JP6289278B2 - 撮像装置、撮像装置の制御方法及び撮像装置の制御プログラム - Google Patents

撮像装置、撮像装置の制御方法及び撮像装置の制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、撮像装置、撮像装置の制御方法及び撮像装置の制御プログラムに関する。
デジタルカメラを用いた撮像を行う際に、様々なイメージを画像によって表現したいことがある。デジタルカメラにより得られる画像は、露出、シャッタースピード、絞り値といった光学的なパラメータや、コントラストや色の補正といった画像処理のパラメータ等、種々の撮影パラメータの設定によって変わり得る。一般的な撮影者にとって、様々な撮影パラメータを調整して自身がイメージする画像を得ることは難しいことがある。
画像処理の専門知識を必要とせずに直感的な操作によって、画像の画質を意図する画質に近づけることができる画像処理装置に係る技術が、例えば特許文献1に開示されている。特許文献1の画像処理装置では、スライドバーの操作によって、画像処理のパラメータが変化する。このスライドバーには、画像処理のパラメータと関係付けられた感性語が対応付けられていることも開示されている。ここで感性語とは、画像の特徴を表す形容詞である。ユーザは、この感性語から画像処理後の画像を想起しながらスライドバーを操作することで、画像の表現を直感的に決定することができる。一方で、特許文献1に開示されているスライドバーには感性語が対応付けられているが、このスライドバーを用いたスライド操作によって画質がどのように変化するかを想像することや、どちらかといえばこういった感じといったあいまいな表現をするための操作をこのスライドバーで行うことは、十分容易ではない。撮像により、より直感的により容易に所望の表現がなされた画像を得ることができることが求められる。
特開2012−146071公報
本発明は、直感的な操作によって所望の表現がなされた画像を得ることができる撮像装置、撮像装置の制御方法、及び撮像装置の制御プログラムを提供する。
本発明の一態様の撮像装置は、被写体を撮像して画像データを取得する撮像部と、前記画像データに対して画像処理を施す画像処理部と、一対の感性語である感性語対と撮影パラメータの変化の方向を一致させるデータベースと、前記感性語対と共に操作位置を表示する表示部と、前記表示部上の座標を取得して前記感性語対に対応する値を選択値として決定する座標取得部と、前記選択値に基づいて前記データベースから少なくともつの前記撮影パラメータの値を決定する撮影パラメータ決定部と、前記撮影パラメータの値に基づいて、前記撮像部と前記画像処理部とのうち少なくとも一方の動作を制御する制御部とを備え、前記少なくとも2つの撮影パラメータのうち、少なくとも1つの前記撮影パラメータの値は、前記感性語対に対応する値に対して非線形な関係に設定されている
本発明の一態様の撮像装置の制御方法は、被写体を撮像して画像データを取得することと、前記画像データに対して画像処理を施すことと、一対の感性語である感性語対と共に操作位置を表示部に表示させることと、前記表示部に表示された座標を取得して前記感性語対に対応する値を選択値として決定することと、前記選択値に基づいて前記感性語対撮影パラメータの変化の方向を一致させるデータベースから少なくともつの前記撮影パラメータの値を決定することと、前記撮影パラメータの値に基づいて、前記撮像することと前記画像処理を施すこととのうち少なくとも一方を制御することとを備え、前記少なくとも2つの撮影パラメータのうち、少なくとも1つの前記撮影パラメータの値は、前記感性語対に対応する値に対して非線形な関係に設定されている
本発明の一態様の撮像装置の制御プログラムは、被写体を撮像して画像データを取得することと、前記画像データに対して画像処理を施すことと、一対の感性語である感性語対と共に操作位置を表示部に表示させることと、前記表示部に表示された座標を取得して前記感性語対に対応する値を選択値として決定することと、前記選択値に基づいて前記感性語対撮影パラメータの変化の方向を一致させるデータベースから少なくともつの前記撮影パラメータの値を決定することと、前記撮影パラメータの値に基づいて、前記撮像することと前記画像処理を施すこととのうち少なくとも一方を制御することとをコンピュータに実行させ、前記少なくとも2つの撮影パラメータのうち、少なくとも1つの前記撮影パラメータの値は、前記感性語対に対応する値に対して非線形な関係に設定されている
本発明によれば、直感的な操作によって所望の表現がなされた画像を得ることができる撮像装置、撮像装置の制御方法及び撮像装置の制御プログラムを提供できる。
図1は、第1実施形態に係る撮像装置の構成例を示す図である。 図2は、第1実施形態に係る撮像装置の前面の外観を示す図である。 図3は、第1実施形態に係る撮像装置の背面の外観を示す図である。 図4Aは、第1実施形態に係る撮像装置の動作例を示す第1のフローチャートである。 図4Bは、第1実施形態に係る撮像装置の動作例を示す第2のフローチャートである。 図5は、感性語対と撮影パラメータとの組み合わせの一例を示す図である。 図6は、イメージマップの表示例を示す図である。 図7は、第1回転操作部又は第2回転操作部の回転量とイメージマップにおける座標位置との関係の一例を示す図である。 図8は、設定座標のx座標に応じた撮影パラメータの値の変化の一例について説明するための図である。 図9は、設定座標のy座標に応じた撮影パラメータの値の変化の一例について説明するための図である。 図10は、第1実施形態の変形例に係る撮像装置の前面の外観を示す図である。 図11は、第1実施形態の変形例に係る撮像装置の背面の外観を示す図である。 図12は、第2実施形態に係る撮像システムの構成の概略を示す図である。 図13は、第2実施形態に係る撮像装置及び携帯端末を含む撮像システムの構成例を示す図である。 図14Aは、第2実施形態に係る撮像システムの動作例を示す第1のフローチャートである。 図14Bは、第2実施形態に係る撮像システムの動作例を示す第2のフローチャートである。 図15は、第2実施形態に係る携帯端末における初期画面の表示例を示す図である。 図16は、第2実施形態に係る携帯端末におけるイメージマップの表示例を示す図である。 図17は、第2実施形態に係る撮像装置の動作例を示すフローチャートである。
[第1実施形態]
以下、本発明に係る撮像装置の第1実施形態について、図1乃至図17を参照して説明する。図1は、第1実施形態に係る撮像装置10の構成例を示す。また、図2は、撮像装置10の前面の外観を示す。図3は、撮像装置10の背面の外観を示す。
撮像装置10は、レンズ部20と、本体30とを有する。レンズ部20は、本体30に装着される。
レンズ部20は、光学部21と、光学位置検出部22と、駆動部23と、第3回転操作部24と、通信部25と、レンズ制御部26と、特性記録部27とを有する。
光学部21は、レンズ21aと絞り21bとを含む。レンズ21aは、1つでも複数でも良い。レンズ21aは、図示しない被写体の像を後述する撮像部1の撮像素子に結像させる。絞り21bは、被写体像に係る光束の量を調整する。
光学位置検出部22は、レンズ21aの光軸方向の位置情報等の光学部21内の各部の位置情報を検出して、この位置情報をレンズ制御部26に出力する。
駆動部23は、レンズ制御部26からの指示に従って、レンズ21aを移動させる。このレンズ21aの移動によって、焦点距離や合焦状態が変化する。また、駆動部23は、絞り21bを駆動し、絞り21bの開口径を変化させても良い。
第3回転操作部24は、図2に示すように、レンズ部20の周囲に設けられており、回転可能である。例えば、第3回転操作部24は、ユーザによって回転させられたとき、回転方向及び回転量に応じた信号をレンズ制御部26に出力する。
通信部25は、レンズ制御部26と本体30の制御部6との間の通信を介する。
特性記録部27は、光学部21が有する図示しないレンズ群の特性、例えば焦点距離又は絞りなどに係る情報を記録する。この情報は、例えばレンズの駆動制御に用いられる。
レンズ制御部26は、本体30の制御部6からの指示に基づいて、レンズ部20の各部の動作を制御する。例えばレンズ制御部26は、ズーミングやフォーカシングのため、レンズ21aを駆動するための駆動信号を駆動部23に出力する。また、レンズ制御部26は、光学位置検出部22から取得した光学部21に係る情報を制御部6に送信する。また、レンズ制御部26は、第3回転操作部24が回転されたときには、回転方向及び回転量の情報を本体の制御部6に送信する。
本体30は、撮像部1と、表示部2と、タッチパネル2aと、EVF3と、アイセンサ3aと、記録部4と、第1回転操作部5aと、第2回転操作部5bと、レリーズボタン5cと、制御部6と、位置方位判定部7と、手ブレ補正部8と、加速度センサ9と、時計11と、通信部14とを有する。
撮像部1は、撮像素子を含む。撮像部1は、撮像素子の撮像面に形成された被写体像に基づいて、電気信号(画像データ)を生成する。
表示部2は、例えば液晶ディスプレイである。表示部2は、図3に示すように、本体30の背面に設けられている。表示部2は、制御部6から出力された画像データに基づいて、画像を表示する。
タッチパネル2aは、図3に示すように、表示部2に対して重なるよう設けられている。タッチパネル2aは、タッチされた位置を検出し、検出した位置情報を制御部6へと出力する。
電子ビューファインダ(EVF)3は、図3に示すように、本体30の上部に設けられている。EVF3は、のぞき窓の内部に設けられた高精細な表示素子を含む。EVF3は、制御部6から出力された画像データに基づいて、画像を表示する。
アイセンサ3aは、EVF3に対向する視線を検出する。すなわち、アイセンサ3aは、撮影者がEVF3を覗いているか否かを検出する。例えば、アイセンサ3aにより視線が検出されたか否かに応じて、EVF3の表示のON/OFFが切り替わる。
記録部4は、画像データを記録する。また、記録部4は、感性語対データベース(DB)4aを有している。感性語対DB4aは、後述するように、後述する感性語対と、撮影シーン及び撮影パラメータとの対応関係を示す感性語対データを記録する。
第1回転操作部5a及び第2回転操作部5bは、図3に示すように、本体30の上部に設けられている。第1回転操作部5a及び第2回転操作部5bは、第3回転操作部24と同様に、回転方向と回転量とを検出して、検出結果に応じた信号を制御部6に出力する。
位置方位判定部7は、例えばGPSや方位センサを含んでおり、撮像装置10の位置や撮像装置10が向いている方位を検出する。検出された位置情報や方位情報は、例えば、後述するシーン判定部6aによってシーン判定に用いられる。
手ブレ補正部8は、手ブレの影響を低減させるため、例えば撮像部1内の撮像素子を手振れに応じて変位させる。手ブレ補正によって、ブレが少ない画像が撮影され得る。
加速度センサ9は、撮像装置10に掛かる加速度を検出する。検出された加速度の情報は、例えば、手ブレ補正に用いられる。
時計11は、画像データに付加する時刻を取得するための時刻情報を出力する。
制御部6は、シーン判定部6aと、表示制御部6bと、座標取得部6cと、撮影パラメータ決定部6dと、画像処理部6eと、撮像制御部6fと、操作判定部6gとを有する。
シーン判定部6aは、撮影シーンを判定する。撮影シーンは、例えば撮像により取得された画像データに基づいて判定される。シーン判定部6aは、さらに撮影シーンに対応する感性語対を感性語対DB4aから2つ選択する。
表示制御部6bは、画像データに基づく画像を作成して、表示部2又はEVF3に画像を表示させる。また、表示制御部6bは、表示部2又はEVF3にイメージマップを表示させる。このイメージマップは、2つの感性語対を直交座標系に対応付けた表示である。感性語対については後述する。
座標取得部6cは、イメージマップの座標系において選択された座標を取得して、取得した座標と関連付けられた少なくとも2つの変数の値を選択値として決定する。
撮影パラメータ決定部6dは、座標取得部6cで決定された選択値に基づいて少なくとも1つの撮影パラメータの値を決定する。
画像処理部6eは、各種画像処理を行う。この画像処理には、撮影パラメータに応じた画像処理が含まれる。画像処理部6eは、例えば画像データに対して、明度、彩度、ぼかし度、ノイズ、シェーディング等を調整する画像処理を行う。
撮像制御部6fは、撮像に係る各種制御を行う。この制御には、例えば、絞り径、シャッタースピード等といった決定された撮影パラメータに応じた制御が含まれる。撮像制御部6fは、例えば、レンズ制御部26を介して撮影パラメータに応じて光学部21の動作を制御する。また、撮像制御部6fは、撮影パラメータに応じて撮像部1の動作を制御する。
操作判定部6gは、タッチパネル2a、第1回転操作部5a、第2回転操作部5b、及びレリーズボタン5c、又はレンズ部20の第3回転操作部24で検出された信号を取得する。操作判定部6gは、取得した信号に対して必要な信号処理を行い、各部へと出力する。
本発明の第1実施形態に係る撮像装置の動作例について、図4A及び図4Bに示すカメラ制御を表すフローチャートを使用して説明する。このカメラ制御は、撮像装置10の電源が入れられるなどされたときに開始する。
ステップS101において、制御部6は、撮像モードが選択されているか否かを判定する。撮像モードが選択されていると判定されたとき、処理はステップS102に進む。
ステップS102において、制御部6は、アイセンサ3aが撮影者の視線を検出しているか否かを判定する。アイセンサ3aが視線を検出していないと判定されたとき、処理はステップS103に進む。
ステップS103において、制御部6は、撮像装置10の各部に撮像動作を開始させる。すなわち、撮像装置10では、光学部21を介して撮像部1が有する撮像素子の撮像面に被写体像が形成される。撮像部1は、この被写体像に基づく画像データを生成する。
ステップS104において、制御部6は、撮像により得られた画像データに基づいてスルー画を作成し、このスルー画を表示部2に表示させる。
ステップS105において、制御部6のシーン判定部6aは、撮像により得られた画像に基づいて、撮影シーンを判定する。撮影シーンとしては、例えば、人物の背景に夕日がある夕日シーンであったり、被写体が夜景である夜景シーンであったり、被写体が人物であるポートレートシーンであったり、人々がスポーツを行っている場面であるスポーツシーンであったりする。
ステップS106において、制御部6のシーン判定部6aは、ステップS105で決定された撮影シーンに応じた感性語対を2つ決定する。感性語対とは、意味の上で互いに相対する感性語の対を表すものである。また、感性語(印象語)とは、ユーザに撮影イメージを想起させるための語である。感性語とは、ユーザが写真の表現として一般的に用いると思われる語である。
一般的な感性語(印象語)は、主観性や曖昧性を有する表現である。また、感性語は、感性表現の多義性や、ユーザの人生体験、記憶、そのときの気分までを反映する状況依存性を有している。「感性」という言葉の定義は単一的な概念ではなく、「感性」という言葉は前記状況依存性を有する言葉である。「感性」という言葉は「対象への知覚が主観的な経験を経て表現されるもの」といった考え方として捉えられざるを得ない。
しかしながら、感性語は、異なる感性語ごとに明らかに相対的な差異がある。ある感性語と別の感性語とは、多くのユーザに対比的に異なる感覚を呼び起こすことがある。この感覚は、多くのユーザが共通の文化、環境、社会における経験や学習によって統計的にも確実な関係と考えることができる。
例えば、感性に少なからず影響を与える感情の分類、例えば、R.Plutchikの感情の立体モデルでは、「喜び」と「悲しみ」、「嫌悪」と「受容」などが対として表現されている。
写真撮影のシーンなど、好ましい思い出を記録する際には、心理的にマイナスの感情を呼び起こすイメージを含む感性語はあまり要求されない。好ましい思い出を記録する際には、心理的にマイナスの感情を呼び起こすイメージを含む感性語の対となる表現、すなわち心理的にマイナスの感情を呼び起こすイメージを含む感性語と類似する感覚だが異なった感情を呼び起こす表現が好ましい。
例えば、対義関係にある感性語対として、デザイナーなどによってよく使われるものは、「派手」と「地味」といったものが知られている。「派手」という言葉は、過剰なイメージとして捉えられることがあり、「地味」という言葉は、感性や感覚を呼び起こすのに弱いイメージの言葉として捉えられることがある。従って、「派手」と「地味」という感性語対は、「華やか」と「渋い」という感性語対に置き換えられる方が好ましい。
また、「華やか」と「渋い」という感性語対は、「にぎやか」と「寂しい」という感性語対や、 「ロマン的」 と「古典的」という感性語対もカバー可能なイメージを有している。これらの感性語対は、より感性的な特徴を表している感性語対である。
より明快な画像の特徴を表す言葉としては、「くっきり」と「ふんわり」という感性語対が使われることがある。この感性語対は、「未来的」と「懐古的」という感性語対のイメージ、又は「リアル」と「幻想」という感性語対のイメージをカバーする。
本実施形態では、例えば、感性語対は、「華やか」と「渋い」、「派手」と「地味」、「にぎやか」と「寂しい」、「ロマン的」と「古典的」、「くっきり」と「ふんわり」、「未来的」と「懐古的」、「リアル」と「幻想」、「静けさ」と「賑やかさ」などの感性語の対であるものとして説明を行う。なお、ここで挙げた感性語対は一例であり、感性語対には様々なものがある。
前記のような感性語対を含む感性語対データは、感性語対の対応付けられた撮影に係るパラメータ(撮影パラメータ)を含む。撮影パラメータとは、例えば、絞り径、シャッタースピード、コントラスト、露出値、彩度、明度、シャープネス、ぼかし度、ノイズ、シェーディングといった、光学系のパラメータや画像処理のパラメータである。撮影パラメータが変化すると、画像表現が変わる。つまり、感性語は、極めて文学的と受け取られることがあるが、実際の撮影や画像処理時には、特定のパラメータの変化の効果に一致する場合が多い。感性語は、このようなパラメータの変化の効果を想起するという意味で、文学的ではあるが、技術的な用語としても使用することが出来る。
特に、このパラメータの変化によって一方の感じが強まり、一方の感じが弱まる場合、感性語を「対」にしている意味が出てくる。これは、各感性語が持っている漠然とした印象は、対となる言葉との関係性において限定されるからである。
つまり、「古典的」、「ロマン的」は、いずれも大まかには「芸術的」というイメージにくくられる。これらを「対」にして扱うことによって、「芸術的ながらロマン的ではなく、かっちりした感じ」とか、「芸術的ながら古典的というよりも、ばくぜんとした感じ」といったイメージが浮かぶ。これによって差異が際だち、「かっちり」、「ばくぜん」という対比されることによって現れる概念が明確になる。
つまり、「対」にすることに意味があり、これによって共通した「芸術的」といった抽象的な部分は薄まり、より、画像そのものの特徴のような要素が明確になるという効果が出てくる。もちろん、「古典的」と「ロマン的」の対比からは、「形式的な」とか「自由な」とか、「躾けられた」とか「野放図な」など、さらなる対比の概念が現れることもあるが、画像の効果を表す時に、こうしたイメージは結びつきにくく、今回のカメラや画像処理装置などにおいては、そうした概念が浮かび上がることはない。
つまり、その装置が有するイメージによっても、ユーザが自然と感じる対の効果は限定され、この効果が限定されれば、特定のパラメータ変化などと関連づけても違和感がなくなる方に制約される。つまり、制御イメージを想起させる言葉である2つの感性語と制御パラメータの変化の方向を一致させるデータベースが用意されることによって、この感性語対と共に操作位置を表示する表示部があれば、前記表示部上の座標が操作されたとき、その座標情報を取得して前記感性語の対に対応した値が選択値として決定される。
1つの制御パラメータの値は、この座標取得部で得られたユーザ操作の選択値に基づいて前記データベースから決定されれば良い。この制御パラメータ決定部と前記制御パラメータに従って機器制御を行う制御部とを備える機器制御装置が得られる。
図5に示すように、感性語対DB4aには、複数の感性語対データが格納されている。各感性語対データは、感性語対と、その感性語対と関連する撮影シーンの情報と、その感性語対と関連する撮影パラメータに係る情報とを含む。例えば、「くっきり」と「ふんわり」という感性語対には、撮影パラメータである撮影光学系の絞りに係る情報と画像処理におけるコントラストに係る情報とが関連付けられている。また、「華やか」と「渋い」という感性語対には、撮影パラメータである露出補正に係る情報と画像処理における色強調に係る情報とが関連付けられている。なお、図5に示した感性語対と撮影パラメータとの組み合わせ等は一例である。感性語対データベース(DB)4aにおいて、感性語対と撮影や画像処理のパラメータが関連付けられることによって、感性語の対における対比に対応する、より明確な概念と、技術的な効果とはユーザのイメージに無理のない形で結びつけられることになる。
なお、例えばエアコンなどの温度設定において「暖かい」と「涼しい」と言う直接的な言葉が用いられ、温度や湿度という明快なパラメータが制御されるのに対して、本実施形態では、抽象的な写真表現に用いられるため、抽象的な感性語対が利用されている。
前述したシーン判定によって決定された撮影シーンに基づいて、感性語対データが選択される。この感性語対データに含まれる撮影パラメータ情報に基づいて、後の処理が行われる。本実施形態の説明では、「華やか」と「渋い」という感性語対と、「くっきり」と「ふんわり」という感性語対とが選択されたものとして以下の説明を行う。
「華やか」と「渋い」という感性語対が画像表現の明るさや彩度を想起させるのに対し、「くっきり」と「ふんわり」という感性語対は「華やか」と「渋い」という感性語対が想起させない特徴である輪郭やコントラストを想起させる。このように、選択される感性語対は、相補的な感性語対であることが好ましい。このような感性語対をうまく選ぶことこそが、ユーザに違和感なく受け入れられる商品化やサービスなどの決め手となる。したがって、こうした感性語対を機能に対応させることは、非常に重要なユーザーインターフェースの技術となる。以下、限られた感性語対を使って技術の内容を説明するが、他の感性語を使っても、それらが対になることで、それらの言葉が共通に持つ抽象的なイメージが薄まり、相反する概念が対比によって明確になる場合、この発明がカバーする範囲にあることは言うまでもない。
図4Aに戻って説明を続ける。ステップS107において、制御部6は、感性語対と2次元座標とが対応付けられたイメージマップを表示部2に表示させることが要求されているか否かを判定する。例えば、イメージマップを用いて撮影パラメータを調整するモードが選択されているとき、イメージマップの表示が要求されていることになる。
このイメージマップには、図6に示すように、x軸とy軸との2軸が含まれる。2軸のうち一方の軸には、ステップS106で決定された2つの感性語対のうち一方の感性語対が対応付けられている。2軸のうち他方の軸には、ステップS106で決定された2つの感性語対のうち他方の感性語対が対応付けられている。すなわち、このイメージマップは、x軸とy軸との2軸からなる直交座標であって、撮影イメージを示すものである。
図6に示す例では、x軸には「華やか」と「渋い」という感性語対が対応付けられる。また、y軸には「くっきり」と「ふんわり」という感性語対が対応付けられる。ユーザがイメージマップのx座標に関して、右の方を選択するほど画像が「華やか」となるように、また、左の方を選択するほど画像が「渋い」となるように撮影パラメータが調整される。同様に、ユーザがイメージマップのy座標に関して、上の方を選択するほど画像が「くっきり」となるように、また、下の方を選択するほど画像が「ふんわり」となるように撮影パラメータが調整される。
ユーザが座標上の点を選択するための1つの手段として第1回転操作部5a及び第2回転操作部5bが用いられる。第1回転操作部5a及び第2回転操作部5bは、例えば360°回転する。第1回転操作部5a及び第2回転操作部5bは、図7に示すように、180°回転移動すると、座標Pが原点Oからイメージマップ端まで移動するように設定されている。
なお、イメージマップとして表示される座標系は、x座標とy座標とからなる直交座標系に限らない。イメージマップとして表示される座標系は、例えば原点Oからの距離rと原点Oを通る始線からの回転角θとで表した座標系、すなわち極座標系であっても良い。また、イメージマップとして表示される座標系は、2軸からなる他の座標系、例えば斜交座標系であっても良い。さらに、イメージマップは、2次元の座標系に限らず、3次元の座標系でも良い。この場合も、(x,y,z)で表される直交座標系が用いられても良いし、(r,θ,φ)で表される球座標系が用いられても良い。
ステップS107の判定において、イメージマップの表示が要求されていないと判定されたとき、処理はステップS123に進む。一方、イメージマップの表示が要求されていると判定されたとき、処理はステップS108に進む。
ステップS108において、制御部6は、イメージマップを表示部2に表示させる。イメージマップは、スルー画とともに表示されても良いし、スルー画が消されてイメージマップのみが表示されても良い。スルー画とともにイメージマップが表示されるときは、スルー画とイメージマップが重畳表示されても良いし、スルー画とイメージマップがそれぞれ別個の枠内に表示されても良い。
ステップS109において、制御部6は、図6に示すように、イメージマップ上に設定座標Pをプロットする。設定座標Pの初期位置は、例えば、イメージマップの直交座標の原点Oである。
ステップS110において、制御部6は、第1回転操作部5aが回転操作されたか否かを判定する。第1回転操作部5aが回転操作されなかったと判定されたとき、処理はステップS121に進む。一方、第1回転操作部5aが回転操作されたと判定されたとき、処理はステップS111に進む。
ステップS111において、制御部6は、第1回転操作部5aの回転方向と回転量とに応じて、イメージマップの直交座標上の設定座標Pのx座標を変更して、新たな設定に応じた設定座標Pをイメージマップ上に表示させる。制御部6は、新たなx座標をユーザが感性語に基づいて選択した選択値として決定する。
ステップS112において、制御部6は、撮影パラメータの値をステップS111で決定した選択値に対応付けられた値に変更する。すなわち、ユーザが例えば「華やか」や「渋い」という感性語の程度をイメージマップ上の座標として選択すると、選択された座標に対応した撮影パラメータの大きさが設定される。
ここで、設定座標Pのx座標に応じた撮影パラメータの大きさの変化の一例について、図8を参照して説明する。図8において横軸は、x座標の値を示し、華やかさや渋さに対応する。図8において縦軸は、撮影パラメータの値を示す。実線は、点Pのx座標と色強調度との関係を示す。x座標が大きい程、すなわち、ユーザが華やかさを要求する程、画像に施す色強調度は高くなるように設定され、x座標が小さい程、すなわち、ユーザが渋さを要求する程、画像に施す色強調度は低くなるように設定される。なお、x座標と色強調度との関係は非線形な関係に設定されている。
また、破線及び一点鎖線は、点Pのx座標と露出補正値との関係を示す。本実施形態では、露出補正にハイダイナミックレンジ(HDR)撮影の技術が用いられる。HDRとは、異なる露出条件で撮影された複数の画像を合成して、全体としては露出が適正な画像を作成する技術である。異なる露出条件で撮影される画像を合成することで、撮像装置が有するダイナミックレンジを超えた大きなダイナミックレンジが実現される。図8において、一点鎖線は、HDRを用いない場合に画像において露出が飽和する部分についての、HDRを用いた露出補正値を示す。一方、破線は、HDRを用いない場合にも画像において露出が飽和しない部分についてのHDRを用いた露出補正値を示す。
図8に示す例では、露出が飽和しない部分では、x座標が大きい程、すなわち、ユーザが華やかさを要求する程、露出はプラス側に補正され、x座標が小さい程、すなわち、ユーザが渋さを要求する程、露出はマイナス側に補正される。また、露出が飽和する部分では、x座標が大きい程、すなわち、ユーザが華やかさを要求する程、露出はマイナス側に補正され、x座標が小さい程、すなわち、ユーザが渋さを要求する程、露出はプラス側に補正される。ここで、同じx座標であっても、露出が飽和しない部分に対する露出補正量は、露出が飽和する部分に対する露出補正量よりも大きい。前述のように、感性語対をうまく選ぶことこそが、ユーザに違和感なく受け入れられる商品やサービスなどの決め手となる。この感性語対は、対となって発生する相反するイメージゆえに、どちらにどうすれば、どうなるといった、定量的なイメージをも持つことになる。感性語が対比されない場合は、どちらでもないが、対比されれば、もっと補正量を増やすとか減らすとか言う技術的に定量的な制御と対応づけられることになる。つまり、感性語は、対になることで、感性語が共通に持つ抽象的なイメージが薄まり、かつ相反する概念が対比によって明確になる場合、操作量と、この感性語対のどちらに近いか遠いかという関係が対応づけられる。しかし、それは単純なパラメータの定量制御である必要はなく、制御を加速させたり、効果を強調させたりしても、感性語対で表示されたパラメータに対しては違和感がなくなる。例えば、露出補正値などは、一定量ごとに制御される場合が多く、それに即した目盛りでの制御になりがちだが、感性語対では、比較で生じる感覚であるから、一定量ごとの目盛りや制御などに囚われる必要がなくなり、ユーザの操作や機器の設計上の制約を解き放つことができる。また、同じ感性語対で得られる印象のパラメータは、すべてを同時に、または切替ながら連続的、不連続的に適宜、組み合わせて効果を強調することが可能となる。よって、初心者であっても、何か一つのパラメータにこだわった操作を覚える必要はなく、機器側で、効果があると設定されたパラメータが、特定のプログラム制御に従って自由自在に切り替えられることになる。本実施形態で説明する感性語対を使用する装置は、このように一つずつのパラメータではなく、同時に、たくさんの、少なくとも一つのパラメータを切り替える装置となる。もちろん、一つであっても構わない。
なお、ここでは、HDRを用いて露出補正を行う例を示したが、これに限らない。例えば、画像において露出が飽和している部分があるかないかを判定し、露出が飽和している場合と露出が飽和していない場合とで異なる露出補正が行われるように構成されていても良い。また、HDRによらずに画素毎に行われる画像処理によって部分ごとに露出調整の効果が得られるように構成されても良い。
図4Aに戻って説明を続ける。ステップS112において選択値に応じた撮影パラメータが設定された後、処理はステップS113に進む。ステップS113において、制御部6は、第2回転操作部5bが回転操作されたか否かを判定する。第2回転操作部5bが回転操作されなかったと判定されたとき、処理はステップS121へ進む。一方、第2回転操作部5bが回転操作されたと判定されたとき、処理はステップS114に進む。
ステップS114において、制御部6は、第2回転操作部5bの回転方向と回転量とに応じて、イメージマップの直交座標上の設定座標Pのy座標を変更して、新たな設定に応じた設定座標Pをイメージマップ上に表示させる。制御部6は、新たなy座標をユーザが感性語に基づいて選択した選択値として決定する。
ステップS115において、制御部6は、撮影パラメータの値をステップS114で決定した選択値に対応付けられた値に変更させる。
ここで、設定座標Pのy座標に応じた撮影パラメータの大きさの変化の一例について、図9を参照して説明する。図9において、横軸は、y座標の値を示し、くっきりさやふんわりさに対応する。図9において縦軸は、撮影パラメータの値を示す。実線は、点Pのy座標と絞り径との関係を示す。また、破線は、点Pのy座標とコントラストとの関係を示す。図9に示す例では、y座標が大きい程、すなわち、ユーザがくっきりさを要求する程、絞り径は小さく(絞り値は大きく)なるように調整され、y座標が小さい程、すなわち、ユーザがふんわりさを要求する程、絞り径は大きく(絞り値は小さく)なるように調整される。また、y座標が大きい程、すなわち、ユーザがくっきりさを要求する程、コントラストは高くなるように設定され、y座標が小さい程、すなわち、ユーザがふんわりさを要求する程、コントラストは低くなるように設定される。
図4Bに戻って説明を続ける。ステップS115において選択値に応じた撮影パラメータが設定された後、処理はステップS116に進む。ステップS116において、制御部6は、イメージマップを表示する表示部2上に設けられているタッチパネル8bがタッチを検出したか否かを判定する。イメージマップ上のタッチパネル8bがタッチを検出しなかったと判定されたとき、処理はステップS121へ進む。一方、イメージマップ上のタッチパネル8bからタッチを検出したと判定されたとき、処理はステップS117に進む。
ステップS117において、制御部6は、タッチされたタッチ位置に応じて、イメージマップの直交座標上の設定座標Pのx座標を設定する。制御部6は、新たなx座標をユーザが感性語に基づいて選択した選択値として決定する。
ステップS118において、制御部6は、タッチされたタッチ位置に応じて、イメージマップの直交座標上の設定座標Pのy座標を設定する。制御部6は、新たなy座標をユーザが感性語に基づいて選択した選択値として決定する。制御部6は、新たなx座標及びy座標の設定に応じた設定座標Pをイメージマップ上に表示させる。ダイヤルや目盛りなどで、厳密に制御を行っていたこれまでのユーザーインターフェースと、このタッチ操作の直感的な位置指定とは、精度や分解能という意味でバランスが悪く、違和感も残り、あまり相性が良いものではなかった。ここで、「どちらかと言えば」、という感覚で操作できる感性語対によるインターフェースは、タッチ操作の感覚とマッチしやすいものと言える。
ステップS119において、制御部6は、ステップS112の場合と同様に、撮影パラメータの値をステップS117でx座標に基づいて決定した選択値に対応付けられた値に変更する。
ステップS120において、制御部6は、ステップS115の場合と同様に、撮影パラメータの値をステップS118でy座標に基づいて決定した選択値に対応付けられた値に変更する。
ステップS121において、制御部6は、イメージマップによる撮影パラメータの設定を終了するか否かを判定する。例えばユーザから、イメージマップによる撮影パラメータの設定を終了する旨の指示が入力されたとき、撮影パラメータの設定は終了する。イメージマップによる撮影パラメータの設定を終了しないと判定されたとき、処理はステップS110に戻る。一方、イメージマップによる撮影パラメータの設定を終了すると判定されたとき、処理はステップS122に進む。
ステップS122において、制御部6は、表示部2からイメージマップの表示を消して、表示部2にスルー画のみを表示する。このスルー画は、ステップS112、ステップS115、ステップS119、又はステップS120で調整された撮影パラメータに基づいて取得された画像のスルー画である。
なお、ステップS108乃至ステップS121において、イメージマップとスルー画とがともに表示部2に表示されるとき、スルー画はそのときのイメージマップ上の設定座標Pに応じた撮影パラメータに基づいて取得された画像とされても良い。すなわち、撮影パラメータの変更がその都度反映されることでプレビュー表示がなされても良い。
ステップS123において、制御部6は、レリーズボタン5cが押圧されたか否か、すなわち、レリーズボタン5cを用いて撮影の実行が指示されたか否かを判定する。撮影の実行が指示されなかったと判定されたとき、処理はステップS126に進む。一方、撮影の実行が指示されたと判定されたとき、処理がステップS124へ進む。
ステップS124において、制御部6は、撮像部1等に撮影動作を行わせる。すなわち、制御部6は、撮像部1に被写体像に基づいた画像データの作成を行わせ、得られた画像データに対して必要な画像処理を施し、撮像データとしての画像データを取得する。
ステップS125において、制御部6は、撮影により取得した画像データを記録部4に記録する。その後、処理はステップS126に進む。
ステップS126において、制御部6は、カメラ制御を終了するか否かを判定する。カメラ制御を終了しないと判定されたとき、処理はステップ101へ戻る。一方、カメラ制御を終了すると判定されたとき、カメラ制御は終了する。例えば電源ボタンが押されたとき、カメラ制御は終了する。
ところで、ステップS102の判定において、アイセンサ3aが視線を検出していると判定されたとき、処理はステップS131へ進む。
ステップS131において、制御部6は、スルー画を作成するための撮像を開始する。
ステップS132おいて、制御部6は、撮像により得られた画像データに基づいてスルー画を作成し、このスルー画をEVF3に表示させる。
ステップS133において、制御部6のシーン判定部6aは、撮像により得られた画像データに基づいて撮影シーンを判定する。
ステップS134において、制御部6は、シーン判定部6aにより決定された撮影シーンに応じた感性語対を2つ決定する。ステップS134においても、シーン判定部6aは、「華やか」と「渋い」という感性語対と、「くっきり」と「ふんわり」という感性語対を決定したものとする。
ステップS135において、制御部6は、イメージマップをEVF3に表示することが要求されているか否かを判定する。イメージマップの表示が要求されていないと判定されたとき、処理はステップS123に進む。一方、イメージマップの表示が要求されていると判定されたとき、処理はステップS136に進む。
ステップS136において、制御部6は、EVF3にイメージマップを表示させる。
ステップS137において、制御部6は、イメージマップ上の初期位置である直交座標の原点Oに設定座標Pをプロットする。
ステップS138において、制御部6は、第1回転操作部5aが回転操作されたか否かを判定する。第1回転操作部5aが回転操作されなかったと判定されたとき、処理はステップS144に進む。一方、第1回転操作部5aが回転操作されたと判定されたとき、処理はステップS139に進む。
ステップS139において、制御部6は、第1回転操作部5aの回転方向と回転量とに応じて、イメージマップの直交座標上の設定座標Pのx座標を変更して、新たな設定に応じた設定座標Pをイメージマップ上に表示させる。制御部6は、新たなx座標をユーザが感性語に基づいて選択した選択値として決定する。
ステップS140において、制御部6は、撮影パラメータの値をステップS139で決定した選択値に対応付けられた値に変更する。
ステップS141において、制御部6は、第2回転操作部5bが回転操作されたか否かを判定する。第2回転操作部5bが回転操作されなかったと判定されたとき、処理はステップS144へ進む。一方、第2回転操作部5bが回転操作されたと判定されたとき、処理はステップS142に進む。
ステップS142において、制御部6は、第2回転操作部5bの回転方向と回転量とに応じて、イメージマップの直交座標上の設定座標Pを変更して、新たな設定に応じた設定座標Pをイメージマップ上に表示させる。制御部6は、新たなy座標をユーザが感性語に基づいて選択した選択値として決定する。
ステップS143において、制御部6は、撮影パラメータの値をステップS142で決定した選択値に対応付けられた値に変更する。
ステップS144において、制御部6は、イメージマップによる撮影パラメータの設定を終了するか否かを判定する。例えばユーザから、イメージマップによる撮影パラメータの設定を終了する旨の指示が入力されたとき、撮影パラメータの設定は終了する。EVF3におけるイメージマップによる撮影パラメータの設定を終了しないと判定されたとき、処理はステップS138に戻る。一方、イメージマップによる撮影パラメータの設定を終了すると判定されたとき、処理はステップS145に進む。
ステップS145において、制御部6は、EVF3からイメージマップの表示を消して、EVF3にスルー画のみを表示する。このスルー画は、ステップS140、ステップS143で調整された撮影パラメータに基づいて取得された画像のスルー画である。その後、処理はステップS123に進む。
ところで、ステップS101の判定において、撮像モードが選択されていないと判定されたとき、処理はステップS151へ進む。
ステップS151において、制御部6は、再生モードが選択されたか否かを判定する。再生モードが選択されなかったと判定されたとき、処理はステップS101へ戻る。一方、再生モードが選択されたと判定されたとき、処理はステップS152へ進む。
ステップS152において、制御部6は、記録部4から画像ファイルを読み出して、画像ファイルに格納されている画像データを再生する。
ステップS153において、制御部6は、再生している画像データと異なる画像データの再生が指示されたか否かを判定する。再生している画像データと異なる画像データの再生が指示されなかったと判定されたとき、処理はステップS101に戻る。一方、再生している画像データと異なる画像データの再生が指示されたと判定されたとき、処理はステップS154へ進む。
ステップS154において、制御部6は、再生している画像データに係る画像ファイルと異なる画像ファイルを読み出して、この画像ファイルに格納されている画像データを再生する。その後、処理はステップS101に戻る。
ユーザが日常的に使っている表現である感性語(印象語)について、互いに相対する感性語の対を感性語対としたときに、本実施形態では、撮像装置10は、撮影シーンに応じて感性語対を2つ選択する。撮像装置10は、2つの感性語対を直交座標系の2軸にそれぞれ対応付けたイメージマップを表示し、直交座標系により示される感性語対の程度をユーザに選択させる。撮像装置10は、選択された感性語対の程度に応じて撮影パラメータを設定する。このようにして、撮像装置10は、複雑な撮影パラメータの設定を、ユーザが直感的に、かつ気構えせずに行うことができる仕組みを提供することができる。
なお、本実施形態では、イメージマップのx軸に対して2つの撮影パラメータが対応付けられており、y軸に対して別の2つの撮影パラメータが対応付けられている例を示した。しかしながらこれに限らず、各座標軸には、少なくとも1つの撮影パラメータが対応付けられていれば良い。すなわち、感性語対は少なくとも1つの撮影パラメータを表現する。当然ながら、1つの座標軸に対応する撮影パラメータが2つ、3つ…とより多くなれば、イメージマップ上で選択された座標に応じて多くのパラメータが一度に変更されるため、より複雑な画像表現がなされ得る。
また、本実施形態では、x軸に対応する撮影パラメータとy軸に対応する撮影パラメータとは独立している。すなわち、1つの撮影パラメータは、x座標とy座標とのうち何れか一方の値に基づいて決定される。しかしながらこれに限らない。1つの撮影パラメータがx座標とy座標との両方の値に基づいて決定されても良い。感性語の組み合わせによって1つの撮影パラメータが決定されるように構成されることで、ユーザの感覚と選択される撮影パラメータとがより適したものとなり得る。
また、本実施形態では、シーン判定は、撮像された画像に基づいて行われている。しかしながらこれに限らず、シーン判定は、ユーザが例えばシーンダイヤルを用いて撮影シーンを選択することで行われても良い。
また、本実施形態では、イメージマップで用いられる感性語対は撮影シーンによって選択されている。しかしながらこれに限らず、ユーザが感性語対を選択しても良い。ユーザが感性語対を選択することで、ユーザにとって操作の自由度が増す。
[第1実施形態の変形例]
次に、第1実施形態の変形例に係る撮像装置10について図10及び図11を使用して説明する。なお、本変形例に係る撮像装置10の構成と第1実施形態に係る撮像装置10の構成との差異のみを説明して、同じ構成の説明を省略する。
本変形例では、第1実施形態に係る第1回転操作部5aの代わりに、図10に示すように、レンズに設けられた第3回転操作部24が用いられる。また、本変形例では、第1実施形態に係る第2回転操作部5bの代わりに、図11に示すように、撮像装置10の背面に設けられた第4回転操作部5dが用いられる。一方、変形例に係る撮像装置10は、第1回転操作部5a及び第2回転操作部5bを有していない。
本変形例では、第3回転操作部24の回転操作によって、イメージマップの直交座標上の設定座標Pのx座標又はy座標のいずれか一方が設定され、第4回転操作部5dによってx座標又はy座標の他方が設定される。
ユーザは、この変形例に係る撮像装置10を構えるとき、例えばユーザの右手の操作しやすい位置に第4回転操作部5dとレリーズボタン5cとが位置することになる。さらに、ユーザの左手の操作しやすい位置に第3回転操作部24が位置することになる。このような第3回転操作部24と第4回転操作部5dとの配置によって、ユーザは、両手でイメージマップにおける座標を容易に選択することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る撮像装置及び携帯端末について、図12乃至図17を使用して説明する。なお、第1実施形態に係る撮像装置10の構成及び動作と同一の説明を省略する。
本実施形態に係る撮像システム100の構成の概略を図12に示す。この図に示すように、撮像システム100は、例えばスマートフォンといった携帯端末40と、レンズ型をした撮像装置50とを備える。撮像装置50には、レンズや撮像素子などの撮像のための機構は設けられているが、一般的なカメラに設けられている表示部やレリーズボタン等は設けられていない。撮像装置50によって取得された画像の確認や撮像操作は、例えばスマートフォンである携帯端末40を用いて行われる。
撮像装置50は、撮像装置50を携帯端末40に物理的に固定するアタッチメント60によって携帯端末40に取り付けられている。アタッチメント60は、携帯端末40に取り付けられる。また、アタッチメント60には、取り付け部61が設けられている。取り付け部61には、撮像装置50が取り付けられる。撮像装置50と携帯端末40とのデータ通信は、例えば無線LANを介して行われる。携帯端末40と撮像装置50とがアタッチメント60によって固定されることで、ユーザは、撮像装置50及び携帯端末40をさながら一体型の装置であるかのように操作することができる。
撮像装置50及び携帯端末40の構成について、図13を参照して説明する。
撮像装置50は、光学部51と、撮像部52と、制御部53と、記録部57と、操作部55と、携帯端末40との通信を介する通信部56とを有する。被写体像は、光学部51によって撮像部52に含まれる撮像素子の撮像面に結像される。撮像部52は、この被写体像に基づいて画像データを作成する。
制御部53は、撮像装置50の各部を制御する。制御部53は、例えば光学部51に含まれるレンズや絞りの動作を制御する。また、制御部53は、撮像部52による撮像動作を制御する。また、制御部53は、撮像部52で作成された画像データについて、画像処理を行う。制御部53は、処理後の画像データを記録部57に記録する。また、制御部53は、携帯端末40との通信を制御する。制御部53は、携帯端末40からの要求に応じて画像データを携帯端末40に送信させる。
操作部55には、電源スイッチなどが含まれる。操作部55は、ユーザの指示を取得する部分である。操作部55は、取得したユーザの指示を制御部53へ伝達する。
携帯端末40は、表示部42と、タッチパネル42aと、記録部44と、制御部46と、撮像装置50に対する通信を介する通信部45と、内蔵カメラ43とを有する。
表示部42は、画像を表示する。タッチパネル42aは、表示部42上に設けられており、タッチ位置を検出する。内蔵カメラ43は、被写体を撮影して画像データを生成する。この内蔵カメラ43から取得された画像データに対してシーン判定が行われても良い。記録部44は、感性語対DB44aを含み、画像データを記録する。
制御部46は、シーン判定部46aと、表示制御部46bと、座標取得部46cと、撮影パラメータ決定部46dと、画像処理部46eと、撮像制御部46fと、操作判定部46gとを有する。
シーン判定部46aは、例えば撮像により取得された画像データに基づく撮影シーンを判定し、さらに撮影シーンに対応する感性語対を感性語対DB44aから2つ選択する。
表示制御部46bは、画像データに基づく画像を作成して、表示部42に画像を表示させる。また、表示制御部46bは、表示部42にイメージマップを表示させる。
座標取得部46cは、表示部2に表示されている座標系において選択された座標を取得して、座標と関連付けられた少なくとも2つの変数の値を選択値として決定する
撮影パラメータ決定部46dは、選択値に基づいて少なくとも1つの撮影パラメータの値を決定する。
画像処理部46eは、各種画像処理を行う。この画像処理には、撮影パラメータに応じた画像処理が含まれる。
撮像制御部46fは、撮像に係る各種制御を行う。この制御には、撮影パラメータに応じた制御も含まれる。
操作判定部46gは、タッチパネル42a及び操作部55から検出された指示に応じた動作を制御する。
以下、撮像装置50及び携帯端末40の動作について、図14A乃至図17を参照して説明する。まず、携帯端末40の動作について、図14A及び図14Bを参照して説明する。携帯端末40は、電源が入るなどされた後、携帯端末制御が開始する。
ステップS401において、制御部46は、表示部42に初期画面を表示させる。初期画面の一例を図15に示す。初期画面表示では、表示部42にアイコン42b、連携カメラモード開始ボタン42c、アルバム作成ボタン42d及びアルバム登録ボタン42eが表示される。アイコン42bは、携帯端末40の機能に対応付けられている各種アイコンである。連携カメラモード開始ボタン42cは、連携カメラモードを開始させるためにユーザが選択する領域である。複数の画像データを格納しているフォルダをアルバムと呼称するとき、アルバム作成ボタン42dは、アルバム用のフォルダを記録部44に作成するためのアイコンである。アルバム登録ボタン42eは、アルバム作成ボタン42dにより作成されたフォルダ内に、記録部44に記録されている画像データを記録するためのボタンである。
ステップS402において、制御部46は、連携カメラモード開始ボタン42cがタッチされることで連携カメラモードが選択されたか否かを判定する。連携カメラモードは、携帯端末40が撮像装置50と通信し、撮像システム100がカメラ機能を発揮するためのモードである。連携カメラモードが選択されていないと判定されたとき、処理はステップS403へ進む。ステップS403において制御部46は、例えば通話や各種ソフトウェアの動作等、本実施形態の連携カメラモード以外の動作を行う。ここでは、それらの処理については説明を省略する。ステップS403の後、処理はステップS433に進む。
ステップS402において連携カメラモードが選択されたと判定されたとき、処理はステップS404へ進む。ステップS404において、制御部46は、携帯端末40から撮像装置50へ通信を要求する。撮像装置50がこの要求に応答すると、携帯端末40と撮像装置50との間の通信が開始する。
ステップS405において、制御部46は、携帯端末40と撮像装置50との間の通信が確立しているか否かを判定する。携帯端末40と撮像装置50との間の通信が確立していないと判定されたとき、表示部42に通信が確立できなかったことを表示するなど、撮像装置50との通信が行えない旨をユーザに通知し、処理はステップS433へ進む。一方、携帯端末40と撮像装置50との通信が確立していると判定されたとき、処理はステップS406へ進む。
ステップS406において、制御部46は、撮像装置50に携帯端末40へスルー画用画像データを送信するように要求する。この要求に応じて、撮像装置50は、撮像を開始し、撮像により得られた画像に基づいてスルー画用画像データを作成して、携帯端末40へスルー画用画像データを送信する。
ステップS407において、制御部46は、スルー画用画像データを受信したか否かを判定する。スルー画用画像データを受信しなかったと判定されたとき、処理はステップS404に戻る。すなわち、通信の確立を確認してスルー画送信要求を再び行う。一方、ステップS407においてスルー画用画像データを受信したと判定されたとき、処理はステップS408へ進む。
ステップS408において、制御部46は、スルー画用画像データに基づいてスルー画を作成し、作成したスルー画を、表示部42に表示させる。
ステップS409において、制御部46のシーン判定部46aは、スルー画に基づいて撮影シーンを判定する。
ステップS410において、制御部46のシーン判定部46aは、ステップS409で決定された撮影シーンに基づいて感性語対を2つ決定する。本実施形態では、第1実施形態と同様に、「華やか」と「渋い」という感性語対と、「くっきり」と「ふんわり」という感性語対とが選択されたものとして以下の説明を行う。
ステップS411において、制御部46は、ステップS410で選択された2つの感性語対を含むイメージマップを表示部42に表示させるか否かを判定する。イメージマップを表示部42に表示させないと判定されたとき、処理はステップS428に進む。一方、このイメージマップを表示部42に表示させると判定されたとき、処理はステップS412に進む。
ステップS412において、制御部46は、表示部42に、イメージマップをスルー画とともに表示させる。表示部42には、例えば図16のような画像が表示される。スルー画は、図16中のカメラ画面42jの領域に表示される。イメージマップは、イメージマップ画面42fに表示される。表示部42には、これらの他に、後述するダイヤルを模した第1ダイヤル表示42g及び第2ダイヤル表示42hと、後述する撮影アイコン42iとが表示される。
ステップS413において、制御部46は、表示部42のイメージマップ画面42fに表示されているイメージマップ上に設定座標Pを初期位置である原点Oにプロットする。
ステップS414において、制御部46は、表示部42の第1ダイヤル表示42g上のスライド操作を検出したか否かを判定する。表示部42の第1ダイヤル表示42g上のスライド操作を検出しなかったと判定されたとき、処理はステップS425に進む。一方、第1ダイヤル表示42g上のスライド操作を検出したと判定されたとき、処理はステップS415に進む。
ステップS415において、制御部46は、第1ダイヤル表示42g上で検出されたスライド操作のスライド幅に応じて、イメージマップの直交座標上の設定座標Pのx座標を再設定して、新たな設定に応じた設定座標Pをイメージマップ上に表示させる。このように、第1ダイヤル表示42gは、物理的なダイヤルを模した表示であり、撮影者はこのダイヤル上をタッチし指をスライドさせることでダイヤルを回転させるような操作を行うことができる。
ステップS416において、制御部46は、撮影パラメータの値をステップS415で設定した点Pのx座標に対応付けられた値に決定する。すなわち、制御部46は、例えば「華やか」と「渋い」という感性語対の程度に応じた撮影パラメータの値を決定する。
ステップS417において、制御部46は、表示部42に表示されている第2ダイヤル表示42h上のスライド操作を検出したか否かを判定する。第2ダイヤル表示42h上のスライド操作を検出しなかったと判定されたとき、処理はステップS425に進む。一方、第2ダイヤル表示42h上のスライド操作を検出したと判定されたとき、処理はステップS418に進む。
ステップS418において、制御部46は、第2ダイヤル表示42h上で検出されたスライド操作のスライド幅に応じて、イメージマップの直交座標上の設定座標Pのy座標を再設定して、新たな設定に応じた設定座標Pをイメージマップ上に表示させる。
ステップS419において、制御部46は、撮影パラメータの値をステップS418で設定した点Pのy軸に対応付けられた値に決定する。すなわち、制御部46は、例えば「くっきり」と「ふんわり」という感性語対の程度に応じた撮影パラメータの値を決定する。
なお、第1ダイヤル表示42g及び第2ダイヤル表示42hは、設定座標Pを操作可能な別の表示であっても良い。例えば、第1ダイヤル表示42gと第2ダイヤル表示42hとは、十字キーを模した表示であっても良い。
ステップS420において、制御部46は、イメージマップ画面42f上でタッチを検出したか否かを判定する。イメージマップ画面42f上でタッチを検出しなかったと判定されたとき、処理はステップS425へ進む。一方、イメージマップ画面42f上でタッチを検出したと判定されたとき、処理はステップS421に進む。
ステップS421において、制御部46は、イメージマップ画面42f上でタッチされたタッチ位置に応じて、イメージマップの直交座標上の設定座標Pのx座標を設定する。
ステップS422において、制御部46は、イメージマップ画面42f上でタッチされたタッチ位置に応じて、イメージマップ画面42fの直交座標上の設定座標Pのy座標を設定する。制御部46は、新たなx座標及びy座標の設定に応じた設定座標Pをイメージマップ画面42f上に表示させる。
ステップS423において、制御部46は、ステップS416の場合と同様に、撮像装置50の撮影パラメータの値をステップS421で設定した点Pのx座標に対応付けられた値に決定する。
ステップS424において、制御部46は、ステップS419の場合と同様に、撮像装置50の撮影パラメータの値をステップS422で設定した設定座標Pのy軸に対応付けられた値に決定する。その後、処理はステップS425に進む。
ステップS425において、制御部46は、ステップS416、ステップS419、ステップS423、及びステップS424を経て算出された変更後の撮影パラメータを表す信号を撮像装置50に送信する。この信号に応じて、撮像装置50では、撮影パラメータの変更が行われる。
ステップS426において、制御部46は、イメージマップ画面42fに表示しているイメージマップによる撮影パラメータの設定を終了するか否かを判定する。イメージマップ画面42fに表示しているイメージマップによる撮影パラメータの設定を終了しないと判定されたとき、処理はステップS414へ戻る。イメージマップ画面42fによる撮影パラメータの設定を終了すると判定されたとき、処理がステップS427に進む。
ステップS427において、制御部46は、表示部42からイメージマップ画面42fのイメージマップの表示を消去する。
ステップS428において、制御部46は、撮影操作が行われたか否かを判定する。ここで撮影操作とは、例えば表示部42の撮影アイコン42iがタッチされることで行われる。撮影操作が行われなかったと判定されたとき、処理はステップS401に戻る。一方、撮影操作が行われたと判定されたとき、処理はステップS429に進む。
ステップS429において、制御部46は、撮影指示を撮像装置50へ送信する。この撮影指示に応じて撮像装置50では撮像動作が行われる。
ステップS430において、制御部46は、撮像装置50が撮影した画像データを撮像装置50から携帯端末40に送信させるための指示を撮像装置50に送信する。
ステップS431において、制御部46は、撮像装置50により撮影された画像データを受信したか否かを判定する。撮像装置50により撮影された画像データを受信しなかったと判定されたとき、処理はステップS401に戻る。撮像装置50により撮影された画像データを受信したと判定されたとき、処理はステップS432に進む。
ステップS432において、制御部46は、受信した画像データを記録部44に記録する。
ステップS433において、制御部46は、携帯端末制御を終了させるか否かを判定する。携帯端末制御を終了させないと判定されたとき、処理がステップS401に戻る。携帯端末制御を終了させると判定されたとき、処理が終了する。
次に撮像装置50で行われる処理について、図17に示すフローチャートを参照して説明する。撮像装置50では、電源が入るなどされたときに、カメラ制御が開始する。
ステップS501において、制御部53は、起動ボタンが押される等して、起動指示の入力がなされたか否かを判定する。起動指示の入力がないと判定されたとき、処理はステップS502へ進む。ステップS502において、制御部53は、スタンバイモードとする。その後、処理はステップS501に戻る。
一方、ステップS501の判定において、起動指示が入力されたと判定されたとき、処理はステップS503へ進む。
ステップS503において、制御部53は、携帯端末40からの通信要求の検出を開始する。
ステップS504において、制御部53は、携帯端末40からの通信要求を検出したか否かを判定する。携帯端末40からの通信要求を検出しなかったと判定されたとき、処理がステップS501に戻る。一方、携帯端末40からの通信要求を検出したと判定されたとき、処理がステップS505に進む。
ステップS505において、制御部53は、携帯端末40からの通信要求に応答する。この応答により、携帯端末40と撮像装置50との通信が開始して、携帯端末40による撮像装置50の制御が開始する。
ステップS506において、制御部53は、撮影モードが選択されているか否かを判定する。撮影モードが選択されていないと判定されたとき、処理がステップS507へ進む。
ステップS507において、制御部53は、撮像装置50における撮影モード以外のモード、例えば撮像装置50における再生モードの処理を実行する。なお、ここでは、撮影モード以外のモードについての説明は、省略する。ステップS507の後、処理はステップS518に進む。
ステップS506の判定において、撮影モードが選択されていると判定されたとき、処理はステップS508へ進む。ステップS508において、制御部53は、携帯端末40からスルー画用画像データを送信させるための要求があったか否かを判定する。携帯端末40からスルー画用画像データを送信させるための要求がなかったと判定されたとき、処理はステップ501に戻る。一方、携帯端末40からスルー画用画像データを送信させるための要求があった判定されたとき、処理はステップS509に進む。
携帯端末40からの要求に応じて、ステップS509において、制御部53は、撮像を開始して、スルー画用画像データを取得する。
ステップS510において、制御部53は、ステップS509で取得したスルー画用画像データを携帯端末40へ送信する。
ステップS511において、制御部53は、携帯端末40から撮影パラメータの変更値の信号を受信したか否かを判定する。携帯端末40から撮影パラメータの変更値の信号を受信しなかったと判定されたとき、処理はステップS513に進む。携帯端末40から撮影パラメータの変更値の信号を受信したと判定されたとき、処理はステップS512に進む。
ステップS512において、制御部53は、携帯端末40から受信した撮影パラメータの変更値の信号に基づいて、撮影パラメータを変更する。すなわち、ユーザにより携帯端末40の表示部42のイメージマップ画面42fに表示されているイメージマップ上で変更された設定座標Pの座標の変化に応じて、撮像装置50の撮影パラメータが設定される。撮像装置50の撮影パラメータが設定された後、処理はステップS513に進む。
ステップS513において、制御部53は、携帯端末40から撮影指示を受信したか否かを判定する。携帯端末40から撮影指示を受信しなかったと判定されたとき、処理はステップS501に戻る。携帯端末40から撮影指示を受信したと判定されたとき、処理はステップS514に進む。
携帯端末40から受信した撮影指示に応じて、ステップS514において、制御部53は、撮影動作を行う。
ステップS515において、制御部53は、撮影により取得した画像データを記録部57に記録する。
ステップS516において、制御部53は、ステップS515における画像データを携帯端末40に送信させる指示を携帯端末40から受信したか否かを判定する。ステップS515における画像データを携帯端末40に送信させる指示を携帯端末40から受信しなかったと判定されたとき、処理はステップS501に戻る。ステップS515における画像データを携帯端末40に送信させる指示を携帯端末40から受信したと判定されたとき、処理はステップS517に進む。
ステップS517において、制御部53は、携帯端末40より受信した送信指示に応じて、ステップS515で記録した画像データを携帯端末40へ送信する。
ステップS518において、制御部53は、カメラ制御を終了させるか否かを判定する。カメラ制御を終了させないと判定されたとき、処理はステップS501に戻る。カメラ制御を終了させると判定されたとき、処理は終了する。
本実施形態によれば、携帯端末40と撮像装置50とが通信によって連携することで、全体として撮像システム100として機能する。本実施形態でも、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。すなわち、撮像システム100は、複雑な撮影パラメータの設定を、ユーザが直感的に、かつ気構えせずに行うことができる仕組みを提供することができる。
なお、上述した実施形態における撮像装置による各処理は、プログラムを用いて実現され得る。これらのプログラムは種々の媒体に記憶され得る。これらのプログラムは、例えばメモリカード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記憶装置の記憶媒体に記憶され得る。撮像装置10、撮像装置50、又は携帯端末40は、これらの媒体から当該プログラムを読み込み、処理を行う。また、これらのプログラムは、インターネット等を介して撮像装置10、撮像装置50、又は携帯端末40に提供されても良い。
さらに、ここでは、本発明は、撮像装置のパラメータ制御で話を進めたが、感性を持った人間が操作する機器であれば、どんな機器にでも応用が可能である。感性語の持つイメージが対となる感性語によって明確になり、それらが対比されながら使われる機器に有効である。例えば、産業用、医療用の観察装置や検査装置にも画像の分野などで応用できるばかりか、車載用など人間が操縦する機器にも応用が可能であることは言うまでもない。以上説明した内容を、付記とすると、下記のような表現も可能となる。
[付記1]
制御イメージを想起させる言葉である感性語について互いに相対する制御を想起させる前記感性語に対となる感性語を選んで感性語対としたときに、少なくとも2つの変数がそれぞれ異なる前記感性語対を構成する前記感性語の程度を表す前記座標系を、前記変数に対応する前記感性語と共に表示する表示部と、
前記座標系において選択された座標を取得して前記少なくとも2つの変数の値を選択値として決定する座標取得部と、
前記選択値に基づいて少なくとも1つの制御パラメータの値を決定する制御パラメータ決定部と、
前記制御パラメータに従って機器制御を行う制御部と
を備える機器制御装置。
[付記2]
制御イメージを想起させる言葉である一対の感性語と制御パラメータの変化の方向を一致させるデータベースと、
前記感性語と共に操作位置を表示する表示部と、
前記表示部上の座標を取得して前記感性語の対に対応する値を選択値として決定する座標取得部と、
前記選択値に基づいて前記データベースから少なくとも1つの制御パラメータの値を決定する制御パラメータ決定部と、
前記制御パラメータに従って機器制御を行う制御部と
を備える機器制御装置。
1…撮像部、 2…表示部、 2a…タッチパネル、 3…EVF、 3a…アイセンサ、 4…記録部、 4a…感性語対データベース、 5a…第1回転操作部、 5b…第2回転操作部、 5c…レリーズボタン、 5d…第4回転操作部、 6…制御部、 6a…シーン判定部、 6b…表示制御部、 6c…座標取得部、 6d…撮影パラメータ決定部、 6e…画像処理部、 6f…撮像制御部、 6g…操作判定部、 7…位置方位判定部、 8…手ブレ補正部、9…加速度センサ、 10…撮像装置、 11…時計、 14…通信部、 20…レンズ部、21…光学部、 21a…レンズ、 21b…絞り、 22…光学位置検出部、 23…駆動部、 24…第3回転操作部、25…通信部、 26…レンズ制御部、27…特性記録部、 30…本体、 40…携帯端末、 42…表示部、 42a…タッチパネル、 42b…アイコン、 42c…連携カメラモード開始ボタン、 42d…アルバム作成ボタン、 42e…カメラ画面、 42f…イメージマップ画面、 42g…第1ダイヤル表示、 42h…第2ダイヤル表示、 42i…撮影アイコン、 42j…カメラ画面、 43…内蔵カメラ、 44…記録部、 44a…感性語対データベース、 45…通信部、 46…制御部、 46a…シーン判定部、 46b…表示制御部、 46c…座標取得部、 46d…撮影パラメータ決定部、 46e…画像処理部、 46f…撮像制御部、 46g…操作判定部、 50…撮像装置、 51…光学部、 52…撮像部、 53…制御部、 54…記録部、 55…操作部、 56…通信部、 60…アタッチメント、 61…取り付け部、 100…撮像システム

Claims (11)

  1. 被写体を撮像して画像データを取得する撮像部と、
    前記画像データに対して画像処理を施す画像処理部と、
    一対の感性語である感性語対と撮影パラメータの変化の方向を一致させるデータベースと、
    前記感性語対と共に操作位置を表示する表示部と、
    前記表示部上の座標を取得して前記感性語対に対応する値を選択値として決定する座標取得部と、
    前記選択値に基づいて前記データベースから少なくともつの前記撮影パラメータの値を決定する撮影パラメータ決定部と、
    前記撮影パラメータの値に基づいて、前記撮像部と前記画像処理部とのうち少なくとも一方の動作を制御する制御部と、
    を備え
    前記少なくとも2つの撮影パラメータのうち、少なくとも1つの前記撮影パラメータの値は、前記感性語対に対応する値に対して非線形な関係に設定されている、
    撮像装置。
  2. 前記座標は、各々独立な少なくとも2つの変数を表す座標系に含まれて、前記少なくとも2つの変数はそれぞれ異なる前記感性語対を構成し、また前記感性語の程度を表すことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記表示部は、前記座標系及び前記感性語と、前記撮影パラメータによって決定された前記撮影パラメータを用いて取得された前記画像データに基づくスルー画とを同時に表示する、請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記座標系は、直交座標系又は極座標系である請求項2又は3に記載の撮像装置。
  5. 前記少なくとも2つの撮影パラメータは、前記非線形な関係に設定されている色強調度と、絞り径、シャッタースピード、コントラスト、露出値、彩度、明度、シャープネス、ぼかし度、ノイズ、シェーディングのうち少なくともいずれか1つを含む、請求項2乃至4のうち何れか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記感性語対は、「渋い」と「華やか」、「静けさ」と「賑やかさ」、「ロマン的」と「古典的」又は「地味」と「派手」のうち少なくともいずれか1つを含む、請求項2乃至5のうち何れか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記表示部は、前記座標系に前記座標を表示する、請求項2乃至6のうち何れか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記表示部と対応して設けられたタッチパネルをさらに備え、
    前記座標取得部は、前記タッチパネルにおいてタッチされた位置に基づいて前記座標を取得する、
    請求項2乃至7のうち何れか1項に記載の撮像装置。
  9. 回転量を取得する回転操作部をさらに備え、
    前記座標取得部は、前記回転操作部が取得した回転量に基づいて前記座標を取得する、
    請求項2乃至7のうち何れか1項に記載の撮像装置。
  10. 被写体を撮像して画像データを取得することと、
    前記画像データに対して画像処理を施すことと、
    一対の感性語である感性語対と共に操作位置を表示部に表示させることと、
    前記表示部に表示された座標を取得して前記感性語対に対応する値を選択値として決定することと、
    前記選択値に基づいて前記感性語対撮影パラメータの変化の方向を一致させるデータベースから少なくともつの前記撮影パラメータの値を決定することと、
    前記撮影パラメータの値に基づいて、前記撮像することと前記画像処理を施すこととのうち少なくとも一方を制御することと、
    を備え
    前記少なくとも2つの撮影パラメータのうち、少なくとも1つの前記撮影パラメータの値は、前記感性語対に対応する値に対して非線形な関係に設定されている、
    撮像装置の制御方法。
  11. 被写体を撮像して画像データを取得することと、
    前記画像データに対して画像処理を施すことと、
    一対の感性語である感性語対と共に操作位置を表示部に表示させることと、
    前記表示部に表示された座標を取得して前記感性語対に対応する値を選択値として決定することと、
    前記選択値に基づいて前記感性語対撮影パラメータの変化の方向を一致させるデータベースから少なくともつの前記撮影パラメータの値を決定することと、
    前記撮影パラメータの値に基づいて、前記撮像することと前記画像処理を施すこととのうち少なくとも一方を制御することと、
    をコンピュータに実行させ
    前記少なくとも2つの撮影パラメータのうち、少なくとも1つの前記撮影パラメータの値は、前記感性語対に対応する値に対して非線形な関係に設定されている、
    撮像装置の制御のためのプログラム。
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