JPH1023908A - 時計バンド用のつまみ付きばね棒 - Google Patents
時計バンド用のつまみ付きばね棒Info
- Publication number
- JPH1023908A JPH1023908A JP20095396A JP20095396A JPH1023908A JP H1023908 A JPH1023908 A JP H1023908A JP 20095396 A JP20095396 A JP 20095396A JP 20095396 A JP20095396 A JP 20095396A JP H1023908 A JPH1023908 A JP H1023908A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- knob
- slider
- spring
- spring bar
- watch band
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mechanical Control Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はバンドの筒部をばね棒の太さにフィ
ットして整容させるとともに、つまみを操作しやすい形
状に大きくした時計バンド用のつまみ付きばね棒を新規
に提供することを目的とするものである。 【構成】 本発明はつまみをばね棒と別体にて形成し
て、バンドの筒部にばね棒を挿入する過程でつまみを取
付けるように構成した時計バンド用のつまみ付きばね棒
にある。
ットして整容させるとともに、つまみを操作しやすい形
状に大きくした時計バンド用のつまみ付きばね棒を新規
に提供することを目的とするものである。 【構成】 本発明はつまみをばね棒と別体にて形成し
て、バンドの筒部にばね棒を挿入する過程でつまみを取
付けるように構成した時計バンド用のつまみ付きばね棒
にある。
Description
【０００１】
【考案の属する技術分野】この発明は時計バンド用のつ
まみ付きばね棒に関するものである。
まみ付きばね棒に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】この種のばね棒としては図６に示すよう
にばね棒本体１の両端部分に挿入する摺動子２，２の一
方または双方に本体１の側周外に突出するつまみ３を取
付け、該つまみ３をスリット４を用いて本体１の中心方
向に移動して摺動子２，２の両方または一方を本体１側
に後退させて、以って時計ケースとの間の取外し操作を
工具を用いずに行えるようにしている。
にばね棒本体１の両端部分に挿入する摺動子２，２の一
方または双方に本体１の側周外に突出するつまみ３を取
付け、該つまみ３をスリット４を用いて本体１の中心方
向に移動して摺動子２，２の両方または一方を本体１側
に後退させて、以って時計ケースとの間の取外し操作を
工具を用いずに行えるようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、つまみ
を取付けたばね棒はつまみが障害してばね棒とぴったり
の太さに形成するバンドの筒部に挿入することができな
いので、バンドの筒部を眼形などの形状にして挿入する
ようにしているため、ばね棒との間で隙間やたるみを作
るという課題がある。また隙間やたるみを小とするため
につまみを小型にとどめると時計ケースとの間の取外し
作業になお旧来の工具を必要にしているという課題があ
った。
を取付けたばね棒はつまみが障害してばね棒とぴったり
の太さに形成するバンドの筒部に挿入することができな
いので、バンドの筒部を眼形などの形状にして挿入する
ようにしているため、ばね棒との間で隙間やたるみを作
るという課題がある。また隙間やたるみを小とするため
につまみを小型にとどめると時計ケースとの間の取外し
作業になお旧来の工具を必要にしているという課題があ
った。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明はつまみをばね棒
と別体にて形成し、バンドの筒部にばね棒を挿入する過
程でつまみを取付けるようにして、かかる課題を解決し
たのである。
と別体にて形成し、バンドの筒部にばね棒を挿入する過
程でつまみを取付けるようにして、かかる課題を解決し
たのである。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて説明する。
【０００６】図１乃至図２は本発明の第１の実施の形態
を示すもので、ばね棒本体１の両端部に摺動子２，２の
内側部分を挿入する。摺動子２，２の外側部分はばね棒
本体１より突出し、一方の摺動子２は突出部分の中間周
面に数条の螺条5aを刻設している。
を示すもので、ばね棒本体１の両端部に摺動子２，２の
内側部分を挿入する。摺動子２，２の外側部分はばね棒
本体１より突出し、一方の摺動子２は突出部分の中間周
面に数条の螺条5aを刻設している。
【０００７】他方つまみ３は基部に取付孔６を設け、該
取付孔６の孔壁に螺条5aと螺合する螺溝5bを刻設してい
る。
取付孔６の孔壁に螺条5aと螺合する螺溝5bを刻設してい
る。
【０００８】バンド７の筒部８は裏面に切欠部９を設け
て該切欠部９につまみ３の取付孔６を挿入しておいて、
筒部８の他側開口よりばね棒本体１を挿入して一半の摺
動子２を取付孔６内に挿通し、螺条5a，螺溝5bが当接し
た段階でばね棒本体１を回動して螺条5a，螺溝5b間を螺
合させ、以ってつまみ３をばね棒本体１の一半の摺動子
２に取付けるのである。
て該切欠部９につまみ３の取付孔６を挿入しておいて、
筒部８の他側開口よりばね棒本体１を挿入して一半の摺
動子２を取付孔６内に挿通し、螺条5a，螺溝5bが当接し
た段階でばね棒本体１を回動して螺条5a，螺溝5b間を螺
合させ、以ってつまみ３をばね棒本体１の一半の摺動子
２に取付けるのである。
【０００９】このようにして摺動子２とつまみ３を別体
にて形成して、ばね棒本体１の筒部８内への挿入時には
つまみ３を取付けていないので、筒部８はばね棒本体１
の外径を内径とする大きさにて形成することができる。
にて形成して、ばね棒本体１の筒部８内への挿入時には
つまみ３を取付けていないので、筒部８はばね棒本体１
の外径を内径とする大きさにて形成することができる。
【００１０】またつまみ３はばね棒本体１の筒部８への
挿入に妨げとならないために、持って作業するに充分な
大きさにて形成することができる。
挿入に妨げとならないために、持って作業するに充分な
大きさにて形成することができる。
【００１１】図３はつまみ３の螺合取付けにかえて、摺
動子２のばね棒本体１より突出する部分のばね棒本体１
側に鍔形のストッパー環10を設けた第２の実施の形態を
示すもので、つまみ３は取付孔６の一端をストッパー環
10に当てるようにして嵌挿するのである。この場合も筒
部８の切欠部９につまみ３の取付孔６を挿入しておい
て、筒部８の他側開口よりばね棒本体１を挿入してつま
み３の取付孔６を摺動子２に嵌挿することは前の形態と
同じである。取付孔６はストッパー環10に一端が当って
嵌挿が確認されることとなる。つまみ３をばね棒本体１
側に寄せると摺動子２の先端部はそれに連れて後退する
こととなる。なお、つまみ３がストッパー環10と反対側
にずれ動くことがあっても切欠部９の一側に当接するの
で抜け外れるおそれは生じないものである。
動子２のばね棒本体１より突出する部分のばね棒本体１
側に鍔形のストッパー環10を設けた第２の実施の形態を
示すもので、つまみ３は取付孔６の一端をストッパー環
10に当てるようにして嵌挿するのである。この場合も筒
部８の切欠部９につまみ３の取付孔６を挿入しておい
て、筒部８の他側開口よりばね棒本体１を挿入してつま
み３の取付孔６を摺動子２に嵌挿することは前の形態と
同じである。取付孔６はストッパー環10に一端が当って
嵌挿が確認されることとなる。つまみ３をばね棒本体１
側に寄せると摺動子２の先端部はそれに連れて後退する
こととなる。なお、つまみ３がストッパー環10と反対側
にずれ動くことがあっても切欠部９の一側に当接するの
で抜け外れるおそれは生じないものである。
【００１２】図４は前記実施の形態においてつまみ３の
取付状態を安定させるようにしたもので、つまみ３を取
付ける摺動子２の先端部に袋ナット状の先端部材11を螺
着して、つまみ３をストッパー環10と先端部材11間にて
挟み止め固定するようにしたほかは前例に同じである。
取付状態を安定させるようにしたもので、つまみ３を取
付ける摺動子２の先端部に袋ナット状の先端部材11を螺
着して、つまみ３をストッパー環10と先端部材11間にて
挟み止め固定するようにしたほかは前例に同じである。
【００１３】図５はばね棒本体１の側周に設けたスリッ
ト４に臨む摺動子２の側部に深い螺孔12を設け、他方つ
まみ３に螺子軸部3aを設けてバンド７の筒部８内にばね
棒本体１を挿入した後、重合するスリット４，切欠部９
に面した螺孔12に螺子軸部3aを螺着して以ってつまみ３
を取付けるようにした第３の実施の形態を示すものであ
る。なお、図示していないが、ばね棒本体１にスリット
４を設けずして、摺動子２のばね棒本体１より突出した
部分に螺孔12を設けるようにしてもよい。
ト４に臨む摺動子２の側部に深い螺孔12を設け、他方つ
まみ３に螺子軸部3aを設けてバンド７の筒部８内にばね
棒本体１を挿入した後、重合するスリット４，切欠部９
に面した螺孔12に螺子軸部3aを螺着して以ってつまみ３
を取付けるようにした第３の実施の形態を示すものであ
る。なお、図示していないが、ばね棒本体１にスリット
４を設けずして、摺動子２のばね棒本体１より突出した
部分に螺孔12を設けるようにしてもよい。
【００１４】
【発明の効果】本発明は以上のようにして、ばね棒とつ
まみをそれぞれ別体にて形成し、バンドの筒部にばね棒
を挿入する際に該筒部内につまみを臨ませておいてばね
棒本体に取付けるようにしたので、つまみを取付けるに
かかわらず、バンドの筒部をばね棒の外径を内径にして
フィットさせるように整容して形成することができる効
果と、つまみをバンドの筒部への挿入時の妨げとならな
いためにその形を持って操作することができる形状に大
きく形成することができるという効果を生ずる。
まみをそれぞれ別体にて形成し、バンドの筒部にばね棒
を挿入する際に該筒部内につまみを臨ませておいてばね
棒本体に取付けるようにしたので、つまみを取付けるに
かかわらず、バンドの筒部をばね棒の外径を内径にして
フィットさせるように整容して形成することができる効
果と、つまみをバンドの筒部への挿入時の妨げとならな
いためにその形を持って操作することができる形状に大
きく形成することができるという効果を生ずる。
【図１】 第１の実施の形態で、ばね棒本体とつまみを
各別に示す斜視図である。
各別に示す斜視図である。
【図２】 同、バンドの筒部内にてばね棒本体とつまみ
を一体に取付けた状態を示す断面図である。
を一体に取付けた状態を示す断面図である。
【図３】 第２の実施の形態をバンドの筒部内でばね棒
本体とつまみを一体に取付けた状態にて示す断面図であ
る。
本体とつまみを一体に取付けた状態にて示す断面図であ
る。
【図４】 同、安定取付けする例を示す断面図である。
【図５】 第３の実施の形態を示す断面図である。
【図６】 従来例図である。
１はばね棒本体 ２，２は摺動子 ３はつまみ 3aは螺子軸部 ４はスリット 5aは螺条 5bは螺溝 ６は取付孔 ７はバンド ８は筒部 ９は切欠部 10はストッパー環 11は先端部材 12は螺孔
Claims (4)
- 【請求項１】 ばね棒本体内に一部挿入する摺動子の突
出部分の中間外周に螺条を設け、つまみの基部に前記の
螺条に螺合する螺溝を孔壁に設けた取付孔を形成して、
該つまみをばね棒本体の摺動子に螺合取付けするように
したことを特徴とする時計バンド用のつまみ付きばね
棒。 - 【請求項２】 ばね棒本体に一部挿入する摺動子の突出
部分の中間外周にストッパー環を設け、基部に取付孔を
設けたつまみを該摺動子に該ストッパー環当て取付けす
ることを特徴とする時計バンド用のつまみ付きばね棒。 - 【請求項３】 摺動子にストッパー環当て嵌挿するつま
みを該摺動子に螺着する袋ナット状の先端部材にて挟み
止め固定する請求項２記載のばね棒。 - 【請求項４】 摺動子の中間側面に螺孔を設け、該螺孔
につまみを螺合挿し立て取付けすることを特徴とする時
計バンド用のつまみ付きばね棒。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20095396A JPH1023908A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 時計バンド用のつまみ付きばね棒 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20095396A JPH1023908A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 時計バンド用のつまみ付きばね棒 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1023908A true JPH1023908A (ja) | 1998-01-27 |
Family
ID=16433061
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20095396A Pending JPH1023908A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 時計バンド用のつまみ付きばね棒 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1023908A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006296544A (ja) * | 2005-04-18 | 2006-11-02 | Seiko Instruments Inc | 時計用バンド及び腕時計 |
| CN110169625A (zh) * | 2019-05-30 | 2019-08-27 | 努比亚技术有限公司 | 可穿戴设备及智能手表 |
| JP2019191161A (ja) * | 2018-04-23 | 2019-10-31 | ザ・スウォッチ・グループ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・リミテッド | 時計上にバンドを固着する、２つの後退可能枢動部を備える棒材 |
| CN114098244A (zh) * | 2020-08-27 | 2022-03-01 | 卡西欧计算机株式会社 | 连结体、带状件以及钟表 |
| CN114515051A (zh) * | 2020-11-20 | 2022-05-20 | 卡西欧计算机株式会社 | 连结体、带状件以及钟表 |
-
1996
- 1996-07-12 JP JP20095396A patent/JPH1023908A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006296544A (ja) * | 2005-04-18 | 2006-11-02 | Seiko Instruments Inc | 時計用バンド及び腕時計 |
| JP4694875B2 (ja) * | 2005-04-18 | 2011-06-08 | セイコーインスツル株式会社 | 時計用バンド及び腕時計 |
| JP2019191161A (ja) * | 2018-04-23 | 2019-10-31 | ザ・スウォッチ・グループ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・リミテッド | 時計上にバンドを固着する、２つの後退可能枢動部を備える棒材 |
| CN110169625A (zh) * | 2019-05-30 | 2019-08-27 | 努比亚技术有限公司 | 可穿戴设备及智能手表 |
| CN114098244A (zh) * | 2020-08-27 | 2022-03-01 | 卡西欧计算机株式会社 | 连结体、带状件以及钟表 |
| JP2022038708A (ja) * | 2020-08-27 | 2022-03-10 | カシオ計算機株式会社 | 連結体、バンドおよび時計 |
| CN114515051A (zh) * | 2020-11-20 | 2022-05-20 | 卡西欧计算机株式会社 | 连结体、带状件以及钟表 |
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