JP4325415B2 - 仕上がり設定機能を有する電子カメラ、および電子カメラの仕上がり設定機能をカスタマイズする処理プログラム。 - Google Patents

仕上がり設定機能を有する電子カメラ、および電子カメラの仕上がり設定機能をカスタマイズする処理プログラム。 Download PDF

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Description

本発明は、撮像後の画像データに対する画質の仕上がり具合を設定する機能(以下『仕上がり設定機能(OPTIMIZE IMAGE)』という)を有する電子カメラに関する。
また、本発明は、電子カメラの仕上がり設定機能をカスタマイズするための処理プログラムに関する。
従来、風景モードやポートレートモードといった、シーンモード選択機能を有する電子カメラが知られている(例えば、下記の特許文献1)。
この種の電子カメラでは、シーンモード選択に連動して、撮影光学系の露出制御が変更する。例えば、風景モードでは、シャッタスピードを長くして、絞り可変の露出制御を行う。また、ポートレートモードでは、絞りを大きく開いてシャッタスピードを短くする露出制御を行う。
特開2001−352485号公報(請求項3など)
上述した電子カメラでは、シーンモードが選択されると、撮影光学系の露出制御が自動的に決定されてしまう。
しかしながら、銀塩カメラの使用経験の長いユーザーにおいては、カメラの露出操作に熟知しているため、露出を独自の経験に従ってコントロールしたいという強い要望がある。その反面、不馴れな画質調整については、所望の画質仕上がりを簡単な操作で実現したいという強い要望もある。
そこで、発明では、所望の画質仕上がりを簡単なユーザー操作で得られる電子カメラを提供することを目的とする。
また、請求項の発明では、簡単な操作を用いて、画質仕上がりをカスタマイズ可能な電子カメラを提供することを目的とする。
また、請求項の発明では、一旦実行した画質仕上がりを少ない処理コストで変更する電子カメラを提供することを目的とする
また、請求項の発明では、外部のコンピュータを使用することで、電子カメラの画質仕上がりをカスタマイズ可能にする処理プログラムを提供することを目的とする。
《請求項1》
請求項1の電子カメラは、撮像部記憶部、入力部制御部、画質調整部、マニュアル調整部、情報付加部、およびお気に入り画像選択部を備える。
撮像部は、被写体像を撮像して画像データを生成する。
記憶部は、画像データに対する画質処理の画質仕上がりを示す仕上がりキーワードと、『各画質調整の設定値の組み合わせ』との対応情報を記憶する。
入力部は、ユーザ入力により仕上がりキーワードを選択する。
制御部は、記憶部が記憶する対応情報に照合して、入力部で選択された仕上がりキーワードに対応する各画質調整の設定値を求める。
画質調整部は、撮像部により生成された画像データに対して、制御部の求めた各画質調整の設定値で複数の画質調整処理を施す
マニュアル調整部は、入力部により選択された仕上がりキーワードに対応する各画質調整の設定値を個別に設定または部分的に設定変更した各画質調整の設定値の組み合わせを仕上がりキーワードに対応させて対応情報に登録する。
情報付加部は、画質調整処理が施された画像データに、該画質調整処理の際に用いられた各画質調整の設定値の組み合わせ情報を付加する。
お気に入り画像選択部は、画質調整部で画質調整処理された画像データをユーザ入力によって選択する。
なお、制御部は、お気に入り画像選択部で選択された画像データに付加されている各画質調整の設定値の組み合わせ情報を仕上がりキーワードに対応させて対応情報に登録することにより、対応情報をカスタマイズする。
《請求項2》
請求項2の電子カメラは、撮像部、画質調整部、記憶部、入力部、および制御部を備える。
撮像部は、被写体像を撮像して画像データを生成する。
画質調整部は、画像データに複数種類の画質調整を組み合わせて実施することにより、複数通りの画質仕上がりを実現可能にする。
記憶部は、画質仕上がりを示唆する仕上がりキーワードと、画質仕上がりに必要な『画質調整の組み合わせ』との対応情報を記憶する。
入力部は、ユーザ入力により仕上がりキーワードを選択する。
制御部は、記憶部が記憶する対応情報に照合して、入力部で選択された仕上がりキーワードに対応する『画質調整の組み合わせ』を求める。
なお、入力部は、画質調整済みの画像データについて、仕上がりキーワードの変更を受け付ける機能を有する。
なお、画質調整の組み合わせは、『非線形な階調補正処理』、『階調補正処理の前に実施する前処理』、および『階調補正処理の後に実施する後処理』に大まかに分割することが可能である。
なお、画質調整部は、画像データに対して、制御部の求めた『画質調整の組み合わせ』を施し、仕上がりキーワードの変更を受け付けた画質調整済みの画像データに対して、
(1)実施済みの後処理についての逆変換を実施し、
(2)次に、実施済みの階調補正処理についての逆変換を実施し、
(3)次に、『実施済みの前処理』と『変更された仕上がりキーワードに対応する前処理』との差分処理を実施し、
(4)次に、『変更された仕上がりキーワードに対応する階調補正処理』を実施し、
(5)次に、『変更された仕上がりキーワードに対応する後処理』を実施する
ことにより、画質仕上がりを変更する。
《請求項3》
請求項3の処理プログラムは、本発明の電子カメラとの間で情報通信を行う通信部と、画像を表示する表示部と、ユーザ入力を受け付ける入力部とを有するコンピュータを、実施された画質調整の履歴データが付加された画像データを表示部に表示するステップと、表示部に表示された画像データを、入力部によるユーザ入力によって選択するステップと、選択された画像データに付加されている履歴データを読出し、当該画像データに実施された各画質調整の設定値の組み合わせ情報を求めるステップと、求められた各画質調整の設定値の組み合わせ情報を電子カメラに送信するステップと、を有し機能させる。
本発明の電子カメラは、画質仕上がりを示唆する『仕上がりキーワード』と、その画質仕上がりに必要な『画質調整の組み合わせ』との対応情報を記憶する。ユーザーは、この仕上がりキーワードを選択することで、所望の画質仕上がりに必要な『画質調整の組み合わせ』を簡単に決定できる。
そのため、ユーザーが、複雑多岐にわたる画質調整作業に不馴れであっても、仕上がりキーワードの選択といった簡単なユーザー操作によって、所望の画質仕上がりを迅速に選択することが可能になる。
≪請求項
請求項の電子カメラは、ユーザーがお気に入り画像を選択することで、そのお気に入り画像に施された『画質調整の組み合わせ』を、記憶部に登録する。
この場合、ユーザーは、画質調整の実際を理解するという面倒なしに、画像の選択という直感的な操作によって、お気に入りの画質仕上がりを簡単登録できる。
≪請求項
請求項の電子カメラでは、画質調整済みの画像データに対して、事後的に画質仕上がりを変更することが可能になる。
この場合、非線形な階調補正処理の以降に実施された後処理については、その逆変換を実施することで、階調補正処理の直後の画像データを復元する。
さらに、この画像データに階調補正処理の逆変換を実施して、階調補正の直前の画像データを復元する。
さらに続いて、この画像データに、『実施済みの前処理』と『変更された仕上がりキーワードに対応する前処理』との差分処理を実施する。この差分処理により、『変更された仕上がりキーワードに対応する前処理』を実施した画像データを直接的に得ることができる。
次に、この画像データに対して、変更された仕上がりキーワードに対応する階調補正処理および後処理を段階的に実施する。
以上のような処理により、事後的に画質仕上がりを変更することが可能になる。特に、上述した差分処理の採用により、前処理の処理工数を削減することに成功している。その結果、前処理に係る処理コストが少なく、省電力化や処理高速化が達成される。
≪請求項3≫
請求項に処理プログラムを使用することにより、請求項と同様のカスタム機能をコンピュータ上で実現することが可能になる。
この場合、コンピュータ上で画像データを確認しながらコンピュータのより高度な操作環境を駆使して、ユーザー独自のお気に入りの画質仕上がりを一段と高度に創作できる。その結果、より高度な画質仕上がりのカスタマイズ機能が実現する。
《本実施形態の構成説明》
図1は、電子カメラ11の構成を示すブロック図である。
図2は、電子カメラ11のスイッチ群22aのレイアウトを示す外観図である。
これらの図において、電子カメラ11には、撮影レンズ12が着脱自在に装着される。この撮影レンズ12には、絞り12aが設けられる。撮影レンズ12の像空間には、シャッタ13aおよび撮像素子13が設けられる。これら絞り12a、シャッタ13a、および撮像素子13は、露出制御部14によって駆動される。この露出制御部14には、ファインダ光学系(不図示)に設けられた測光部14aからTTLマルチ測光情報が入力される。
上述した撮像素子13で生成された画像データは、A/D変換部15および信号処理部16を介して処理された後、バッファメモリ17に一時記憶される。
このバッファメモリ17は、バス18に接続される。このバス18には、画質調整部19、カードインターフェース20、制御部22、圧縮伸張部23、画像表示部24、記憶部26、および外部インターフェース27が接続される。この内、カードインターフェース20には、着脱自在なメモリカード21が装着される。また、制御部22には、電子カメラ11のスイッチ群22aが接続される。このスイッチ群22aとしては、モードダイヤル28、マルチセレクタ29、メニュー釦30、およびレリーズ釦11aなどが、電子カメラ11に設けられる。
さらに、画像表示部24は、電子カメラ11の背面に設けられたモニタ部25に画像を表示する。
また、記憶部26には、図6に示す対応情報が予め記録されている。
さらに、外部インターフェース27は、ケーブルや無線電波や光通信を介して、外部のコンピュータ31と情報通信を行うことができる。
《発明との対応関係》
以下、発明と本実施形態との対応関係について説明する。なお、ここでの対応関係は、参考のために一解釈を例示するものであり、本発明を徒らに限定するものではない。
請求項記載の撮像部は、撮像素子13、シャッタ13a、およびA/D変換部15に対応する。
請求項記載の画質調整部は、画質調整部19に対応する。
請求項記載の記憶部は、記憶部26に対応する。
請求項記載の入力部は、スイッチ群22aに対応する。
請求項記載の制御部は、制御部22に対応する。
請求項記載のコンピュータは、コンピュータ31に対応する。
《電子カメラ11の撮影動作》
図3は、電子カメラ11の撮影動作を説明する流れ図である。以下、図3に示すステップ番号に沿って、この撮影動作を説明する。
[ステップS1] ユーザーは、モードダイヤル28(図2参照)を操作して、カメラの動作モードを随時変更することができる。この場合の動作モードは、ダイヤル面にイラスト表記されたシーンモードと、PSAMなどの符号で表記された露出制御モードとに大別される。
シーンモードは、ポートレートモードなどに該当し、露出制御および画質調整が一緒に設定されるモードである。そのため、これらのシーンモードでは、露出制御と画質調整を独立に変更できない。
(なお、このシーンモードの選択状態において、仕上がり設定機能を起動して、シーンモードの画質調整を適宜変更してもかまわない。)
一方、露出制御モードは、露出制御のみに関する動作モードであり、画質調整とは別に設定することができる。電子カメラ11には、このような露出制御モードとしては、下記のモードが設けられる。
プログラム露出モード(P)・・・カメラ側がプログラム線図などに従って、シャッタ速度および絞り値の組み合わせを自動的に決定する露出制御モード。
絞り優先露出モード(A)・・・ユーザーの絞り設定に合わせて、シャッタ速度を自動的に決定する露出制御モード。
シャッタ優先露出モード(S)・・・ユーザーのシャッタ速度設定に合わせて、絞り値を自動的に決定する露出制御モード。
マニュアル露出モード(M)・・ユーザーが、シャッタ速度および絞り値をマニュアル設定する露出制御モード。
[ステップS2] 制御部22は、モードダイヤル28の接点情報を取得し、シーンモードが選択されているか否かを判定する。
ここで、シーンモードが選択されている場合、制御部22は、シーンモードの撮影処理に動作を移行する。なお、このシーンモードについては公知であるため、ここでの説明を省略する。
一方、上述した4種類(PASM)の露出制御モードが選択されている場合、制御部22はステップS3に動作を移行する。
[ステップS3] これら4種類(PASM)の露出制御モードでは、画像の画質仕上がりを設定する機能(以下『仕上がり設定』という)を使用できる。
この仕上がり設定は、ユーザーがメニュー釦30を押してモニタ部25にメインメニューを表示し、このメインメニューの中からメニュー項目『仕上がり設定』を選ぶことによって実施される。
このようにしてメニュー項目『仕上がり設定』が選択されると、制御部22はステップS4に動作を移行する。
一方、メニュー項目『仕上がり設定』が選択されない場合、制御部22は、現時点の仕上がり設定(つまり、前回の仕上がりキーワードの選択結果)を維持したまま、ステップS9に動作を移行する。
[ステップS4] 制御部22は、メニュー項目『仕上がり設定』の選択に応じて、モニタ部25の表示をメインメニューから、仕上がり設定用のメニュー画面P(図4参照)に切り換える。
このメニュー画面Pには、複数の仕上がりキーワード(『鮮やかに』、『人物キレイに』、『カスタマイズ』など)が表示される。
ユーザーは、マルチセレクタ29の上下キーを操作することで、これら仕上がりキーワードの項目間でフォーカス(項目選択を示す表示)を移動し、右キーを操作することでフォーカス位置の仕上がりキーワードを選択決定する。
[ステップS5] このようにして仕上がりキーワードの選択が完了すると、制御部22はステップS9に動作を移行する。
なお、仕上がりキーワード『カスタマイズ』が選択された場合には、制御部22はステップS6に動作を移行する。
[ステップS6] 制御部22は、『カスタマイズ』の選択決定に応じて、モニタ部25の表示をカスタマイズ用のメニュー画面Q(図4参照)に変更する。
このメニュー画面Qには、最上段にメニュー項目『設定終了』が表示される。その下には、『カスタマイズ』において個別設定可能な画質調整の項目が並ぶ。
ユーザーが、これらの画質調整の項目間でフォーカスを移動すると、図5に示すように、その画質調整の具体的なパラメータ(強弱など)がポップアップ表示される。ユーザーは、所望の画質調整の項目について、パラメータを選択することにより、『カスタマイズ』における画質調整の組み合わせを設定することができる。
[ステップS7] このような『カスタマイズ』の変更は、ユーザーがメニュー操作を途中キャンセル(マルチセレクタ29の左キー、またはメニュー釦30の押圧)するか、もしくは『設定終了』をメニュー選択するまで、繰り返し実行することができる。
途中キャンセルの場合、制御部22は、カスタマイズ内容を破棄して、メニュー画面を一つ前に戻す。
一方、メニュー画面内の『設定終了』がメニュー選択された場合、制御部22はステップS9に動作を移行する。
[ステップS8] この設定終了によって、現時点の仕上がりキーワードは『カスタマイズ』に選択決定される。
なお、ステップS6において個別設定や部分変更が行われていた場合、制御部22は、これら変更を反映するように、記憶部26内の対応情報(図6に示す『カスタマイズ』の列データ)を書き換える。
[ステップS9] ここで制御部22は、レリーズ釦11aの操作の有無を確認する。
もし、レリーズ操作があれば、制御部22はステップS10に動作を移行する。
一方、レリーズ操作が無ければ、制御部22はステップS1に動作を戻し、撮影前のモード変更などを継続して受け付ける。
[ステップS10] 制御部22は、レリーズ操作に応じて、現在選択中の露出制御モードに応じた露出制御を露出制御部14に指示する。
露出制御部14は、測光部14aからのTTLマルチ測光情報を取得し、露出制御モードの動作シーケンスに沿った露出決定を行う。露出制御部14は、この露出決定に従って、絞り12a、シャッタ13a、および撮像素子13を露出制御する。
この露出制御によって撮像素子13に生成された画像データは、A/D変換部15および信号処理部16を介して処理された後、バッファメモリ17に蓄積される。
[ステップS11] 制御部22は、記憶部26の対応情報(図6)に照合して、現在選択中の仕上がりキーワードに対応する列データ(すなわち、画質調整の組み合わせ)を求める。
[ステップS12] このように求めた『画質調整の組み合わせ』は、制御部22から画質調整部19に伝達される。画質調整部19は、このように伝達される『画質調整の組み合わせ』に従って、バッファメモリ17内の画像データに画質調整を順次に施す。
このようにしてユーザーが意図した露出制御と画質調整によって生成された画像データは、必要に応じて圧縮伸張部23で圧縮処理され、画像ファイルとなる。制御部22は、この画像ファイルに、仕上がりキーワードまたはその『画質調整の組み合わせ』を情報付加した後、カードインターフェース20を介してメモリカード21に保存記録する。
《対応情報の一例》
図6〜図9は、対応情報の好ましい一例を示す図である。以下、これらの図を使用して、仕上がりキーワードごとに設定される『画質調整の組み合わせ』の一例を具体的に説明する。
(1)『標準』
この『標準』は、PSAMの露出制御モードにおいて、デフォルトで選択される仕上がりキーワードである。
まず、ホワイトバランス調整およびホワイトバランス微調整設定については、自動設定またはユーザー設定(光源設定やプリセットホワイトバランスなど)によって決定される。
また、輪郭強調については、画像データの空間微分から高域成分量を求め、この高域成分量と目標値との不足分に応じて、輪郭強調の強さがオート調整される。『標準』では、図7に示すように、このオート調整の目標値が中間的な標準値に設定され、かつ輪郭強調の上限下限は最大限に広く設定される。このような設定により、大多数の画像データにおいて好ましい標準的な輪郭強調が実施される。
一方、階調補正については、画像データの明暗レベルからコントラスト量やその出現頻度を求め、これらのコントラスト傾向と目標値との差に応じて、階調補正のカーブがオート調整される。『標準』では、図8に示すように、このオート調整の目標値が中間的で標準な値に設定され、かつ階調補正カーブの選択肢は最大限に広く設定される。このような設定により、大多数の画像データにおいて好ましい標準的な階調補正が実施される。
また、カラーモードについては、モード1が選択される。このモード1は、sRGB色空間に適応したカラーモードである。特に、このモード1は、赤系統(肌色)の色再現性を重視しているので、人物中心に美しい色再現が得られる。
一方、彩度設定については、画像データの彩度レベルとその出現頻度を求め、これらの彩度傾向と目標値との差に応じて、彩度の調整レベルがオート調整される。『標準』では、図9に示すように、このオート調整の目標値が中間的で標準な値に設定され、かつ彩度調整の範囲が最大限に広く設定される。このような設定により、大多数の画像データにおいて好ましい標準的な彩度調整が実施される。
(2)『鮮やかに』
この『鮮やかに』において、輪郭強調はオート調整によって実施される。ただし、この『鮮やかに』では、図7に示すように、オート調整の目標値が標準値よりも僅か強めに設定され、かつ輪郭強調の範囲はやや狭く設定される。このような設定により、色鮮やかな画像データを一段と引き立てる、僅かに強めの輪郭強調が実施される。
一方、階調補正もオート調整によって実施される。ただし、この『鮮やかに』では、図8に示すように、オート調整の目標値が標準値よりも僅かに硬調に設定され、かつ階調補正の選択肢から特に軟調なカーブのみが除外される。このような設定により、色鮮やかな画像データを一段と引き立てる、僅かにコントラスト強調のかかった階調補正が実施される。
また、カラーモードについては、モード3が選択される。このモード3は、sRGB色空間に適応したカラーモードである。特に、緑および青系統の色再現性を重視しているので、風景中心に美しい色再現が得られる。
一方、彩度設定もオート調整によって実施される。ただし、この『鮮やかに』では、図9に示すように、オート調整の目標値が最も高彩度寄りに設定され、かつ彩度調整の範囲が最も狭く設定される。このような設定により、画像データの色を鮮やかに調整することが可能になる。
(3)『シャープに』
この『シャープに』において、輪郭強調はオート調整によって実施される。ただし、この『シャープに』では、図7に示すように、オート調整の目標値が最も強めに設定され、かつ輪郭強調の範囲は最も狭く設定される。このような設定により、画像データを一段とシャープに画質調整することができる。
一方、階調補正もオート調整によって実施される。ただし、この『シャープに』では、図8に示すように、オート調整の目標値が標準値よりも僅かに硬調に設定され、かつ階調補正の選択肢から極端に軟調なカーブが除外される。このような設定により、シャープな画像データを一段と引き立てる、僅かにコントラスト強調のかかった階調豊かな画像データが仕上がる。
また、カラーモードについては、肌色重視のモード1が選択される。
一方、彩度設定もオート調整によって実施される。ただし、この『シャープに』では、図9に示すように、オート調整の目標値が僅かに高彩度寄りに設定され、かつ彩度調整の範囲が比較的広く設定される。このような設定により、シャープな画像データを一段と引き立てる、僅かに鮮やかな画像データが仕上がる。
(4)『ソフトに』
この『ソフトに』において、輪郭強調はオート調整によって実施される。ただし、この『ソフトに』では、図7に示すように、オート調整の目標値が標準値よりも弱めに設定され、かつ輪郭強調の範囲は『標準』よりも僅かに狭く設定される。このような設定により、画像データをソフトな印象に画質調整することができる。
一方、階調補正もオート調整によって実施される。ただし、この『ソフトに』では、図8に示すように、『標準』と同一に設定される。
また、カラーモードについては、肌色重視のモード1が選択される。
一方、彩度設定もオート調整によって実施される。ただし、この『ソフトに』では、図9に示すように、オート調整の目標値が僅かに低彩度寄りに設定され、かつ彩度調整の範囲も『標準』よりも僅かに狭く設定される。このような設定により、ソフトな画像データを一段と引き立てる、色忠実性の高い画像データが仕上がる。
(5)『ダイレクトプリント』
この『ダイレクトプリント』の画質調整では、電子カメラ11をプリンタにダイレクト接続して印刷した際に好適な画質仕上がりが得られる。
まず、この『ダイレクトプリント』において、輪郭強調はオート調整によって実施される。ただし、この『ダイレクトプリント』では、図7に示すように、オート調整の目標値が標準値に設定され、かつ輪郭強調の範囲は『標準』よりも狭く設定される。このような設定により、画像データの絵柄に左右されずに所定の輪郭強調結果を得ることが可能になり、ダイレクトプリントに適した画質が得られる。
一方、階調補正もオート調整によって実施される。ただし、この『ダイレクトプリント』では、図8に示すように、『標準』と同一に設定される。
また、カラーモードについては、ダイレクトプリントはファミリーユースの撮影が大半であるなどの理由から、肌色重視のモード1が選択される。
一方、彩度設定もオート調整によって実施される。ただし、この『ダイレクトプリント』では、図9に示すように、オート調整の目標値が標準値に設定され、かつ彩度調整の範囲は『標準』よりも狭く設定される。このような設定により、画像データの絵柄に左右されずに所定の彩度強調結果を得ることが可能になり、ダイレクトプリントに適した画質が得られる。
(6)『人物キレイに』
この『人物キレイに』において、輪郭強調はオート調整によって実施される。ただし、この『人物キレイに』では、図7に示すように、オート調整の目標値が標準値よりも弱めに設定され、かつ輪郭強調の範囲は『標準』よりも僅かに狭く設定される。このような設定により、人物画像の輪郭が必要以上に強くならず、人物被写体にとって好ましい画質となる。
一方、階調補正もオート調整によって実施される。ただし、この『人物キレイに』では、図8に示すように、オート調整の目標値が標準値よりもやや軟調寄りに設定され、階調補正の選択肢から極端に硬調な階調補正カーブが除外される。その結果、人物の影などを和らげて、人物被写体を階調豊かに仕上げることができる。
また、カラーモードについては、人物被写体に合わせて、肌色重視のモード1が選択される。
一方、彩度設定もオート調整によって実施される。ただし、この『人物キレイに』では、図9に示すように、オート調整の目標値が僅かに低彩度寄りに設定され、かつ彩度調整の範囲も『標準』よりも僅かに狭く設定される。このような設定により、人物被写体の肌色の再現幅を拡げた画像データが仕上がる。
(7)『風景キレイに』
この『風景キレイに』において、輪郭強調はオート調整によって実施される。ただし、この『風景キレイに』では、図7に示すように、オート調整の目標値が最も強めに設定され、かつ輪郭強調の範囲は最も狭く設定される。このような設定により、風景のディテールを際立たせ、見映えのする風景画像に仕上げることができる。
一方、階調補正もオート調整によって実施される。ただし、この『風景キレイに』では、図8に示すように、オート調整の目標値が最も硬調に設定され、かつ階調補正の選択肢が硬調カーブに限定される。このような設定により、コントラストの強い風景画像に仕上げることができる。
また、カラーモードについては、風景重視のモード3が選択される。
一方、彩度設定もオート調整によって実施される。ただし、この『風景キレイに』では、図9に示すように、オート調整の目標値が最も高彩度寄りに設定され、かつ彩度調整の範囲が最も狭く設定される。このような設定により、新緑や青空といった風景画像の色を鮮やかに調整することが可能になる。
(8)『カスタマイズ』
『カスタマイズ』では、ユーザーは、図5に示した画質調整の項目全て(ホワイトバランス関連も含む)について、個別設定を行うことができる。
《仕上がりキーワードの変更操作》
電子カメラ11は、画質調整済みの画像データについて仕上がりキーワードの変更を受け付けると、画質仕上がりを事後的に変更する。
図10は、この仕上がり変更(ここでは仕上がりキーワードAから仕上がりキーワードBへの変更)の説明図である。なお、ここでは、説明を簡明にするために、4種類の画質調整の項目(ホワイトバランス調整、階調補正、色座標変換すなわちカラーモード、彩度調整)を取り上げて説明する。
ユーザーは、モニタ部25の表示を見ながら、メモリカード21の記録画像の中から、画質調整済みの画像を選択する。この選択状態で、ユーザーはメニュー釦30を押して、上述した仕上がり設定のメニュー画面を表示する。このとき、制御部22は、仕上がりキーワードAが実施済みであることを記録画像の付加情報から検出して、メニュー表示のフォーカス位置を仕上がりキーワードAまで移動する。
ユーザーは、このメニュー表示の状態からフォーカス位置を移動し、仕上がり変更を望む仕上がりキーワードBを新たに選択決定する。
このようなユーザー操作を契機にして、制御部22は、画像調整済み画像の再度の画質調整を開始する。
まず、制御部22は、記憶部26の対応情報、または画像の付加情報に照会して、仕上がりキーワードAで実施済みの画質調整パラメータ(1)〜(4)を取得する。
(1)ホワイトバランス調整におけるRB信号の調整ゲインWRa,WBa
(2)非線形な階調補正テーブルTa
(3)色座標変換の変換マトリクスCa
(4)彩度調整の調整ゲインSa
さらに、制御部22は、対応情報や画質調整部19に照会して、仕上がりキーワードBで実施予定の画質調整パラメータ(5)〜(8)を取得する。
(5)ホワイトバランス調整におけるRB信号の調整ゲインWRb,WBb
(2)非線形な階調補正テーブルTb
(3)色座標変換の変換マトリクスCb
(4)彩度調整の調整ゲインSb
これらの情報に基づいて、画質調整済み画像に対して、必要かつ復元可能な範囲で、画質調整前の画像の復元を試みる。
まず、画質調整済み画像の彩度に、彩度調整の逆ゲインSa-1を乗じて、彩度調整前の復元画像を得る。
次に、彩度調整前の復元画像に、色座標変換の逆マトリクスCa-1を乗じて、色座標変換前の復元画像を得る。
さらに、色座標変換前の復元画像に、階調補正の逆変換テーブルTa-1による逆変換を施し、階調補正前の復元画像を得る。
次に、階調補正前の復元画像に対して、ホワイトバランスの差分ゲインWRb/WRa,WBb/WBaを乗じる。
このような差分処理の実施により、仕上がりキーワードBにおけるホワイトバランス後の画像を、途中の演算過程を飛ばして短絡的に得ることができる。
続いて、このホワイトバランス後の画像に対して、階調補正テーブルTbによる階調補正を実施し、階調補正後の画像を得る。
さらに、この階調補正後の画像に対して、色座標変換のマトリクスCbを乗じて、色座標変換後の画像を得る。
次に、この色座標変換後の画像に対して、彩度調整の調整ゲインSbを乗じて、仕上がりキーワードBの画質調整済み画像を得る。
《画像選択による仕上がりカスタマイズ機能》
コンピュータ31は、ユーザーからの指示に従って、RAWデータに細かな画質調整を施すことができる。さらに、このコンピュータ31は、このように調整された画質仕上がり具合を、電子カメラ11の仕上がり設定に追加登録することができる。
図11は、上述した機能を実現するための処理プログラムを示す図である。以下、図11のステップ番号に沿って、この『画像選択による仕上がり設定のカスタマイズ機能』について説明する。
[ステップS21] ユーザーは、キーボードやマウスを介して、コンピュータ31に画質調整の指示入力を与える。この指示入力に従って、コンピュータ31は、RAWデータに対して一連の画質調整を実施し、ユーザーお気に入りの画質調整済み画像を作成する。
[ステップS22] コンピュータ31は、作成された画質調整済み画像に実施した画質調整を実施順に整理し、画質調整の履歴データを作成する。
[ステップS23] コンピュータ31は、画質調整済み画像に履歴データを付加して、記録媒体に保存する。
[ステップS24] コンピュータ31は、ユーザーからの指示が無ければ、ステップS21に動作を戻し、新たなRAWデータに対する画質調整を繰り返す。
一方、ユーザーから電子カメラ11のカスタマイズ指示を受けると、コンピュータ31はステップS25に動作を移行する。
[ステップS25] コンピュータ31は、記録媒体内から、複数の画質調整済み画像を読み出し、サムネイル表示を行う。ユーザーは、このサムネイル表示の中から、お気に入りの画質調整済み画像を選択する。
[ステップS26] コンピュータ31は、この選択画像から履歴データを読み出し、選択画像に実施された『画質調整の組み合わせ』を求める。
[ステップS27] コンピュータ31は、求めた『画質調整の組み合わせ』を、電子カメラ11のカスタマイズデータとして、電子カメラ11に情報転送する。
なお、ユーザーが実施した画質調整が、オート調整のような設定範囲を柔軟に持たず、固定的な調整値の場合、カスタマイズデータとしては、その固定的な調整値の前/後に、所定の設定範囲を持たせることが好ましい。このような設定範囲の余裕により、個々の画像データごとに、画質調整の効果を設定範囲内でオート調整することができる。
また、この設定範囲については、ユーザーが上限下限を入力設定してもよい。
さらに、ユーザーがお気に入りの画質調整済み画像を複数選択した場合、コンピュータ31が、複数選択された画像の画質調整の調整値をカバーする範囲で、設定範囲を決定してもよい。
[ステップS28] 電子カメラ11側では、情報転送された『画質調整の組み合わせ』に、『カスタマイズN』などの仕上がりキーワードを付けて、記憶部26内の対応情報に追加登録する(ただし、Nは自動付与の連番)。
《本実施形態の効果など》
以上説明したように、本実施形態では、ユーザーが仕上がりキーワードを選ぶことで、所望の画質仕上がりに必要な『画質調整の組み合わせ』が選択的に実施される。その結果、ユーザーは、複雑で難しい画質パラメータを一つ一つ意識して入力指示する必要がなくなり、画質調整の操作性に優れた電子カメラ11が実現する。
また、本実施形態では、露出制御モードと独立して、仕上がりキーワードを選択できる。その結果、露出制御と、画質仕上がりとを組み合わせて、一段とユーザー好みの画像データを得ることもできる。
また、露出制御モードと仕上がりキーワードとを独立させたことにより、銀塩カメラの経験によって露出制御には習熟しているが、画質調整には不馴れなユーザーにとって、大変に使いやすい電子カメラ11が実現する。
なお、本実施形態では、『仕上がりキーワードと独立した露出制御モード』は、プログラム露出モード、絞り優先露出モード、シャッタ優先露出モード、およびマニュアル露出モードの少なくとも一つを有する。そして、ユーザーは、露出制御モードを先に選択して、仕上がりキーワードを選択する。
このように、露出制御モードを先に選択することで、ユーザーは、被写体の撮影意図をまずじっくり検討する。続いて、ユーザーは、じっくり検討したその撮影意図を意識しながら、その撮影意図に適合した仕上がりキーワードをメニュー画面から的確に選択できる。
このような操作順は、ユーザーによる撮影意図の検討過程に配慮しているため、合理的かつ自然な流れであり、大変に使いやすい電子カメラ11が実現する。
また、本実施形態では、仕上がりキーワード『カスタマイズ』や、コンピュータ31を使用することで、ユーザー独自の新たな画質仕上がりを簡単に登録することができる。したがって、ユーザー独自の画質仕上がりを、登録済みの定番仕上がりとして、いつでも簡単に実施することが可能になる。
その結果、画質仕上がりの選択自由度が一段と高くなり、ユーザー独自のマイカメラを構築することが可能になる。
さらに、本実施形態では、画質調整済み画像の画質仕上がりの一部を個別に後から変更できる。この場合、画質調整の差分処理を実施することにより、処理コストを低減したり、演算処理の誤差発生を抑えることができる。
《本実施形態の補足事項》
なお、上述した実施形態では、外部のコンピュータ31側で、対応情報のカスタマイズデータを作成している。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、電子カメラ11内に画質調整の試行環境を設けることにより、電子カメラ11内で図11に示すカスタマイズ動作を実施することも可能である。
以上説明したように、本発明は、電子カメラなどに利用可能な技術である。
電子カメラ11の構成を示すブロック図である。 電子カメラ11のスイッチ群22aのレイアウトを示す外観図である。 電子カメラ11の撮影手順を説明する流れ図である。 電子カメラ11のメニュー表示を示す図である。 電子カメラ11のメニュー表示を示す図である。 対応情報の一例を示す図である。 輪郭強調の設定例を示す図である。 階調補正の設定例を示す図である。 彩度設定の設定例を示す図である。 仕上がり変更の動作を説明する図である。 画像選択による仕上がり設定のカスタマイズ動作を説明する流れ図である。
符号の説明
11 電子カメラ
11a レリーズ釦
12 撮影レンズ
12a 絞り
13 撮像素子
13a シャッタ
14 露出制御部
14a 測光部
15 A/D変換部
16 信号処理部
17 バッファメモリ
18 バス
19 画質調整部
20 カードインターフェース
21 メモリカード
22 制御部
22a スイッチ群
23 圧縮伸張部
24 画像表示部
25 モニタ部
26 記憶部
27 外部インターフェース
28 モードダイヤル
29 マルチセレクタ
30 メニュー釦
31 コンピュータ

Claims (3)

  1. 被写体像を撮像して画像データを生成する撮像部と、
    前記画像データに対する画質処理の画質仕上がりを示す仕上がりキーワードと、『各画質調整の設定値の組み合わせ』との対応情報を記憶する記憶部と、
    ユーザ入力により前記仕上がりキーワードを選択する入力部と、
    前記記憶部が記憶する前記対応情報に照合して、前記入力部で選択された前記仕上がりキーワードに対応する画質調整の設定値を求める制御部
    前記撮像部により生成された前記画像データに対して、前記制御部の求めた画質調整の設定値で複数の画質調整処理を施す画質調整部と、
    前記入力部により選択された前記仕上がりキーワードに対応する各画質調整の設定値を個別に設定または部分的に設定変更した各画質調整の設定値の組み合わせを前記仕上がりキーワードに対応させて前記対応情報に登録するマニュアル調整部と、
    前記画質調整処理が施された画像データに、該画質調整処理の際に用いられた各画質調整の設定値の組み合わせ情報を付加する情報付加部と、
    前記画質調整部で画質調整処理された画像データをユーザ入力によって選択するお気に入り画像選択部とを備え、
    前記制御部は、前記お気に入り画像選択部で選択された前記画像データに付加されている各画質調整の設定値の組み合わせ情報を仕上がりキーワードに対応させて前記対応情報に登録することにより、前記対応情報をカスタマイズする
    ことを特徴とする電子カメラ。
  2. 被写体像を撮像して画像データを生成する撮像部と、
    前記画像データに複数種類の画質調整を組み合わせて実施することにより、複数通りの画質仕上がりを実現可能な画質調整部と、
    前記画質仕上がりを示唆する仕上がりキーワードと、前記画質仕上がりに必要な『画質調整の組み合わせ』との対応情報を記憶する記憶部と、
    ユーザ入力により前記仕上がりキーワードを選択する入力部と、
    前記記憶部が記憶する前記対応情報に照合して、前記入力部で選択された前記仕上がりキーワードに対応する『画質調整の組み合わせ』を求める制御部とを備え、
    前記入力部は、
    画質調整済みの画像データについて、仕上がりキーワードの変更を受け付ける機能を有し、
    前記画質調整の組み合わせは、
    『非線形な階調補正処理』、『前記階調補正処理の前に実施する前処理』、および『前記階調補正処理の後に実施する後処理』に大まかに分割することが可能であり、
    前記画質調整部は、
    前記画像データに対して、前記制御部の求めた『画質調整の組み合わせ』を施し、仕上がりキーワードの変更を受け付けた前記画質調整済みの画像データに対して、
    (1)実施済みの前記後処理についての逆変換を実施し、
    (2)次に、実施済みの前記階調補正処理についての逆変換を実施し、
    (3)次に、『実施済みの前記前処理』と『変更された仕上がりキーワードに対応する前処理』との差分処理を実施し、
    (4)次に、『変更された仕上がりキーワードに対応する階調補正処理』を実施し、
    (5)次に、『変更された仕上がりキーワードに対応する後処理』を実施する
    ことにより、前記画質仕上がりを変更す
    ことを特徴とする電子カメラ。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電子カメラとの間で情報通信を行う通信部と、画像を表示する表示部と、ユーザ入力を受け付ける入力部とを有するコンピュータを、
    実施された画質調整の履歴データが付加された画像データを前記表示部に表示するステップと、
    前記表示部に表示された画像データを、前記入力部によるユーザ入力によって選択するステップと、
    前記選択された画像データに付加されている履歴データを読出し、当該画像データに実施された各画質調整の設定値の組み合わせ情報を求めるステップと、
    求められた前記各画質調整の設定値の組み合わせ情報を前記電子カメラに送信するステップと、
    を有し機能させるための処理プログラム
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