JPH0652327B2 - 偏光フイルム - Google Patents
偏光フイルムInfo
- Publication number
- JPH0652327B2 JPH0652327B2 JP61140956A JP14095686A JPH0652327B2 JP H0652327 B2 JPH0652327 B2 JP H0652327B2 JP 61140956 A JP61140956 A JP 61140956A JP 14095686 A JP14095686 A JP 14095686A JP H0652327 B2 JPH0652327 B2 JP H0652327B2
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- JP
- Japan
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- group
- polarizing film
- film
- atom
- polarizing
- Prior art date
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-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B5/00—Optical elements other than lenses
- G02B5/30—Polarising elements
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B1/00—Dyes with anthracene nucleus not condensed with any other ring
- C09B1/16—Amino-anthraquinones
- C09B1/20—Preparation from starting materials already containing the anthracene nucleus
- C09B1/22—Dyes with unsubstituted amino groups
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B5/00—Optical elements other than lenses
- G02B5/30—Polarising elements
- G02B5/3025—Polarisers, i.e. arrangements capable of producing a definite output polarisation state from an unpolarised input state
- G02B5/3033—Polarisers, i.e. arrangements capable of producing a definite output polarisation state from an unpolarised input state in the form of a thin sheet or foil, e.g. Polaroid
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Polarising Elements (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアントラキノン系色素を含有する偏光フイルム
に関する。
に関する。
従来の偏光フイルムとしては、ポリビニルアルコール
(PVA)系フイルムにヨウ素あるいは二色性染料を染
着したものが周知である。しかしながら、これらの偏光
フイルムは偏光性能はすぐれているが、耐熱性、耐湿性
などに難点があり、これを改良するために酢酸セルロー
ス系フイルムなどをラミネートした後に実用化されてい
る。しかしながら、これでも用途によつては耐湿性が十
分でない。
(PVA)系フイルムにヨウ素あるいは二色性染料を染
着したものが周知である。しかしながら、これらの偏光
フイルムは偏光性能はすぐれているが、耐熱性、耐湿性
などに難点があり、これを改良するために酢酸セルロー
ス系フイルムなどをラミネートした後に実用化されてい
る。しかしながら、これでも用途によつては耐湿性が十
分でない。
PVA系以外の疎水性重合体を基材とする偏光フイルム
として、PVC、PVDCなどのハロゲン化ビニル系重
合体を脱ハロゲン化水素処理してポリエン構造を形成さ
せた偏光フイルムも検討されているがこれらも耐熱性お
よび光、酸素に対する安定性に問題があるほか色相の自
由な選択が不可能であることなどの理由から未だ偏光フ
イルムの主流を占めるには至つていない。
として、PVC、PVDCなどのハロゲン化ビニル系重
合体を脱ハロゲン化水素処理してポリエン構造を形成さ
せた偏光フイルムも検討されているがこれらも耐熱性お
よび光、酸素に対する安定性に問題があるほか色相の自
由な選択が不可能であることなどの理由から未だ偏光フ
イルムの主流を占めるには至つていない。
さらに例えば特公昭49-3944号公報、特開昭54-45153号
公報などによればポリアミド系偏光フイルムが示されて
いる。しかしポリアミド−染料系偏光フイルムは耐熱
性、耐湿性、力学的強度等は、PVA−ヨウ素偏光フイ
ルム、PVA−二色性染料偏光フイルム、ポリエン系偏
光フイルムにくらべすぐれているが、偏光性能が3者に
くらべて劣つている。
公報などによればポリアミド系偏光フイルムが示されて
いる。しかしポリアミド−染料系偏光フイルムは耐熱
性、耐湿性、力学的強度等は、PVA−ヨウ素偏光フイ
ルム、PVA−二色性染料偏光フイルム、ポリエン系偏
光フイルムにくらべすぐれているが、偏光性能が3者に
くらべて劣つている。
本発明者らは、このような現状に鑑み、優れた偏光性能
及び耐熱性、耐湿性、耐候性、透明性等の特性を有する
新規偏光フイルムを開発すべく、検討を重ねた結果フイ
ルム基材として有機樹脂ポリマーを使用し、このポリマ
ーに良好に相溶し、高い二色性を有する色素を含有させ
ることにより本発明に到達した。
及び耐熱性、耐湿性、耐候性、透明性等の特性を有する
新規偏光フイルムを開発すべく、検討を重ねた結果フイ
ルム基材として有機樹脂ポリマーを使用し、このポリマ
ーに良好に相溶し、高い二色性を有する色素を含有させ
ることにより本発明に到達した。
すなわち、本発明は、一般式〔I〕 〔式中、R1、R2は水素原子、アルキル基、アルコキ
シ基、アリールオキシ基、アリール基、シクロヘキシル
基、4−アルキルシクロヘキシル基、カルボン酸エステ
ル基、カルボン酸アミド基、ハロゲン原子を示す。また
R1、R2は互いに連結して または を示し、Xは、酸素原子、イオウ原子またはイミノ基を
示す。〕で表わされるアントラキノン系色素をフイルム
基材に含有させてなる偏光フイルムを要旨とするもので
ある。
シ基、アリールオキシ基、アリール基、シクロヘキシル
基、4−アルキルシクロヘキシル基、カルボン酸エステ
ル基、カルボン酸アミド基、ハロゲン原子を示す。また
R1、R2は互いに連結して または を示し、Xは、酸素原子、イオウ原子またはイミノ基を
示す。〕で表わされるアントラキノン系色素をフイルム
基材に含有させてなる偏光フイルムを要旨とするもので
ある。
次に本発明の式〔I〕で表わされるアントラキノン系化
合物の構造を詳細に説明する。
合物の構造を詳細に説明する。
置換基R1、R2で示されるアルキル基およびアルコキ
シ基の炭素数としては1〜18が挙げられるが、このう
ち1〜9の炭素数が好ましい。
シ基の炭素数としては1〜18が挙げられるが、このう
ち1〜9の炭素数が好ましい。
R1、R2のアリールオキシ基としては、ベンジルオキ
シ基が好ましく、炭素数1〜18、このうち好ましくは
1〜9のアルキル基またはアルコキシ基で置換されてい
てもよい。
シ基が好ましく、炭素数1〜18、このうち好ましくは
1〜9のアルキル基またはアルコキシ基で置換されてい
てもよい。
R1、R2のアリール基としては、好ましくは または が挙げられる(R3は水素原子またはR1におけるアル
キル基を示し、R4は水素原子またはR1におけるアル
キル基またはアルコキシ基を示す。)。
キル基を示し、R4は水素原子またはR1におけるアル
キル基またはアルコキシ基を示す。)。
R1、R2における4−アルキルシクロヘキシル基とし
ては好ましくは炭素数1〜9のアルキル基で置換された
トランス−4−アルキルシクロヘキシル基を示す。
ては好ましくは炭素数1〜9のアルキル基で置換された
トランス−4−アルキルシクロヘキシル基を示す。
R1、R2におけるカルボン酸エステル基としては、 または−COO−R5(R5はR1におけるアルキル基
を示す。)等が挙げられる。
を示す。)等が挙げられる。
R1、R2におけるカルボン酸アミド基としては、 または−CONHR5等が挙げられる。
R1、R2におけるハロゲン原子としては、フツ素原
子、塩素原子、臭素原子等が挙げられる。
子、塩素原子、臭素原子等が挙げられる。
本発明のフイルム基材として使用する有機樹脂として
は、例えば、ポリエステル系、ポリカーボネート系、ポ
リエーテルスルホン系、ポリイミド系、ポリアミド系、
ハロゲン化ビニル重合体系、ハロゲン化ビニリデン重合
体系、ポリビニルアルコール系、エチレン−酢酸ビニル
共重合体系、セルロース系、ポリビニルブチラール系あ
るいは液晶性ポリマー系等が挙げられる。液晶性ポリマ
ー系としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート−
パラヒドロキシ安息香酸共重合ポリエステル系等が挙げ
られる。
は、例えば、ポリエステル系、ポリカーボネート系、ポ
リエーテルスルホン系、ポリイミド系、ポリアミド系、
ハロゲン化ビニル重合体系、ハロゲン化ビニリデン重合
体系、ポリビニルアルコール系、エチレン−酢酸ビニル
共重合体系、セルロース系、ポリビニルブチラール系あ
るいは液晶性ポリマー系等が挙げられる。液晶性ポリマ
ー系としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート−
パラヒドロキシ安息香酸共重合ポリエステル系等が挙げ
られる。
これらのポリマー系のうち、耐熱性、耐湿性等の優れた
ポリエステル系、ポリアミド系、ポリイミド系あるい
は、ポリエチレンテレフタレート−パラヒドロキシ安息
香酸共重合ポリエステル液晶性ポリマー系等が好まし
い。
ポリエステル系、ポリアミド系、ポリイミド系あるい
は、ポリエチレンテレフタレート−パラヒドロキシ安息
香酸共重合ポリエステル液晶性ポリマー系等が好まし
い。
前記フイルム基材に本発明のアントラキノン系色素を0.
01〜〜10重量%、好ましくは0.05〜5重量%添加
して偏光フイルムを製造する。
01〜〜10重量%、好ましくは0.05〜5重量%添加
して偏光フイルムを製造する。
本発明のアントラキノン系化合物は、必要に応じて2種
以上を混合して使用することが出来、更に、他の二色性
色素、二色性を有しない色素あるいは紫外線吸収剤、酸
化防止剤等の添加剤を加えて使用してもよい。
以上を混合して使用することが出来、更に、他の二色性
色素、二色性を有しない色素あるいは紫外線吸収剤、酸
化防止剤等の添加剤を加えて使用してもよい。
本発明の偏光フイルムは、通常これらのフイルム基材を
構成する有機樹脂およびアントラキノン系化合物等より
成る組成物を溶融して均一化し、フイルムもしくはシー
ト状に成形し、次いで20〜200゜Cの温度条件下、一
軸方向に3〜12倍延伸し、更に100〜250゜Cで1秒
〜30分間熱処理することにより例えば30〜200μ
mの厚さのフイルムを製造することが出来る。必要に応
じ、主延伸方向と直角方向に延伸してもよい。
構成する有機樹脂およびアントラキノン系化合物等より
成る組成物を溶融して均一化し、フイルムもしくはシー
ト状に成形し、次いで20〜200゜Cの温度条件下、一
軸方向に3〜12倍延伸し、更に100〜250゜Cで1秒
〜30分間熱処理することにより例えば30〜200μ
mの厚さのフイルムを製造することが出来る。必要に応
じ、主延伸方向と直角方向に延伸してもよい。
また、液晶性ポリマーであるポリエチレンテレフタレー
ト−パラヒドロキシ安息香酸共重合ポリエステルはポリ
エチレンテレフタレート成分(A)とパラヒドロキシ安息
香酸成分(B)を(A)対(B)の組成化がモル%で40対60
から5対95の間になるように共重合させたポリエステ
ル樹脂であり、該樹脂は溶融状態においてクロスニコル
の偏光顕微鏡下で観察した時異方性が観測されるいわゆ
るサーモトロピツク液晶を形成している。
ト−パラヒドロキシ安息香酸共重合ポリエステルはポリ
エチレンテレフタレート成分(A)とパラヒドロキシ安息
香酸成分(B)を(A)対(B)の組成化がモル%で40対60
から5対95の間になるように共重合させたポリエステ
ル樹脂であり、該樹脂は溶融状態においてクロスニコル
の偏光顕微鏡下で観察した時異方性が観測されるいわゆ
るサーモトロピツク液晶を形成している。
上記の液晶性ポリエステル樹脂から偏光フイルムを製造
する方法は該樹脂に二色性色素を混合した後、通常矩
形、円形のダイスを用いて適当な剪断及びドラフト条件
下にて溶融製膜することによつて行なわれる。
する方法は該樹脂に二色性色素を混合した後、通常矩
形、円形のダイスを用いて適当な剪断及びドラフト条件
下にて溶融製膜することによつて行なわれる。
剪断速度はより高い方が望ましく、一般的な製膜条件
(剪断速度;数十sec-1〜数百sec-1)でも十分な配向
性、透明性は得られるが、剪断速度を1000sec-1以上の
高剪断下で製膜することにより配向性、透明性はさらに
向上する。
(剪断速度;数十sec-1〜数百sec-1)でも十分な配向
性、透明性は得られるが、剪断速度を1000sec-1以上の
高剪断下で製膜することにより配向性、透明性はさらに
向上する。
又製造フイルムは透明性付与の為、通常100μm以下に
設定される。
設定される。
このようにして製造した偏光フイルムは、種々の加工を
施こして使用することが出来る。例えば、フイルムまた
はシートにしてそのまま使用する他、使用目的によつて
は、トリアセテート、アクリルまたはウレタン系等のポ
リマーによりラミネーシヨンして保護層を形成したり、
あるいは、得られた偏光フイルムの表面に蒸着、スパツ
タリングまたは塗布法により、インジウム−スズ系酸化
物等の透明導電性膜を形成して実用に供する。
施こして使用することが出来る。例えば、フイルムまた
はシートにしてそのまま使用する他、使用目的によつて
は、トリアセテート、アクリルまたはウレタン系等のポ
リマーによりラミネーシヨンして保護層を形成したり、
あるいは、得られた偏光フイルムの表面に蒸着、スパツ
タリングまたは塗布法により、インジウム−スズ系酸化
物等の透明導電性膜を形成して実用に供する。
本発明の二色性色素であるアントラキノン系化合物の色
素配向系数(Fdye)は次の方法により算出した。
素配向系数(Fdye)は次の方法により算出した。
Fdye=(D-1)/(D+2) ……(1) ここで、Dは二色性色素含有フイルムの吸収2色比であ
り下記式(2)による。
り下記式(2)による。
D=Log(I0/III)/Log(I0/II) ……(2) 但し、同一延伸条件、同一処理条件の無染色フイルムの
透過率をI0とし、入射光線の偏光面と延伸軸が垂直、平
行の場合の透過率の値をそれぞれII、IIIとする。Fd
ye値は二色性色素の配向度を表わし、Fdye値が大
なることは偏光フイルムの偏光性能が大なることを示
す。
透過率をI0とし、入射光線の偏光面と延伸軸が垂直、平
行の場合の透過率の値をそれぞれII、IIIとする。Fd
ye値は二色性色素の配向度を表わし、Fdye値が大
なることは偏光フイルムの偏光性能が大なることを示
す。
以下に実施例を示し、本発明を更に説明するが、本発明
はその要旨を越えない限り以下の実施例に限定されるも
のではない。
はその要旨を越えない限り以下の実施例に限定されるも
のではない。
実施例 1 ポリエチレンテレフタレートオリゴマー(ηinh0.10dl/
g)100部をパラヒドロキシ安息香酸288部及び酢酸第
1錫0.13部とを220゜Cで窒素気流下1時間撹拌し、
次に温度を140゜C降下後無水酢酸266部を添加し、
1時間30分撹拌した。
g)100部をパラヒドロキシ安息香酸288部及び酢酸第
1錫0.13部とを220゜Cで窒素気流下1時間撹拌し、
次に温度を140゜C降下後無水酢酸266部を添加し、
1時間30分撹拌した。
酢酸を溜出させながら275゜Cに温度を上げ、酢酸亜鉛
二水和物0.23部を添加した後0.3torrまで徐々に減圧
にして6時間撹拌し重合を完了した。
二水和物0.23部を添加した後0.3torrまで徐々に減圧
にして6時間撹拌し重合を完了した。
得られた重合物の組成はポリエチレンテレフタレート成
分が20モル%パラヒドロキシ安息香酸成分が80モル
%であり、又ヒートステージを装着した偏光顕微鏡下で
溶融時異方性を示すことを確認した。
分が20モル%パラヒドロキシ安息香酸成分が80モル
%であり、又ヒートステージを装着した偏光顕微鏡下で
溶融時異方性を示すことを確認した。
この液晶性ポリエステル樹脂をTダイス(ダイ幅120
mm;リツプクリアランス0.2mm)を備えた30mm押出機
を用いて製膜した。
mm;リツプクリアランス0.2mm)を備えた30mm押出機
を用いて製膜した。
この時の製膜条件は温度275゜C、剪断速度2900se
c-1、ドラフト比15で冷却水槽を用いエアーギヤツプ
40mmの水冷方式で行なつた。次に上記ポリエステル樹
脂1kgに下記式で示される色素5gを ヘンシエルミキサーで混合したのち、上記と同様の方法
でTダイ製膜を行ない厚さ10μmの赤色に着色した偏
光フイルムを製造した。
c-1、ドラフト比15で冷却水槽を用いエアーギヤツプ
40mmの水冷方式で行なつた。次に上記ポリエステル樹
脂1kgに下記式で示される色素5gを ヘンシエルミキサーで混合したのち、上記と同様の方法
でTダイ製膜を行ない厚さ10μmの赤色に着色した偏
光フイルムを製造した。
この偏光フイルムの極大吸収波長は517nmであり、Fd
yeは0.84であつた。
yeは0.84であつた。
実施例 2 ポリエチレンテレフタレート樹脂1kgに実施例1のアン
トラキノン系色素1gを280゜Cで溶融混合し、製膜し
て、鮮明な赤色に着色したフイルムを得た。
トラキノン系色素1gを280゜Cで溶融混合し、製膜し
て、鮮明な赤色に着色したフイルムを得た。
このフイルムをロング社製の延伸機を用い90゜Cで一軸
方向に5倍延伸し、厚さ100μmの赤色の偏光フイル
ムを得た。
方向に5倍延伸し、厚さ100μmの赤色の偏光フイル
ムを得た。
この偏光フイルムの極大吸収波長は、519nmであり、
Fdyeは、0.72であつた。
Fdyeは、0.72であつた。
実施例 3 下記のアントラキノン系色素を使用し、他は 実施例1と同様に偏光フイルムを製造した。
この偏光フイルムの極大吸収波長は516nmであり、Fd
yeは0.69であつた。
yeは0.69であつた。
実施例 4 実施例1と同様な操作により下記第1表に示すアントラ
キノン系色素を使用して偏光フイルムを製造した。その
極大吸収波長及びFdyeの値をあわせて第1表に示す。
キノン系色素を使用して偏光フイルムを製造した。その
極大吸収波長及びFdyeの値をあわせて第1表に示す。
〔発明の効果〕 本発明の偏光フイルムは優れた偏光性能を有し、しかも
耐熱性、耐湿性、耐候性、透明性等の特性をも兼ね備え
たものであり、実用上大変優れたものである。
耐熱性、耐湿性、耐候性、透明性等の特性をも兼ね備え
たものであり、実用上大変優れたものである。
Claims (1)
- 【請求項1】一般式〔I〕 〔式中、R1、R2は水素原子、アルキル基、アルコキ
シ基、アリールオキシ基、アリール基、シクロヘキシル
基、4−アルキルシクロヘキシル基、カルボン酸エステ
ル基、カルボン酸アミド基、ハロゲン原子を示す。また
R1、R2は互いに連結して または を示し、Xは、酸素原子、イオウ原子またはイミノ基を
示す。〕で表わされるアントラキノン系色素をフイルム
基材に含有させてなる偏光フイルム。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61140956A JPH0652327B2 (ja) | 1986-06-17 | 1986-06-17 | 偏光フイルム |
DE8787108639T DE3766664D1 (de) | 1986-06-17 | 1987-06-16 | Polarisierender film. |
US07/062,881 US4840640A (en) | 1986-06-17 | 1987-06-16 | Polarizing film: polymer film base containing substituted anthraquinone dichroic dye |
CA000539820A CA1289700C (en) | 1986-06-17 | 1987-06-16 | Polarizing film |
EP87108639A EP0253144B1 (en) | 1986-06-17 | 1987-06-16 | Polarizing film |
KR1019870006108A KR960002307B1 (ko) | 1986-06-17 | 1987-06-17 | 편광 필름 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61140956A JPH0652327B2 (ja) | 1986-06-17 | 1986-06-17 | 偏光フイルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62296101A JPS62296101A (ja) | 1987-12-23 |
JPH0652327B2 true JPH0652327B2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=15280725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61140956A Expired - Lifetime JPH0652327B2 (ja) | 1986-06-17 | 1986-06-17 | 偏光フイルム |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4840640A (ja) |
EP (1) | EP0253144B1 (ja) |
JP (1) | JPH0652327B2 (ja) |
KR (1) | KR960002307B1 (ja) |
CA (1) | CA1289700C (ja) |
DE (1) | DE3766664D1 (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU666704B2 (en) * | 1992-02-28 | 1996-02-22 | Lilly Industries Limited | Anthraquinone compounds and pharmaceutical compositions containing them |
GB9417102D0 (en) * | 1994-08-24 | 1994-10-12 | Lilly Industries Ltd | Pharmaceutical compounds |
US5672296A (en) * | 1995-06-02 | 1997-09-30 | Hoechst Celanese Corp. | Polarizer films comprising wholly aromatic liquid crystalline polymers and dichroic dyes |
US5707566A (en) * | 1995-06-02 | 1998-01-13 | Hoechst Celanese Corp. | Process for preparing high performance polarizer films |
US5667719A (en) * | 1995-06-02 | 1997-09-16 | Hoechst Celanese Corp. | High extinction polarizer films comprising liquid crystal polymeric moieties |
US5753145A (en) * | 1995-06-02 | 1998-05-19 | Hoecst Celanese Corp. | Polarizer films with high thermal and hygroscopic stability |
US5674129A (en) * | 1995-06-09 | 1997-10-07 | Case Corporation | Adjustable shield for power take-off shaft |
US5746949A (en) * | 1995-11-21 | 1998-05-05 | Hoechst Celanese Corp. | Polarizer films comprising aromatic liquid crystalline polymers comprising dichroic dyes in their main chains |
US5738803A (en) * | 1995-12-14 | 1998-04-14 | Hoechst Celanese Corp | Polarizer films comprising wholly aromatic liquid crystalline polymers and dichroic dyes |
US6268026B1 (en) | 1997-10-20 | 2001-07-31 | Hoechst Celanese Corporation | Multilayer laminate formed from a substantially stretched non-molten wholly aromatic liquid crystalline polymer and non-liquid crystalline polyester and method for forming same |
US6312772B1 (en) | 1997-10-20 | 2001-11-06 | Hoechst Celanese Corporation | Multilayer laminate formed from a substantially stretched non-molten wholly aromatic liquid crystalline polymer and non-polyester thermoplastic polymer |
US6426128B1 (en) | 1998-01-06 | 2002-07-30 | Hna Holdings, Inc. | Co-processable multi-layer laminates for forming high strength, haze-free, transparent articles and methods of producing same |
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