JPH0331232Y2 - - Google Patents

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JPH0331232Y2
JPH0331232Y2 JP1987169249U JP16924987U JPH0331232Y2 JP H0331232 Y2 JPH0331232 Y2 JP H0331232Y2 JP 1987169249 U JP1987169249 U JP 1987169249U JP 16924987 U JP16924987 U JP 16924987U JP H0331232 Y2 JPH0331232 Y2 JP H0331232Y2
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JP
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cartridge
diameter portion
tension spring
push rod
protrusion
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JP1987169249U
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JPS6395519U (ja
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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は棒状化粧料繰出容器用カートリツジに
関する。
〔従来の技術〕
従来、棒状化粧料繰出容器用カートリツジとし
て、実公昭58−9535号公報、実公昭56−37448号
公報などに記載されたものがある。
前記実公昭58−9535号公報に記載された棒状化
粧料繰出容器用のカートリツジは、第5図に示す
ように、カートリツジ本体2内に棒状化粧料6を
装着した芯チヤツク5を摺動自在に設け、この芯
チヤツク5の基端側に保持突起7を突設したもの
である。
そして、この保持突起7に引つ張ばね10の一
端部を外嵌して係合し、或は、保持突起7に螺刻
取付部を形成して、引つ張ばね10の一端部を螺
着して結合し、引つ張ばね10の他端部は、前記
引つ張ばね10の一端部と同様にして、尾栓4の
突起4aに結合したものである。
そして、実公昭56−37448号公報に記載された
棒状化粧料繰出容器用のカートリツジも、引つ張
ばねの取付部は前記実公昭58−9535号公報記載の
ものと、略同様のものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記従来の棒状化粧料繰出容器のカートリツジ
は、引つ張ばね10が棒状化粧料6を損傷させ
ず、また、カートリツジ本体2も小径に形成でき
優れたものである。
しかしながら、引つ張ばね10を、芯チヤツク
5の保持突起7及び尾栓4の突起4aに結合する
のに、引つ張ばね10を強く嵌着し、或は強く回
動させて螺合する必要があり、組立てが面倒であ
り生産性に欠けるものである。
本考案は前記事項に鑑みなされたものであり、
引つ張ばねが容易に組立てられ、生産性もよい棒
状化粧料繰出容器用カートリツジとすることを技
術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は容器本体11内に、棒状化粧料6押出
用の押棒14を挿入し、この押棒14に形成した
突起15を、容器本体11側に形成した螺旋溝1
3に螺合して押棒14を進退可能に設けた容器本
体11の先端部に、着脱自在に取り付けられるべ
きカートリツジ1であつて、 筒状のカートリツジ本体2内に、棒状化粧料6
支持用の芯チヤツク5を摺動自在に設け、この芯
チヤツク5の基端側には、保持突起7を突設し、
この保持突起7は、先端部側が小径となる円錐形
に形成し、保持突起7の基部には、くびれ部8を
設けてばね係止用段部8aを形成し、そして、前
記くびれ部8に引つ張ばね10の一端部に形成し
た小径部10bを外嵌して、小径部10bを前記
ばね係止用段部8aに当接して係止し、引つ張ば
ね10の他端部に形成した径大部10cを、前記
カートリツジ本体2の基端部側の段部2aに当接
し、さらに、このカートリツジ本体2の基端部の
大口径部に尾栓4を嵌着して、前記引つ張ばね1
0の径大部10cの脱出を抑止して棒状化粧料繰
出容器用カートリツジとした。
〔作用〕
本考案は、引つ張ばね10の一端部に形成した
小径部10bを、芯チヤツク5の保持突起7に外
嵌して押圧する。そうすると、小径部10bは、
保持突起7の円錐形の部分によつて拡大され、保
持突起7のくびれ部8に容易に嵌合する。
そして、引つ張ばね10の小径部10bは、く
びれ部8のばね係止用段部8aに当接して係止さ
れる。
さらに、前記芯チヤツク5に棒状化粧料6を装
着して、カートリツジ本体2の基端部側からカー
トリツジ本体2内に挿入し、引つ張ばね10の径
大部10cが、カートリツジ本体2の基端部側の
段部2aに当接するまで挿入する。
そして、カートリツジ本体2の基端部側の大口
径部に、尾栓4を嵌着すると、引つ張ばね10の
径大部10aはカートリツジ本体2の基端部側か
らの脱出を抑止される。
そして、引つ張ばね10が縮小した状態で、芯
チヤツク5がカートリツジ1の基端側に引き込ま
れ、棒状化粧料6もカートリツジ1内に収容され
ている。
このカートリツジ1は、容器本体11の先端部
にカートリツジ1の基端部を挿入し、容器本体1
1側の環状係合部20とカートリツジ1側の環状
凹部3を嵌合させ、又は、容器本体11の先端部
にカートリツジ1の基端部を摩擦嵌合して取り付
ける。
そして、この容器本体11と押棒14を相互に
反対の向きに回動させる。すなわち、第1図に示
す実施例においては、容器本体11に対して回転
筒16を回動させると、押棒14が回動し螺旋溝
13に螺合した突起15によつて押棒14が進出
し、引つ張ばね10に抗して芯チヤツク5を押し
上げ、棒状化粧料6をカートリツジ1の先端部よ
り突出させる。
〔実施例〕
第1図乃至第4図は本考案の一実施例のカート
リツジ1と、このカートリツジ1が取り付けられ
る容器本体11とを示すものである。
この実施例のカートリツジは、先端と基端とを
開口した筒状のカートリツジ本体2が形成され、
このカートリツジ本体2の基端外周に環状凹部3
が形成され、さらに基端開口部の大口径部には押
棒14の挿入できる筒状の尾栓4が嵌合されるよ
うになつている。
また、カートリツジ本体2内には芯チヤツク5
が摺動自在に設けられており、この芯チヤツク5
の先端に棒状化粧料6の基部が支持されている。
そして、芯チヤツク5の基端には保持突起7が突
設され、この保持突起7はカートリツジ本体2の
基端側である先端側が小径となる円錐形に形成さ
れ、先細りとなつている。
そして、前記保持突起7は、芯チヤツク5との
連結部分である基部に、くびれ部8を設けて、ば
ね係止用段部8aを形成しており、さらに、この
保持突起7は、軸方向に向かうスリツト9で分割
されている。そして、前記くびれ部8に引つ張ば
ね10の一端部に形成した小径部10bを外嵌し
て、小径部10bを前記ばね係止用段部8aに当
接して係止している。
また、前記引つ張ばね10の他端部に形成した
径大部10cを、前記カートリツジ本体2の基端
部側に形成された尾栓4嵌入止着用の大口径部を
形成することによつて形成された段部2aに当接
させ、前記引つ張ばね10の径大部10cがカー
トリツジ本体2内に引き込まれないように係止し
ている。
そして、前記カートリツジ本体2の基端部の大
口径部に尾栓4を嵌入し、大口径部に形成された
凹溝に、尾栓4に形成した環状凸部を嵌合して前
記尾栓4を止着し、前記引つ張ばね10の径大部
10cがカートリツジ本体2から脱出するのを抑
止するように形成している。
次に、カートリツジ1が取り付けられる容器本
体11について説する。
この容器本体11は先端を開口し基端を閉塞し
た外筒12を有しており、この外筒12は内面に
螺旋溝13が形成されている。さらに、この外筒
12内には外筒12の軸方向に沿つて外筒12の
先端から出入可能な押棒14が挿入され、この押
棒14は断面が非円形の3角形に形成され、その
基端に前記螺旋溝13に噛み合う突起15が設け
られている。また、外筒12の先端には回転筒1
6が回動自在に嵌合され、この回転筒16の基端
には前記押棒14を貫通して回転筒16に対して
押棒14が回動するのを防止する回り止め17が
設けられ、この回り止め17には押棒14の断面
形状と同様に非円形の3角形に形成された貫通孔
18が穿設され、押棒14を回動不能に貫通せし
めている。また、回転筒16の回り止め17に近
い部分にスリツト19が形成されて、スリツト1
9の残余の部分に弾力性を持たせてあり、この部
分の内面に前記カートリツジ基端の環状凹部3に
嵌合してカートリツジ1の抜け止めとして作用す
る環状段部20が突設されている。
さらに、この回転筒16の先端から前記カート
リツジ1の基端が挿入され、その際引つ張ばね1
0の本体部分10aを通つて前記押棒14の先端
が前記芯チヤツク5の基端に当接するようになつ
ている。
次に、この実施例の動作例について説明する。
カートリツジ1を回転筒16の先端から挿着
し、回転筒16を持つて外筒12を回すと、外筒
12に対して回転筒16が回転したこととなり、
よつて、回り止め17を介して回転筒16ととも
に押棒14が外筒12に対して回転したこととな
り、その突起15が螺旋溝13に案内されてこれ
により押棒14が外筒12及び回転筒16から突
出する方向へと進出し、カートリツジ1内の芯チ
ヤツク5を引つ張りばね10の引つ張り力に抗し
て押し、棒状化粧料6をカートリツジ1から突出
させる。そして、外筒12を逆に回転させれば棒
状化粧料6はカートリツジ1内に引つ込む。
〔考案の効果〕
本考案は、芯チヤツク5に突設した保持突起7
を、先端部が小径となる円錐形に形成し、保持突
起7の基部には、くびれ部8を設けて、ばね係止
用段部8a形成し、そして、前記くびれ部8に引
つ張ばね10の一端部に設けた小径部10bを外
嵌して、小径部10bをばね係止用段部8aに当
接して係止たものである。
したがつて、引つ張ばね10の小径部10b
は、先端部が円錐形の保持突起7により容易にく
びれ部8に嵌合でき、嵌合された小径部10bは
ばね係止用段部8aに当接して確実に係止される
ものである。
また、引つ張ばね10の他端部に径大部10c
を形成し、この径大部10cをカートリツジ本体
2の基端部側の段部2aに当接し、この基端部に
尾栓4を嵌着したものである。
したがつて、引つ張ばね10の他端部は、芯チ
ヤツク5に装着された引つ張ばね10を、カート
リツジ本体2に軽く挿入するだけで、径大部10
cが段部2aに当接して確実に係止され、そし
て、カートリツジ本体2からの脱出は尾栓4によ
つて抑止されるものである。
以上の如く、本考案の引つ張ばね10は、芯チ
ヤツク5及びカートリツジ1に容易に、組み付け
られ、そして、容易に組み付けられるものである
にかかわらず、確実に係止されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のカートリツジを容
器本体に取り付けた状態の断面図、第2図はその
カートリツジの断面図、第3図は第2図のA−A
線の断面図、第4図はその引つ張ばねの断面図、
第5図は従来例のカートリツジの断面図である。 1……カートリツジ、2……カートリツジ本
体、2a……段部、4……尾栓、5……芯チヤツ
ク、6……棒状化粧料、8……くびれ部、8a…
…ばね係止用段部、10……引つ張ばね、10b
……小径部、10c……径大部、11……容器本
体、13……螺旋溝、14……押棒、15……突
起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 容器本体11内に、棒状化粧料6押出用の押棒
    14を挿入し、この押棒14に形成した突起15
    を、容器本体11側に形成した螺旋溝13に螺合
    して押棒14を進退可能に設けた容器本体11の
    先端部に、着脱自在に取り付けられるべきカート
    リツジ1であつて、 筒状のカートリツジ本体2内に、棒状化粧料6
    支持用の芯チヤツク5を摺動自在に設け、この芯
    チヤツク5の基端側には、保持突起7を突設し、
    この保持突起7は、先端部側が小径となる円錐形
    に形成し、保持突起7の基部には、くびれ部8を
    設けてばね係止用段部8aを形成し、そして、前
    記くびれ部8に引つ張ばね10の一端部に形成し
    た小径部10bを外嵌して、小径部10bを前記
    ばね係止用段部8aに当接して係止し、引つ張ば
    ね10の他端部に形成した径大部10cを、前記
    カートリツジ本体2の基端部側の段部2aに当接
    し、さらに、このカートリツジ本体2の基端部の
    大口径部に尾栓4を嵌着して、前記引つ張ばね1
    0の径大部10cの脱出を抑止した棒状化粧料繰
    出容器用カートリツジ。
JP1987169249U 1987-11-05 1987-11-05 Expired JPH0331232Y2 (ja)

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JPS6395519U JPS6395519U (ja) 1988-06-20
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2753352A1 (fr) 1992-11-24 1998-03-20 Suzuno Kasei Co Ltd Mecanisme de fourniture de produits cosmetiques du type en baton, conteneur l'employant et cartouche qui y est employe

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2508088Y2 (ja) * 1989-12-29 1996-08-21 フィグラ株式会社 棒状化粧料容器
JP2548526Y2 (ja) * 1991-08-29 1997-09-24 株式会社トキワ 熱融着式カートリッジペンシル

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JPS5637448U (ja) * 1979-08-31 1981-04-09
JPS589535U (ja) * 1981-07-13 1983-01-21 住友電気工業株式会社 断熱型デイスクブレ−キ

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