JPH0652374B2 - 複写機の変倍光学系の光量調整装置 - Google Patents

複写機の変倍光学系の光量調整装置

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JPH0652374B2
JPH0652374B2 JP15404183A JP15404183A JPH0652374B2 JP H0652374 B2 JPH0652374 B2 JP H0652374B2 JP 15404183 A JP15404183 A JP 15404183A JP 15404183 A JP15404183 A JP 15404183A JP H0652374 B2 JPH0652374 B2 JP H0652374B2
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slit
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optical system
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忠男 小池
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Ricoh Co Ltd
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Variable Magnification In Projection-Type Copying Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は、結像レンズの光軸光を使用し、原稿の光像
を感光体上にスリツト露光する複写機の変倍光学系の光
量調整装置に関する。
従来技術 電子写真複写機の露光々学系としては、第1図に示す如
くコンタクトガラス3上に載置された原稿を反射板4を
有するハロゲンランプ5で照明し、その反射光を第1ミ
ラー6、第2ミラー7、第3ミラー8で反射させ、結像
レンズ2に光軸光として入射させ第4ミラー9で反射さ
せ、感光体ドラム1上に一定の位置で結像させ、反射板
4、ハロゲンランプ5、第1ミラー6を一体として一定
の速度で原稿と平行に走行させ、第2、第3ミラー7,
8をその半分の速度で同方向に同期させて走行させ原稿
をスリツト走査し、感光体ドラム1を一定のスリツト幅
で露光走査するスリツト露光々学系が広く使用されてい
る。
この光学系で変倍複写を行なう場合は、結像レンズ2を
等倍複写時の位置から光軸に沿つて、縮少時は像面側
へ、拡大時は原稿側へ倍率に応じた量だけ変位させると
ともに、第2、第3ミラー7,8をレンズ2から遠ざか
る方向に変位させることにより行なわれる。第2図は、
レンズ2及び第2、第3ミラー7,8を夫々、等倍と縮
少、拡大の8つつの倍率に対応する位置に変位させた場
合の、原稿上の所定のスリツト幅の光束の光軸とレンズ
瞳径最外側ギリギリに通過するスリツト最外側の光線を
重ねて画いたものである。第2ミラーから第3ミラーに
至る光線は互いにある程度離れるので分離した直線にな
るが、その他の光路では両外側の夫々8本の光線は互い
に近接するため、第2図では場所によつて太さが変化す
る夫々1本の線にみえる。線の細い所は倍率の変化によ
つても光束の変化が少ない位置を示しており、線が太く
なる所は倍率の変化によつて光束の変化が多い位置を示
している。すなわち、倍率の変化によつて光束の変化の
少ない位置は、原稿の近傍及び第4ミラー9と像面との
中間位置である。
さて、上記の光学系において、感光体1に達する光量を
調整する装置としては感光体1(像面)の近傍、又は原
稿の近傍にスリツト板を設けるのが一般的である。しか
し前者の装置では、第2図に示したように感光体近傍で
は変倍率によつて光束幅の変化が大きいため、変倍率に
従つてその都度スリツトを規制する部材の初期位置を補
正する必要があり、又、スリツト幅を同一の量だけ変え
ても倍率により同一比率で光量を調整することができな
い欠点があつた。又後者の場合は、光源ランプ4,5と
第1ミラー6を担持する第1走行体にスリツト規制部材
を設けなければならないので第1走行体の構成が複雑に
なつたり、スリツトの平行度の調整が困難になるという
欠点があつた。又反射板4の一部をスリツト板とする構
成の場合は光輝アルミに黒塗装を施す必要があり、手数
が掛る欠点があつた。
目 的 この発明は、等倍と縮小及び拡大複写の可能な複写機の
光学系において、スリツト規制板のスリツト幅を複写倍
率に応じて変える必要がなく、又光量調整の場合、複写
倍率の如何かゝわらず同一のスリツト幅変化で同一割合
の規制量が得られる光量調整装置を提供することを目的
とする。
構 成 この目的は、露光々路中、複写倍率の変化によつても光
束の変化が少ない位置、すなわち、第2図において最外
側光線を示す線の太さが細い位置で、コンタクトガラス
と第1ミラーとの間を除いた位置、すなわち第4ミラー
9と感光体との中間位置の光束の変化が最も少い位置に
光量調整用スリツト規制部材を設けることにより達成さ
れる。
以下、本発明を図面に基いて詳細に説明する。
第3図は、レンズから感光体上の像面迄の変倍率による
光束の変化を拡大して示した図である。この例はレンズ
焦点距離220mmF値5、原稿面でのスリツト幅6mmの場
合倍率mが0.5,1,1.154及び1.414の4つについて、
レンズ瞳径最外側を通過する原稿面で6mmのスリツト幅
を有する光束の最外側の光線を光束の幅方向に拡大して
示した図である。
各光束の幅がほゞ一値する点は最小倍率mb=0.5の場合
の光束と、最大倍率ma=1.414の場合の光束の幅とが一
値する点A点付近である。この点で各倍率の光束は実用
上支障のない程度の差異で一致する。
この位置の感光体上の像面から光軸に沿つて測つた距離
xは次の式で表わされる。
こゝに f:レンズの焦点距離 F:レンズのF値 L:スリツト幅 上記A点の近傍で光束の最外側にスリツト規制板の内側
の縁が一致するように固定スリツト規制板を配置するこ
とにより、等倍から最少縮少率まで倍率による補正の必
要なく対応することができる。
表−1に焦点距離210mm、 220mm、 230mmでF値が4.5と5
のレンズについて、原稿スリツト幅が6mm ma=1.414、
mb=0.5の場合の(1)式によるxの値の計算結果を示し
た。
これによれば、レンズのF値が4.5で焦点距離が210mmの
場合、感光体上の像面からおよそ87mmの位置にスリツト
規制板を配置すればよいと云うことが判る。
露光々学系が感光体ドラム周囲の浮遊トナー等の粉塵に
汚染されるのを防止する目的で光学系と感光体ドラム1
及び周辺機器とを遮光板で仕切り、第1図に示す如く、
露光々路がこの遮光板をよぎる位置に防塵ガラス10を設
けることが一般に行なわれている。したがつて、この位
置を適切に選ぶことにより、防塵ガラスに対して所定ス
リツト幅のマスキングを施すことにより、スリツト規制
板を兼ねさせることができる。第4図及び第5図はその
一例であり、防塵ガラスケーシング11に固定された防塵
ガラス10にマスク10aが設けられ、固定スリツト規制部
材に兼用させている。ケーシング11は遮光板12に設けら
れたガイドレール13に一方の端から挿入して取付けられ
ている。なお、第6図に示す如く、ケーシング11の防塵
ガラス10の受面の開口をスリツトを規制すべき幅に一値
させてスリツト規制部材としてもよい。
又、光量を調整可能とする場合の1例を第7図に示す。
この例ではスリツト規制部材14b,14cは夫々の両端を結
ぶ部材14a,14dとで平行四辺形リンクを形成し、一方の
端部々材14aに突設したレバーを矢印M方向に回動させ
ることにより、スリツト規制部材14b,14cの間隔を調整
することができる。このスリツト規制装置は複写倍率に
よる光束幅の変化の少ない位置に設けられているので倍
率に関係なく、矢印M方向に同じ量だけ変位させれば同
じ割合で光量を調整することができる。
効 果 以上の如く、本発明によれば最大拡大倍率から最小縮小
倍率まで一定位置の固定スリツト規制板により、露光光
束のスリツト規制を行なうことができ、又変倍率にかゝ
わりなく一定比率の光量調整ができる。又防塵ガラスの
位置を適切に選ぶことにより、防塵ガラスにスリツト規
制手段を兼ねさせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用される公知の複写機光学系の一例
を示す縦断面図、第2図はその光学系の等倍及び変倍時
のレンズ瞳径最外側を通過する、光束最外側の光線を重
ね合せて示した図式図、第3図は上記の光束のレンズか
ら像面迄の光束の倍率による変化を拡大して示す図、第
4図は本発明によるスリツト規制部材として防塵ガラス
を兼用した実施例を示す斜視図、第5図はその断面図、
第6図は防塵ガラスをスリツト規制部材に兼用した他の
実施例を示す断面図、第7図は光量調整可能なスリツト
規制部材の実施例を示す斜視図である。 1……感光体ドラム、2……結像レンズ 3……コンタクトガラス 10……防塵ガラス、10a……マスキング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】結像レンズの光軸光を使用し、原稿の光像
    を感光体上にスリツト露光する複写機の等倍複写と縮小
    及び拡大複写が可能な変倍光学系の光量調整装置におい
    て、結像レンズの焦点距離をf、該レンズのF値をF、
    使用最大拡大倍率をma、使用最小縮小倍率をmb、原稿の
    スリツト幅をLとした時、像面から光軸に沿つて測つた
    距離xが で表わされる位置の近傍に光量調整用スリツト規制部材
    を配置したことを特徴とする光量調整装置。
  2. 【請求項2】上記のスリツト規制部材を光学系の防塵ガ
    ラスにマスキングを施こすことにより兼ねさせたことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の光量調整装
    置。
JP15404183A 1983-08-25 1983-08-25 複写機の変倍光学系の光量調整装置 Expired - Lifetime JPH0652374B2 (ja)

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JPS6046539A JPS6046539A (ja) 1985-03-13
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JP3027275B2 (ja) * 1991-12-23 2000-03-27 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ モニタスクリーン上でカーソルを位置させる装置

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JPS6046539A (ja) 1985-03-13

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