JPH0651950A - 加算回路 - Google Patents

加算回路

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JPH0651950A
JPH0651950A JP4203788A JP20378892A JPH0651950A JP H0651950 A JPH0651950 A JP H0651950A JP 4203788 A JP4203788 A JP 4203788A JP 20378892 A JP20378892 A JP 20378892A JP H0651950 A JPH0651950 A JP H0651950A
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JP4203788A
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Hideyuki Terane
秀幸 寺根
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F7/00Methods or arrangements for processing data by operating upon the order or content of the data handled
    • G06F7/38Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation
    • G06F7/48Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation using non-contact-making devices, e.g. tube, solid state device; using unspecified devices
    • G06F7/50Adding; Subtracting
    • G06F7/505Adding; Subtracting in bit-parallel fashion, i.e. having a different digit-handling circuit for each denomination
    • G06F7/506Adding; Subtracting in bit-parallel fashion, i.e. having a different digit-handling circuit for each denomination with simultaneous carry generation for, or propagation over, two or more stages
    • G06F7/508Adding; Subtracting in bit-parallel fashion, i.e. having a different digit-handling circuit for each denomination with simultaneous carry generation for, or propagation over, two or more stages using carry look-ahead circuits

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速な加算処理を実現することができる加算
回路を得ることである。 【構成】 2つの16ビットデータを加算する加算回路
は、16個の全加算器1〜16および3個の桁上げ先見
回路30,31,32を含む。最下位ビット側の2個の
全加算器1,2および最上位ビット側の2個の全加算器
15,16を除く複数個の全加算器3〜14は3個のグ
ループに分割される。各グループは4個の全加算器を含
む。各グループの4個の全加算器に1つの桁上げ先見回
路が設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は加算回路に関し、特に
桁上げ先見回路を備えた加算回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、2つの16ビットデータを加算
する従来の加算回路の構成を示すブロック図である。
【0003】第1の16ビットデータはデータA0〜A
15からなり、第2の16ビットデータはデータB0〜
B15からなる。この加算回路は、データA0〜A1
5,B0〜B15に対応する16個の全加算器1〜16
および4個の桁上げ先見回路20〜23を含む。
【0004】全加算器1〜16のデータ入力端子Aには
それぞれデータA0〜A15が与えられ、全加算器1〜
16のデータ入力端子BにはそれぞれデータB0〜B1
5が与えられる。16個の全加算器1〜16は4つのグ
ループに分割され、各グループに1つの桁上げ先見回路
が設けられる。
【0005】全加算器1の桁上げ入力端子CIおよび桁
上げ先見回路20の伝搬桁上げ入力端子Cpは最下位桁
上げ入力端子CLに接続される。全加算器2,3,4の
桁上げ入力端子CIはそれぞれ下位側の全加算器1,
2,3の桁上げ出力端子COに接続される。全加算器4
の桁上げ出力端子COは桁上げ先見回路20の生成桁上
げ入力端子CGに接続される。全加算器1,2,3,4
の伝搬検出端子Pは桁上げ先見回路20の伝搬検出入力
端子P0,P1,P2,P3にそれぞれ接続される。な
お、最下位桁上げ入力端子CLは接地されている。
【0006】同様に、全加算器5,6,7,8は桁上げ
先見回路21に接続され、全加算器9,10,11,1
2は桁上げ先見回路22に接続され、全加算器13,1
4,15,16は桁上げ先見回路23に接続される。
【0007】全加算器5の桁上げ入力端子CIおよび桁
上げ先見回路21の伝搬桁上げ入力端子Cpは桁上げ先
見回路20の桁上げ出力端子Coに接続される。全加算
器9の桁上げ入力端子CIおよび桁上げ先見回路22の
伝搬桁上げ入力端子Cpは桁上げ先見回路21の桁上げ
出力端子Coに接続される。全加算器13の桁上げ入力
端子CIおよび桁上げ先見回路23の伝搬桁上げ入力端
子Cpは桁上げ先見回路22の桁上げ出力端子Coに接
続される。桁上げ先見回路23の桁上げ出力端子COは
最上位桁上げ出力端子CMに接続される。
【0008】全加算器1〜16の和信号出力端子Sから
はそれぞれ和信号S0〜S15が出力される。和信号S
0〜S15が、第1の16ビットデータと第2の16ビ
ットデータとの和を表わす16ビットデータを構成す
る。
【0009】図9の(a)は1つの全加算器を表わすブ
ロック図であり、図9の(b)はその全加算器の構成の
一例を示す回路図である。また、図10は、図9の加算
器の真理値表を示す図である。
【0010】図9の全加算器は、排他的論理和ゲート3
3、インバータ34,35およびトランスファゲート3
6,37,38,39を含む。データ入力端子Aには1
つの2進数データの1ビットが与えられ、データ入力端
子Bには他の2進数データの1ビットが与えられる。ま
た、桁上げ入力端子CIには、下位ビット側の全加算器
から出力される桁上げ信号が与えられる。
【0011】伝搬検出端子Pの信号は、データ入力端子
Aのデータおよびデータ入力端子Bのデータの排他的論
理和を表わす。すなわち、データ入力端子Aのデータと
データ入力端子Bのデータとが異なると伝搬検出端子P
の信号は“1”となり、データ入力端子Aのデータとデ
ータ入力端子Bのデータとが同じであると伝搬検出端子
Pの信号は“0”となる。
【0012】伝搬検出端子Pの信号が“1”のときに
は、トランスファゲート37,39がオンし、トランス
ファゲート36,38がオフする。したがって、和信号
出力端子Sには、桁上げ入力端子CIの桁上げ信号の反
転信号が伝搬される。また、桁上げ出力端子COには、
桁上げ入力端子CIの桁上げ信号が伝搬される。
【0013】伝搬検出端子Pの信号が“0”のときに
は、トランスファゲート36,38がオンし、トランス
ファゲート37,39がオフする。したがって、和信号
出力端子Sには、桁上げ入力端子CIの桁上げ信号が伝
搬される。また、桁上げ出力端子COには、データ入力
端子Bのデータが伝搬される。
【0014】図10に示すように、データ入力端子A,
Bのデータが共に“0”のときには、伝搬検出端子Pの
信号が“0”となる。それにより、和信号出力端子Sに
は、桁上げ入力端子CIの桁上げ信号が伝搬される。し
たがって、桁上げ入力端子CIの桁上げ信号が“0”の
ときには、和信号出力端子Sの和信号も“0”となり、
桁上げ入力端子CIの桁上げ信号が“1”のときには、
和信号出力端子Sの和信号も“1”となる。また、桁上
げ出力端子COには、データ入力端子Bのデータが伝搬
される。それにより、桁上げ出力端子COの桁上げ信号
が“0”となる。この状態を、消滅(Kill)状態と
呼ぶ。
【0015】データ入力端子A,Bのデータが共に
“1”のときには、伝搬検出端子Pの信号が“0”とな
る。それにより、和信号出力端子Sには、桁上げ入力端
子CIの桁上げ信号が伝搬される。したがって、桁上げ
入力端子CIの桁上げ信号が“0”のときには、和信号
出力端子Sの和信号も“0”となり、桁上げ入力端子C
Iの桁上げ信号が“1”のときには、和信号出力端子S
の和信号も“1”となる。また、桁上げ出力端子COに
は、データ入力端子Bのデータが伝搬される。それによ
り、桁上げ出力端子COの桁上げ信号は“1”となる。
この状態を、生成(Generate)状態と呼ぶ。
【0016】データ入力端子A,Bのデータが異なると
きには、伝搬検出端子Pの信号が“1”となる。それに
より、和信号出力端子Sには、桁上げ入力端子CIの桁
上げ信号の反転信号が伝搬される。したがって、桁上げ
入力端子CIの桁上げ信号が“0”のときには、和信号
出力端子Sの和信号は“1”となり、桁上げ入力端子C
Iの桁上げ信号が“1”のときには、和信号出力端子S
の和信号は“0”となる。また、桁上げ出力端子COに
は、桁上げ入力端子CIの桁上げ信号が伝搬される。し
たがって、桁上げ入力端子CIの桁上げ信号が“0”の
ときには、桁上げ出力端子COの桁上げ信号も“0”と
なり、桁上げ入力端子CIの桁上げ信号が“1”のとき
には、桁上げ出力端子COの桁上げ信号も“1”とな
る。この状態を、伝搬(Propagate)状態と呼
ぶ。
【0017】このように、消滅状態では、桁上げ入力端
子CIの桁上げ信号の状態にかかわらず、桁上げ出力端
子COの桁上げ信号が“0”となる。生成状態では、桁
上げ入力端子CIの桁上げ信号の状態にかかわらず、桁
上げ出力端子COの桁上げ信号が“1”となる。伝搬状
態では、桁上げ入力端子CIの桁上げ信号が桁上げ出力
端子COに伝搬される。
【0018】図9の全加算器においては、データ入力端
子Aのデータ、データ入力端子Bのデータおよび桁上げ
入力端子CIの桁上げ信号に基づいて、データ入力端子
Aのデータとデータ入力端子Bのデータとの和が和信号
として和信号出力端子Sに得られ、桁上げ信号が桁上げ
出力端子COに得られる。また、桁上げ入力端子CIか
ら桁上げ出力端子COに桁上げ信号が伝搬されたときに
は、伝搬検出端子Pの信号(伝搬検出信号)が“1”と
なる。
【0019】図11の(a)は1つの桁上げ先見回路を
示すブロック図であり、図11の(b)はその桁上げ先
見回路の構成の一例を示す回路図である。また、図12
は、図11の桁上げ先見回路の真理値表を示す図であ
る。
【0020】図11の桁上げ先見回路は、NANDゲー
ト26、インバータ27およびトランスファゲート2
8,29を含む。伝搬検出入力端子P0,P1,P2,
P3には、4つの全加算器の伝搬検出端子Pがそれぞれ
接続される。生成桁上げ入力端子CGには、4つの全加
算器のうち最上位ビット側の全加算器から出力される桁
上げ信号が与えられる。伝搬桁上げ入力端子Cpには、
下位ビット側の他の回路から桁上げ信号が与えられる。
【0021】伝搬検出入力端子P0,P1,P2,P3
の伝搬検出信号のいずれかが“0”のときには、トラン
スファゲート28がオンし、トランスファゲート29が
オフする。それにより、生成桁上げ入力端子CGの桁上
げ信号が桁上げ出力端子Coに伝搬される。したがっ
て、この桁上げ先見回路に接続される4つの全加算器の
いずれかが消滅状態または生成状態であると、生成桁上
げ入力端子CGの桁上げ信号が桁上げ出力端子Coから
出力される。
【0022】伝搬検出入力端子P0,P1,P2,P3
の伝搬検出信号のすべてが“1”のときには、トランス
ファゲート29がオンし、トランスファゲート28がオ
フする。それにより、伝搬桁上げ入力端子Cpの桁上げ
信号が桁上げ出力端子Coに伝搬される。したがって、
この桁上げ先見回路に接続される4つの全加算器のすべ
てが伝搬状態であると、伝搬桁上げ入力端子Cpの桁上
げ信号が桁上げ出力端子Coから出力される。
【0023】すなわち、図12に示されるように、伝搬
検出入力端子P0,P1,P2,P3の伝搬検出信号の
論理積が“0”のときには、桁上げ出力端子Coの桁上
げ信号は生成桁上げ入力端子CGの桁上げ信号と等しく
なる。また、伝搬検出入力端子P0,P1,P2,P3
の論理積が“1”となるときには、桁上げ出力端子Co
の桁上げ信号は伝搬桁上げ入力端子Cpの桁上げ信号と
等しくなる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、各全加
算器において、桁上げ出力端子COの桁上げ信号は、桁
上げ入力端子CIに与えられる桁上げ信号またはデータ
入力端子Bに与えられるデータの伝搬により得られる。
また、和信号出力端子Sの和信号は、桁上げ入力端子C
Iに与えられる桁上げ信号またはその反転信号の伝搬に
より得られる。
【0025】したがって、桁上げ出力端子COの桁上げ
信号は、トランスファゲートにより桁上げ入力端子CI
の桁上げ信号またはデータ入力端子Bのデータに関して
遅延される。また、和信号出力端子Sの和信号は、トラ
ンスファゲートにより桁上げ入力端子CIの桁上げ信号
に関して遅延される。
【0026】また、各桁上げ先見回路において、桁上げ
出力端子Coの桁上げ信号は、生成桁上げ入力端子CG
に与えられる桁上げ信号または伝搬桁上げ入力端子Cp
に与えられる桁上げ信号の伝搬により得られる。
【0027】したがって、桁上げ出力端子Coの桁上げ
信号は、トランスファゲートにより生成桁上げ入力端子
CGの桁上げ信号または伝搬桁上げ入力端子Cpの桁上
げ信号に関して遅延される。
【0028】図8に示す加算回路において、データA0
〜A15およびデータB0〜B15が与えられてからす
べての和信号S0〜S15が得られるまでに要する時間
(遅延時間)は、全加算器1〜16の状態によって異な
る。
【0029】最大遅延時間が発生するのは、最下位ビッ
トの全加算器1が消滅状態または生成状態であり、残り
の全加算器2〜15が伝搬状態のときである。
【0030】この場合、全加算器1においてはデータ入
力端子Bから桁上げ出力端子COへの伝搬による遅延T
1が生じる。全加算器2においては桁上げ入力端子CI
から桁上げ出力端子COへの伝搬による遅延T2が生じ
る。同様に、全加算器3,4において遅延T3,T4が
それぞれ生じる。
【0031】次に、桁上げ先見回路20において生成桁
上げ入力端子CGから桁上げ出力端子Coへの伝搬によ
る遅延T5が生じる。桁上げ先見回路21においては伝
搬桁上げ入力端子Cpから桁上げ出力端子Coへの伝搬
による遅延T6が生じ、桁上げ先見回路22においては
伝搬桁上げ入力端子Cpから桁上げ出力端子Coへの伝
搬による遅延T7が生じる。
【0032】さらに、全加算器13においては桁上げ入
力端子CIから桁上げ出力端子COへの伝搬による遅延
T8が生じ、同様に、全加算器14,15において遅延
T9,T10がそれぞれ生じる。最後に、全加算器16
において桁上げ入力端子CIから和信号出力端子Sへの
伝搬による遅延T11が生じる。
【0033】このように、データA0〜A15およびデ
ータB0〜B15が与えられてから和信号S15が得ら
れるまでに、11段分の遅延が生じる。
【0034】そこで、この発明の目的は、加算回路にお
いて最大遅延時間を短縮することである。
【0035】
【課題を解決するための手段】この発明に係る加算回路
は、nビットに対応するn個の全加算器を備える。最下
位ビット側のh個の全加算器および最上位ビット側のi
個の全加算器を除く複数個の全加算器はm個のグループ
に分割される。m個のグループの各々はk個の全加算器
を含む。
【0036】この加算回路は、m個のグループに対応し
て設けられ、各々が対応するグループ内のk個の全加算
器に接続されるm個の桁上げ先見回路をさらに備える。
【0037】hは1以上k以下の整数を表わし、iは1
以上k以下の整数を表わす。n、m、h、iおよびkは
次の関係を満足する。
【0038】n=h+k・m+i nがkの整数倍であるとき、iは1以上k以下である。
nがkの整数倍でないとき、iは1以上k−1以下であ
る。
【0039】
【作用】この発明に係る加算回路においては、最下位ビ
ット側のh個の全加算器および最上位ビット側のi個の
全加算器には桁上げ先見回路が設けられない。残りの複
数個の全加算器はmグループに分割され、各グループに
1つの桁上げ先見回路が設けられる。それにより、最大
遅延時間が短縮される。
【0040】
【実施例】
(1) 第1の実施例 図1は、第1の実施例による加算回路の構成を示すブロ
ック図である。この加算回路は、データA0〜A15か
らなる第1の16ビットデータおよびデータB0〜B1
5からなる第2の16ビットデータを加算する。
【0041】この加算回路は、データA0〜A15,B
0〜B15に対応する16個の全加算器1〜16および
3個の桁上げ先見回路30,31,32を含む。各全加
算器の構成および動作は、図9および図10に示される
構成および動作と同様である。各桁上げ先見回路の構成
および動作は図11および図12に示される構成および
動作と同様である。
【0042】全加算器1〜16のデータ入力端子Aには
それぞれデータA0〜A15が与えられ、全加算器1〜
16のデータ入力端子BにはそれぞれデータB0〜B1
5が与えられる。
【0043】最下位ビット側の2つの全加算器1,2お
よび最上位ビット側の2つの全加算器15,16を除い
て、残りの全加算器3〜14は3個のグループに分割さ
れる。第1のグループは全加算器3〜6を含み、第2の
グループは全加算器7〜10を含み、第3のグループは
全加算器11〜14を含む。第1のグループの全加算器
3〜6に桁上げ先見回路30が設けられ、第2のグルー
プの全加算器7〜10に桁上げ先見回路31が設けら
れ、第3のグループの全加算器11〜14に桁上げ先見
回路32が設けられる。
【0044】全加算器1の桁上げ入力端子CIは最下位
桁上げ入力端子CLに接続される。この実施例では、最
下位桁上げ入力端子CLは接地される。全加算器2の桁
上げ入力端子CIは全加算器1の桁上げ出力端子COに
接続される。
【0045】全加算器3の桁上げ入力端子CIおよび桁
上げ先見回路30の伝搬桁上げ入力端子Cpは全加算器
2の桁上げ出力端子COに接続される。全加算器4,
5,6の桁上げ入力端子CIはそれぞれ下位ビット側の
全加算器3,4,5の桁上げ出力端子COに接続され
る。全加算器6の桁上げ出力端子COは桁上げ先見回路
30の生成桁上げ入力端子CGに接続される。全加算器
3,4,5,6の伝搬検出端子Pは桁上げ先見回路30
の伝搬検出入力端子P0,P1,P2,P3にそれぞれ
接続される。
【0046】同様に、全加算器7,8,9,10は桁上
げ先見回路31に接続され、全加算器11,12,1
3,14は桁上げ先見回路32に接続される。全加算器
7の桁上げ入力端子CIおよび桁上げ先見回路31の伝
搬桁上げ入力端子Cpは桁上げ先見回路30の桁上げ出
力端子Coに接続され、全加算器11の桁上げ入力端子
CIおよび桁上げ先見回路32の伝搬桁上げ入力端子C
pは桁上げ先見回路31桁上げ出力端子Coに接続され
る。
【0047】全加算器15の桁上げ入力端子CIは桁上
げ先見回路32の桁上げ出力端子COに接続され、全加
算器16の桁上げ入力端子CIは全加算器15の桁上げ
出力端子COに接続される。全加算器16の桁上げ出力
端子COは最上位桁上げ出力端子CMに接続される。
【0048】全加算器1〜16の和信号出力端子Sから
はそれぞれ和信号S0〜S15が出力される。和信号S
0〜S15が第1の16ビットデータおよび第2の16
ビットデータの和を表わす16ビットデータを構成す
る。
【0049】この実施例では、n=16、m=3、k=
4、h=2、i=2である。図1の加算回路において、
全加算器3が消滅状態または生成状態であり、残りの全
加算器1,2,4〜16が伝搬状態のときに、最大遅延
時間が発生する。
【0050】この場合、全加算器3においてはデータ入
力端子Bから桁上げ出力端子COへの伝搬による遅延T
1が生じる。全加算器4においては桁上げ入力端子CI
から桁上げ出力端子COへの伝搬による遅延T2が生じ
る。同様に、全加算器5,6において遅延T3,T4が
それぞれ生じる。
【0051】桁上げ先見回路30においては生成桁上げ
入力端子CGから桁上げ出力端子Coへの伝搬による遅
延T5が生じる。また、桁上げ先見回路31においては
伝搬桁上げ入力端子Cpから桁上げ出力端子Coへの伝
搬による遅延T6が生じる。
【0052】さらに、全加算器11において桁上げ入力
端子CIから桁上げ出力端子COへの伝搬による遅延T
7が生じ、同様に、全加算器12,13において遅延T
8,T9がそれぞれ生じる。最後に、全加算器14にお
いて桁上げ入力端子CIから和信号出力端子Sへの伝搬
による遅延T10が生じる。
【0053】このように、データA0〜A15およびデ
ータB0〜B15が与えられてから和信号S13が得ら
れるまでに10段分の遅延が生じる。
【0054】この場合、全加算器1,2における遅延は
全加算器3,4における遅延T1,T2とそれぞれ同時
に発生する。また、桁上げ先見回路32における遅延お
よび全加算器15,16における遅延は全加算器11,
12,13における遅延T7,T8,T9と同時に発生
する。したがって、全加算器1,2,15,16および
桁上げ先見回路32における遅延は、最大遅延時間の算
出時に考慮する必要はない。
【0055】図1の加算回路を図8の加算回路と比較す
ると、桁上げ先見回路の数が1つ少なく、最大遅延時間
が1段分短くなっている。このように、上記実施例によ
れば、少ない回路で高速の加算演算が実行される。
【0056】(2) 第2の実施例 図2は、第2の実施例による加算回路の構成を示すブロ
ック図である。この加算回路は、第1の実施例と同様
に、データA0〜A15からなる第1の16ビットデー
タおよびデータB0〜B15からなる第2の16ビット
データを加算する。
【0057】この加算回路は、第1の実施例と同様に、
データA0〜A15,B0〜B15に対応する16個の
全加算器1〜16および3個の桁上げ先見回路30,3
1,32を含む。
【0058】最下位ビット側の1つの全加算器1および
最上位ビット側の3つの全加算器14,15,16を除
いて、残りの全加算器2〜13が3個のグループに分割
される。第1のグループは全加算器2〜5を含み、第2
のグループは全加算器6〜9を含み、第3のグループは
全加算器10〜13を含む。
【0059】第1のグループの全加算器2〜5に桁上げ
先見回路30が設けられ、第2のグループの全加算器6
〜9に桁上げ先見回路31が設けられ、第3のグループ
の全加算器10〜13に桁上げ先見回路32が設けられ
る。
【0060】この実施例では、n=16、m=3、k=
4、h=1、i=3である。図2の加算回路において、
全加算器2が消滅状態または生成状態であり、残りの全
加算器1,3〜16が伝搬状態のときに最大遅延時間が
発生する。
【0061】この場合、全加算器2,3,4,5におい
てそれぞれ遅延T1,T2,T3,T4が生じる。ま
た、桁上げ先見回路30,31においてそれぞれ遅延T
5,T6が生じる。さらに、全加算器10,11,1
2,13においてそれぞれ遅延T7,T8,T9,T1
0が生じる。
【0062】同時に、桁上げ先見回路32において遅延
T7が生じ、全加算器14,15,16においてそれぞ
れ遅延T8,T9,T10が生じる。
【0063】このように、データA0〜A15およびデ
ータB0〜B15が与えられてから和信号S12,S1
5が得られるまでに、10段分の遅延が生じる。
【0064】この場合、全加算器1における遅延は全加
算器2における遅延T1と同時に発生する。したがっ
て、全加算器1における遅延は、最大遅延時間の算出時
に考慮する必要はない。
【0065】図2の加算回路を図8の加算回路と比較す
ると、桁上げ先見回路の数が1つ少なく、最大遅延時間
が1段分短くなっている。このように、上記実施例によ
れば、少ない回路で高速の加算演算が実行される。
【0066】(3) 第3の実施例 図3は、第3の実施例による加算回路の構成を示すブロ
ック図である。この加算回路は、第1の実施例と同様
に、データA0〜A15からなる第1の16ビットデー
タおよびデータB0〜B15からなる第2の16ビット
データを加算する。
【0067】この加算回路は、第1の実施例と同様に、
データA0〜A15,B0〜B15に対応する16個の
全加算器1〜16および3個の桁上げ先見回路30,3
1,32を含む。
【0068】最下位ビット側の3つの全加算器1,2,
3および最上位ビット側の1つの全加算器16を除い
て、残りの全加算器4〜15が3個のグループに分割さ
れる。第1のグループは全加算器4〜7を含み、第2の
グループは全加算器8〜11を含み、第3のグループは
全加算器12〜15を含む。
【0069】第1のグループの全加算器4〜7に桁上げ
先見回路30が設けられ、第2のグループの全加算器8
〜11に桁上げ先見回路31が設けられ、第3のグルー
プの全加算器12〜15に桁上げ先見回路32が設けら
れる。
【0070】この実施例では、n=16、m=3、k=
4、h=3、i=1である。図3の加算回路において、
全加算器4が消滅状態または生成状態であり、残りの全
加算器1〜3,5〜16が伝搬状態のときに最大遅延時
間が発生する。
【0071】この場合、全加算器4,5,6,7におい
てそれぞれ遅延T1,T2,T3,T4が生じる。ま
た、桁上げ先見回路30,31においてそれぞれ遅延T
5,T6が生じる。さらに、全加算器12,13,1
4,15においてそれぞれ遅延T7,T8,T9,T1
0が生じる。
【0072】このように、データA0〜A15およびデ
ータB0〜B15が与えられてから和信号S14が得ら
れるまでに、10段分の遅延が生じる。
【0073】この場合、全加算器1,2,3における遅
延は、全加算器4,5,6における遅延T1,T2,T
3とそれぞれ同時に発生する。また、桁上げ先見回路3
2および全加算器16における遅延は、全加算器12,
13における遅延とそれぞれ同時に発生する。したがっ
て、全加算器1,2,3,16および桁上げ先見回路3
2における遅延は、最大遅延時間の算出時に考慮する必
要はない。
【0074】図3の加算回路を図8の加算回路と比較す
ると、桁上げ先見回路の数が1つ少なく、最大遅延時間
が1段分短くなっている。このように、上記実施例によ
れば、少ない回路で高速の加算演算が実行される。
【0075】(4) 第4の実施例 図4は、第4の実施例による加算回路の構成を示すブロ
ック図である。この加算回路は、第1の実施例と同様
に、データA0〜A15からなる第1の16ビットデー
タおよびデータB0〜B15からなる第2の16ビット
データを加算する。
【0076】この加算回路は、第1の実施例と同様に、
データA0〜A15,B0〜B15に対応する16個の
全加算器1〜16および2個の桁上げ先見回路30,3
1を含む。
【0077】最下位ビット側の4つの全加算器1,2,
3,4および最上位ビット側の4つの全加算器13,1
4,15,16を除いて、残りの全加算器5〜12は2
個のグループに分割される。第1のグループは全加算器
5〜8を含み、第2のグループは全加算器9〜12を含
む。
【0078】第1のグループの全加算器5〜8に桁上げ
先見回路30が設けられ、第2のグループの全加算器9
〜12に桁上げ先見回路31が設けられる。
【0079】この実施例では、n=16、m=2、k=
4、h=4、i=4である。図4の加算回路において、
全加算器5が消滅状態または生成状態であり、残りの全
加算器1〜4,6〜16が伝搬状態のときに、最大遅延
時間が発生する。
【0080】この場合、全加算器5,6,7,8におい
てそれぞれ遅延T1,T2,T3,T4が生じる。ま
た、桁上げ先見回路30,31においてそれぞれ遅延T
5,T6が生じる。さらに、全加算器13,14,1
5,16においてそれぞれ遅延T7,T8,T9,T1
0が生じる。
【0081】このように、データA0〜A15およびデ
ータB0〜B15が与えられてから和信号S15が得ら
れるまでに、10段分の遅延が生じる。
【0082】この場合、全加算器1,2,3,4におけ
る遅延は、全加算器5,6,7,8における遅延T1,
T2,T3,T4とそれぞれ同時に生じる。したがっ
て、全加算器1,2,3,4における遅延は、最大遅延
時間の算出時に考慮する必要はない。
【0083】図4の加算回路を図8の加算回路と比較す
ると、桁上げ先見回路の数が2つ少なく、最大遅延時間
が1段分短くなっている。このように、上記実施例によ
れば、少ない回路で高速の加算演算が実行される。
【0084】なお、全加算器13,14,15,16に
桁上げ先見回路を設けても、最大遅延時間は10段分と
なる。
【0085】(5) 第5の実施例 図5は、第5の実施例による加算回路の構成を示すブロ
ック図である。この加算回路は、データA0〜A16か
らなる第1の17ビットデータおよびデータB0〜B1
6からなる第2の17ビットデータを加算する。
【0086】この加算回路は、データA0〜A16,B
0〜B16に対応する17個の全加算器1〜17および
3個の桁上げ先見回路30,31,32を含む。
【0087】最下位ビット側の2つの全加算器1,2お
よび最上位ビット側の3つの全加算器15,16,17
を除いて、残りの全加算器3〜14が3個のグループに
分割される。第1のグループは全加算器3〜6を含み、
第2のグループは全加算器7〜10を含み、第3のグル
ープは全加算器11〜14を含む。
【0088】第1のグループの全加算器3〜6に桁上げ
先見回路30が設けられ、第2のグループの全加算器7
〜10に桁上げ先見回路31が設けられ、第3のグルー
プの全加算器11〜14に桁上げ先見回路32が設けら
れる。
【0089】この実施例では、n=17、m=3、k=
4、h=2、i=3である。図5の加算回路において、
全加算器3が消滅状態または生成状態であり、残りの全
加算器1,2,4〜17が伝搬状態のときに、最大遅延
時間が発生する。
【0090】この場合、全加算器3,4,5,6におい
てそれぞれ遅延T1,T2,T3,T4が生じる。ま
た、桁上げ先見回路30,31においてそれぞれ遅延T
5,T6が生じる。さらに、全加算器11,12,1
3,14においてそれぞれ遅延T7,T8,T9,T1
0が生じる。
【0091】同時に、桁上げ先見回路32において遅延
T7が生じ、全加算器15,16,17においてそれぞ
れ遅延T8,T9,T10が生じる。
【0092】このように、データA0〜A16およびデ
ータB0〜B16が与えられてから和信号S13,S1
6が得られるまでに、10段分の遅延が生じる。
【0093】この場合、全加算器1,2における遅延
は、全加算器3,4における遅延T1,T2とそれぞれ
同時に発生する。したがって、全加算器1,2における
遅延は、最大遅延時間の算出時に考慮する必要はない。
【0094】図5の加算回路を図8の加算回路と比較す
ると、桁上げ先見回路の数が1つ少なく、最大遅延時間
が1段分短くなっている。このように、上記実施例によ
れば、少ない回路で高速の加算演算が実行される。
【0095】(6) 第6の実施例 図6は、第6の実施例による加算回路の構成を示すブロ
ック図である。この加算回路は、データA0〜A17か
らなる第1の18ビットデータおよびデータB0〜B1
7からなる第2の18ビットデータを加算する。
【0096】この加算回路は、データA0〜A17,B
0〜B17に対応する18個の全加算器1〜18および
3個の桁上げ先見回路30,31,32を含む。
【0097】最下位ビット側の3つの全加算器1,2,
3および最上位ビット側の3つの全加算器16,17,
18を除いて、残りの全加算器4〜15が3個のグルー
プに分割される。第1のグループは全加算器4〜7を含
み、第2のグループは全加算器8〜11を含み、第3の
グループは全加算器12〜15を含む。
【0098】第1のグループの全加算器4〜7に桁上げ
先見回路30が設けられ、第2のグループの全加算器8
〜11に桁上げ先見回路31が設けられ、第3のグルー
プの全加算器12〜15に桁上げ先見回路32が設けら
れる。
【0099】この実施例では、n=18、m=3、k=
4、h=3、i=3である。図6の加算回路において、
全加算器4が消滅状態または生成状態であり、残りの全
加算器1〜3,5〜18が伝搬状態のときに、最大遅延
時間が発生する。
【0100】この場合、全加算器4,5,6,7におい
てそれぞれ遅延T1,T2,T3,T4が生じる。ま
た、桁上げ先見回路30,31においてそれぞれ遅延T
5,T6が生じる。さらに、全加算器12,13,1
4,15においてそれぞれ遅延T7,T8,T9,T1
0が生じる。
【0101】同時に、桁上げ先見回路32において遅延
T7が生じ、全加算器16,17,18においてそれぞ
れ遅延T8,T9,T10が生じる。
【0102】このように、データA0〜A17およびデ
ータB0〜B17が与えられてから和信号S14,S1
7が得られるまでに、10段分の遅延が生じる。
【0103】この場合、全加算器1,2,3における遅
延は、全加算器4,5,6における遅延T1,T2,T
3とそれぞれ同時に発生する。したがって、全加算器
1,2,3における遅延は、最大遅延時間の算出時に考
慮する必要はない。
【0104】図6の加算回路を図8の加算回路と比較す
ると、桁上げ先見回路の数が1つ少なく、最大遅延時間
が1段分短くなっている。このように、上記実施例によ
れば、少ない回路で高速の加算演算が実行される。
【0105】(7) 第7の実施例 図7は、第7の実施例による加算回路の構成を示すブロ
ック図である。この加算回路は、データA0〜A18か
らなる第1の19ビットデータおよびデータB0〜B1
8からなる第2の19ビットデータを加算する。
【0106】この加算回路は、データA0〜A18,B
0〜B18に対応する19個の全加算器1〜19および
3個の桁上げ先見回路30,31,32を含む。
【0107】最下位ビット側の4つの全加算器1,2,
3,4および最上位ビット側の3つの全加算器17,1
8,19を除いて、残りの全加算器5〜16が3個のグ
ループに分割される。第1のグループは全加算器5〜8
を含み、第2のグループは全加算器9〜12を含み、第
3のグループは全加算器13〜16を含む。
【0108】第1のグループの全加算器5〜8に桁上げ
先見回路30が設けられ、第2のグループの全加算器9
〜12に桁上げ先見回路31が設けられ、第3のグルー
プの全加算器13〜16に桁上げ先見回路32が設けら
れる。
【0109】この実施例では、n=19、m=3、k=
4、h=4、i=3である。図7の加算回路において、
全加算器5が消滅状態または生成状態であり、残りの全
加算器1〜4,6〜19が伝搬状態のときに、最大遅延
時間が発生する。
【0110】この場合、全加算器5,6,7,8におい
てそれぞれ遅延T1,T2,T3,T4が生じる。ま
た、桁上げ先見回路30,31においてそれぞれ遅延T
5,T6が生じる。さらに、全加算器13,14,1
5,16においてそれぞれ遅延T7,T8,T9,T1
0が生じる。
【0111】同時に、桁上げ先見回路32において遅延
T7が生じ、全加算器17,18,19においてそれぞ
れ遅延T8,T9,T10が生じる。
【0112】このように、データA0〜A18およびデ
ータB0〜B18が与えられてから和信号S15,S1
8が得られるまでに、10段分の遅延が生じる。
【0113】この場合、全加算器1,2,3,4におけ
る遅延は、全加算器5,6,7,8における遅延T1,
T2,T3,T4とそれぞれ同時に発生する。したがっ
て、全加算器1,2,3,4における遅延は、最大遅延
時間の算出時に考慮する必要はない。
【0114】図7の加算回路を図8の加算回路と比較す
ると、桁上げ先見回路の数が1つ少なく、最大遅延時間
が1段分短くなっている。このように、上記実施例によ
れば、少ない回路で高速の加算演算が実行される。
【0115】第5の実施例において、h=3,i=2ま
たはh=4,i=1にしても、最大遅延時間は10段分
となる。第5の実施例において、h=1,i=4にする
と、最大遅延時間は11段分になる。
【0116】同様に、第6の実施例において、h=4,
i=2にしても、最大遅延時間は10段分となる。第6
の実施例においてh=2,i=4にすると、最大遅延時
間は11段分になる。
【0117】さらに、第7の実施例において、h=3,
i=4にすると、最大遅延時間は11段分となる。
【0118】このように、nがkの整数倍になっていな
い場合には、iをk−1以下にすることが好ましい。
【0119】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、n個の
全加算器のうち最下位ビット側のh個の全加算器および
最上位ビット側のi個の全加算器に桁上げ先見回路が設
けられていないので、桁上げ信号の伝搬による最大遅延
時間が短縮される。したがって、少ない回路で高速に加
算処理を行なうことが可能な加算回路が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例による加算回路の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】第2の実施例による加算回路の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】第3の実施例による加算回路の構成を示すブロ
ック図である。
【図4】第4の実施例による加算回路の構成を示すブロ
ック図である。
【図5】第5の実施例による加算回路の構成を示すブロ
ック図である。
【図6】第6の実施例による加算回路の構成を示すブロ
ック図である。
【図7】第7の実施例による加算回路の構成を示すブロ
ック図である。
【図8】従来の加算回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図9】全加算器の構成の一例を示す回路図である。
【図10】図9の全加算器の真理値表を示す図である。
【図11】桁上げ先見回路の構成の一例の示す回路図で
ある。
【図12】図11の桁上げ先見回路の真理値表を示す図
である。
【符号の説明】
1〜19 全加算器 30〜32 桁上げ先見回路 CL 最下位桁上げ入力端子 CM 最上位桁上げ出力端子 A,B データ入力端子 CI 桁上げ入力端子 CO 桁上げ出力端子 S 和信号出力端子 P 伝搬検出端子 P0,P1,P2,P3 伝搬検出入力端子 Cp 伝搬桁上げ入力端子 CG 生成桁上げ入力端子 Co 桁上げ出力端子 A0〜A18,B0〜B18 データ S0〜S18 和信号 T1〜T10 遅延 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】図11の桁上げ先見回路は、NANDゲー
ト26、インバータ27およびトランスファゲート2
8,29を含む。伝搬検出入力端子P0,P1,P2,
P3には、4つの全加算器の伝搬検出端子Pがそれぞれ
接続される。生成桁上げ入力端子CGには、4つの全加
算器のうち最上位ビット側の全加算器から出力される桁
上げ信号が与えられる。伝搬桁上げ入力端子Cpには、
4つの全加算器のうち最下位ビット側の全加算器に入力
される桁上げ信号が与えられる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つのnビットのデータを加算する加算
    回路であって、 前記nビットに対応するn個の全加算器を備え、 最下位ビット側のh個の全加算器および最上位ビット側
    のi個の全加算器を除く複数個の全加算器がm個のグル
    ープに分割され、前記m個のグループの各々はk個の全
    加算器を含み、 前記m個のグループに対応して設けられ、各々が対応す
    るグループ内のk個の全加算器に接続されるm個の桁上
    げ先見回路をさらに備え、 前記hは1以上k以下の整数を表わし、前記iは1以上
    k以下の整数を表わす、加算回路。
  2. 【請求項2】 前記n、前記m、前記h、前記iおよび
    前記kは、 n=h+k・m+i の関係を満足する、請求項1に記載の加算回路。
  3. 【請求項3】 前記nが前記kの整数倍であるとき、前
    記iは1以上k以下であり、前記nが前記kの整数倍で
    ないとき、前記iは1以上k−1以下である、請求項2
    に記載の加算回路。
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