JP3897706B2 - 玄関ドアのサムターン保護キャップ - Google Patents

玄関ドアのサムターン保護キャップ Download PDF

Info

Publication number
JP3897706B2
JP3897706B2 JP2003018444A JP2003018444A JP3897706B2 JP 3897706 B2 JP3897706 B2 JP 3897706B2 JP 2003018444 A JP2003018444 A JP 2003018444A JP 2003018444 A JP2003018444 A JP 2003018444A JP 3897706 B2 JP3897706 B2 JP 3897706B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thumb turn
protective cap
peripheral wall
wall portion
thumb
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003018444A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004232208A (ja
Inventor
弘和 東畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Living Tech Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Living Tech Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Living Tech Co Ltd filed Critical Yamaha Living Tech Co Ltd
Priority to JP2003018444A priority Critical patent/JP3897706B2/ja
Publication of JP2004232208A publication Critical patent/JP2004232208A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3897706B2 publication Critical patent/JP3897706B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、玄関ドアの施錠装置部分に設けられるサムターンの屋外側からの回動を阻止する玄関ドアのサムターン保護キャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、玄関ドアには、シリンダー錠等からなり屋内側や屋外側から強制的に施錠する施錠装置が設けられている。そして、この施錠装置には、屋内側から簡易的に施錠し得るサムターンが一体的に設けられている場合が多いが、このサムターンは、その回動操作を容易に行うために、サムターンを回動可能に支持するサムターンケースから屋内側に所定寸法突出しているのが一般的である。
【0003】
ところが、このようなサムターンが一体的に設けられた施錠装置においては、サムターンが屋外側から回動操作、すなわちサムターン回しされて解錠されてしまう場合があり、防犯上好ましくなく、そのため、例えば特許文献1に示すようなサムターン錠装置が提案されている。このサムターン錠装置は、デッドボルトが施錠位置にない場合に、屋外側から鍵による施錠を行うとデッドボルトが施錠位置に移動すると同時にサムターンレバーが固定されて、デッドボルトを施錠位置に固定するようにしたものである。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−193326号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このサムターン錠装置にあっては、サムターン錠にデッドボルト等を設けて、これをサムターンレバーと関連付けて動作させるため、防犯専用の施錠装置となり、これを玄関ドアに適用する場合には、既に取り付けられている施錠装置の交換が必要となり、費用的な面や工期的な面から一般家庭等の玄関ドアに容易に適用することが難しいという問題点を有している。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、簡易な構成により、既存の施錠装置にも簡単に取り付けできて屋外側からのサムターン回しを確実に阻止し得る玄関ドアのサムターン保護キャップを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成すべく、本発明のうち請求項1に記載の発明は、玄関ドアの施錠装置の屋内側に設けられその回動操作で該玄関ドアを施錠状態とするサムターンを保護する玄関ドアのサムターン保護キャップであって、前記保護キャップは、サムターンを回動可能に支持するサムターンケースの外周面と略同一内径の内周面が形成された周壁部を有し、該周壁部の内周面をサムターンケースの外周面に一致させて保護キャップをサムターンケースに取り付けた際に、周壁部の先端がサムターンの先端より突出すると共に、前記周壁部は、一方の開口側にサムターン挿通溝とネジ挿通溝が形成された底壁部を有し、該底壁部のサムターン挿通溝にサムターンを挿通した状態でネジ挿通溝からネジをサムターンケースにねじ込むことにより、保護キャップがサムターンケースに取り付けられることを特徴とする。
【0008】
このように構成することにより、保護キャップは、その周壁部の内周面をサムターンケースの外周面に一致させてサムターンケースに取り付けると、周壁部の先端がサムターンの先端より突出した状態となる。これにより、回動操作可能なサムターンの周囲が保護キャップの周壁部で取り囲まれた状態となって、保護キャップの開口前方からの回転操作しかできず、屋外からのサムターン回しを阻止することが可能となる。また、保護キャップが周壁部と底壁部で略有底筒状に形成され、底壁部にサムターン挿通溝とネジ挿通溝が設けられていることから、サムターン挿通溝にサムターンを挿通させた状態でネジ挿通溝を利用して底壁部をサムターンケースに取り付けできて、既存の玄関ドアの施錠装置であっても保護キャップを簡単に取り付けできる。
【0009】
そして、前記ネジ挿通溝は、請求項2に記載の発明のように、所定長さの複数の長溝で形成されていることが好ましい。このように構成することにより、ネジ挿通溝が複数の長溝で形成されることから、サムターン取付用のネジの位置が異なる各種施錠装置であっても、保護キャップを長溝を利用して簡単に取り付けできる。
【0010】
また、前記周壁部は、請求項3に記載の発明のように、サムターンケースに取り付けられる第1周壁部と、該第1周壁部に進退可能に装着され、進出した際にその先端がサムターンケースの先端より所定寸法突出し後退した際にその先端がサムターンケースの先端と略面一か内側に位置する第2周壁部と、で形成されていることが好ましい。
【0011】
このように構成することにより、周壁部がサムターンケースに取り付けられる第1周壁部と、この第1周壁部に進退可能に配設された第2周壁部で形成されることから、第1周壁部をサムターンケースに取り付け、第2周壁部を後退位置に設定することで、第2周壁部の先端がサムターンケースの先端から突出することがなくなり、保護キャップがサムターンの回動操作に悪影響を与えることがなくなる。また、第2周壁部を第1周壁部に対して進出位置に設定することで、サムターンが第2周壁部で覆われてサムターン回しを阻止することが可能となる。これにより、保護キャップを既存のサムターンケースにその使い勝手の低下を招くことなく、容易に取り付けできる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図5は、本発明に係わる保護キャップの一実施形態を示し、図1が該保護キャップが取り付けられる玄関ドアの斜視図、図2が保護キャップを取り付けた状態の要部の斜視図、図3がその一部を断面にした側面図、図4が保護キャップの正面図、図5がその半断面図である。
【0013】
図1において、玄関ドア1は、ドア本体2を有し、このドア本体2の中央部分にはガラス3が額縁4によって取り付けられ、ドア本体2の反ヒンジ側の端部2aには施錠装置5が取り付けられている。この施錠装置5は、屋内側と屋外側から鍵により強制的に施錠もしくは解錠が可能な例えばシリンダー錠を有し、このシリンダー錠には、ドア本体2の屋内側に位置した状態でサムターン6が一体的に設けられている。
【0014】
サムターン6は、外周面7aが円周形状に形成されたサムターンケース7に回動可能に支持されており、サムターンケース7の前面には、ケース7内部の図示しないサムターン機構等を固定するための例えば2個のネジ8が設けられている。そして、このサムターン6を施錠方向に矢印イの如く回動操作することにより、ロックバー9がドア本体2の端面2bから矢印ロの如く進出し、図示しないドア枠の係止孔に係止されて、施錠状態となるように構成されている。
【0015】
そして、このサムターンケース7には保護キャップ10が取り付けられる。保護キャップ10は、図3及び図4に示すように、例えばアルミニウム等の金属材の切削加工や樹脂成型品で形成され、円筒状で所定幅を有する周壁部10aと、この周壁部10aの一方の開口側に一体形成された底壁部10bとで略有底筒状に形成され、周壁部10aの内周面11の内径は、前記サムターンケース7の外周面7aの外径と略同一に設定されている。また、周壁部10aの外周面12は、基部側である底壁部10b側が径大で先端側である開口10c側が径小となる円錐面からなる傾斜面で形成されている。
【0016】
また、底壁部10bの中心位置には、直径方向に幅W1で長さL1の長方形状で後述する如くサムターン6が挿通されるサムターン挿通溝13が形成されると共に、このサムターン挿通溝13に直交して両方向に幅W2で長さL2のネジ挿通溝14が、底壁部10bをそれぞれ切欠きすることにより形成されている。
【0017】
このように構成された保護キャップ10は、図2及び図3に示すように、サムターンケース7の前記ネジ8を取り外した状態で、保護キャップ10の底壁部10bに形成されたサムターン挿通溝13内にサムターン6を挿通させる。そして、底壁部10bのネジ挿通溝14をサムターンケース7のネジ8が挿通されていた孔に位置合せし、取り外したネジ8を底壁部10bのネジ挿通溝14からサムターンケース7内のネジ孔15(図3参照)にねじ込み、保護キャップ10の底壁部10bをサムターンケース7の前面側に固定する。
【0018】
これにより、保護キャップ10が、ネジ孔15にねじ込まれていたネジ8によりサムターンケース7に取り付けられ、この取付時に、保護キャップ10の周壁部10aの高さ寸法Hを所定に設定することで、周壁部10aの先端がサムターン6の先端より所定寸法h外側に突出するようになっている。また、サムターン6は、底壁部10bのサムターン挿通溝13に挿通されることで、保護キャップ10が取り付けられていない状態と同様に回動操作可能に配設されると共に、サムターン6の周囲が保護キャップ10の周壁部10aで取り囲まれた状態となり、サムターン6の回動操作が保護キャップ10の開口10c側からのみ許容された状態となって、屋外側からのサムターン回しを阻止することが可能となる。
【0019】
なお、この例において、保護キャップ10の底壁部10bに設けられるネジ挿通溝14を径方向に2個設けたが、例えば径方向に3個以上設けることもできるし、円周方向に1個もしくは複数個設けて各種形態のサムターン6に対応できる構成とすることもできる。
【0020】
このように、上記実施形態の保護キャップ10にあっては、サムターン6の周囲を取り囲むことができる周壁部10aを有するため、保護キャップ10の周壁部10aの内周面11をサムターンケース7の外周面7aに一致させた状態でサムターンケース7に取り付けることにより、サムターン6の回動操作を保護キャップ10の開口10c側からしかできない状態に設定することができ、屋外側から進入させた紐等によるサムターン回しを阻止することが可能となる。
【0021】
特に、保護キャップ10の周壁部10aの高さ寸法Hをサムターン6の先端より所定寸法h突出するように設定しているため、周壁部10aでサムターン6の周囲を確実に取り囲むことができたり、周壁部10aの外周面12を傾斜面としているため、進入された紐等の外周面12への係止を防ぎ、これらのことからサムターン回しを一層効率的に阻止することが可能となる。
【0022】
また、保護キャップ10の底壁部10bにサムターン挿通溝13やネジ挿通溝14が形成され、サムターン挿通溝13にサムターン6を挿通させた状態で、ネジ挿通溝14を利用して保護キャップ10をサムターン6に取り付けることができるため、保護キャップ10を既存の施錠装置5にも該施錠装置5自体を交換等することなく簡単に取り付けることができる。特に、ネジ挿通溝14が所定長さL2の長溝で形成されているため、ネジ8の位置が異なるサムターン6であっても対応できて、汎用性に優れた保護キャップ10が得られ、各種サムターン6に簡単に取り付けることが可能になる。
【0023】
さらに、保護キャップ10が例えば金属材の切削加工や樹脂成形品で形成されるため、保護キャップ10自体を構成簡易にして安価に製造できると共に、保護キャップ10の取付時にサムターンケース7に使用されているネジ8を兼用できて新たな取付用部材が不要になったり、取付作業が一般人でも容易に行うことができる等、取り付けのためのコストの低減化が図れ、サムターン回し対策を安価に実施できる。また、保護キャップ10がサムターンケース7に取り付けられるため、ドア本体2に取り付ける必要がなくなって、ドア本体2への加工や傷付きが防止され、その意匠的価値の低下を防止することもできる。
【0024】
ところで、上記実施形態においては、保護キャップ10に周壁部10aと底壁部10bを設け、底壁部10bを利用して保護キャップ10をサムターンケース7に取り付けたが、本発明はこの構成に限定されず、例えば図6に示す他の実施形態のように、保護キャップ10をリング状に形成することもできる。
【0025】
すなわち、保護キャップ10を、高さ寸法Hを有し内周面11と傾斜した外周面12からなる周壁部10aを有するリング状に形成し、この保護キャップ10の内周面11をサムターンケース7の外周面7aに嵌合させて取り付ける。この時、保護キャップ10を例えば樹脂成形品で形成し、その内周面11の内径r1をサムターンケース7の外周面7aの外径より極僅かに小さく設定することで、保護キャップ10の弾性を利用して所定の嵌合強度でサムターンケース7に取り付け得るように設定する。
【0026】
この保護キャップ10においても、周壁部10aでサムターン6の周囲を取り囲むことができて、上記実施形態と同様の作用効果が得られる他に、保護キャップ10自体の構成を極めて簡略化して取付コストも含め一層安価に形成できるという作用効果が得られる。この例の場合、周壁部10aに軸方向のスリットを形成し、このスリットの幅を例えばボルト等で調整できるようにすれば、内周面11の内径r1を調整できて、各種外径のサムターンケース7に取り付けることができ、一層汎用性に優れた保護キャップ10が得られることになる。
【0027】
図7〜図9は、本発明に係わる保護キャップのさらに他の実施形態を示し、図7が正面図、図8及び図9がその断面図である。この実施形態の保護キャップ20の特徴は、保護キャップ20の周壁部21を底壁部22を有する第1周壁部21aと、この第1周壁部21a内に進退可能に装着された第2周壁部21bとで形成した点にある。
【0028】
すなわち、第1周壁部21aにサムターンケース7取付用の底壁部22やサムターン挿通溝13及び図示しない前記ネジ挿通溝14を形成すると共に、この第1周壁部21aの開口側の端部に内側に向けて係止部23を設ける。また、第2周壁部21bは、その基部側に外方に向けて係止部24を設けこの係止部24を第1周壁部21aの係止部23の内側に位置させる。そして、この係止部24の端面が第1周壁部21aの内面に接触しつつ図8の矢印ハ、ニ方向にスライド移動することで、第2周壁部21bが第1周壁部21aに対して進退可能に装着されると共に、第2周壁部21bの第1周壁部21aからの抜けが、前記両係止部23、24の係止によって防止されるようになっている。
【0029】
この保護キャップ20は、第1周壁部21aの底壁部22やネジ挿通溝14を使用してサムターンケース7に取り付けられる。そして、例えば留守時等で保護キャップ20にサムターン回し阻止機能を持たせる保護キャップ使用時には、保護キャップ20の第2周壁部21bを図8の矢印ハ方向に引っ張って前方にスライド移動させ、第2周壁部21bの先端をサムターンケース7の先端より所定寸法突出(前方に位置)させる。これにより、サムターン6の周囲が第2周壁部21bで覆われた状態となり、この第2周壁部21bによってサムターン6回しを阻止することが可能となる。
【0030】
一方、保護キャップ20にサムターン回し阻止機能を持たせない保護キャップ非使用時には、第2周壁部21bを矢印ニ方向に後退させて、図9に示すように第1周壁部21a内に位置させ、第2周壁部21bの先端をサムターンケース7の先端と面一か内側(ドア本体2側)に位置させる。これにより、サムターン6の周囲に第2周壁部21bが位置することがなくなり、サムターン6が保護キャップ20を取り付けていない場合と略同じ状態となって、その回動操作を通常通りに行うことができる。
【0031】
この実施形態の保護キャップ20においても、第2周壁部21bを進出させることで、該第2周壁部21bでサムターン6回しを阻止することが可能となり、上記実施形態の保護キャップ10と同様の作用効果を得ることができる。また、この実施形態の保護キャップ20によれば、サムターン回し阻止機能を有する第2周壁部21bが進退可能に設けられていることから、保護キャップ20の非使用時に後退させることで、第2周壁部21bがサムターン6の回動操作に悪影響を与えることがなく、サムターン6の操作性の低下を防止することができると共に、保護キャップ20を取り付けた状態で使用時と非使用時に設定でき、使い勝手に優れかつ既存の各種玄関ドア1に容易に適用できる保護キャップ20を得ることが可能になる。
【0032】
この例においては、第2周壁部21bの係止部24の端面と第1周壁部21aの内面との摩擦力等によって、第2周壁部21bを進出位置に保持するように構成できるが、例えば係止部24の外端面にネジ部を形成し、このネジ部を第1周壁部21aの内面に形成されたネジにねじ込むことで、第2周壁部21bを第1周壁部21aに進退させて所望位置に停止させる構成としても良い。また、第1周壁部21aの外面を円錐状に形成することで、上記実施形態の保護キャップ10と同様に傾斜面とすることもできる。
【0033】
なお、本発明における保護キャップは、一体型のサムターンあるいはセパレート型のサムターン等の各種サムターンに使用できるし、上記各実施形態における保護キャップの周壁部(第1周壁部、第2周壁部)や底壁部の形状は、サムターンやサムターンケースの形状に応じて適宜に変更することができる。
【0034】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1に記載の発明によれば、保護キャップの周壁部の内周面をサムターンケースの外周面に一致させて取り付けた際に、周壁部の先端がサムターンの先端より突出するため、回動操作可能なサムターンの周囲が保護キャップの周壁部で取り囲まれた状態となり、屋外からのサムターン回しを阻止することが可能となると共に、既存の施錠装置であっても簡単かつ安価に取り付けることができる。また、保護キャップが周壁部と底壁部で有底筒状に形成され、底壁部にサムターン挿通溝とネジ挿通溝が設けられているため、サムターン挿通溝にサムターンを挿通させた状態でネジ挿通溝を利用して底壁部をサムターンケースに装着できて、既存の玄関ドアの施錠装置であっても保護キャップを簡単に取り付けることができる。
【0035】
また、請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、ネジ挿通溝が複数の長溝で形成されるため、サムターン取付用のネジの位置が異なる各種施錠装置であっても、保護キャップを長溝を利用して簡単に取り付けることができる。
【0036】
また、請求項3に記載の発明によれば、請求項1または2に記載の発明の効果に加え、周壁部がサムターンケースに取り付けられる第1周壁部と、第1周壁部に進退可能に配設された第2周壁部で形成されるため、第2周壁部を後退位置に設定することで、保護キャップがサムターンの回動操作に悪影響を与えることがなく、また、第2周壁部を突出位置に設定することでサムターン回しを阻止することが可能となり、使い勝手に優れかつサムターン回しを効率的に阻止し得る保護キャップを容易に得ることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる保護キャップが取り付けられる玄関ドアの斜視図
【図2】 同保護キャップを取り付けた状態の要部の斜視図
【図3】 同その一部を断面にした側面図
【図4】 同保護キャップの正面図
【図5】 同その半断面図
【図6】 本発明に係わる保護キャップの他の実施形態の図2と同様の斜視図
【図7】 本発明に係わるさらに他の実施形態の保護キャップの正面図
【図8】 同保護キャップの使用時の断面図
【図9】 同その非使用時の断面図
【符号の説明】
1・・・・・・・・・玄関ドア
2・・・・・・・・・ドア本体
2a・・・・・・・・端部
2b・・・・・・・・端面
5・・・・・・・・・施錠装置
6・・・・・・・・・サムターン
7・・・・・・・・・サムターンケース
7a・・・・・・・・外周面
8・・・・・・・・・ネジ
9・・・・・・・・・ロックバー
10・・・・・・・・保護キャップ
10a・・・・・・・周壁部
10b・・・・・・・底壁部
10c・・・・・・・開口
11・・・・・・・・内周面
12・・・・・・・・外周面
13・・・・・・・・サムターン挿通溝
14・・・・・・・・ネジ挿通溝
20・・・・・・・・保護キャップ
21・・・・・・・・周壁部
21a・・・・・・・第1周壁部
21b・・・・・・・第2周壁部
22・・・・・・・・底壁部
23、24・・・・・係止部

Claims (3)

  1. 玄関ドアの施錠装置の屋内側に設けられその回動操作で該玄関ドアを施錠状態とするサムターンを保護する玄関ドアのサムターン保護キャップであって、
    前記保護キャップは、サムターンを回動可能に支持するサムターンケースの外周面と略同一内径の内周面が形成された周壁部を有し、該周壁部の内周面をサムターンケースの外周面に一致させて保護キャップをサムターンケースに取り付けた際に、周壁部の先端がサムターンの先端より突出すると共に、前記周壁部は、一方の開口側にサムターン挿通溝とネジ挿通溝が形成された底壁部を有し、該底壁部のサムターン挿通溝にサムターンを挿通した状態でネジ挿通溝からネジをサムターンケースにねじ込むことにより、保護キャップがサムターンケースに取り付けられることを特徴とする玄関ドアのサムターン保護キャップ。
  2. 前記ネジ挿通溝は、所定長さの複数の長溝で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の玄関ドアのサムターン保護キャップ。
  3. 前記周壁部は、サムターンケースに取り付けられる第1周壁部と、該第1周壁部に進退可能に装着され、進出した際にその先端がサムターンケースの先端より所定寸法突出し後退した際にその先端がサムターンケースの先端と略面一か内側に位置する第2周壁部と、で形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の玄関ドアのサムターン保護キャップ。
JP2003018444A 2003-01-28 2003-01-28 玄関ドアのサムターン保護キャップ Expired - Fee Related JP3897706B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003018444A JP3897706B2 (ja) 2003-01-28 2003-01-28 玄関ドアのサムターン保護キャップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003018444A JP3897706B2 (ja) 2003-01-28 2003-01-28 玄関ドアのサムターン保護キャップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004232208A JP2004232208A (ja) 2004-08-19
JP3897706B2 true JP3897706B2 (ja) 2007-03-28

Family

ID=32948569

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003018444A Expired - Fee Related JP3897706B2 (ja) 2003-01-28 2003-01-28 玄関ドアのサムターン保護キャップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3897706B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5306979B2 (ja) * 2009-12-18 2013-10-02 トッパン・フォームズ株式会社 非常時解錠サムターン用カバー
JP6370868B2 (ja) * 2016-12-08 2018-08-08 株式会社無有 開錠防止具
DK181328B1 (da) * 2021-06-29 2023-08-15 Jata Holding Aps Sikringsindretning

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004232208A (ja) 2004-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2689357C (en) Locking apparatus
EP3369945B1 (en) Conveniently-mounted wall support assembly
JPH10184115A (ja) ハンドル装置
US5440909A (en) Lock and key shell assembly
KR100297034B1 (ko) 잠금장치
US9435140B2 (en) Locking device
JP3897706B2 (ja) 玄関ドアのサムターン保護キャップ
US3985008A (en) Door lock mounting means
JPS635541B2 (ja)
US9462919B2 (en) Damper locking mechanism for toilet seat
US6691538B1 (en) Enhanced door lock capable of being locked from inner side of doorplate
US6676178B2 (en) Door lock assembly having escutcheon with removable posts
KR100823850B1 (ko) 앵커볼트
JP6133665B2 (ja) ボルト用キャップ
US6494069B1 (en) Lock cylinder
JP6272657B2 (ja) ボルト用キャップ
CA2338505C (en) Latch bolt assembly for use with a rectangular or circular door latch cavity
EP2865825A1 (en) Cylinder lock arrangement
JP2007205112A (ja) ラッチ錠
US7000926B1 (en) Manually tightened drill chuck
KR100406942B1 (ko) 창문용 괘정장치
US20050223764A1 (en) Retaining mechanism for mortise cylinders
JP2004016198A (ja) 釣竿のハンドル
JP4680560B2 (ja) 工具連結構造
JP2004076395A (ja) ドアハンドル装置およびその取付方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060801

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060927

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100105

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100105

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees