JP2579188B2 - 乾燥防止機構を有するキャップレス筆記具のリフィール機構 - Google Patents

乾燥防止機構を有するキャップレス筆記具のリフィール機構

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JP2579188B2 JP63111284A JP11128488A JP2579188B2 JP 2579188 B2 JP2579188 B2 JP 2579188B2 JP 63111284 A JP63111284 A JP 63111284A JP 11128488 A JP11128488 A JP 11128488A JP 2579188 B2 JP2579188 B2 JP 2579188B2
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  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、乾燥防止機構を有するキャップレス筆記
具のリフィール(替え芯)機構に関する。更に詳しく
は、この発明は、水性・油性のマーキングペン、水性ボ
ールペン、万年筆などの筆記具の先端のインキが乾燥し
て書けなくなるのを防止するために、先端を外気からキ
ャップを使用せずに密封する乾燥防止機構を有するキャ
ップレス筆記具において、この筆記具本体内に装填され
る筆記体を交換自在にしたリフィール機構に関するもの
である。
[従来技術] 筆記具に種々のものが知られ使用されているが、この
中に長期間放置すると、先端インキが乾燥して書けなく
なるいわゆる水性・油性のマーキングペン、水性ボール
ペン、万年筆などがある。このインキの乾燥防止のた
め、筆記具本体にキャップをするものなどが知られてい
る。キャップを用いたものは、書くときにキャップを取
り外すなど面倒なことから、キャップレスの筆記具も数
多く提案されている。このキャップレス筆記具として
は、大別するとインキそのものを乾燥しにくくしたも
の、筆記体内に乾燥防止機構を設けたもの、およびその
両方を組み合わせたものなどが開発されている。
インキを乾燥しにくくしたものとしては、乾燥しにく
いインキ(いわゆるノンドライインキ)を使用したマー
キングペンや、リフィールの後端部分に極めて小さく複
雑な構造の空気孔を設けて、インキを乾燥しにくくした
水性ボールペンなどがある(例えば、実開昭59−153183
号公報参照)。又、筆記体内に乾燥防止機構を設けたも
のとしては、筆記具本体の胴を回転させて水性ボールペ
ンをカム機構でせり出し、このボールペンの出没に連動
してボールペンのペン先をシール機構でシールするもの
が提案されている(例えば、実開昭59−82790号公報参
照)。
また、これらの筆記具の中には、筆記体を詰め替えで
きるタイプ、すなわちリフィールを交換できるものも提
案されている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、インキを乾燥しにくくしたものは、単に乾燥
を遅くしただけのものであり、インキが乾燥することに
変わりはない。したがって、長期間放置していると、マ
ーキングペンは乾いてしまって書けなくなることがあ
る。また、筆記具本体内に筆記体の乾燥防止機構を設け
たものは、筆記体の乾燥防止機構、すなわちシール機構
のシール性能が十分でないので、乾いてしまうことがあ
る。比較的乾きにくい前記水性ボールペンでも十分に乾
燥防止の効果を得られないという問題点があった。
その上、乾燥防止の機構が複雑で組立てが簡単にでき
ないため、非常に高価なものとなる。更に、この乾燥防
止機構を有するキャップレス筆記具は、インキが無くな
った使用済みの筆記体を交換するとき、機構が複雑で交
換しにくい。すなわち筆記体を交換出来ても単時間に簡
単に交換出来ない。この発明は、これらの問題点にかん
がみて開発されたものであり、次の課題を達成する。
この発明の目的は、筆記体を着脱交換自在にした乾燥
防止機構を有するキャップレス筆記具のリフィール機構
を提供することにある。
この発明の他の目的は、組立製造が容易な乾燥防止機
構を有するキャップレス筆記具のリフィール機構を提供
することにある。
[前記課題を解決するための手段] この発明は、前記課題を解決するため次の手段を採
る。
筆記具本体と、該筆記具本体内に挿入され先端に先端
筆記部と該先端筆記部へ供給するインキ収納部および空
気孔を有した筆記体と、該筆記体と前記筆記具本体間に
設けたスプリングと、前記筆記具本体内に設けられた前
記先端筆記部を収納する空間であるシール室と、該シー
ル室の前方をシールするための一端が回転自在なシール
蓋と、収納時の筆記体の空気孔より後方をシール室内で
シールするシール手段と、前記シール蓋に一端が連結さ
れ他端が前記スプリングにより後退力を受ける連動部材
に連結された連結手段とを有し、前記筆記体が前記筆記
具本体内を前進後退して前記先端筆記部が前記筆記具本
体の前端から出没する乾燥防止機構を有するキャップレ
ス筆記具において、前記筆記体が前記筆記具本体内で前
記連動部材に着脱交換自在に設けられていることを特徴
とする乾燥防止機構を有するキャップレス筆記具のリフ
ィール機構である。
前記連結手段は、糸状部材であるのが良い。また、前
記筆記体に前記連動部材に係合するストッパ部を設けた
ものも効果的である。更に、前記先端筆記部と前記イン
キ収納部との間の段部に前記連動部材を係合させたもの
も良い。
[作 用] 乾燥防止機構を有するキャップレス筆記具において、
インキが無くなった筆記体を筆記具本体内から取り出
し、その後に新しい筆記体を筆記具本体に挿入して入れ
替えする。
[実施例1] 以下、この発明の実施例を図面にしたがって説明す
る。第1図は、この発明の第1実施例の筆記具を軸線方
向に切断した断面図である。第2図は、第1図の状態を
90度回転させたときの側断面図である。先軸1はパイプ
状のものであり、この先端はテーパになっていて、後端
はねじが形成されている。テーパの先端は、先端筆記部
3aが出没するための穴が設けてある。後軸2は、同様に
パイプ状のものであり、先端にねじが形成されていて後
端は開放している。
先軸1と後軸2とはねじ結合されていて、図示したよ
うに一本の軸となり筆記具本体6を作る。この筆記具本
体6は、合成樹脂で作られ本実施例では円形断面である
が、四角形、三角形などの多角形、楕円、変形曲線など
の曲線の断面でも良い。後軸2の外周壁には、円形のボ
タン穴5が形成してある。筆記具本体6内には、筆記体
3が収納されている。この筆記体3は、先端筆記部3a、
空気孔3b、小径部3c、大径部3d、大径部3d後方の大径の
ストッパ部3eを有している。
先端筆記部3aは、ボールまたは合成樹脂、フェルトな
どで作られた公知のもので、この先端筆記部3aを紙面に
接触させて筆記するものである。筆記体3の大径部3dの
外側には、円筒体4が遊びを持ってはめてある。円筒体
4には、スプリング15を受ける大径部4a、該大径部4a内
の段部4b、および大径部4a後端のせまい切溝4c、4cが設
けてある。筆記体3の前進時においては、ストッパ部3e
が円筒体4内の段部4bを押して筆記体3と円筒体4は一
緒に前進し、後退時においてはスプリング15により円筒
体4の大径部4aが押され、段部4bを介して筆記体3のス
トッパ部3eも押され、円筒体4と筆記体3は一緒に後退
する。
この両者を一緒に前進後退させる方向は押し当ででな
くてもよく、円筒体4は、筆記体3と係合する部分を持
ってさえいれば、円筒(円管)でなくリング状のもので
も良い。筆記体3の後端には、筆記具本体6内に挿入さ
れた円筒状のノック棒21の前端面25が自重で接触してい
る。
ノック棒21の最後端には、ノック冠22が一体に挿入固
定してある。ノック棒21の直径方向に貫通したスリット
23が形成してある。このスリット23の長手方向のほぼ中
間位置には、係止部24がスリット23に橋を架けるように
ノック棒21と一体に設けてある。スリット23内には、突
形したU字状の係止ボタン30が挿入されている(周知の
構造)。係止ボタン30の一部には、円筒状のボタン31が
一体に設けてあり、先端には係止爪32を有している。ボ
タン31は、後軸2の外周に設けたボタン穴5から外方に
突出している。
次に先軸1の前方部分の内部にはシール筒7が固定ま
たは遊びを持って設けてある。このシール筒7の先端
は、小径部7aとなっており、更にその小径部7aの先端を
図のように肉薄にして先細りにしている。シール筒7の
小径部7aには、ゴム、合成樹脂等の弾性部材で作ったシ
ール体8の円筒状部8aをかぶせている。シール体8は、
ヒンジ部8bを介して蓋部8cと円筒状部8aがつながってい
る。蓋部8cはドーナツ状をしており、その中穴にシール
蓋9の裏面に突設した円形突部9aを嵌め、両者を離脱し
ないようにしている。シール蓋9は、その天面に入口を
やや狭くした溝9bを設けている。
一方、シール筒7の先軸1に接する部分にも2本の溝
7b、7bを設けている。シール蓋9の溝9bやシール筒7の
溝7bは、貫通孔としてもよく、またリブを2本揃えて谷
状の部分を形成してもよい。シール筒7にリブを設けた
場合は、先軸1内に溝を彫ってシール筒7の2本のリブ
をその溝に嵌めて、結果として2本のリブの間を貫通孔
としてもよい。次に、シール筒7の後方大径部内にシー
ルリングであるOリング10を嵌め、Oリング10の抜け出
し防止用のワッシャー11をシール筒7内に固定する。
このワッシャー11は必ずしも必要ではなく、シール筒
7内のOリングより後方(図で右方)に3か所ほどの内
方への出っ張りを形成してワッシャー11を省略してもよ
い。最後に、糸状部材12に言及する。この糸状部材は合
成樹脂のフィラメントの中から低温、高温により変化
しない、細くて強い、特に摩擦や衝撃的な引っ張りに
強い、伸びることがほとんどない、しなやかで素直
にたるみ、突っ張ることがない、ものを選ぶ。
この糸状部材の両端に熱をかけて糸玉(ピリング)を
作り、スプリング15をシール筒7と円筒体4の大径部4a
間に嵌装した後、大径部4a後端の切溝4cに、糸状部材12
の一端の糸玉12aを嵌めて引っ掛け、シール筒7の一方
の溝7bを通し、シール蓋9の天面の溝9bにも嵌めて通
し、更にシール筒7の他方の溝7bを通してから他端の糸
玉12aを円筒体4の大径部4a後端の他方の切溝4cに、ス
プリング15を縮めてはめ、止めるようにする。
そして上記のように組立てたシール筒7、円筒体4、
スプリング15、糸状部材12等の中味を先軸1内に挿入
し、シール筒7を先軸1内にほぼ固定する。それから筆
記体3をストッパ部3eが段部4bに当たるところまで円筒
体4内に挿入する。シール筒7と先軸1は、筆記体3を
交換するとき前記の中味が抜け出さない程度に嵌合され
ていればよい。又、遊嵌されていても、円筒体4の後端
を押さえて筆記体3の交換を行うようにすれば差し支え
ない。次に係止ボタン30を挿入したノック棒21を後軸2
に挿入する。この後軸2を先軸1にねじ込みすれば、第
1、2図の状態となる。この後軸2のねじ込みによっ
て、ノック棒21により筆記体3が回されることはない。
筆記体の使用法 第1、2図の状態においては、スプリング15の弾撥力
により円筒体4、筆記体3がともに後退させられている
が、糸状部材12の両端の糸玉12a、12aが円筒体4の大径
部4a後端の切溝4c、4cに嵌まりこんで引っ掛かり、糸状
部材12の中央部分がシール蓋9の溝9bを通っているの
で、円筒体4は後退を阻止されている。したがってシー
ル蓋9、シール体8とシール筒7の小径部7aの先端との
密着を良くしている。
第3図は、それぞれ第1、2図の状態からノック棒21
の後端のノック冠22を押して、筆記体3を本体内の前進
位置に係止し先端筆記部3aによって筆記を可能とした状
態を示している。シール蓋9は、シール体8の蓋部8cの
自力による立ち上がり力により開いており、糸状部材12
は筆記具本体6内でたるんでいる。この状態は、係止ボ
タン30の係止爪32が係止部24と係合して、筆記体3を前
進位置に係止している。スプリング15は、円筒体4が前
進した距離だけ縮められている。この状態で筆記をす
る。
筆記を終わったら、先端筆記部3aを収納するときに
は、ボタン31を押すと、係止爪32がボタン31を押した方
向にたわみ係止部24から外れ、スプリング15が筆記体3
を勢い良く押す。このためスプリング15に押されて円筒
体4、筆記体3はともに後退し、第3図の状態から第
1、2図の状態に戻る。
この第1実施例においては、糸状部材12を円筒体4に
取り付けており、該円筒体4と筆記体3は着脱自在なの
で、筆記体3のインキがなくなったときは第1,2図の状
態で後軸2を回して先軸1から外し(この場合でもノッ
ク棒5の受け部25によって筆記体3を回すことにはなら
ないので、糸状部材12はよじれることがない)、円筒体
4から筆記体3を小径部3cとシール筒7内のOリング10
との摩擦力に抗して抜き取るだけで筆記体3を簡単に取
り外すことができる。
したがって、古い筆記体3を抜き取り、新しい筆記体
を挿入して取り付けることができる。すなわち、筆記体
の交換が可能である。
[実施例2] 第4,5図に示すものは、乾燥防止機構を有するキャッ
プレス筆記具のリフィール機構の第2の実施例である。
この実施例は、スプリング15を筆記体3の先端部分に配
置したものである。スプリング受40は、筆記体3の大径
部3dの先端部分に配置してある。スプリング受40は、リ
ング状の形をしていてその中心は、穴41を有している。
この穴41に筆記体3の小径部3cが挿入されている。スプ
リング受40には、切溝4c,4cが形成してあり、この切溝4
c,4cには、糸状部材12の後端がはめてあり、糸玉12aで
止めてある。
ワッシャー11と、スプリング受40との間には、スプリ
ング15が両部材を押すように介在させてある。筆記体3
を交換するには、後軸2を先軸1から回転させて取り外
す。筆記体3を引き抜き新しい筆記体3の小径部3cを穴
41、スプリング15、ワッシャー11、Oリング10に挿入す
るだけできわめて簡単に筆記体3を交換できる。
[実施例3] 第6,7,8,9,10,11図は、乾燥防止機構を有するキャッ
プレス筆記具のリフィール機構の第3の実施例を示す。
この実施例で使用される筆記体3は、小径部3cと大径部
3dとの間に中間の直径である中径部3fを有するものを使
用する。この中径部3fの先端外周に糸止リング50を配置
したものである。糸止リング50は、リング状の形をして
いてその中心には、穴51を有している。糸止リング50の
外周には、180度離れた二つのスリット52,52がある。
このスリット52は、案内部材53,53の間に形成されて
いる。案内部材53,53の外周は、先軸1の内周に軸線方
向に設けた溝56、56にはめ込んである。したがって、糸
止リング50は先軸1内で回転することはない。更に、糸
止リング50の穴51の外周には、180度角度を有して二つ
のスリット54,54が形成してある。スリット54,54に対し
て90度角度を有して二つのはめ込み溝55、55が形成して
ある(第9図参照)。
一方、中径部3fの先端外周には、180度角度を有して
二つの突起57,57が形成してある。組立は次のように行
う。筆記体3の小径部3cにスプリング15を挿入し、先軸
1の後方より挿入して行く。スプリング15は、糸止リン
グ50の穴51を通り抜ける。筆記体3の突起57,57もスリ
ット54,54を通り抜け、スプリング15は圧縮されてい
く。突起57,57がスリット54,54を通り抜けた後に、筆記
体3を90度回転させたあと、筆記体3を押す力を弱める
と、突起57,57がはめ込み溝55、55にはまる。(第6,7図
の状態) 使用するさいは、ノック冠22を押すと、筆記体3は押
されてスプリング15を圧縮する(第10,11図参照)。こ
の圧縮により、糸止めリング50が溝56上を摺動して前進
するので、糸状部材12を引っ張る力がなくなるので、シ
ール蓋9が自力でまず開に、次に筆記体3が糸止リング
50を残してさらに前進するので、先端筆記部3aが、開い
た蓋9に当たることなく前進し先軸1の先端孔から突出
する。
なお、この実施例においても実施例2のようにスプリ
ング15の後端を筆記体3の中径部3fで受けさせることな
く、糸止リング50で受けさせてもよい。この場合はスプ
リング15の内径が中径部3fより大きいことを要し、かつ
穴51より大きいことを要する。このようにスプリング15
をシール筒7と糸止リング50の間に配置すればたえず糸
止リング50が後退させられているので、糸止リングの先
軸内での回転防止手段を用いなくても、筆記体3の突起
57、57をスリット54、54を通過させて90度回転させ、は
めこみ溝55,55にはめることができる。
[その他の実施例] 前記各実施例は、シール蓋9を閉じるため糸状部材12
を用いている。しかし、シール蓋9とスプリング15によ
り後退方向に付勢されている連動部材とを連結できるも
のであれば、リンクを連結したリンク機構、帯状部材、
相互にスライドする円管部材、撚った糸などいかなるも
ので連結しても良い。更に、筆記体3の形状は前記各実
施例の機能を満足するものであれば、他の形状でも良
い。
前記実施例3の結合は、突起57、57をはめ込み溝55、
55に挿入するものであった。この係合は、この実施例か
ら理解されるように、公知のバイオネット式の結合機構
でも良い。
[発明の効果] 以上、詳記したようにこの発明は、乾燥防止機構を有
するキャップレス筆記具の新旧の筆記体を交換するとき
きわめて簡単に交換できる。また、製造時の組立も簡単
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は乾燥防止機構を有するキャップレス筆記具のリ
フィール機構の第1実施例の断面図、第2図は第1図の
側断面図、第3図は筆記体をせりだした状態を示す断面
図、第4図は第2実施例を示す断面図、第5図は第4図
の側断面図、第6,7,8,9図は第3実施例を示す図であり
第6図はその断面図、第7図は第6図の側断面図、第8
図は筆記体の斜軸投影図、第9図(a)は糸止リングの
斜軸投影図、第9図(b)は第9図(a)の部分拡大
図、第10図は第3実施例の作動を示す図、第11図は第10
図の側断面図である。 1……先軸、2……後軸、3……筆記体、6……筆記具
本体、7……シール筒、9……シール蓋、10……Oリン
グ、50……糸止リング

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筆記具本体と、該筆記具本体内に挿入され
    先端に先端筆記部と該先端筆記部へ供給するインキ収納
    部および空気孔を有した筆記体と、該筆記体と前記筆記
    具本体間に設けたスプリングと、前記筆記具本体内に設
    けられた前記先端筆記部を収納する空間であるシール室
    と、該シール室の前方をシールするための一端が回転自
    在なシール蓋と、収納時の筆記体の空気孔より後方をシ
    ール室内でシールするシール手段と、前記シール蓋に一
    端が連結され他端が前記スプリングにより後退力を受け
    る連動部材に連結された連結手段とを有し、前記筆記体
    が前記筆記具本体内を前進後退して前記先端筆記部が前
    記筆記具本体の前端から出没する乾燥防止機構を有する
    キャップレス筆記具において、前記筆記体が前記筆記具
    本体内で前記連動部材に着脱交換自在に設けられている
    ことを特徴とする乾燥防止機構を有するキャップレス筆
    記具のリフィール機構。
  2. 【請求項2】第1項記載において、前記連結手段が糸状
    部材であることを特徴とするキャップレス筆記具のリフ
    ィール機構。
  3. 【請求項3】第2項記載において、前記筆記体に前記連
    動部材に係合するストッパ部を設けたキャップレス筆記
    具のリフィール機構。
  4. 【請求項4】第2項記載において、前記先端筆記部と前
    記インキ収納部との間の段部に前記連動部材を係合させ
    たことを特徴とするキャップレス筆記具のリフィール機
    構。
  5. 【請求項5】第2項記載において、前記筆記体に形成し
    た突起と、前記連動部材に前記突起に係合するはめ込み
    溝とからなることを特徴とするキャップレス筆記具のリ
    フィール機構。
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WO2004022360A1 (ja) 2002-09-06 2004-03-18 Mitsubishi Pencil Co., Ltd. キャップレス筆記具
CN116323238A (zh) 2020-07-20 2023-06-23 三菱铅笔株式会社 揿动式书写工具

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