JPH0652872B2 - ディジタルアナログ変換器 - Google Patents

ディジタルアナログ変換器

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JPH0652872B2
JPH0652872B2 JP58239621A JP23962183A JPH0652872B2 JP H0652872 B2 JPH0652872 B2 JP H0652872B2 JP 58239621 A JP58239621 A JP 58239621A JP 23962183 A JP23962183 A JP 23962183A JP H0652872 B2 JPH0652872 B2 JP H0652872B2
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/10Calibration or testing
    • H03M1/1009Calibration
    • H03M1/1033Calibration over the full range of the converter, e.g. for correcting differential non-linearity
    • H03M1/1038Calibration over the full range of the converter, e.g. for correcting differential non-linearity by storing corrected or correction values in one or more digital look-up tables
    • H03M1/1042Calibration over the full range of the converter, e.g. for correcting differential non-linearity by storing corrected or correction values in one or more digital look-up tables the look-up table containing corrected values for replacing the original digital values

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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明はディジタルアナログ変換器、特に抵抗分圧回路
を含むコンデンサアレイ型のディジタルアナログ変換器
(以下D/A変換器と称す)に関するものである。
(従来技術) 近年、コンデンサアレイ型のD/A変換器は、MOSIC化が
容易であるので、ディジタル電子装置の出力手段として
用途が増加している。
コンデンサアレイに使用される多数の重み付けされた容
量は一般にMOSキャパシタで形成され他の受動素子より
寸法精度が得られるため、この型のD/A変換器に高精度
特性を与えることができる。
しかし、このコンデンサアレイ型のD/A変換器は単位容
量(例えば0.1pF程度)のMOSキャパシタを数百個以
上使用するため、ICチップ面積を縮少することがむず
かしい。この対策のため、抵抗分圧回路を追加してコン
デンサアレイの単位容量の使用数を減少させる事が行わ
れる。この技術に関して例えば日本特許願昭56−89
46「ディジタルアナログ変換器」に開示されている。
しかし、14ビット以上の分解能を有する抵抗分圧回路
を含むコンデンサアレイ型D/A変換器においては、第
1図に示すように、キャパシタスイッチの切り換え時に
変換特性が悪化してしまう。すなわち、本来ディジタル
入力に対するアナログ出力は、第1図の点線(理想特
性)で示すように直線的に変化するが、キャパシタスイ
ッチの切り換え時において、正側にΔVaまたは負側に
ΔVbシフトしてしまう。
例えば、この14ビットD/A変換器を±3Vの基準電
圧で動作させると、分解能Δcは、約0.4mV程度に
なる。そこで、ディジタル入力コード値を(0000000001
1111)から(00000000100000)に変化させると、シフト
電圧(誤差電圧)の絶対値は、約11mVにもなり、デ
ィジタル入力に対するアナログ出力は、分解能電圧以上
に変化してしまう。ディジタル入力コード値を(000000
01011111)から(00000001100000)に変化させた場合も
同様である。
なお、以上の第1図における説明は、シフト電圧を説明
するため、MSBから数えて第9ビット目を司るMOS
キャパシタが、正の誤差(ΔVa)を有している場合を
想定した変換特性を実線で示し、負の誤差(Δb)を有
している場合を想定した変換特性を一点鎖線で示した。
以上のような現象は、IC化した場合のMOSキャパシ
タのIC化した場合のMOSキャパシタの容量および抵抗
素子の抵抗バラツキに起因するものであり、14ビット
以上の分解能を有するコンデンサアレイ型D/A変換器を
実用化することが極めて困難であった。
(発明の目的) 本発明の目的は直線性がよく且つ高精度のコンデンサア
レイ型D/A変換器を提供することにある。
(発明の概要) 本発明のD/A変換器は、入力されたディジタル信号のコ
ード値に相当するアナログ電圧の誤差を、予め誤差電圧
に相当するデータを記憶したメモリ回路と、前記アナロ
グ電圧に対して補正電圧を加算する容量アレイにより、
アナログ電圧の誤差を補正し、出力特性を理想曲線に近
似させることを特徴とする。
(発明の構成) 本発明のD/A変換器は、 アナログ電圧が与えられる第1および第2のアナログ電
圧出力ライン(L1)、(L2)と、 第1の基準電圧を供給する第1のスイッチ(106)
と、 前記第1の基準電圧と逆極性の第2の基準電圧を供給す
る第2のスイッチ(105)と、 ディジタル信号の第1のコード値を入力し、該第1のコ
ード値に対応する第2のコード値(126)および第3
のコード値(125)を出力する制御回路(103)
と、 第1のディジタルアナログ変換部であって、 単位容量と該単位容量に対して容量が重み付けされた複
数のMOS容量とで構成された第1の容量アレイ
(CX)〜(128CX)と、 前記第2のコード値(126)に応答して、前記第1の
スイッチ(106)から供給された第1の基準電圧を分
圧し、該分圧された第1の基準電圧を前記第1の容量ア
レイ(CX)〜(128CX)の単位容量に供給する可変
抵抗分圧回路(102)と、 前記第3のコード値(125)に応答して、接地電圧お
よび前記第1のスイッチ(106)から供給された第1
の基準電圧を、前記第1の容量アレイ(CX)〜(12
8CX)の単位容量を除く複数のMOS容量に選択的に
供給する複数の第3のスイッチ(114a)〜(114
h)とを含み、 前記第1のコード値に相当し誤差電圧を含むアナログ電
圧を前記第1のアナログ電圧出力ライン(L1)に出力
する第1のディジタルアナログ変換部と、 前記アナログ電圧に含まれる誤差電圧を補正するための
データを記憶するメモリ(110)であって、前記アナ
ログ電圧に対応する前記第3のコード値(125)に応
答して、前記誤差電圧に相当する第4のコード値(12
7)を出力するメモリ(110)と、 第2のディジタルアナログ変換部であって、 接地電圧が供給された単位容量と該単位容量に対して容
量が重み付けされた複数のMOS容量とで構成された第
2の容量アレイ(CY)〜(128CY)と、 前記第4のコード値(127)に応答して、接地電圧お
よび前記第2のスイッチ(105)から供給された第2
の基準電圧を、前記第2の容量アレイ(CY)〜(12
8CY)の単位容量を除く複数のMOS容量に選択的に
供給する複数の第4のスイッチ(122a)〜(122
h)とを含み、 前記誤差電圧を相殺する補正電圧を前記第2のアナログ
電圧出力ライン(L2)に出力する第2のディジタルア
ナログ変換部と、 一端および他端を有し、該一端が前記第1のアナログ電
圧出力ライン(L1)に接続され、かつ容量が前記第1
および第2の容量アレイの単位容量とほぼ等しい結合容
量(124)と、 前記第2のアナログ電圧出力ライン(L2)と前記結合
容量(124)の他端との間に接続されたバッファアン
プ(123)とで構成される。
(実施例) 第2図は本発明によるディジタルアナログ変換器であ
り、14ビットのD/A変換器の例を示している。
第2図において、D/A変換器はサンプリング回路10
0、第1の可変容量分圧回路101、可変抵抗分圧回路
102、制御回路103、スイッチ104,106、タ
イミング発生回路107、第2の可変容量分圧回路10
8、スイッチ105,109、プログラムROM110、
結合コンデンサ124から構成される。
サンプリング回路100は高入力インピーダンスを有す
るバッファアンプ111、サンプル信号を保持するサン
プリング容量112、制御信号により所定期間信号をサ
ンプリングするスイッチ113から構成される。
可変容量分圧回路101は容量アレイを構成する単位容
量C(この単位容量Cは、例えば約0.1pFの容
量を有する。)と、この単位容量CXの1倍,2倍,4倍
…128倍に重み付けされた容量値を有する複数の容量
1CX,2CX,4CX…128CXと、複数の容量スイッチ1
14a〜114hと高入力インピーダンスを有するバッ
ファアンプ115から構成される。
この容量1CX〜128CXの上部電極はラインL1に共通結
合され、下部電極はそれぞれ複数の容量スイッチ114
に結合される。この可変容量分圧回路101は入力され
た14ビットのディジタル信号に相当するアナログ信号
電圧をバッファアンプ115から出力する。半導体IC
化されたD/A変換器において、この容量アレイの容量はM
OS容量で構成することが好ましく、大容量は単位容量C
Xを複数個並列接続して形成することが容量値の高精度
化の為に好ましい。
可変抵抗分圧回路102は複数の抵抗器116とこの抵
抗の中間タップに接続された複数の切換スイッチ117
から構成される。この切換スイッチの一端はラインL
に共通接続され、単位容量CXの下部電極に結合され
る。この抵抗器116は好ましくは、例えば約1〜10
kΩの拡散抵抗から形成される。実施例において、可変
抵抗分圧回路102は基準電圧Vrefの1/32の整数倍の
電圧をラインLに出力する。
制御回路103はレジスタ118、ゲート回路119、
デコーダ120から構成される。レジスタ118DIGITA
L INPUTの入力部には、例えば、MSBビットがサインビッ
トである14ビットの絶対値2進コードが入力される。
ゲート回路119は、制御信号により、MSBビットを除
く、上位ビット信号(a〜a)(例えば第2〜9ビッ
ト信号)を出力し、可変容量回路101の容量スイッチ
114a〜114hを切換制御する。
デコーダ120は入力されたディジタル信号の下位ビッ
ト(例えば第10〜第14ビット信号)により32本の
信号線b0〜b31の一本を選択し、可変抵抗分圧回路1
02の切換スイッチ117の一つをオン動作させる。こ
れにより単位容量CXに基準電圧+Vref又は−Vref
分電圧が与えられる。
切換スイッチ106は、制御信号a(ディジタル信号
のMSBビット)により、正又は負の基準電圧Vrefの容量
アレイの容量1CX〜128CXの下部電極と抵抗分圧回
路102の一端に供給する。
スイッチ104は可変容量分圧回路101のラインL
を制御信号により選択的に接地する。
タイミング発生回路107はクロック端子121に入力さ
れたクロック信号に応答して、レジスタ118をラッチ
動作させるタイミング信号Cと、ゲート回路119およ
び切換スイッチ104,109を制御するタイミング信
号Bと、サンプルスイッチ113を制御するタイミング
信号Aを発生する。
可変容量回路108は容量アレイを形成する単位容量C
Y(この単位容量CYは、例えば約0.1pFの容量を有
する。)と、この単位容量CYの1倍,2倍,4倍…1
28倍に重み付された容量値を有する複数の容量1
Y,2CY,4CY…128CYと複数の容量スイッチ12
2a〜122hと、高入力インピーダンスを有するバッファア
ンプ123から構成される。この容量CYおよび1CY
128CYの上部電極はラインLに共通結合され、下
部電極はそれぞれ容量スイッチ122a〜122hに結合され
る。単位容量CYの下部電極は接地電位に結合される。
スイッチ109はタイミング発生回路のタイミング信号
Bにより制御され、ラインLを選択的に接地する。
メモリ回路110例えばプログラムROMは、ディジタル
入力信号の、符号ビット(MSBビット)および、上位ビ
ット(例えば第2〜第9ビット)によりアドレスされる
と、出力信号d0〜d8を出力する。可変容量回路108
の容量スイッチ122a〜122hは出力信号d1〜d8により制
御される。このプログラムROM110は補正電圧に相当
するデータが書き込まれている。この補正電圧は、可変
容量回路101だけを使用した時の、レジスタ118の
全ての出力コードに対応する全てのアナログ出力電圧の
誤差電圧(シフト電圧)ΔVを求めることにより得られ
る。
スイッチ105は、プログラムROM110の出力信号のM
SBビット(d0)により制御され、容量アレイの容量1
Y〜128CYの下部電極に基準電圧+Vref又は−V
refを結合する。
結合コンデンサ124は可変容量回路101と108間
を結合し、可変容量回路101に可変容量回路108か
ら供給される補正電圧を重畳する。結合コンデンサは好
ましくはMOSキャパシタで形成され、例えば約0.1pF
の容量を有する。
可変容量分圧回路101のラインLに現われる補正さ
れた出力電圧Voは次式で表わされる。
ここでCXおよび1CX〜128CX,CYおよび1CY
128CY、およびCCはコンデンサ容量値、a〜a
はゲート回路119の出力信号125であり“1”又は
“0”の値をとる。mはデコーダ120の出力信号12
6のb0〜b31のうちで“1”となったものであり0〜
31までの整数である。d〜dはプログラムROM1
10の出力信号127であり“1”又は“0”の値をと
る。(1)式の第2項は補正電圧を表わし可変容量分圧回
路108により形成され、結合コンデンサ124を介し
て可変容量分圧回路101のラインLに供給される。
なお式(1)の導出過程は、以下の通りである。まず、
可変容量分圧回路101と可変抵抗分圧回路102によ
ってラインL1に生ずる電圧は、バッファアンプ123
の出力点(入力点)とスイッチ106との間に直列に接
続された、各容量CX、1CX、2CX・・・・128CX
(合計256CX)および結合コンデンサ124の容量
Cとの分圧回路の分圧電圧と考えられる。ここで、可
変容量分圧回路101側と可変抵抗分圧回路102側に
基準電圧が与えられるので、ラインL1に生ずる電圧は
次式(A)で表される。
次に、可変容量回路108によってラインL1に生ずる
電圧は、バッファアンプ123の出力点とスイッチ10
6と間に直列に接続された、各容量CX、1CX、2CX
・・・・128CX(合計256CX)と、結合コンデン
サ124の容量CCとの分圧回路の分圧電圧と考えられ
る。ここで、ラインL2には、スイッチ105および第
2の容量アレイを介して所定の電圧が与えられる。この
ラインL2に与えられる電圧をVL2とすると、可変容量
回路108によってラインL1に生ずる電圧は、次式
(B)で表される。
そして、このラインL2に与えられる電圧VL2は、スイ
ッチ105とラインL2との間に接続された各容量CY
1CY、2CY・・・・128CY(合計256CY)によ
って生じる電圧である。この各容量には基準電圧が与え
られるので、電圧VL2は、次式(C)で表される。
そして、式(C)を式(B)に代入し、式(A)を加え
ると、ラインL1に現れる補正された出力電圧V0(式
(1))が得られる。
次に、容量CX、CY、CCの関係について説明する。式
(1)の第1項と第2項は、次式(2)のように変形で
きる。但し、MSBビットが0であるとする。
式(2)の後半部(容量CYが関係する部分)は、補正
することができる電圧を示す。そして、この補正するこ
とができる電圧の最大値は、スイッチ122aないし1
22hがすべて閉じたときである。すなわち、式(2)
の後半部の( )の中が256CYの時である。このと
き式(2)は、次式(3)のように変形できる。ただ
し、式(2)の前半部(容量CXが関係する部分)をCX
とする。
とする。
本発明は、レンジ切り換え時のシフト電圧を補正するも
のである。すなわち、下位から数えて6ビット目以上の
ビットが0から1へ、もしくは1から0へと変化する時
(例えば、31から32、63から64等)のシフト電
圧を補正するものである。
しかしながら、本発明は誤差のすべての範囲を補正する
ものではなく、少なくとも下位から数えて6ビット目を
司る容量1CXの容量値の誤差が、7ビット目を司る容
量2CXの容量値を越えるような場合は、もはや実用化
には向かないものとして考え、その誤差が単位容量値と
同程度の±CX以内であれば補正によって救済するとい
うものである。
補正することができる誤差電圧の最大値は、式(2)
(3)からわかるように、±CCで決定されるので、補
正によって救済する最大の容量値である±CXは、±CC
と一致する必要がある。(容量CYについても同様) このため、本実施例では、容量CX=CY=0.1pFに設
定してある。
次に本発明の実施例の動作を第3図のタイミングに従っ
て説明する。
本発明のD/Aコンバータが3V基準電源で動作し、DIGIT
AL INPUT部には例えば14ビットの絶対値2進コード00
101000010100が入力されているものと仮定する。
まずタイミング信号Aが“1”レベルから“0”レベル
になると、スイッチ113はオフとなるのでサンプリン
グ回路100は以前のアナログ電圧を保持する。
次にタイミング信号Bが“1”レベルになると、ゲート
回路119の出力信号125は00000000になり、可変容
量分圧回路101のスイッチ群114a〜114hは容量アレイ
の容量1CX〜128CXの下部電極を接地電位に接続する。
同時に、スイッチ104,109が閉状態になり、ライ
ンLおよびLを接地電位に接続する。又プログラム
ROM110の出力信号127も00000000となり、スイッ
チ群122a〜122hは容量アレイの容量1CY〜128CYの下部
電極を接地電位にする。従って容量アレイの全ての容量
の電荷は放電され、バッファアンプ115の出力電圧は
0Vとなる。
次にタイミング信号Cが“1”レベルになると、ディジ
タル信号00101000010100がレジスタ118にラッチされ
る。次にタイミングCが“1”から“0”になると入力
ディジタル信号はレジスタ118に記憶される。
次にタイミング信号Bが“1”から“0”レベルになる
と、スイッチ104,109はオフになる。このディジ
タル入力信号のMSB(サイン)ビットaが“0”であ
るので、スイッチ106は+Vref(例えば+3V)側に
切換えられる。(第3図(f)参照の事) このコード00101000010100における可変容量分圧回路1
01の誤差が“正”であるとすると、プログラムROM1
10の出力信号のMSBビットdは“1”レベルとな
り、スイッチ105は−Vref(例えば−3V)を選択す
る。(第3図(g)参照) 同時にレジスタ118のディジタル出力信号の下位ビッ
ト(第10〜第14ビット)はデコーダ120により、
出力線126のラインb20が“1”となり、スイッチ11
7の接地電位に接続するスイッチを第0番目とすると、
第20番目のスイッチを選択する。
これにより容量CXは基準電圧の に充電される。
同時にレジスタ118のディジタル出力信号の上位ビッ
ト(第2〜第9ビット)が出力信号125として出力さ
れ、容量分圧回路101のスイッチ群114e,114
gが選択され、容量16CXと64CXの下部電極を+Vref
に接続する。
以上により、可変容量回路101の容量アレイはディジ
タル入力信号のコード値に対応した第3図(h)Nに示さ
れる電圧をラインLに発生させる。
同時に、可変容量分圧回路108も、プログラムROM1
10の出力信号127のコード値に対応した容量分圧回
路を形成し、そのバッファアンプ12は可変容量回路1
01のLラインにΔVaだけ負側にシフトさせる補正電
圧を加算する。(第3図(i)参照) これにより可変容量回路101のラインLはディジタ
ル入力信号のコード値に相当する真のアナログ電圧に調
整される。(第3図(h)参照) 次にタイミング信号Aが“0”レベルから“1”レベル
になると、スイッチ113がオンになりバッファアンプ
115の出力電圧が容量112に保持され、バッファア
ンプ111よりディジタル入力信号に相当する補正後の
アナログ電圧が出力される。(第3図(j)参照) 以下同様な動作によりディジタル信号がアナログ信号に
順次変換される。
本発明の実施例において、スイッチ104,109,1
12,117は第4図の如きMOSトランジスタで構成さ
れ、スイッチ105,106,114,122は第5図
の如きMOSトランジスタで構成される。
又メモリ回路としてプログラムROMにEPROMを使用するこ
とも可能である。
尚ディジタル入力信号が2の複数コードである場合はコ
ード変換回路により絶対値2進コードに変換してレジス
タ118に入力すればよい。
(発明の効果) 以上説明した様に、本発明によるD/A変換器はディジタ
ル信号の各コードに相当するアナログ信号の誤差電圧を
予めプログラムROMにデータとして記録してあるので、
ディジタル信号の各コードに対して極めて正確にアナロ
グ電圧を補正することができる。
従って直線性の良い、且つ極めて高精度の抵抗分圧回路
付の容量アレイ型D/A変換器のMOSIC化を極めて容易に
提供することができる。
本発明は高忠実度のPCMオーディオ機器、高精度ディジ
タル計測機器等に使用して極めて有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図は分圧回路を含む従来のコンデンサラダ−型ディ
ジタルアナログ変換器の出力特性図である。 第2図は本発明による分圧回路を含むコンデンサラダ−
型ディジタルアナログ変換器の実施例である。 第3図は第2図における各部のタイミング図である。 第4図,第5図は第2図の実施例に使用されるスイッチ
の機能を有するMOSトランジスタ回路である。 100……サンプリング回路、101……第1の可変容
量分圧回路、102……可変抵抗分圧回路、103……
制御回路、104,105,106,109……スイッ
チ手段、107……タイミング発生回路、108……第
2の可変容量分圧回路、110……プログラムROM、1
24……結合コンデンサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アナログ電圧が与えられる第1および第2
    のアナログ電圧出力ライン(L1)、(L2)と、 第1の基準電圧を供給する第1のスイッチ(106)
    と、 前記第1の基準電圧と逆極性の第2の基準電圧を供給す
    る第2のスイッチ(105)と、 ディジタル信号の第1のコード値を入力し、該第1のコ
    ード値に対応する第2のコード値(126)および第3
    のコード値(125)を出力する制御回路(103)
    と、 第1のディジタルアナログ変換部であって、 単位容量と該単位容量に対して容量が重み付けされた複
    数のMOS容量とで構成された第1の容量アレイ
    (CX)〜(128CX)と、 前記第2のコード値(126)に応答して、前記第1の
    スイッチ(106)から供給された第1の基準電圧を分
    圧し、該分圧された第1の基準電圧を前記第1の容量ア
    レイ(CX)〜(128CX)の単位容量に供給する可変
    抵抗分圧回路(102)と、 前記第3のコード値(125)に応答して、接地電圧お
    よび前記第1のスイッチ(106)から供給された第1
    の基準電圧を、前記第1の容量アレイ(CX)〜(12
    8CX)の単位容量を除く複数のMOS容量に選択的に
    供給する複数の第3のスイッチ(114a)〜(114
    h)とを含み、 前記第1のコード値に相当し誤差電圧を含むアナログ電
    圧を前記第1のアナログ電圧出力ライン(L1)に出力
    する第1のディジタルアナログ変換部と、 前記アナログ電圧に含まれる誤差電圧を補正するための
    データを記憶するメモリ(110)であって、前記アナ
    ログ電圧に対応する前記第3のコード値(125)に応
    答して、前記誤差電圧に相当する第4のコード値(12
    7)を出力するメモリ(110)と、 第2のディジタルアナログ変換部であって、 接地電圧が供給された単位容量と該単位容量に対して容
    量が重み付けされた複数のMOS容量とで構成された第
    2の容量アレイ(CY)〜(128CY)と、 前記第4のコード値(127)に応答して、接地電圧お
    よび前記第2のスイッチ(105)から供給された第2
    の基準電圧を、前記第2の容量アレイ(CY)〜(12
    8CY)の単位容量を除く複数のMOS容量に選択的に
    供給する複数の第4のスイッチ(122a)〜(122
    h)とを含み、 前記誤差電圧を相殺する補正電圧を前記第2のアナログ
    電圧出力ライン(L2)に出力する第2のディジタルア
    ナログ変換部と、 一端および他端を有し、該一端が前記第1のアナログ電
    圧出力ライン(L1)に接続され、かつ容量が前記第1
    および第2の容量アレイの単位容量とほぼ等しい結合容
    量(124)と、 前記第2のアナログ電圧出力ライン(L2)と前記結合
    容量(124)の他端との間に接続されたバッファアン
    プ(123)とを有することを特徴とするディジタルア
    ナログ変換器。
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