JP2011024035A - 動き検出装置、撮像装置、動き検出方法、プログラム及び設計方法 - Google Patents

動き検出装置、撮像装置、動き検出方法、プログラム及び設計方法 Download PDF

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Abstract

【課題】フレームメモリを用いずに動き検出が可能となる動き検出装置、撮像装置、動き検出方法、プログラム及び設計方法を提供する。
【解決手段】撮像素子2から所定ライン数の複数のラインが選択されて所定ライン数単位の画像信号が読み出される。選択される複数のラインは、マトリクス状に配置された複数の画素の行方向に互いに重複するラインを有するよう選択範囲が移動されて所定ライン数単位の画像信号が撮像素子2から順次読み出される。読み出された所定ライン数単位の画像信号は、動き検出部4が有するラインバッファに記憶される。動き検出部4は、画像信号が撮像素子2から読み出される都度、読み出された画像信号及びラインバッファに記憶してある画像信号の重複するラインの画像信号夫々を比較して被写体の動きを検出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像素子により被写体を撮像してフレームメモリを用いずに被写体の動きを検出する動き検出装置、撮像装置、動き検出方法、プログラム及び設計方法に関する。
近年、デジタルスチルカメラ及びデジタルビデオカメラ等の撮像装置には、被写体の動きを検出する機能が搭載されてきている。これらの撮像装置は、検出した被写体の動きに応じて被写体に素早くフォーカス及び露出を合わせることが可能である。また、撮像装置が動画を撮像する場合、検出した被写体の動きに基づいて画像フレーム間で補間処理を施すことにより、フレームレートを減少させることなく動画に含まれる画像フレームを減らして動画のサイズを圧縮することが行われている。更に近年、例えば、被写体の動きを検出することにより、被写体の人物の顔が笑顔を示した場合に撮像するといった様々な機能を搭載した撮像装置が使われ始めている。
従来技術による動き検出では、時系列的に撮像して得た複数の画像信号のうち、少なくとも撮像素子の撮像面に対応する1画面分の画像信号をフレームメモリに記憶する。そして、次に撮像して得た画像信号と、フレームメモリに記憶してある画像信号との差分に基づいて被写体の動きを検出する。近年、撮像素子の画素数の増大に伴って、1画面分の画素数の画像信号を記憶するフレームメモリの容量が増大している。容量の大きなフレームメモリは高価格であり、当該フレームメモリを搭載した撮像装置の製造コスト及び装置サイズが増大する。そこで、フレームメモリの容量を減少させるべく動き検出に用いる画素の画素数を減少させた撮像装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−12548号公報
しかしながら、特許文献1に記載の撮像装置では、動き検出に用いる画素の画素数の減少に伴い、比較する画像夫々の画像精度が低くなり、動き検出の精度が低下するという問題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものである。その目的は、所定ライン数を有するライン群の画像信号を記憶する記憶部と、ライン群間で重複する一部のラインの画像信号夫々を比較して被写体の動きを検出する動き検出部とを備えることにより、フレームメモリを用いずに被写体の動きが検出可能となる動き検出装置、動き検出方法、撮像装置、プログラム及び設計方法を提供することにある。
本発明に係る動き検出装置は、複数の画素が配列されたライン複数を有する撮像素子を備え、該撮像素子が出力する画像信号に基づいて被写体の動きを検出する動き検出装置において、前記撮像素子は、所定ライン数を有するライン群をライン群間で一部のラインが重複するよう順次選択して撮像し、各ライン群の画像信号を出力するよう構成してあり、前記撮像素子が出力する画像信号を記憶する記憶部と、該記憶部に記憶してある前記一部のラインの画像信号を前記撮像素子が出力する前記一部のラインの画像信号と比較して前記被写体の動きを検出する動き検出部とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、撮像素子から所定ライン数の複数のラインが選択されて所定ライン数単位の画像信号が読み出される。互いに重複するラインを有するよう行方向に選択範囲が移動されて所定ライン数単位の画像信号が順次読み出される。読み出された所定ライン数単位の画像信号は、ラインバッファに記憶される。画像信号が撮像素子から読み出される都度、読み出された画像信号及び記憶部に記憶してある画像信号の重複するラインの画像信号夫々が比較される。比較の結果、被写体の動きが検出される。
本発明に係る動き検出装置は、前記撮像素子は、前記ライン群に含まれるライン夫々を略同時に露光するよう構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、所定ライン数のライン全てが略同時に露光される。これにより、重複する一部のラインの画像信号夫々を比較して被写体の動きを検出する際に露光タイミングのずれによる検出精度の低下が生じない。
本発明に係る動き検出装置は、前記動き検出部は、前記記憶部に記憶してある前記一部のラインの画像信号に含まれる各画素の信号を前記撮像素子が出力する前記一部のラインの画像信号のうち、特定の範囲内にある画素夫々の信号と比較するよう構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、比較元として記憶部に記憶されている重複する一部のラインの画像信号に含まれる画素夫々の信号が読み出される。比較先として、撮像素子から読み出された重複する一部のラインの画像信号から、特定の範囲内の画素夫々の信号が読み出される。比較元の画素の信号が、特定の範囲内のいずれの画素の信号と略一致するかを判定して被写体の動きを検出する。
本発明に係る動き検出装置は、前記動き検出部により検出した前記被写体の動きに応じて前記範囲を変更する変更部を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、被写体の速い動きが検出された場合、比較先の画素が含まれる特定の範囲が拡大される。これにより、比較元の画素と、信号が略一致する比較先の画素が特定の範囲外に位置して被写体の動きが検出されない虞が少なくなる。また、被写体の遅い動きが検出された場合、動きを精度良く検出すべく特定の範囲が縮小される。
本発明に係る撮像装置は、前述の動き検出装置と、前記撮像素子から前記被写体の画像を取得する画像取得部とを備える。
本発明にあっては、検出した被写体の動きに基づいてオートフォーカス等の機能を実現すると共に被写体を撮像して被写体の画像を得る。
本発明に係る撮像装置は、前記画像取得部は、前記記憶部に記憶してある前記一部のラインの画像信号及び前記撮像素子が出力する前記一部のラインの画像信号を加算する加算部を備え、該加算部により加算した画像信号に基づいて前記被写体の画像を取得するよう構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、被写体の動きが検出されなかった場合、すなわち被写体が静止している場合、順次読出した画像信号夫々に含まれる重複する一部のラインの画像信号同士が加算される。加算により増幅された画像信号に基づいて被写体の画像を取得することにより、ダイナミックレンジが拡大される。
本発明に係る撮像装置は、前記画像取得部は、前記動き検出部により前記被写体の動きを検出した場合、重複する前記一部のライン夫々の露光時間に基づいて算出した係数を前記記憶部に記憶してある前記一部のラインの画像信号に乗算する乗算部を備え、該乗算部により乗算した画像信号に基づいて前記被写体の画像を取得するよう構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、被写体の動きが検出された場合、画像信号が比較される重複する一部のライン夫々の露光時間に基づいて係数が算出される。そして、ラインバッファに記憶してある重複する一部のラインの画像信号に係数が乗算される。係数が乗算された画像信号に基づいて被写体の画像が得られる。これにより、被写体が動いている状態で得られた画像に動きぼけが発生しない。また、被写体が静止している状態で加算された画像信号と、被写体が動いている状態で乗算された画像信号とを略同一の信号強度にすることにより、被写体の動きの有無によって被写体の画像の明るさが変化することを防止する。
本発明に係る撮像装置は、前記画像取得部により時系列的に取得した複数の前記被写体の画像からなる映像を出力する映像出力部と、該映像出力部により出力する映像に前記動き検出部により検出した前記被写体の動きを示す情報を適宜挿入する挿入部とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、時系列的に取得した被写体の画像からなる複数の画像フレーム間に被写体の動きを示す動き検出フレームが所定間隔で挿入された映像が出力される。動き検出フレームに対応した表示装置で表示する場合、動き検出フレームに基づいて映像フレーム間で補間処理を施すことにより、フレームレートが増大する。
本発明に係る動き検出方法は、複数の画素が複数ラインに配列されており、被写体を撮像する撮像素子が出力する画像信号に基づいて前記被写体の動きを検出する動き検出方法において、前記撮像素子により所定ライン数を有するライン群をライン群間で一部のラインが重複するよう順次選択して撮像し、前記撮像素子が出力する各ライン群の画像信号を記憶し、前記撮像素子がライン群の画像信号を出力した場合、記憶してある前記一部のラインの画像信号と比較して前記被写体の動きを検出することを特徴とする。
本発明にあっては、撮像素子から所定ライン数の複数のラインが選択されて所定ライン数単位の画像信号が読み出される。選択される複数のラインは、互いに重複するラインを有するよう行方向に選択範囲が移動されて所定ライン数単位の画像信号が順次読み出される。読み出された所定ライン数単位の画像信号は、ラインバッファに記憶される。画像信号が撮像素子から読み出される都度、読み出された画像信号及び記憶部に記憶してある画像信号の重複するラインの画像信号夫々が比較される。比較の結果、被写体の動きが検出される。
本発明に係るプログラムは、複数の画素が配列されたライン複数を有する撮像素子が出力する画像信号を受付けるコンピュータに、前記画像信号に基づいて被写体の動きを検出させるプログラムにおいて、前記コンピュータに、前記撮像素子から所定ライン数を有するライン群をライン群間で一部のラインが重複するよう順次選択して各ライン群の画像信号を読み出す読出ステップと、該読出ステップにより読み出した重複する前記一部のラインの画像信号夫々を比較して前記被写体の動きを検出する検出ステップとを実行させることを特徴とする。
本発明にあっては、撮像素子から所定ライン数の複数のラインが選択されて所定ライン数単位の画像信号が読み出される。互いに重複する一部のラインを有するよう行方向に選択範囲が移動されて所定ライン数単位の画像信号を順次読み出す。順次読み出した重複する一部のラインの画像信号同士を比較して被写体の動きを検出する。
本発明に係る設計方法は、前述の撮像装置に用いる撮像素子を設計する設計方法であって、重複する前記一部のライン夫々の露光時間の和が前記被写体に対する照明光の照度明暗周期の略整数倍となるよう前記露光時間夫々を決定することを特徴とする。
本発明にあっては、画像信号が比較される重複する一部のライン夫々の露光時間の合計値和が、蛍光灯等から被写体を照明する照明光の照度明暗周期の整数倍となるよう撮像素子が設計される。これにより、加算された画像信号に基づいて得られた被写体の画像に照明光によるフリッカーが生じることを防ぐ。
本発明に係る設計方法は、前述の撮像装置を設計する設計方法であって、前記乗算部が前記係数を前記被写体に対する照明光の照度明暗周期に基づいて算出するよう設計することを特徴とする。
本発明にあっては、画像信号が比較される重複する一部のライン夫々の露光時間の合計値和が、照明光の照度明暗周期の略整数倍にすべく乗算部が係数を算出するよう撮像素子が設計される。これにより、乗算された画像信号に基づいて得られた画像に照明光によりフリッカーが生じることを防ぐ。
本発明にあっては、所定ライン数を有するライン群の画像信号を記憶する記憶部と、ライン群間で重複する一部のラインの画像信号夫々を比較して被写体の動きを検出する動き検出部とを備えることにより、フレームメモリを用いずに被写体の動きが検出可能となる。
撮像装置の内部構成例を示すブロック図である。 撮像素子の画素の配列例を示す模式図である。 撮像素子がライン群の画像信号を順次出力する手順を説明するための説明図である。 特定範囲内の画素と比較して被写体の動きを検出する手順例を説明するための説明図である。 各ラインの露光タイミングを説明するための各信号のタイミングチャートである。 動き検出部の回路例を示す回路図である。 動き検出部のラインカウンタ動作を説明するための各信号のタイミングチャートである。 動き検出部のドットカウンタ動作を説明するための各信号のタイミングチャートである。 特定範囲内の画素と比較して被写体の動きを検出する他の手順例を説明するための説明図である。 動き検出部の他の回路例を示す回路図である。 特定範囲を拡大して被写体の動きを検出する方法の例を説明するための説明図である。 1画面分に対する動きを検出する手順を示すフローチャートである。 動き検出処理の手順を示すフローチャートである。 動き検出処理の手順を示すフローチャートである。 画像フレーム及び動き検出フレームからなる映像信号の例を示す模式図である。 撮像装置の内部構成例を示すブロック図である。
実施の形態1
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。本実施の形態の動き検出装置は、被写体を撮像して被写体の動きを検出する。動き検出装置は、例えば、セキュリティカメラ等に搭載されて無人であるべき場所で動いている被写体を検出する場合に用いられる。また、動き検出装置は、デジタルスチルカメラ及びデジタルビデオカメラ等の撮像装置、並びにカメラ機能を有する携帯電話機等にも備えられる。動き検出装置は、カメラ機能を有するPC( Personal Computer )及びPDA( Personal Digital Assistant )等に備えられていてもよい。動き検出装置を備える装置は、被写体の動きに合わせて素早くフォーカスを合わせるオートフォーカス機能及び被写体の顔の各部分の動きに合わせて撮像する機能等を実現する。本実施の形態1では、動き検出装置を搭載した撮像装置を例に挙げて説明する。
図1は、撮像装置の内部構成例を示すブロック図である。撮像装置は、被写体からの光が透過する光学系1と、光学系1により集光された光を受光して被写体の画像を撮像する撮像素子2と、信号処理部3とを備える。撮像素子2は、例えばCCD( Charge Coupled Device )イメージセンサ及びCMOS( Complementary Metal Oxide Semiconductor )イメージセンサ等であり、画素としての受光素子がマトリクス状に複数配列してなる。また、撮像素子2は、各画素がRGB各色を出力するR画素、G画素及びB画素を含んでおり、被写体のカラー画像を撮像するようにしてある。尚、撮像素子2は、モノクロ画像を撮像するものであってもよい。撮像素子2の画素夫々は、受光面に入射した光量に対応した電気信号を出力する。撮像素子2から出力された電気信号は、信号処理部3に与えられる。信号処理部3は、与えられた電気信号にデモザイク処理及びガンマ補正処理等を施してYUVデータ及びRGBデータ等の画像データ(画像信号)に変換する。
また、撮像装置は、被写体の動きを検出する動き検出部4と、画像データから被写体の画像を取得する画像取得部5と、被写体の画像を記憶するフラッシュメモリ等からなる画像記憶部6と、MPU( Micro Processing Unit )7とを備える。MPU7は、記憶しているプログラムを実行し、当該プログラムに従ってバス7aを介し、ハードウェア各部を制御するようにしてある。動き検出部4は、信号処理部3が変換して得た画像データ(画像信号)を記憶する記憶部としての後述のラインバッファを備えており、記憶した画像データに基づいて被写体の動きを検出し、MPU7に与える。
また、動き検出部4は、被写体の動きと共に画像データを画像取得部5に与える。画像取得部5は、与えられた被写体の動き及び画像データに基づいて被写体の画像を取得してMPU7に与える。MPU7は、画像取得部5から与えられた被写体の画像を画像記憶部6に与えて記憶させる。また、撮像装置は、被写体の画像を時系列的に撮像して得た映像信号を生成する映像信号生成部8と、映像信号を外部の機器に出力する映像信号出力部10と、被写体の画像を表示する液晶パネル等からなる表示部9とを備える。
図2は、撮像素子2の画素の配列例を示す模式図である。撮像素子2は、複数の画素が配列されたライン複数からなる撮像面、すなわち複数の画素がマトリクス状に配列された撮像面を有しており、例えば、1000万個の画素が配列されている。以下、説明のために7個の画素が配列されたライン6つからなる撮像面を有する6行7列の撮像素子2を例に挙げるが、各ラインに配列される画素数(ドット数)及びライン数は、これに限るものではない。また、以下、n行m列をn×mとして表記する。例えば、6行7列は、6×7として表記する。図2の太線で囲まれた複数の画素は、動き検出が行われる範囲を示す。撮像素子2は、隣接する3つのラインからなるライン群の画像信号を順次出力するようにしてある。ここで、撮像素子2がライン群の画像信号を順次出力する手順を説明する。
図3は、撮像素子2がライン群の画像信号を順次出力する手順を説明するための説明図である。図3は、図2に示す如く6×7の撮像素子2を用いた場合を示している。図3(A)〜(D)夫々の斜線部は、各ライン群の最下段のラインから両端の画素を除いた残りの画素であり、後述の比較元の画素が選択される範囲を示す。撮像素子2は、所定ライン数として3が予め設定されており、3ライン単位のライン群の画像信号を出力するようにしてある。撮像素子2は、撮像面の1画面分、すなわち1フレーム分の画像信号を出力する場合、始めに図3(A)に示す如く第1ライン、第2ライン及び第3ラインを撮像し、3ラインのライン群の画像信号を出力する。
次に図3(B)に示す如く重複するラインとなる第2ライン及び第3ラインと、第4ラインとを撮像して3ラインのライン群の画像信号を出力する。続いて、図3(C)に示す如く重複するラインとなる第3ライン及び第4ラインと、第5ラインとを撮像して3ラインのライン群の画像信号を出力する。そして図3(D)に示す如く重複するラインとなる第4ライン及び第5ラインと、第6ラインとを撮像して3ラインのライン群の画像信号を出力し、重複するラインの画像信号を含む1フレーム分の画像信号の出力を完了する。画像取得部5は、重複するラインのうち、いずれか一方のラインの画像信号を選択して1フレーム分の画像信号を得て、被写体の画像を取得する。そして斜線部で示す画素夫々の信号と、次に出力されたライン群に含まれる画素のうち、特定範囲内の画素夫々の信号とを比較して被写体の動きを検出する。ここで、特定範囲内の画素夫々の信号と比較して被写体の動きを検出する手順を説明する。
図4は、特定範囲内の画素と比較して被写体の動きを検出する手順例を説明するための説明図である。図4は、撮像素子2が第1ライン、第2ライン及び第3ラインのライン群の画像信号を出力した後、第2ライン、第3ライン及び第4ラインのライン群の画像信号を出力した状態で各画素の信号を画素単位で比較する場合を示している。また、比較先の画素が選択される特定範囲として3×3の範囲が設定されている。図4(A)の斜線で示す画素は、動きが検出される比較元の画素を示す。図4(B)、図4(C)、図4(D)夫々の斜線で示す画素は、特定範囲内に位置する比較先の画素を示す。図4(A)に示す如く、斜線で示す画素のうち、左端に位置する画素が比較元の画素X0として選択される。図4(B)に示す如く次に画像信号が出力された第2ライン、第3ライン及び第4ラインに含まれる画素のうち、画素X0と同一画素である画素Xと、画素Xを囲む画素A〜D及び画素F〜Iとが3×3の範囲内にある比較先の画素として選択される。
比較元及び比較先の画素の信号を比較することにより、比較元の画素と信号強度が略一致する画素が抽出される。これにより、比較元の画素が撮像した被写体の像が、比較先のいずれの画像に移動したかを検出する。例えば、比較元の画素X0の信号が比較先の画素Aの信号と略同一の信号強度を有する場合、画素X0により撮像された被写体の像が画素Aへ移動したことが検出される。これにより、被写体の動きが検出される。また、例えば、比較元の画素X0の信号が比較先の画素Xの信号と略同一の信号強度を有する場合、被写体の静止が検出される。各ライン群は、水平同期信号に同期して出力されており、水平同期周波数及び画素間の距離に基づいて被写体の速度の算出が可能である。
次に図4(A)の斜線で示す画素のうち、左から2つめの画素が比較元の画素X0として選択され、図4(C)の斜線で示す比較先の画素X、画素A〜D及び画素F〜Iが選択される。比較元の画素X0の信号と、比較先の画素X、画素A〜D及び画素F〜I夫々の信号が比較されて被写体の動きが検出される。そして図4(A)に示す斜線で示された画素のうち、左から3つめの画素が比較元の画素として選択され、図4(D)の斜線で示す比較先の画素X、画素A〜D及び画素F〜Iが選択される。比較元の画素X0の信号と、比較先の画素X、画素A〜D及び画素F〜I夫々の信号が比較されて被写体の動きが検出される。以降、同様に比較元の画素X0と、比較先の画素X、画素A〜D及び画素F〜Iとが選択されて比較されることにより、図4(A)の斜線で示す画素夫々について被写体の動きが検出される。
図5は、各ラインの露光タイミングを説明するための各信号のタイミングチャートである。図5は、最上段から最下段に向かって水平同期信号と、ライン出力データ(画像信号)と、第1ラインから第6ラインまで夫々の露光信号とを並べて示している。撮像素子2の各ラインは、対応する露光信号がHレベルにある期間、露光するようにしてある。撮像素子2は、水平同期信号に同期して所定ライン数のライン夫々に対応する露光信号をHレベルにして、各ラインを略同時に露光する。図5に示す例では、水平同期信号に同期して第1ライン露光信号、第2ライン露光信号及び第3ライン露光信号が露光時間ΔT1の期間、Hレベルになり、第1ライン、第2ライン及び第3ラインが略同時かつ略同一の露光時間、露光されている。
露光された3つのラインの画像信号夫々が水平同期信号に同期して順次出力される。図5に示す例では、第1ラインの画像信号L1、第2ラインの画像信号L2、第3ラインの画像信号L3夫々が水平同期信号に同期してライン出力データとして順次出力されている。同様に撮像素子2は、所定ライン数のライン夫々の露光及び各ラインの画像信号の出力を繰返すようにしてある。図5に示す例では、第2ライン、第3ライン及び第4ラインが略同時に露光時間ΔT2を有して露光され、画像信号L2、L3、L4夫々が順次出力されている。続いて、第3ライン、第4ライン及び第5ラインが略同時に露光時間ΔT1を有して露光され、画像信号L3、L4、L5夫々が順次出力されている。
そして、第4ライン、第5ライン及び第6ラインが略同時に露光時間ΔT2を有して露光され、画像信号L4、L5、L6夫々が順次出力されて、1フレーム分の各ラインの露光及び画像信号の出力が行われている。これにより、第4ライン、第5ライン及び第6ラインには、第1ライン、第2ライン及び第3ラインよりも経過時間ΔT3を経過した被写体が撮像される。ここで露光時間ΔT1、ΔT2夫々は、光学系1に含まれるレンズのF値及び撮像素子2の感度等により調整されると共に、被写体を照明する蛍光灯等の照度明暗周期の整数倍となるよう撮像素子2が設計される。例えば、周波数50Hz又は60Hzに対応する周期の整数倍とするとよい。これにより、被写体の動きを検出すべく比較する画像信号及び取得された被写体の画像にフリッカーが生じることを防止する。尚、露光時間ΔT1及びΔT2が異なる場合、略同一の光強度で露光時間ΔT1及び露光時間ΔT2夫々で露光されて出力されるライン出力データの出力値の比は、露光時間ΔT1及びΔT2の比となる。この場合、略同一の光強度で露光された場合にライン出力データの出力値が略同一となるよう動き検出部4において補正するとよい。ライン群に含まれるライン夫々の露光タイミングは、被写体の上方向及び下方向の速度を正確に求める必要がない場合、異なっていても良い。この場合、各ラインの露光に露光時間が異なるローリングシャッタを用いて露光することが可能である。
3×3の特定範囲内の画素と比較する場合を示したが、列数を変更して3×mとしてもよい(m:整数)。また、行数も変更してn×m(n,m:整数)の特定範囲としてもよい。この場合、所定のライン数をnとしてnラインのライン群を順次出力するよう撮像素子2を構成する。また、特定範囲の行数を変更した場合、すなわち垂直方向の動きを検出する範囲を広げた場合、被写体の画像が範囲の拡大により変化することが無いように撮像素子2がライン群を順次出力する速度を増大させるとよい。次に動き検出部4をデジタル回路で実現する例を説明する。
図6は、動き検出部4の回路例を示す回路図である。図6に示す回路図は、撮像素子2が出力するライン群のライン数が3であり、特定範囲が3×3である場合に対応する。動き検出部4は、3つのラインバッファM1,M2,M3と、7つのフリップフロップF1,F2,…,F7とを備える。また、動き検出部4は、9つの比較器C1,C2,…,C9と、各比較器から比較結果を出力する比較出力41,42,…,49とを備える。ラインバッファM1,M2,M3は、撮像素子2の1ライン分の画像信号を記憶可能な記憶容量を有する記憶部としてのメモリであり、図示しないクロック信号に同期して順次与えられる各ラインの画像信号に含まれる各画素の信号を記憶する。
また、ラインバッファM1,M2,M3は、記憶した順番に各画像信号を読み出して出力するFIFO( First In, First Out)動作を行う。これにより、ラインバッファM1,M2,M3夫々は、入力されたラインの画像信号を1ライン分遅延させて出力するようにしてある。フリップフロップF1,F2,…,F7夫々は、D型フリップフロップであり、入力端子Dに入力された1画素分の画像信号を端子CKに入力されたクロック信号の1クロック分、すなわち1画素分を遅延させて出力端子Qから出力するようにしてある。
画像信号入力40に入力された画像信号は、信号線S1を介してラインバッファM1と、フリップフロップF1と、比較器C1とに与えられる。ラインバッファM1は、与えられた画像信号に含まれる各画素の信号を1ライン分遅延させ、信号線S4を介してラインバッファM2と、フリップフロップF3と、比較器C4に与える。ラインバッファM2は、与えられた各画素の信号を1ライン分遅延させ、信号線S7を介してラインバッファM3と、フリップフロップF5と、比較器C7とに与える。ラインバッファM3は、与えられた各画素の信号を1ライン分遅延させ、信号線S10を介してフリップフロップF7に与える。ラインバッファM1,M2,M3夫々が出力する各画素の信号は、互いに1ライン分遅延している。
フリップフロップF1は、与えられた信号に含まれる各画素の信号を1画素分遅延させ、信号線S2を介してフリップフロップF2と、比較器C2とに与える。フリップフロップF3は、ラインバッファM1から1ライン分遅延されて与えられた各画素の信号を1画素分遅延させ、信号線S5を介してフリップフロップF4と、比較器C5とに与える。フリップフロップF5は、ラインバッファM2から1ライン分を遅延されて与えられた各画素の信号を1画素分遅延させ、信号線S8を介してフリップフロップF6と、比較器C8とに与える。フリップフロップF7は、ラインバッファM3から1ライン分を遅延されて与えられた各画素の信号を1画素分遅延させ、信号線S11を介して9つの比較器C1、…、C9に与える。
フリップフロップF2は、与えられた1画素分を遅延された各画素の画像信号を更に1画素分遅延させ、信号線S3を介して比較器C3に与える。フリップフロップF4は与えられた1画素分を遅延された各画素の画像信号を更に1画素分遅延させ、信号線S6を介して比較器C6に与える。フリップフロップF6は与えられた1画素分を遅延された各画素の画像信号を更に1画素分遅延させ、信号線S9を介して比較器C9に与える。比較器C1、…、C9夫々は、入力された各画素の画像信号を比較して略一致する場合に、その結果を報知する信号を比較出力41,42,…,49から各出力する。次に図6で示した回路のラインカウンタ動作を説明する。
図7は、動き検出部4のラインカウンタ動作を説明するための各信号のタイミングチャートである。図7は、最上段から最下段に向かって水平同期信号と、ラインカウンタ値と、信号線S1、信号線S4、信号線S7及び信号線S10夫々に与えられるデータとを並べて示している。画像信号入力40には、水平同期信号に同期して各ラインの画像信号が順次入力される。図7に示す例では、水平同期信号に同期してラインカウンタ値が1となり、第1ラインの画像信号L1が信号線S1に与えられている。また、水平同期信号に同期してラインカウンタ値がインクリメントされるのに伴って、第2ラインの画像信号L2から第6ラインの画像信号L6までの夫々が信号線S1に順次与えられている。
信号線S4、信号線S7及び信号線S10夫々には、ラインバッファM1,M2,M3を介して各ラインの画像信号が与えられているため、互いに1ライン分遅延した画像信号が与えられている。信号線S1、信号線S4、信号線S7及び信号線S10全てに各ラインの画像信号が与えられており、ラインカウンタ値が3の倍数である場合、すなわちラインカウンタ値が3a(a:2以上の整数)を満たす場合、ドットカウンタ動作が実行される。次に図6で示した回路のドットカウンタ動作を説明する。
図8は、動き検出部4のドットカウンタ動作を説明するための各信号のタイミングチャートである。図8は、最上段から最下段に向かってクロック信号と、ドットカウンタ値と、信号線S11に与えられるデータと、信号線S1から信号線S9まで夫々に与えられるデータとを並べて示しており、ラインカウンタ値が6である場合に対応する。ここで、第Xラインの画像信号LXに含まれるデータのうち、先頭からY番目の1画素分のデータを(X,Y)で示す。例えば(4,2)は、第4ラインの画像信号L4に含まれるデータのうち、先頭から2番目の1画素分のデータを示す。各信号線には、クロック信号に同期して各ラインの画像信号に含まれる1画素の信号が順に与えられる。信号線S7、信号線S4及び信号線S1夫々には、第2ラインの画像信号L2と、画像信号L2から1ライン分遅延した第3画像信号L3と、画像信号L3から1ライン分遅延した第4ラインの画像信号L4とに含まれる各画素の信号が順に与えられている。
また、信号線S8には、信号線S7に与えられた画像信号L2から1画素分を遅延した各画素の画像信号夫々が順に与えられている。信号線S9には、信号線S7に与えられた画像信号L2から2画素分を遅延した各画素の画像信号夫々が順に与えられている。信号線S5には、信号線S4に与えられた画像信号L3から1画素分を遅延した各画素の画像信号夫々が順に与えられている。信号線S6には、信号線S4に与えられた画像信号L3から2画素分を遅延した各画素の画像信号夫々が順に与えられている。信号線S2には、信号線S1に与えられた画像信号L4から1画素分を遅延した各画素の画像信号夫々が順に与えられている。信号線S3には、信号線S1に与えられた画像信号L4から2画素分を遅延した各画素の画像信号夫々が順に与えられている。また、クロック信号に同期して各画素をカウンタするためのドットカウンタ値がインクリメントされている。
信号線S11に与えられる各ドットカウンタ値に対応する画素の信号は、ドットカウンタ値毎に比較される比較元の画素X0の信号に対応する。信号線S5に与えられる各ドットカウンタ値に対応する画素の信号は、比較先の画素Xの信号に対応する。信号線S1,S2,S3,S4夫々に与えられる各ドットカウンタ値に対応する画素の信号は、画素A,B,C,Dの信号に各対応する。信号線S6,S7,S8,S9夫々に与えられる各ドットカウンタ値に対応する画素の信号は、比較先の画素F,G,H,Iに各対応する。
動き検出部4は、信号線S11、及び信号線S1から信号線S9までの全ての信号線に1画素の信号が与えられた状態、すなわち、ドットカウンタ値が3以上かつ6以下である場合に比較器C1、C2、…C9からの比較結果を取得する。比較器C1,C2,…,C9夫々が出力する比較結果は、比較元の画素X0と、比較先の画素A,B,C,D,X,F,G,H,I夫々との比較結果を示す。これにより、比較器C1,C2,…,C9夫々が出力する比較結果により、画素X0が撮像した被写体の像が画素A,B,C,D,X,F,G,H,Iのいずれに移動したか否かを検出する。
図9は、特定範囲内の画素と比較して被写体の動きを検出する他の手順例を説明するための説明図である。比較元の画素X0を、撮像素子2が出力する3ライン数単位の最下段のラインから選択する場合を示したが、これに限るものではない。例えば、被写体が撮像素子2の行方向に向けて移動する場合、中央段又は最上段のラインから選択してもよい。また、比較元の画素X0に限らず、複数選択してもよい。図9は、画素X0が中央段のラインから選択されて被写体の動きを検出する方法を示している。図9(A)に示す如く、第3ラインから選択された比較元の画素X0に加え、中央段の第2ラインから比較元の画素X1が選択されてもよい。そして、図9(B)に示す特定範囲内の比較先の画素と比較するとよい。この中央段から選択された比較元の画素X1を比較先の画素と比較する方法をデジタル回路で実現する例を説明する。
図10は、動き検出部4の他の回路例を示す回路図である。動き検出部4は、画像信号入力40及びフリップフロップF1との間に挿入されたラインバッファM4を備えており、ラインバッファM1の入力端は、ラインバッファM4の出力端に接続してある。また、動き検出部4は、画像信号入力40に信号線S12を介して接続されたフリップフロップF8を備えている。フリップフロップF8の出力端には、信号線S13が接続されている。比較器C2は、信号線S2及び信号線S11に加え、更に信号線S13が接続されており、画素X0及び画素Bとの比較のみならず、画素X1及び画素Bの比較も可能となる。
以上より、フリップフロップ及びバッファメモリを追加して、比較元の画素の画素数を増加させることが可能である。また、フリップフロップ及びバッファメモリを追加することにより、比較元の画素を3×3よりも広い特定範囲内の画素と比較することが可能となる。すなわち、特定範囲の行方向の画素数を増やす場合には、バッファメモリの数を増大させ、特定範囲の列方向の画素数を増やす場合には、フリップフロップの数を増大させるとよい。
また、動き検出部4が有する複数のバッファメモリ及び複数のフリップフロップ夫々の動作を有効又は無効に切り替え可能に構成して、特定範囲を変更可能にしてもよい。この場合、検出した被写体の動きが大きい場合に特定範囲を増大させて画素X0により撮像した被写体の像が特定範囲外の画素に撮像されて、被写体の動きが検出されないことを防止する。また、検出した被写体の動きが小さい場合に特定範囲を減少させて高精度に被写体の動きが検出される。これにより、動き検出部4は、検出した被写体の動きに応じて特定範囲を変更する変更部としても機能する。次に、変更部として機能する動き検出部4により、特定範囲内に含まれる画素数を増大させずに特定範囲を拡大する他の方法を説明する。
図11は、特定範囲を拡大して被写体の動きを検出する方法の例を説明するための説明図である。特定範囲に含まれる画素として、画素Xと、画素Xに対して間隙を有して囲む複数の画素とが選択される。図11は、間隙を有する画素からなる3×3の特定範囲の例を示している。画素A、B、C、D、F、G、H、I夫々は、画素Xに対して間隙を有して配置され、特定範囲が拡大されている。動き検出部4は、検出した被写体の動きが速い場合、画素Xを囲む複数の画素間の間隙を広げ、検出した被写体の動きが遅い場合、間隙を狭めるとよい。
図12は、1画面分に対する動きを検出する手順を示すフローチャートである。動き検出部4は、デジタル回路で実現される場合に限るものでなく、MPU7が実行するプログラムで実現されていてもよい。図12は、3×3の特定範囲が設定されており、n×mの撮像素子2を用いて被写体の動きを検出する手順を示している。MPU7は、ラインカウンタ値及びドットカウンタ値をリセットする(ステップS11)。MPU7は、ラインカウンタ値をインクリメントする(ステップS12)。MPU7は、ラインカウンタ値が3の倍数であるか否かを判定する(ステップS13)。MPU7は、ラインカウンタ値が3の倍数でないと判定した場合(ステップS13でNO)、ステップS12に処理を戻す。
MPU7は、ラインカウンタ値が3の倍数であると判定した場合(ステップS13でYES)、ドットカウンタ値をインクリメントする(ステップS14)。MPU7は、ドットカウンタ値が3以上であるか否かを判定する(ステップS15)。MPU7は、ドットカウンタ値が3以上であると判定した場合(ステップS15でYES)、ドットカウンタ値がm未満であるか否かを判定する(ステップS16)。MPU7は、ドットカウンタ値がm未満であると判定した場合(ステップS16でYES)、後述の動き検出処理を実行し(ステップS17)、ステップS14に処理を戻す。
また、MPU7は、ステップS15においてドットカウンタ値が3以上でないと判定した場合(ステップS15でNO)、ステップS14に処理を戻す。MCU7は、ステップS16においてドットカウンタ値がm未満でないと判定した場合(ステップS16でNO)、ドットカウンタ値をリセットする(ステップS18)。MPU7は、ラインカウンタ値がn以上であるか否かを判定する(ステップS19)。MPU7は、ラインカウンタ値がn以上でないと判定した場合(ステップS19でNO)、ステップS12に処理を戻す。MPU7は、ラインカウンタ値がn以上であると判定した場合(ステップS19でYES)、処理を終了する。
図13は、動き検出処理の手順を示すフローチャートである。動き検出処理は、図12のステップS17で実行される。MPU7は、比較元の画素X0を選択し(ステップS31)、比較先の画素A〜D、X、F〜Iを選択する(ステップS32)。MPU7は、選択した比較元の画素を比較先の画素夫々と比較する(ステップS33)。MPU7は、比較元の画素の画像信号と一致する画像信号を出力した比較先の画素があるか否かを判定する(ステップS34)。MPU7は、一致する画素があると判定した場合(ステップS34でYES)、被写体の動きを検出し(ステップS35)、動き検出処理を終了する。MPU7は、一致する画素がないと判定した場合(ステップS34でNO)、被写体の動きを検出せず動き検出処理を終了する。
本実施の形態1では、撮像素子2が各ラインの画像信号を順次出力するプログレッシブ方式に従う場合を示したが、これに限るものではない。信号を高速に読み出すためにライン群に含まれる各ラインの画像信号を略同時に出力する撮像素子を用いてもよい。この場合、略同時に出力された複数ラインの画像信号を各ラインの画像信号に分離して動き検出部4に与えるとよい。また、1画素単位で比較元及び比較先の画素の信号を比較して被写体の動きを検出する場合を示したが、これに限られるものでなく2画素単位以上で各画素を比較してもよい。この場合、1画素に全体が撮像されない被写体であっても、被写体の動きを精度良く検出することが可能である。
信号処理部3によりデモザイク処理等の信号処理が施された画像データに対して動き検出を行う場合を示したが、これに限るものではなく信号処理前の画像データに対して動き検出を行ってもよい。撮像素子2は、複数の画素夫々がR画素、G画素及びB画素を含んでいる場合を示したが、これに限るものではなくR画素、G画素及びB画素夫々の画素複数がベイヤ型に配列してあってもよい。この場合、図11で示す如く画素を一つ飛びで比較するとよい。
実施の形態2
実施の形態1は、被写体の画像を重複するラインのうち、一つのラインを順次選択して被写体の画像を取得する。これに対して本実施の形態2は、重複するラインの画像信号夫々を加算して被写体の画像を取得するようにしてある。加算により、画像信号が増幅されて撮像装置のダイナミックレンジが拡大される。また、撮像素子2には、露光時間ΔT1及びΔT2の合計値が被写体の照明光の照度明暗周期の整数倍となるよう露光時間ΔT1及ΔT2が設定される。これにより加算された画像信号に基づいて取得された被写体の画像に照明光によるフリッカーが生じることが防止される。
また、被写体が動いている場合、画像信号を加算することにより、動きぼけが生じる。これを防止するために、被写体の動きを検出した場合、重複するラインのうち、一つのラインを選択して加算した場合と露光時間が同一となるようk=(ΔT1+ΔT2)/ΔT1に従って算出した係数kを乗算する。これにより、被写体の画像に動きぼけが生じることを防ぐと共に、被写体が動きによって被写体の画像に変化が生じることを防ぐ。画像信号の加算及び係数の乗算は、動き検出処理で実行される。
図14は、動き検出処理の手順を示すフローチャートである。MPU7は、各画素の画像信号を比較して画素X0の信号及び画素Xの信号が一致するか否かを判定する(ステップS41)。MPU7は、一致すると判定した場合(ステップS41でYES)、画素X0の信号及び画素Xの信号を加算して(ステップS42)、動き検出処理を終了する。MPU7は、一致しないと判定した場合(ステップS41でNO)、画素X0の信号と、画素Xを除く特定範囲内の残りの画素夫々の信号とを比較する(ステップS43)。MPU7は、比較の結果から一致する画素があるか否かを判定する(ステップS44)。
MPU7は、一致する画素があると判定した場合(ステップS44でYES)、被写体の動きを検出する(ステップS45)。MPU7は、画素X0の露光時間ΔT1及び画素Xの露光時間ΔT2を取得する(ステップS46)。また、MPU7は、ステップS44において一致する画素がないと判定した場合(ステップS44でNO)、被写体の動きを検出せず、ステップS46に処理を移動する。MPU7は、ステップS46の後、次式を用いて補正係数kを算出する(ステップS47)。MPU7は、画素X0の信号に補正係数kを乗算して(ステップS48)、動き検出処理を終了する。
係数kをk=(ΔT1+ΔT2)/ΔT1に従って算出する場合を示したが次式に従って算出してもよい。
k=A×ΔTf/ΔT1 (1)
但し、Aを正の整数、ΔTfを照明光によるフリッカが発生しない周期の最小値とする。ΔTfは、実験的に求めるとよい。式(1)を用いた場合、蛍光灯等により照度明暗周期を有する照明光下で動きのある被写体を撮像した場合であっても、被写体の画像にフリッカーが発生しない。また、各ラインの露光タイミングが異なるローリングシャッタ方式の撮像素子を用いた場合、各ラインに対して係数kを設定するとよい。また、2つのライン群に重複するラインの画像信号を加算する場合に限るものではなく、3つ以上のライン群に重複するラインの画像信号を加算して、更にダイナミックレンジを拡大してもよい。
本実施の形態2は以上の如き構成としてあり、その他の構成及び処理は実施の形態1と同様であるので対応する部分には同一の符号及び処理名を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態3
本実施の形態3は、実施の形態1が被写体を撮像して得た画像からなる複数の画像フレームを連続的に出力して映像信号を出力するのに対して、複数の画像フレーム間に動き検出フレームを挿入して映像信号を出力するようにしてある。動き検出フレームは、検出した被写体の動きを示す情報を含むフレームである。映像信号生成部8は、動き検出部4により順次検出した被写体の動きを示す動き検出フレームを生成する。また、映像信号生成部8は、画像取得部5により時系列的に取得した複数の被写体の画像を動き検出部4により順次検出した被写体の動きと共に取得する。映像信号生成部8は、複数の被写体の画像からなる画像フレームと、各画像フレーム間に挿入された動き検出フレームとからなる映像信号を生成して映像信号出力部10に与える。映像信号出力部10は、与えられた映像信号を外部の表示装置等に出力する。
図15は、画像フレーム及び動き検出フレームからなる映像信号の例を示す模式図である。垂直同期信号に同期して撮像素子2の1フレーム分の画像からなる画像フレーム901と、動き検出フレーム902とが交互に出力されている。また、画像フレームに含まれる各ラインの画像信号及び動き検出フレーム902に含まれる各ラインで検出された被写体の動きは、水平同期信号に同期して出力されている。
動き検出フレーム902に対応している表示装置に映像信号が与えられた場合、当該表示装置により、動き補償を実行して画像フレーム901、901間を補完してフレームレートを増大させることが可能となる。また、画像フレーム901よりもデータサイズが小さい動き検出フレーム902を挿入することで、映像信号で送られる映像データのデータ容量の増大を抑制しつつ、フレームレートを増大させることが可能となる。動き検出フレーム902に対応していない表示装置に対しては、動き検出フレーム902を挿入せずに映像信号を出力するとよい。
本実施の形態3は以上の如き構成としてあり、その他の構成及び処理は実施の形態1と同様であるので対応する部分には同一の符号及び処理名を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態4
図16は、撮像装置の内部構成例を示すブロック図である。本実施の形態4は、実施の形態1がMPU7に記憶してあるプログラムを実行するのに対して、書き換え可能なEEPROM( Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory )に記憶されたプログラムを読み出して実行するようにしてある。撮像装置は、撮像素子11と、CPU( Central Processing Unit )12と、RAM( Random Access Memory )13、EEPROM14及び記録媒体読込部15を備える。撮像素子11は、撮像するラインの指定をCPU12から受付けて撮像し、当該ラインの画像信号をCPU12へ出力するようにしてある。
CPU12は、バス12aを介してハードウェア各部を制御するようにしてある。また、CPU12は、記録媒体読込部15に挿入されたCD( Compact Disk )−ROM又はDVD( Digital Versatile Disk )−ROM等の記録媒体150からプログラム151を読み込んでEEPROM14に記憶するようにしてある。CPU12は、EEPROM14に記憶したプログラム151をRAM13に読み出して実行する構成となっている。 プログラム151は、CPU12に、撮像素子11に撮像信号を与えて所定ライン数の複数のラインからなるライン群の画像信号を、ライン群間で重複するラインの画像信号を含むよう順次読み出させる(読出ステップ)。プログラム151は、CPU12に、ライン群間で重複するラインの画像信号夫々を比較させて被写体の動きを検出させる(検出ステップ)。
本発明に係るプログラム151は、記録媒体150から読み出してEEPROM14に記憶される場合に限るものではなく、工場出荷時にプログラム151を記憶したEEPROM14を撮像装置内部に装着してもよい。また、プログラム151は、DSP( Digital Signal Processor )からなる動き検出装置が実行するファームウェアとして、DSPが内蔵するROMに記憶させておいてもよい。
本実施の形態4は以上の如き構成としてあり、その他の構成、作用及び処理は実施の形態1と同様であるので対応する部分には同一の符号及び処理名を付してその詳細な説明を省略する。
1 光学系
2,11 撮像素子
3 信号処理部
4 動き検出部
5 画像取得部
6 画像記憶部
7 MPU
7a,12a バス
8 映像信号生成部
9 表示部
10 映像信号出力部
12 CPU
13 RAM
14 EEPROM
15 記録媒体読込部
150 記録媒体
151 プログラム
40 画像信号入力
41,42,43,44,45,46,47,48,49 比較出力
M1,M2,M3,M4 ラインバッファ
F1,F2,F3,F4,F5,F6,F7,F8 フリップフロップ
C1,C2,C3,C4,C5,C6,C7,C8,C9 比較器
901 画像フレーム
902 動き検出フレーム

Claims (12)

  1. 複数の画素が配列されたライン複数を有する撮像素子を備え、該撮像素子が出力する画像信号に基づいて被写体の動きを検出する動き検出装置において、
    前記撮像素子は、所定ライン数を有するライン群をライン群間で一部のラインが重複するよう順次選択して撮像し、各ライン群の画像信号を出力するよう構成してあり、
    前記撮像素子が出力する画像信号を記憶する記憶部と、
    該記憶部に記憶してある前記一部のラインの画像信号を前記撮像素子が出力する前記一部のラインの画像信号と比較して前記被写体の動きを検出する動き検出部と
    を備えることを特徴とする動き検出装置。
  2. 前記撮像素子は、前記ライン群に含まれるライン夫々を略同時に露光するよう構成してあることを特徴とする請求項1に記載の動き検出装置。
  3. 前記動き検出部は、前記記憶部に記憶してある前記一部のラインの画像信号に含まれる各画素の信号を前記撮像素子が出力する前記一部のラインの画像信号のうち、特定の範囲内にある画素夫々の信号と比較するよう構成してあることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の動き検出装置。
  4. 前記動き検出部により検出した前記被写体の動きに応じて前記範囲を変更する変更部を備えることを特徴とする請求項3に記載の動き検出装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の動き検出装置と、
    前記撮像素子から前記被写体の画像を取得する画像取得部と
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  6. 前記画像取得部は、
    前記記憶部に記憶してある前記一部のラインの画像信号及び前記撮像素子が出力する前記一部のラインの画像信号を加算する加算部を備え、
    該加算部により加算した画像信号に基づいて前記被写体の画像を取得するよう構成してある
    ことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記画像取得部は、
    前記動き検出部により前記被写体の動きを検出した場合、重複する前記一部のライン夫々の露光時間に基づいて算出した係数を前記記憶部に記憶してある前記一部のラインの画像信号に乗算する乗算部を備え、
    該乗算部により乗算した画像信号に基づいて前記被写体の画像を取得するよう構成してある
    ことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の撮像装置。
  8. 前記画像取得部により時系列的に取得した複数の前記被写体の画像からなる映像を出力する映像出力部と、
    該映像出力部により出力する映像に前記動き検出部により検出した前記被写体の動きを示す情報を適宜挿入する挿入部と
    を備えることを特徴とする請求項5から請求項7までのいずれか一項に記載の撮像装置。
  9. 複数の画素が複数ラインに配列されており、被写体を撮像する撮像素子が出力する画像信号に基づいて前記被写体の動きを検出する動き検出方法において、
    前記撮像素子により所定ライン数を有するライン群をライン群間で一部のラインが重複するよう順次選択して撮像し、
    前記撮像素子が出力する各ライン群の画像信号を記憶し、
    前記撮像素子がライン群の画像信号を出力した場合、記憶してある前記一部のラインの画像信号と比較して前記被写体の動きを検出する
    ことを特徴とする動き検出方法。
  10. 複数の画素が配列されたライン複数を有する撮像素子が出力する画像信号を受付けるコンピュータに、前記画素信号に基づいて被写体の動きを検出させるプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    前記撮像素子から所定ライン数を有するライン群をライン群間で一部のラインが重複するよう順次選択して各ライン群の画像信号を読み出す読出ステップと、
    該読出ステップにより読み出した重複する前記一部のラインの画像信号夫々を比較して前記被写体の動きを検出する検出ステップと
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  11. 請求項6に記載の撮像装置に用いる撮像素子を設計する設計方法であって、
    重複する前記一部のライン夫々の露光時間の和が前記被写体に対する照明光の照度明暗周期の略整数倍となるよう前記露光時間夫々を決定する
    ことを特徴とする設計方法。
  12. 請求項7に記載の撮像装置を設計する設計方法であって、
    前記乗算部が前記係数を前記被写体に対する照明光の照度明暗周期に基づいて算出するよう設計することを特徴とする設計方法。
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