JPH0653950A - 周期信号生成方法及びその装置 - Google Patents
周期信号生成方法及びその装置Info
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- JPH0653950A JPH0653950A JP5130096A JP13009693A JPH0653950A JP H0653950 A JPH0653950 A JP H0653950A JP 5130096 A JP5130096 A JP 5130096A JP 13009693 A JP13009693 A JP 13009693A JP H0653950 A JPH0653950 A JP H0653950A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L7/00—Arrangements for synchronising receiver with transmitter
- H04L7/02—Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information
- H04L7/033—Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information using the transitions of the received signal to control the phase of the synchronising-signal-generating means, e.g. using a phase-locked loop
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K5/00—Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
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- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03L—AUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
- H03L7/00—Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
- H03L7/06—Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
- H03L7/08—Details of the phase-locked loop
- H03L7/0807—Details of the phase-locked loop concerning mainly a recovery circuit for the reference signal
-
- H—ELECTRICITY
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- H04L7/00—Arrangements for synchronising receiver with transmitter
- H04L7/02—Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information
- H04L7/027—Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information extracting the synchronising or clock signal from the received signal spectrum, e.g. by using a resonant or bandpass circuit
- H04L7/0276—Self-sustaining, e.g. by tuned delay line and a feedback path to a logical gate
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- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
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- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 入来信号と位相隣接関係にある周期信号(ク
ロック)を効率よく、正確且つ迅速に取り出すための周
期信号生成方法及び装置を提供する。 【構成】 周期間隔で状態が変化する入来信号403の
一部を、ゲート付きの第1の発振器405に供給して第
1の振動信号413を発生させ、この入力信号を補完す
る入来信号の残り部分を、インバータ407を経て、第
1の発振器にマッチするゲート付きの第2の発振器41
5に供給して第2の振動信号415を発生させ、これら
第1及び第2の発振信号出力をブール否定論理和ゲート
417に供給して入力信号に関して位相隣接関係にある
周期信号419を生成する。第1及び第2の発振信号の
周波数を入力信号の周波数に合わせることによって、ブ
ール否定論理和ゲートの出力として、入力信号に関して
位相隣接関係にある周期信号が得られる。
ロック)を効率よく、正確且つ迅速に取り出すための周
期信号生成方法及び装置を提供する。 【構成】 周期間隔で状態が変化する入来信号403の
一部を、ゲート付きの第1の発振器405に供給して第
1の振動信号413を発生させ、この入力信号を補完す
る入来信号の残り部分を、インバータ407を経て、第
1の発振器にマッチするゲート付きの第2の発振器41
5に供給して第2の振動信号415を発生させ、これら
第1及び第2の発振信号出力をブール否定論理和ゲート
417に供給して入力信号に関して位相隣接関係にある
周期信号419を生成する。第1及び第2の発振信号の
周波数を入力信号の周波数に合わせることによって、ブ
ール否定論理和ゲートの出力として、入力信号に関して
位相隣接関係にある周期信号が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、概略的にはアナログ及
びディジタルの回路に関し、詳しくは入力信号に関して
位相隣接関係にある周期信号(例えばクロック信号)を
発生させる回路に関する。
びディジタルの回路に関し、詳しくは入力信号に関して
位相隣接関係にある周期信号(例えばクロック信号)を
発生させる回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図1に示すような一般的な通信システム
は、情報搬送信号を送る送信装置101と、この信号の
伝送経路となる通信チャンネル103と、この信号を受
ける受信装置105とから構成される。これらの信号が
離散値(例えば、≦0.8V、及び≧3.5V)のみで
定義される場合、一般に「ディジタル信号」と称する。
これと対照的に、与えられた範囲内の値によって連続的
に定義される信号を「アナログ信号」と称する。
は、情報搬送信号を送る送信装置101と、この信号の
伝送経路となる通信チャンネル103と、この信号を受
ける受信装置105とから構成される。これらの信号が
離散値(例えば、≦0.8V、及び≧3.5V)のみで
定義される場合、一般に「ディジタル信号」と称する。
これと対照的に、与えられた範囲内の値によって連続的
に定義される信号を「アナログ信号」と称する。
【0003】通常、ディジタル信号は特定の順序で逐次
伝送される。すなわち、各信号は一定の時間量につい
て、正確に定義された時間間隔中に伝送される。この時
間間隔は一般にその送信装置について、当業者に「クロ
ック信号」として知られている電子メトロノームによっ
て定義される(クロック信号を以下、「クロック」とい
う)。クロックは一般に水晶発振器によって発生し、一
定周波数及び50%のデューティサイクルを有する電気
的な矩形波の形を取る。図2の201に、クロックの波
形例を示す。
伝送される。すなわち、各信号は一定の時間量につい
て、正確に定義された時間間隔中に伝送される。この時
間間隔は一般にその送信装置について、当業者に「クロ
ック信号」として知られている電子メトロノームによっ
て定義される(クロック信号を以下、「クロック」とい
う)。クロックは一般に水晶発振器によって発生し、一
定周波数及び50%のデューティサイクルを有する電気
的な矩形波の形を取る。図2の201に、クロックの波
形例を示す。
【0004】クロックの各サイクルの始まりと共に1つ
のクロック期間が終り且つ1つの信号の送信が終り、同
時に次のクロック期間が始まり且つ次の信号の送信が始
まる。図2の207に、情報搬送信号についての一般波
形の例を、時間軸に対して、又クロック201に関連し
て示す。
のクロック期間が終り且つ1つの信号の送信が終り、同
時に次のクロック期間が始まり且つ次の信号の送信が始
まる。図2の207に、情報搬送信号についての一般波
形の例を、時間軸に対して、又クロック201に関連し
て示す。
【0005】周知のように、キャパシタンス、インダク
タンス、及びその他の寄生効果があるため、情報搬送信
号は導線上で、定義された1つの値から別の値に瞬時に
変わることができない。したがって、この信号は移行期
間中不確定な値を取る。図2の213に、例示の波形2
07についての論理値「0」から論理値「1」への移行
期間を示す。
タンス、及びその他の寄生効果があるため、情報搬送信
号は導線上で、定義された1つの値から別の値に瞬時に
変わることができない。したがって、この信号は移行期
間中不確定な値を取る。図2の213に、例示の波形2
07についての論理値「0」から論理値「1」への移行
期間を示す。
【0006】受信装置が確実に入来信号を正しく解釈で
きるようにするには、受信装置が入来信号を読む動作
を、入来信号が安定したときにのみ行い移行段階では行
わないという選択的処理を行わなければならない。この
ためには、入来信号が何時安定していて何時安定してい
ないかを知る必要がある。これに対して、受信装置にも
入来信号に同期する電子メトロノームがあって、このメ
トロノームが「今読め、待て、今読め、待て、今読め、
待て...」というように命令を与えるような状態にあ
ると有利である。
きるようにするには、受信装置が入来信号を読む動作
を、入来信号が安定したときにのみ行い移行段階では行
わないという選択的処理を行わなければならない。この
ためには、入来信号が何時安定していて何時安定してい
ないかを知る必要がある。これに対して、受信装置にも
入来信号に同期する電子メトロノームがあって、このメ
トロノームが「今読め、待て、今読め、待て、今読め、
待て...」というように命令を与えるような状態にあ
ると有利である。
【0007】受信装置は一般に、送信装置のクロックの
周波数についての情報と、この周波数と同じ周波数のク
ロックとを有する。しかし、受信装置のクロックは入来
信号との間に位相についての関係がないので、入来信号
を読む助けになる同期メトロノームもないことになる。
入来信号に同期したクロックを発生させるには、受信装
置が「クロック取り出しシステム」(クロック・リカバ
リー・システム)を利用するようにすると有利である。
周波数についての情報と、この周波数と同じ周波数のク
ロックとを有する。しかし、受信装置のクロックは入来
信号との間に位相についての関係がないので、入来信号
を読む助けになる同期メトロノームもないことになる。
入来信号に同期したクロックを発生させるには、受信装
置が「クロック取り出しシステム」(クロック・リカバ
リー・システム)を利用するようにすると有利である。
【0008】入来信号の位相の識別、「取り出し」(リ
カバリー)は、クロック・リカバリー・システムによっ
て行われる。図3に、入来信号を正しく読んで、伝送情
報を抽出するために受信装置においてクロック・リカバ
リー・システムがどのように用いられるかを示す。導線
301上を入来した入来信号(又は単に入来信号30
1)は、クロック・リカバリー・システム311に供給
されて、導線313上に周期波形信号すなわち「取り出
された(リカバーされた)クロック」を発生させる。
カバリー)は、クロック・リカバリー・システムによっ
て行われる。図3に、入来信号を正しく読んで、伝送情
報を抽出するために受信装置においてクロック・リカバ
リー・システムがどのように用いられるかを示す。導線
301上を入来した入来信号(又は単に入来信号30
1)は、クロック・リカバリー・システム311に供給
されて、導線313上に周期波形信号すなわち「取り出
された(リカバーされた)クロック」を発生させる。
【0009】入来信号301は又、オプションとして遅
延装置303において遅延処理をされた上で出力され導
線305上をデータ抽出装置307に配分される。導線
313上の周期波形信号(又は単に周期波形信号31
3)と導線305上の信号(または単に信号305)と
はデータ抽出装置307において処理されて、導線30
9上に出力を発生させる。
延装置303において遅延処理をされた上で出力され導
線305上をデータ抽出装置307に配分される。導線
313上の周期波形信号(又は単に周期波形信号31
3)と導線305上の信号(または単に信号305)と
はデータ抽出装置307において処理されて、導線30
9上に出力を発生させる。
【0010】データ抽出装置307は、周知のマスター
・スレーブDフリップフロップのような簡単なものでよ
く、この場合、信号305がフリップフロップのD入力
端子に、周期波形信号313がフリップフロップのクロ
ック入力端子に、そして導線309上の出力(出力30
9)がフリップフロップのQ出力端子に、それぞれ接続
される。
・スレーブDフリップフロップのような簡単なものでよ
く、この場合、信号305がフリップフロップのD入力
端子に、周期波形信号313がフリップフロップのクロ
ック入力端子に、そして導線309上の出力(出力30
9)がフリップフロップのQ出力端子に、それぞれ接続
される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】クロック・リカバリー
技術としては現在少なくとも2種類の技術が知られてい
る。第1の技術においては、送信装置のクロックは、入
来信号を伝送するチャンネルに並行する通信チャンネル
上を受信装置に伝送される。これで受信装置は、送信装
置のクロックの位相から入来信号の位相を推定すること
ができる。しかしこの技術は別のハードウエア(すなわ
ち余分な通信チャンネル)の追加を必要とし、又送信さ
れたクロックと入来信号との間に位相ずれが生じやすい
という欠点がある。
技術としては現在少なくとも2種類の技術が知られてい
る。第1の技術においては、送信装置のクロックは、入
来信号を伝送するチャンネルに並行する通信チャンネル
上を受信装置に伝送される。これで受信装置は、送信装
置のクロックの位相から入来信号の位相を推定すること
ができる。しかしこの技術は別のハードウエア(すなわ
ち余分な通信チャンネル)の追加を必要とし、又送信さ
れたクロックと入来信号との間に位相ずれが生じやすい
という欠点がある。
【0012】これに対して、クロック・リカバリーの第
2の技術においては、入来信号がその位相の識別に必要
とされる情報を搬送していることに基づいて、入来信号
そのものから直接に入来信号の位相のリカバリーを行
う。入来信号の位相の直接リカバリーを行う技術として
は、少なくとも2つの技術が知られている。
2の技術においては、入来信号がその位相の識別に必要
とされる情報を搬送していることに基づいて、入来信号
そのものから直接に入来信号の位相のリカバリーを行
う。入来信号の位相の直接リカバリーを行う技術として
は、少なくとも2つの技術が知られている。
【0013】そのうち一方の技術は、開ループ形クロッ
ク・リカバリー・システムで、その代表例がドロスほか
(I.Dorros et al.)の論文「実験的2
24Mb/sディジタル中継器付き回線」(ベルシステ
ム技術ジャーナル、第45巻、第7号、993−104
3ページ(1966年9月)に述べられている。
ク・リカバリー・システムで、その代表例がドロスほか
(I.Dorros et al.)の論文「実験的2
24Mb/sディジタル中継器付き回線」(ベルシステ
ム技術ジャーナル、第45巻、第7号、993−104
3ページ(1966年9月)に述べられている。
【0014】開ループ形クロック・リカバリー・システ
ムは、高Q低バンドパスフィルタ(例えばSAWフィル
タ)を有するのが特徴であるが、高価な非集積構成部品
を一般的に必要とし、入来信号が定常状態に達するまで
に移行状態を数百回も経なければならず、又温度変化及
び経過時間の影響を受けやすいという欠点がある。
ムは、高Q低バンドパスフィルタ(例えばSAWフィル
タ)を有するのが特徴であるが、高価な非集積構成部品
を一般的に必要とし、入来信号が定常状態に達するまで
に移行状態を数百回も経なければならず、又温度変化及
び経過時間の影響を受けやすいという欠点がある。
【0015】入来信号の位相の直接リカバリーを行うも
う一方の技術は、閉ループ形クロック・リカバリー・シ
ステムで、その代表例がコーデルほか(R.R.Cor
dell et al.)の論文「50MHz位相及び
周波数固定ループ」(IEEE固体回路ジャーナル、第
SC−14巻、第6号、1003−1010ページ(1
979年12月)に述べられている。
う一方の技術は、閉ループ形クロック・リカバリー・シ
ステムで、その代表例がコーデルほか(R.R.Cor
dell et al.)の論文「50MHz位相及び
周波数固定ループ」(IEEE固体回路ジャーナル、第
SC−14巻、第6号、1003−1010ページ(1
979年12月)に述べられている。
【0016】閉ループ形クロック・リカバリー・システ
ムは、位相を入来信号の位相に固定(ロック)しようと
する位相固定ループを特徴とする。この閉ループ形シス
テムは、自己調整機能を有し(したがって温度の影響及
び時間効果が軽減される)又容易に集積構造とすること
ができるが一方、入来信号が定常状態に達するまでに移
行状態を数百回も経なければならないという欠点があ
る。
ムは、位相を入来信号の位相に固定(ロック)しようと
する位相固定ループを特徴とする。この閉ループ形シス
テムは、自己調整機能を有し(したがって温度の影響及
び時間効果が軽減される)又容易に集積構造とすること
ができるが一方、入来信号が定常状態に達するまでに移
行状態を数百回も経なければならないという欠点があ
る。
【0017】これらのクロック・リカバリー機構は音声
通信を搬送する信号については満足する結果が得られる
が、非音声情報を搬送する信号には不利である。
通信を搬送する信号については満足する結果が得られる
が、非音声情報を搬送する信号には不利である。
【0018】本発明の目的は、従来の方法及び装置に付
随するコストと制約との多くを回避できる信号位相リカ
バリー方法及び装置を提供することにあり、具体的に
は、単一の集積回路構造を採用するのに理想的であり且
つ、一般に、従来の技術による方法よりも速く「リカバ
ーされたクロック」を発生させる(すなわち入来信号の
位相をリカバーする)ことができるような信号位相リカ
バリー方法及び装置を提供することにある。
随するコストと制約との多くを回避できる信号位相リカ
バリー方法及び装置を提供することにあり、具体的に
は、単一の集積回路構造を採用するのに理想的であり且
つ、一般に、従来の技術による方法よりも速く「リカバ
ーされたクロック」を発生させる(すなわち入来信号の
位相をリカバーする)ことができるような信号位相リカ
バリー方法及び装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する方
法及び装置は、入来信号(入力信号)の一部をゲート付
きの第1の発振器に供給して第1の振動信号を発生さ
せ、この入力信号を補完する残り部分を、第1の発振器
にマッチするゲート付きの第2の発振器に供給して第2
の振動信号を発生させ、これら第1及び第2の発振信号
出力をブール否定論理和ゲートに供給して入力信号に関
して位相隣接関係にある周期信号を生成する方法及び装
置である。
法及び装置は、入来信号(入力信号)の一部をゲート付
きの第1の発振器に供給して第1の振動信号を発生さ
せ、この入力信号を補完する残り部分を、第1の発振器
にマッチするゲート付きの第2の発振器に供給して第2
の振動信号を発生させ、これら第1及び第2の発振信号
出力をブール否定論理和ゲートに供給して入力信号に関
して位相隣接関係にある周期信号を生成する方法及び装
置である。
【0020】第1及び第2の発振信号の周波数を入力信
号の周波数に合わせることによって、ブール否定論理和
ゲートの出力として、入力信号に関して位相隣接関係に
ある周期信号が得られる。
号の周波数に合わせることによって、ブール否定論理和
ゲートの出力として、入力信号に関して位相隣接関係に
ある周期信号が得られる。
【0021】
【実施例】1.定義 位相隣接関係:2つの周期波形が同一の周波数を有し且
つこれら波形の相対位相が与えられた範囲内に留まる場
合に、これら2つの周期波形は「位相隣接関係にある」
という。
つこれら波形の相対位相が与えられた範囲内に留まる場
合に、これら2つの周期波形は「位相隣接関係にある」
という。
【0022】2.ゲート付き発振器を用いた実施例:図
4に、本発明の一実施例のブロック図を示す。この実施
例としての周期波形発生装置は、導線403上を入来し
た入来信号(又は単に、入来信号403)を入力として
受け入れる。この入来信号403は、送信装置101
(図1)において既知の周波数のクロックによって定義
される周期間隔においてその状態が変化するような特性
を有する。一般的な入来信号を図7の701に示す。
4に、本発明の一実施例のブロック図を示す。この実施
例としての周期波形発生装置は、導線403上を入来し
た入来信号(又は単に、入来信号403)を入力として
受け入れる。この入来信号403は、送信装置101
(図1)において既知の周波数のクロックによって定義
される周期間隔においてその状態が変化するような特性
を有する。一般的な入来信号を図7の701に示す。
【0023】入来信号403は、ゲート付き発振器40
5のゲ−トに供給されるとともにインバータ407にも
供給される。ゲート付き発振器405の出力は導線41
3上をブール否定論理和ゲ−ト417に供給される。イ
ンバータ407の導線409への出力は、ゲート付き発
振器411のゲ−トに供給される。ゲート付き発振器4
11の導線415への出力もブール否定論理和ゲ−ト4
17に供給される。
5のゲ−トに供給されるとともにインバータ407にも
供給される。ゲート付き発振器405の出力は導線41
3上をブール否定論理和ゲ−ト417に供給される。イ
ンバータ407の導線409への出力は、ゲート付き発
振器411のゲ−トに供給される。ゲート付き発振器4
11の導線415への出力もブール否定論理和ゲ−ト4
17に供給される。
【0024】ブール否定論理和ゲ−ト417の導線41
9への出力は、周期波形信号(すなわちリカバーされた
クロック)で、受信装置が入来信号を適切に読むために
用いられる。入来信号の波形701に対応する一般的な
「リカバーされたクロック」を図7の717に示す。
9への出力は、周期波形信号(すなわちリカバーされた
クロック)で、受信装置が入来信号を適切に読むために
用いられる。入来信号の波形701に対応する一般的な
「リカバーされたクロック」を図7の717に示す。
【0025】図示の実施例の顕著な特徴は、1対のゲ−
ト付き発振器405、411を有することで、これらの
ゲ−ト付き発振器は各々、与えられた周波数(具体的に
は送信装置のクロックと同じ周波数)で振動信号を発生
させることができる。
ト付き発振器405、411を有することで、これらの
ゲ−ト付き発振器は各々、与えられた周波数(具体的に
は送信装置のクロックと同じ周波数)で振動信号を発生
させることができる。
【0026】利点として、これらのゲ−ト付き発振器は
各々、その入力電圧が第1のしきい値電圧より高いとき
には信号を出力せず、その入力電圧が第2のしきい値電
圧より低いときには周期波形を出力する。又別の利点と
して、これらのゲ−ト付き発振器は各々、その入力電圧
がこの第2のしきい値電圧より低くなるたびに、その振
動サイクル中の同じ箇所で発振を開始する。
各々、その入力電圧が第1のしきい値電圧より高いとき
には信号を出力せず、その入力電圧が第2のしきい値電
圧より低いときには周期波形を出力する。又別の利点と
して、これらのゲ−ト付き発振器は各々、その入力電圧
がこの第2のしきい値電圧より低くなるたびに、その振
動サイクル中の同じ箇所で発振を開始する。
【0027】ゲ−ト付き発振器の一例についての論理概
略図及びトランジスタの概略図を図5の505及び51
1並びに図6の605及び611にそれぞれ示す。図6
のトランジスタの概略図においてはCMOS技術が用い
られているが、回路をこれ以外の個別回路技術及び集積
回路技術両方又はいずれかを用いて構成する方法につい
ては、本技術分野の通常の当業者には容易に考えられる
ものであり、これは電気的又は光学的のいずれを問わな
い。
略図及びトランジスタの概略図を図5の505及び51
1並びに図6の605及び611にそれぞれ示す。図6
のトランジスタの概略図においてはCMOS技術が用い
られているが、回路をこれ以外の個別回路技術及び集積
回路技術両方又はいずれかを用いて構成する方法につい
ては、本技術分野の通常の当業者には容易に考えられる
ものであり、これは電気的又は光学的のいずれを問わな
い。
【0028】図4の実施例は、利点として、インバータ
407及びブール否定論理和ゲ−ト417を有する。イ
ンバータについての論理概略図及びトランジスタの概略
図を図5の507及び図6の607にそれぞれ示す。
又、ブール否定論理和ゲ−トについての論理概略図及び
トランジスタの概略図を図5の517及び図6の617
にそれぞれ示す。
407及びブール否定論理和ゲ−ト417を有する。イ
ンバータについての論理概略図及びトランジスタの概略
図を図5の507及び図6の607にそれぞれ示す。
又、ブール否定論理和ゲ−トについての論理概略図及び
トランジスタの概略図を図5の517及び図6の617
にそれぞれ示す。
【0029】図6のトランジスタの概略図においてはC
MOS技術が用いられているが、回路をこれ以外の個別
回路技術及び集積回路技術の両方又はいずれかを用いて
構成する方法については本技術分野の通常の当業者には
容易に考えられるものであり、これは電気的又は光学的
のいずれを問わない。
MOS技術が用いられているが、回路をこれ以外の個別
回路技術及び集積回路技術の両方又はいずれかを用いて
構成する方法については本技術分野の通常の当業者には
容易に考えられるものであり、これは電気的又は光学的
のいずれを問わない。
【0030】図4の回路は次のように作動する(図7も
参照)。回路の電源が入り、入来信号403の位相が変
ると、入来信号電圧が第1のしきい値電圧より高い場合
には、ゲ−ト付き発振器405は発振せず、平らな(ブ
ール論理値「0」)波形713を出力する。しかし、こ
のような状態においてゲ−ト付き発振器411は、位相
ゼロで発振を開始し波形709を出力する。
参照)。回路の電源が入り、入来信号403の位相が変
ると、入来信号電圧が第1のしきい値電圧より高い場合
には、ゲ−ト付き発振器405は発振せず、平らな(ブ
ール論理値「0」)波形713を出力する。しかし、こ
のような状態においてゲ−ト付き発振器411は、位相
ゼロで発振を開始し波形709を出力する。
【0031】図4の回路は、どの時点においてもゲ−ト
付き発振器405及び411のうちのどちらか一方だけ
が作動してパルスシーケンスを作り出すように構成され
ている。各発振器は又、その入力信号レベルが第1のし
きい値よりも上の値から第2のしきい値よりも下の値へ
変化した場合に、発振を終止する。逆に、各発振器の入
力レベルが第3のしきい値よりも下の値から第4のしき
い値よりも上の値へ変化した場合には、発振器は即座に
位相ゼロで発振を開始する。
付き発振器405及び411のうちのどちらか一方だけ
が作動してパルスシーケンスを作り出すように構成され
ている。各発振器は又、その入力信号レベルが第1のし
きい値よりも上の値から第2のしきい値よりも下の値へ
変化した場合に、発振を終止する。逆に、各発振器の入
力レベルが第3のしきい値よりも下の値から第4のしき
い値よりも上の値へ変化した場合には、発振器は即座に
位相ゼロで発振を開始する。
【0032】インバータ407があるため、どの時点に
おいてもゲ−ト付き発振器405及び411のうちのど
ちらか一方だけがその起動しきい値電圧より低い電圧の
入力信号を供給されるものと仮定する。
おいてもゲ−ト付き発振器405及び411のうちのど
ちらか一方だけがその起動しきい値電圧より低い電圧の
入力信号を供給されるものと仮定する。
【0033】回路の電源が入り、入来信号403の位相
が変わると、入来信号電圧が第2のしきい値電圧より低
い場合には、ゲ−ト付き発振器411がアイドル状態で
ある一方、ゲ−ト付き発振器405は位相ゼロで発振を
開始する(図7の709及び711をそれぞれ参照)。
入来信号403において、高い方から低い方へ、又は低
い方から高い方への電圧移行が発生すると、振動サイク
ル中の正確に同一点において一方の発振器がアイドル状
態になるとともに他方の発振器が発振を開始する。
が変わると、入来信号電圧が第2のしきい値電圧より低
い場合には、ゲ−ト付き発振器411がアイドル状態で
ある一方、ゲ−ト付き発振器405は位相ゼロで発振を
開始する(図7の709及び711をそれぞれ参照)。
入来信号403において、高い方から低い方へ、又は低
い方から高い方への電圧移行が発生すると、振動サイク
ル中の正確に同一点において一方の発振器がアイドル状
態になるとともに他方の発振器が発振を開始する。
【0034】図4に示すように、ゲ−ト付き発振器40
5及び411のそれぞれの出力はブール否定論理和ゲ−
ト417に供給される。そして、ブール否定論理和ゲ−
ト417の出力は、図7の717に示す周期波形とな
り、入来信号701(図7)からの抽出情報として用い
られる。尚、ブール否定論理和ゲ−ト417の代わりに
ブール否定論理積ゲ−ト等の他の論理素子を用いる手法
は、本技術分野の通常の当業者には容易に考えられるも
のである。
5及び411のそれぞれの出力はブール否定論理和ゲ−
ト417に供給される。そして、ブール否定論理和ゲ−
ト417の出力は、図7の717に示す周期波形とな
り、入来信号701(図7)からの抽出情報として用い
られる。尚、ブール否定論理和ゲ−ト417の代わりに
ブール否定論理積ゲ−ト等の他の論理素子を用いる手法
は、本技術分野の通常の当業者には容易に考えられるも
のである。
【0035】又、ここに説明した機能と同一の機能を行
う別の回路の設計手法についても、本技術分野の通常の
当業者には容易に考えられるものである。
う別の回路の設計手法についても、本技術分野の通常の
当業者には容易に考えられるものである。
【0036】3.間接周波数調整を用いた実施例:図8
は、上に述べた形式の発振器の周波数調整を行うための
手段を有する本発明の実施例を示すブロック図である。
この実施例としての周期波形発生装置は、導線803上
を入来した入来信号(又は単に、入来信号803)を入
力として受け入れる。この入来信号803は、送信装置
101(図1)において既知の周波数のクロックによっ
て定義される周期間隔でその状態が変化するような特性
を有する。
は、上に述べた形式の発振器の周波数調整を行うための
手段を有する本発明の実施例を示すブロック図である。
この実施例としての周期波形発生装置は、導線803上
を入来した入来信号(又は単に、入来信号803)を入
力として受け入れる。この入来信号803は、送信装置
101(図1)において既知の周波数のクロックによっ
て定義される周期間隔でその状態が変化するような特性
を有する。
【0037】実質上全ての点において、図8の実施例は
図4の実施例と同様に作動する。その上、図8の実施例
においては、位相固定ループ841を用いて間接的に周
波数調整を行う。
図4の実施例と同様に作動する。その上、図8の実施例
においては、位相固定ループ841を用いて間接的に周
波数調整を行う。
【0038】図8の実施例は、半導体メーカーが図4の
実施例をそのメーカーの許容寸法範囲以内に製作するこ
とが困難な場合に有利である。図8の実施例は、単一の
集積回路上に製作されるので、図4の実施例よりも製作
上の許容寸法範囲についての面倒が少ないという利点が
ある。
実施例をそのメーカーの許容寸法範囲以内に製作するこ
とが困難な場合に有利である。図8の実施例は、単一の
集積回路上に製作されるので、図4の実施例よりも製作
上の許容寸法範囲についての面倒が少ないという利点が
ある。
【0039】導線803上を入来した入来信号(又は単
に、入来信号803)は、ゲート付き可変周波数発振器
805(以下、可変発振器、と略称)のゲ−トとインバ
ータ807とに供給される。可変発振器805の出力は
導線813上をブール否定論理和ゲ−ト817に供給さ
れる。インバータ807の導線809への出力は、可変
発振器811のゲ−トに供給される。可変発振器811
の導線815への出力もブール否定論理和ゲ−ト817
に供給される。
に、入来信号803)は、ゲート付き可変周波数発振器
805(以下、可変発振器、と略称)のゲ−トとインバ
ータ807とに供給される。可変発振器805の出力は
導線813上をブール否定論理和ゲ−ト817に供給さ
れる。インバータ807の導線809への出力は、可変
発振器811のゲ−トに供給される。可変発振器811
の導線815への出力もブール否定論理和ゲ−ト817
に供給される。
【0040】ブール否定論理和ゲ−ト817の導線81
9への出力は、周期波形信号(すなわちリカバーされた
クロック)で、受信装置が入来信号を適切に読むために
用いられる。入来信号803に対応する一般的な「リカ
バーされたクロック」を図7の717に示す。
9への出力は、周期波形信号(すなわちリカバーされた
クロック)で、受信装置が入来信号を適切に読むために
用いられる。入来信号803に対応する一般的な「リカ
バーされたクロック」を図7の717に示す。
【0041】一般的な動作において、位相固定ループ8
41は、基準周期波形831を受けて、周波数調整信号
を導線830上で可変発振器805及び811のそれぞ
れの制御入力端子に送る。図8の実施例の位相固定ルー
プ841は、可変発振器823、カウンタ825(オプ
ション)、位相検出器827、及びループフィルタ82
9から構成される。位相固定ループの設計及び動作は、
本技術分野の当業者に周知である。
41は、基準周期波形831を受けて、周波数調整信号
を導線830上で可変発振器805及び811のそれぞ
れの制御入力端子に送る。図8の実施例の位相固定ルー
プ841は、可変発振器823、カウンタ825(オプ
ション)、位相検出器827、及びループフィルタ82
9から構成される。位相固定ループの設計及び動作は、
本技術分野の当業者に周知である。
【0042】図示の実施例の顕著な特徴は、3個組の可
変発振器805、811、及び823で、これらの可変
発振器は各々、与えられた周波数(具体的には送信装置
のクロックと同じ周波数)で振動信号を発生させるよう
に周波数を調整することができる。各可変発振器の制御
入力端子に供給された信号によって、その可変発振器が
発振すべき周波数が指示される。
変発振器805、811、及び823で、これらの可変
発振器は各々、与えられた周波数(具体的には送信装置
のクロックと同じ周波数)で振動信号を発生させるよう
に周波数を調整することができる。各可変発振器の制御
入力端子に供給された信号によって、その可変発振器が
発振すべき周波数が指示される。
【0043】利点として、これらの可変発振器は各々、
その入力電圧が第1のしきい値電圧より高いときには信
号を出力せず、その入力電圧が第2のしきい値電圧より
低いときには周期波形を出力する。又別の利点として、
これらの可変発振器は各々、その入力電圧がこの第2の
しきい値電圧より低くなるたびに、その振動サイクル中
の同じ箇所で発振を開始する。
その入力電圧が第1のしきい値電圧より高いときには信
号を出力せず、その入力電圧が第2のしきい値電圧より
低いときには周期波形を出力する。又別の利点として、
これらの可変発振器は各々、その入力電圧がこの第2の
しきい値電圧より低くなるたびに、その振動サイクル中
の同じ箇所で発振を開始する。
【0044】更に利点として、各可変発振器は、正確に
同一の電気的及び物理的特性を有するように構成されて
いる。可変発振器823のゲ−ト入力端子は、確実に連
続的発振ができるように接地されているので有利であ
る。
同一の電気的及び物理的特性を有するように構成されて
いる。可変発振器823のゲ−ト入力端子は、確実に連
続的発振ができるように接地されているので有利であ
る。
【0045】可変発振器についての論理概略図及びトラ
ンジスタの概略図を図9の901及び902にそれぞれ
示す。図9のトランジスタの概略図においてはCMOS
技術が用いられているが、回路をこれ以外の個別回路技
術及び集積回路技術両方又はいずれかを用いて構成する
方法については、本技術分野の通常の当業者には容易に
考えられるものであり、これは電気的又は光学的のいず
れを問わない。
ンジスタの概略図を図9の901及び902にそれぞれ
示す。図9のトランジスタの概略図においてはCMOS
技術が用いられているが、回路をこれ以外の個別回路技
術及び集積回路技術両方又はいずれかを用いて構成する
方法については、本技術分野の通常の当業者には容易に
考えられるものであり、これは電気的又は光学的のいず
れを問わない。
【0046】図8の符号827に示すような位相検出器
についての論理概略図及びトランジスタの概略図を図1
0の1001及び1003にそれぞれ示す。位相検出器
を、他の個別回路技術及び集積回路技術の両方又はいず
れかを用いて構成する方法については、本技術分野の通
常の当業者には容易に考えられるものであり、これは電
気的又は光学的のいずれを問わない。
についての論理概略図及びトランジスタの概略図を図1
0の1001及び1003にそれぞれ示す。位相検出器
を、他の個別回路技術及び集積回路技術の両方又はいず
れかを用いて構成する方法については、本技術分野の通
常の当業者には容易に考えられるものであり、これは電
気的又は光学的のいずれを問わない。
【0047】図8の符号829に示すようなループフィ
ルタについての概略図を図11に示す。ループフィルタ
は、可能な限り、信号の直流成分だけが減衰せずに通過
でき、直流を除く全ての周波数成分ができるだけ多く減
衰するように設計する必要がある。ループフィルタを、
他の個別回路技術及び集積回路技術の両方又はいずれか
を用いて構成する方法については、本技術分野の通常の
当業者には容易に考えられるものであり、これは電気的
又は光学的のいずれを問わない。
ルタについての概略図を図11に示す。ループフィルタ
は、可能な限り、信号の直流成分だけが減衰せずに通過
でき、直流を除く全ての周波数成分ができるだけ多く減
衰するように設計する必要がある。ループフィルタを、
他の個別回路技術及び集積回路技術の両方又はいずれか
を用いて構成する方法については、本技術分野の通常の
当業者には容易に考えられるものであり、これは電気的
又は光学的のいずれを問わない。
【0048】図8の実施例は、利点として、インバータ
807及びブール否定論理和ゲ−ト817を有する。イ
ンバータについての論理概略図及びトランジスタの概略
図を図5の507及び図6の607にそれぞれ示す。
又、ブール否定論理和ゲ−トについての論理概略図及び
トランジスタの概略図を図5の517及び図6の617
にそれぞれ示す。
807及びブール否定論理和ゲ−ト817を有する。イ
ンバータについての論理概略図及びトランジスタの概略
図を図5の507及び図6の607にそれぞれ示す。
又、ブール否定論理和ゲ−トについての論理概略図及び
トランジスタの概略図を図5の517及び図6の617
にそれぞれ示す。
【0049】図6のトランジスタの概略図においてはC
MOS技術が用いられているが、回路をこれ以外の個別
回路技術及び集積回路技術の両方又はいずれかを用いて
構成する方法については本技術分野の通常の当業者には
容易に考えられるものであり、これは電気的又は光学的
のいずれを問わない。又、ここに説明した機能と同一の
機能を行う別の回路の設計手法についても、本技術分野
の通常の当業者には容易に考えられるものである。
MOS技術が用いられているが、回路をこれ以外の個別
回路技術及び集積回路技術の両方又はいずれかを用いて
構成する方法については本技術分野の通常の当業者には
容易に考えられるものであり、これは電気的又は光学的
のいずれを問わない。又、ここに説明した機能と同一の
機能を行う別の回路の設計手法についても、本技術分野
の通常の当業者には容易に考えられるものである。
【0050】図8の回路において、位相固定ループ84
1は、可変発振器805及び811の発振周波数を調整
し、基準周期波形831によって定められる周波数で発
振が行われるようにする。尚、可変発振器805又は8
11から位相固定ループ841へのフィードバックはな
い。
1は、可変発振器805及び811の発振周波数を調整
し、基準周期波形831によって定められる周波数で発
振が行われるようにする。尚、可変発振器805又は8
11から位相固定ループ841へのフィードバックはな
い。
【0051】そして、位相固定ループ841は、位相固
定ループ841内の可変発振器823の動作に影響を与
える電気的及び物理的特性が可変発振器805及び81
1の動作に影響を与える電気的及び物理的特性と実質的
に同一であるとの仮定に基づいて、可変発振器805及
び811の発振周波数の調整を行う。したがって、可変
発振器805、811、及び823に実質的に同一の電
気的及び物理的特性(例えば、レイアウト、電圧等)を
持たせて単一集積回路上に製作すると有利である。
定ループ841内の可変発振器823の動作に影響を与
える電気的及び物理的特性が可変発振器805及び81
1の動作に影響を与える電気的及び物理的特性と実質的
に同一であるとの仮定に基づいて、可変発振器805及
び811の発振周波数の調整を行う。したがって、可変
発振器805、811、及び823に実質的に同一の電
気的及び物理的特性(例えば、レイアウト、電圧等)を
持たせて単一集積回路上に製作すると有利である。
【0052】図8の回路は次のように作動する。回路の
電源が入り、入来信号803の位相が変ると、入来信号
電圧が第1のしきい値電圧より高い場合には、可変発振
器805は発振せず、平らな(ブール論理値「0」)波
形713(図7)を出力する。しかし、このような状態
において可変発振器811は、位相ゼロで発振を開始し
波形709を出力する。
電源が入り、入来信号803の位相が変ると、入来信号
電圧が第1のしきい値電圧より高い場合には、可変発振
器805は発振せず、平らな(ブール論理値「0」)波
形713(図7)を出力する。しかし、このような状態
において可変発振器811は、位相ゼロで発振を開始し
波形709を出力する。
【0053】図8の回路は、どの時点においても可変発
振器805及び811のうちのどちらか一方だけが作動
してパルスシーケンスを作り出すように構成されてい
る。各可変発振器は又、その入力信号レベルが第1のし
きい値よりも上の値から第2のしきい値よりも下の値へ
変化した場合に、発振を終止する。逆に、各可変発振器
の入力レベルが第3のしきい値よりも下の値から第4の
しきい値よりも上の値へ変化した場合には、可変発振器
は即座に位相ゼロで発振を開始する。
振器805及び811のうちのどちらか一方だけが作動
してパルスシーケンスを作り出すように構成されてい
る。各可変発振器は又、その入力信号レベルが第1のし
きい値よりも上の値から第2のしきい値よりも下の値へ
変化した場合に、発振を終止する。逆に、各可変発振器
の入力レベルが第3のしきい値よりも下の値から第4の
しきい値よりも上の値へ変化した場合には、可変発振器
は即座に位相ゼロで発振を開始する。
【0054】インバータ807があるため、どの時点に
おいても可変発振器805及び811のうちのどちらか
一方だけがその起動しきい値電圧より低い電圧の入力信
号を供給されるものと仮定する。
おいても可変発振器805及び811のうちのどちらか
一方だけがその起動しきい値電圧より低い電圧の入力信
号を供給されるものと仮定する。
【0055】回路の電源が入り、入来信号803の位相
が変わると、入来信号電圧が第2のしきい値電圧より低
い場合には、可変発振器811がアイドル状態である一
方、可変発振器805は位相ゼロで発振を開始する(図
7の709及び711をそれぞれ参照)。入来信号80
3において、高い方から低い方へ、又は低い方から高い
方への電圧移行が発生すると、振動サイクル中の正確に
同一点において一方の発振器がアイドル状態になるとと
もに他方の発振器が発振を開始する。
が変わると、入来信号電圧が第2のしきい値電圧より低
い場合には、可変発振器811がアイドル状態である一
方、可変発振器805は位相ゼロで発振を開始する(図
7の709及び711をそれぞれ参照)。入来信号80
3において、高い方から低い方へ、又は低い方から高い
方への電圧移行が発生すると、振動サイクル中の正確に
同一点において一方の発振器がアイドル状態になるとと
もに他方の発振器が発振を開始する。
【0056】図8に示すように、可変発振器805及び
811のそれぞれの出力はブール否定論理和ゲ−ト81
7に供給される。そして、ブール否定論理和ゲ−ト81
7の出力は、図7の717に示す周期波形となり、入来
信号701(図7)からの抽出情報として用いられる。
尚、ブール否定論理和ゲ−ト817の代わりにブール否
定論理積ゲ−ト等の他の論理素子を用いる手法は、本技
術分野の通常の当業者には容易に考えられるものであ
る。
811のそれぞれの出力はブール否定論理和ゲ−ト81
7に供給される。そして、ブール否定論理和ゲ−ト81
7の出力は、図7の717に示す周期波形となり、入来
信号701(図7)からの抽出情報として用いられる。
尚、ブール否定論理和ゲ−ト817の代わりにブール否
定論理積ゲ−ト等の他の論理素子を用いる手法は、本技
術分野の通常の当業者には容易に考えられるものであ
る。
【0057】又、ここに説明した機能と同一の機能を行
う別の回路の設計手法についても、本技術分野の通常の
当業者には容易に考えられるものである。
う別の回路の設計手法についても、本技術分野の通常の
当業者には容易に考えられるものである。
【0058】4.直接周波数調整を用いた実施例:図1
2は、上に述べた形式の発振器の周波数調整を行うため
の手段を有する本発明の実施例を示すブロック図であ
る。この実施例としての周期波形発生装置は、導線12
03上を入来した入来信号(又は単に、入来信号120
3)を入力として受け入れる。この入来信号1203
は、送信装置101(図1)において既知の周波数のク
ロックによって定義される周期間隔においてその状態が
変化するような特性を有する。
2は、上に述べた形式の発振器の周波数調整を行うため
の手段を有する本発明の実施例を示すブロック図であ
る。この実施例としての周期波形発生装置は、導線12
03上を入来した入来信号(又は単に、入来信号120
3)を入力として受け入れる。この入来信号1203
は、送信装置101(図1)において既知の周波数のク
ロックによって定義される周期間隔においてその状態が
変化するような特性を有する。
【0059】実質上全ての点において、図12の実施例
は図4及び図8の実施例と同様に作動する。その上、図
12の実施例においては、ブール否定論理和ゲ−ト12
17から導線1219上に出力された「リカバーされた
クロック」1219を利用して、位相固定ループ124
1によって直接的に周波数調整を行う。
は図4及び図8の実施例と同様に作動する。その上、図
12の実施例においては、ブール否定論理和ゲ−ト12
17から導線1219上に出力された「リカバーされた
クロック」1219を利用して、位相固定ループ124
1によって直接的に周波数調整を行う。
【0060】図12の実施例は、半導体メーカーが図4
の実施例をそのメーカーの許容寸法範囲以内に製作する
ことが困難な場合に有利である。図12の実施例は、単
一の集積回路上に製作すると有利であるが、そうしなけ
ればならないということはない。
の実施例をそのメーカーの許容寸法範囲以内に製作する
ことが困難な場合に有利である。図12の実施例は、単
一の集積回路上に製作すると有利であるが、そうしなけ
ればならないということはない。
【0061】5.単一発振器を用いた実施例:図13
は、上に述べた形式の発振器の周波数調整を行うための
手段を有する本発明の実施例を示すブロック図である。
この実施例としての周期波形発生装置は、送信装置10
1(図1)において既知の周波数のクロックによって定
義される周期間隔においてその状態が変化するような特
性を有する入来信号を入力として受け入れる。
は、上に述べた形式の発振器の周波数調整を行うための
手段を有する本発明の実施例を示すブロック図である。
この実施例としての周期波形発生装置は、送信装置10
1(図1)において既知の周波数のクロックによって定
義される周期間隔においてその状態が変化するような特
性を有する入来信号を入力として受け入れる。
【0062】図13の実施例においては、エッジ検出器
1301及び1305並びにブール否定論理和ゲ−ト1
313を用いて、可変発振器1315の「オン」「オ
フ」交互切換を行う。図13の実施例は、可変発振器1
315の周波数を調整するための手段1321を組み込
んで製作でき、又特定の用途に左右されない。周波数調
整手段(例えば位相固定ループ)を利用することによっ
て、「リカバーされたクロック」の精度を改善できるの
で有利である。
1301及び1305並びにブール否定論理和ゲ−ト1
313を用いて、可変発振器1315の「オン」「オ
フ」交互切換を行う。図13の実施例は、可変発振器1
315の周波数を調整するための手段1321を組み込
んで製作でき、又特定の用途に左右されない。周波数調
整手段(例えば位相固定ループ)を利用することによっ
て、「リカバーされたクロック」の精度を改善できるの
で有利である。
【0063】6.単一発振器を用いた実施例:図14
は、上に述べた形式の発振器の周波数調整を行うための
手段を有する本発明の実施例を示すブロック図である。
この実施例としての周期波形発生装置は、送信装置10
1(図1)において既知の周波数のクロックによって定
義される周期間隔においてその状態が変化するような特
性を有する入来信号を入力として受け入れる。
は、上に述べた形式の発振器の周波数調整を行うための
手段を有する本発明の実施例を示すブロック図である。
この実施例としての周期波形発生装置は、送信装置10
1(図1)において既知の周波数のクロックによって定
義される周期間隔においてその状態が変化するような特
性を有する入来信号を入力として受け入れる。
【0064】図14の実施例においては、エッジ検出器
1403及び1405、ブール否定論理和ゲ−ト141
1、並びにワンショット装置1415を用いて、可変発
振器1419の「オン」「オフ」交互切換を行う。図1
4の実施例は、可変発振器1419の周波数を調整する
ための手段1423を組み込んで製作でき、又特定の用
途に左右されない。周波数調整手段(例えば位相固定ル
ープ)を利用することによって、「リカバーされたクロ
ック」の精度を改善できるので有利である。
1403及び1405、ブール否定論理和ゲ−ト141
1、並びにワンショット装置1415を用いて、可変発
振器1419の「オン」「オフ」交互切換を行う。図1
4の実施例は、可変発振器1419の周波数を調整する
ための手段1423を組み込んで製作でき、又特定の用
途に左右されない。周波数調整手段(例えば位相固定ル
ープ)を利用することによって、「リカバーされたクロ
ック」の精度を改善できるので有利である。
【0065】以上の説明は、本発明の一実施例に関する
もので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々
の変形例を考え得るが、それらはいずれも本発明の技術
的範囲に包含される。尚、特許請求の範囲に記載した参
照番号は発明の容易な理解のためで、その技術的範囲を
制限するよう解釈されるべきではない。
もので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々
の変形例を考え得るが、それらはいずれも本発明の技術
的範囲に包含される。尚、特許請求の範囲に記載した参
照番号は発明の容易な理解のためで、その技術的範囲を
制限するよう解釈されるべきではない。
【0066】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、複
数の発振器を組み合せて、又、可変発振周波数方式の発
振器を用いてクロック・リカバリー・システム回路を構
成したので、入来信号のクロックを従来技術に比べてよ
り効率よく、より正確且つ迅速に取り出すことができ
る。これによって、入来信号が搬送する信号をより適切
に抽出することが可能となる。又、単一の集積回路上に
クロック・リカバリー・システムをコンパクトに製作で
きるので、従来技術に比べてシステムの製造コストを顕
著に節減できる。
数の発振器を組み合せて、又、可変発振周波数方式の発
振器を用いてクロック・リカバリー・システム回路を構
成したので、入来信号のクロックを従来技術に比べてよ
り効率よく、より正確且つ迅速に取り出すことができ
る。これによって、入来信号が搬送する信号をより適切
に抽出することが可能となる。又、単一の集積回路上に
クロック・リカバリー・システムをコンパクトに製作で
きるので、従来技術に比べてシステムの製造コストを顕
著に節減できる。
【図1】通信システムのブロック図である。
【図2】従来技術によるディジタル通信システムに用い
られる一般的なクロック及びデータ信号を示す説明図で
ある。
られる一般的なクロック及びデータ信号を示す説明図で
ある。
【図3】従来技術によるクロック・リカバリー・システ
ムを組み込んだ受信装置のブロック図である。
ムを組み込んだ受信装置のブロック図である。
【図4】マッチした1対のゲート付き発振器を利用した
本発明の実施例を示すブロック図である。
本発明の実施例を示すブロック図である。
【図5】図4に示す実施例についての論理概略図の例で
ある。
ある。
【図6】図5に示す論理概略図に対応するトランジスタ
の概略図の例である。
の概略図の例である。
【図7】図4に示す実施例に付随する一般的なタイミン
グ説明図である。
グ説明図である。
【図8】間接周波数調整を利用した本発明の実施例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図9】図8の実施例の回路において有用なゲート付き
可変周波数発振器の一例についての論理概略図及びトラ
ンジスタ概略図である。
可変周波数発振器の一例についての論理概略図及びトラ
ンジスタ概略図である。
【図10】図8の実施例の回路において有用な位相検出
装置の一例についての論理概略図及びトランジスタ概略
図である。
装置の一例についての論理概略図及びトランジスタ概略
図である。
【図11】図8の実施例の回路において有用な従来技術
のループフィルタの一例についての論理概略図及びトラ
ンジスタ概略図である。
のループフィルタの一例についての論理概略図及びトラ
ンジスタ概略図である。
【図12】直接周波数調整を利用した本発明の実施例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図13】単一可変周波数発振器を利用した本発明の実
施例を示すブロック図である。
施例を示すブロック図である。
【図14】単一可変周波数発振器を利用した本発明の実
施例を示すブロック図である。
施例を示すブロック図である。
101 送信装置 103 通信チャンネル 105 受信装置 201 クロック 207 情報搬送信号についての一般的波形の例 211 安定期間 213 移行期間 307 データ抽出装置 311 クロック・リカバリー・システム 401 周期波形発生装置 405、411、505、511、605、611 ゲ
ート付き発振器 407、507、607、807 インバータ 417、517、617、817、1217、131
3、1411 ブール否定論理和ゲ−ト 805、811、823、1205、1215、131
5、1419 ゲート付き可変周波数発振器(可変発振
器) 825、1225 カウンタ(オプション) 827、1227 位相検出器 829、1229 ループフィルタ 831、1231 基準周期波形 841 位相固定ループ 1301、1305、1403、1405 エッジ検出
器 1321 周波数調整手段 1415 ワンショット装置
ート付き発振器 407、507、607、807 インバータ 417、517、617、817、1217、131
3、1411 ブール否定論理和ゲ−ト 805、811、823、1205、1215、131
5、1419 ゲート付き可変周波数発振器(可変発振
器) 825、1225 カウンタ(オプション) 827、1227 位相検出器 829、1229 ループフィルタ 831、1231 基準周期波形 841 位相固定ループ 1301、1305、1403、1405 エッジ検出
器 1321 周波数調整手段 1415 ワンショット装置
フロントページの続き (72)発明者 ミハイ バヌー アメリカ合衆国 07974 ニュージャージ ー マーレーヒル、フルフリアン ロード 22 (72)発明者 アルフレッド アール ダンロップ アメリカ合衆国 07974 ニュージャージ ー マーレーヒル、ハンタードン ブルヴ ァード 91
Claims (10)
- 【請求項1】 入力信号に関して位相隣接関係にある周
期信号の生成方法であって、 第1のしきい値より高い前記入力信号に対して作動し
て、第1の振動信号を発生させるステップと、 第1のしきい値より低い前記入力信号に対して作動し
て、第2の振動信号を発生させるステップと、 前記第1の振動信号と前記第2の振動信号とに基づいて
前記周期信号を発生させるステップと、 からなることを特徴とする、入力信号に関して位相隣接
関係にある周期信号の生成方法。 - 【請求項2】 前記方法において、 前記周期信号を発生させる前記ステップが、前記第1の
振動信号と前記第2の振動信号とのブール否定論理和を
形成するステップからなる、 ことを特徴とする請求項1の方法。 - 【請求項3】 前記方法において、 前記周期信号を発生させる前記ステップが、前記第1の
振動信号と前記第2の振動信号とのブール否定論理積を
形成するステップからなる、 ことを特徴とする請求項1の方法。 - 【請求項4】 前記方法が更に、 基準周期波形の周波数に一致するように前記第1の振動
信号の周波数と前記第2の振動信号の周波数とを調整す
るステップからなる、 ことを特徴とする請求項1の方法。 - 【請求項5】 前記方法において、 前記第1の振動信号の周波数と前記第2の振動信号の周
波数とを調整するために位相固定ループを用いる、 ことを特徴とする請求項4の方法。 - 【請求項6】 入力信号に関して位相隣接関係にある周
期信号を生成するための装置であって、 第1のしきい値より高い前記入力信号に対して作動し
て、第1の振動信号を発生させるための手段(405)
と、 第1のしきい値より低い前記入力信号に対して作動し
て、第2の振動信号を発生させるための手段(411)
と、 前記第1の振動信号と前記第2の振動信号とに基づいて
前記周期信号を発生させるための手段(417)と、 からなることを特徴とする、入力信号に関して位相隣接
関係にある周期信号を生成するための装置。 - 【請求項7】 前記装置において、 前記周期信号を発生させるための前記手段がブール否定
論理和ゲート(417)からなる、 ことを特徴とする請求項6の装置。 - 【請求項8】 前記装置において、 前記周期信号を発生させるための前記手段がブール否定
論理積ゲートからなることを特徴とする請求項6の装
置。 - 【請求項9】 前記装置が更に、 基準周期波形の周波数に一致するように前記第1の振動
信号の周波数と前記第2の振動信号の周波数とを調整す
るための手段(841)からなる、 ことを特徴とする請求項6の装置。 - 【請求項10】 前記装置が更に、 基準周期波形の周波数に一致するように前記第1の振動
信号の周波数と前記第2の振動信号の周波数とを調整す
るための位相固定ループ(841)からなる、ことを特
徴とする請求項6の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/880,428 US5237290A (en) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | Method and apparatus for clock recovery |
US880428 | 1992-05-08 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0653950A true JPH0653950A (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=25376264
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5130096A Pending JPH0653950A (ja) | 1992-05-08 | 1993-05-07 | 周期信号生成方法及びその装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5237290A (ja) |
EP (1) | EP0569179A3 (ja) |
JP (1) | JPH0653950A (ja) |
KR (1) | KR930022718A (ja) |
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US6850580B1 (en) | 1999-06-21 | 2005-02-01 | Sharp Kabushiki Kaisha | Bit synchronizing circuit |
US7016441B1 (en) | 1999-06-15 | 2006-03-21 | Sharp Kabushiki Kaisha | Bit synchronizing circuit |
US7302026B2 (en) | 2002-09-10 | 2007-11-27 | Nec Corporation | Clock recovery circuit and electronic device using a clock recovery circuit |
US7359461B2 (en) | 2002-09-18 | 2008-04-15 | Electronics And Telecommunications Research Institute | Apparatus and method for recovering clock signal from burst mode signal |
JP2008211742A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-11 | Yokogawa Electric Corp | クロック再生装置 |
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- 1993-04-27 KR KR1019930007058A patent/KR930022718A/ko not_active Application Discontinuation
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