JP2006080746A - 画像処理装置、電子カメラ、および画像処理プログラム - Google Patents
画像処理装置、電子カメラ、および画像処理プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006080746A JP2006080746A JP2004260886A JP2004260886A JP2006080746A JP 2006080746 A JP2006080746 A JP 2006080746A JP 2004260886 A JP2004260886 A JP 2004260886A JP 2004260886 A JP2004260886 A JP 2004260886A JP 2006080746 A JP2006080746 A JP 2006080746A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- teacher
- image processing
- reproduction
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims abstract description 96
- 239000000284 extract Substances 0.000 claims abstract description 7
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 claims abstract description 6
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 15
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims description 10
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 claims description 10
- 238000013075 data extraction Methods 0.000 claims description 6
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 6
- 230000002194 synthesizing effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000006870 function Effects 0.000 description 11
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 9
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 4
- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010191 image analysis Methods 0.000 description 3
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 230000006837 decompression Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000012935 Averaging Methods 0.000 description 1
- 238000012217 deletion Methods 0.000 description 1
- 230000037430 deletion Effects 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Studio Devices (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Picture Signal Circuits (AREA)
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
Abstract
【課題】 好みの画像再現を直感的かつ簡易に画像処理装置に伝達し、好みの画像再現を画像処理に反映する。
【解決手段】 本発明の画像処理装置は、入力部、教師データ抽出部、補正部、および画像処理部を備える。この入力部は、画像処理において画像再現の目標とする画像(以下『教師画像』という)の指示入力を受け付ける。教師データ抽出部は、与えられた教師画像について、予め定められた画像再現項目に関する解析または情報収集を行い、画像再現の傾向を示す教師データを抽出する。補正部は、教師データが示す画像再現の傾向に従って、画像処理のパラメータを補正する。画像処理部は、補正されたパラメータを用いて、入力画像の画像処理を実施する。
【選択図】 図2
【解決手段】 本発明の画像処理装置は、入力部、教師データ抽出部、補正部、および画像処理部を備える。この入力部は、画像処理において画像再現の目標とする画像(以下『教師画像』という)の指示入力を受け付ける。教師データ抽出部は、与えられた教師画像について、予め定められた画像再現項目に関する解析または情報収集を行い、画像再現の傾向を示す教師データを抽出する。補正部は、教師データが示す画像再現の傾向に従って、画像処理のパラメータを補正する。画像処理部は、補正されたパラメータを用いて、入力画像の画像処理を実施する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、画像処理装置、電子カメラ、および画像処理プログラムに関する。
近年、電子カメラや画像処理プログラムでは、複雑かつ高度な画像処理が可能になっている。ユーザーが、この画像処理を駆使するためには、画像処理について充分な知識や習熟が必須となる。
このような知識などを必要とせずに、ユーザー好みの画像処理を実現する試みとして、特許文献1の従来技術が知られている。この特許文献1では、ユーザーは、画像再現の嗜好を左右するユーザー側の因子パラメータ(年齢、地域、季節、性別など)を入力する。装置側は、これら因子パラメータに応じて、適当と思われる画像処理パラメータを自動設定する。このような処理によって、ユーザーの年齢などを考慮した画像処理が可能になる。
特開2001−251529号公報(請求項1,請求項4など)
このような知識などを必要とせずに、ユーザー好みの画像処理を実現する試みとして、特許文献1の従来技術が知られている。この特許文献1では、ユーザーは、画像再現の嗜好を左右するユーザー側の因子パラメータ(年齢、地域、季節、性別など)を入力する。装置側は、これら因子パラメータに応じて、適当と思われる画像処理パラメータを自動設定する。このような処理によって、ユーザーの年齢などを考慮した画像処理が可能になる。
ところで、画像再現の好みは、年齢差などの他、ユーザーの個人差によっても大きく変化する。また、画像の主要被写体の別(人物/風景)によっても、画像再現の好みは大きく変化する。
このように変化する画像再現の好みを画像処理に反映するには、上記の因子パラメータだけでは不可能であり、従来通り画像処理パラメータを逐一調整する必要があった。
本発明は、このような問題点に鑑みて、ユーザー好みの画像再現を直感的かつ簡易に画像処理装置に伝達し、好みに沿った画像処理を実現することを目的とする。
このように変化する画像再現の好みを画像処理に反映するには、上記の因子パラメータだけでは不可能であり、従来通り画像処理パラメータを逐一調整する必要があった。
本発明は、このような問題点に鑑みて、ユーザー好みの画像再現を直感的かつ簡易に画像処理装置に伝達し、好みに沿った画像処理を実現することを目的とする。
《1》
本発明の画像処理装置は、入力部、教師データ抽出部、補正部、および画像処理部を備える。
この入力部では、画像再現の模範とする画像(以下『教師画像』という)の指示入力を受け付ける。
教師データ抽出部は、受け付けた教師画像について、予め定められた画像再現項目に関する解析または情報収集を行い、画像再現の傾向を示す教師データを抽出する。
補正部は、教師データが示す画像再現に近づけて、画像処理のパラメータを補正する。
画像処理部は、補正されたパラメータを用いて、入力画像の画像処理を実施する。
本発明の画像処理装置は、入力部、教師データ抽出部、補正部、および画像処理部を備える。
この入力部では、画像再現の模範とする画像(以下『教師画像』という)の指示入力を受け付ける。
教師データ抽出部は、受け付けた教師画像について、予め定められた画像再現項目に関する解析または情報収集を行い、画像再現の傾向を示す教師データを抽出する。
補正部は、教師データが示す画像再現に近づけて、画像処理のパラメータを補正する。
画像処理部は、補正されたパラメータを用いて、入力画像の画像処理を実施する。
《2》
なお好ましくは、上記の画像再現項目は、『色再現』、『階調再現』、および『輪郭再現』からなる群の少なくとも1つとする。
なお好ましくは、上記の画像再現項目は、『色再現』、『階調再現』、および『輪郭再現』からなる群の少なくとも1つとする。
《3》
また好ましくは、入力部は、教師画像の指示入力を複数受け付ける機能を有する。教師データ抽出部では、指示入力された複数の教師画像から教師データをそれぞれ抽出する。
補正部は、これら複数の教師データについて重み付け合成を行って、複数の画像再現の傾向を合成した合成教師値を生成する。さらに、補正部は、この合成教師データが示す画像再現に近づけて画像処理のパラメータを補正する。
また好ましくは、入力部は、教師画像の指示入力を複数受け付ける機能を有する。教師データ抽出部では、指示入力された複数の教師画像から教師データをそれぞれ抽出する。
補正部は、これら複数の教師データについて重み付け合成を行って、複数の画像再現の傾向を合成した合成教師値を生成する。さらに、補正部は、この合成教師データが示す画像再現に近づけて画像処理のパラメータを補正する。
《4》
なお好ましくは、シーン取得部を備えて、教師画像および入力画像について、撮影シーンの種別を示す情報を取得する。補正部は、これら撮影シーンの情報に基づいて、入力画像と撮影シーンの合致または類似する教師画像を選ぶ。さらに、補正部は、選んだ教師画像について教師データの重み比率を増やして、重み付け合成を行う。
なお好ましくは、シーン取得部を備えて、教師画像および入力画像について、撮影シーンの種別を示す情報を取得する。補正部は、これら撮影シーンの情報に基づいて、入力画像と撮影シーンの合致または類似する教師画像を選ぶ。さらに、補正部は、選んだ教師画像について教師データの重み比率を増やして、重み付け合成を行う。
《5》
また好ましくは、シーン分類部を備えて、前記教師画像の主要被写体を風景/人物に分類する。この場合、補正部は、主要被写体が風景の教師画像については、青色または緑色の画像再現に関する教師データの重み比率を増やして、教師データの重み付け合成を行う。一方、主要被写体が人物の教師画像については、肌色の画像再現に関する教師データの重み比率を増やして、教師データの重み付け合成を行う。
また好ましくは、シーン分類部を備えて、前記教師画像の主要被写体を風景/人物に分類する。この場合、補正部は、主要被写体が風景の教師画像については、青色または緑色の画像再現に関する教師データの重み比率を増やして、教師データの重み付け合成を行う。一方、主要被写体が人物の教師画像については、肌色の画像再現に関する教師データの重み比率を増やして、教師データの重み付け合成を行う。
《6》
本発明の電子カメラは、上述した《1》〜《5》のいずれかの画像処理装置と、被写体像を撮像して入力画像を生成する撮像部とを備える。この撮像部で生成された入力画像は、画像処理装置によって画像処理される。
本発明の電子カメラは、上述した《1》〜《5》のいずれかの画像処理装置と、被写体像を撮像して入力画像を生成する撮像部とを備える。この撮像部で生成された入力画像は、画像処理装置によって画像処理される。
《7》
本発明の画像処理プログラムは、コンピュータを、上述した《1》〜《5》のいずれかの画像処理装置として機能させるためのプログラムであることを特徴とする。
本発明の画像処理プログラムは、コンピュータを、上述した《1》〜《5》のいずれかの画像処理装置として機能させるためのプログラムであることを特徴とする。
請求項1の発明では、ユーザーは、自分の好みに合った教師画像を選んで指定するという直接的な操作によって、通常、頭の中にあって伝達の難しいイメージ(具体的な画像再現の構想)を画像処理装置に伝えることができる。一方、画像処理装置は、この教師画像から、予め定められた画像再現の傾向を抽出することで、ユーザーが所望する画像再現の傾向を適切に把握し、その画像再現に近づける方向で入力画像の画像処理を実施する。したがって、ユーザーは、画像処理の知識や習熟などを特に必要とせず、自分の好みに近い処理済み画像を得ることができる。
ところで、ユーザーは、まず見た目の第一印象から、好みの教師画像を選択する。そのため、なるべく第一印象を反映する画像再現項目について、入力画像を教師画像に近づけることが好ましい。このような観点から、請求項2の発明では、画像の第一印象を特に左右する『色再現』、『階調再現』、または『輪郭再現』などを、画像再現項目に選択する。
例えば、『色再現』を画像再現項目に選んだ場合、教師画像の『色バランス』、『特定の色が鮮やか』、『色相の偏り』等々の特徴を模範として、その特徴を反映した処理済み画像を得ることができる。
また例えば、『階調再現』を画像再現項目に選んだ場合、教師画像の『軟調な階調再現』、『硬調な階調再現』、『明部の階調感』、『陰影部の階調感』等々の特徴を模範として、その特徴を反映した処理済み画像を得ることができる。
また例えば、『輪郭再現』を画像再現項目に選んだ場合、教師画像の『鋭い輪郭再現』、『滑らかな輪郭再現』、『高域成分によるディテール感や質感』等々の特徴を模範として、その特徴を反映した処理済み画像を得ることができる。
ところで、ユーザーは、『教師画像Aと教師画像Bとの中間』といった微妙な画像再現を所望するケースも想定できる。そこで、請求項3の発明では、複数の教師画像から抽出した教師データを重み付け合成し、得られた合成教師データに沿って、入力画像を画像処理する。このような機能により、ユーザーは、複数の教師画像を一遍にまたは徐々に追加しながら、あたかも絵の具をパレット上で混ぜるように、微妙で多様な画像再現を画像処理装置に指示することが可能になる。
ところで、風景中心の教師画像の画像再現は、風景中心の入力画像に反映させることが自然である。また、人物中心の教師画像の画像再現は、人物中心の入力画像に反映させることが自然である。そこで、請求項4の発明では、複数の教師データの重み付け合成において、入力画像と撮影シーンの合致または類似する教師画像の重み比率を増やす。このような重み付けによって、撮影シーンの近い教師画像の画像再現を、入力画像の画像処理に優先的に反映することができる。その結果、撮影シーン毎に異なるユーザーの好みを、うまく反映した処理済み画像を得ることが可能になる。
なお、このような重み比率の調整において、入力画像と教師画像の撮影シーンが異なる場合に、その教師画像に関連する重み比率を実質ゼロに設定してもよい。この場合、撮影シーン毎に異なるユーザーの好みを、選択的に反映した処理済み画像を得ることができる。
ところで、風景中心の教師画像Nと、人物中心の教師画像Mがあった場合、教師画像Nの青空や緑の色再現と、教師画像Nの肌色再現とを組み合わせることで、適材適所の画像再現が得られる。そこで、請求項5の発明では、主要被写体が風景の教師画像については、青色再現または緑色再現に関する教師データの重み比率を増やす。一方、主要被写体が人物の教師画像については、肌色再現に関する教師データの重み比率を増やす。このような処理により、複数の教師画像において重視すべき教師データが適宜に選択され、それらを適材適所に混合して、入力画像の画像再現に反映させることが可能になる。
請求項6の発明では、請求項1〜5のいずれか1項の画像処理装置を電子カメラに搭載する。この場合、ユーザーは電子カメラに教師画像を指示入力することにより、好みの画像再現を電子カメラに学習させることが可能になる。したがって、好みの画像再現を簡易に指定して実行できる、使い勝手に優れた電子カメラが実現する。
請求項7の画像処理プログラムにより、コンピュータを、請求項1〜5のいずれか1項の画像処理装置として機能させることができる。この場合、ユーザーはコンピュータに教師画像を指示入力することにより、好みの画像再現をコンピュータに学習させることが可能になる。したがって、好みの画像再現を簡易に指定して実行できる、使い勝手に優れた画像処理システムをコンピュータ上に構築できる。
[実施形態の構成説明]
図1は、本実施形態の電子カメラ11を示すブロック図である。
図1において、電子カメラ11には、撮影レンズ12が装着される。この撮影レンズ12の像空間には、撮像素子13の受光面が配置される。この撮像素子13は、タイミングジェネレータ22bの出力パルスによって撮像動作が制御される。
図1は、本実施形態の電子カメラ11を示すブロック図である。
図1において、電子カメラ11には、撮影レンズ12が装着される。この撮影レンズ12の像空間には、撮像素子13の受光面が配置される。この撮像素子13は、タイミングジェネレータ22bの出力パルスによって撮像動作が制御される。
この撮像素子13で生成される画像は、A/D変換部15および信号処理部16を介して、バッファメモリ17に一時記憶される。
このバッファメモリ17は、バス18に接続される。このバス18には、画像処理部19、カードインターフェース20、マイクロプロセッサ22、圧縮伸張部23、および画像表示部24が接続される。
このバッファメモリ17は、バス18に接続される。このバス18には、画像処理部19、カードインターフェース20、マイクロプロセッサ22、圧縮伸張部23、および画像表示部24が接続される。
この内、カードインターフェース20は、着脱自在なメモリカード21に対してデータの読み書きを行う。
また、マイクロプロセッサ22には、スイッチ群22aからユーザー操作の信号が入力される。このスイッチ群22aには、レリーズ釦、メニュー釦、モード操作釦、マルチセレクタ釦、コマンドダイヤルなどが含まれる。
さらに、画像表示部24は、電子カメラ11の背面に設けられたモニタ画面25に画像を表示する。
また、マイクロプロセッサ22には、スイッチ群22aからユーザー操作の信号が入力される。このスイッチ群22aには、レリーズ釦、メニュー釦、モード操作釦、マルチセレクタ釦、コマンドダイヤルなどが含まれる。
さらに、画像表示部24は、電子カメラ11の背面に設けられたモニタ画面25に画像を表示する。
[発明との対応関係]
以下、発明と本実施形態との対応関係について説明する。なお、ここでの対応関係は、参考のために一解釈を例示するものであり、本発明を徒らに限定するものではない。
請求項記載の入力部は、スイッチ群22a、カードインターフェース20、およびマイクロプロセッサ22による『メモリカード21内の画像ファイルを教師画像として指示入力する機能』に対応する。
請求項記載の教師データ抽出部は、マイクロプロセッサ22による『色再現、階調再現、および輪郭再現などの項目に関して、教師画像の解析または情報収集を行い、教師データを抽出する機能』に対応する。
請求項記載の補正部は、マイクロプロセッサ22による『教師データに応じて、画像処理パラメータを補正する機能』に対応する。
請求項記載の画像処理部は、画像処理部19および信号処理部16に対応する。
請求項記載のシーン取得部は、マイクロプロセッサ22による『教師画像および入力画像について、撮影シーンの種別を示す情報を取得する機能』に対応する。
請求項記載のシーン分類部は、マイクロプロセッサ22による『教師画像について、主要被写体の種別を取得する機能』に対応する。
以下、発明と本実施形態との対応関係について説明する。なお、ここでの対応関係は、参考のために一解釈を例示するものであり、本発明を徒らに限定するものではない。
請求項記載の入力部は、スイッチ群22a、カードインターフェース20、およびマイクロプロセッサ22による『メモリカード21内の画像ファイルを教師画像として指示入力する機能』に対応する。
請求項記載の教師データ抽出部は、マイクロプロセッサ22による『色再現、階調再現、および輪郭再現などの項目に関して、教師画像の解析または情報収集を行い、教師データを抽出する機能』に対応する。
請求項記載の補正部は、マイクロプロセッサ22による『教師データに応じて、画像処理パラメータを補正する機能』に対応する。
請求項記載の画像処理部は、画像処理部19および信号処理部16に対応する。
請求項記載のシーン取得部は、マイクロプロセッサ22による『教師画像および入力画像について、撮影シーンの種別を示す情報を取得する機能』に対応する。
請求項記載のシーン分類部は、マイクロプロセッサ22による『教師画像について、主要被写体の種別を取得する機能』に対応する。
[本実施形態の動作説明]
本実施形態の電子カメラ11は、動作モードとして『学習モード』を備える。この学習モードでは、ユーザーから指示入力された教師画像を元に、ユーザーが所望する画像処理を実行する。図2は、この学習モードの動作シーケンスを説明する流れ図である。
以下、図2に示すステップ番号に沿って動作説明を行う。
本実施形態の電子カメラ11は、動作モードとして『学習モード』を備える。この学習モードでは、ユーザーから指示入力された教師画像を元に、ユーザーが所望する画像処理を実行する。図2は、この学習モードの動作シーケンスを説明する流れ図である。
以下、図2に示すステップ番号に沿って動作説明を行う。
ステップS1: マイクロプロセッサ22は、メモリカード21内の画像ファイルをモニタ画面25に再生表示する。ユーザーは、この表示画像をスイッチ群22aの操作で切り換えて、画像再現の模範する教師画像を選択する。
マイクロプロセッサ22は、この教師画像用の管理領域(以下『教師画像データベース』という)を内部メモリ上に設け、指示入力された教師画像の識別子(ファイル名など)を新規登録する。
また、マイクロプロセッサ22は、メモリカード21内の教師画像に対して、教師画像を示すフラグを設定する。
このようにフラグが設定された画像ファイル群は、電子カメラ11の電源投入時、マイクロプロセッサ22によってメモリカード21内から検出され、教師画像として教師画像データベースに初期設定される。この機能により、教師画像を予め記録したメモリカード21を電子カメラ11に装着するだけで、教師画像の指示入力を完了することができる。
なお、ユーザーは、スイッチ群22aを用いて教師画像の解除操作を個別に行うこともできる。このように教師画像から解除された画像ファイルは、マイクロプロセッサ22によって教師画像データベースから登録抹消される。さらに、マイクロプロセッサ22は、この画像ファイルが次回の電源投入時に教師画像として選択されないよう、画像ファイル内のフラグ設定を解除する。
マイクロプロセッサ22は、この教師画像用の管理領域(以下『教師画像データベース』という)を内部メモリ上に設け、指示入力された教師画像の識別子(ファイル名など)を新規登録する。
また、マイクロプロセッサ22は、メモリカード21内の教師画像に対して、教師画像を示すフラグを設定する。
このようにフラグが設定された画像ファイル群は、電子カメラ11の電源投入時、マイクロプロセッサ22によってメモリカード21内から検出され、教師画像として教師画像データベースに初期設定される。この機能により、教師画像を予め記録したメモリカード21を電子カメラ11に装着するだけで、教師画像の指示入力を完了することができる。
なお、ユーザーは、スイッチ群22aを用いて教師画像の解除操作を個別に行うこともできる。このように教師画像から解除された画像ファイルは、マイクロプロセッサ22によって教師画像データベースから登録抹消される。さらに、マイクロプロセッサ22は、この画像ファイルが次回の電源投入時に教師画像として選択されないよう、画像ファイル内のフラグ設定を解除する。
ステップS2: ユーザーは、教師画像の指示入力を全て完了すると、スイッチ群22aを用いて、マイクロプロセッサ22に学習開始を指示する。
マイクロプロセッサ22は、この学習開始の指示を受け付けるまで、ステップS1に動作を戻し、教師画像の更なる登録または解除を繰り返し受け付ける。
一方、マイクロプロセッサ22は、この学習開始の指示を受け付けると、ステップS3に動作を移行する。
マイクロプロセッサ22は、この学習開始の指示を受け付けるまで、ステップS1に動作を戻し、教師画像の更なる登録または解除を繰り返し受け付ける。
一方、マイクロプロセッサ22は、この学習開始の指示を受け付けると、ステップS3に動作を移行する。
ステップS3: 教師画像データベースには、教師画像ごとに、予め定められた画像再現項目(本実施形態では、色再現、階調再現、輪郭再現など)のフィールドが設けられる。
マイクロプロセッサ22は、教師画像について画像解析または情報取得を実施して、下記に列挙する教師データを抽出し、画像データベース中の空きフィールドにそれぞれ格納する。
マイクロプロセッサ22は、教師画像について画像解析または情報取得を実施して、下記に列挙する教師データを抽出し、画像データベース中の空きフィールドにそれぞれ格納する。
[A]色再現の教師データ
1:全体の色再現・・教師画像のHSLヒストグラム解析により求める。例えば、画面全体における彩度分布(最大彩度、最小彩度、平均彩度、または最頻彩度)、および画面全体の色相分布(色相の偏り具合)を示すデータなど。
2:肌色再現・・画像内の肌色領域のHSLヒストグラム解析により求める。肌色領域の彩度分布(最大彩度、最小彩度、平均彩度、または最頻彩度)、および肌色領域の色相分布(色相の偏り具合)を示すデータなど。
3:青色再現・・画像内の青色領域のHSLヒストグラム解析により求める。青色領域の彩度分布(最大彩度、最小彩度、平均彩度、または最頻彩度)、および青色領域の色相分布(色相の偏り具合)を示すデータなど。
4:緑色再現・・画像内の緑色領域のHSLヒストグラム解析により求める。緑色領域の彩度分布(最大彩度、最小彩度、平均彩度、または最頻彩度)、および緑色領域の色相分布(色相の偏り具合)を示すデータなど。
5:ホワイトバランス調整値・・教師画像内の情報領域から取得する。教師画像の画像処理に使用したホワイトバランス調整値(R利得,B利得など)に該当する。
6:色座標変換マトリクス値・・教師画像内の情報領域から取得する。教師画像の画像処理に使用した色座標変換マトリクス値に該当する。
7:彩度調整値・・教師画像内の情報領域から取得する。教師画像の画像処理に使用した彩度調整値に該当する。
1:全体の色再現・・教師画像のHSLヒストグラム解析により求める。例えば、画面全体における彩度分布(最大彩度、最小彩度、平均彩度、または最頻彩度)、および画面全体の色相分布(色相の偏り具合)を示すデータなど。
2:肌色再現・・画像内の肌色領域のHSLヒストグラム解析により求める。肌色領域の彩度分布(最大彩度、最小彩度、平均彩度、または最頻彩度)、および肌色領域の色相分布(色相の偏り具合)を示すデータなど。
3:青色再現・・画像内の青色領域のHSLヒストグラム解析により求める。青色領域の彩度分布(最大彩度、最小彩度、平均彩度、または最頻彩度)、および青色領域の色相分布(色相の偏り具合)を示すデータなど。
4:緑色再現・・画像内の緑色領域のHSLヒストグラム解析により求める。緑色領域の彩度分布(最大彩度、最小彩度、平均彩度、または最頻彩度)、および緑色領域の色相分布(色相の偏り具合)を示すデータなど。
5:ホワイトバランス調整値・・教師画像内の情報領域から取得する。教師画像の画像処理に使用したホワイトバランス調整値(R利得,B利得など)に該当する。
6:色座標変換マトリクス値・・教師画像内の情報領域から取得する。教師画像の画像処理に使用した色座標変換マトリクス値に該当する。
7:彩度調整値・・教師画像内の情報領域から取得する。教師画像の画像処理に使用した彩度調整値に該当する。
[B]階調再現の教師データ
1:階調再現・・画像の輝度ヒストグラム解析により求める。例えば、最大輝度、最小輝度、平均輝度、最頻度輝度、またはコントラストを示すデータなど。
2:階調変換カーブのデータ・・教師画像内の情報領域から取得する。教師画像の画像処理に使用した階調変換カーブを特定するデータに該当する。
1:階調再現・・画像の輝度ヒストグラム解析により求める。例えば、最大輝度、最小輝度、平均輝度、最頻度輝度、またはコントラストを示すデータなど。
2:階調変換カーブのデータ・・教師画像内の情報領域から取得する。教師画像の画像処理に使用した階調変換カーブを特定するデータに該当する。
[C]輪郭再現の教師データ
1:高域変動幅・・空間周波数フィルタにより画像の高域変動を抽出し、その高域変動について分散値(高域成分とその平均値との差の二乗平均)を求める。
2:輪郭の鋭さ・・空間周波数フィルタにより画像の輪郭部を検出し、その輪郭部の傾斜の幅(立ち上がりや立ち下がりの幅)を平均して求める。
3:輪郭強調フィルタ・・教師画像内の情報領域から取得する。教師画像の画像処理に使用した輪郭強調フィルタを特定するデータに該当する。
1:高域変動幅・・空間周波数フィルタにより画像の高域変動を抽出し、その高域変動について分散値(高域成分とその平均値との差の二乗平均)を求める。
2:輪郭の鋭さ・・空間周波数フィルタにより画像の輪郭部を検出し、その輪郭部の傾斜の幅(立ち上がりや立ち下がりの幅)を平均して求める。
3:輪郭強調フィルタ・・教師画像内の情報領域から取得する。教師画像の画像処理に使用した輪郭強調フィルタを特定するデータに該当する。
ステップS4: 次に、マイクロプロセッサ22は、教師画像が複数か否かを判定する。
教師画像が単数の場合、マイクロプロセッサ22はステップS8に動作を移行する。
一方、教師画像が複数の場合、マイクロプロセッサ22はステップS5に動作を移行する。
教師画像が単数の場合、マイクロプロセッサ22はステップS8に動作を移行する。
一方、教師画像が複数の場合、マイクロプロセッサ22はステップS5に動作を移行する。
ステップS5: マイクロプロセッサ22は、教師画像内の情報領域から、教師画像を撮影した際の撮影シーンの設定を読み出す。
このとき、教師画像の撮影シーンが『風景モード』や『風景きれい』であった場合、その教師画像の主要被写体は風景であると判断できる。この場合、マイクロプロセッサ22は、図3に示すように、その教師画像における青色再現および緑色再現の重み比率を増やす。
一方、教師画像の撮影シーンが『ポートレートモード』や『人物きれい』であった場合、その教師画像の主要被写体は人物であると判断できる。この場合、マイクロプロセッサ22は、図3に示すように、その教師画像における肌色再現の重み比率を増やす。
また、教師画像の撮影シーンが『複写モード』であった場合、その教師画像の主要被写体は文字であると判断できる。この場合、マイクロプロセッサ22は、図3に示すように、その教師画像における輪郭再現(輪郭の鋭さ、輪郭強調フィルタ)の重み比率を増やす。
さらに、教師画像の撮影シーンが『モノクロモード』であった場合、その教師画像の階調再現が重要であると判断できる。この場合、マイクロプロセッサ22は、図3に示すように、その教師画像における階調再現の重み比率を増やす。
ところで、カメラの撮影シーンが不明の場合、マイクロプロセッサ22は、画像解析により、『青及び緑領域』と『肌色領域』との面積比較を行い、主要被写体が風景/人物のどちらかを検出すればよい。
なお、このような画像解析によっても撮影シーンが不明な場合、マイクロプロセッサ22は、図3に示すように、各教師データの重み比率を等分に設定する。
このとき、教師画像の撮影シーンが『風景モード』や『風景きれい』であった場合、その教師画像の主要被写体は風景であると判断できる。この場合、マイクロプロセッサ22は、図3に示すように、その教師画像における青色再現および緑色再現の重み比率を増やす。
一方、教師画像の撮影シーンが『ポートレートモード』や『人物きれい』であった場合、その教師画像の主要被写体は人物であると判断できる。この場合、マイクロプロセッサ22は、図3に示すように、その教師画像における肌色再現の重み比率を増やす。
また、教師画像の撮影シーンが『複写モード』であった場合、その教師画像の主要被写体は文字であると判断できる。この場合、マイクロプロセッサ22は、図3に示すように、その教師画像における輪郭再現(輪郭の鋭さ、輪郭強調フィルタ)の重み比率を増やす。
さらに、教師画像の撮影シーンが『モノクロモード』であった場合、その教師画像の階調再現が重要であると判断できる。この場合、マイクロプロセッサ22は、図3に示すように、その教師画像における階調再現の重み比率を増やす。
ところで、カメラの撮影シーンが不明の場合、マイクロプロセッサ22は、画像解析により、『青及び緑領域』と『肌色領域』との面積比較を行い、主要被写体が風景/人物のどちらかを検出すればよい。
なお、このような画像解析によっても撮影シーンが不明な場合、マイクロプロセッサ22は、図3に示すように、各教師データの重み比率を等分に設定する。
ステップS6: 次に、マイクロプロセッサ22は、教師画像の撮影シーンと、入力画像の撮影シーン(ここでは撮影前のため、現在の電子カメラ11の撮影シーンを使用する)とを比較する。ここで両者の撮影シーンの類似度が高いほど、その教師画像の各教師データの重み比率を一様に引き上げる。
ステップS7: マイクロプロセッサ22は、ステップS5およびステップS6によって調整された重み比率を用いて、複数の教師画像の各教師データを重み付け平均し、合成教師データを求める。
ステップS8: マイクロプロセッサ22は、(合成)教師データが示す画像再現の傾向に従って、下記のように画像処理パラメータを補正する。
[A]色再現の画像処理パラメータ補正
1:『全体の色再現』および『ホワイトバランス調整値』の各教師データが示す色再現に近づくように、入力画像のホワイトバランス調整値および彩度調整値を補正する。
2:『肌色再現』、『青色再現』、および『緑再現』の各教師データが示す色再現にそれぞれ近づくよう、色相域毎の色座標変換マトリクス値を補正する。
1:『全体の色再現』および『ホワイトバランス調整値』の各教師データが示す色再現に近づくように、入力画像のホワイトバランス調整値および彩度調整値を補正する。
2:『肌色再現』、『青色再現』、および『緑再現』の各教師データが示す色再現にそれぞれ近づくよう、色相域毎の色座標変換マトリクス値を補正する。
[B]階調再現の画像処理パラメータ補正
『階調再現』および『階調変換カーブのデータ』の各教師データが示す階調再現に近づくように、入力画像の階調変換カーブを補正する。
『階調再現』および『階調変換カーブのデータ』の各教師データが示す階調再現に近づくように、入力画像の階調変換カーブを補正する。
[C]輪郭再現の画像処理パラメータ補正
『高域変動幅』、『輪郭の鋭さ』、『空間周波数分布』、および『輪郭強調フィルタ』が示す輪郭再現に近づくように、入力画像の輪郭強調フィルタの強弱を補正する。
『高域変動幅』、『輪郭の鋭さ』、『空間周波数分布』、および『輪郭強調フィルタ』が示す輪郭再現に近づくように、入力画像の輪郭強調フィルタの強弱を補正する。
ステップS9: マイクロプロセッサ22は、補正済みの画像処理パラメータを、画像処理部19および信号処理部16に設定する。
ステップS10: この状態で、マイクロプロセッサ22は、ユーザーからのレリーズ操作を待って撮影動作を実行する。
撮像素子13で生成された入力画像は、A/D変換部15でデジタル化された後、上述した補正済みの画像処理パラメータを用いて、画像処理が施される。
すなわち、入力画像は、まず信号処理部16において、ホワイトバランス調整、および階調変換などの処理が施され、バッファメモリ17に一時記憶される。
画像処理部19は、このバッファメモリ17内の入力画像に対して、色補間処理、色座標変換処理、彩度調整処理、および輪郭強調処理を施す。
これら一連の画像処理により、(合成)教師データが示す画像再現に近い処理済み画像が生成される。
この処理済み画像は、圧縮伸張部23を介して画像圧縮された後、カードインターフェース20を介してメモリカード21に記録される。
撮像素子13で生成された入力画像は、A/D変換部15でデジタル化された後、上述した補正済みの画像処理パラメータを用いて、画像処理が施される。
すなわち、入力画像は、まず信号処理部16において、ホワイトバランス調整、および階調変換などの処理が施され、バッファメモリ17に一時記憶される。
画像処理部19は、このバッファメモリ17内の入力画像に対して、色補間処理、色座標変換処理、彩度調整処理、および輪郭強調処理を施す。
これら一連の画像処理により、(合成)教師データが示す画像再現に近い処理済み画像が生成される。
この処理済み画像は、圧縮伸張部23を介して画像圧縮された後、カードインターフェース20を介してメモリカード21に記録される。
ステップS11: ここで、ユーザーがスイッチ群22aを介して学習効果消去の操作を行うと、マイクロプロセッサ22はステップS12に動作を移行する。
一方、それ以外の場合、マイクロプロセッサ22は、ステップS13に動作を移行する。
一方、それ以外の場合、マイクロプロセッサ22は、ステップS13に動作を移行する。
ステップS12: マイクロプロセッサ22は、学習効果消去の操作に対応して、教師画像データベース中のデータを全てリセットする。さらに、マイクロプロセッサ22は、メモリカード21中の教師画像に付与されたフラグを全て解除する。続いて、マイクロプロセッサ22は、画像処理部19および信号処理部16内の画像処理パラメータをデフォルト値に戻す。
このような解除動作の後、マイクロプロセッサ22はステップS1に動作を戻し、新たな教師画像の指示入力を受け付ける。
このような解除動作の後、マイクロプロセッサ22はステップS1に動作を戻し、新たな教師画像の指示入力を受け付ける。
ステップS13: ここで、ユーザーがスイッチ群22aを介して追加学習の操作を行うと、マイクロプロセッサ22は、ステップS1に動作を戻す。ここでは、既に指定済みの教師画像に追加する形で、新たな教師画像の指示入力を受け付ける。
一方、それ以外の場合、マイクロプロセッサ22は、ステップS10に動作を移行し、現時点の補正済み画像処理パラメータをそのまま使用して撮影動作を続行する。
一方、それ以外の場合、マイクロプロセッサ22は、ステップS10に動作を移行し、現時点の補正済み画像処理パラメータをそのまま使用して撮影動作を続行する。
[本実施形態の効果など]
以上説明したように、本実施形態では、ユーザーは好みの教師画像を電子カメラ11に指示入力することによって、電子カメラ11に好みの画像再現を学習させることができる。
以上説明したように、本実施形態では、ユーザーは好みの教師画像を電子カメラ11に指示入力することによって、電子カメラ11に好みの画像再現を学習させることができる。
特に、本実施形態では、電子カメラ11に多種類の教師画像を学習させることができる。この場合、教師データの重み付け合成によって、2つの教師画像の中間程度といった微妙な画像再現を、電子カメラ11に学習させることができる。
さらに、本実施形態では、教師画像の撮影シーンに応じて、人物中心ならば肌色再現、風景中心ならば緑色再現、文字中心なら輪郭再現、モノクロ画像ならば階調再現などといったように、重視すべき教師データを適宜に変更する。したがって、個々の教師画像の特徴を適切に組み合わせた画像再現を、電子カメラ11に学習させることもできる。
さらに、本実施形態では、撮影シーンが合致または類似する教師画像の画像再現を、入力画像の画像処理に優先的に反映する。したがって、撮影シーン毎の画像再現の好みを、入力画像の画像処理に適切に反映させることが可能になる。
[実施形態の補足事項]
なお、上述した実施形態では、電子カメラ(電子カメラ内の画像処理装置)について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。ユーザーの好みの画像再現を学習して画像処理に反映させる機能を有する電子機器全般に、本発明を採用することができる。
なお、上述した実施形態では、電子カメラ(電子カメラ内の画像処理装置)について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。ユーザーの好みの画像再現を学習して画像処理に反映させる機能を有する電子機器全般に、本発明を採用することができる。
また、図2中に示す『ユーザーの好みの画像再現を教師画像から学習して画像処理に反映させる処理シーケンス』をプログラム化して、コンピュータで実行させてもよい。
さらに、通信回線上のサーバーマシンが『ユーザーの好みの画像再現を教師画像から学習して、ユーザーから処理依頼を受けた入力画像の画像処理に反映させるサービス方法』を、クライアントマシンにサービス提供してもよい。
また、上述した実施形態では、メモリカード21内の画像ファイルを教師画像として使用する。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、通信回線を介してアクセス可能な画像ファイルを教師画像とすることも可能である。
以上説明したように、本発明は、画像処理装置などに利用可能な技術である。
11 電子カメラ
12 撮影レンズ
13 撮像素子
15 A/D変換部
16 信号処理部
17 バッファメモリ
18 バス
19 画像処理部
19a 画像解析部
20 カードインターフェース
21 メモリカード
22 マイクロプロセッサ
22a スイッチ群
22b タイミングジェネレータ
23 圧縮伸張部
24 画像表示部
25 モニタ画面
12 撮影レンズ
13 撮像素子
15 A/D変換部
16 信号処理部
17 バッファメモリ
18 バス
19 画像処理部
19a 画像解析部
20 カードインターフェース
21 メモリカード
22 マイクロプロセッサ
22a スイッチ群
22b タイミングジェネレータ
23 圧縮伸張部
24 画像表示部
25 モニタ画面
Claims (7)
- 画像再現の模範とする画像(以下『教師画像』という)の指示入力を受け付ける入力部と、
前記教師画像について、予め定められた画像再現項目に関する解析または情報収集を行い、前記画像再現の傾向を示すデータ(以下『教師データ』という)を抽出する教師データ抽出部と、
前記教師データが示す画像再現に近づけて、前記画像処理のパラメータを補正する補正部と、
補正された前記パラメータを用いて、入力画像の画像処理を実施する画像処理部と
を備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1に記載の画像処理装置において、
予め定められた前記画像再現項目は、『色再現』、『階調再現』、および『輪郭再現』からなる群の少なくとも1つである
ことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1または請求項2に記載の画像処理装置において、
前記入力部は、前記教師画像の指示入力を複数受け付ける機能を有し、
前記教師データ抽出部は、複数の前記教師画像から前記教師データをそれぞれ抽出し、
前記補正部は、複数の前記教師データを重み付け合成することにより、複数の画像再現の傾向を合成した合成した合成教師値を生成し、前記合成教師データが示す画像再現に近づけて、前記画像処理のパラメータを補正する
ことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項3に記載の画像処理装置において、
前記教師画像および前記入力画像について、撮影シーンの種別を示す情報を取得するシーン取得部を備え、
前記補正部は、複数の前記教師データの重み付け合成において、前記入力画像と撮影シーンの合致または類似する前記教師画像の重み比率を増やす
ことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項3または請求項4に記載の画像処理装置において、
前記教師画像の主要被写体を風景/人物に分類するシーン分類部を備え、
前記補正部は、前記教師データの重み付け合成するにおいて、
主要被写体が風景の教師画像については、青色または緑色の画像再現に関する教師データの重み比率を増やし、
主要被写体が人物の教師画像については、肌色の画像再現に関する教師データの重み比率を増やす
ことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の画像処理装置と、
被写体像を撮像して入力画像を生成する撮像部とを備え、
前記撮像部で生成した前記入力画像を、前記画像処理装置を用いて画像処理する
ことを特徴とする電子カメラ。 - コンピュータを、
請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の画像処理装置として機能させるための画像処理プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004260886A JP2006080746A (ja) | 2004-09-08 | 2004-09-08 | 画像処理装置、電子カメラ、および画像処理プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004260886A JP2006080746A (ja) | 2004-09-08 | 2004-09-08 | 画像処理装置、電子カメラ、および画像処理プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006080746A true JP2006080746A (ja) | 2006-03-23 |
Family
ID=36159854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004260886A Withdrawn JP2006080746A (ja) | 2004-09-08 | 2004-09-08 | 画像処理装置、電子カメラ、および画像処理プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006080746A (ja) |
Cited By (29)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008079022A (ja) * | 2006-09-21 | 2008-04-03 | Noritsu Koki Co Ltd | 画像補正ユニットと画像補正プログラム |
WO2008133195A1 (ja) | 2007-04-25 | 2008-11-06 | Nec Corporation | 画質調整能力測定方法、装置およびプログラム、並びに画質調整方法、装置およびプログラム |
JP2009044255A (ja) * | 2007-08-06 | 2009-02-26 | Nikon Corp | カラー撮像装置 |
JP2009055432A (ja) * | 2007-08-28 | 2009-03-12 | Sony Corp | 撮影装置、撮影方法、およびプログラム |
US8094343B2 (en) | 2007-08-31 | 2012-01-10 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image processor |
US8159716B2 (en) | 2007-08-31 | 2012-04-17 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image processing device performing image correction by using a plurality of sample images |
US8174731B2 (en) | 2007-08-31 | 2012-05-08 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image processing device outputting image for selecting sample image for image correction |
US8284417B2 (en) | 2007-08-31 | 2012-10-09 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image processing device capable of preventing needless printing |
US8311323B2 (en) | 2007-08-31 | 2012-11-13 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image processor for converting image by using image retrieved based on keyword |
US8355166B2 (en) | 2007-06-29 | 2013-01-15 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image-printing device with image correction of an original image using characteristics of a sample image |
US8390905B2 (en) | 2007-08-31 | 2013-03-05 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image processing device extracting desired region to be used as model for image correction |
US8411945B2 (en) | 2008-12-25 | 2013-04-02 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image processing device |
US8428351B2 (en) | 2008-12-24 | 2013-04-23 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image processing device |
JP2013150122A (ja) * | 2012-01-18 | 2013-08-01 | Toshiba Corp | 画像処理装置、方法、及びプログラム |
US8787665B2 (en) | 2008-12-24 | 2014-07-22 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image processing device |
JP2016136445A (ja) * | 2011-05-11 | 2016-07-28 | アイキューブド研究所株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム |
CN105898259A (zh) * | 2016-04-13 | 2016-08-24 | 中国农业大学 | 一种视频画面自适应清晰化处理方法和装置 |
JP2016157481A (ja) * | 2011-05-11 | 2016-09-01 | アイキューブド研究所株式会社 | ルックアップテーブル取得装置、ルックアップテーブルの生成支援方法、ルックアップテーブルの生産方法、およびプログラム |
US9712689B2 (en) | 2013-08-22 | 2017-07-18 | Ricoh Company, Limited | Image processing system, image processing method, and computer program product |
US9826194B2 (en) | 2011-05-11 | 2017-11-21 | I-Cubed Research Center Inc. | Image processing apparatus with a look-up table and a mapping unit, image processing method using a look-up table and a mapping unit, and storage medium in which program using a look-up table and a mapping unit is stored |
WO2019022136A1 (ja) * | 2017-07-25 | 2019-01-31 | 国立大学法人東京大学 | 学習方法、学習プログラム、学習装置及び学習システム |
JP2019053536A (ja) * | 2017-09-15 | 2019-04-04 | 大日本印刷株式会社 | 画像分析装置、端末、画像分析システム、プログラム |
US10997749B2 (en) | 2018-01-25 | 2021-05-04 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Information processing apparatus |
WO2021130593A1 (ja) * | 2019-12-27 | 2021-07-01 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 撮像システム |
WO2021199366A1 (ja) * | 2020-03-31 | 2021-10-07 | ソニーグループ株式会社 | 情報処理装置、方法、プログラム、およびモデル |
US11807689B1 (en) | 2022-06-01 | 2023-11-07 | Tg Therapeutics, Inc. | Anti-CD20 antibody compositions |
US11814439B1 (en) | 2022-06-01 | 2023-11-14 | Tg Therapeutics, Inc. | Anti-CD20 antibody compositions |
US11884740B1 (en) | 2022-06-01 | 2024-01-30 | Tg Therapeutics, Inc. | Anti-CD20 antibody compositions |
US11965032B1 (en) | 2022-06-01 | 2024-04-23 | Tg Therapeutics, Inc. | Anti-CD20 antibody compositions |
-
2004
- 2004-09-08 JP JP2004260886A patent/JP2006080746A/ja not_active Withdrawn
Cited By (34)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008079022A (ja) * | 2006-09-21 | 2008-04-03 | Noritsu Koki Co Ltd | 画像補正ユニットと画像補正プログラム |
US8649625B2 (en) | 2007-04-25 | 2014-02-11 | Nec Corporation | Method, device and program for measuring image quality adjusting ability, and method, device and program for adjusting image quality |
WO2008133195A1 (ja) | 2007-04-25 | 2008-11-06 | Nec Corporation | 画質調整能力測定方法、装置およびプログラム、並びに画質調整方法、装置およびプログラム |
US8355166B2 (en) | 2007-06-29 | 2013-01-15 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image-printing device with image correction of an original image using characteristics of a sample image |
JP2009044255A (ja) * | 2007-08-06 | 2009-02-26 | Nikon Corp | カラー撮像装置 |
JP2009055432A (ja) * | 2007-08-28 | 2009-03-12 | Sony Corp | 撮影装置、撮影方法、およびプログラム |
US8094343B2 (en) | 2007-08-31 | 2012-01-10 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image processor |
US8159716B2 (en) | 2007-08-31 | 2012-04-17 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image processing device performing image correction by using a plurality of sample images |
US8174731B2 (en) | 2007-08-31 | 2012-05-08 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image processing device outputting image for selecting sample image for image correction |
US8284417B2 (en) | 2007-08-31 | 2012-10-09 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image processing device capable of preventing needless printing |
US8311323B2 (en) | 2007-08-31 | 2012-11-13 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image processor for converting image by using image retrieved based on keyword |
US8390905B2 (en) | 2007-08-31 | 2013-03-05 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image processing device extracting desired region to be used as model for image correction |
US8787665B2 (en) | 2008-12-24 | 2014-07-22 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image processing device |
US8428351B2 (en) | 2008-12-24 | 2013-04-23 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image processing device |
US8705858B2 (en) | 2008-12-24 | 2014-04-22 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image processing device |
US8411945B2 (en) | 2008-12-25 | 2013-04-02 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image processing device |
JP2016136445A (ja) * | 2011-05-11 | 2016-07-28 | アイキューブド研究所株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム |
JP2016157481A (ja) * | 2011-05-11 | 2016-09-01 | アイキューブド研究所株式会社 | ルックアップテーブル取得装置、ルックアップテーブルの生成支援方法、ルックアップテーブルの生産方法、およびプログラム |
US9826194B2 (en) | 2011-05-11 | 2017-11-21 | I-Cubed Research Center Inc. | Image processing apparatus with a look-up table and a mapping unit, image processing method using a look-up table and a mapping unit, and storage medium in which program using a look-up table and a mapping unit is stored |
JP2013150122A (ja) * | 2012-01-18 | 2013-08-01 | Toshiba Corp | 画像処理装置、方法、及びプログラム |
US9712689B2 (en) | 2013-08-22 | 2017-07-18 | Ricoh Company, Limited | Image processing system, image processing method, and computer program product |
CN105898259A (zh) * | 2016-04-13 | 2016-08-24 | 中国农业大学 | 一种视频画面自适应清晰化处理方法和装置 |
JPWO2019022136A1 (ja) * | 2017-07-25 | 2020-09-17 | 国立大学法人 東京大学 | 学習方法、学習プログラム、学習装置及び学習システム |
WO2019022136A1 (ja) * | 2017-07-25 | 2019-01-31 | 国立大学法人東京大学 | 学習方法、学習プログラム、学習装置及び学習システム |
JP2019053536A (ja) * | 2017-09-15 | 2019-04-04 | 大日本印刷株式会社 | 画像分析装置、端末、画像分析システム、プログラム |
JP7119319B2 (ja) | 2017-09-15 | 2022-08-17 | 大日本印刷株式会社 | 画像分析装置、画像分析システム、プログラム |
US10997749B2 (en) | 2018-01-25 | 2021-05-04 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Information processing apparatus |
WO2021130593A1 (ja) * | 2019-12-27 | 2021-07-01 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 撮像システム |
US11924589B2 (en) | 2019-12-27 | 2024-03-05 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Imaging system |
WO2021199366A1 (ja) * | 2020-03-31 | 2021-10-07 | ソニーグループ株式会社 | 情報処理装置、方法、プログラム、およびモデル |
US11807689B1 (en) | 2022-06-01 | 2023-11-07 | Tg Therapeutics, Inc. | Anti-CD20 antibody compositions |
US11814439B1 (en) | 2022-06-01 | 2023-11-14 | Tg Therapeutics, Inc. | Anti-CD20 antibody compositions |
US11884740B1 (en) | 2022-06-01 | 2024-01-30 | Tg Therapeutics, Inc. | Anti-CD20 antibody compositions |
US11965032B1 (en) | 2022-06-01 | 2024-04-23 | Tg Therapeutics, Inc. | Anti-CD20 antibody compositions |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2006080746A (ja) | 画像処理装置、電子カメラ、および画像処理プログラム | |
JP3264273B2 (ja) | 自動色補正装置及び自動色補正方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体 | |
US7605847B2 (en) | Digital camera having subject judgment function | |
JP4375781B2 (ja) | 画像処理装置および画像処理方法並びにプログラムおよび記録媒体 | |
JP2830871B2 (ja) | 画像の色補正装置及び色補正プログラムを記録した記録媒体 | |
JPWO2006059573A1 (ja) | 色彩調整装置及び方法 | |
US20090027732A1 (en) | Image processing apparatus, image processing method, and computer program | |
EP3073445A1 (en) | Electronic camera having finish setting having finish setting function and processing program for customizing the finish setting function | |
US20070140578A1 (en) | Image adjustment apparatus, image adjustment method and computer readable medium | |
JP2001251531A (ja) | 画像処理方法および装置並びに記録媒体 | |
JP2003187215A (ja) | 画像処理システム及び画像処理サーバ | |
JP2006203600A (ja) | 撮像装置、画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法及びプログラム | |
WO1999017254A1 (en) | Digital redeye removal | |
JP4687673B2 (ja) | カラー画像のモノトーン化処理 | |
JP4115177B2 (ja) | 画像処理方法、画像処理装置、及び画像処理プログラム | |
JP4001079B2 (ja) | カラー画像のモノトーン化処理 | |
JP2007087123A (ja) | 画像補正方法および装置並びにプログラム | |
US20040201726A1 (en) | Digital camera and method for balancing color in a digital image | |
WO2005002205A1 (ja) | 画像処理装置、画像補正プログラム | |
JP2000341499A (ja) | 色再現装置 | |
JP2006350621A (ja) | 画像処理装置及び画像処理プログラム | |
JP2008283289A (ja) | 未現像画像データの現像処理装置、現像処理方法、および現像処理のためのコンピュータプログラム | |
JPH06103927B2 (ja) | トーンカーブ設定方法 | |
JP2019032654A (ja) | 画像処理装置、及び、画像処理方法、コンピュータプログラム | |
JP2007088831A (ja) | 画像補正方法および装置並びにプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20071204 |