JPH065306B2 - プツシユボタン装置 - Google Patents

プツシユボタン装置

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JPH065306B2
JPH065306B2 JP2295587A JP29558790A JPH065306B2 JP H065306 B2 JPH065306 B2 JP H065306B2 JP 2295587 A JP2295587 A JP 2295587A JP 29558790 A JP29558790 A JP 29558790A JP H065306 B2 JPH065306 B2 JP H065306B2
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button head
button
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push
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ダニエル・ヴイルト
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MANYUFUAKUCHUURU JEGAA RU KUURUTORU SA
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    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B3/00Normal winding of clockworks by hand or mechanically; Winding up several mainsprings or driving weights simultaneously
    • G04B3/04Rigidly-mounted keys, knobs or crowns
    • G04B3/048Operation exclusively by axial movement of a push-button, e.g. for chronographs

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、時計、特に腕時計の制御部材を操作するため
のプッシュボタン装置であって、時計ケースから半径方
向に突き出るボタンヘッドを備えており、該ボタンヘッ
ドはそれ自体の軸方向に可動に配置されていて、このボ
タンヘッドに操作ロッドが設けられており、該操作ロッ
ドは前記ボタンヘッドによって時計ケースの切欠を通っ
て操作ロッドの時方向で時計ケース内部に移動可能であ
って、該操作ロッドによって前記制御部材が操作され、
ボタンヘッドと操作ロッドとが時計ケース外部に向かっ
てばね付勢されている形式のものに関する。
〔従来の技術〕
このような形式のプッシュボタン装置においては、時計
の制御部材を確実に操作するためには、操作ロッドが、
十分長い移動行程を有して時計ケース内部内に侵入し、
しかも十分に大きいが大すぎない力で制御部材を付勢す
るようになっていなければならない。この条件が満たさ
れないと、制御行程が不完全に解除されてしまったり、
制御部材が損傷を破ったりすることになる。
〔発明の課題〕
そこで本発明の課題は、制御部材の操作が確実かつ正確
に得られるようなプッシュボタン装置を提供することで
ある。
〔課題を解決するための手段〕
この課題を解決した本発明によれば、ボタンヘッドと操
作ヘッドとがばね力に抗して軸方向に互いに相対的に移
動可能であって、ボタンヘッドが時計ケースから最も遠
い位置にある時に操作ロッドが時計ケースに固定された
錠止部材によってロックされ、ボタンヘッドが時計ケー
スに最も近い位置にある時に錠止部材がボタンヘッドに
よって、操作ロッドのロックを解除する位置に移動せし
められるようになっている。
〔作用及び効果〕
本発明の構成によれば、ボタンヘッドを押した時でも、
ボタンヘッドが時計ケース内部へ向かって移動せしめら
れてその移動運動の終わり近くに達するまで、操作ロッ
ドはその出発位置に止どまる。それと同時に、プッシュ
ボタンと操作ロッドとが互いにテレスコープ式に入り込
み運動することによって所定のばね力が形成される。プ
ッシュボタンの移動運動が終わりが近くに達すると、操
作ロッドのロックは解除される。すると操作ロッドは所
定のばね力で制御部材に向かって付勢される。プッシュ
ボタンは操作ロッドを開放するために所定だけ最小に移
動しなければならないので、操作ロッドも、制御部材の
操作が確実に得られる程度だけ時計ケース内部内に移動
する。
ばね力によってプッシュボタンと操作ロッドとが互いに
離れる方向に移動するのを制限するために、プッシュボ
タンと操作ロッドとが互いに軸方向で離れる移動運動は
ストッパによって制限されている。
また、ボタンヘッドが、時計ケース内部に向かって開放
する開口を備えた鉢状に構成されていて、ケース内部に
向けられた操作ロッドの端部が前記開口を通ってボタン
ヘッド内に突入しており、一端部がボタンヘッドで支え
られていて、他端部が操作ロッドに支えられている引っ
張りばねが、ボタンヘッドの円筒形の内周壁と操作ロッ
ドの円筒形の外周壁との間に形成された環状室内に配置
されていることによって、全体の構造を小さくすること
ができる。この場合、前記操作ロッドが半径方向に突出
する環状付加部を有していて、該環状付加部で引っ張り
ばねの一端部が支えられている。
プッシュボタンと操作ロッドとの互いに離れる方向の運
動を制限するために、操作ロッドが半径方向に突出する
環状付加部を有しており、該環状付加部に、ボタンヘッ
ドの半径方向内側へ突出する環状ストッパが、ボタンヘ
ッドの開口範囲で係止している。この係止作用及び引っ
張りばねの支持作用は、同一の環状付加部によって得ら
れる。
ボタンヘッドが円筒形の周壁範囲で戻しばねによって取
り囲まれており、該戻しばねの一端部が時計ケースで支
えられていて、他端部がボタンヘッドで支えられていれ
ば、小さい構造スペース内に収まる構造が得られる。
時計ケース内部の範囲に向けられた、操作ロッドの端部
に、半径方向に延びる環状溝が形成されていて、該環状
溝内に錠止カムがばね弾性的に係止可能であることによ
って、操作ロッドはロックされる。この場合に、錠止カ
ムが、ばねアームの自由な一端部に設けられていて、該
ばねアームの他端部が、時計ケースに対してほぼ半径方
向に延びていて時計ケースに固定されており、該ばねア
ーム操作ロッドに対して可動に錠止カムを付勢していれ
ば、構成部材の少ない構成が得られる。
確実かつ対称的なロックを得るために、多数のばねアー
ムが操作ロッドの周囲に一様に分配して配置されている
と有利である。
操作ロッドを係止解除するために、ばねアームが傾斜部
分を有しており、該傾斜部分が、時計ケース内部に向か
って操作ロッドの軸線に対して傾斜されていて、該操作
ロッドに対して、ボタンヘッドが時計ケース内部へ向か
って移動する際にボタンヘッドのストッパが当てつけら
れ、錠止コムがばねアームのばね力に抗して環状溝から
出るようになっている。この場合、付加的なコストを必
要とすることなしに、ボタンヘッドのストッパは、ボタ
ンヘッドの鉢状の部分の開口範囲によって形成される。
ボタンヘッドと操作ロッドとの間に配置された引っ張り
ばねのプレロードを十分に高いものにするために、前記
ストッパは、ボタンヘッドの時計ケース内部へ向かう方
向に移動する行程の第2部分で、傾斜部分に当接せしめ
られるようになっている。
プッシュボタン装置の内部範囲にゴミが入らないように
するために、ボタンヘッドは、このボタンヘッドの鉢状
の範囲を間隔を保って取り囲んで環状室を形成するスリ
ーブ状の環状つばを備えており、前記環状室の、時計ケ
ース側が閉鎖されていて、この時計ケース側で時計ケー
スに固定された環状つばがテレスコープ式に環状式室内
に侵入するか、若しくはテレスコープ式にボタンヘッド
の環状室を取り囲んでいる。
ゴミが入らないようにするためにさらに、一方の環状つ
ばが、他方の環状つば側に向けられた円筒形の外周面
で、周方向に延びる環状溝を有しており、該環状溝内に
シールリングが嵌め込まれている。
ボタンヘッドを操作する際の、ボタンヘッドの最大移動
運動を確定するために、ボタンヘッドに、時計ケースに
向かう軸方向運動を制限するストッパが配置されてい
て、該ストッパは、ボタンヘッドが時計ケース内部方向
へ向かって運動せしめられると、時計ケースに突き当た
るようになっている。
前記ストッパが調節可能であって、制御部材の操作を可
能にする一方の位置から、制御部の操作を阻止する他方
の位置へ調節せしめられるようになっていれば、プッシ
ュボタン装置が不意に操作されることは阻止され得る。
このために、前記ストッパがこのストッパの軸方向で、
特に同軸的にねじを備えていて、該ねじが、回動不能な
ボタンヘッド若しくは時計ケースに形成されたねじに捩
込まれるようになっている。
製造を小さくすると共に操作を容易にするために、前記
ストッパがリューズナットであって、該リューズナット
が、プッシュボタンの円筒形外周面に形成されたねじに
捩込まれていて、このねじの、時計ケース側に向けられ
た端面が時計ケースに突き当たるストッパ面を形成して
いる。
プッシュボタンが、制御部材の操作を可能にする位置
で、リューズナットのねじ孔内に完全に捩込まれるよう
になっていれば、時計ケースから突き出る、プッシュボ
タン装置の長さは、容易に操作するために必要な程度の
長さに制限される。
プッシュボタンの、時計ケース側に向けられた端部が、
リューズナットのねじよりも時計ケースに向かって長く
延びていれば、この端部は、操作ロッドの最大調節を可
能にする位置を規定すると共に、リューズナットをこれ
がプッシュボタンからはずれないように保持する。
リューズナットを回す時に、プッシュボタンがリューズ
ナットと一緒に回らないようにするために、プッシュボ
タンは回動防止用付加部を有していて、該回動防止用付
加部が、時計ケースに形成された対応する切欠内に係合
するようになっている。
〔実施例〕 図示のプッシュボタン装置は、きのこ形の押し部分2を
備えたボタンヘッド1を有しており、この押し部分2
の、ねじ3を備えたシャフト4にスリーブがねじかぶせ
られている。スリーブ5の一方の端面側と押し部分2の
ヘッド部分6との間に、スリーブ5の内側を外側に向か
ってシールするシールリング7がプレロードを受けて配
置されている。
スリーブ5はその押し部分側の端部で半径方向に延びる
拡張部を有しており、この拡張部は、スリーブ5を所定
の間隔を保って同心的に取り囲む環状つば8に移行して
いる。この環状つば8の軸方向長さはスリーブ5よりも
短い。
スリーブ5と環状つば8と押し部分2とによってボタン
ヘッド1が形成されている。スリーブ5の内室に操作ロ
ッド10が突入しており、この操作ロッド10の直径は
スリーブ5の内径よりも小さく、スリーブ5の円筒形の
内室と操作ロッド10との間に環状室11が形成されて
いる。
この環状室11内に、操作ロッド10を取り囲む押しば
ね12が配置されており、この押しばね12は、その一
方の端部が押し部分2に支えられていて、他方の端部
が、操作ロッド10の半径方向に突き出る環状付加部1
3に支えられており、操作ロッド10をスリーブから出
る方向に負荷している。
スリーブ5から出る操作ロッド10の運動は、スリーブ
5の、押し部分2とは反対側の端部範囲に形成された半
径方向内側に突き出る環状ストッパ14によって制限さ
れている。つまり、操作ロッド10の環状付加部13が
この環状ストッパ14突き当たるようになっている。
時計ケース16の切欠15内に環状体16が嵌め込まれ
ている。環状体17は、ケース外側に突き出る環状つば
18を備えており、この環状つば18はボタンヘッド1
の環状つば8と協働してテレスコープを形成している。
第1図〜第4図の実施例においては、環状つば18は環
状つば8によって半径方向で取り囲まれており、これに
対して第5図〜第10図までの実施例では環状つば8は
環状つば18によって取り囲まれている。どちらの実施
例においても、環状つば8及び18の互いに向き合う円
筒形面は互いに滑動し合う。
環状つば8及び18のオーバーラップし合う範囲におい
て、他方の環状つば8若しくは18に向けられた環状つ
ば18(第1図〜第4図)若しくは環状つば8(第5図
〜第10図)の外周面範囲に、半径方向に延びる環状溝
が形成されており、この環状溝内にシールリング20が
嵌め込まれている。
環状体17は、そのケース内部に近い方の範囲でスリー
ブ5を取り囲んでいて、この部分と共に、ボタンヘッド
1のためのガイドリング21を形成している。
ガイドリング21からケース内部に向かってばねアーム
22が延びており、このばねアーム22はその自由端部
で、半径方向内に向けられた錠止カム23を有してい
る。この錠止カム23は、スリーブ10から突出する操
作ロッド10の端部25に形成された環状溝24内に係
止する。
端部25によって、時計ケース内部に設けられた制御部
材(図示せず)が操作される。ばねアーム22は、ガイ
ドリング21から出発して操作ロッド10の縦軸線に対
してほぼ平行に延びていて、錠止カム23に隣接する範
囲で傾斜部分26を形成している。この傾斜部分26
は、操作ロッド10の縦軸線に対してケース内部に向か
って傾斜されている。
第1図若しくは第5図及び第6図に示された、プッシュ
ボタン装置の操作されていない位置では、ボタンヘッド
1が戻しばね27によって付勢されていて、スリーブ5
の自由な端部28が傾斜部分26に対して間隔を保って
配置されている。ボタンヘッド1を押すと、押しばね1
2及びばね27が圧縮されてボタンヘッド1は、半操作
位置(第2図若しくは第7図参照)で端部28が傾斜部
分26に突き当たるまでケース内部に向かって押し込ま
れる。
錠止カム23はばねアーム22によってばね弾性的に環
状溝24内に嵌まり込むように付勢されるので、操作ロ
ッド10は時計ケース内部内にそれ以上入り込むことは
ない。
ボタンヘッド1をさらに押し込んで、端部28が傾斜部
分26に当接すると、この端部28は傾斜部分26に沿
って移動し、これによってばねアーム22をそのばね力
に抗して半径方向で押し広げる。すると錠止カム23は
環状溝24から出るので、操作ロッド10は応力解除さ
れた引っ張りばね12のばね力を受けてケース内部に入
り込み、時計の制御部材を操作する。
この最終位置において環状つば8は環状体17に突き当
たり、ボタンヘッド1がそれ以上移動しないように制限
されている。
次いで、スリーブ5を取り囲むその一方の端部が環状体
17に支えられていて、他方の端部がボタンヘッド1に
支えられている戻しばね27によって、ボタンヘッド1
はその出発位置に戻される。この時にボタンヘッド1の
環状つば14は、操作ロッド10の環状付加部13を連
行する。それと同時に環状溝24は錠止カム23の範囲
に達するので、この環状溝24はばね弾性的にこの環状
溝24内に嵌まり込む。
第5図〜第10図の実施例においては、環状つば8の円
筒形の外周面が付加的にねじ29を備えており、該ねじ
29に環状のリューズナット30がねじかぶせられてい
る。このリューズナット30の、時計ケース16側に向
けられた範囲は、環状つば18を取り囲むことができる
ように鉢状に構成されている。
リューズナット30は第5図に示された一方の終端位置
では、環状つば18の端面に突き当たるまで深くねじ2
9にねじかぶせられている。これによってボタンヘッド
1はケース内部に向かってそれ以上移動しないようにな
っている。リューズナット30を回して他方の終端位置
に移動させるとボタンヘッド1は自由に移動可能とな
る。
リューズナット30はねじ回す時にボタンヘッド1が一
緒に回転しないようにするために、ボタンヘッド1は、
その縦軸線に対して平行に延びる2つの回動防止用付加
部32を備えており、これらの回動防止用付加部32は
環状体17に形成された対応する切欠33内に突入す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例によるプッシュボタン装置の
半断面図、第2図は第1図のプッシュボタン装置の半操
作した状態を示した半断面図、第3図は第1図のプッシ
ュボタン装置の全操作した状態を示した半断面図、第4
図は第1図のプッシュボタン装置のばねアームの斜視
図、第5図は本発明の第2実施例によるプッシュボタン
装置の未操作でロックされている状態を示した半断面
図、第6図は第5図に示したプッシュボタン装置の未操
作でロック解除されている状態を示した半断面図、第7
図は第5図に示したプッシュボタン装置の半操作した状
態を示した半断面図、第8図は第5図に示したプッシュ
ボタン装置の全操作した状態を示した半断面図、第9図
は第5図に示したプッシュボタン装置のケース固定され
たボタンヘッドの環状つばの斜視図、第10図は第5図
に示したプッシュボタン装置のケース固定された環状つ
ばの斜視図である。 1…ボタンヘッド、2…押し部分、3…ねじ、4…シャ
フト、5…スリーブ、6…ヘッド部分、7…シールリン
グ、8…環状つば、10…操作ロッド、11…環状室、
12…引っ張りばね、13…環状付加部、14…環状ス
トッパ、15…切欠、16…時計ケース、17…環状
体、18…環状つば、20…シールリング、21…ガイ
ドリング、22…ばねアーム、23…錠止カム、24…
環状溝、25…端部、26…傾斜部分、27…戻しば
ね、28…端部、29…ねじ、30…リューズナット、
31…端面、32…回動防止用付加部、33…切欠

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】時計の制御部材を操作するためのプッシュ
    ボタン装置であって、時計ケース(16)から半径方向
    に突き出るボタンヘッド(1)を備えており、該ボタン
    ヘッド(1)はそれ自体の軸方向に可動に配置されてい
    て、このボタンヘッド(1)に操作ロッド(10)が設
    けられており、該操作ロッド(10)は前記ボタンヘッ
    ド(1)によって時計ケース(16)の切欠(15)を
    通って操作ロッド(10)の軸方向で時計ケース(1
    6)内部に移動可能であって、該操作ロッド(10)に
    よって前記制御部材が操作され、ボタンヘッド(1)と
    操作ロッド(10)とが時計ケース(16)外部に向か
    ってばね付勢されている形式のものにおいて、ボタンヘ
    ッド(1)と操作ロッド(10)とがばね力に抗して軸
    方向に互いに相対的に移動可能であって、ボタンヘッド
    (1)が時計ケース(16)から最も遠い位置にある時
    に操作ロッド(10)が時計ケース(16)に固定され
    た錠止部材によってロックされ、ボタンヘッド(1)が
    時計ケース(16)に最も近い位置にある時に錠止部材
    がボタンヘッド(1)によって、操作ロッド(10)の
    ロックを解除する位置に移動せしめられることを特徴と
    する、プッシュボタン装置。
  2. 【請求項2】ボタンヘッド(1)と操作ロッド(10)
    との互いに離れる方向の軸方向移動運動がストッパによ
    って制限されている、請求項1記載のプッシュボタン装
    置。
  3. 【請求項3】ボタンヘッド(1)が、時計ケース内部に
    向かって開放する開口を備えた鉢状に構成されていて、
    ケース内部に向けられた操作ロッド(10)の端部が前
    記開口が通ってボタンヘッド(1)内に突入しており、
    一端部がボタンヘッド(1)で支えられていて、他端部
    が操作ロッド(10)に支えられている引っ張りばね
    (12)が、ボタンヘッド(1)の円筒形の内周壁と操
    作ロッド(10)の円筒形の外周壁との間に形成された
    環状室(11)内に配置されている、請求項1記載のプ
    ッシュボタン装置。
  4. 【請求項4】前記操作ロッド(10)が半径方向に突出
    する環状付加部(13)を有していて、該環状付加部
    (13)で引っ張りばね(12)の一端部が支えられて
    いる、請求項3記載のプッシュボタン装置。
  5. 【請求項5】操作ロッド(10)が半径方向に突出する
    環状付加部(13)を有しており、該環状付加部(1
    3)に、ボタンヘッド(1)の半径方向内側へ突出する
    環状ストッパ(14)が、ボタンヘッド(1)の開口範
    囲で係止している、請求項1から4までのいずれか1項
    記載のプッシュボタン装置。
  6. 【請求項6】ボタンヘッド(1)が円筒形の周壁範囲で
    戻しばね(27)によって取り囲まれており、該戻しば
    ね(27)の一端部が時計ケース(16)で支えられて
    いて、他端部がボタンヘッド(1)で支えられている、
    請求項1から5までのいずれか1項記載のプッシュボタ
    ン装置。
  7. 【請求項7】時計ケース内部の範囲に向けられた、操作
    ロッド(10)の端部(25)に、半径方向に延びる環
    状溝(24)が形成されていて、該環状溝(24)内に
    錠止カム(23)がばね弾性的に係止可能である、請求
    項1から6までのいずれか1項記載のプッシュボタン装
    置。
  8. 【請求項8】錠止カム(23)が、ばねアーム(22)
    の自由な一端部に設けられていて、該ばねアーム(2
    2)の他端部が、時計ケースに対してほぼ半径方向に延
    びていて時計ケースに固定されており、該ばねアーム
    (22)が操作ロッドに対して可動に錠止カム(23)
    を付勢している、請求項7記載のプッシュボタン装置。
  9. 【請求項9】多数のばねアーム(22)が操作ロッド
    (10)の周囲に一様に分配して配置されている、請求
    項7記載のプッシュボタン装置。
  10. 【請求項10】ばねアーム(22)が傾斜部分(26)
    を有しており、該傾斜部分(26)が、時計ケース内部
    に向かって操作ロッド(10)の軸線に対して傾斜され
    ていて、該操作ロッド(10)に対して、ボタンヘッド
    (1)が時計ケース内部へ向かって移動する際にボタン
    ヘッド(1)のストッパが当てつけられ、錠止カム(2
    3)がばねアーム(22)のばね力に抗して環状溝(2
    4)から出るようになっている、請求項7記載のプッシ
    ュボタン装置。
  11. 【請求項11】ボタンヘッド(1)のストッパが、ボタ
    ンヘッド(1)の鉢状の部分の開口範囲によって形成さ
    れている、請求項10記載のプッシュボタン装置。
  12. 【請求項12】前記ストッパが、ボタンヘッド(1)の
    ケース内部へ向かう方向に移動する行程の第2部分で、
    傾斜部分(26)に当接せしめられるようになってい
    る、請求項10記載のプッシュボタン装置。
  13. 【請求項13】ボタンヘッド(1)が、このボタンヘッ
    ド(1)の鉢状の範囲を間隔を保って取り囲んで環状室
    を形成するスリーブ状の環状つば(8)を備えており、
    前記環状室の、時計ケース側が閉鎖されていて、この時
    計ケース側でケース固定された環状つば(18)がテレ
    スコープ式に環状室内に浸入するか、若しくはテレスコ
    ープ式にボタンヘッド(1)の環状室(8)を取り囲ん
    でいる、請求項1から12までのいずれか1項記載のプ
    ッシュボタン装置。
  14. 【請求項14】一方の環状つば(8若しくは18)が、
    他方の環状つば(18若しくは8)側に向けられた円筒
    形の外周面で、周方向に延びる環状溝(19)を有して
    おり、該環状溝(19)内にシールリング(20)が嵌
    め込まれている、請求項13記載のプッシュボタン装
    置。
  15. 【請求項15】ボタンヘッド(1)に、時計ケースに向
    かう軸方向運動を制限するストッパが配置されていて、
    該ストッパは、ボタンヘッドが時計ケース内部方向へ向
    かって運動せしめられると、時計ケースに突き当たるよ
    うになっている、請求項1から14までのいずれか1項
    記載のプッシュボタン装置。
  16. 【請求項16】前記ストッパが調節可能であって、制御
    部材の操作を可能にする一方の位置から、制御部材の操
    作を阻止する他方の位置へ調節せしめられる、請求項1
    5記載のプッシュボタン装置。
  17. 【請求項17】前記ストッパがこのストッパの軸方向で
    ねじ(29)を備えていて、該ねじ(29)が、回動不
    能なボタンヘッド(1)若しくは時計ケースに形成され
    たねじ(29)に捩込まれる、請求項16記載のプッシ
    ュボタン装置。
  18. 【請求項18】前記ストッパがリューズナット(30)
    であって、該リューズナット(30)が、プッシュボタ
    ン(1)の円筒形外周面に形成されたねじ(29)に捩
    込まれていて、このねじ(29)の、時計ケース(1
    6)側に向けられた端面が時計ケース(16)に突き当
    たるストッパ面(31)を形成している、請求項17記
    載のプッシュボタン装置。
  19. 【請求項19】プッシュボタン(1)が、制御部材の操
    作を可能にする位置で、リューズナット(30)のねじ
    孔内に完全に捩込まれるようになっている、請求項18
    記載のプッシュボタン装置。
  20. 【請求項20】プッシュボタン(1)の、時計ケース
    (16)側に向けられた端部が、リューズナット(3
    0)のねじよりも時計ケース(16)に向かって長く延
    びている、請求項18記載のプッシュボタン装置。
  21. 【請求項21】プッシュボタン(1)が回動防止用付加
    部(32)を有していて、該回動防止用付加部(32)
    が、時計ケース(16)に形成された対応する切欠(3
    3)内に係合する、請求項18記載のプッシュボタン装
    置。
JP2295587A 1989-11-06 1990-11-02 プツシユボタン装置 Expired - Lifetime JPH065306B2 (ja)

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