JP2013150122A - 画像処理装置、方法、及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2013150122A
JP2013150122A JP2012008415A JP2012008415A JP2013150122A JP 2013150122 A JP2013150122 A JP 2013150122A JP 2012008415 A JP2012008415 A JP 2012008415A JP 2012008415 A JP2012008415 A JP 2012008415A JP 2013150122 A JP2013150122 A JP 2013150122A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
frame
color distribution
distribution
image processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012008415A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5820284B2 (ja
Inventor
Yusuke Moriuchi
優介 森内
Toshimitsu Kaneko
敏充 金子
Kanako Saito
佳奈子 齊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2012008415A priority Critical patent/JP5820284B2/ja
Priority to US13/722,229 priority patent/US9113120B2/en
Publication of JP2013150122A publication Critical patent/JP2013150122A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5820284B2 publication Critical patent/JP5820284B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/147Scene change detection
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V40/00Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
    • G06V40/10Human or animal bodies, e.g. vehicle occupants or pedestrians; Body parts, e.g. hands
    • G06V40/16Human faces, e.g. facial parts, sketches or expressions
    • G06V40/161Detection; Localisation; Normalisation
    • G06V40/162Detection; Localisation; Normalisation using pixel segmentation or colour matching
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/80Camera processing pipelines; Components thereof
    • H04N23/84Camera processing pipelines; Components thereof for processing colour signals
    • H04N23/88Camera processing pipelines; Components thereof for processing colour signals for colour balance, e.g. white-balance circuits or colour temperature control

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】実施形態によれば、動画像におけるオブジェクトの色の変動を目立たせることなく色補正を行なうことができる画像処理装置、方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】取得部は、複数のフレームを含む動画像を取得する。分類部は、動画像において、類似するシーンに属するフレームを互いに関連するグループに分類する。検出部は、
グループに属するフレームにおいて、対応する少なくとも1つのオブジェクト領域を検出し、フレーム毎にオブジェクトの色分布を求める。補正部は、各々の色分布から、各フレームのオブジェクトの代表的な色分布を求め、代表的な色分布に基づいて、グループに属するフレーム内の色補正を行なう。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、画像処理装置、方法、及びプログラムに関する。
ビデオカメラで撮影された動画像のホワイトバランスを調節し、色補正を行なう画像処理方法がある。
このような画像処理方法では、当該動画像の各フレームの画面構成に応じて、各フレームのホワイトバランスを調節するため、オブジェクト(例えば人物)の色の変動が目立ってしまうことがある。
そのため、従来の画像処理方法には、一定時間内におけるフレームに対して、同じホワイトバランスを用いることにより、オブジェクトの色の変動を抑制しようとするものがある。
しかしながら、類似するシーンであっても、一定時間経過後のフレームに対しては、新たに決定したホワイトバランスを適用するため、オブジェクトの色の変動が未だ目立ってしまうとの課題がある。
特開平9−55949号公報
本発明が解決しようとする課題は、動画像におけるオブジェクトの色の変動を目立たせることなく色補正を行なうことができる画像処理装置、方法、及びプログラムを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の実施形態に係る画像処理装置は、取得部と、分類部と、検出部と、補正部とを備える。
取得部は、複数のフレームを含む動画像を取得する。分類部は、前記動画像において、類似するシーンに属するフレームを互いに関連するグループに分類する。検出部は、
前記グループに属するフレームにおいて、対応する少なくとも1つのオブジェクト領域を検出し、フレーム毎に前記オブジェクトの色分布を求める。補正部は、各々の前記色分布から、各フレームの前記オブジェクトの代表的な色分布を求め、前記代表的な色分布に基づいて、前記グループに属するフレームの色補正を行なう。
第1の実施形態に係る画像処理装置1を表すブロック図。 画像処理装置1の処理を表すフローチャート。 第1近似度の説明図。 第2の実施形態に係る画像処理装置2を表すブロック図。 画像処理装置2の処理を表すフローチャート。 第3の実施形態に係る画像処理装置3を表すブロック図。 画像処理装置3の処理を表すフローチャート。 色補正部342の処理を表すフローチャート。 処理対象フレームにおける画素の座標(i,j)、人物領域、光源領域の関係図。
(第1の実施形態)
第1の実施形態に係る画像処理装置1は、動画像を編集することが可能な画像編集ソフトウェア等に好適である。当該画像編集ソフトウェアは、例えば、パーソナルコンピュータやデジタルカメラ等に用いられてよい。
画像処理装置1は、動画像の各フレームに対して色補正を行なうものである。画像処理装置1は、動画像において類似するシーンに属するフレームを、互いに関連するグループに分類し、各グループに含まれるオブジェクト領域(例えば、人物の顔や、人物の肌)の色分布が統一されるように、各フレームの色補正を行なう。
これにより、動画像におけるオブジェクトの色の変動を目立たせることなく色補正を行なうことができる。なお、本実施形態では、人物の顔を、オブジェクトの一例として説明する。
図1は、画像処理装置1を表すブロック図である。画像処理装置1は、取得部11と、分類部12と、検出部13と、補正部14と、出力部15とを備える。補正部14は、格納部51と、算出部141と、色補正部142とを含む。
取得部11は、複数のフレームを含む動画像を取得する。
分類部12は、取得された動画像において、類似するシーンに属するフレームを互いに関連するグループに分類する。分類部12は、時系列的に一連でなく、途切れたシーンであっても、シーンどうしが類似していれば、各シーンに含まれるフレームを同じグループに分類する。詳細は後述する。
検出部13は、各グループに属するフレームにおいて、対応する少なくとも1人の人物の顔を検出し、フレーム毎に当該人物の顔の色分布(第1色分布)を求める。
算出部141は、フレーム毎に、第1色分布と、予め設定された人物の顔の標準的な色分布(第1標準色分布)との近似の度合い(第1近似度)を算出する。
色補正部142は、第1近似度が最も高いフレームの第1色分布と、第1標準色分布とに基づいて、各フレームの前記オブジェクトの色分布が統一されるように、各フレームの色補正を行なう。
出力部15は、各フレームの色補正が行われた動画像を、例えば表示装置や記憶装置等に出力する。
取得部11と、分類部12と、検出部13と、補正部14と、出力部15とは、中央演算処理装置(CPU)、及びCPUが用いるメモリにより実現されてよい。
以上、画像処理装置1の構成について説明した。
図2は、画像処理装置1の処理を表すフローチャートである。
取得部11は、動画像を取得する(S101)。例えば、動画像は、ビデオカメラで撮影された動画や、ハードディスクレコーダー等に録画された動画等であってよい。
分類部12は、動画像において、類似するシーンに属するフレームを互いに関連するグループに分類する(S102)。例えば、分類部12は、各フレームの局所領域の画素値の分布(SIFT特徴量)を求め、SIFT特徴量の値が近いフレームを、同じグループに分類してよい。
検出部13は、各グループに属するフレームにおいて、対応する少なくとも1人の人物の顔を検出し、フレーム毎に第1色分布を求める(S103)。ステップS103において、検出部13は、公知の顔認識技術を用いて、人物の顔の領域(人物領域)を検出し、当該領域に含まれる画素の画素値の分布を第1色分布として求めてよい。取得された動画像の信号は、RGB信号でも、YUV信号等、どのような形式であってもよい。
算出部141は、フレーム毎に、第1色分布と第1標準色分布との第1近似度を算出する(S104)。第1標準色分布とは、太陽光、蛍光灯、白熱灯、LED光等、一定の光源下において観察される人肌の色分布である。
第1標準色分布のデータは算出部141が保持していてよい。第1標準色分布のデータは、第1標準色分布を示すモデル画像やその信号値を表すデータである。
第1近似度は、例えば、第1色分布が第1標準色分布からどれだけ離れているかを表すものであってよい。図3は、第1近似度の説明図である。図3の右図は、フレームを表す。図3の左図は、色度座標を表す。算出部141は、フレーム内で検出された人物領域を色度座標における第1色分布に変換する。
ステップS104において、算出部141は、第1色分布の中心から各第1標準色分布の中心までの距離D(i=0, 1, 2,・・・,N)を求める。ここで、Nは、各光源の種類の数である。光源の種類として、太陽光、蛍光灯、白熱灯、LED光の4つを仮定していれば、N=4となる。
算出部141は、求めた距離Dのうち、最小値Dminを、第1色分布と第1標準色分布との第1近似度とする。算出部141は、各フレームについて、同様に第1近似度を求める。
なお、算出部141は、上述の例以外にも、第1標準色分布の分布軌跡を定義し、その中心軌跡との距離を第1近似度として求めてもよい。例えば、分布中心として分布密度が最大となる分布点を用いればよい。また、色分布中心から大きく離れた分布点は、第1近似度の算出に用いなくてもよい。
色補正部142は、第1近似度が最も高いフレームの第1色分布と、第1標準色分布とに基づいて、各フレームの前記オブジェクトの色分布が統一されるように、各フレームの色補正を行なう(S105)。
ステップS105において、色補正部142は、分類部12で分類されたグループ毎に、第1近似度が最も高いフレームを求める。色補正部142は、例えば、第1近似度が最も高いフレームの第1色分布に各フレームが統一されるように、各フレームの色補正を行なう。なお、判定対象とするフレームの前後T秒以内のフレームに異なるグループに属するフレームがある場合、そのフレームの第1近似度が最も高い場合であっても、そのフレームは統一先のフレームから除外しても構わない。
また、人物領域が検出されなかったフレームは、前後のフレームの補正値の平均を用いて色補正演算を行なう。
出力部15は、各フレームの色補正が行われた動画像を、例えば表示装置や記憶装置等に出力する(S106)。
以上、画像処理装置1の処理について説明した。
(変形例)
算出部141は、第1標準色分布のデータを保持しているのではなく、光源の分光分布データP(λ)と、人物(例えば人肌)の分光反射率データR(λ)から、第1標準色分布データを生成してもよい。
すなわち、算出部141は光源の分光分布データP(λ)と、人物(例えば人肌)の分光反射率データR(λ)と、式1で表わされる等色関数f(λ)とを積算することにより第1標準色分布を生成する。
Figure 2013150122
ここで、Tは転置を表す。
また、式2で表わされるカメラの分光感度h(λ)が既知であれば、等色関数f(λ)の代わりに分光感度h(λ)に用いてもよい。
Figure 2013150122
なお、光源の分光分布データP(λ)として、例えば、JIS_Z_8720の定める標準イルミナントや補助イルミナント、JIS_Z_8719の定める代表的な蛍光ランプの分光分布データを用いることができる。また、人肌の分光反射率データR(λ)として、SOCS(色再現評価用標準物体色分光データベースの肌色データ)で定める日本人、白人、黒人などの標準的な肌色データを用いることができる。この場合も、光源ごとに人肌のデータをまとめた分布を生成する。本変形例において、第1標準色分布SSM(R,G,B)は、例えば、式(3)で求めることができる。
Figure 2013150122

本実施形態によれば、動画像におけるオブジェクトの色の変動を目立たせることなく色補正を行なうことができる。

(第2の実施形態)
第2の実施形態に係る画像処理装置2は、光源の色分布を用いた第2近似度を算出し、第1近似度と第2近似度とに基づいて、各グループに含まれるオブジェクト領域の色分布が統一されるように、各フレームの色補正を行なう点が第1の実施形態の場合と異なる。本実施形態は、フレームにおいて検出された人物領域のサイズが小さい場合に好適である。
図4は、画像処理装置2を表すブロック図である。画像処理装置2の構成は、画像処理装置1の構成と同じであるが、検出部23及び補正部24(算出部241と色補正部242とを含む)の処理の内容が、第1の実施形態の場合と異なる。以下、第1の実施形態と異なる点について述べる。
検出部23は、各グループに属するフレームにおいて、対応する少なくとも1人の人物の顔を検出し、第1色分布を求める。検出部23は、各グループに属するフレームにおいて、光源の領域を検出し、フレーム毎に当該光源の色分布(第2色分布)を求める。
算出部241は、フレーム毎に、第1近似度、及び、第2色分布と予め設定された光源の標準的な色分布(第2標準色分布)との近似の度合い(第2近似度)を算出する。
色補正部242は、第1近似度及び第2近似度と、第1色分布及び第2色分布と、第1標準色分布及び第2標準色分布と、に基づいて、各フレームの前記オブジェクトの色分布が統一されるように、各フレームの色補正を行なう。
以上、画像処理装置2の構成について説明した。
図5は、画像処理装置2の処理を表すフローチャートである。図5に示すフローチャートは、図2に示すフローチャートのうち、ステップS103とステップS104とステップS105とが、各々、ステップS203とステップS204とステップS205とに置き換わったものである。
ステップS203において、検出部23は、各グループに属するフレームにおいて、対応する少なくとも1人の人物の顔を検出し、第1色分布を求める。検出部23は、各グループに属するフレームにおいて、光源領域を検出し、第2色分布を求める(S203)。検出部23は、例えば、輝度が高い領域を光源領域として検出し、第2色分布を求めてよい。
ステップS204において、算出部241は、フレーム毎に、第1近似度Wと第2近似度Wとを算出する(204)。
第1の実施形態の場合と同様に、第1標準色分布のデータと第2標準色分布のデータとは、算出部241が保持していてよい。第2標準色分布のデータは、第2標準色分布を示すモデル画像やその信号値を表すデータである。
或いは、算出部241は、第1の実施形態の変形例の場合と同様に、第1標準色分布と第2標準色分布とを求めてもよい。ここで、第2標準色分布は、人肌の分光反射率データR(λ)を、白色拡散板の反射率データC(λ)に置き換えることにより、生成され得る。
この場合、算出部241は、第2標準色分布を、照明分布データと白色拡散板の反射率データC(λ)と、等色関数f(λ)と、カメラの分光感度h(λ)とを積算することで生成する。また、他にも、標準的な光源を示す光源画像やその信号値をデータテーブルとして算出部241が保持していてもよい。
色補正部242は、第1近似度W及び第2近似度Wと、第1色分布及び第2色分布と、第1標準色分布及び第2標準色分布と、に基づいて、各フレームの前記オブジェクトの色分布が統一されるように、各フレームの色補正を行なう(S205)。
ステップS205において、色補正部242は、同一グループに属するフレームについて、人物領域が検出されたフレーム数Fと、光源領域が検出されたフレーム数Fとを求める。色補正部242は、同一グループの各フレームについて、第1近似度Wとフレーム数Fとを乗算する(W×F)。色補正部242は、同一グループの各フレームについて、第2近似度Wとフレーム数Fとを乗算する(W×F)。
色補正部242は、(W×F)及び(W×F)の中で、値が最大となるフレーム(基準フレーム)を決定する。色補正部242は、基準フレームについて、(W×F)及び(W×F)のいずれが大きいかを求める。
(W×F)のほうが大きい場合、色補正部242は、基準フレームの第1色分布に各フレームが統一されるように、各フレームの色補正を行なう。なお、人物領域が検出されなかったフレームについては、前後の同一シーンに属するフレームの補正値の平均を用いて色補正を行なう。
(W×F)のほうが大きい場合、色補正部242は、基準フレームの第2色分布に各フレームが統一されるように、各フレームの色補正を行なう。なお、光源領域が検出されなかったフレームについては、前後の同一シーンに属するフレームの補正値の平均を用いて色補正を行なう。
本実施形態によれば、人物領域が検出されない画像においても、同一および類似する光源下にあるフレームにおいて、最も自然な色再現結果が得られているフレームを基準として、色補正変動が抑制された色補正を行なうことができる。

(第3の実施形態)
第3の実施形態に係る画像処理装置3は、第1色分布を用いて求めたフレームの色補正結果と、第2色分布を用いて求めたフレームの色補正結果とを統合して、フレームの色補正を行なう点が前実施形態の場合となる。
図6は、画像処理装置3を表すブロック図である。画像処理装置3の構成は、画像処理装置2の構成と同じであるが、検出部23及び色補正部242の処理の内容が、第2の実施形態の場合と異なる。以下、第2の実施形態と異なる点について述べる。
検出部33は、取得された動画像の各フレームにおける人物領域を検出して、第1色分布を求める。検出部33は、人物領域の位置を求める。検出部33は、取得された動画像の各フレームにおける光源領域を検出して、第2色分布を求める。検出部33は、光源領域の位置を求める。
色補正部342は、分類されたグループ毎に、最も第1近似度が高いフレームの第1色分布に基づいて各フレームの色補正結果(第1色補正結果)を推定する。色補正部342は、分類されたグループ毎に、最も第2近似度が高いフレームの第2色分布に基づいて、各フレームの色補正結果(第2色補正結果)を推定する。
色補正部342は、第1近似度と、第2近似度と、人物領域の位置Pと、光源領域の位置Pと、に基づいて、第1色補正結果と第2色補正結果との重み付き平均を求め、当該重み付き平均に基づいて、各フレームの色補正を行なう。
以上、画像処理装置3の構成について説明した。
図7は、画像処理装置3の処理を表すフローチャートである。図7に示すフローチャートは、図5に示すフローチャートのうち、ステップS205がステップS302に置き換わる。また、ステップS301の処理が加わる。
ステップS301において、検出部33は、人物領域の位置と光源領域の位置とを求める(S301)。
ステップS302において、色補正部342は、分類されたグループ毎に、第1色補正結果と第2色補正結果とを推定する。
色補正部342は、第1近似度と、第2近似度と、人物領域の位置Pと、光源領域の位置Pと、に基づいて、第1色補正結果と第2色補正結果との重み付き平均を求め、当該重み付き平均に基づいて、各フレームの色補正を行なう(S302)。
図8は、色補正部342の処理を表すフローチャートである。
色補正部342は、処理対象となるフレーム(処理対象フレーム)を決定する(S801)。色補正部342は、処理対象フレーム中に、人物領域又は光源領域が検出されたか否かを判定する(S802)。例えば、色補正部342は、第1近似度及び第2近似度から、人物領域又は光源領域が検出されたか否かを判定してよい。
ステップS802の判定がYESの場合、色補正部342は、第1色補正結果と第2色補正結果とをαブレンドし、重み付き平均を求める(S803)。
図9は、処理対象フレームにおける画素の座標(i,j)、人物領域、光源領域の関係図である。色補正部342は、第1色補正結果の各フレームにおける画素(i,j)の画素値A(i,j)と、第2色補正結果の各フレームにおける画素(i,j)の画素値B(i,j)との重み付き平均(αブレンド値)を求める。例えば、色補正部342は、式4を用いて、当該αブレンド値であるC(i,j)を求めてよい。
Figure 2013150122

ここで、W1は第1近似度を表す。W2は第2近似度を表す。d1は、画素(i,j)と人物領域との距離を表す。d2は、画素(i,j)と光源領域との距離を表す。
なお、色補正部342は、人物領域又は光源領域として複数の領域が検出されていた場合、距離が最小となる領域を選択してよい。また、画素(i,j)が人物領域内又は光源領域内にある場合、距離を0としてよい。また、αは0以上1.0以下の値である。本実施形態では、αを画素(i,j)毎に算出したが、αはフレーム毎に決定してもよいし、取得された動画像で決定してもよい。
ステップS802の判定がNOの場合、色補正部342は、同一グループに属する前後のフレームの補正値の平均を用いて色補正演算(補間演算)を行なう(S804)。
色補正部342は、全てのフレームに対する処理が終了したか否かを判定する(S805)。ステップS805の判定がNOの場合、ステップS801に遷移する。ステップS805の判定がYESの場合、処理を終了する。
本実施形態の画像処理装置によれば、動画像における同一又は類似する光源が映っているフレームにおいて、人物の肌に局所的に他の光源からの光が照射されているような場合においても、色補正変動が抑制されたよ色補正を行うことができる。
上述した実施形態によれば、動画像におけるオブジェクトの色の変動を目立たせることなく色補正を行なうことができる。
なお、上述のオブジェクト領域特定装置は、例えば、汎用のコンピュータ装置を基本ハードウェアとして用いることでも実現することが可能である。すなわち、A、B、CおよびDは、上記のコンピュータ装置に搭載されたプロセッサにプログラムを実行させることにより実現することができる。このとき、オブジェクト領域特定装置は、上記のプログラムをコンピュータ装置にあらかじめインストールすることで実現してもよいし、CD−ROMなどの記憶媒体に記憶して、あるいはネットワークを介して上記のプログラムを配布して、このプログラムをコンピュータ装置に適宜インストールすることで実現してもよい。また、BおよびCは、上記のコンピュータ装置に内蔵あるいは外付けされたメモリ、ハードディスクもしくはCD−R、CD−RW、DVD−RAM、DVD−Rなどの記憶媒体などを適宜利用して実現することができる。
これまで、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1、2、3・・・画像処理装置
11・・・取得部
12・・・分類部
13、23、33・・・検出部
14、24、34・・・補正部
15・・・出力部
141、241・・・算出部
142、242、342・・・色補正部

Claims (8)

  1. 複数のフレームを含む動画像を取得する取得部と、
    前記動画像において、類似するシーンに属するフレームを互いに関連するグループに分類する分類部と、
    前記グループに属するフレームにおいて、対応する少なくとも1つのオブジェクト領域を検出し、フレーム毎に前記オブジェクトの色分布を求める検出部と、
    各々の前記色分布から、各フレームの前記オブジェクトの代表的な色分布を求め、前記代表的な色分布に基づいて、前記グループに属するフレームの色補正を行なう補正部と
    を備える、画像処理装置。
  2. 前記補正部は、
    各々の前記色分布と、予め設定された前記オブジェクトの代表的な色分布との近似の度合いを算出する算出部と、
    前記近似の度合いに基づいて、各フレームの前記オブジェクトの色分布が統一されるように、各フレームの色補正を行なう色補正部と
    をさらに備える、請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記色補正部は、
    前記近似の度合いが高いフレームの前記オブジェクトの色分布に、他のフレームの前記オブジェクトの色分布が統一されるように、各フレームの色補正を行なう、
    請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記色補正部は、
    色度座標における、各々の前記色分布と、予め設定された前記オブジェクトの代表的な色分布との距離を、前記近似の度合いとして算出する、
    請求項3記載の画像処理装置。
  5. 前記オブジェクトは少なくとも人物を含み、前記オブジェクトの色分布とは前記人物の肌の色の分布である、
    請求項1記載の画像処理装置。
  6. 前記オブジェクトは、さらに光源を含み、前記オブジェクトの色分布とは前記光源の色の分布である、
    請求項5記載の画像処理装置。
  7. 複数のフレームを含む動画像を取得し、
    前記動画像において、類似するシーンに属するフレームを互いに関連するグループに分類し、
    前記グループに属するフレームにおいて、対応する少なくとも1つのオブジェクト領域を検出し、フレーム毎に前記オブジェクトの色分布を求め、
    各々の前記色分布から、各フレームの前記オブジェクトの代表的な色分布を求め、前記代表的な色分布に基づいて、前記グループに属するフレームの色補正を行なう、
    画像処理方法。
  8. コンピュータを、
    複数のフレームを含む動画像を取得する手段と、
    前記動画像において、類似するシーンに属するフレームを互いに関連するグループに分類する手段と、
    前記グループに属するフレームにおいて、対応する少なくとも1つのオブジェクト領域を検出し、フレーム毎に前記オブジェクトの色分布を求める手段と、
    各々の前記色分布から、各フレームの前記オブジェクトの代表的な色分布を求め、前記代表的な色分布に基づいて、前記グループに属するフレームの色補正を行なう手段と
    して機能させるための、画像処理プログラム。
JP2012008415A 2012-01-18 2012-01-18 画像処理装置、方法、及びプログラム Expired - Fee Related JP5820284B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012008415A JP5820284B2 (ja) 2012-01-18 2012-01-18 画像処理装置、方法、及びプログラム
US13/722,229 US9113120B2 (en) 2012-01-18 2012-12-20 Apparatus and a method for processing a moving image, and a non-transitory computer readable medium thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012008415A JP5820284B2 (ja) 2012-01-18 2012-01-18 画像処理装置、方法、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013150122A true JP2013150122A (ja) 2013-08-01
JP5820284B2 JP5820284B2 (ja) 2015-11-24

Family

ID=48779710

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012008415A Expired - Fee Related JP5820284B2 (ja) 2012-01-18 2012-01-18 画像処理装置、方法、及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9113120B2 (ja)
JP (1) JP5820284B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017512308A (ja) * 2014-02-27 2017-05-18 インテュイティブ サージカル オペレーションズ, インコーポレイテッド 正反射の検出と低減のためのシステムおよび方法
KR101762081B1 (ko) 2013-08-26 2017-07-26 인텔 코포레이션 이미지 프로세싱을 위한 피부 톤 보정을 이용한 자동 화이트 밸런싱

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104468578B (zh) * 2014-12-10 2017-12-26 怀效宁 一种无线通讯的优先通讯系统和通讯方法
EP3115993A1 (en) * 2015-07-09 2017-01-11 Thomson Licensing Method and device for processing colors of a video sequence

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06223179A (ja) * 1992-09-30 1994-08-12 Hitachi Ltd カラー画像中の特定対象物有無判定方法およびその装置ならびにこの装置を用いたカラー動画像カット検索表示システム
JP2004363831A (ja) * 2003-06-03 2004-12-24 Canon Inc 動画像処理装置及び動画像処理方法
JP2006080746A (ja) * 2004-09-08 2006-03-23 Nikon Corp 画像処理装置、電子カメラ、および画像処理プログラム
JP2006259974A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Fuji Photo Film Co Ltd 画像処理方法および装置
JP2006268153A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
WO2007080834A1 (ja) * 2006-01-10 2007-07-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 色補正処理装置および色補正処理方法、ならびに、動的なカメラ色補正装置およびそれを用いた映像検索装置
JP2007228322A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Seiko Epson Corp 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム
JP2010045455A (ja) * 2008-08-08 2010-02-25 Canon Inc 画像処理装置、画像処理方法、及びコンピュータプログラム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0955949A (ja) 1995-08-11 1997-02-25 Minolta Co Ltd 撮像装置
US6545710B1 (en) 1995-08-11 2003-04-08 Minolta Co., Ltd. Image pick-up apparatus
JP4207977B2 (ja) * 2006-05-29 2009-01-14 セイコーエプソン株式会社 印刷装置、印刷方法、及び、プログラム
JP5259291B2 (ja) * 2008-07-30 2013-08-07 オリンパス株式会社 ホワイトバランス補正装置及び信号処理プログラム

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06223179A (ja) * 1992-09-30 1994-08-12 Hitachi Ltd カラー画像中の特定対象物有無判定方法およびその装置ならびにこの装置を用いたカラー動画像カット検索表示システム
JP2004363831A (ja) * 2003-06-03 2004-12-24 Canon Inc 動画像処理装置及び動画像処理方法
JP2006080746A (ja) * 2004-09-08 2006-03-23 Nikon Corp 画像処理装置、電子カメラ、および画像処理プログラム
JP2006259974A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Fuji Photo Film Co Ltd 画像処理方法および装置
JP2006268153A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
WO2007080834A1 (ja) * 2006-01-10 2007-07-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 色補正処理装置および色補正処理方法、ならびに、動的なカメラ色補正装置およびそれを用いた映像検索装置
JP2007228322A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Seiko Epson Corp 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム
JP2010045455A (ja) * 2008-08-08 2010-02-25 Canon Inc 画像処理装置、画像処理方法、及びコンピュータプログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101762081B1 (ko) 2013-08-26 2017-07-26 인텔 코포레이션 이미지 프로세싱을 위한 피부 톤 보정을 이용한 자동 화이트 밸런싱
JP2017512308A (ja) * 2014-02-27 2017-05-18 インテュイティブ サージカル オペレーションズ, インコーポレイテッド 正反射の検出と低減のためのシステムおよび方法
US10426347B2 (en) 2014-02-27 2019-10-01 Intuitive Sugical Operations, Inc. System and method for specular reflection detection and reduction
US11937899B2 (en) 2014-02-27 2024-03-26 Intuitive Surgical Operations, Inc. System and method for specular reflection detection and reduction

Also Published As

Publication number Publication date
JP5820284B2 (ja) 2015-11-24
US9113120B2 (en) 2015-08-18
US20130182143A1 (en) 2013-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7489345B2 (en) Image processing apparatus, image-taking system, image processing method and image processing program
JP2923894B1 (ja) 光源判定方法、肌色補正方法、カラー画像補正方法、光源判定装置、肌色補正装置、カラー画像補正装置及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
TWI431549B (zh) Image processing apparatus and method and computer program product
JP4545195B2 (ja) デジタル映像のアーティファクト削減
JP6553624B2 (ja) 計測機器、及びシステム
US8213052B2 (en) Digital image brightness adjustment using range information
JP2012044428A (ja) 追尾装置、追尾方法及びプログラム
JP2010220197A (ja) 画像におけるシャドーの検知装置および検知方法
US7450778B2 (en) Artifact reduction in a digital video
WO2004045219A1 (ja) 光源推定装置、光源推定方法、撮像装置および画像処理方法
JP5779089B2 (ja) エッジ検出装置、エッジ検出プログラム、およびエッジ検出方法
JP5820284B2 (ja) 画像処理装置、方法、及びプログラム
JP2021180527A (ja) 画像処理装置
JP2014027597A (ja) 画像処理装置、物体識別装置、及びプログラム
JP2013026755A (ja) 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法および画像処理プログラム
JP2010263423A (ja) 画像処理方法および画像処理装置
WO2013114803A1 (ja) 画像処理装置及びその画像処理方法、並びにコンピュータ・プログラム、および画像処理システム
JP5754931B2 (ja) 画像解析装置、画像解析方法及びプログラム
JP2016046701A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及び、プログラム
US7881528B2 (en) Face detecting method and photography apparatus using the method
JP2009239772A (ja) 撮像装置、画像処理装置、および画像処理方法、並びにプログラム
JPH06251147A (ja) 映像特徴処理方法
JP2019197579A (ja) 検出装置、検出方法及びプログラム
JP2004178272A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP2014127763A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140129

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150205

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20150216

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20150218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150414

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150904

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151002

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees