JPH0653844A - 状態評価量記憶装置 - Google Patents

状態評価量記憶装置

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JPH0653844A
JPH0653844A JP3127960A JP12796091A JPH0653844A JP H0653844 A JPH0653844 A JP H0653844A JP 3127960 A JP3127960 A JP 3127960A JP 12796091 A JP12796091 A JP 12796091A JP H0653844 A JPH0653844 A JP H0653844A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】遅延素子を分割して状態評価量を順次記録し、
順次読み出す。 【構成】第1,2遅延器SR0,SR1には、第3,4
の切替器SW3,SW4の切り替えにて現状態評価量の
以前状態が記憶され、第3,4遅延器SR2,SR3に
は現状態評価量が記憶される。第5,6切替器SW5,
SW6は、第1,2,3,4遅延器SR0,SR1,S
R2,SR3の出力側に配置され、初期状態では第1,
2遅延器SR0,SR1の出力信号が加算比較選択部3
00に以前状態評価量として入力される。第7,8,
9,10切替器SW7,SW8,SW9,SW10は、
第1,2,3,4遅延器SR0,SR1,SR2,SR
3にデータ移動のためのクロツク信号を供給するもの
で、初期状態で第1,2遅延器SR0,SR1に基本状
態評価量計算クロツクを供給してデータ移動を実施す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は状態評価量記憶装置に関
し、特にデイジタル伝送チヤネル上で発生するエラー訂
正を行なうビータビ(Viterbi ) 復号器における状態評
価量記憶部を分割再構成する状態評価量記憶装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ビータビ復号器はたたみこみ符号(Conv
olutinal code )で符号化されたデータを確度(Maximu
m Likelihood)復号技法を採用したバイタビアルゴリズ
ムで復号する装置である。このビータビ復号器は、あら
かじめ決定された復号器の符号順序と受信されたデータ
の符号順序を比較して、最も近接した符号順序の経路を
選択し、この選択された経路から送信された符号を復号
する。
【0003】たたみこみ符号を復号する種々の方法の
内、バイタビ方式を使用した復号器は復号能力が大きい
ので、伝送路の伝送品質が低下したり伝送される信号の
大きさが厳密に制限された通信機器に使用されている。
図3に示すように、ビータビ復号器は、通常入力バツフ
ア100、枝路評価量計算部200、加算比較選択部3
00、状態評価量記憶部400、経路追跡論理部50
0、経路記憶部600、そして主クロツク発生部700
より構成される。
【0004】一般に、入力バツフア100は受信機(不
図示)と復号器との間に接続され、入力端を通じて受信
されたデータを伝達する役割を果たし、この受信データ
を受ける枝路評価量計算部200は、復号器で出力され
る符号順序によるデータと受信されたデータとの近似度
を計算する。加算比較選択部300は、枝路評価量計算
部200で計算された枝路評価量と状態評価量記憶部4
00に記憶された以前状態の評価量を加算し、比較し
て、送信された符号順序と最も近接した経路を選択す
る。このように加算比較選択部300で選択された状態
評価量Smは状態評価量記憶部400に記憶され、選択
された経路は経路追跡論理部500を通じて経路記憶部
600に記憶される。この経路追跡論理部500は、経
路記憶部600で経路情報を追跡して送信符号器の送信
データと最も近接した経路を捜し出して復号されたデー
タを出力端に出力する。
【0005】また、主クロツク発生部700は入力クロ
ツク信号CLOCKを受けて主クロツク信号MCLOC
Kを各構成部に伝送する。図4は、上述のビータビ復号
器における加算比較選択部300と状態評価量記憶部4
00の詳細構成図である。同図において、加算比較選択
部300を構成する加算器310、320は、枝路評価
量計算部200から伝送される枝路の評価量Bmi,B
m(i+1)と状態評価量記憶部400の状態評価量記
憶素子410から伝送される以前状態評価量[Sm
(a),Sm(b)]をそれぞれ加算し、その出力信号
を比較器330と選択器340に伝送する。このとき、
比較器330は加算器310,320からそれぞれ出力
される信号を受けて比較し、その比較の結果発生する信
号を選択器340に伝送する。
【0006】選択器340は、比較器330からの比較
信号を受け、加算器310,320から伝送される信号
の内、状態評価量の小さいものを選択して新たな状態評
価量[Sm(c)]にし、これを状態評価量記憶部40
0に記憶させる。このとき記憶場所指定部420は、状
態評価量記憶素子410にアドレスを伝送して記憶場所
を指定する。
【0007】そこで、図5に従つて上記ビータビ復号器
の動作を説明する。符号比R=1/2、拘束場K=3で
あるたたみこみ符号で符号化された信号を復号する場合
の格子状態図を示すと図5のようになり、復号時点jの
変化に応じて図5の格子状態図は反復される。枝路評価
量計算部200で出力される状態評価量Smの総状態数
は2K-1 で計算されるので、図5に示すような拘束場K
=3での総状態数は4個になる。このとき、現復号時点
がj+1であれば、各状態は下記に示す式(1)〜
(4)にて計算される。
【0008】 Sm(j+1)0=MIN[Smj0+Bm0,Smj1+Bm1]…(1) Sm(j+1)1=MIN[Smj2+Bm2,Smj3+Bm3]…(2) Sm(j+1)2=MIN[Smj0+Bm1,Smj1+Bm0]…(3) Sm(j+1)3=MIN[Smj2+Bm3,Smj3+Bm2]…(4) 上記式(1)〜(4)のように、現復号時点j+1の状
態評価量Smを全て計算して記憶素子410に記憶する
ためには、以前状態の復号時点jに対する状態評価量m
をそれぞれ2回ずつ判読すべきである。結局、図4の記
憶場所指定部420が必要になり、状態評価量記憶素子
410の記憶アドレスを判読し、記録する間、それぞれ
別の場所を指定するようにしなければならない。
【0009】一方、復号処理速度は一般に状態評価量計
算速度により左右されるが、加算比較選択部300の計
算速度より状態評価量記憶部400で各状態評価量Sm
を判読し記録する時間がより多く必要になり、処理速度
に制限を与える。これは加算比較選択部300の場合、
論理回路の遅延のみが発生するが、状態評価量記憶部4
00では、加算比較選択部300での各判読、及び記録
動作の記憶アドレス指定のため、論理回路の動作時、上
記式(1)〜(4)のような複雑な順序で指定するので
遅延時間が多く発生し、状態評価量記憶素子410でデ
ータを記録し判読するアクセス時間を必要とするからで
ある。
【0010】
【発明が解決しようとしている課題】高速データ復号処
理を行なうためには、アクセス時間が速い状態評価量記
憶素子410及び記憶場所指定部420を有する状態評
価量記憶部400と、加算比較選択器300を複数個並
列で設置し、同時に計算する方法を使用すべきである。
従つて、上述のようなビータビ復号器は生産コストが高
くなり、回路が複雑になるという問題がある。
【0011】本発明の目的は、アクセス時間を最小に
し、記憶場所指定部を不要とする高速データ処理が可能
な状態評価量記憶装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明は、入力バツフアと枝路評価量計算手段と加
算比較選択手段と状態評価量記憶手段と経路追跡論理手
段と経路記憶手段及び主クロツク発生手段を備える状態
評価量記憶装置において、前記状態評価量記憶手段が前
記加算比較選択手段から伝送される現状態評価量の以前
状態を記憶するようにする第1の遅延手段と、前記加算
比較選択手段から伝送される現状態評価量を記憶するよ
うにする第2の遅延手段と、次入力データが入力される
時点で、前記第1の遅延手段が現状態評価量を記憶する
ように切り替える第1の切替手段と、次入力データが入
力される時点で、前記第2の遅延手段が以前状態の状態
評価量を記憶するように切り替える第2の切替手段と、
次入力データが入力される時点変化に応じて以前状態評
価量として使われる前記第1の遅延手段、及び第2の遅
延手段の出力を前記加算比較選択手段の入力端に伝送す
るよう切り替える第3の切替手段と、前記第1の遅延手
段、及び第2の遅延手段における状態評価量計算のため
の基本周期クロツクを順次に供給するよう切り替える第
4の切替手段とを備える。
【0013】
【作用】上記構成にて、遅延素子を分割して状態評価量
を順次記録し、順次読み出すよう機能する。
【0014】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明を詳細に
説明する。図1は、本発明の実施例に係る状態評価量記
憶装置の詳細構成図である。同図において、本発明の実
施例である状態評価量記憶装置は、符号比R=1/2、
拘束場K=3の場合の構成を示す。尚、これらK及びR
の値を変更する場合、遅延器での遅延長と切替器の個数
をK及びRにより規則的に変化させればよいので、ここ
ではそれを省略する。
【0015】第1,2,3,4遅延器SR0,SR1,
SR2,SR3は、加算比較選択部300から伝送され
る状態評価量を記憶するための記憶手段として使用さ
れ、各遅延器の総遅延可能長が、一復号時点で可能な状
態数S=2K-1 を、符号比に応じて各状態に入力される
枝路の個数B=2n-1 で除した値(S/B、ここでは
2)で設定されるように構成される。このとき、符号比
はR=k/n(n=出力ビツト数,k=情報ビツト数)
である。
【0016】第1,2,3,4切替器SW1,SW2,
SW3,SW4は、第1,2,3,4遅延器SR0,S
R1,SR2,SR3の入力側に設置され、初期状態で
はA側に設定されることにより、第1,2遅延器SR
0,SR1では自らの出力信号が再入力され、第3,4
遅延器SR2,SR3では加算比較選択部300の出力
信号が入力される。また、第5,6切替器SW5,SW
6は、第1,2,3,4遅延器SR0,SR1,SR
2,SR3の出力側に配置され、初期状態では第1,2
遅延器SR0,SR1の出力信号が加算比較選択部30
0に以前状態評価量として入力される。
【0017】第7,8,9,10切替器SW7,SW
8,SW9,SW10は、第1,2,3,4遅延器SR
0,SR1,SR2,SR3にデータ移動のためのクロ
ツク信号を供給するもので、初期状態で第1,2遅延器
SR0,SR1に基本状態評価量計算クロツク(INP
UT CLOCK)を供給してデータ移動を実施し、第
3,4遅延器SR2,SR3には、主クロツクを枝路の
個数Bにて分割したクロツク信号M/2 CLOCKと
M/2 CLOCKの論理反転クロツクを主クロツクの
周期に同期させて順次供給するように構成される。
【0018】このとき、全ての切替器には、一復号時点
で総ての状態評価量が計算され、次の復号時点に転換さ
れれば、即ち、受信機から次のデータが入力されれば、
次の切替位置A→B,B→Aに転換されるよう調節信号
CTLが印加される。上述の構成を有する本発明の実施
例を図1,図2,図5を参照して説明する。一般に、拘
束場K=3であるバイタビ復号器では2K-1 =4個の状
態を計算すべきなので、説明の便宜のために、主クロツ
ク(MAIN CLOCK)の一周期毎に1個の状態評
価量Smを計算すると仮定すれば、図2のように入力さ
れるデータクロツク信号と位相が一致した4倍の周期を
有する主クロツクが必要である。図2でのM/2クロツ
ク信号は、分割記憶動作のために主クロツクを各状態数
に合流する枝路の個数Bで除したものである。ここでは
B=2なので、主クロツクを2分周する。
【0019】図1に示す全ての切替器の位置を調節する
調節信号CTLは、入力クロツク信号(INPUT C
LOCK)を2分周したもので、これが“ハイ”レベル
にある場合、切替器はA位置に転換され、“ロー”レベ
ルの場合にはB位置に転換するものとし、入力データが
入力される時点ではA位置にあるよう設定する。従つ
て、ある時点j+1で全ての切替器がA位置にあれば、
図5に示すように、符号比がR=1/2の場合、現在い
ずれか一時点での状態評価量計算のために2個の以前状
態評価量が必要なので、第1,2遅延器SR0,SR1
は以前状態の時点jで記憶された状態評価量Smを加算
比較選択部300に提供し、現時点j+1の状態評価量
Smを計算すると共に、再び自らの遅延器にも入力し記
憶する。このような場合、図5に示したようにSmj
0,Smj1はSm(j+1)0の計算にも必要であ
り、Sm(j+1)2 の計算にも必要である。
【0020】加算比較選択部300で計算された現時点
j+1での状態評価量Smは、第3,4遅延器SR2,
SR3に記憶されるが、クロツク信号は、主クロツクが
各状態に合流する枝路の個数Bにより分割され、主クロ
ツクの周期に合わせて順次入力されるので、符号比がR
=1/2の場合はB=2なので、Sm0,Sm2の値は
第3遅延器SR2に、Sm1,Sm3は第4遅延器SR
3にそれぞれ入力される。このように計算された状態評
価量値を分割して記憶するのは、次の時点になれば元の
時点の状態評価量が以前状態評価量になり、これが加算
比較選択部300に供給されるときは、Sm0,Sm1
が同時に、Sm2,Sm3が同時に主クロツクの一周期
の間供給されるべきという理由による。
【0021】一方、現時点の全ての状態評価量計算が終
了後の時点j+2での計算時には、切替器の位置を全て
B側に転換する。従つて、時点j+1に記憶された第
3,4遅延器SR2,SR3の状態評価量値が以前状態
評価量になり、主クロツクに合わせて2個ずつ加算比較
選択部300に入力され、計算された評価量は第1,2
遅延器SR0,SR1順次分割記録される等、上記の動
作を反復する。
【0022】尚、第1,2遅延器SR0,SR1に記憶
された状態にある時点jでの評価量は、j+2時点では
不要なので、j+2時点で計算された状態評価量を第
1,2遅延器SR0,SR1に記録しても構わない。主
クロツクの第1周期の間では、第1,2遅延器SR0,
SR1に記憶された以前状態評価量Sm0 0,Sm0
が加算比較選択部300に供給されると共に、自らの遅
延器出力信号を第1,2切替器SW1,SW2を通じて
それぞれ再入力する。このとき計算されたSm1 0評価
量は、M/2クロツクが“ハイ”状態にある間、第3遅
延器SR2に記憶される。
【0023】主クロツクの第2周期の間には、第1,2
遅延器SR0,SR1でそれぞれSm0 2,Sm0 3を
出力し、加算比較選択部300で計算された状態評価量
Sm 1 1は、M/2クロツクの間記憶が許容される第4
遅延器SR3に記憶される。また、主クロツクの第3周
期の間には、主クロツクの第1周期の間に第1,2遅延
器SR0,SR1の出力信号を再び帰還させた出力信号
であるSm0 0,Sm1 1を再度出力し、それを加算比
較選択部300に供給して他の枝路評価量Bmにより新
たな状態評価量Sm1 2を計算し、第3遅延器SR2に
記憶する。
【0024】そして、主クロツクの第4周期の間には、
主クロツクの第2周期の間に第1,2遅延器SR0,S
R1の出力信号を再び帰還させた信号Sm0 2,Sm0
3が出力され、加算比較選択部300での計算による新
たな状態評価量Sm1 3が第4遅延器SR3に記憶され
る。このように主クロツク4周期にて、現時点の全ての
状態評価量計算が終了する。データ2(DATA2)が
入力バツフア100を通じて入力されれば切替器SW
3,SW4はB側に転換され、データ1(DATA1)
が入力されたときに計算された状態評価量が以前状態評
価量になり、遅延器SR2,SR3に記憶された値が加
算比較選択部300に供給される。また、計算された評
価量Sm2 0,Sm2 1,Sm2 2,Sm2 3は、デー
タ1時点での動作と同様、4周期の間遅延器SR0,S
R1にそれぞれ記憶される。そして、データ3が入力さ
れれば、再び切替器SW3,SW4がA側に転換され、
データ1時点と同様の動作が繰り返される。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
遅延素子を分割して状態評価量を順次記録し、それを順
次読み出すように構成することで、基本状態計算クロツ
クに依存するようになつて遅延時間が短縮されるのみな
らず、高速データ処理が可能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る状態評価量記憶装置の詳
細構成図、
【図2】実施例に係る符号比R=1/2、拘束場K=3
の状態評価量記憶装置の動作波形を示す図、
【図3】通常のビータビ復号器の構成を示す図、
【図4】通常のビータビ復号器における加算比較選択部
と状態評価量記憶部の詳細構成図、
【図5】符号比R=1/2、拘束場K=3の場合の格子
状態図である。
【符号の説明】
100 入力バツフア 200 枝路評価量計算部 300 加算比較選択部 400 状態評価量記憶部 500 経路追跡論理部 700 主クロツク発生部 SR0〜SR3 遅延器 SW1〜SW10 切替器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力バツフアと枝路評価量計算手段と加
    算比較選択手段と状態評価量記憶手段と経路追跡論理手
    段と経路記憶手段及び主クロツク発生手段を備える状態
    評価量記憶装置において、 前記状態評価量記憶手段が前記加算比較選択手段から伝
    送される現状態評価量の以前状態を記憶するようにする
    第1の遅延手段と、 前記加算比較選択手段から伝送される現状態評価量を記
    憶するようにする第2の遅延手段と、 次入力データが入力される時点で、前記第1の遅延手段
    が現状態評価量を記憶するように切り替える第1の切替
    手段と、 次入力データが入力される時点で、前記第2の遅延手段
    が以前状態の状態評価量を記憶するように切り替える第
    2の切替手段と、 次入力データが入力される時点変化に応じて以前状態評
    価量として使われる前記第1の遅延手段、及び第2の遅
    延手段の出力を前記加算比較選択手段の入力端に伝送す
    るよう切り替える第3の切替手段と、 前記第1の遅延手段、及び第2の遅延手段における状態
    評価量計算のための基本周期クロツクを順次に供給する
    よう切り替える第4の切替手段とを備えることを特徴と
    する状態評価量記憶装置。
  2. 【請求項2】 第1の遅延手段、及び第2の遅延手段に
    おける遅延長を、いずれか一時点で計算すべき総状態数
    (S=2K-1 )を一状態に達する枝路の個数(B=2
    n-1 )て除した値(S/B)にて設定することを特徴と
    する請求項1に記載の状態評価量記憶装置。
  3. 【請求項3】 第1の遅延手段、及び第2の遅延手段の
    総個数を、いずれか一時点で一状態に達する枝路の個数
    の2倍で設定し、該設定値を以前状態評価量及び現状態
    評価量の計算にて使用することを特徴とする請求項1に
    記載の状態評価量記憶装置。
  4. 【請求項4】 第4の切替手段にて第1の遅延手段、及
    び第2の遅延手段に供給される状態評価量計算のための
    クロツクは、基本周期クロツクを枝路個数で除した後、
    該クロツクの周期に応じて順次供給し、該状態評価量は
    該第1の遅延手段、及び第2の遅延手段に分割して記憶
    されることを特徴とする請求項1に記載の状態評価量記
    憶装置。
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