JPS61193004A - 画像特徴抽出装置 - Google Patents

画像特徴抽出装置

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JPS61193004A
JPS61193004A JP3268485A JP3268485A JPS61193004A JP S61193004 A JPS61193004 A JP S61193004A JP 3268485 A JP3268485 A JP 3268485A JP 3268485 A JP3268485 A JP 3268485A JP S61193004 A JPS61193004 A JP S61193004A
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JP3268485A
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Yoshiyuki Okuyama
奥山 良幸
Yoshiki Kobayashi
芳樹 小林
Hiroshi Takenaga
寛 武長
Takeshi Kato
猛 加藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、対象物の認識、検査、計測等を行なう視覚認
識分野において、対象物の画像からのデータに基づいて
特徴抽出を行なうに好適な画像特徴抽出装置に関する。
〔発明の背景〕
対象物の画像の属性を表わすデータ、すなわち、濃度デ
ータ(2値化データを含む)、座標データ、領域ラベル
データ等(以下、これらを属性データという)を入力し
て、これらを演算処理することによ#)%微抽出を行な
う従来の装置には、特開昭57−193853号公報に
記載のヒストグラム作成装置がある。これは@0”と′
1#の2値化された濃度データと、画像の水平方向(以
下、X方向という)及び垂直方向(以下、X方向という
)のアドレスから、画像の特徴の1つであるX及びX投
影ヒストグラムを抽出するものである。
投影ヒストグラムは、画像の濃度データの累積処理によ
り、ある座標軸上に2次元の画像を投影する処理である
。この時、X及びy座標軸上に投影処理を行ったものが
X及びX投影ヒストグラムである。これらの投影ヒスト
グラムは、画像という2次元の大規模なデータを、1次
元に変換することでデータ量の大幅な圧縮を行うことが
できるものである。このために、物体の形状、大きさ。
配置等を認識するのに必要な幅、長さ9面積9重心等の
特徴量を高速に抽出することが可能となり、視覚認識分
野においては幅広く活用されている。
前記した従来の装置は、テレビカメラから出力される画
像データを2値化して、この濃度データを入力しながら
順次X及びX方向の投影ヒストグラムを抽出するので、
ヒストグラム抽出時間が短縮できるという利点がある。
しかしながら、画像の投影ヒストグラムを抽出する方向
は、X及びy座標軸上に限定されており、任意方向へ回
転した座標軸上の投影ヒストグラムの抽出については同
等配慮されていない。
第2図に、従来の装置が抽出できるX及びX投影ヒスト
グラムの一例を示す。本従来例では、X投影ヒストグラ
ムの投影長L1が物体の幅、X投影ヒストグラムの投影
長L2が物体の長さに対応している。この様に、X及び
X投影ヒストグラムには、対象物である物体の特徴量を
抽出するのに有効な情報量が含まれておシ、シかもデー
タ量が小さいために、コンピュータ等から高速に特徴量
を算出することができる。しかしながら、X及びX投影
ヒストグラムが有効に活用できるのは、第2図の様に画
像の中の物体が傾いていない場合に限定される。つまシ
、第3図の様に、図中の物体が傾いて配置されている場
合のX及びX投影ヒストグラムによシ抽出される各投影
長Ll’及びL2’は、実際の物体の幅、長さには対応
しない。
従って、対象物が傾いて配置されている場合、すなわち
、任意方向に回転している場合には、X及びX投影ヒス
トグラムが抽出できないという問題が生じる。
通常、上記問題点を解決するには、任意方向へ回転した
座標軸上の投影ヒストグラムが用いられる。これを、第
4図を用いて説明する。
まず、第4図(a)で示す様にあらかじめ物体の傾き角
度θを抽出する。次に、X、y座標系をθ回転したX、
y座標系に変換する。セして画像の濃度データの読出し
を第4図(b)に示す様にX、y座標系に基づいて行い
、X、y座標軸上の投影ヒストグラムを抽出する。これ
によシ得られた投影ヒストグラムは、第2図のものと一
致し、物体の幅。
長さ等の特徴量が抽出できる。しかし、x、y座様系を
θ回転させて座標系を変換させるような座標系の線形変
換処理は、画像を一度メモリに記憶してからでないと実
現できない。従って、従来の装置の利点であるテレビカ
メラから画像が送出される速度で投影ヒストグラムを抽
出することは不可能である。
また、従来の装置には、上記の様な任意方向へ回転した
座標軸上の投影ヒストグラムの抽出機能が具備されてい
ないために、コンピュータのプログラム処理が必要とな
る。つまシ、第3図の様な傾いた物体を、プログラムに
よる線形変換処理を行い、第2図の様に傾きが無い画像
に変換する。
そして、変換された画像に対して前記したX及びy投影
ヒストグラムを抽出することで、任意方向の座標軸上の
投影ヒストグラムを抽出するものである。しかし、本手
法では、画像をメモリに記憶するという処理に加えて、
線形変換というプログラム処理が必要となり処理時間が
膨大となる。
通常、16ビツトの汎用マイクロコンピュータを用いて
このような線形変換処理を実現する場合の処理時間は、
数10秒から数分のオーダーとなり、実用的レベルでは
ない。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、対象物の画像の属性データ、例えば濃
度データ、座標データ、領域ラベルデータ等から視覚認
識に必要な各種の特徴量(物体の幅、長さ1面積等)を
高速に抽出することができる画像特徴抽出装置を提供す
るにある。
〔発明の概要〕
本発明は、対象物の画像の属性に従って属性データを生
成し供給する属性データ供給手段(例えば画像の濃度デ
ータを発生するITVカメラ、座標データを発生する座
標発生器等)からの属性データを、外部のシステムプロ
セッサの変換動作指定に基づいて変換する属性データ変
換器と、変換された変換属性データを入力して、対象物
の特徴量を抽出する画像特徴抽出器を設けた画像特徴抽
出装置であり、高速に特徴抽出がなし得るものでおる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
まず、一般的な画像処理装置の全体構成例を説明し、次
に実施例について詳細に説明する。
(1)画像処理装置の全体構成 一般的な画像処理装置の全体構成例を第5図を用いて説
明する。画像処理装置は、一般的に視覚認識に用いられ
、以下の様な機能が備っている。
■ 映像人力・・・テレビカメラ(以下、■TVと記す
)等から得られた認識対象画像のアナログ信号をディジ
タル信号に変換して、画像メモリに格納する。
■ 画像前処理・・・■で得られた画像を各種の画像処
理手法、例えばノイズ除去9翰郭抽出。
領域ラベル付は等を行ない、a!識しやすい両津に変換
する。
■ 特徴量抽出・・・■で得られた画像から認識対象物
が持つ固有の特徴量、例えば物体の面積。
周囲長9幅、長さ等を抽出する。
■ 認識・・・■で得られた特徴量に基づいて、対象物
の認識を行なう。
第5図に示す画像処理装置の構成において、■の映像入
力機能を実現するのが、I’TV510゜A/D変換変
換器74固1 画像メモリ550はITV510から得られた画像の記
憶の他に、前記■の画像前処理で得られた画像を一時記
憶する機能も持つ。また、D/A変換器750,CkL
T760によシ、記憶されている画像の表示を行うこと
も可能である。
■の画像前処理機能を実現するのが、画像処理プロセッ
サ700でおる。画像処理プロセッサ700には、各種
の演算器が含まれており、どの演算器を選ぶかは、認識
の対象,認識速度,認識アルゴリズム等に依存する。本
構成例では、ノイズ除去1輸郭抽出等を行う空間積和演
算器71O1独立した領域に通し番号つまシラベルの割
付は処理を行うラベル発生器560.物体の形状の特徴
、例えば端点,叉点,屈曲点等を抽出する幾何学的特徴
抽出器720が含まれている。
■の特徴量抽出機能は、画4JR特徴抽出器300□と
システムプロセッサ400により行われる。視覚認識に
おいて一般的に用いられる特徴量は、面積9周囲長9幅
,長さ等の画素の数え上げにょ9求まるものが基本とな
る。従って、画像特徴抽出器300は、画素の数え上げ
全基本機能とし、濃度頻度分布、投影ヒストグラム等を
抽出する。これらのヒストグラム類は、画像特徴抽出器
300に、濃度データ、座標データ、領域ラベルデータ
等の属性データを供給することにより抽出される。
これらの属性データを供給するのは、ITV510 。
画像メモリ5501画像処理プロセッサ700。
座標発生器520等であシこれらを総称して属性データ
供給手段と呼ぶ。第5図で示す様に、この属性データ供
給手段と、画像特徴抽出器300は、バス全弁してダイ
レクトに接続されている。ここで、画像特徴抽出器30
0で得られたヒストグラム類は、視覚認識で必要とさ扛
る最終形態の特徴音ではない。そこで、システムプロセ
ッサ400のプログラム処理で、ヒストグラムのデータ
編集を行い、その結果、最終的な特徴音を得る。
■の認識機能はシステムプロセッサ400のプログラム
処理で行われ、視覚認識の最終目的を達する。
以上が、一般的な画像処理装置の全体構成であるが、視
覚認識処理において、キーポイントである特徴量抽出を
行なう画像特徴抽出器の構成及び動作について以下説明
する。
(2)画像特徴抽出器の構成と動作 第6図に画像特徴抽出器300の構成を示す。
属性データバス201は、画像メモ1ハ画像処理プロセ
ッサからの濃度データ、座標データ、領域ラベルデータ
等の属性データを転送するためのものである。ヒストグ
ラムメモリ310は、画像特徴抽出処理によシ得られた
画像特徴を格納するRAMであり、少なくとも属性デー
タがとりうる値の数だけのエンドIJ−数を持つ。演算
器320はA入力とS入力との加算、減算、大小比較演
算。
累積演算(A+1)等の機能を持つものである。
マルチプレクサ340,350は画像の濃度データ、ア
ドレス等の複数の属性データから、所定の1つの属性デ
ータを選択するものである。ファンクションレジスタ3
30は、システムプロセッサのプログラム処理によシ任
意のデータの設定が可能なレジスタであり、マルチプレ
クサ340゜350の属性データの選択指定と、演算器
320の演算ファンクションの指定を行うものである。
プロセッサバス401は、システムプロセッサのプログ
ラム処理のデータを転送するものである。
次に、画像特徴抽出器300の動作を説明する。
まス、システムプロセッサよシプロセッサパス401を
介してファンクションレジスタ330にプログラム処理
でデータを設定する。これにより、画像特徴抽出器30
0の画像特徴抽出機能たとえば投影ヒストグラム、濃度
ヒストグラム等が指定される。
以上の指定終了後に画像特徴抽出処理が実行される。属
性データバス201にオンバスされている複数の属性デ
ータ群はマルチプレクサ340゜350で各々1つに選
択される。これは、マルチプレクサ340,35QのS
入力に接続されたファンクンヨ/レジスタ330からの
選択制御信号332.333の指令に基づいて行われる
。そして、マルチプレクサ340から出力される属性デ
ータはアドレスバス341を介してヒストグラムメモリ
310のアドレス人力ADRに入力される。
−万、マルチプレクサ350から出力される属性データ
はデータバス351を介して、演算器320のBデータ
入力に入力される。属性データをアドレス入力としたヒ
ストグラムメモリ310のDO比出力らは、読出しデー
タ(演算の経過データ)がメモリリードバス311を介
して演算器320のAデータ入力に入力される。演算器
320では、2つのデータ入力AとBとの演算が行われ
、Y出力から演算結果が出力される。そして、ヒストグ
ラムメモリ310のDI大入力接続されているメモリラ
イトバス321を介して演算結果が、ヒストグラムメモ
リ310に書込まれる。
上記処理を、第7図のタイムチャートを用いてわかシや
すく説明する。
属性データバス201上の属性データは、第7図に示す
通り1マシンサイクル(以下、IMCと記す)毎に変化
するものである。そして、このIMCの期間中に次の3
つの処理が行われる。
■ tACの期間に属性データIをアドレスとするヒス
トグラムメモリ310の読出し処理。
■ 1cムの期間に演算器320による■で読出された
データと、もう1つの属性データとの演算処理。
■ tw丁の期間に■の演算結果を、■と同一のアドレ
スとするヒストグラムメモリ320へ書込む書込み処理
以上の処理を、全画像の属性データに対して行なうこと
により、最終的に画像の特徴音がヒストグラムメモリ3
20に抽出される。
これまで述べたのが、画像特徴抽出器の構成と動作であ
るが、本発明は、この画像特徴抽出器にて特徴量を抽出
する前に、属性データ変換器にてあらかじめ変換をした
後、特徴量を抽出するものであり、以下本発明に係る画
像特徴抽出装置について説明する。
(3)画像特徴抽出装置の概要 本発明にかかる画像特徴抽出装置とは、第1図に示す様
に属性データ変換器と画像特徴抽出器からなる。そして
、属性データ供給手段500 (1゜2、・・・n)、
例えば画像の濃度データを格納している画像メモリ、画
像の位置情報である座標データを発生する座標発生器、
領域ラベルデータを発生するラベル発生器等(画像デー
タを取り込むITVカメラ等も含む)から発生した属性
データを、マイクロコンピュータ等のプログラム制御が
可能なシステムプロセッサ400のプログラム処理によ
シ、アらかじめ指定された変換動作に基づき属性データ
変換器200にて変換処理を行ない、変換処理された変
換属性データを前述した画像特徴抽出器300に転送し
て投影ヒストグラム、濃度ヒストグラム等の画像の特徴
量を高速に抽出するものである。
(4)画像特徴抽出装置の第1の実施例本発明にかかる
画像特徴抽出装置の第1の実施例を第8図〜第10因を
用いて説明する。
第1の実施例は、■TVカメラ、座標発生器等の属性デ
ータ供給手段から得られた画像の属性データ、すなわち
座標データに対して、回転、拡大。
縮小、平行移動等の線形変換処理(すなわち、アフィン
変換処理)を施すと同時に、アフィン変換された変換座
標データのヒストグラムを抽出する様にしたものである
。第1の実施例の構成、動作及び効果について、以下順
に説明する。
第8図に第1の実施例の構成図を示す。本実施例の画像
特徴抽出器[100H1属性データとして画像の座標デ
ータを入力して所定の変換処理を行う属性データ変換器
200と、前記した画像特徴抽出器300から構成され
ている。ここで画像特徴抽出器300が2個用いられて
いるのは、2次座標系の各成分の画像特徴(本実施例で
は、X投影ヒストグラム、X投影ヒストグラム)を同時
に抽出して、処理の高速化を図るためである。当然なが
ら処理の高速化よりは、ノ\−ドウエア物量の削減を目
的とするアプリケーションの場合には、画像特徴抽出器
300は1個でも良い。その場合は、1回めの処理はX
成分、2回めの処理はX成分という様に2回のテレビ走
査が必要となる。また、後述する属性データ変換器20
.0に設けられているXrY成分個別の座標変換器も、
同じ要領で、1個でも良い。
次に、属性データ変換器200の構成について説明する
。属性データ変換器200は、X座標変換器210と、
X座標変換器215及び遅延回路220から構成される
。属性データ変換器200に入力される属性データは、
画像の濃度データ及びテレビの走査と同じx、y座標デ
ータである。
これらの属性データは属性データ供給手段500から発
生される。この場合の属性データ供給手段500は、前
記x、y座標データ521、及び画像タイミング信号5
24を出力する座標発生器520、x、y座標データ5
21に基づいて画像の濃度データ511を発生するIT
Vカメラ510から構成されている。
属性データ変換器200に内蔵されているX座標変換器
210とX座標変換器215は、X、y座標データ52
1のそれぞれX成分座標データ522、 X成分座標デ
ータ523を受取υ、予めシステムプロセッサ400の
プログラム処理で与えられた線形変換のパラメータに基
づいて座標変換がなされ、その結果変換X座標データ2
11と変換y座標データ216を出力するものである。
また遅延回路220は、画像の濃度データ511を受取
って、X座標変換器210.)+座標変換器215の固
有の遅れ時間を補正して出力するシフトレジスタである
。これによフ、変換X座標データ211.変換y座標デ
ータ216と、遅延回路220から出力される遅延濃度
データ221の送出のタイミングが一致する。
次に、本実施例の動作について説明する。まず、属性デ
ータ変換器200に内蔵されているX座標変換器210
及びX座標変換器215の動作原理について説明する。
これらの変換器によるx+Y座標の線形変換の原理は以
下の式で表わされる。
まず一般の線形変換式を示す。
ここで(x、y)は変換後の座標系であ、C1A。
B、C,Dは、拡大1回転を示すパラメータで、A =
 M CO3θ、B = −M sinθ、C= M 
sinθ、D=Mcosθで表わされる。Mは拡大の倍
率、θは回転の角度である。また、E、Fは平行移動を
示すもの離である。
線形変換式が(1)式で表わされる時、変換されるx、
y座標系がテレビ走査と同じであるという特殊性から、
以下の式の様に簡単化される。まず、X方向に走査が進
む時の変換式は、以下の様に一般化される。
X  l+IT I  2 X I+ I  十 A 
               ””2)yl。l+ 
r =Y I+ j十C・・・(3)(’+ j=:Q
、 1.2・・・ )また、y71i向に走査が進む時
の変換式は、以下の様になる。
X l+1+l = Xi、 I + B      
  −(4)Y I + j◆、 = yl、、 +l
)        藏φ・(5)以上のことから、テレ
ビの走査において、x75向に1画素走査が進む場合の
X及びyは、(2)、(3)式より、1つ前の変換デー
タとパラメータA及びCとの加算処理により求めること
ができる。またy方向に1つ走査が進む場合、つまりラ
イン改行後のライン開始時のX及びyは、(4)、 (
5)弐によシ前ライン開始時の変換データとパラメータ
B及びDとの加算処理によシ求めることができる。ここ
で(2)〜G)式において、;=o、 j=oの変換デ
ータxQ lo l Y Or Oつま多画像開始点は
XQ 、O: A、X(1+B )’o + E   
 ・・・(6))’o、o = CXo + Dyo 
+ F      −(7)となる。(Xo+3’o)
はX、y座標系における画像開始点座標である。つまり
、(xOl yo  )が予めわかっている場合は、オ
フラインでXQ、Q。
Monoは(6)、 (7)式により算出することが出
来、この値と、同じくオフラインで予め算出されたパラ
メータA、B、C,Dとを前記属性データ変換器200
に与えて、(2)〜(5)式に基づいた演算を行うこと
により、テレビ走査の速度で送られてくるX。
y座標データに対して、同一速度で変換データX。
yを求めることが可能となる。
以上の原理に基づいた、X座標変換器210の構成を第
9図に示す。X座標変換器215に関しては、前記した
説明の通シ、入力されるパラメータの違いだけで、ハー
ドウェア構成は第9図のものと全く同一となるために、
ここでは省略する。
以下、X座標変換器210の構成と動作について説明す
る。
まず座標の線形変換によるパラメータ(x、y座標系に
おける画像の開始座標Xo、yo1回転角度θ2倍率M
、平行移動距離E、F)に基づいて、システムプロセッ
サ400にてオフラインで演算が行われ、その結果、前
記X。、。、yo、。。
A、B、C,Dが算出される。これらの値は、システム
プロセッサバス401を介して、X座標変換器210及
びX座標変換器215の内部レジスタにセットされる。
第9図に示すX座標変換器210の場合には、X0IG
はレジスタ235に、パラメータAはレジスタ270に
、パラメータBはレジスタ245にセットされる。X座
標変換器215の場合も、第9図に示す構成の同位置に
存在するレジスタに、それぞれ、Mono + Ct 
Dがセットされる。また、レジスタ295、及びレジス
タ225には、X、y座標系の画像の開始座標x(1及
びyoがそれぞれセットされる。
以上の処理がオフラインで実行された後、第8図の属性
データ供給手段500から画像の濃度データ511とと
もに、X、y座標データ521、及び画像タイミング信
号524が属性データ変換器200に送出される。この
場合、第8図に示すように、x+Y座標データ521は
、X成分、X成分と分けて送出されるわけではなく、、
Xl)’座標データ521は、X成分、X成分双方を含
んだまま、X座標変換器210、y座標変換器215に
送出される。そして、第9図のX座標変換器210に入
力されたX、y座標データ521のX成分座標データ5
22とX成分座標データ523は、それぞれコンパレー
タ290,230のS入力に入力される。コンパレータ
290では、A入力のレジスタ295にセットされてい
るXQO値と、S入力のX成分座標データ522とが比
較され、S入力がXQと一致した時だけライン開始信号
291t−送出する。このライン開始信号291は、画
像の各ラインの開始を示すものでるる。そして、マルチ
プレクサ265,280のS入力にライン開始信号29
1が入力される。マルチプレクサ265,280は、ラ
イン開始信号291が送出されている時だけA入力に入
力された信号を選択し、それ以外はS入力を選択するも
のである。
また、コンパレータ230では、A入力のレジスタ22
5にセットされているyoの値と、S入力のX成分座標
データ523とが比較され、S入力がyoと一致した時
だけフレーム開始信号231を送出する。このフレーム
開始信号291は、画像の1ラインめに送出される信号
で、画像の開始を示す。そしてマルチプレクサ240,
255のS入力に、フレーム開始信号291が接続され
る。
マルチプレクサ240,255は、フレーム開始信号2
31が送出されている時だけA入力に入力された信号を
選択し、それ以外はS入力を選択するものである。
以上の信号のタイムチャートを第10図に示す。
(a)はX成分座標データ522、■)はy成分座標デ
ータ523 、(e)はフレーム開始信号291 、(
h)はライン開始信号291である。
ここで、X成分座標データ522がXOs、X成分座標
データ523がyoである時の動作を説明する。
加算器2500A入力とマルチプレクサ255のA入力
には、マルチプレクサ240の出力であるX1選択信号
241が接続される。マルチプレクサ240では、A入
力のレジスタ235にセットされているx O,0を選
び、X1選択信号241となる。マルチプレクサ255
は、A入力のX1選択信号241を選択する。マルチプ
レクサ255の出力であるX2選択信号256となる。
そしてラッチ260に入力されたX2選択信号256つ
ま#)Xo+oが、ディスプレーイネーブル信号(以下
DSPENB信号と記す)525のエツジの立上シのタ
イミングで保持され、その結果、ラッチ出力信号261
が出力される。DSPENB信号525は、X、y座標
系における画像のラインを規定する信号で第8図の座標
発生器520から送出される画像タイミング信号524
に含まれる。また、後述する画素クロック信号(以下P
IXCK信号と記す)526も同様に、画像タイミング
信号524に含まれる。
以上の動作は、第10図(C)、 (e)、 (f)、
(ロ))に示される。(C)は、DSPENB信号52
5、(e)は前記したフレーム開始信号291 、(f
)は(e)のフレーム開始信号291が送出された時X
0IGであるX2選択信号256 、(g)は(0のX
2選択信号256のX0IOを次のラインの開始でラッ
チした時のラッチ出力信号261である。
ラッチ出力信号261は、マルチプレクサ265のA入
力に入力されると同時に、マルチプレクサ240のS入
力にフィードバックされる。画像の2ラインめ以後のマ
ルチプレクサ240はS入力を選択する。そして加算器
250では、A入力に入力されるマルチプレクサ240
のS入力であるX1選択信号241と、S入力に入力さ
れる線形変換パラメータBがセットされているレジスタ
245の出力、パラメータB信号246とが加算され、
マルチプレクサ255のS入力を経由してラッチ260
に保持される。画像の32インめ以後も同様に、ラッチ
260のラッチ出力信号261がライン毎にパラメータ
Bと加算される。ラッチ出力信号261は座標の線形変
換後の各ラインにおけるX成分の開始座標を示すもので
後述する処理で線形変換パラメータAとの加算が行われ
、順次画素単位の変換座標Xが得られる。
次に、ラッチ285の出力である最終的な変換座標X2
11が得られるまでの動作を説明する。
マルチプレクサ265,280のS入力に接続されてい
るライン開始信号291が送出されている時、つまシ、
x成分座標データ522がxOである時、XO,Oであ
るラッチ出力信号261は、マルチプレクサ265.マ
ルチプレクサ280のA入力を経由してランチ285で
保持される。この時ラッチ285では、前記したl’ 
IX CK信号526のエツジの立上シでトリガーがか
かるものである。
PIXCK信号526は画像の1画素を規定する信号で
オシ、第10図(山の様に示される。また、第xO図(
i)がマルチプレクサ280の出力であるX3選択信号
281 、 (j)が変換座標x211である。xoに
対する変換座標x211 Xo、oは図の様にl Li
neと1画素遅れた後にラッチ285から出力される。
次画素Xlに対する変換座標X211 xllGは、X
GIGがフィードバックされてマルチプレクサ265の
S入力を経由し、加算器275のA入力に入力される。
そして、ラッチ270にセットされている線形変換ノく
ラメータA271が加算器2750B入力に入力され加
算演算が行なわれる。加算器275の加算出力275(
ε””;”;)+ A)がマルチプレクサ280のS入
力を経由しランチ285にラッチされる。この様にして
、Xlに対するX 1 + Oの変換座標X211は”
O+o+にとなる。同様の処理によシ、変換座標X21
1はX0IO+ 2 AT xolO+ 3 A ・・
・となる。
また次ラインにおける変換座標X211は、Xo、。
+B、 xO+0 +B+A、xc)、6+B+2に−
・・となる。y成分における変換座標y216も、変換
座標x211と全く同様にして得られる。
属性データ変換器200では以上の処理により得られた
変換座標X211と変換座標y216を第8図で示す様
に、それぞれの画像特徴抽出器300に送出する。また
、属性データ変換器200に内蔵されている遅延回路2
20は、画像の濃度データ511を、1ラインと1画素
遅延させてX座標変換器210及びX座標変換器215
から送出される変換座標X211.変換座標y216と
タイミング合わせを行い、画像特徴抽出器300に送出
するものである。その時の遅延された画像の濃度データ
221と、変換座標X211を受取った画像特徴抽出器
300では、マ方向の投影ヒストグラムが抽出され、同
じく画像の濃度データ221と、変換座標7216を受
取った画像特徴抽出器300では、y方向の投影ヒスト
グラムが抽出される。
画像の属性データでおる座標データを第8図の画像特徴
抽出装置100の内部で線形変換するX座標変換器21
0及びX座標変換器215を設けた本実施例によれば、
属性データ供給手段例えばITV等で得られた画像を−
1画像メモリに格納するという処理が不要となり、直接
線形変換して、任意方向の投影ヒストグラムが高速に抽
出できるという効果がある。また、大容量の画像メモリ
が不要となるために、画像処理シスカム全体の小形化が
実現できるという効果もある。
(5)画像抽出装置の第2の実施何 次に、本発明の第2の実施例について説明する。
第2の実施例は属性データ供給手段である座標発生器か
ら得られた座標データに対して、予め設定された変換係
数に応じて座標値変換を行うと同時に、変換された座標
データを用いてヒストグラムを抽出する様にしたもので
あろう 以下、第2の実施例の構成、動作、及び効果について、
順に説明する。
第11図に第2の実施例の構成図を示す。本実施例の画
像特徴抽出装置100は、第1の実施例と同じく属性デ
ータとして画像の座標データを入力して所定の変換処理
を行う属性データ変換器200と、画像特徴抽出器30
0から構成されている。本属性データ変換器200の第
1の実施例のものとの違いは、座標値変換器610と座
標値変換器620から構成されており、何れのものも入
力される座標データの最大値と同じエントリーを持つル
ックアップテーブルとなっていることである。例えば、
画像の縦、横の大きさが256×256 (画素)の場
合の本ルックアップテーブルの最大エントリー数は25
6となる。
また、属性データ供給手段500から出力される画像の
濃度デーj1511に対して、閘値を与えて2値化処理
を行う、2値化回路650も属性データ変換器200に
含まれる1゜ システムプロセッサ400は、画像特徴抽出装置100
の全体制御を行うものであるが、特に属性データ変換器
200に内蔵されている2つのルックアップテーブル、
すなわち座標値変換器610及び座標値変換器620へ
の変換データを設定するものである。属性データ供給手
段500は、第1の実施例と同一構成のものである。
本実施例は、属性データ変換器200に内蔵されている
座標値変換器610及び座標値変換器620にプログラ
ム処理で予め設定した座標値変換データに基づいて、属
性データである画像の座標データを変換しながら、画像
特徴抽出器300で画像特徴抽出処理を行う様にしたも
のである。
座標値変換器610及び座標値変換器620に設定され
る座標値変換データの一例を第12図(b)。
(C)に示す。いま、属性データ供給手段500から供
給される画像の大きさは256X256(画素)とする
。申)が座標値変換器620 、(C)が座標値変換器
610に設定されている座標値変換データである。座標
値変換器620は、第11図に示す様にX成分座標デー
タ523が入力されており、(b)の座標値変換データ
が格納されている座標値変換器620でテーブルルック
アップ処理されると次の様な変換X成分座標データ62
1を出力する。
■ X成分座標データ523の値が0〜127の範囲で
ある時、変換X成分座標データ621はOとなる。
■ X成分座標データ523の値が128〜255の範
囲でおる時、変換X成分座標データ621は1となる。
従って、変換X成分座標データ621は1ピツトのビッ
ト幅で出力される。また、座標値変換器610は、第1
1図に示す様にX成分座標データ522が入力されてお
!!l)、(C)の座標値変換データが格納されている
座標値変換器610でテーブルルックアップ処理される
と次の様な変換X成分座標データ611を出力する。
■ X成分座標データ522の値が0〜63の範囲であ
る時、変換X成分座標データ611は0となる。
■ X成分座標データ522の値が64〜127の範囲
である時、変換X成分座標データ611は1となる。
■ X成分座標データ522の値が128〜191の範
囲である時、変換X成分座標データ611は2となる。
■ X成分座標データ522の値が192〜255の範
囲である時、変換X成分座標データ611は3となる。
従って、変換X成分座標データ611は、2ビツトのビ
ット幅で出力される。
以上の座標値変換処理は、画像のX成分の座標を2分割
、X成分の座標を4分割するものである。
その結果、第12図(d)に示す様に、画像が8つの領
域O〜7に分割される。各領域は、変換X成分座標デー
タ62101ビツトデータを22.変換X成分座標デー
タ61102ビツトデータをそれぞれ2°、21と重み
付けをし、それらを統合した3ビツトの変換座標データ
601によシ指定される。つまり、変換座標データ60
1の3ビツトが全てOである時、領域は0が指定され、
3ビツトが全て1である時、領域は7が指定される。
以上の属性データ変換器200の変換処理で得られた変
換座標データ601と、同じく属性データ変換器200
の2値化回路650から出力された2値画像データ65
1とが、画像特徴抽出器300に入力され、画像特徴抽
出処理が実行される。画像特徴抽出器300では、例え
ば、第6図に示すヒストグラムメモIJ 310のアド
レス人力ADRに変換座標データ601を、演算器32
0のB入力に2値画像データ651を、演算器320の
演算機能を加算(Y=A十B )と選んでおけば、第1
2図(a)で示す2値画像中の各物体毎の面積(2値画
像データ651の1の総和)が、(e)のヒストグラム
メモリ320のO〜7の各エントリ上に抽出される。
画像の座標データをルックアップテーブルによシ分割処
理を行った後、2値画像データの累積処理を行う様にし
た本実施例では、第12図(a)に示す様な複数の物体
が存在する画像、つまり画像の縦横それぞれ等分割され
た領域上の各々に物体が存在する場合の画像に対して、
各物体の個別の面積が、ITVから1フレームの画像が
送られてくる速度で高速に抽出できるという効果がある
この様な場合の従来の処理技術では、各領域に相当する
処理エリアを1つのウィンドーとして設定し、ウィンド
ー内での面積抽出を行い、ウィンドーを各領域上に移動
させて、個別の面積抽出を行う第1の方法と、処理対象
画像に対してまずラベル付け(個別領域に対する番号付
け)を行い、ラベル付けされた画像に対して濃度ヒスト
グラムを抽出することにより各濃度つまりラベル毎の頻
度を物体個別の面積とする第2の方法とがある。
第1の方法は、物体が存在する領域毎のウィンドー処理
であるために処理に要する時間が物体の個数に比例して
膨大になるという欠点があり、第2の方法は、ラベル付
けを行うための専用ハードウェアつまシ、ラベルという
属性データを発生させせるための属性データ供給源が新
たに必要となシバ−ドウエア物量が大きくなることと、
ラベル付けに要する時間の分だけ、速度が遅くなるとい
う欠点がある。
本実施例では、以上の2つの方法の欠点を取シ除くこと
が可能であり、処理時間だけを比較しても1/3以下に
削減できるという効果がある。
(6)画像特徴抽出装置の第3の実施何次に、本発明の
第3の実施例について説明する。
第3の実施例は、ITV、画像メモリ等の属性データ供
給手段から発生した画像の濃度データに対して、予め設
定された変換係数に応じて濃度値変換を行うと同時に、
変換された濃度データを用いてヒストグラムを抽出する
様にしたものである。
以下、第3の実施例の構成、動作、及び効果について、
順に説明する。
第13図に第3の実施例の構成図を示す。本実施例の画
像特徴抽出装置100は、属性データとして画像の濃度
データを所定の値に変換するための濃度データ変換器6
30と前記画像特徴抽出器300から構成されており、
これらの構成要素はシステムプロセッサ400によシ制
御される。また画像特徴抽出装置100に与える属性デ
ータ供給手段はITV510でl、ITV510からは
、画像の濃度データ511が出力される。
本実施例の属性データ変換部である濃度データ変換器6
30と、第1の実施例との違いは、変換対象の属性デー
タ及び変換方法である。本実施例では変換対象の属性デ
ータが、画像の濃度データでアシ、変換方法が、テーブ
ルルックアップ方式である。このために濃度データ変換
器630は、入力される濃度データの最大値と同じエン
トリーを持つルックアップテーブルとなっている。例え
ば、0から255の濃度データからなる画像が対象の場
合は、256のエントリーを持つルックアップテーブル
となる。
本実施例は、濃度データ変換器630にプログラム処理
で予め設定した濃度変換データに基づいて、属性データ
である画像の濃度データを変換しながら、画像特徴抽出
器300で濃度ヒストグラム等の画像特徴抽出処理を行
う様にしたものである。
濃度データ変換器630に設定される濃度変換データの
一例を第14図(b)に示す。本実施例では、濃度デー
タ変換器630に入力される画像の濃度データ511は
、0から255の値となっている。
例えば、第14図(a)に示す様なグレースケール画像
である。その時、濃度データ変換器630は、この濃度
データ511に対してテーブルルックアップ処理による
変換を行い次の様な変換濃度データ631全出力する。
■ 濃度データ511の値が0〜63の範囲である時、
変換濃度データ631はOとなる。
(分類I) ■ 濃度データ511の値が64〜127の範囲である
時、変換濃度データ631は1となる。(分類IN) ■ 濃度データ511の値が128〜191の範囲であ
る時、変換濃度データ631は2となる。(分類■) ■ 濃度データ511の値が192〜255の範囲であ
る時、変換濃度データ631は3となる。(分類■) 以上の濃度変換処理は、256階調の濃度データ511
を4つに分類したものである。画像特徴抽出器300で
は、前記変換濃度データ631を入力し、例えば濃度ヒ
ストグラムを抽出する。濃度ヒストグラムは、第6図に
示す画像特徴抽出器300のヒストグラムメモリ310
のアドレス人力ADRに変換濃度データ631を、演算
器320の演算機能を累積(Y=A+1)と選んでおけ
ば抽出される。その結果第14図(a)に示すグレース
ケール画像の256階調の濃度データが4つに分類され
、それぞれの分類された濃度データ毎の頻度が第14図
(C)に示す様にヒストグラムメモリ31004つのエ
ントリー上に抽出される。
画像の濃度データをルックアップテーブルによシ濃度変
換処理を行った後、濃度ヒストグラム等の画像特徴抽出
処理を行う様にした本実施例では、画像認識に必要な画
像特徴を高速に抽出できるという効果がある。例えば、
■TV等で得られた画像から直接濃度ヒストグラムを抽
出した後、画像の濃度データの分類を行い、画像特徴を
抽出する従来例では、濃度ヒストグラムが格納されてい
るヒストグラムメモリの各濃度毎のエントリーをシステ
ムプロセッサからのソフトウェア処理でデータ編集を行
う必要がある。例えば、得られた画像から高速に画像特
徴を抽出して、ロボット等の制御を行なうシステムでは
、画像情報からロボットの制御ができる情報にすばやく
、変換処理することが必要となるっ本実施例では、前記
したヒストグラムメモリのデータ編集を行うというソフ
トウェア処理が不要となるので、その分高速にロボット
制御が可能となる。
(7)  画像特徴抽出装置の第4の実施飼犬に、本発
明の第4の実施例について説明する。
第4の実施例は、属性データ供給手段の1つであるラベ
ル発生器から得られた領域ラベルデータに対して、予め
設定された変換係数に応じてラベル値変換を行うと同時
に、変換された領域ラベルデータを用いてヒストグラム
を抽出する様にしたものである。
以下、第4の実施例の構成、動作、及び効果について順
に説明する。
第15図に第4の実施例の構成図を示す。本実施例の画
像特徴抽出装置100は、属性データとして画像の領域
を示すラベルデータを所定の値に変換するためのラベル
変換器640と前記画像特徴抽出器300から構成され
ておシ、これらの構成要素はシステムプロセッサ400
によシ制御される。また画像特徴抽出装置100に与え
る属性データの供給手段はラベル発生器560である。
ラベル発生器560は、画像メモリ550に格納されて
いる画像をラベル付けの対象とするものである。
本実施例の属性データ変換部であるラベル変換器640
は、前記した第2,3の実施例と同じルックアップテー
ブル構成となっておシ、少なくともラベル発生器560
から発生されるラベルデータの最大値と同じエントリー
を持っている。
本実施例は、ラベル変換器640にプログラム処理で予
め設定したラベル変換データに基づいて、属性データで
ある画像のラベルデータを変換しながら、画像特徴抽出
器300でラベルデータ毎の累積処理を行う様にしたも
のである。
まず属性データ供給源であるラベル発生器560は、ラ
ベル付けの対象画像が格納されている画像メモリ550
から画像データ551を入力し、領域毎に番号付けつt
bラベルを割付ける処理を行う。第16図(a)にラベ
ル付けの処理例であるラベル画像を示す。ラベルデータ
0が画像の背景1〜7が物体、−1〜−5が穴に対して
割付けられたものである。これらのラベルデータにょシ
、第16図[有])に示す様に画像の構造が記述される
。物体■は、物体のラベルデータ1の中に2つの穴のラ
ベルデーター1と−4が存在していることがわかる。同
様に物体■、■に対しても穴の位置関係が示されるもの
である。ところで、この様なラベルデータは、同一のラ
ベル値毎の累積を行うことによ)、画像からの視覚認識
に有効な特徴量の一つである面積が抽出できる。例えば
物体Iのラベルデータ1の累積値が、物体の外側の面積
であシ、ラベルデーター1及び−4のそれぞれの累積値
が物体■に含まれる穴の面積である。しかし、これらの
ラベルデータ1.−1.−4を個別に累積をとっていた
のでは、視覚認識における別の重要な特徴量である物体
の総面積つ″1シ物体を構成している穴をも含む領域の
全ての面積の総和が同時に抽出できない。そこで、ラベ
ル変換器640に、予め第16図(C)で示す様なラベ
ル変換データを設定し、ラベル発生器560でラベルデ
ータ561が得られるのと同時に、ラベル変換器640
でラベル変換をし、変換されたラベルデ〜りつま逆変換
ラベルデータ641に対して画像特徴抽出器300が変
換ラベルデータ641毎の累積処理を行う様にする。
これによシ、画像特徴抽出器300内のヒストグラムメ
モリ310の3つのエントリー上に物体I、n、III
の総面積が同時に抽出される。これを、第16図(d)
に示す。
ラベル変換器640によるラベルデータの変換処理は以
下に示す通りである。
■ ラベルデータ561の値が、1.−1゜−4である
時、変換ラベルデータ641は1となる。(物体■のラ
ベルデータの統合)■ ラベルデータ561の値が、2
,3,5゜7、−2.−5である時、変換ラベルデータ
641は2となる。(物体■のラベルデータの統合) ■ ラベルデータ561の値が、4,6.−3である時
、変換ラベルデータ641は3となる。(物体■のラベ
ルデータの統合) また、以上の変換処理により得られた変換ラベルデータ
641の累積処理を行う画像特徴抽出器300では、前
記した第3の実施例の動作で述べた濃度ヒストグラム抽
出処理によシ行われる。画像の濃度データの変わりにラ
ベルデータを選択すれば良い。
画像のラベルデータをルックアップテーブルによりラベ
ル変換処理を行った後、ラベルデータ毎の累積処理を行
う様にした本実施例では、穴をも含む物体の総面積が高
速に抽出できるという効果がある。複数の物体、穴毎に
個別の面積抽出を行う従来方法では、物体の総面積抽出
を行う場合、システムプロセッサのソフトウェアによる
ヒストグラムメモリのデータ編集が必要となる。つまシ
、第15図(a)に示す様なラベル画像が得られた時、
物体Iの総面積は、ラベルデータ1.−1.−4のそれ
ぞれの累積値の総和を取るソフトウェア処理が必要とな
シ、物体■の場合は6種類ものラベルデータの累積値の
総和を取る処理が必要となる。
簡単な構造を持つ物体の総面積抽出の場合は、総和を取
るだめの加算回数は少ないが、複雑な構造を持つ物体の
場合、加算回数が膨大とな9、総面積抽出の処理時間も
、それに比例して膨大となる。
本実施例では、予めソフトウェア処理で所定のラベル変
換データを設定しておくだけで、画像のラベル付けをし
ながら、同時に1物体の総面積が抽出でき、画像による
視覚認識の高速化が実現できる。
(8)画像特徴抽出装置のその他の実施例その他の実施
例として、属性データ供給手段から得られる距離データ
に対して、予め設定された変換係数に応じて距離データ
の変換を行なうと同時に、変換された距離変換データを
用いて距離データの特徴を抽出することもできる。その
場合、属性データ変換器を、少なくとも画像の平面上の
距離を示す2次元距離データの最大値と同じエントリー
を持つルックアップテーブルとし、予めシステムプロセ
ッサのプログラム処理によシ前記ルックアップテーブル
に設定され′fc2次元距離値変換データに基づいて、
2次元距離データの変換処理全行なう。
更に、属性データとしての距離データは画像の立体的な
距離を示す3次元距離データを用いても、距離データの
変換処理を実現できる。
このように本発明にかかる属性データ変換器及び画像特
徴抽出器からなる画像特徴抽出装置は、認識対象物の属
性に従って画像の属性データから特徴を抽出する処理を
施す場合には、あらゆる場合に応用できる。
尚、以上説明してきた画像特徴抽出装置は、LSI化に
適したものであシ、Bi−0MO8等を用いて構成すれ
ば、変換処理時間の大幅短縮を図ることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、対象物の画像の属性を表わす濃度デー
タ、座標データ、領域ラベルデータ等の属性データを、
外部の変換動作指定により変換処理し得る属性データ変
換器と、変換された変換属性データから対象物の特徴量
を抽出する画像特徴抽出器を設けたことによシ、画像の
特徴抽出を高速に行なうことができる。
更に、画像の新たな特徴抽出を行なう際、それに適合す
る属性データ供給手段を新たに用意することなく、外部
の変換動作指定だけで対応できるため、属性データ供給
手段の負担を軽減し、画像の特徴抽出の高機能化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明にかかる画像特徴抽出装置のブロック
構成図、第2.3.4図は、従来の投影ヒストグラム抽
出の説明図、第5図は、画像処理装置の全体構成図、第
6図は、画像特徴抽出器の構成図、第7図は、画像特徴
抽出器の動作を示すタイムチャート図、第8図は、本発
明の第1の実施例を示す全体構成図、第9図は、本発明
の第1の実施例の属性データ変換器の構成図、第10図
は、本発明の第1の実施例の属性データ変換器の動作を
示す夕・イムチャート図、第11図は、本発明の第2の
実施例を示す全体構成図、第12図は、本発明の第2の
実施例の原理図、第13図は、本発明の第3の実施例を
示す全体構成図、第14図は、本発明の第3の実施例の
原理図、第15図は、本発明の第4の実施例を示す全体
構成図、第16図は、本発明の第4の実施例の原理図で
ある。 100・・・画像特徴抽出装置、200・・・属性デー
タ変換器、300・・・画像特徴抽出装置、400・・
・システムプロセッサ、31o・・・ヒストグラムメモ
リ、210・・・X座標変換器、215・・・X座標変
換器、610・・・座標値変換器1.620・・・座標
値変換器2.630・・・濃度データ変換器、64o・
・・ラベル変換器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、対象物の画像の属性を表わす属性データを生成し供
    給する属性データ供給手段から、該属性データを入力し
    該対象物の特徴量を抽出する画像特徴抽出装置において
    、外部からの変換動作指定に基づいて前記属性データの
    変換を行なう属性データ変換器と、該属性データ変換器
    からの変換属性データを入力し前記対象物の特徴量を抽
    出する画像特徴抽出器を設けたことを特徴とする画像特
    徴抽出装置。 2、特許請求の範囲第1項に記載した前記属性データ供
    給手段は、属性データとして座標データを供給し、前記
    属性データ変換器は、該座標データを外部から指定する
    線形変換パラメータに基づいて線形変換することを特徴
    とする画像特徴抽出装置。 3、特許請求の範囲第1項に記載した前記属性データ供
    給手段は、属性データとして座標データを供給し、前記
    属性データ変換器は、ルックアップテーブルで構成し、
    該座標データを外部から該ルックアップテーブルに指定
    された座標値変換データに基づいて座標値変換すること
    を特徴とする画像特徴抽出装置。 4、特許請求の範囲第1項に記載した前記属性データ供
    給手段は、属性データとして濃度データを供給し、前記
    属性データ変換器は、ルックアップテーブルで構成し、
    該濃度データを外部から該ルックアップテーブルに指定
    された濃度変換データに基づいて濃度変換することを特
    徴とする画像特徴抽出装置。 5、特許請求の範囲第1項に記載した前記属性データ供
    給手段は、属性データとして領域ラベルデータを供給し
    、前記属性データ変換器は、ルックアップテーブルで構
    成し、該領域ラベルベータを外部から該ルックアップテ
    ーブルに指定されたラベル値変換データに基づいてラベ
    ル値変換することを特徴とする画像特徴抽出装置。
JP3268485A 1985-02-22 1985-02-22 画像特徴抽出装置 Pending JPS61193004A (ja)

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