース部113から入力されたシナリオデータを解析し、撮影モードの候補を選択する(S103)。本実施形態における、シナリオデータ解析及び撮影モード候補選択とは、シナリオ入力により入力されたキーワードに対して候補となり得る撮影モードを選択する処理のことである。以下、シナリオデータ解析及び撮影モード候補選択処理について説明する。
図5は、シナリオ入力により入力されたキーワードとそのキーワードに対して候補となり得る撮影モードとの対応表である。キーワードと撮影モードの対応関係は、キーワードから推定される撮影被写体や、撮影時間、求められるカメラワークより、候補となる撮影モードを予め決定しておき、その対応関係を、テーブル化して、ROMなどに記憶しておく。なお、キーワードと撮影モード候補の対応関係は一対一ではなく、複数対複数であってもよい。例えば、「どこで」で、「結婚式」や「入学式」を選択すると、撮影モード候補として「人物」や「室内」が選択される。
各キーワードと、候補となる撮影モードの考え方について説明する。
シナリオ項目「いつ」のキーワードに対しては、撮影時刻や時期を選択することで、屋外の太陽光の色温度や照度などを判定する。例えば、夕焼けの撮影をする場合などに夕焼けを印象的に撮影するためにホワイトバランスを調整した夕焼けモードが選択される。また、冬の時期は雪などの高色温度の被写体を撮影することが想定されることから、その対応がされているスノーモードが選択される。なお、シナリオ項目「いつ」のキーワードにおいては「冬の夕方」といったように、撮影時刻と時期を組み合わせたキーワードを入力することで、さらに詳細な撮影モード候補を選択させてもよい。
シナリオ項目「どこで」のキーワードに対しては、撮影場所やイベントを選択することで、人物の有無や、どういう撮影となるかを判断する。例えば、結婚式や入学式の撮影をする際には、子供の撮影がメインとなることが想定されるため、人物モードが選択され、また、室内での撮影シーンも想定されるため、室内モードも選択される。運動会では、子供の撮影に加えて、徒競争などの動きのあるシーンが多いため、人物モードとスポーツモード両方が選択される。スキー場では、雪が撮影被写体となることが想定されるため、スノーモードが選択される。
シナリオ項目「なにを」のキーワードに対しては、撮影対象を選択することで、さらに撮影被写体に適した撮影モード候補を選択する。例えば、子供を撮影対象とした場合、走り回るなどの動きも想定されるので、人物モードだけでなく、動きブレが起きないようにスポーツモードも選択される。なお、夜の撮影においては、暗いところを暗く撮影する夜景撮影と、暗い被写体を明るく撮影するという2つの状況が想定されるが、「なにを」で夜景を指定することで、撮影モードを夜景モードに限定させてもよい。
シナリオ項目「どのように」のキーワードに対しては、撮影の仕方を選択することで、カメラの撮り方に適した撮影モード候補を選択する。例えば、「優先的に撮る」というキーワードを選択した場合、特定被写体を撮影対象とすることが考えられるため、候補として人物モードとポートレイトモードが選択される。また、「暗いところを明るく撮る」というキーワードを選択した場合は、夜間や薄暗い場所での撮影が考えられるため、候補としてナイトモードが選択される。
以上が、キーワードと候補となる撮影モードの考え方である。
図6は、前述の事例のシナリオデータを解析して決定した撮影モード候補である。例えば、「いつ」で「冬」、「どこで」で「スキー場」、「何を」で「子供」、「どのように撮る」で「優先的に撮る」と選択した場合を考える。この場合、「冬」と「スキー場」というキーワードよりスノーモード、「子供」よりスポーツモードと人物モード、「優先的に撮る」より人物モードとポートレイトモードが、撮影モード候補となる。
システム制御部114は、設定されたキーワードにより抽出された撮影モード候補群を撮影モード候補情報として、撮影パラメータ生成部111へ出力する。
以上が、シナリオデータ解析及び撮影モード候補選択処理の説明である。
次に、シーン判別部112が、所定の撮影パラメータ、例えば現在設定されている撮影パラメータを用いて生成された画像信号に基づいて撮影シーンを判別し、撮影シーン情報を撮影パラメータ生成部111に送出する。シーン判別部112の具体的なシーン判別の一例としては、特開2003−344891に示されるように、被写体の動きが大きければスポーツシーン、顔が検出されれば人物シーン、測光値が小さければ夜景シーンといった判別を行うといったものがある。また、人の顔が検出され、かつ、顔検出された被写体から大きな動きが検出されるといった、複合的な撮影シーンも考えられるため、撮影シーン情報としては、人物+スポーツ(動き)などといったような、複数のシーンを複合したシーン判定結果も出力される。
次に、撮影パラメータ生成部111は、システム制御部114より入力される撮影モード候補情報と、シーン判別部112より入力される撮影シーン情報より、撮影パラメータを生成する(S104)。撮影パラメータとしては、カメラ信号処理部105、光学系駆動部102、撮像素子駆動部104への入力パラメータがある。具体的には、AEプログラム線図(シャッタースピード、絞り値)や測光モード、露出補正、ホワイトバランス、画質効果(色ゲイン、コントラスト(γ)、シャープネス(アパーチャゲイン)、明るさ(AE目標値))などである。撮影モード毎の撮影パラメータ生成は、従来のカメラないしビデオカメラの機能に準じた内容であるため、詳細な説明は割愛する。例えば、スポーツモードにおいては、AEプログラム線図は高速シャッター優先プログラム、測光モードは画面中央、ないし焦点検出点を含む小領域のみを測光する部分測、露出補正は±0、ホワイトバランスはオート、画質効果はOFFである。
以下、撮影パラメータ生成の詳細な流れを示す。図7は、撮影パラメータ生成フローである。
撮影パラメータ生成部111は、シーン判別部112から撮影シーン情報が受信されたかどうかを判定する(S301)。シーン判別部112から撮影シーン情報が受信された場合、処理はS302に進み、受信されなければ、処理はS305に進む。
S302では、システム制御部114から撮影モード候補情報が、シーン判別部112から撮影シーン情報が、それぞれ入力される。撮影パラメータ生成部111は、その入力された撮影シーン情報に対応する撮影モードが撮影モード候補内に存在するかを判定する(S303)。図6で示した撮影モード候補の事例で説明する。図6のシナリオにおいては、スノーモード、スポーツモード、人物モードの3つが撮影モード候補である。入力された撮影シーン情報が、人物シーンや、スポーツシーン(被写体の大きな動き)、あるいはスノーシーンを示す場合、それらは撮影モード候補内に存在する。従ってこの場合は、対応する撮影モードが選択されて、その撮影シーンに適合した撮影パラメータが生成される(S304)。また、入力された撮影シーン情報が、人物+スポーツ(動き)や、スノー+スポーツといったように、複合された撮影シーンを示すときは、対応する複数の撮影モードが選択され、その組み合わせにより、その撮影シーンに適合した撮影パラメータが生成される。
なお、複数の撮影シーンが複合された撮影シーンに対する撮影パラメータ生成は、特開2007−336099号公報に示されるような、複数の撮影モードを組み合わせた撮影パラメータ生成で実現される。
次に、入力された撮影シーン情報が、夕焼けなどの上記3つの撮影モードに対応しない撮影シーン、または、人物+夕焼けといった、上記3つの撮影モードに対応する撮影シーンと対応しない撮影シーンが複合された撮影シーンを示す場合を考える。このような場合は、入力されたシーンが不適当なものであると判定し、デフォルトの撮影モードであるオート撮影モードに基づいて撮影パラメータを生成する(S305)。S301でシーン判別部112から撮影シーン情報が受信されなかった場合も、S305で、オート撮影モードに基づいて撮影パラメータを生成する。
なお、生成する撮影パラメータに対し、撮影シーン情報の遷移方向に応じたヒステリシス制御を入れることで、撮影シーンの変化による急激な画質変動を抑え、より動画撮影に適した、なめらかな画質変動を実現してもよい。
以上が、撮影パラメータ生成の詳細な流れである。
そして、撮影パラメータ生成部111にて生成された撮影パラメータはカメラ信号処理部105や光学系駆動部102、撮像素子駆動部104に入力される。これにより、システム制御部114は、撮影パラメータ生成部111にて生成された撮影パラメータを用いて撮像系を制御する。
以上が、シナリオ設定時の撮影制御フローである。以上の構成と制御によって、撮影シーンの誤判定が低減され、ユーザの意図を反映した好適なカメラ制御による撮影が実現される。
<実施形態2>
図8は実施形態2における撮像装置の構成例を示すブロック図である。図8において、実施形態1に係る図1と同じ構成要素には同じ参照番号を付し、それらの説明は省略する。図8において、実施形態1に係る図1と比較して、撮影アシスト機能制御部815、ズーム入力部816、手振れ情報検出部817が追加されている。ここで、撮影アシスト機能制御部815は、ズーム機能及び手振れ補正機能に関する制御を行うものである。図8の構成による撮像装置での撮影動作は実施形態1と同様であるため、説明を省略する。
以下、図8の構成による撮像装置におけるシナリオ設定時の撮影制御フローを図9を用いて説明する。図9において、実施形態1に係る図2と同じ処理ブロックには同じ参照番号を節、それらの説明は省略する。図2で示した実施形態1の撮影制御フローとの主な差異は、撮影モード候補選択(S103)の後に、撮影アシスト内容決定処理が追加されている点である。撮影アシスト内容決定とは、ユーザインタフェース部113から入力されたシナリオデータを解析し、使用する撮影アシスト機能を決定する処理である。本実施形態では、更に、カメラ操作内容に応じて、決定した撮影アシスト内容を加味したカメラ制御が行われる。
まず、実施形態1と同様に、シナリオ更新の指示があった場合に(S101・YES)、シナリオ入力(S102)、撮影モード候補選択(S103)が行われる。
撮影モード候補が選択されると、次に、システム制御部114は、撮影アシスト内容を決定する(S901)。図10は、シナリオ入力により入力されたキーワードとそのキーワードに対して選択される撮影アシスト機能との対応表である。図10で示すような、キーワードと撮影アシスト機能の対応関係は、予めキーワードから推定される撮影被写体や、撮影時間、求められるカメラワークより、候補となる撮影アシスト機能を決定しておく。その対応関係はテーブル化されてROMなどに記憶される。そして、システム制御部114では、入力したキーワードをアドレスとして、対応関係を記憶したROMにアクセスすることで、使用する撮影アシスト機能を決定する。
なお、本実施形態における撮像装置では、シフトレンズ制御(手振れ補正)機能として「防振量増加(防振範囲拡大)」及び「防振無効(防振オフ)」、ズーム制御機能として、「ズーム制御(顔)」を撮影アシスト機能として搭載する。例えば、「どのように」で「歩きながら」を選択すると、歩き撮りに対応できるように、「防振量増加」機能が選択される。
本実施形態で行われる、各撮影アシスト機能について説明する。
まず、防振量増加について説明する。本機能は、手振れ補正の最大補正角度を大きくすることで、歩き撮りなどの大きな手振れを補正する機能である。次に、防振無効について説明する。本機能は、防振処理を行わない機能であり、三脚などの手振れが発生しない状況において、手振れ補正起因による画質変化をなくす。
次に、ズーム制御(顔)について説明する。本機能は、検出された顔に対しズームを行った際に、検出された顔の面積が特定の値を超えると、ズームを停止する機能である。図11にズーム制御(顔)の制御フローを示す。まず、顔が検出されたかを判定し(S1101)、顔が検出された場合、検出された顔の面積を算出する(S1102)。次に、顔面積と現在のズーム値より、ズーム制御の判定に用いる閾値1と閾値2を算出する(S1103)。閾値2は、検出された顔がズームによって、顔として認識される最大面積であり、下記計算式で求められる。
Figure 0006018466
また、動画撮影に適した滑らかなズーム停止制御を実現するために、ズームアクチュエータのズーム量を小さくしていく。そのズーム量制御を開始する顔面積を閾値1とする。
図12は、ズーム制御(顔)の制御線図を示したものであり、横軸が顔面積、縦軸がズーム量である。下記に制御線図に基づいたズーム量計算式を示す。
Figure 0006018466
すなわち、顔面積が閾値1未満であるときは(S1104、S1105ともにNO)、ズーム入力部816より入力された値に応じたズーム量Xとする(S1106)。一方、顔面積が閾値2以上であるときは(S1104・YES)、ズーム量を0とする。そして、顔面積が閾値2未満(S1104・NO)、閾値1以上(S1105・YES)であるときは、ズーム量を、閾値1のときのズーム量Xと閾値2のときのズーム量0とを結ぶ直線上における、顔面積の値に対応する値とする(S1108)。
本機能により、ズーム対象となる顔に対して最適なズームが行え、また、ズームによって顔が消失したことが原因による画質変動をなくすことができる。
本実施形態では、このズーム制御は顔の事例を提示したが、例えば、顔のように認識が可能である被写体(ペットなど)においても、同様のズーム制御を実現することができる。
以上が、本実施形態で行われる撮影アシスト機能の説明である。
次に、ズームなどのカメラ操作や、手振れなどのカメラの動きが発生することで(S902)、カメラ操作制御(S903)及び撮影モードの自動制御(S104)が行われる。
撮影アシスト機能制御部815は、シナリオから選択した撮影アシスト機能に基づいて、ズーム入力部816から入力されるズーム値から、光学系駆動部102におけるズームアクチュエータに入力するズームパラメータを生成する。また、撮影アシスト機能制御部815は、手振れ情報検出部817から入力される手振れ情報より、光学系駆動部102におけるシフトレンズアクチュエータに入力するシフトレンズパラメータを生成する。本実施形態においては、この生成されたシフトレンズパラメータをシフトレンズアクチュエータに設定することでレンズ位置を制御し、手振れ補正を行う。また、手振れ情報検出部817は、例えば、特開平6−194729号公報に示されるような、ジャイロセンサーに代表される角速度検出部から得られる角速度情報より手振れ情報を算出する
そして、撮影パラメータ生成部111にて生成された撮影パラメータは、カメラ信号処理部105、光学系駆動部102及び撮像素子駆動部104に入力される。また、撮影アシスト機能制御部815にて生成されたズームパラメータ及びシフトレンズパラメータは、光学系駆動部102に入力され、光学系駆動部102におけるズームアクチュエータ及びシフトレンズアクチュエータが上記パラメータに基づいて動作する。
以上が、シナリオ設定時の撮影制御フローである。以上の構成と制御によって、撮影シーンの誤判定が低減され、ユーザの意図を反映した好適なカメラ制御及びカメラワークによる撮影が実現される。
なお、手振れ情報は、例えば、特開平5−007327号公報に示されるような、2フレーム間の差分より求められる動きベクトルを手振れ情報としてもよい。また、手振れ補正方法としては、例えば、特開平5−300425号公報に示されるような、メモリに格納した画像の読出し位置を手振れ情報に基づいて変化させる方式としてもよい。
(他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。

Claims (6)

  1. 撮像光学系により結像された被写体像を撮像素子により光電変換して画像信号を生成する撮像手段を備え、該撮像手段を複数の撮影モードで動作させることが可能な撮像装置であって、
    ユーザにより指定された、撮影シーンに関する1つ以上のキーワードを設定する設定手段と、
    前記設定された1つ以上のキーワードに対応する1つ以上の撮影モードを前記複数の撮影モードから選択する選択手段と、
    前記撮像手段により生成された画像信号に基づいて撮影シーンを判別する判別手段と、
    前記選択された1つ以上の撮影モードと前記判別された撮影シーンとに基づいて、撮影パラメータを生成する生成手段と、
    前記生成された撮影パラメータを用いて前記撮像手段の動作を制御する制御手段と、
    を有し、
    前記生成手段は、
    前記判別された撮影シーンに対応する撮影モードが前記選択された1つ以上の撮影モードに含まれる場合、該対応する撮影モードに基づいた撮影パラメータを生成し、
    前記判別された撮影シーンに対応する撮影モードが前記選択された1つ以上の撮影モードに含まれない場合、デフォルトの撮影モードに基づいた撮影パラメータを生成する
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記1つ以上のキーワードは、撮影時期、撮影場所、撮影対象、撮影方法に関するキーワードを含むことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記設定手段は、
    撮影時期、撮影場所、撮影対象、撮影方法に関する複数のシナリオ項目から、ユーザにいずれか1つを選択させるための項目選択画面を表示する手段と、
    前記項目選択画面を介してユーザにより選択されたシナリオ項目に応じた複数のキーワード候補から、ユーザにいずれか1つを選択させるためのキーワード選択画面を表示する手段と、
    を含むことを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  4. 前記撮像光学系によるズーム機能及び前記撮像装置の振れを補正する手振れ補正機能の少なくともいずれかを備える撮影アシスト手段と、
    前記設定手段により設定された1つ以上のキーワードに応じて前記撮影アシスト手段を制御する撮影アシスト機能制御手段と、
    を更に有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 撮像光学系により結像された被写体像を撮像素子により光電変換して画像信号を生成する撮像手段を備え、該撮像手段を複数の撮影モードで動作させることが可能な撮像装置の制御方法であって、
    設定手段が、ユーザにより指定された、撮影シーンに関する1つ以上のキーワードを設定する設定ステップと、
    選択手段が、前記設定された1つ以上のキーワードに対応する1つ以上の撮影モードを前記複数の撮影モードから選択する選択ステップと、
    判別手段が、前記撮像手段により生成された画像信号に基づいて撮影シーンを判別する判別ステップと、
    生成手段が、前記選択された1つ以上の撮影モードと前記判別された撮影シーンとに基づいて、撮影パラメータを生成する生成ステップと、
    制御手段が、前記生成された撮影パラメータを用いて前記撮像手段の動作を制御する制御ステップと、
    を有し、
    前記生成ステップにおいて、前記生成手段は、
    前記判別された撮影シーンに対応する撮影モードが前記選択された1つ以上の撮影モードに含まれる場合、該対応する撮影モードに基づいた撮影パラメータを生成し、
    前記判別された撮影シーンに対応する撮影モードが前記選択された1つ以上の撮影モードに含まれない場合、デフォルトの撮影モードに基づいた撮影パラメータを生成する
    ことを特徴とする撮像装置の制御方法。
  6. コンピュータに、請求項に記載の撮像装置の制御方法の各ステップを実行させるためのプログラム。
JP2012206313A 2012-09-19 2012-09-19 撮像装置及びその制御方法 Expired - Fee Related JP6018466B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012206313A JP6018466B2 (ja) 2012-09-19 2012-09-19 撮像装置及びその制御方法
US14/019,045 US20140078325A1 (en) 2012-09-19 2013-09-05 Image capturing apparatus and control method therefor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012206313A JP6018466B2 (ja) 2012-09-19 2012-09-19 撮像装置及びその制御方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2014064061A JP2014064061A (ja) 2014-04-10
JP2014064061A5 JP2014064061A5 (ja) 2015-11-05
JP6018466B2 true JP6018466B2 (ja) 2016-11-02

Family

ID=50274081

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012206313A Expired - Fee Related JP6018466B2 (ja) 2012-09-19 2012-09-19 撮像装置及びその制御方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20140078325A1 (ja)
JP (1) JP6018466B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6289278B2 (ja) * 2014-06-09 2018-03-07 オリンパス株式会社 撮像装置、撮像装置の制御方法及び撮像装置の制御プログラム
CN111726514B (zh) * 2019-03-20 2021-09-28 浙江宇视科技有限公司 一种摄像机及其昼夜模式切换方法、装置、设备、介质
CN112823507A (zh) * 2020-03-27 2021-05-18 深圳市大疆创新科技有限公司 拍摄方法、装置、设备及计算机可读存储介质

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7053933B2 (en) * 2000-04-04 2006-05-30 Canon Kabushiki Kaisha Image pickup apparatus having an automatic mode control
JP2003244522A (ja) * 2002-02-14 2003-08-29 Canon Inc プログラム撮影方法および撮像装置
JP4355852B2 (ja) * 2003-09-17 2009-11-04 カシオ計算機株式会社 カメラ装置、カメラ制御プログラム及びカメラシステム
JP4325415B2 (ja) * 2004-01-27 2009-09-02 株式会社ニコン 仕上がり設定機能を有する電子カメラ、および電子カメラの仕上がり設定機能をカスタマイズする処理プログラム。
JP4492345B2 (ja) * 2004-12-28 2010-06-30 カシオ計算機株式会社 カメラ装置、及び撮影条件設定方法
JP5375401B2 (ja) * 2009-07-22 2013-12-25 カシオ計算機株式会社 画像処理装置及び方法
JP2011217333A (ja) * 2010-04-02 2011-10-27 Canon Inc 撮像装置および撮像装置の制御方法
JP5170217B2 (ja) * 2010-11-25 2013-03-27 カシオ計算機株式会社 カメラ、カメラ制御プログラム及び撮影方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20140078325A1 (en) 2014-03-20
JP2014064061A (ja) 2014-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9253410B2 (en) Object detection apparatus, control method therefor, image capturing apparatus, and storage medium
KR101578600B1 (ko) 이미지 처리 장치, 이미지 처리 방법 및 컴퓨터로 읽을 수 있는 기록 매체
JP6494202B2 (ja) 像振れ補正装置、その制御方法、および撮像装置
JP6366395B2 (ja) ズーム制御装置、撮像装置、ズーム制御装置の制御方法、被写体検出装置の制御プログラムおよび記憶媒体
JP6370140B2 (ja) ズーム制御装置、撮像装置、ズーム制御装置の制御方法、ズーム制御装置の制御プログラムおよび記憶媒体
JP2007074031A (ja) 撮像装置、及び、画像処理装置及び方法
JP2007124279A (ja) 画像処理装置
JP4760302B2 (ja) 撮像装置
US7796163B2 (en) System for and method of taking image based on objective body in a taken image
JP2015103852A (ja) 画像処理装置、撮像装置、画像処理装置の制御方法、画像処理装置の制御プログラム及び記憶媒体
JP2007129310A (ja) 撮像装置
JP2007142702A (ja) 画像処理装置
JP6188474B2 (ja) ズーム制御装置、ズーム制御装置の制御方法、ズーム制御装置の制御プログラムおよび記憶媒体
JP6018466B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP4807582B2 (ja) 画像処理装置、撮像装置及びそのプログラム
JP2007124278A (ja) 撮像装置
JP6224925B2 (ja) 制御装置及び画角制御方法
JP2015079158A (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP4977996B2 (ja) 撮像装置
JP2018195938A (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法、及びプログラム
JP2022130038A (ja) 撮像装置、制御方法、プログラム
JP2017183983A (ja) 撮像装置、その制御方法、および制御プログラム
JP6234103B2 (ja) ズーム制御装置、ズーム制御装置の制御方法、ズーム制御装置の制御プログラムおよび記憶媒体
JP2012142978A (ja) 画像処理装置
JP5040669B2 (ja) 撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150914

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150914

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160624

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160812

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160902

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160930

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6018466

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees