JPH0575464A - A/d変換回路 - Google Patents

A/d変換回路

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JPH0575464A
JPH0575464A JP23754291A JP23754291A JPH0575464A JP H0575464 A JPH0575464 A JP H0575464A JP 23754291 A JP23754291 A JP 23754291A JP 23754291 A JP23754291 A JP 23754291A JP H0575464 A JPH0575464 A JP H0575464A
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JP
Japan
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capacitive
switch
capacitive elements
capacitance
circuit
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Yasunori Hara
靖典 原
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Abstract

(57)【要約】 【構成】アナログ信号入力端子1よりアナログ信号を入
力し、スイッチS9,容量素子C10およびスイッチS
10でサンプリングする。一方、基準電圧供給端子2と
GND間に容量素子C1〜C5(C1〜C4=2C,C
5=C)およびスイッチS13〜S17を接続する。ま
た、容量素子C1〜C5の接続点にスイッチS1〜S4
を介して容量素子C6〜C9を接続し、これら容量素子
C6〜C9の他端にスイッチS5〜S8を介し、GND
およびサンプルホールドのためのスイッチS10に接続
する。これらサンプルホールドした信号と、容量素子C
6〜C9の電荷とを演算増幅回路3で演算し、電圧比較
回路4で比較し、逐次レジスタ及び制御回路5に供給す
る。これにより、A/D変換される。 【効果】ビット数の大小にかかわらず、チップ面積を小
さく抑えるとともに、高精度のA/D変換を実現でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はA/D変換回路に関し、
特に容量素子を用いた逐次比較型A/D変換回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる容量素子を用いた逐次比較
型のA/D変換回路は、複数のスイッチ素子と複数の容
量素子および逐次比較レジスタ及び制御回路とを用いて
構成している。
【0003】図3は従来の一例を示すA/D変換回路図
である。図3に示すように、このA/D変換回路は容量
アレイによる電荷再配分を用いた逐次比較型A/D変換
回路であり、4ビットの場合を示してる。かかるA/D
変換回路において、第1の端子1はアナログ入力(V
I)が供給され、第2の端子2はA/D変換のための基
準電位(VR)が供給される。また、容量素子C13〜
C17は単位容量値をCとしてそれぞれ8C,4C,2
C,C,Cの容量値を持つ容量アレイである。これらの
容量素子C13〜C17に対応してスイッチS21〜S
25がそれぞれ接続され、容量素子C13〜C17の他
端はスイッチS20を介して接地されるとともに、電圧
比較回路4の一側に接続される。この電圧比較回路4の
出力V0は逐次比較レジスタ(SAR)及び制御回路5
に与えられる。このSAR及び制御回路5の出力信号
(信号線は図示せず)によりスイッチS20〜S25を
切り替えが制御される。例えば、電荷再配分モードの
時、スイッチS21〜S24はそれぞれSARのMSB
(最上位ビット)〜LSB(最下位ビット)の値が
「1」の時にVR側へ切り替わり、また「0」の時に接
地側へ切り替えられる。以下、その動作について説明す
る。
【0004】最初はサンプリングモードに入り、スイッ
チS21〜S25はV1側に接続され、スイッチS20
がオンして容量素子C13〜C17の共通電極側は接地
される。この結果、容量素子C13〜C17にはV1に
比例した電荷が蓄えられ、その総和Qは次の(1)式で
表わされる。
【0005】Q=−16CVI……(1) 次に、電荷再配分モードに入ると、先ずスイッチS20
がオフになる。一方、逐次比較レジスタSARは「10
00」、すなわちMSBに「1」がセットされ且つ2S
B〜LSBには「0」がそれぞれセットされ、スイッチ
S21はVR側に、またスイッチS22〜S25は接地
側へ切り替わる。これにより、第1回の電荷再配分が行
われる。この時、容量素子C13〜C17の共通電極側
の電位をVXとすれば、これら容量素子C13〜C17
の共通電極側に蓄えられている電荷は、次の(2)式で
表わされる。
【0006】 Q=C13(VX−VR)+(C14+C15+C16+C17)VX=16 CVX−8CVR……(2) しかるに、電荷再配分の前後における電荷Qは保存され
るので、上述した(1),(2)式より、 −16CVI=16CVX−8CVR……(3) となる。この(3)式より、共通電極側の電位VXは、
次の(4)式で表わされる。
【0007】VX=−VI+VR/2……(4) 従って、VI〉VR/2であれば、電圧比較回路4の出
力は「1」が出力され、またVI〈VR/2であれば、
電圧比較回路の出力は「0」が出力され、MSBの値が
決定する。
【0008】次に、決定したMSBが「1」であった場
合の逐次比較レジスタSARのMSBには第1回の電荷
再配分荷より決定したMSBの値がセットされ且つ2S
Bには「1」が新しくセットされ、第2回の電荷再配分
が開始される。
【0009】例えば、逐次比較レジスタSARが「11
00」の場合には、容量素子C13〜C17の共通電極
側に蓄えられている電荷Qは、次の(5)で表わされ
る。
【0010】 Q=(C13+C14)・(VX−VR)+(C15+C16+C17)VX =16CVX−12CVR……(5) やはり、電荷再配分の前後における電荷Qは保存される
ので、共通電極側の電位VXは、次の(6)式のように
なる。
【0011】VX=−VI+3VR/4……(6) 従って、VI〉3VR/4であれば、電圧比較回路4の
出力は「1」が出力され、またVI〈3VR/4であれ
ば、電圧比較回路4の出力は「0」が出力される。この
ようにして、MSBに続いて2SBの値が決定する。
【0012】尚、逐次比較レジスタSARが「010
0」の場合も同様に2SBの値が決定される。以下、3
SB・LSBと順次同様の動作を繰り返して行い、MS
B〜LSBまでを決定すれば、1回のA/D変換が終了
する。
【0013】上述した従来のA/D変換回路の変換精度
は容量アレイの相対比精度で決まる。しかも、半導体集
積回路の容量は抵抗に比べるとサイズが同程度なら1桁
以上相対比を良くすることができる。従って、半導体集
積回路における変換精度の良いA/D変換回路を実現で
きる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のA/D
変換回路,特に容量アレイによる電荷再配分を用いた逐
次比較型A/D変換回路は、変換のビット数が大きくな
ると多数の容量素子を必要とする。例えば、8ビットの
A/D変換器の場合、単位容量値をCとすると、128
C,64C,32C,16C,8C,4C,2C,C,
Cの容量値を持つ各種の容量素子が必要である。しかる
に、通常、容量素子の相対比精度を上げるため、容量値
128Cの容量素子は容量値128Cを持つ容量素子を
1つ作るのではなく、容量値Cを持つ単位容量素子が2
56個必要となる。同様に、10ビットだと、単位容量
素子が1024個必要となる。このように、単位容量素
子の数はビット数に対して指数関数的に増加する。この
ため、従来の容量アレイによる電荷再配分の逐次比較型
A/D変換回路は、半導体集積回路で実現しようとする
と、ビット数が大きくなるにつれてチップ面積を急激に
大きくするという欠点がある。また、このチップ面積の
増大はA/D変換の高精度比をも阻害する恐れがあると
いう欠点がある。
【0015】本発明の目的は、かかるビット数の大小に
かかわらず、チップ面積を小さく抑えるとともに、高精
度のA/D変換を実現できるA/D変換回路を提供する
ことにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のA/D変換回路
は、アナログ入力信号をサンプリングするサンプリング
手段と、第1の基準電位および第2の基準電位の間に
(N+1)個の容量素子を直列に接続し且つ前記第1の
基準電位に接続される容量素子からN個は所定の容量値
を有するととも前記第2の基準電位に接続される1個は
前記所定の容量値の半分の容量値を有する容量列と、前
記容量列の各容量素子にそれぞれ並列に接続された(N
+1)個のスイッチからなるスイッチ列と、前記所定の
容量値と同じ容量値を有したN個の容量素子からなる容
量群と、前記容量群のN個の容量素子の両電極に接続さ
れたスイッチ群と、前記容量群のN個の容量素子を前記
容量列を形成した前記容量素子の共通電極点と前記第2
の基準電位の間に接続する手段と、前記容量群のそれぞ
れの容量素子のどちらか一方に蓄えられている電荷に前
記アナログ信号をサンプリングした信号を順次加える演
算増幅手段と、前記演算増幅手段の出力を前記第2の基
準電位と比較する電圧比較回路とを有して構成される。
【0017】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0018】図1は本発明の一実施例を示すA/D変換
回路図である。図1に示すように、本実施例は4ビット
のA/D変換の場合であるが、他のビット数のものにつ
いても同様である。本実施例における第1の端子1はア
ナログ入力(VI)が供給され、第2の端子2は基準電
位(VR)が印加される。また、容量素子C1〜C11
はそれぞれの容量値が単位容量値をCとしたとき、C1
〜C4は2C、C5〜C11はCであるとする。更に、
S1〜S17はスイッチであり、この他に演算増幅回路
3と電圧比較回路4および電圧比較回路4の出力V0を
入力される逐次比較レジスタ(SAR)及び制御回路5
とを有している。このSAR及び制御回路5の出力信号
(信号線は図示せず)により、スイッチS1〜S17の
切り替え及びオン・オフが制御される。
【0019】最初はサンプリングモードに入り、スイッ
チS9がVI側に接続され且つスイッチS10が接地側
に接続されるので、容量素子C10にはアナログ入力V
Iに比例した電荷が蓄えられる。この時、接地側に接続
される電極の電荷Qは次の(7)式で表わされる。
【0020】Q=−CVI……(7) また、スイッチS1〜S8は接地側に切り替わり、スイ
ッチS11がオン、スイッチS12がオフ、スイッチS
13〜S17がオンして、容量素子C1〜C9およびC
11に蓄えられていた電荷はゼロにリセットされる。
【0021】次に、電荷転送モードに入り、スイッチS
11がオフし、スイッチS9は接地側に、スイッチS1
0は演算増幅回路3の反転入力側にそれぞれ接続され
る。この演算増幅回路3の反転入力端子は仮想接地点に
なっているので、容量素子C10に蓄えれている電荷は
容量素子C11に転送される。この時、演算増幅回路3
の出力電圧をVX(1)とすると、この電圧VX(1)
は次の(8)式で表わされる。
【0022】VX(1)=VI……(8) ここで、容量素子C6,C7,C8,C9がそれぞれ
(C1C2),(C2C3),(C3C4),(C4C
5)の共通電極側にスイッチS1〜S4を通してそれぞ
れ接続される電極の電位をそれぞれV1,V2,V3,
V4とし、しかもそこの蓄えられる電荷をそれぞれQ
1,Q2,Q3,Q4とする。このとき、スイッチS1
2がオン、スイッチS13〜S17がオフ、スイッチS
1〜S4は接地側からV1〜V4側に接続が切り替えら
れ、スイッチS5〜S8はそのままである。それ故、容
量素子C4からC5,C9を見た時の容量値は、容量素
子C5とC9が並列になったものであるので、2Cであ
る。また、容量素子C3からC4,C8側を見た時の容
量値は、容量素子C8とC4,C5,C9からなる合成
容量が並列になったものであるから、やはり2Cであ
る。同様に、容量素子C1からC2,C6側を見た時の
容量値も2Cである。従って、容量素子C6〜C9の電
極電位V1〜V4および蓄積電荷Q1〜Q4は、それぞ
れ次の(9)式〜(12)式で表わされる。
【0023】 V1=VRC1/(C1+2C)=VR/2,Q1=C6V1=CVR/2 ……(9) V2=V1C2/(C2+2C)=VR/4,Q2=C7V2=CVR/4 ……(10) V3=V2C3/(C3+2C)=VR/8,Q3=C8V3=CVR/8 ……(11) V4=V3C4/(C4+2C)=VR/16,Q4=C9V4=CVR/1 6……(12) この後、逐次比較モードに入る。先ず、スイッチS1〜
S4はオフとなるが、容量素子C6〜C9に蓄えれてい
る電荷Q1〜Q4は保存される。一方、逐次比較レジス
タ(SAR)5は「1000」、すなわちMSBに
「1」がセットされ且つ2SB〜LSBに「0」がセッ
トされ、第1回の電荷転送が行なわれる。このとき、ス
イッチS1は演算増幅回路3の反転入力端子側に接続が
切り替わり、容量素子C6に蓄えられた電荷Q1は容量
素子C11に転送される。しかるに、電荷保存の法則か
ら、この時の演算増幅回路3の出力をVX(2)とすれ
ば、 −CVX(2)=Q+Q1=−C(VI−VR/2)……(13) となる。従って、出力VX(2)は次の(14)式とな
る。
【0024】VX(2)=VI−VR/2……(14) そこで、VI〉VR/2であれば、電圧比較回路4の出
力「1」が得られ、逆にVI〈VR/2であれば電圧比
較回路4の出力「0」が得られる。これにより、前述し
た容量アレイによる電荷再配分を用いたA/D変換回路
と同様にしてMSBの値が決定する。
【0025】次に、決定したMSBが「1」であった場
合の逐次比較レジスタ(SAR)は「1100」、また
「0」であった場合のSARは「0100」となる。す
なわち、SARのMSBには第1回の電荷転送により決
定したMSBの値がセットされ、また2SBには「1」
が新しくセットされ、第2回の電荷転送が開始される。
例えば、SARが「1100」の場合には、スイッチS
2に演算増幅回路3の反転入力端子側に接続が切り替わ
るので、容量素子C7に蓄えられた電荷Q2が容量素子
C11に転送される。やはり、電荷保存の法則から、こ
の時の演算増幅回路3の出力をVX(3)とすれば、 −CVX(3)=Q+Q1+Q2=−C(VI−3VR/4)……(15) となる。従って、この(15)式に基づき次の(16)
式が得られる。
【0026】 VX(3)=VI−3VR/4……(16) そこで、VI〉3VR/4であれば、電圧比較回路4の
出力は「1」が得られ、またVI〈3VR/4であれ
ば、電圧比較回路4の出力は「0」が得られ、2SBの
値が決定する。
【0027】また、SARが「0100」の場合には、
スイッチS2は接地側に、スイッチS2は接地側に、ス
イッチS5は演算増幅回路3の反転入力端子側に接続が
それぞれ切り替わるので、容量素子C7に蓄えられた電
荷−Q2が容量素子C11に転送される。やはり、電荷
保存の法則から、この時の演算増幅回路3の出力をVX
(3)とすれば、 −CVX(3)=Q+Q1−Q2=−C(VI−VR/4)……(17) となる。従って、この(17)式より、次の(18)式
が得られる。
【0028】 VX(3)=VI−VR/4……(18) また、VI〉VR/4であれば、電圧比較回路4の出力
が「1」となり、更にVI〈VR/4であれば電圧比較
回路4の出力が「0」となり、2SBの値が決定する。
【0029】以下、同様に3SB・LSBの値が決定す
る。
【0030】以上述べたように、本実施例は前述した逐
次比較動作と同じ動作であり、また回路全体で必要な容
量は変換のビット数をNとすると、3N+3で表わされ
る。従って、前述した容量アレイによる電荷再配分型の
A/D変換回路は必要とする容量が指数関数的に増加し
ているのに対して、本実施例のA/D変換回路はリニア
に増加するのにとどまり、変換のビット数が大きくなっ
た時にもチップ面積が大きくなるの抑えることができ
る。
【0031】図2は本発明の他の実施例を示すA/D変
換回路図である。図2に示すように、本実施例は前述し
た図1の一実施例と比較すると、電圧比較回路4を用い
る代りに、スイッチS18,S19と、容量素子C12
と、インバータ回路6とを用いたことにあり、インバー
タ回路6と、容量素子C12およびスイッチS19と
は、チョッパー型の電圧比較回路を構成している。その
他は図1と同様である。従って、チョッパー型電圧比較
回路の動作のみを以下に説明する。
【0032】まず、サンプリングモードに入ると、スイ
ッチS19がオンしてインバータ回路6がそのスレッシ
ュホルド電圧(VT)に自己バイアスされる。また、ス
イッチS18は接地側に接続される。ここで、インバー
タ回路6のゲート電圧をVG(1)とすれば、VG
(1)=VTであるので、インバータ回路6のゲートに
接続される容量素子C12の電極に蓄えられる電荷をQ
Gとすると、QG=VG(1)=VTの電荷が蓄えられ
る。ただし、容量素子C12の容量値は1とする。
【0033】次に電荷転送モードは上述したサンプリン
グモードと同じ状態である。
【0034】更に、逐次比較モードでは、スイッチS1
9がオフとなり、スイッチS18が接地側から演算増幅
回路3の出力側に接続が切り替わる。この時のインバー
タ回路6のゲート電圧をVG(2)とすれば、電荷保存
の法則と前述した(14)式より、その電荷は次の(1
9)式となる。
【0035】 QG=VG(2)−VX(2)=VG(2)−VI+VR/2=VT……(1 9) これより、ゲート電圧VG(2)は、次の(20)式で
表わされる。
【0036】 VG(2)=VT+(VI−VR/2)……(20) 従って、VI〉VR/2であれば、インバータ回路6の
出力は「0」が得られ、また、VI〈VR/2であれ
ば、インバータ回路6の出力は「1」が得られる。本実
施例は前述した一実施例と電圧比較回路の出力が逆であ
るものの、同じようにMSBの値を決めることができ
る。以下同様に、2SB〜LSBまでを決める。
【0037】前述した一実施例における電圧比較回路4
に差動増幅型を用いる場合は、一般にオフセット電圧を
持っているが、本実施例の電圧比較回路はチョッパー型
のものを用いるので、オフセット電圧の影響を無くすこ
とができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のA/D変
換回路はビット数が大きくなっても、必要とされる容量
素子の数をビット数に比例させることができるので、チ
ップ面積を小さく抑え且つ高精度のA/D変換を実現で
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すA/D変換回路図であ
る。
【図2】本発明の他の実施例を示すA/D変換回路図で
ある。
【図3】従来の一例を示すA/D変換回路図である。
【符号の説明】
1 第1の端子(アナログ信号入力端子) 2 第2の端子(基準電圧供給端子) 3 演算増幅回路 4 電圧比較回路 5 逐次比較レジスタ及び制御回路 6 インバータ回路 S1〜S19 スイッチ C1〜C12 容量素子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ入力信号をサンプリングするサ
    ンプリング手段と、第1の基準電位および第2の基準電
    位の間に(N+1)個の容量素子を直列に接続し且つ前
    記第1の基準電位に接続される容量素子からN個は所定
    の容量値を有するととも前記第2の基準電位に接続され
    る1個は前記所定の容量値の半分の容量値を有する容量
    列と、前記容量列の各容量素子にそれぞれ並列に接続さ
    れた(N+1)個のスイッチからなるスイッチ列と、前
    記所定の容量値と同じ容量値を有したN個の容量素子か
    らなる容量群と、前記容量群のN個の容量素子の両電極
    に接続されたスイッチ群と、前記容量群のN個の容量素
    子を前記容量列を形成した前記容量素子の共通電極点と
    前記第2の基準電位の間に接続する手段と、前記容量群
    のそれぞれの容量素子のどちらか一方に蓄えられている
    電荷に前記アナログ信号をサンプリングした信号を順次
    加える演算増幅手段と、前記演算増幅手段の出力を前記
    第2の基準電位と比較する電圧比較回路とを有すること
    を特徴とするA/D変換回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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