JP2018152787A - 撮像装置、外部装置、撮像システム、撮像方法、操作方法およびプログラム - Google Patents

撮像装置、外部装置、撮像システム、撮像方法、操作方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】動画の撮影中であっても、所望の遷移効果を容易に付加することができる撮像装置、外部装置、撮像システム、撮像方法、操作方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】少なくともピント位置を調整するピント調整機能および画角を変更する画角変更機能を有し、被写体を連続的に撮像して動画データを生成する第1撮像部11と、動画撮影前または動画撮影中に、外部から受信した第1撮像部11の撮影パラメータにおける時間に沿って変化する切り換えを指示する撮影パラメータ制御情報に基づいて、動画撮影時に撮影パラメータを時間に沿って変化する撮影パラメータ切換制御を行いながら第1撮像部11に動画撮影を実行させる撮影制御部18aとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、被写体を連続的に撮像して該被写体の動画データを生成する撮像装置、外部装置、撮像システム、撮像方法、操作方法およびプログラムに関する。
近年、デジタルカメラ等の撮像装置において、動画撮影の開示時または終了時に自動的にフォーカスによる遷移効果を得ることができる技術が知られている(特許文献1参照)。この技術では、動画撮影の記録開始指示または記録終了指示に応じて、撮影光学系の焦点状態を一旦変更した後に、撮影光学系の焦点状態を変更前の状態に戻すことによって、自動的にフォーカスによる遷移効果を付加する。
特開2012−134810号公報
ところで、ユーザは、動画の撮影中であっても、任意の遷移効果を付加したくなることがある。しかしながら、上述した特許文献1では、動画撮影の開始時または終了時のみでしか、動画の遷移効果を得ることができない。
さらに、ユーザは、動画の撮影中に所望の遷移効果を付加する場合、手動で撮像光学系の焦点状態を変更したり、撮像装置を移動させて撮影領域を変更したりしなければならないため、変更操作時の振動が撮像装置に伝わることで手ブレ等が発生したり、所望の被写体を見逃してしまうことで、動画撮影を失敗してしまう虞があり、高度な技術を必要とした。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、動画の撮影中であっても、所望の遷移効果を容易に付加することができる撮像装置、外部装置、撮像システム、撮像方法、操作方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る撮像装置は、少なくともピント位置を調整するピント調整機能および画角を変更する画角変更機能を有し、被写体を連続的に撮像して動画データを生成する撮像部と、動画撮影前または動画撮影中に、外部から受信した前記撮像部の撮影パラメータにおける時間に沿って変化する切り換えを指示する撮影パラメータ制御情報に基づいて、動画撮影時に前記撮影パラメータを時間に沿って変化する撮影パラメータ切換制御を行いながら前記撮像部に動画撮影を実行させる撮影制御部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る外部装置は、少なくともピント位置を調整するピント調整機能および画角を変更する画角変更機能を有し、被写体を連続的に撮像して動画データを生成する撮像装置と双方向に通信する外部装置であって、前記撮像装置の動画撮影前または動画撮影中に、前記撮像装置の撮影パラメータにおける時間に沿って変化する切り換えを指示する撮影パラメータ制御情報を設定する設定部と、前記設定部が設定した前記撮影パラメータ制御情報を前記撮像装置に送信する送信制御部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る撮像システムは、少なくともピント位置を調整するピント調整機能および画角を変更する画角変更機能を有し、被写体を連続的に撮像して動画データを生成する撮像部を備える撮像装置と、前記撮像装置と双方向に通信する外部装置と、を備えた撮像システムであって、前記外部装置は、前記撮像装置の動画撮影前または動画撮影中に、前記撮像部の撮影パラメータにおける時間に沿って変化する切り換えを指示する撮影パラメータ制御情報を設定する設定部と、前記設定部が設定した前記撮影パラメータ制御情報を前記撮像装置に送信する送信制御部と、を備え、前記撮像装置は、動画撮影前または動画撮影中に、前記外部装置から受信した前記撮影パラメータ制御情報に基づいて、動画撮影時に前記撮影パラメータを時間に沿って変化する撮影パラメータ切換制御を行いながら前記撮像部に動画撮影を実行させる撮影制御部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る撮像方法は、少なくともピント位置を調整するピント調整機能および画角を変更する画角変更機能を有し、被写体を連続的に撮像して動画データを生成する撮像部を備える撮像装置が実行する撮像方法であって、動画撮影前または動画撮影中に、外部から前記撮像部の撮影パラメータにおける時間に沿って変化する切り換えを指示する撮影パラメータ制御情報を受信する受信ステップと、前記受信ステップにおいて受信した前記撮影パラメータ制御情報に基づいて、動画撮影時に前記撮影パラメータを時間に沿って変化する撮影パラメータ切換制御を行いながら前記撮像部に動画撮影を実行させる撮影制御ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る操作方法は、少なくともピント位置を調整するピント調整機能および画角を変更する画角変更機能を有し、被写体を連続的に撮像して動画データを生成する撮像装置と双方向に通信する外部装置が実行する操作方法であって、前記撮像装置の動画撮影前または動画撮影中に、前記撮像装置の撮影パラメータにおける時間に沿って変化する切り換えを指示する撮影パラメータ制御情報を設定する設定ステップと、前記設定ステップにおいて設定した前記撮影パラメータ制御情報を前記撮像装置に送信する送信制御ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、少なくともピント位置を調整するピント調整機能および画角を変更する画角変更機能を有し、被写体を連続的に撮像して動画データを生成する撮像部を備える撮像装置に、動画撮影前または動画撮影中に、外部から前記撮像部の撮影パラメータにおける時間に沿って変化する切り換えを指示する撮影パラメータ制御情報を受信する受信ステップと、前記受信ステップにおいて受信した前記撮影パラメータ制御情報に基づいて、動画撮影時に前記撮影パラメータを時間に沿って変化する撮影パラメータ切換制御を行いながら前記撮像部に動画撮影を実行させる撮影制御ステップと、を実行させることを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、少なくともピント位置を調整するピント調整機能および画角を変更する画角変更機能を有し、被写体を連続的に撮像して動画データを生成する撮像装置と双方向に通信する外部装置に、前記撮像装置の動画撮影前または動画撮影中に、前記撮像装置の撮影パラメータにおける時間に沿って変化する切り換えを指示する撮影パラメータ制御情報を設定する設定ステップと、前記設定ステップにおいて設定した前記撮影パラメータ制御情報を前記撮像装置に送信する送信制御ステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、動画の撮影中であっても、所望の遷移効果を得ることができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る撮像システムの機能構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施の形態1に係る外部装置が実行する処理の概要を示すフローチャートである。 図3は、本発明の実施の形態1に係る撮像システムを用いて動画撮影を行う際の状況を示す図である。 図4は、図2の撮影パラメータ制御情報指定処理の概要を示すフローチャートである。 図5Aは、本発明の実施の形態1に係る外部装置が表示する画像の一例を示す図である。 図5Bは、本発明の実施の形態1に係る外部装置が表示する画像の一例を示す図である。 図5Cは、本発明の実施の形態1に係る外部装置が表示する画像の一例を示す図である。 図5Dは、本発明の実施の形態1に係る外部装置が表示する画像の一例を示す図である。 図5Eは、本発明の実施の形態1に係る外部装置が表示する画像の一例を示す図である。 図5Fは、本発明の実施の形態1に係る外部装置が表示する画像の一例を示す図である。 図5Gは、本発明の実施の形態1に係る外部装置が表示する画像の一例を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態1に係る外部装置が設定するピント位置情報および画角情報のいずれか一方と、時間情報とによって決定される変更パターンを模式的に示す図である。 図7は、本発明の実施の形態1に係る外部装置が表示する画像の一例を示す図である。 図8は、本発明の実施の形態1に係る撮像装置が実行する処理の概要を示すフローチャートである。 図9は、図8の動画撮影処理の概要を示すフローチャートである。 図10は、本発明の実施の形態1に係る撮像装置が動画撮影によって得られた動画の一例を示す図である。 図11は、本発明の実施の形態2に係る撮像システムの機能構成を示すブロック図である。 図12は、本発明の実施の形態2に係る外部装置が実行する処理の概要を示すフローチャートである。 図13は、本発明の実施の形態2に係る撮像システムを用いて動画撮影を行う際の状況を示す図である。 図14は、本発明の実施の形態2に係る動画撮影処理の概要を示すフローチャートである。 図15は、本発明の実施の形態2に係る撮像装置が表示する画像の一例を示す図である。 図16は、本発明の実施の形態2に係る撮像装置が動画撮影によって得られた動画の一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、「実施の形態」という)について説明する。なお、以下の実施の形態により本発明が限定されるものではない。さらに、図面の記載において、同一の部分には同一の符号を付して説明する。
(実施の形態1)
〔撮像システムの構成〕
図1は、本発明の実施の形態1に係る撮像システムの機能構成を示すブロック図である。図1に示す撮像システム100は、被写体を連続的に撮像して被写体の動画データや静止画データを生成する撮像装置1と、撮像装置1から送信された画像データに対応する画像を表示するとともに、撮像装置1に対して各種の操作を指示する外部装置2と、を備える。撮像装置1および外部装置2は、無線または有線によって双方向に通信可能に接続される。
撮像装置1は、連続的に画像データを撮影可能なデジタルスチルカメラ等を用いて構成される。撮像装置1は、デジタルスチルカメラ以外にも、カムコーダ、デジタルビデオカメラ、撮像機能を有する携帯電話やタブレット型端末、監視カメラ、撮影機能を有するICレコーダ、内視鏡およびビデオマイクロスコープ等の顕微鏡を用いて構成してもよい。動画は、撮影中に操作を間違うと、それがそのまま見えてしまったり、記録されてしまったりして、見ているものに不快感を与える。また、動画は、だらだら撮ったものはメリハリがなく、観察、鑑賞時に疲労感が出る。以下に説明する構成にすることによって、安定したフレーミングで、必要に応じた効果や演出を付与する技術を提供できるようになる。
外部装置2は、携帯電話を用いて構成される。外部装置2は、携帯電話以外にも、タブレット型端末、少なくとも表示機能、操作入力機能および記録機能を有する外部レコーダ、表示機能および操作入力機能を有する画像処理装置およびパーソナルコンピュータ等を用いて構成してもよい。
〔撮像装置の詳細な構成〕
次に、上述した撮像装置1の詳細な構成について説明する。
図1に示すように、撮像装置1は、第1撮像部11と、画像処理部12と、第1時計部13と、第1操作部14と、音声入出力部15と、第1通信部16と、第1記録部17と、第1制御部18と、を備える。
第1撮像部11は、第1制御部18の制御のもと、被写体を撮像し、被写体の静止画データを画像処理部12へ出力する。また、第1撮像部11は、第1制御部18の制御のもと、被写体を連続的に撮像し、被写体の動画データを生成して画像処理部12へ出力する。第1撮像部11は、ズームレンズ部11aと、フォーカスレンズ部11bと、絞り11cと、シャッタ11dと、撮像素子11eと、駆動部11fと、を有する。
ズームレンズ部11aは、一または複数のレンズを用いて構成され、駆動部11fの駆動のもと、光軸L1上を移動することによって、撮像装置1の画角を変更する。即ち、ズームレンズ部11aは、画角変更機能として機能する。
フォーカスレンズ部11bは、一または複数のレンズを用いて構成され、駆動部11fの駆動のもと、光軸L1上を移動することによって撮像装置1のフォーカス位置を変更する。即ち、フォーカスレンズ部11bは、ピント調整機能として機能する。
絞り11cは、駆動部11fの駆動のもと、ズームレンズ部11aおよびフォーカスレンズ部11bを介して集光された光の入射量を制御することによって、撮像装置1の被写体深度の調整や露出の調整を行う。
シャッタ11dは、駆動部11fの駆動のもと、撮像素子11eの状態を露光状態または遮光状態に切り換える。
撮像素子11eは、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等を用いて構成され、ズームレンズ部11a、フォーカスレンズ部11bおよび絞り11cを介して入射した光学像(被写体像)を受光して光電変換を行うことによって画像データや動画データを生成する。
駆動部11fは、ステッピングモータ、ボイスコイルモータおよびDCモータのいずれかを用いて構成され、第1制御部18のもと、ズームレンズ部11aおよびフォーカスレンズ部11bを光軸L1上で移動させるとともに、絞り11cの絞り値を調整する。
画像処理部12は、第1制御部18の制御のもと、第1撮像部11から入力された画像データまたは動画データに対して、所定の画像処理を行い、第1制御部18を介して第1記録部17に記録する。ここで、所定の画像処理とは、ホワイトバランス処理、γ補正、フォーマット変換処理および圧縮処理等を含む基本の画像処理である。なお、画像処理部12は、画像データに対応する画像に対して、所定の領域を切り出してトリミング画像を生成してもよい(電子ズームとして機能)。
第1時計部13は、計時機能の他、第1撮像部11において撮影された画像データや動画データの日時に関する日時情報を生成し、この日時情報を第1制御部18へ出力する。
第1操作部14は、ボタンやスイッチ等を用いて構成され、撮像装置1に関する各種の操作の入力を受け付ける。
音声入出力部15は、音声情報を取得し、取得した音声情報の音声データを生成して第1制御部18へ出力するとともに、第1制御部18から入力された音声データを外部へ出力する。音声入出力部15は、音声データを取得するマイク、マイクが取得した音声データに対してA/D変換を行うA/D変換部、第1制御部18から入力されたデジタルの音声データに対してD/A変換を行うD/A変換部、D/A変換部が変換したアナログの音声データを外部へ出力するスピーカ等を用いて構成される。なお、本実施の形態1では、音声入出力部15が音声取得部として機能する。
第1通信部16は、第1制御部18の制御のもと、所定の無線通信規格に従って、外部装置2や他の機器と双方向に通信を行うことによって、画像データや動画データ等の情報を送信するとともに、外部装置2から送信された撮像装置1の各種動作を指示する指示信号を受信して第1制御部18へ出力する。ここで、所定の無線通信規格は、IEEE802.11a、IEEE802.11b、IEEE802.11n、IEEE802.11g、IEEE802.11ac、Bluetooth(登録商標)および赤外線通信規格等である。なお、本実施の形態1では、いずれの無線通信規格であっても適用可能である。なお、本実施の形態1では、無線通信を用いる場合に説明するが、有線通信で構成する場合、所定の通信規格に基づくインターフェースを用いて構成すればよい。また、第1通信部16としてまとめて書いてあるが、複数の規格の通信を使い分けられるように、複数それぞれのアンテナ、無線回路を設けてもよい。例えば、第1通信部16に、少なくとも、BluetoothおよびIEEE802.11acの各々に対応可能な無線通信機能を設けるようにしてもよい。
第1記録部17は、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)、Flashメモリおよびメモリカード等を用いて構成され、撮像装置1が実行する各種プログラム、画像データ、動画データおよび各種の設定情報を記録する。第1記録部17は、画像データや動画データを記録する画像データ記録部17aと、外部装置2から送信された撮像装置1の動作撮影前または動画撮影中に第1撮像部11の撮影パラメータを切り換えるための撮影パラメータ制御情報を記録する撮影パラメータ制御情報記録部17bと、撮像装置1が実行する各種プログラムを記録するプログラム記録部17cと、を有する。
第1制御部18は、撮像装置1を構成する各部を統括的に制御する。第1制御部18は、例えばCPU(Central Processing Unit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)およびASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の汎用プロセッサを用いて構成される。
ここで、第1制御部18の詳細な構成について説明する。第1制御部18は、撮影制御部18aと、記録制御部18bと、判定部18cと、通信制御部18dと、を有する。
撮影制御部18aは、第1撮像部11の撮影を制御する。具体的には、撮影制御部18aは、第1通信部16を介して外部装置2から静止画撮影または動画撮影を指示する指示信号が入力された場合、第1撮像部11に撮影を実行させる。また、撮影制御部18aは、動画撮影前または動画撮影中に、第1通信部16を介して外部装置2から受信した第1撮像部11の撮影パラメータにおける時間に沿って変化する切り換えを指示する撮影パラメータ制御情報に基づいて、動画撮影時に第1撮像部11の撮影パラメータを時間に沿って変化する撮影パラメータ切換制御を行いながら第1撮像部11に動画撮影を実行させる。例えば、撮影制御部18aは、撮影パラメータ制御情報に基づいて、第1撮像部11のピント位置や画角を切り換えながら動画撮影を行う。また、撮影制御部18aは、後述する判定部18cの判定結果または外部装置2からの指示信号に基づいて、撮影パラメータ切換制御を開始する。
記録制御部18bは、第1撮像部11が生成した静止画データや動画データを所定のフォーマットに従って第1記録部17に記録する。
判定部18cは、撮影パラメータ制御情報に含まれる開始条件に基づいて、第1撮像部11が撮影パラメータ切換制御の開始タイミングであるか否かを判定する。判定部18cは、動画データの変化量が閾値を超えた場合、音声データの音量が閾値を超えた場合、および外部装置2から順次送信される外部装置2の姿勢を示す姿勢情報が予め設定された姿勢状態である場合のいずれか1つであるとき、第1撮像部11が撮影パラメータ切換制御の開始タイミングであると判定する。
通信制御部18dは、第1通信部16による外部装置2または他の機器との通信を制御する。通信制御部18dは、第1通信部16を介して、第1撮像部11が生成した静止画データや動画データを外部へ送信する。
〔外部装置の詳細な構成〕
次に、上述した外部装置2の詳細な構成について説明する。図1に示すように、外部装置2は、第2撮像部20と、第2通信部21と、第2時計部22と、姿勢検出部23と、第2表示部24と、第2タッチパネル25と、第2操作部26と、第2記録部27と、第2制御部28と、を備える。
第2撮像部20は、第1撮像部11と同様の機能を有し、第2制御部28の制御のもと、被写体を撮像して画像データや動画データを生成し、生成した画像データや動画データを第2制御部28へ出力する。
第2通信部21は、第2制御部28の制御のもと、所定の無線通信規格に従って、撮像装置1または外部の機器と双方向に通信を行う。第2通信部21は、撮像装置1の各種動作を指示する指示信号を送信するとともに、撮像装置1から受信した画像データや動画データを第2制御部28へ出力する。また、第2通信部21としてまとめて書いてあるが、複数の規格の通信を使い分けられるように、複数それぞれのアンテナ、無線回路を設けてもよい。例えば単純なコマンドと、画像やファイルなどは別の規格の通信で通信してもよい。撮影用や各種設定用の通信は情報量が少ないので、大容量の画像の送信を邪魔しない通信で行った方が、通信が安定する。もちろん、画像の通信の中で、こうした情報を入れ込んで通信してもよい。
第2時計部22は、計時機能の他、第2撮像部20において撮影された画像データや動画データの日時に関する日時情報を生成し、この日時情報を第2制御部28へ出力する。
姿勢検出部23は、外部装置2に関する姿勢や手ブレを検出し、検出した検出結果を第2制御部28へ出力する。姿勢検出部23は、外部装置2に生じる加速度を検出する加速度センサおよび外部装置2の角度、角速度および角加速度を検出するジャイロセンサ等を用いて構成される。なお、姿勢検出部23の構成にGPS等による位置検出センサや方位センサ等を追加することによって外部装置2の位置や撮像方向の方位を含めた姿勢に関する姿勢情報やジェスチャを検出してもよい。
第2表示部24は、第2制御部28の制御のもと、第2制御部28を介して入力された情報や画像データに対応する画像を表示する。第2表示部24は、液晶や有機EL(Electro Luminescence)等を用いて構成される。
第2タッチパネル25は、第2表示部24の表示領域に重畳して設けられ、外部からの物体が接触した接触位置(タッチ位置)に応じた信号の入力を受け付け、この信号を第2制御部28へ出力する。
第2操作部26は、外部装置2の各種操作に関する信号の入力を受け付け、受け付けた信号を第2制御部28へ出力する。第2操作部26は、スイッチやボタン等を用いて構成される。なお、本実施の形態1では、第2タッチパネル25および第2操作部26が入力部として機能する。
第2記録部27は、SDRAM、Flashメモリおよびメモリカード等を用いて構成され、外部装置2が実行する各種プログラム、画像データ、動画データおよび各種の設定情報を記録する。第2記録部27は、外部装置2が実行する各種プログラムを記録するプログラム記録部27aと、を有する。
第2制御部28は、外部装置2を構成する各部を統括的に制御する。第2制御部28は、例えばCPU、FPGAおよびASIC等の汎用プロセッサを用いて構成される。
ここで、第2制御部28の詳細な構成について説明する。第2制御部28は、設定部28aと、送信制御部28bと、第2表示制御部28cと、を有する。
設定部28aは、撮像装置1の動画撮影前または動画撮影中に、撮像装置1(第1撮像部11)の撮影パラメータにおける時間に沿って変化する切り換えを指示する撮影パラメータ制御情報を設定する。具体的には、設定部28aは、第2タッチパネル25または第2操作部26が受け付けた操作に応じて、撮像装置1が行う撮影パラメータ切換制御の開始から終了までの遷移期間における切り換え前後の撮影パラメータと、撮像装置1の撮影パラメータ切換制御の開始から終了までの遷移期間の時間を指定する時間情報と、撮像装置1の撮影パラメータの時間的な変化を示す変化パターンと、を撮影パラメータ制御情報として設定する。さらに、設定部28aは、少なくとも撮影パラメータ切換制御の開始から終了までの遷移期間の開始時および終了時の各々の撮像装置1のピント位置を指定するピント位置情報および撮影パラメータ切換制御の開始から終了までの遷移期間の開始時および終了時の各々の撮像装置1の画角を指定する画角情報のいずれかを、撮影パラメータ制御情報として設定する。
送信制御部28bは、第2通信部21を介して設定部28aが設定した撮影パラメータ制御情報を撮像装置1へ送信する。また、送信制御部28bは、第2通信部21を介して、第2タッチパネル25または第2操作部26が操作を受け付けた各種の情報を撮像装置1へ送信する。例えば、送信制御部28bは、第2通信部21を介して、第2タッチパネル25が入力を受け付けた静止画撮影や動画撮影を指示する指示信号を撮像装置1へ送信する。
第2表示制御部28cは、第2表示部24の表示態様を制御する。具体的には、第2表示制御部28cは、第1通信部16を介して入力された撮像装置1によって生成された静止画データや動画データを第2表示部24に表示させる。また、第2表示制御部28cは、外部装置2に関する各種情報および第2撮像部20が生成した静止画データや動画データを第2表示部24に表示させる。
〔外部装置の処理〕
次に、外部装置2が実行する処理について説明する。図2は、外部装置2が実行する処理の概要を示すフローチャートである。
図2に示すように、まず、第2表示制御部28cは、第2表示部24に外部装置2が実行できる複数のモードを一覧表示させる(ステップS101)。
続いて、第2タッチパネル25または第2操作部26を介して撮像装置1と連携する連携モードが選択された場合(ステップS102:Yes)、外部装置2は、後述するステップS103へ移行する。これに対して、第2タッチパネル25または第2操作部26を介して撮像装置1と連携する連携モードが選択されていない場合(ステップS102:No)、外部装置2は、後述するステップS122へ移行する。
ステップS103において、双方向に通信を行うための各種情報の設定を撮像装置1と設定済みである場合(ステップS103:Yes)、外部装置2は、後述するステップS107へ移行する。これに対して、双方向に通信を行うための各種情報の設定を撮像装置1と設定済みでない場合(ステップS103:No)、外部装置2は、後述するステップS104へ移行する。
ステップS104において、第2通信部21を介して撮像装置1から設定情報を受信した場合(ステップS104:Yes)、送信制御部28bは、第2通信部21を介して外部装置2自身に関する設定情報を撮像装置1へ送信し(ステップS105)、撮像装置1から受信した設定結果を第2記録部27に記録する(ステップS106)。ここで、設定情報には、撮像装置1のアドレス情報およびアドレス情報に対応するパスワード等が含まれる。ステップS106の後、外部装置2は、上述したステップS103へ戻る。この設定情報と、後で通信する画像とは別の通信規格で通信し、別の回路、アンテナを使い分けても良い。
ステップS104において、第2通信部21を介して撮像装置1から設定情報を受信していない場合(ステップS104:No)、外部装置2は、上述したステップS103へ戻る。
ステップS107において、第2制御部28は、指定する撮像装置1にアクセスする。具体的には、第2記録部27に記録された設定情報のアドレス情報に対応する撮像装置1に第2通信部21を介してアクセスする。
続いて、撮像装置1と通信が確立した場合(ステップS108:Yes)、外部装置2は、後述するステップS111へ移行する。これに対して、撮像装置1と通信が確立していない場合(ステップS108:No)、外部装置2は、後述するステップS109へ移行する。
ステップS109において、撮像装置1にアクセスしてから所定時間(例えば120秒)経過した場合(ステップS109:Yes)、第2表示制御部28cは、第2表示部24に警告を表示させる(ステップS110)。例えば、第2表示制御部28cは、再度、撮像装置1と通信確立できなかったことを示すメッセージを第2表示部24に表示させる。ステップS110の後、外部装置2は、後述するステップS117へ移行する。これに対して、撮像装置1にアクセスしてから所定時間経過していない場合(ステップS109:No)、外部装置2は、後述するステップS117へ移行する。
ステップS111において、第2通信部21を介して撮像装置1から画像データを受信した場合(ステップS111:Yes)、第2表示制御部28cは、第2表示部24に画像データに対応するライブビュー画像を表示させる(ステップS112)。ステップS112の後、外部装置2は、後述するステップS113へ移行する。この画像通信と、前述の設定情報、あるいは、後述の撮影パラメータ通信とは別の通信規格で通信し、別の回路、アンテナを使い分けて、両方の通信が同時に出来るようにしてもよい。
ステップS111において、第2通信部21を介して撮像装置1から画像データを受信していない場合(ステップS111:No)、外部装置2は、後述するステップS113へ移行する。
ステップS113において、第2制御部28は、ユーザによる撮影パラメータ制御操作が行われたか否かを判断する。具体的には、図3に示すように、第2制御部28は、ユーザU1が第2タッチパネル25を介して外部装置2の第2表示部24に表示されたライブビュー画像LV1上の撮影制御アイコンA1がタッチされたか否かを判断することによって、撮影パラメータ制御操作が行われたか否かを判断する。
図3では、一例として示したコンサートの撮影のように次々に見せ場が変化して、それに合わせた動画効果での撮影がしたいような状況に明らかなように、目の前で行われていることに即応して、ユーザU1が同時進行的に効果付与の操作を行うのは非常に困難で、ストレスから、操作ミスなどが起こりる。このため、ユーザU1は、単純なズーム操作だけでも、タイミングや画角など様々な変数を扱わないと、所望の効果での撮影が出来ない。もちろん、これ以外に、あるいはこれに加えて、同時に露出やピントを変えたりする操作もあり得るので、一人のユーザU1(撮影者)が撮影と同時に、撮影と同時に行える作業量ではなく、こうした作業の時間的割り振り(先に作業しておくと、後で自動的に操作がなされる)の工夫なくしては、こだわりの動画を得ることは出来ない。ここでは、主に、撮影して記録する用途を想定しているが、記録なしで観察するだけの時にでも、このような工夫によって、自然に無理、無駄なく、次のシーン、対象物、条件での観察設定が出来て、スムーズな観察やチェックが行える。このような工夫をした事によって、試行錯誤が可能となり、最適効果の付与が可能となるが、このような試行錯誤操作は、そのシーンの撮影時と同時に行われるとタイミングが合わなかったり、試行錯誤の様子が撮影されてしまったりするが、これを防止することも目的の一つである。このこだわり操作は、ライブビュー画像LV1を見ながらでも出来るので、予め決めたシナリオに沿ったものでなくとも、そのシーンを見ながら、それに対応した最適なものにする事が可能となる。
ステップS113において、第2制御部28によってユーザU1による撮影パラメータ制御操作が行われたと判断された場合(ステップS113:Yes)、外部装置2は、後述するステップS114へ移行する。これに対して、第2制御部28によってユーザU1による撮影パラメータ制御操作が行われていないと判断された場合(ステップS113:No)、外部装置2は、後述するステップS118へ移行する。
ステップS114において、外部装置2は、撮像装置1に対して動画撮影前または動画撮影中において第1撮像部11の撮影パラメータの時間に沿って変化する切り換えを指示す撮影パラメータ制御情報を設定する撮影パラメータ制御情報指定処理を実行する。ステップS114の後、外部装置2は、後述するステップS115へ移行する。
〔撮影パラメータ制御情報指定処理〕
図4は、上述した図2のステップS114において説明した撮影パラメータ制御情報指定処理の概要を示すフローチャートである。このタイミングでは、ライブビュー画像LV1を見ながら操作出来るので、予め決めたシナリオに沿ったものでなくとも、そのシーンを見ながら、実際の状況に対応した最適なものにする事が可能となる。このように最適効果の付与が可能となるが、このような試行錯誤操作はライブビューの画像LV1を見ながら行われ、実際にそのシーンになった時の撮影や観察には影響しないというメリットがある。
図4に示すように、まず、第2制御部28は、第2タッチパネル25を介して戻るが選択されたか否かを判断する(ステップS201)。例えば、図5Aおよび図5Bに示すように、第2表示制御部28cは、ユーザが第2タッチパネル25を介して撮影制御アイコンA1をタッチした後(図5Aを参照)に、ライブビュー画像LV1上に始点アイコンA11、終点アイコンA12および戻るアイコンA13を重畳して第2表示部24に表示させる(図5Bを参照する)。始点アイコンA11は、撮像装置1の撮影パラメータを時間に沿って変化する撮影パラメータ制御情報を設定するための基準となる始点を設定する指示信号の入力を受け付ける。終点アイコンA12は、撮像装置1の撮影パラメータを時間に沿って変化する撮影パラメータ制御情報を設定するための基準となる終点を設定する指示信号の入力を受け付ける。戻るアイコンA13は、直前のメニュー画面または初期状態に遷移させる指示信号の入力を受け付ける。即ち、第2制御部28は、第2表示部24に表示される戻るアイコンA13(図5Bを参照)がタッチされたか否かを判断する。第2制御部28が第2タッチパネル25を介して戻るが選択されたと判断した場合(ステップS201:Yes)、外部装置2は、後述するステップS222へ移行する。これに対して、第2制御部28が第2タッチパネル25を介して戻るが選択されていないと判断した場合(ステップS201:No)、外部装置2は、後述するステップS202へ移行する。
ステップS202において、第2制御部28は、第2タッチパネル25を介して始点アイコンA11がユーザによってタッチされることで始点設定が選択されたか否かを判断する。第2制御部28によって始点設定が選択されたと判断された場合(ステップS202:Yes)、外部装置2は、後述するステップS203へ移行する。これに対して、第2制御部28によって始点設定が選択されていないと判断された場合(ステップS202:No)、外部装置2は、後述するステップS207へ移行する。
ステップS203において、設定部28aは、第2タッチパネル25または第2操作部26を介して操作された内容に応じて、撮像装置1の動画撮影時において第1撮像部11の撮影パラメータにおける時間に沿って変化する撮影パラメータ制御情報の画角またはピント位置の始点を設定する(ピント位置情報および画角情報)。ステップS203の後、外部装置2は、後述するステップS204へ移行する。この場合、図5Bおよび図5Cに示すように、第2表示制御部28cは、ユーザが第2タッチパネル25を介して始点アイコンA11をタッチした後(図5Bを参照)に、ライブビュー画像LV1上に、戻るアイコンA13、画角アイコンA21、変更アイコンA22、採用アイコンA23、採用アイコンA23、FocusアイコンA31、変更アイコンA32、採用アイコンA33および始点アイコンA111を重畳して第2表示部24に表示させる。
変更アイコンA22は、撮像装置1の画角を変更する指示信号の入力を受け付ける。採用アイコンA23は、ユーザによって変更された撮像装置1の画角を採用する指示信号の入力を受け付ける。変更アイコンA32は、撮像装置1のフォーカス位置を変更する指示信号の入力を受け付ける。採用アイコンA33は、撮像装置1のフォーカス位置を採用する指示信号の入力を受け付ける。このような工夫をした事によって、事前に試行錯誤やシミュレーションが可能となり、必要な状況下では最適の効果の付与が可能となる。この効果付与は予め決められているので、構図など、フレーミングに撮影者は専念できる。
図5Cに示す状況下において、例えば、設定部28aは、ユーザが第2タッチパネル25を介して被写体P3にタッチした場合、撮像装置1の現在のピント位置(例えば被写体P3を含む領域)を第1撮像部11の撮影パラメータを時間的に切り換えるための基準となるピント位置の始点に設定する(ピント位置情報)。さらに、設定部28aは、図5Cに示す状況下において、ユーザが第2タッチパネル25を介して、互いに異なる2点のタッチ位置の距離を拡大または縮小するピンチ操作に応じて、撮像装置1の現在の画角(ライブビュー画像LV1に対応する画角)を撮像装置1の撮影パラメータを時間的に切り換えるための基準となる画角の始点に設定する(画角情報)。
続いて、第2タッチパネル25を介して採用アイコンA23または採用アイコンA33がタッチされた場合(ステップS204:Yes)、設定部28aは、第1撮像部11の撮影パラメータとしての始点パラメータを第2記録部27に仮記録する(ステップS205)。具体的には、設定部28aは、図5Cに示す状況下において、第2タッチパネル25を介して採用アイコンA23および採用アイコンA33がタッチされた場合、この時点までの操作に応じて設定された撮影パラメータを始点パラメータとして第2記録部27に仮記録する。ステップS205の後、外部装置2は、上述したステップS201へ戻る。
ステップS204において、第2タッチパネル25を介して採用アイコンA23または採用アイコンA33がタッチされていない場合(ステップS204:No)、外部装置2は、ステップS206へ移行する。
続いて、第2タッチパネル25を介して戻るアイコンA13がタッチされた場合(ステップS206:Yes)、外部装置2は、上述したステップS201へ戻る。これに対して、第2タッチパネル25を介して戻るアイコンA13がタッチされていない場合(ステップS206:No)、外部装置2は、上述したステップS203へ戻る。
ステップS207において、第2制御部28は、第2タッチパネル25を介して終点アイコンA12がユーザによってタッチされることで終点設定が選択されたか否かを判断する。第2制御部28によって終点設定が選択されたと判断された場合(ステップS207:Yes)、外部装置2は、後述するステップS208へ移行する。これに対して、第2制御部28によって終点設定が選択されていないと判断された場合(ステップS207:No)、外部装置2は、後述するステップS212へ移行する。
ステップS208において、設定部28aは、第2タッチパネル25または第2操作部26を介して操作された内容に応じて、撮像装置1の動画撮影時において第1撮像部11の撮影パラメータにおける時間に沿って変化する撮影パラメータ制御情報の画角またはピント位置の終点を設定する。ステップS208の後、外部装置2は、後述するステップS209へ移行する。この場合において、図5Bおよび図5Dに示すように、第2表示制御部28cは、ユーザが第2タッチパネル25を介して終点アイコンA12をタッチした後(図5Bを参照)に、ライブビュー画像LV1上に、戻るアイコンA13、画角アイコンA21、変更アイコンA22、採用アイコンA23、FocusアイコンA31、変更アイコンA32、採用アイコンA33および終点アイコンA112を重畳して第2表示部24に表示させる。さらに、第2表示制御部28cは、第2タッチパネル25を介して変更アイコンA22がタッチされたとき、タッチ操作に応じて撮像装置1の画角を変更することができることを示す画角変更アイコンA211をライブビュー画像LV1上に重畳して第2表示部24に表示させる(図5Eを参照)。
図5Eに示す状況下において、例えば、設定部28aは、ユーザが第2タッチパネル25を介して、互いに異なる2点のタッチ位置Z1,Z2の距離を拡大または縮小するピンチ操作を行い、被写体P1および被写体P2が含まれる領域F1を選択した場合、この領域F1が撮像装置1の現在の画角(ライブビュー画像LV1に対応する画角)である始点から時間的に順次切り換えながら終点の画角となるように撮像装置1の撮影パラメータの画角の終点として設定する(画角情報)。
また、図5Fに示すように、第2表示制御部28cは、第2タッチパネル25を介して変更アイコンA32がタッチされたとき、タッチ操作に応じて撮像装置1のピント位置を変更することができることを示すFocus変更アイコンA212をライブビュー画像LV1上に重畳して第2表示部24に表示させる(図5Gを参照)。図5Gで示す状況下において、例えば、設定部28aは、ユーザが第2タッチパネル25を介して被写体P1の顔をタッチした場合、被写体P1の顔を含む領域H1が撮像装置1の現在のピンチ位置である始点から時間的に順次切り換えながら終点のピント位置となるように撮像装置1の撮影パラメータのピント位置の終点として設定する(ピント位置情報)。
ステップS209において、第2タッチパネル25を介して採用アイコンA23または採用アイコンA33がタッチされた場合(ステップS209:Yes)、設定部28aは、撮影パラメータとしての終点パラメータを第2記録部27に仮記録する(ステップS210)。ステップS210の後、外部装置2は、上述したステップS201へ戻る。
ステップS209において、第2タッチパネル25を介して採用アイコンA23または採用アイコンA33がタッチされていない場合(ステップS209:No)、外部装置2は、ステップS211へ移行する。
続いて、第2タッチパネル25を介して戻るアイコンA13がタッチされた場合(ステップS211:Yes)、外部装置2は、ステップS201へ戻る。これに対して、第2タッチパネル25を介して戻るアイコンA13がタッチされていない場合(ステップS211:No)、外部装置2は、上述したステップS208へ戻る。
ステップS212において、第2制御部28は、第2タッチパネル25を介して開始条件設定が選択されたか否かを判断する。第2制御部28によって開始条件設定が選択されたと判断された場合(ステップS212:Yes)、外部装置2は、後述するステップS213へ移行する。これに対して、第2制御部28によって開始条件設定が選択されていないと判断された場合(ステップS212:No)、外部装置2は、後述するステップS217へ移行する。
ステップS213において、設定部28aは、第2タッチパネル25または第2操作部26を介して操作された内容に応じて、撮像装置1の動画撮影時に第1撮像部11の撮影パラメータにおける時間に沿って変化する撮影パラメータ制御情報の開始条件を設定する。例えば設定部28aは、時間的に連続する画像間で被写体(動画データ)の変化量(動きベクトル)が所定値以上を超えた場合、撮像装置1の動画撮影において時間的に切り換える撮影パラメータの開始とする条件を設定する。もちろん、被写体の変化量以外にも、例えば外部装置2に生じる加速度が所定の閾値以上を超えた場合、また動画撮影時に録音される音声の音声データ(入力値)が所定の閾値以上を超えた場合等を開始条件として設定する。もちろん、単に、第2タッチパネル25に対してタッチされたことを開始条件として設定してもよいし、第2撮像部20が画像を撮像したタイミングを開始条件として設定してもよい。ステップS213の後、外部装置2は、後述するステップS214へ移行する。
ステップS214において、第2タッチパネル25を介して遷移を開始する開始条件を採用する採用アイコンがタッチされた場合(ステップS214:Yes)、設定部28aは、撮影パラメータとしての開始条件を第2記録部27に仮記録する(ステップS215)。ステップS215の後、外部装置2は、上述したステップS201へ戻る。
ステップS214において、第2タッチパネル25を介して遷移を開始する開始条件を採用する採用アイコンがタッチされていない場合(ステップS214:No)、外部装置2は、ステップS216へ移行する。
続いて、第2タッチパネル25を介して戻るアイコンA13がタッチされた場合(ステップS216:Yes)、外部装置2は、上述したステップS201へ戻る。これに対して、第2タッチパネル25を介して戻るアイコンA13がタッチされていない場合(ステップS216:No)、外部装置2は、上述したステップS213へ戻る。
ステップS217において、第2制御部28は、第2タッチパネル25を介して遷移時間設定が選択されたか否かを判断する。第2制御部28によって遷移時間設定が選択されたと判断された場合(ステップS217:Yes)、外部装置2は、後述するステップS218へ移行する。これに対して、第2制御部28によって遷移時間設定が選択されていないと判断された場合(ステップS217:No)、外部装置2は、ステップS201へ戻る。
ステップS218において、設定部28aは、第2タッチパネル25または第2操作部26を介して操作された内容に応じて、撮像装置1の動画撮影時における撮影パラメータ制御の開始から終了までの遷移期間である始点から終点までの遷移時間を設定する。例えば、設定部28aは、第2タッチパネル25の操作に応じた、始点から終点までの遷移時間を設定する(時間情報)。このとき、第2表示制御部28cは、ユーザが直感的に遷移時間を把握できるように、タイムバーをライブビュー画像LV1上に重畳して第2表示部24に表示させてもよいし、単にスクロールすることができる時間をライブビュー画像LV1上に重畳して第2表示部24に表示させてもよい。もちろん、設定部28aは、第2操作部26の操作に応じて、遷移時間を設定してもよい。ステップS218の後、外部装置2は、後述するステップS219へ移行する。
図6は、ピント位置情報および画角情報のいずれか一方と、時間情報とによって決定される変更パターンを模式的に示す図である。図6においては、上述したステップS203およびステップS208において、ピント位置情報、画角情報および時間情報が設定された場合について説明するが、これに限定されることなく、ピント位置情報および画角情報のどちらか一方であっても、時間情報によって変更パターンが決定される。図6において、横軸が開始時間(Trtg=0)を示し、図6の(a)が焦点距離(画角)の遷移を示し、図6の(b)がピント位置の遷移を示す。さらに、図6において、曲線L1がズームレンズ部11aの焦点距離の遷移を示し、曲線L2がフォーカスレンズ部11bの焦点位置の遷移を示す。さらに、図6において、画像W1が撮影パラメータ制御の開示時(始点)の画像を模式的に示し、画像W2が撮影パラメータ制御の終了時(終点)の画像を模式的に示す。このように、単純なズーム操作だけでも、タイミングや画角など様々な変数を扱わないと、所望の効果での撮影が出来ない。もちろん、これ以外に同時に露出を変えたり、ピント(ピント位置)を変えたりの操作もあり得るので、一人の撮影者がまさにいま起こっている事の撮影と同時に行える作業量ではなく、こうした作業の前倒し、割り振り、分担の工夫なくしては、こだわりの動画を得ることは出来ない。ここでは、主に、撮影して記録する用途を想定しているが、記録なしで観察するだけの時にでも、このような工夫によって、自然に無理、無駄なく、次のシーン、対象物、条件での観察設定が出来て、スムーズな観察やチェックが行える。
設定部28aは、第2タッチパネル25または第2操作部26を介して操作された内容に応じて、撮像装置1の動画撮影時における撮影パラメータ制御の開始から終了までの遷移期間である始点から終点までの遷移時間を設定する。これにより、図6に示すように、設定部28aは、少なくともピント位置情報および画角情報のいずれか一方と、時間情報とによって撮影パラメータの時間的な変化を示す変化パターンを設定することができる。図6の曲線L1および曲線L2に示すように、変化パターンは、焦点距離が徐々に大きくなる(画角が小さくなる)ように設定するとともに、ピント位置が無限縁(∞)から手前側に徐々に合うように設定する。即ち、設定部28aは、焦点距離とピント位置とが非線形で変化するように変化パターンを設定する。もちろん、設定部28aは、焦点距離とピント位置とが線形で変化するように変化パターンを設定してもよい。
ステップS219において、第2タッチパネル25を介して遷移時間を採用する採用アイコンがタッチされた場合(ステップS219:Yes)、設定部28aは、撮影パラメータとしての遷移時間を第2記録部27に仮記録する(ステップS220)。ステップS220の後、外部装置2は、上述したステップS201へ戻る。
ステップS219において、第2タッチパネル25を介して遷移時間を採用する採用アイコンがタッチされていない場合(ステップS219:No)、外部装置2は、ステップS221へ移行する。
続いて、第2タッチパネル25を介して戻るアイコンA13がタッチされた場合(ステップS221:Yes)、外部装置2は、上述したステップS201へ戻る。これに対して、第2タッチパネル25を介して戻るアイコンA13がタッチされていない場合(ステップS221:No)、外部装置2は、上述したステップS218へ戻る。
ステップS222において、第2制御部28は、第2記録部27に仮記録された撮影パラメータの設定条件が適切であるか否かを判断する。第2制御部28が第2記録部27に仮記録された撮影パラメータの設定条件が適切であると判断した場合(ステップS222:Yes)、外部装置2は、図2のメインルーチンへ戻る。これに対して、第2制御部28が第2記録部27に記録された撮影パラメータの設定条件が適切でないと判断した場合(ステップS222:No)、外部装置2は、ステップS223へ移行する。
続いて、第2表示制御部28cは、が第2記録部27に仮記録された撮影パラメータの指定条件が適切でない旨の警告を第2表示部24に表示させる(ステップS223)。
その後、第2タッチパネル25または第2操作部26を介して撮影パラメータの再設定を行う操作があった場合(ステップS224:Yes)、外部装置2は、ステップS201へ戻る。これに対して、第2タッチパネル25または第2操作部26を介して撮影パラメータの再設定を行う操作がなかった場合(ステップS224:No)、外部装置2は、図2のメインルーチンへ戻る。
図2に戻り、ステップS115以降の説明を続ける。
ステップS115において、送信制御部28bは、第2通信部21を介して撮像装置1に撮影パラメータ制御情報を送信する。この場合において、図7に示すように、第2表示制御部28cは、始点アイコンA111、ユーザが設定した始点に対応する画像W1、終点アイコンA112、終点に対応する画像W2、遷移アイコンA3、遷移時間を示す5secA4、撮影パラメータの切り換えを開始するトリガA5、トリガA5の内容を示すAUTOアイコンA6および撮影パラメータを撮像装置1に送信する信号を受け付ける送信アイコンA2をライブビュー画像LV1上に重畳して第2表示部24に表示させる。このとき、送信制御部28bは、第2タッチパネル25を介して送信アイコンA2がタッチされた場合、図7に示す撮影パラメータ制御情報を、第2通信部21を介して撮像装置1に送信する。具体的には、送信制御部28bは、撮影パラメータ制御情報として、撮影パラメータ切換制御の開始から終了までの遷移期間における切り換え前後における第1撮像部11の撮影パラメータと、撮影パラメータ切換制御の開始から終了までの遷移期間の時間を示す遷移時間と、第1撮像部11の撮影パラメータの時間的な変化を示す変化パターンと、を送信する。より具体的には、送信制御部28bは、撮影パラメータ切換制御の開始から終了までの遷移期間における切り換え前後の撮影パラメータとして、少なくとも遷移期間の開始時および終了時の各々の第1撮像部11のピント位置を指定するピント位置情報および遷移期間の開始時および終了時の各々の第1撮像部11の画角を指定する画角情報のいずれか一方を送信する。または、送信制御部28bは、撮影パラメータ切換制御の開始から終了までの遷移期間における切り換え前後の撮影パラメータとして、少なくとも遷移期間の終了時の第1撮像部11のピント位置を指定するピント位置情報および遷移期間の開始時および終了時の各々の第1撮像部11の画角を指定する画角情報のいずれか一方を送信する。なお、送信制御部28bは、撮影パラメータ制御情報として、撮像装置1が撮影パラメータ切換制御を開始するための開始条件を送信してもよい。画像通信と、この撮影パラメータ通信とは別の通信規格で通信し、別の回路、アンテナを使い分けて、両方の通信が同時に出来るようにしてもよい。
その後、第2タッチパネル25または第2操作部26を介して撮像装置1の連携モードを終了する指示信号が入力された場合(ステップS116:Yes)、外部装置2は、後述するステップS117へ移行する。これに対して、第2タッチパネル25または第2操作部26を介して撮像装置1の連携モードを終了する指示信号が入力されていない場合(ステップS116:No)、外部装置2は、上述したステップS111へ戻る。
ステップS117において、第2タッチパネル25または第2操作部26を介して終了する指示信号が入力された場合(ステップS117:Yes)、外部装置2は、本処理を終了する。これに対して、第2タッチパネル25または第2操作部26を介して終了する指示信号が入力されていない場合(ステップS117:No)、外部装置2は、上述したステップS101へ戻る。
ステップS118において、第2タッチパネル25または第2操作部26を介して撮像装置1に静止画撮影または動画撮影を指示する撮影操作があった場合(ステップS118:Yes)、送信制御部28bは、第2通信部21を介して撮像装置1に静止画撮影または動画撮影を指示する指示信号を送信する(ステップS119)。ステップS119の後、外部装置2は、ステップS116へ移行する。画像通信と、この撮影指示通信とは別の通信規格で通信し、別の回路、アンテナを使い分けて、両方の通信が同時に出来るようにしてもよい。撮影用や各種設定用の通信は情報量が少ないので、画像の送信を邪魔しない通信で行った方が、通信が安定する。もちろん、画像の通信の中で、こうした情報を入れ込んで通信してもよい。
ステップS118において、第2タッチパネル25または第2操作部26を介して撮像装置1に静止画撮影または動画撮影を指示する撮影操作がなかった場合(ステップS118:No)、外部装置2は、後述するステップS120へ移行する。
続いて、第2タッチパネル25または第2操作部26を介してその他の操作が行われた場合(ステップS120:Yes)、送信制御部28bは、第2通信部21を介して操作に応じた情報を撮像装置1へ送信する(ステップS121)。例えば、送信制御部28bは、第2タッチパネル25を介して、撮像装置1が撮影する動画データに対してタイムスタンプやlogを付加する付加信号を指示する指示信号が入力された場合、第2通信部21を介してタイムスラップやlogを付加する指示信号を送信する。ステップS121の後、外部装置2は、ステップS116へ移行する。画像通信と、この操作情報通信とは別の通信規格で通信し、別の回路、アンテナを使い分けて、両方の通信が同時に出来るようにしてもよい。
ステップS122において、外部装置2は、選択されたモードに応じた処理を実行する。例えば外部装置2は、他の機器とのメールの送受信や通話等を行う。ステップS122の後、外部装置2は、ステップS117へ移行する。
〔撮像装置の処理〕
次に、撮像装置1が実行する処理について説明する。図8は、撮像装置1が実行する処理の概要を示すフローチャートである。
図8に示すように、まず、第1制御部18は、第1通信部16を介して通信を判定し(ステップS301)、第1通信部16を介して撮像装置1の電源オフ通信があった場合(ステップS302:Yes)、撮像装置1は、後述するステップS314へ移行する。これに対して、第1通信部16を介して撮像装置1の電源オフ通信がなかった場合(ステップS302:No)、撮像装置1は、後述するステップS303へ移行する。
ステップS303において、双方向に通信を行うための各種情報の設定を外部装置と設定済みである場合(ステップS303:Yes)、第1制御部18は、指定する外部装置2と通信を確立し(ステップS304)、撮像装置1は、後述するステップS308へ移行する。
ステップS303において、双方向に通信を行うための各種情報の設定を外部装置と設定済みでない場合(ステップS303:No)、第1制御部18は、第1通信部16を介して撮像装置1自身に関する設定情報を外部装置2へ送信する(ステップS305)。
続いて、第1通信部16を介して外部装置2から設定情報を受信した場合(ステップS306:Yes)、第1制御部18は、外部装置2から受信した設定情報を第1記録部17に記録する(ステップS307)。ステップS307の後、撮像装置1は、上述したステップS303へ戻る。
ステップS306において、第1通信部16を介して外部装置2から設定情報を受信していない場合(ステップS306:No)、撮像装置1は、上述したステップS303へ戻る。
ステップS308において、第1制御部18は、第1撮像部11に撮像を実行させ、ライブビュー画像を生成させる。
続いて、第1制御部18は、第1通信部16を介して、画像処理部12から入力されたライブビュー画像を外部装置2へ送信する(ステップS309)。
その後、第1操作部14から動画撮影を指示する指示信号または第1通信部16を介して外部装置2から動画撮影を指示する指示信号が入力された場合(ステップS310:Yes)、撮像装置1は、被写体を連続的に撮像し、時間的に沿って連続する複数の画像データで構成される動画データを生成する動画撮影処理を実行する(ステップS311)。なお、動画撮影処理の詳細は、後述する。ステップS311の後、撮像装置1は、後述するステップS312へ移行する。
続いて、第1操作部14から撮影を終了する指示信号または第1通信部16を介して外部装置2から撮影を終了する指示信号が入力された場合(ステップS312:Yes)、撮像装置1は、本処理を終了する。これに対して、第1操作部14から撮影を終了する指示信号または第1通信部16を介して外部装置2から撮影を終了する指示信号が入力されていない場合(ステップS312:No)、撮像装置1は、上述したステップS301へ戻る。
ステップS310において、第1操作部14から動画撮像を指示する指示信号または第1通信部16を介して外部装置2から動画撮影を指示する指示信号が入力されていない場合(ステップS310:No)、撮像装置1は、静止画撮影を実行する(ステップS313)。この場合、撮像装置1は、第1通信部16を介して外部装置2から静止画撮影を指示する指示信号が入力された場合、第1撮像部11に撮影を実行させて静止画撮影を行う。このとき、撮像装置1は、静止画撮影によって生成した画像データを第1記録部17に記録する。なお、撮像装置1は、第1通信部16を介して第1撮像部11が生成した画像データを外部装置2へ送信してもよい。ステップS313の後、撮像装置1は、ステップS312へ移行する。
ステップS314において、撮像装置1は、電源をオフにする。ステップS314の後、撮像装置1は、本処理を終了する。
〔動画撮影処理〕
次に、図8のステップS311において説明した動画撮影処理について説明する。図9は、動画撮影処理の概要を示すフローチャートである。
まず、図9に示すように、第1通信部16を介して外部装置2から撮影パラメータ制御情報を受信した場合(ステップS401:Yes)、第1制御部18は、撮影パラメータ制御情報を第1記録部17に記録する(ステップS402)。ステップS402の後、撮像装置1は、後述するステップS403へ移行する。これに対して、第1通信部16を介して外部装置2から撮影パラメータ制御情報を受信していない場合(ステップS401:No)、撮像装置1は、後述するステップS403へ移行する。
続いて、第1通信部16を介して外部装置2から動画撮影を指示する指示信号が入力された場合(ステップS403:Yes)、撮像装置1は、動画撮影を開始する(ステップS404)。具体的には、撮像装置1は、第1撮像部11が順次生成する画像データを画像データ記録部17aに時系列に沿って順次記録する動画撮影を行う。
その後、第1通信部16を介して外部装置2から撮影パラメータ制御情報を受信する動画撮影通信を行う場合(ステップS405:Yes)、撮像装置1は、後述するステップS413へ移行する。これに対して、第1通信部16を介して外部装置2から撮影パラメータ制御情報を受信する動画撮影通信を行わない場合(ステップS405:No)、撮像装置1は、後述するステップS406へ移行する。
ステップS406において、判定部18cは、第1記録部17に記録された撮影パラメータ制御情報に含まれる開始条件になったか否かを判断する。具体的には、判定部18cは、第1時計部13からの計時に基づいて、動画撮影を開始してから、撮影パラメータ制御情報に含まれる開始条件である指定時間となったか否かを判断する。なお、判定部18cは、時間以外にも、撮影パラメータ制御情報に含まれる開始条件として、第1撮像部11が生成した画像データに対応する画像に含まれる被写体の動きベクトル(動画の変化量)が所定の閾値以上になったか否かを判定することによって、開始タイミングであるか否かを判定してもよいし、音声入出力部15から入力される音声データの音量が所定の閾値以上になったか否かを判定することによって開始タイミングであるか否かを判定してもよい。もちろん、開始条件として、第1撮像部11が生成して画像データに対応する画像内に開示条件で指定された被写体を検出することができたか否かを判断してもよい。さらに、開始条件として、外部装置2から送信された姿勢情報と予め設定された姿勢情報とが一致しているか否かを判定することによって、開始タイミングであるか否かを判定してもよい。判定部18cが第1記録部17に記録された撮影パラメータ制御情報に含まれる開始条件になったと判断した場合(ステップS406:Yes)、撮像装置1は、ステップS407へ移行する。
ステップS407において、撮影制御部18aは、撮影パラメータ制御情報に基づいて、第1撮像部11の撮影制御を開始する。これにより、図10に示すように、撮像装置1は、ピント位置を切り換えたフォーカス効果および画角を切り換えたズーム効果等の遷移効果を付加した動画(画像I→画像I→画像I)を得ることができる。なお、図10においては、説明の便宜上、代表的な動画データの各フレームに対応する画像I,画像I,画像Iを示したが、各画像間の間には、複数の画像データ(フレーム)が含まれる。なお、本実施の形態1では、ズームレンズ部11aによってズーム効果を付加しているが、これに限定されることなく、例えば画像処理部12によるトリミング処理によってズーム効果(電子ズーム)を付加してもよい。もちろん、ズームレンズ部11aによる光学ズームと画像処理部12による電子ズームとによってズーム効果を付加してもよい。
続いて、撮影パラメータ制御情報に含まれる始点から終点までの遷移期間が終了した場合(ステップS408:Yes)、撮影制御部18aは、第1撮像部11の撮影制御を終了する(ステップS409)。
その後、撮影制御部18aは、第1通信部16を介して、撮影パラメータ制御が終了したことを示す終了情報を外部装置2へ送信する(ステップS410)。
続いて、第1通信部16を介して外部装置2から動画撮影を終了する指示信号が入力された場合(ステップS411:Yes)、撮像装置1は、動画撮影を終了する(ステップS412)。ステップS412の後、撮像装置1は、図8のメインルーチンへ戻る。
ステップS406において、撮影制御部18aは、第1記録部17に記録された撮影パラメータ制御情報に含まれる開始条件になっていないと判断した場合(ステップS406:No)、撮像装置1は、ステップS411へ移行する。
ステップS408において、撮影パラメータ制御情報に含まれる指定条件が終了していない場合(ステップS408:No)、指定条件が終了するまで、この判断を繰り返す。
ステップS411において、第1通信部16を介して外部装置2から動画撮影を終了する指示信号が入力されていない場合(ステップS411:No)、撮像装置1は、上述したステップS405へ戻る。
ステップS413において、第1通信部16を介して外部装置2から撮像装置1の動画撮影中に、撮影パラメータ制御情報を採用する指示信号が入力された場合(ステップS413:Yes)、撮影制御部18aは、撮影パラメータ制御情報に基づいて、第1撮像部11の撮影制御を開始する(ステップS414)。ステップS414の後、撮像装置1は、ステップS408へ移行する。
ステップS413において、第1通信部16を介して外部装置2から撮像装置1の動画撮影中に、撮影パラメータ制御情報を採用する指示信号が入力されていない場合(ステップS413:No)、撮像装置1は、後述するステップS415へ移行する。
続いて、第1通信部16を介して外部装置2から撮影パラメータ制御情報を再設定する指示信号が入力された場合(ステップS415:Yes)、撮影制御部18aは、撮影パラメータ制御情報記録部17bが記録する撮影パラメータ制御情報を、第1通信部16を介して外部装置2から受信した新たな撮影パラメータ制御情報に変更して記録する(ステップS416)。ステップS416の後、撮像装置1は、ステップS411へ移行する。
ステップS415において、第1通信部16を介して外部装置2から撮影パラメータ制御情報を再設定する指示信号が入力されていない場合(ステップS415:No)、撮像装置1は、その他の制御を行う(ステップS417)。例えば、撮像装置1は、第1通信部16を介して外部装置2から動画データのタイムスタンプを示す情報を受信した場合、タイムスタンプを受信した時刻に対応する動画データの位置にタイムスタンプを付加する。もちろん、撮像装置1は、タイムスタンプ以外にも、例えば、外部装置2からテキストデータが入力された場合、このテキストデータを動画データに付加する。ステップS417の後、撮像装置1は、ステップS411へ移行する。
以上説明した本発明の実施の形態1によれば、撮影制御部18aが動画撮影前または動画撮影中に、外部装置2から受信した第1撮像部11の撮影パラメータにおける時間に沿って変化する切り換えを指示する撮影パラメータ制御情報に基づいて、動画撮影時に第1撮像部11の撮影パラメータを時間に沿って変化する撮影パラメータ切換制御を行いながら第1撮像部11に動画撮影を実行させるので、画の撮影中であっても、所望の遷移効果を容易に付加した動画を撮影することができる。
また、本発明の実施の形態1によれば、撮影制御部18aが外部から撮影パラメータ切換制御を指示する指示信号が入力された場合、撮影パラメータ切換制御を開始するので、撮像装置1のユーザは、自身の撮影に集中するだけで、所望の遷移効果を容易に付加した動画を撮影することができる。
また、本発明の実施の形態1によれば、撮影制御部18aが判定部18cによって開始タイミングであると判定された場合、撮影パラメータ切換制御を開始するので、ユーザU1が所望する遷移効果を容易に付加した動画を撮影することができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について説明する。本実施の形態2に係る撮像システムは、上述した実施の形態1に係る撮像システム100の撮像装置1と構成が異なるうえ、撮像装置が実行する動画撮影処理および外部装置が実行する処理が異なる。以下においては、本実施の形態2に係る撮像システムの構成を説明後、本実施の形態2に係る撮像装置が実行する動画撮影処理および外部装置が実行する処理について説明する。なお、上述した実施の形態1に係る撮像システム100と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
〔撮像システムの構成〕
図11は、本発明の実施の形態2に係る撮像システムの機能構成を示すブロック図である。図11に示す撮像システム100aは、上述した実施の形態1に係る撮像システム100の撮像装置1に換えて、撮像装置1aを備える。
〔撮像装置の構成〕
撮像装置1aは、上述した実施の形態1に係る撮像装置1の構成に加えて、第1制御部18の制御のもと、第1撮像部11が生成した画像データに対応する画像、撮像装置1aに関する各種情報を表示する第1表示部19をさらに備える。また、撮像装置1aは、上述した第1制御部18に換えて、第1制御部181を備える。
第1表示部19は、液晶または有機ELを用いて構成される。また、第1表示部19は、撮像装置1aの背面に設けられる以外にも、例えば電子ビューファインダであってもよい。
第1制御部181は、撮像装置1aを構成する各部を統括的に制御する。第1制御部181は、例えばCPU、FPGAおよびASIC等の汎用プロセッサを用いて構成される。第1制御部181は、上述した実施の形態1に係る第1制御部18の構成に加えて、第1表示制御部18eをさらに備える。
第1表示制御部18eは、第1表示部19の表示態様を制御する。具体的には、第1表示制御部18eは、第1通信部16を介して外部装置2から動画撮影のアドバイス情報が入力された場合、第1表示部19にアドバイス情報を表示させる。また、第1表示制御部18eは、撮像装置1aに関する各種情報を第1表示部19に表示させる。
〔外部装置の処理〕
次に、外部装置2が実行する処理について説明する。図12は、外部装置2が実行する処理の概要を示すフローチャートである。図12において、ステップS501〜ステップS519およびステップS526は、上述した図2のステップS101〜ステップS119およびステップS122それぞれに対応する。
ステップS520において、撮像装置1aの動画撮影の効果を確認する場合(ステップS520:Yes)、第2制御部28は、第2撮像部20に撮像を実行させ(ステップS521)、第2表示部24に第2撮像部20が生成した画像データに対応する画像を表示させる(ステップS522)。
続いて、撮像装置1aの動画撮影に対して、アドバイスを指示する場合(ステップS523:Yes)、送信制御部28bは、第2通信部21を介してアドバイス情報を撮像装置1aへ送信する(ステップS524)。ステップS524の後、外部装置2は、ステップS516へ移行する。具体的には、図13に示すように、外部装置2のユーザU1は、撮像装置1aのユーザU2より遠い位置にいることが多いため、撮像装置1aのユーザU2より客観的な視点で動画撮影の状況を把握することができる。このため、外部装置2のユーザU1は、図13に示すように、外部装置2で撮像し、この撮影によって得られた画像データに対応する画像W100を撮像装置1aに送信することによって、撮像装置1aのユーザU2に対して動画撮影中のアドバイスを行う。即ち、送信制御部28bは、第2通信部21を介して第2撮像部20が撮像した画像データをアドバイス情報として撮像装置1aに送信する。なお、送信制御部28bは、画像データ以外にも、少なくとも第2タッチパネル25を介して入力された情報、例えば被写体を含む領域を指定する情報、または第2タッチパネル25や第2操作部26を介して入力されたテキストデータをアドバイス情報として撮像装置1aに送信する。図13に示すコンサート収録の例でも明らかなように、対象物は激しく動き、動画取得(動画撮影)は、刻々と変化する状況に対応した最適効果付与が困難である。一方で動画は、それなりの効果を付与しておかないと後での編集が大変になるし、これを行わないと、見栄えがするものが得られない。本実施の形態2によって、ユーザU1(撮影者)はフレーミングに集中でき、ユーザU2(補助者)がそれを補う事ができる。また、刻々と変化する状況下でも、ユーザU2(補助者)が即応して次の効果付与を連携できるので、その効果はそのシーンにふさわしいものと出来るし、状況に応じた試行錯誤も可能で、撮影画像に悪影響を与えずに最適な効果付与が可能となる。
ステップS523において、撮像装置1aの動画撮影に対して、アドバイスを指示しない場合(ステップS523:No)、外部装置2は、ステップS516へ移行する。
ステップS520において、撮像装置1aの動画撮影の効果を確認しない場合(ステップS520:No)、外部装置2は、その他の操作に応じた処理を行う(ステップS525)。ステップS525の後、外部装置2は、ステップS516へ移行する。
〔動画撮影処理〕
次に、撮像装置1aが実行する動画撮影処理について説明する。図14は、撮像装置1aが実行する動画撮影処理の概要を示すフローチャートである。ステップS601〜ステップS616およびステップS619は、上述した図8のステップS401〜ステップS417それぞれに対応する。
ステップS617において、第1制御部18は、第1通信部16を介して外部装置2から動画撮影のアドバイス情報を受信したか否かを判断する。第1制御部18が第1通信部16を介して外部装置2から動画撮影のアドバイス情報を受信したと判断された場合(ステップS617:Yes)、撮像装置1aは、後述するステップS618へ移行する。これに対して、第1制御部18は、第1通信部16を介して外部装置2から動画撮影のアドバイス情報を受信していないと判断された場合(ステップS617:No)、撮像装置1aは、後述するステップS619へ移行する。
ステップS618において、第1表示制御部18eは、第1通信部16を介して外部装置2から受信した動画撮影のアドバイス情報を第1表示部19に表示させる。ステップS618の後、撮像装置1aは、ステップS611へ移行する。具体的には、図15に示すように、第1表示制御部18eは、第1通信部16を介して外部装置2から動画撮影のアドバイス情報に対応するアドバイス画像PP1を第1表示部19に表示させる。さらに、外部装置2のユーザから指示された被写体を含む領域F10を強調して第1表示部19に表示させる。この場合、第1表示制御部18eは、第1撮像部11が順次撮影している動画データに対応するライブビュー画像LV1とアドバイス画像PP1とを並列にして第1表示部19に表示させる。もちろん、第1表示制御部18eは、ライブビュー画像LV1とアドバイス画像PP1とを並列に表示する必要がなく、例えばライブビュー画像LV1上にアドバイス画像PP1を重畳して第1表示部19に表示させてもよい。
さらに、第1表示制御部18eは、アドバイス画像P11の全てを第1表示部19に表示させる必要がなく、例えば外部装置2のユーザU1が指定した領域F10のみをトリミングしてライブビュー画像LV1上に重畳して第1表示部19に表示させてもよい。さらにまた、第1表示制御部18eは、画像以外にも、アドバイス情報に含まれるテキストデータ、例えば「もっと上を撮影して」や、撮影パラメータ制御情報、例えば「露出値を+2または絞りをF8等」をライブビュー画像LV1上に重畳して第1表示部19に表示させてもよい。もちろん、アドバイス情報には、露出値、ピント位置、絞り値、ISO感度、シャッタースピード、ホワイトバランス、画角、第1撮像部11の最大画角または最小画角で撮影することができる被写体および撮影モード等が含まれる。これにより、撮像装置1aのユーザU2は、撮影に集中するあまり、動画撮影における撮影可能な領域内において魅力的な被写体に気づかなかったり、動画撮影の撮影パラメータの操作に余裕がない状態であったりしても、外部装置2のユーザU1によるアドバイスによって気づくことが出来る。この結果、図16に示すように、撮像装置1aは、ユーザU2の操作のもと、外部装置2のユーザU1のアドバイスに従った動画撮影を行った動画データを得ることができる(画像I10→画像I11→画像I12)。これにより、他の意見を反映した遷移効果を付加することができる。
以上説明した本発明の実施の形態2によれば、動画の撮影中であっても、その瞬間の撮影に先だって、あるいは分担して所望の遷移効果を付加することができるので、ユーザは遷移効果付与と撮影確認をそれぞれ集中しておこなうことが出来、効果も最適でフレーミングも状況に即応して的確な撮影、あるいは、その画像表示、確認等が可能となる。
また、本発明の実施の形態2によれば、第1表示制御部18eが外部装置2から動画撮影時のアドバイス情報を受信した場合、アドバイス情報を表示する第1表示部19に表示させるので、他の意見を反映した遷移効果を付加することができる。
(その他の実施の形態)
また、本発明に係る撮像装置は、撮影、記録を前提としたデジタルスチルカメラや、デジタルビデオカメラ、撮像機能を有するタブレット型携帯機器等の電子機器以外にも、観察や診察用に撮像した画像による動画を用いる内視鏡や顕微鏡で撮像された医療用、産業用分野の表示装置等にも適用することができる。特に、必ずしも観察者が一人ではなく、多くのメンバーがチームとして画像を確認するような場合には、観察に専念するメンバーと、操作を分担するメンバーが連携して作業を行うことによって失敗なく、効率的な作業が可能となる。一人で撮影する場合でも、フレーミング操作とパラメータ操作を分けて作業が可能となる。上述の撮影の制御まで行わず、観察用の表示を目的とした応用が可能となる。ここでは、画角やピントなどに効果処理を委ねていたが、他にも特殊画像処理や特殊光観察などを制御対象としてもよく、これらを複合的に併用してもよい。本願の工夫をした事によって、こうした様々な状況、シーン、対象物に対応した、最適の画像観察、記録等の試行錯誤が無理なく可能となる。それは、その対象シーンが到来した撮影の瞬間ではなく、その対象シーン(対象物も含め)に先立っての効果の付与制御が可能となる。この操作を試行錯誤できるので、こだわりの効果の撮影が可能で、結果としてユーザの求める最適画像を得ることが出来る。このこだわり操作は、ライブビュー画像、あるいは、その状況下の撮像結果を見ながらでも出来るので、そのシーンに応じたふさわしいものにする事が可能となる。
また、本発明に係る撮像装置に実行させるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルデータでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)、USB媒体、フラッシュメモリ等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本発明に係る撮像装置に実行させるプログラムは、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。さらに、本発明に係る撮像装置に実行させるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
なお、本明細書におけるフローチャートの説明では、「まず」、「その後」、「続いて」等の表現を用いてステップ間の処理の前後関係を明示していたが、本発明を実施するために必要な処理の順序は、それらの表現によって一意的に定められるわけではない。即ち、本明細書で記載したフローチャートにおける処理の順序は、矛盾のない範囲で変更することができる。また、こうした、単純な分岐処理からなるプログラムに限らず、より多くの判定項目を総合的に判定して分岐させてもよい。その場合、ユーザにマニュアル操作を促して学習を繰り返すうちに機械学習するような人工知能の技術を併用しても良い。また、多くの専門家が行う操作パターンを学習させて、さらに複雑な条件を入れ込む形で深層学習をさせて実行してもよい。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態を含みうるものであり、請求の範囲によって特定される技術的思想の範囲内で種々の設計変更等を行うことが可能である。
1,1a・・・撮像装置;2・・・外部装置;11・・・第1撮像部;11a・・・ズームレンズ部;11b・・・フォーカスレンズ部;11c・・・絞り;11d・・・シャッタ;11e・・・撮像素子;11f・・・駆動部;12・・・画像処理部;13・・・第1時計部;14・・・第1操作部;15・・・音声入出力部;16・・・第1通信部;17・・・第1記録部;17a・・・画像データ記録部;17b・・・撮影パラメータ制御情報記録部;17c・・・プログラム記録部;18,181・・・第1制御部;18a・・・撮影制御部;18b・・・記録制御部;18c・・・判定部;18d・・・通信制御部;18e・・・第1表示制御部;19・・・第1表示部;20・・・第2撮像部;21・・・第2通信部;22・・・第2時計部;23・・・姿勢検出部;24・・・第2表示部;25・・・第2タッチパネル;26・・・第2操作部;27・・・第2記録部;27a・・・プログラム記録部;28・・・第2制御部;28a・・・設定部;28b・・・送信制御部;28c・・・第2表示制御部;100,100a・・・撮像システム

Claims (23)

  1. 少なくともピント位置を調整するピント調整機能および画角を変更する画角変更機能を有し、被写体を連続的に撮像して動画データを生成する撮像部と、
    動画撮影前または動画撮影中に、外部から受信した前記撮像部の撮影パラメータにおける時間に沿って変化する切り換えを指示する撮影パラメータ制御情報に基づいて、動画撮影時に前記撮影パラメータを時間に沿って変化する撮影パラメータ切換制御を行いながら前記撮像部に動画撮影を実行させる撮影制御部と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮影パラメータ制御情報は、少なくとも前記撮影パラメータ切換制御の開始から終了までの遷移期間における切り換え前後の前記撮影パラメータと、前記撮影パラメータ切換制御の開始から終了までの遷移期間の時間を示す遷移時間と、前記撮影パラメータの時間的な変化を示す変化パターンと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記撮影パラメータは、少なくとも前記遷移期間の開始時および終了時の各々の前記撮像部のピント位置を指定するピント位置情報および前記遷移期間の開始時および終了時の各々の前記撮像部の画角を指定する画角情報のいずれか一方を含むことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記撮影パラメータは、少なくとも前記遷移期間の終了時の前記撮像部のピント位置を指定するピント位置情報および前記遷移期間の終了時の前記撮像部の画角を指定する画角情報のいずれか一方を含むことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  5. 前記変化パターンは、少なくとも前記ピント位置情報および前記画角情報のいずれか一方と、前記遷移時間とによって決定されることを特徴とする請求項3または4に記載の撮像装置。
  6. 前記撮影制御部は、外部から前記撮影パラメータ切換制御を指示する指示信号が入力された場合、前記撮影パラメータ切換制御を開始することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の撮像装置。
  7. 前記撮影パラメータ制御情報は、前記撮影パラメータ切換制御を開始するための開始条件をさらに含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の撮像装置。
  8. 前記開始条件に基づいて、前記撮影パラメータ切換制御の開始タイミングであるか否かを判定する判定部をさらに備え、
    前記撮影制御部は、前記判定部が前記開始タイミングであると判定した場合、前記撮影パラメータ切換制御を開始することを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記開始条件は、前記動画データに対応する動画の変化量に対する閾値であり、
    前記判定部は、前記動画データの変化量が前記閾値を超えた場合、前記開始タイミングであると判定することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  10. 音声情報を取得し、取得した音声情報の音声データを生成する音声取得部をさらに備え、
    前記開始条件は、前記音声データの音量に対する閾値であり、
    前記判定部は、前記音声データの音量が前記閾値を超えた場合、前記開始タイミングであると判定することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  11. 前記開始条件は、前記撮影パラメータ制御情報を送信する外部装置の姿勢状態であり、
    前記判定部は、前記外部装置から順次送信される前記外部装置の姿勢を示す姿勢情報が予め設定された姿勢状態となった場合、前記開始タイミングであると判定することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  12. 外部から動画撮影時のアドバイス情報を受信した場合、該アドバイス情報を表示する表示部をさらに備えることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1つに記載の撮像装置。
  13. 前記アドバイス情報は、前記撮像部の最大画角で撮影することができる被写体、動画撮影時の露出値、絞り値およびホワイトバランスのいずれか1つ以上であることを特徴とする請求項12に記載の撮像装置。
  14. 前記動画データを外部へ送信するとともに、前記撮影パラメータ制御情報を受信する通信部をさらに備えることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1つに記載の撮像装置。
  15. 少なくともピント位置を調整するピント調整機能および画角を変更する画角変更機能を有し、被写体を連続的に撮像して動画データを生成する撮像装置と双方向に通信する外部装置であって、
    前記撮像装置の動画撮影前または動画撮影中に、前記撮像装置の撮影パラメータにおける時間に沿って変化する切り換えを指示する撮影パラメータ制御情報を設定する設定部と、
    前記設定部が設定した前記撮影パラメータ制御情報を前記撮像装置に送信する送信制御部と、
    を備えることを特徴とする外部装置。
  16. 前記撮像装置から送信された前記動画データに対応する動画を表示する表示部と、
    前記表示部が表示する前記動画に基づいて、少なくとも、前記撮像装置が行う撮影パラメータ切換制御の開始から終了までの遷移期間における切り換え前後の前記撮影パラメータと、前記撮影パラメータ切換制御の開始から終了までの遷移期間の時間を指定する時間情報と、前記撮影パラメータの時間的な変化を示す変化パターンと、を指定する設定の入力を受け付ける入力部と、
    を備え、
    前記設定部は、前記入力部が入力を受け付けた設定に応じて、前記撮影パラメータ制御情報を設定することを特徴とする請求項15に記載の外部装置。
  17. 前記入力部は、少なくとも前記遷移期間の開始時および終了時の各々の前記撮像装置のピント位置を指定するピント位置情報の入力ならびに前記遷移期間の開始時および終了時の各々の前記撮像装置の画角を指定する画角情報の入力のいずれか一方を受け付け、
    前記設定部は、前記入力部が受け付けた少なくとも前記ピント位置情報および前記画角情報のいずれか一方を前記撮影パラメータ制御情報として設定することを特徴とする請求項16に記載の外部装置。
  18. 前記入力部は、少なくとも前記遷移期間の終了時の前記撮像装置のピント位置を指定するピント位置情報および前記遷移期間の終了時の前記撮像装置の画角を指定する画角情報のいずれか一方の入力を受け付け、
    前記設定部は、前記入力部が受け付けた少なくとも前記ピント位置情報および前記画角情報のいずれか一方を前記撮影パラメータ制御情報として設定することを特徴とする請求項16に記載の外部装置。
  19. 少なくともピント位置を調整するピント調整機能および画角を変更する画角変更機能を有し、被写体を連続的に撮像して動画データを生成する撮像部を備える撮像装置と、前記撮像装置と双方向に通信する外部装置と、を備えた撮像システムであって、
    前記外部装置は、
    前記撮像装置の動画撮影前または動画撮影中に、前記撮像部の撮影パラメータにおける時間に沿って変化する切り換えを指示する撮影パラメータ制御情報を設定する設定部と、
    前記設定部が設定した前記撮影パラメータ制御情報を前記撮像装置に送信する送信制御部と、
    を備え、
    前記撮像装置は、
    動画撮影前または動画撮影中に、前記外部装置から受信した前記撮影パラメータ制御情報に基づいて、動画撮影時に前記撮影パラメータを時間に沿って変化する撮影パラメータ切換制御を行いながら前記撮像部に動画撮影を実行させる撮影制御部と、
    を備えることを特徴とする撮像システム。
  20. 少なくともピント位置を調整するピント調整機能および画角を変更する画角変更機能を有し、被写体を連続的に撮像して動画データを生成する撮像部を備える撮像装置が実行する撮像方法であって、
    動画撮影前または動画撮影中に、外部から前記撮像部の撮影パラメータにおける時間に沿って変化する切り換えを指示する撮影パラメータ制御情報を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにおいて受信した前記撮影パラメータ制御情報に基づいて、動画撮影時に前記撮影パラメータを時間に沿って変化する撮影パラメータ切換制御を行いながら前記撮像部に動画撮影を実行させる撮影制御ステップと、
    を含むことを特徴とする撮像方法。
  21. 少なくともピント位置を調整するピント調整機能および画角を変更する画角変更機能を有し、被写体を連続的に撮像して動画データを生成する撮像装置と双方向に通信する外部装置が実行する操作方法であって、
    前記撮像装置の動画撮影前または動画撮影中に、前記撮像装置の撮影パラメータにおける時間に沿って変化する切り換えを指示する撮影パラメータ制御情報を設定する設定ステップと、
    前記設定ステップにおいて設定した前記撮影パラメータ制御情報を前記撮像装置に送信する送信制御ステップと、
    を含むことを特徴とする操作方法。
  22. 少なくともピント位置を調整するピント調整機能および画角を変更する画角変更機能を有し、被写体を連続的に撮像して動画データを生成する撮像部を備える撮像装置に、
    動画撮影前または動画撮影中に、外部から前記撮像部の撮影パラメータにおける時間に沿って変化する切り換えを指示する撮影パラメータ制御情報を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにおいて受信した前記撮影パラメータ制御情報に基づいて、動画撮影時に前記撮影パラメータを時間に沿って変化する撮影パラメータ切換制御を行いながら前記撮像部に動画撮影を実行させる撮影制御ステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  23. 少なくともピント位置を調整するピント調整機能および画角を変更する画角変更機能を有し、被写体を連続的に撮像して動画データを生成する撮像装置と双方向に通信する外部装置に、
    前記撮像装置の動画撮影前または動画撮影中に、前記撮像装置の撮影パラメータにおける時間に沿って変化する切り換えを指示する撮影パラメータ制御情報を設定する設定ステップと、
    前記設定ステップにおいて設定した前記撮影パラメータ制御情報を前記撮像装置に送信する送信制御ステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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